JP2018144231A - 柔軟性に優れた装飾材 - Google Patents

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【課題】従来提供することができなかった組子細工のような意匠性の高いデザインを施した柔軟性に優れた装飾材を提供すること。【解決手段】本発明の装飾材は、複数の開口部と該開口部間を仕切る骨格とで幾何学模様が形成されていると共に、前記骨格は柔軟性に優れた軟質発泡体である。【選択図】図1

Description

本発明は幾何学模様が形成された柔軟性に優れた装飾材に関する。
近年、日本国外において日本の伝統工芸品が注目を集めている。例えば非特許文献1に示す様に組子細工は木片を手作業で組み合わせて様々な模様を作り出す造形芸術として知られており、扉、間仕切りなどの建具や照明カバーなどの照明具の装飾に用いられている。
しかしながら組子細工は手作業であるため高価であり、また木材の性質から円筒状などの曲面加工ができなかった。一方、木材に代わる新しい材料として硬質樹脂が提案されており、樹脂を金型で所定の形状に成形した硬質樹脂製の装飾材が提案されている。
Lattice Wooden Screen Design TANIHATA、[2017年2月3日検索]、インターネット<URL:http://www.tanihata.biz/kumiko/index.html>
硬質樹脂を用いた装飾材として例えば装飾が施された扉を製造する場合、装飾を施した金型に樹脂を注入することで装飾が一体的に形成された硬質樹脂扉を製造できる。硬質樹脂製の装飾材は同一形状の装飾材の大量生産に適しているが、模様、形状、サイズなどをカスタマイズできず、また硬質樹脂は組子細工のような細かい加工を施すと割れるなどの加工不良が生じた。また組子細工のような細かい装飾を金型成形するとバリ取り作業時に硬質樹脂に割れが生じるなど実質的に製造が困難であった。
本発明の目的は、従来提供することができなかった組子細工のような意匠性の高いデザインを施した柔軟性に優れた装飾材を提供することである。
上記課題を解決し得た本発明は、複数の開口部と該開口部間を仕切る骨格とで幾何学模様が形成されていると共に、前記骨格は柔軟性に優れた軟質発泡体である装飾材である。
前記幾何学模様は組子寄せ木模様であること、前記軟質発泡体は独立気泡を有すること、前記軟質発泡体は、軟質ポリウレタン発泡体、軟質ポリエチレン発泡体、軟質ポリプロピレン発泡体、軟質ポリスチレン発泡体、軟質ポリ塩化ビニル発泡体、軟質エチレン−酢酸ビニル共重合体発泡体、および軟質PET樹脂発泡体よりなる群から選ばれる少なくとも1種であること、前記装飾材は、2色以上で着色されたものであること、前記装飾材は、香料を含むものであることはいずれも好ましい実施態様である。
また上記装飾材の少なくとも一方の面にシートが積層されていることも好ましい実施態様である。
本発明の装飾材の好ましい実施態様には上記装飾材が組み込まれた建具、上記装飾材を用いた照明具が含まれる。
本発明によれば従来は提供できなかった組子細工のような意匠性の高いデザインを施した樹脂を素材にした装飾材を提供できる。特に本発明の装飾材は柔軟性を有するため曲面など任意の箇所に設置できると共に、加工性に優れているため容易にカスタマイズ可能である。
図1は本発明の装飾材の一例である。 図2は本発明の装飾材とシートとの積層体の一例である。 図3は本発明の装飾材を組み込んだ建具の一例である。 図4は本発明の装飾材を用いた照明具の一例である。 図5は本発明の装飾材を円筒状の花瓶の外装に使用した実際の使用例である。
本発明の装飾材は、複数の開口部と該開口部間を仕切る骨格とで幾何学模様が形成されていると共に、該骨格は柔軟性に優れた軟質発泡体であることに要旨を有する。以下、図面に基づいて本発明の装飾材を説明するが、本発明は下記図示例に限定されず、適宜変更することが可能である。
図1は本発明の装飾材の一例であり、装飾材1は外枠2の内側に複数の開口部3と隣接する開口部を仕切る骨格4で構成され、これらの組み合わせで意匠性が付与される。上記開口部3は装飾材1の一方の面から他方の面、すなわち、装飾材1の厚み方向に連通する貫通孔である。貫通孔を有することによって装飾材1に例えば透光性、通風性が付与される。貫通孔は水平に載置した装飾材1に対して垂直方向に設けられていることが好ましいが、傾斜していてもよい。貫通孔を垂直方向に設けることで従来の組子細工と同様の見た目と機能性を発揮できる。なお、開口部3の大きさは特に限定されず、デザインに応じて適宜設定すればよい。従来の組子細工のデザインや透光性、通風性、加工性を考慮すると開口部3の大きさは好ましくは0.5cm以上、より好ましくは1cm以上である。開口部3が大きくなりすぎると骨格4や装飾材1のゆがみが生じる等して意匠性の低下や耐久性の低下要因となるため、開口部3の大きさは好ましくは20cm以下、より好ましくは15cm以下、更に好ましくは10cm以下、より更に好ましくは5cm以下である。開口部3の大きさとは図1の一部拡大図14に示す様に装飾材1を水平に載置した状態における装飾材1の表面の開口部の円相当直径15である。
上記骨格4は開口部3と該開口部3に隣接する他の開口部3との仕切り部である。該骨格4によって上記貫通孔の厚み方向の内壁も形成される。開口部3間の骨格4の幅16は特に限定されず、デザインに応じて設計すればよい。骨格4の幅16が狭すぎると通風時の音なり(不快音)の原因となったり、骨格4や装飾材1のゆがみが生じる原因となるため、骨格4の幅16は好ましくは0.2cm以上、より好ましくは0.5cm以上、更に好ましくは1cm以上である。また骨格4の幅16が大きくなりすぎるとデザイン性が失われるため好ましくは5cm以下、より好ましくは3cm以下、更に好ましくは2cm以下である。なお、骨格4の幅16とは一部拡大図14に示す様に装飾材1を水平に載置した状態における装飾材1の表面の開口部3間の骨格4の幅16である。
本発明の装飾材1は開口部3と骨格4とを組み合わせることで所望の幾何学模様が形成されている。すなわち、骨格4を組み合わせて平面上の閉じた単純折れ線によって開口部3を形成し、これらを組み合わせることで幾何学模様を形作ることができる。幾何学模様は同じパターン、異なるパターンの組み合わせのいずれでもよい。骨格4の長さ、形を変化させると共に、これらの組み合わせをかえることで様々な形状の開口部3を作ることができる。したがって開口部3の形状は特に限定されず、多角形、円形、不定形のいずれでもよい。多角形は例えば正三角形、正四角形、正五角形などの正多角形であってもよいし、二等辺三角形、長方形、菱形などの非正多角形であってもよい。また円形は正円、楕円などでよく、不定形な曲線と直線との組み合わせた形や異なる長さの直線同士の組み合わせた形でもよい。
幾何学模様は組子寄せ木模様であることが好ましく、伝統的な組子寄せ木模様としては、升つなぎ、桐、蜀江などの真矩組子、角菱、三重菱などの菱組、麻の葉、桜亀甲などの亀甲物などが例示されるがこれに限定されない。本発明の装飾材には任意の模様を施すことができる。
本発明の装飾材1は周囲を閉じた外枠2を有しており、その枠2内に該枠2と接続された骨格4によって上記幾何学模様が形成されていることが好ましい。装飾材1の形状は特に限定されず、正円、楕円などの円形、三角、四角などの多角形(正多角形、または非正多角形)など任意の形状でよい。
また装飾材1表面の全骨格4の面積よりも全開口部3の面積の割合が高くなるように幾何学模様をデザインすることが好ましい。全開口部3面積の割合が高い方が、組子細工と同様、装飾材1の意匠性が高まるため好ましい。軟質発泡体を用いた場合、上記した骨格4の幅16や上記開口部3の面積に加工しても割れなどの破損が生じ難く、また全骨格4の面積よりも全開口部3の面積を大きくしても後記するように支持体と組み合わせることで装飾材1にたわみなどの形状崩れが生じないため十分な耐久性を有する。
上記骨格4は柔軟性に優れた軟質発泡体で形成されている。本発明において軟質発泡体とは、圧縮に対する復元性を有する発泡体であり、具体的には発泡体を50%圧縮・開放した復元後の厚みの減少率が10%未満である発泡体をいう。また優れた柔軟性とは、常温下で装飾材1を直径20cmの円柱に巻き付けても装飾材1に白化、割れが生じないことをいう。
本発明では各種公知の軟質発泡体を用いることができる。軟質発泡体として例えば軟質ポリウレタン発泡体、軟質ポリエチレン発泡体、軟質ポリプロピレン発泡体、軟質ポリスチレン発泡体、軟質ポリ塩化ビニル発泡体、軟質エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)発泡体、および軟質PET樹脂発泡体が含まれ、単独、あるいは2種以上を積層させてもよい。また軟質発泡体の原料は1種または2種以上の樹脂を組み合わせたものでもよい。これらのなかでも軟質EVA発泡体が好ましい。軟質EVA発泡体は他の軟質発泡体と比べて耐久性や柔軟性に優れていると共に、幾何学模様を成形する際の加工性にも優れている。また軟質EVA発泡体を着色することで木材とほぼ同等の木質調の外観を有する装飾材となる。
また軟質発泡体は内部に気泡を含む多孔性材料であるが、好ましくは隣接する気泡が壁(すなわち、上記骨格4)で仕切られている独立気泡を有するものである。気泡同士が繋がっている連続気泡の場合、該連続気泡を介した光りの漏れ、或いは連続気泡が虫食い穴のように見えるなど、連続気泡が装飾材1の美観を損ねる要因となる。したがって本発明では独立気泡を有する上記軟質発泡体が好ましく、より好ましくは独立気泡を有する軟質EVA発泡体である。
本発明の装飾材に用いる柔軟性に優れた軟質発泡体は市販されている軟質発泡体を用いることができる。また軟質発泡体の製造方法も特に限定されず、スラブ発泡法、注入発泡法、モールド発泡法、連続ラミネート、スプレー発泡法など各種公知の成形方法で発泡させた軟質発泡体を所望の厚み、サイズにカッティングして用いることができる。
幾何学模様は板状の軟質発泡体を任意の加工技術で所望の形状となるように加工すればよい。このような加工技術としてはウォータージェットカッティング、レーザーカッティング、カッティングプロッター、回転カッター、レシプロソー、トムソン加工、プレス加工、打ち抜き加工などが例示される。
本発明の装飾材1は表面光沢度が低いことが好ましい。光沢度が高くなるほど、光の反射率が高くなって木質感が失われる傾向にある。装飾材1の光沢度はJIS−Z8741(1997)に準拠した60度表面光沢度(Gs(60°))が好ましくは80以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは30以下、より更に好ましくは15以下、最も好ましくは5以下である。なお、光沢度は発泡材料に公知のつや消し剤を添加したり、樹脂の配合を変更するなど成形材料を改質して光沢度を低下させてもよいし、発泡体につや消し塗装、つや消しフィルム貼合など公知の後加工によって光沢度を低下させてもよい。また発泡体の製造方法として金型を用いると金型との接触面の表面平滑度が高くなって輝度が上がることがあるため、金型成形以外で成形された発泡体を用いてもよい。
また装飾材1は着色されていることが好ましい。装飾材1は所望の色に着色してもよいが、木質感を高めるために茶系色が好ましい。また好ましくは1または2色以上の茶系色で着色されていることであり、より好ましくは2色以上の茶系色である。2色以上の茶系色を使用することでより一層、木質感を高めることができる。茶色系としては特に限定されず、各種公知の木質色を用いることができ、例えば煉瓦色や羊羹色、栗皮色、灰茶色、鳶色、檜皮色、紅柄色などが例示される。装飾材1は表面のみが着色されていてもよいし、表面と内部が着色されていてもよい。装飾材1の内部が着色されていると装飾材1がチッピングなどで欠けても木質感を維持できるので好ましい。
なお、装飾材1の着色手段は各種公知の方法を採用でき、特に限定されない。例えば表面のみが着色された装飾材1は幾何学模様を形成した後で塗料などで着色すればよい。また例えば表面だけでなく内部も着色された装飾材1は、発泡前の発泡材料に着色剤を添加して発泡させた発泡材を用いればよい。
装飾材1は、香料を含むことが好ましい。香料としては各種公知の香料でよいが、木質感を高めるためには好ましくは木系の香料である。香料としては檜などの木抽出成分(天然香料)や合成香料が例示される。香料の付与方法は特に限定されず、各種公知の香料含有スプレーで装飾材に塗布してもよいし、発泡材料に香料を添加してもよい。好ましくは発泡材料に香料を添加して製造された発泡体を用いた装飾材1であり、このような装飾材1は内部に香料を含むため長期間にわたって香りを放出できる。
装飾材1には更に各種公知の添加剤が含まれていてもよく、難燃剤、防かび剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤などが例示される。
装飾材1の厚みは特に限定されないが、厚みが増すと重量が増加して支持体への負荷が大きくなるため、装飾材の厚みは好ましくは10cm以下、より好ましくは5cm以下である。一方、薄くなりすぎると破損しやすくなるなど耐久性に問題が生じるため、好ましくは5mm以上、より好ましくは1cm以上である。また装飾材1のサイズは所望のサイズでよく、また装飾材1の形状(外形)も限定されず、軟質発泡体を所望の厚み、サイズにカッティング等で加工すればよい。
図2は本発明の装飾材1とシート5との積層体の一例を示す図面であり、図1の装飾材1にシート5を積層させた側面図である。シート5は装飾材1の少なくとも一方の面に積層されていてもよい。シート5の材質は特に限定されず、例えば紙、プラスチックが例示される。シート5は無色(素材色)、単色、2色以上の組み合わせ、或いは任意の絵柄などを有するものでもよい。またシート5は保護フィルム、接着フィルム、透光性シートなど公知の機能性を有するものでもよい。例えば透光性シートを積層させた装飾材1を照明装置と組み合わせると、装飾材1の幾何学模様の陰影が強調されて意匠性を高めることができる。透光性シートは、光を透過する性質を有すればよく、紙、和紙、プラスチックシートなど各種公知のシート材を用いることができる。なお、シート5は任意のシートを複数積層させてもよい。
また装飾材1表面には各種公知の印刷、転写、ラミネート、ホットスタンプなどが施されていてもよい。
本発明の装飾材は各種用途に使用できる。例えば壁、天井、発光体、欄間、間仕切り、建具、窓、鏡、柱などに設置することで設置部分の意匠性を高めることができる。なお、本発明の装飾材は柔軟性を有するためそれ自体では自立性がなく、支持体と組み合わせて使用することが好ましい。例えば本発明の装飾材を既存の壁や天井、照明装置、花瓶などを支持体とし、該支持体に装飾材の一方の面を密着させて使用してもよいし、或いは壁などの一部をくり抜き、該くり抜き部分に装飾材をはめ込み、くり抜き部分で装飾材の外枠を固定させて使用してもよい。
本発明の装飾材を間仕切り、扉、窓などの建具の一部に組み込んでもよい。図3は本発明の装飾材を組み込んだ建具の一例であって、窓7に本発明の装飾材1を設置したノブ8を有する扉6の例である。扉6は木製、硬質樹脂製、金属製など従来公知の扉である。扉6の窓7には透明樹脂、半透明樹脂、半透明ガラス、透明ガラスなど各種公知の透光パネル11が固定設置されている。装飾材1は窓7の一部に設置されているが、窓7と同一サイズでもよい。装飾材1は窓7の透光パネル11を支持体とし、該透光パネル11に粘着材など公知の貼付方法によって設置されている。このように本発明の装飾材1を設置することで扉6の意匠性を容易に向上できる。また装飾材1は開口部3と透光パネル11を介して採光することができる。特に装飾材1は軟質発泡体であるため、設置部分との密着性が良好であると共に軽量であるため耐剥離性が高く、長期使用が可能である。また装飾材1として図2に示す様な装飾材1と透光性シート5との積層体を用いてもよい。
なお、図3において装飾材1は透光パネル11が設けられていない窓7に直接設置してもよい。その場合は窓7の枠に装飾材1の外枠2(図1参照)を固定することで設置できる。特に装飾材1を窓7と同一サイズにすることで装飾材1のゆがみやたわみを抑制して固定できる。
図4は本発明の装飾材を用いた照明具の一例であって、フロアライト9に本発明の装飾材1を設置した例である。電球などの発光体は外枠10と透光パネル11で構成されたフロアライト9の内側に設置されている。図示例では装飾材1は透光パネル11の外側に設置されているが、透光パネル11の内側に設置されていてもよい。装飾材1は透光パネル11を支持体とし、該透光パネル11に粘着剤など公知の貼付方法によって設置されている。
なお、図4において図2に示すような装飾材1と透光性シート5との積層体を照明具に用いることもできる。透光パネル11の外側に装飾材1を設置すると共に、装飾材1の外側(透光パネル11と反対側面)に透光性シート5を設けることで、幾何学模様の凹凸感を出すことなく、発光体の光によって幾何学模様を映し出すことができると共に、幾何学模様部分への埃等の堆積を抑制できる。本発明の装飾材1はフロアライト以外にも壁面ライト、天井ライトなど各種公知の照明具にも同様に設置できる。
図5は本発明の装飾材を円柱状の花瓶に外装した一例であって、実際にガラスの花瓶に使用した写真である。装飾材1は花瓶12を支持体とし、該花瓶12の側面、すなわち曲面に沿って粘着剤などの公知の貼付方法によって設置されている。このように本発明の装飾材1は柔軟性を有するため設置箇所が曲面であっても、該曲面に沿って設置することが可能である。また装飾材1として図2に示す様な装飾材1と透光性シート5との積層体を用いてもよい。
1 装飾材
2 外枠
3 開口部
4 骨格
5 シート
6 扉
7 窓
8 ノブ
9 フロアライト
10 外枠
11 透光パネル
12 花瓶
13 花
14 一部拡大図
15 円相当直径
16 骨格の幅

Claims (9)

  1. 複数の開口部と該開口部間を仕切る骨格とで幾何学模様が形成されていると共に、前記骨格は柔軟性に優れた軟質発泡体である装飾材。
  2. 前記幾何学模様は、組子寄せ木模様である請求項1に記載の装飾材。
  3. 前記軟質発泡体は独立気泡を有するものである請求項1または2に記載の装飾材。
  4. 前記軟質発泡体は、軟質ポリウレタン発泡体、軟質ポリエチレン発泡体、軟質ポリプロピレン発泡体、軟質ポリスチレン発泡体、軟質ポリ塩化ビニル発泡体、軟質エチレン−酢酸ビニル共重合体発泡体、および軟質PET樹脂発泡体よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載の装飾材。
  5. 前記装飾材は、2色以上で着色されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の装飾材。
  6. 前記装飾材は、香料を含むものである請求項1〜5のいずれかに記載の装飾材。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の装飾材の少なくとも一方の面にシートが積層されている装飾材。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の装飾材が組み込まれた建具。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の装飾材を用いた照明具。
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