JP2018143648A - 眼科装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】架台を手動で操作する操作性を確保しつつ架台の動きに起因する眼科測定への悪影響が抑えられる眼科装置を提供する。
【解決手段】被検眼の測定を行う測定部104と、測定部104が固定され、被検眼に対して人力により移動可能な架台102と、架台102の移動速度を検出するセンサと、これらセンサにより検出される架台102の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmaxを超える場合に架台102を動力により移動速度Vmaxで駆動するモータを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、手動で被検眼に対するアライメントが可能な眼科装置に関する。
カメラ等の測定部が配置された架台を手動で動かし、被検眼に対する測定部のアライメント(位置の調整)が可能な眼科装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。架台を手動で動かす構造の眼科装置は、操作性が良好で扱い易いという優位性がある。
特開2013−220134号公報
眼科装置の機能には、前眼部の撮影、眼底の撮影、眼底の血管の血流の測定、眼底の血管の造影撮影等がある。眼科装置を用いた被検眼の観察において、患部の選択や微調整のため撮影を行いながらアライメントを行う場合がある。この際、動作モードによっては、撮影の結果がアライメント時における架台の移動の影響を受ける場合がある。例えば血流の測定はドップラー効果を利用するので、測定中に架台を激しく動かすと、血流の測定値に誤差が生じる。
このような背景において、本発明は架台を手動で操作する操作性を確保しつつ架台の動きに起因する眼科測定への悪影響が抑えられる眼科装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、被検眼の測定を行う測定部と、前記測定部が固定され、前記被検眼に対して人力により移動可能な架台と、前記架台の移動速度を検出するセンサと、前記センサにより検出される前記架台の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmaxを超える場合に前記架台を動力により前記移動速度Vmaxで駆動する駆動装置とを備える眼科装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動装置は、前記架台の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmax以下である場合に前記架台を前記移動速度Vで駆動することを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記測定部は、前記被検眼の血流を測定し、前記Vmaxは、前記血流の測定を阻害しない値に設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、被検眼の測定を行う測定部と、前記測定部が固定され、前記被検眼に対して人力で移動可能な架台と、前記架台に外部から加わる駆動力を検出する圧力センサと、前記架台を動力で駆動する駆動装置と、前記圧力センサの出力に基づき、前記架台が予め定めた速度Vmaxを超えて移動しないように前記駆動装置から前記架台に駆動力が加えられる眼科装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記架台が人力により、V≦Vmaxを満たす速度Vで移動する際、前記駆動装置は、前記速度Vで前記架台を駆動することを特徴とする
本発明によれば、架台を手動で操作する操作性を確保しつつ架台の動きに起因する眼科測定への悪影響が抑えられる眼科装置が得られる。
眼科装置の概念図である。 制御系のブロック図である。 動作処理の手順の一例を示すフローチャートである。
(構成)
図1には、眼科装置100が示されている。眼科装置100は、本体の筐体となるベース部101を備えている。ベース部101には、架台102が配置されている。架台102は、ベース部101に対してZ−X平面(水平面)で移動が可能な状態でベース部101上に配置されている。
架台102には、架台102を手動で動かすための操作レバー103が配置されている。操作レバー103を動かすと、その力が架台102に伝わり、架台102がZ−X平面上で移動する。操作レバー103により架台102を動かす機構は、既に製品化されており、例えば特開2013−220134号公報等に記載された技術が公知である。なお、架台102は図示しない上下方向の微動手段も備えている。
架台102の上には測定部104が固定されている。測定部は、カメラを備え、OCT、前眼部の撮影、眼底の撮影、眼底の血管の血流の測定、眼底の血管の造影撮影を行う機能を有する。これらの機能の一つは、動作モードを選択することで選択される。すなわち、後述するタッチパネル上に各機能を実行するための動作モードの選択ボタンがあり、希望する機能の選択ができるように構成されている。
眼科装置100は、架台102の移動を電動で制限する駆動機構を備えている。図2には、眼科装置100の制御系200のブロック図が示されている。制御系200は、制御用マイコン201により動作が制御される。制御用マイコン201は、CPU、メモリ、各種のインターフェース回路を備えている。制御系200の各部は、以下に説明する機能を実行するための電子回路や電子部品(センサがモータ等)によって構成されている。
図1には図示省略されているが、眼科装置100は、タッチパネルディスプレイ106を備えたモニタ105を備えている。モニタ105は眼科装置100が取得した画像(例えば眼底画像等)を表示すると共に、眼科装置100の操作パネルとして機能する。
モニタ105は、タッチパネルディスプレイ106の出力(パネル操作に係る出力)は、メイン基板107で受け付けられる。なお、タッチパネルディスプレイ106に表示する画像の表示制御に係る回路は図示省略されている。
メイン基板107は、動作モード設定部108を備えている。動作モードには、OCTモード、前眼部の撮影モード、眼底の撮影モード、眼底の血管の血流の測定モード、眼底の血管の造影撮影を行う造影撮影モードが用意されている。ユーザは、タッチパネルディスプレイ106を操作し、これら動作モードの中から希望する動作モードを選択する。動作モード設定部108は、ユーザが選択した動作モードでドライバ制御部131および移動制御部109が動作するようにする設定信号を出力する。
移動制御部109は、X駆動モータドライバ110とZ駆動モータドライバ111を備える。X駆動モータドライバ110は、架台102に対するX軸方向の駆動力を発揮するX駆動ステッピングモータ112の動作を制御する。Z駆動モータドライバ111は、架台102に対するZ軸方向の駆動力を発揮するZ駆動ステッピングモータ113の動作を制御する。
X駆動ステッピングモータ112は、架台102のX軸方向に動かす駆動力を発生する。Z駆動ステッピングモータ113は、架台102のZ軸方向に動かす駆動力を発生する。X駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113は、動作モード設定部108で選択された動作モードで動作する。動作モードには、X駆動モータドライバ110およびZ駆動モータドライバ111の一方または両方が駆動力を発揮しない場合も含まれる。
架台102は、操作レバー103が操作されることでX軸方向およびZ軸方向に移動する。この架台102の移動の源となる駆動力は、ユーザによる操作レバー103の操作による人力で生じるが、この人力による駆動力がX(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123、Z(-)軸力検出センサ124によって検出される。
X(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123、Z(-)軸力検出センサ124は圧力センサである。X(+)軸力検出センサ121は、架台102がX(+)軸方向に移動しようとすると、架台102によって押され、その圧力を検出する。X(-)軸力検出センサ122は、架台102がX(-)軸方向に移動しようとすると、架台102によって押され、その圧力を検出する。Z(+)軸力検出センサ123は、架台102がZ(+)軸方向に移動しようとすると、架台102によって押され、その圧力を検出する。Z(-)軸力検出センサ124は、架台102がZ(-)軸方向に移動しようとすると、架台102によって押され、その圧力を検出する。
例えば、操作レバー103が操作されて架台102がX軸正方向に移動しようとすると、架台102がX(+)軸力検出センサ121を押す。この押圧力がX(+)軸力検出センサ121により検出される。この原理により、ユーザによる操作レバー103の操作に起因する架台102のX−Z平面内での動きが、X(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123、Z(-)軸力検出センサ124により検出される。
各軸力検出センサの検出信号は、ドライバ制御部131の変換部132に送られる。変換部132は、軸力検出センサの検出信号を架台102の移動速度に変換する。例えば、架台102がX(+)軸方向に動かされると、X(+)軸力検出センサ121がX(+)軸方向の圧力を検出する。この圧力は、架台102のX(+)軸方向の速度に依存している。X(+)軸方向の圧力と架台102の同方向の速度との関係は予め取得されている。よって、X(+)軸方向の圧力が判ることで、架台102のX(+)軸方向の速度が得られる。つまり、X(+)軸力検出センサ122の出力から架台102のX(+)軸方向の速度が得られる。
同様の原理により、X(-)軸力検出センサ122の出力から架台102のX(-)軸方向の速度が得られ、Z(+)軸力検出センサ123の出力から架台102のZ(+)軸方向の速度が得られ、Z(-)軸力検出センサ124の出力から架台102のZ(-)軸方向の速度が得られる。これらの処理が変換部132で行われる。
ドライバ制御部131は、判定部133を備える。判定部133は、X(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123およびZ(-)軸力検出センサ124によって検出された架台102の移動速度が、規定の閾値(Vmax)以下か否かを判定する。この判定の結果に基づき、移動制御部109によるX駆動ステッピングモータ112とZ駆動ステッピングモータ113の駆動が行われる。
(動作の一例)
以下、制御系200で行われる処理の一例を説明する。図3は、制御系200で行われる処理の手順の一例を示すフローチャートである。図3の処理を実行するプログラムは、制御用マイコンの記憶領域に記憶されている。この動作プログラムを適当な記憶媒体に記憶し、そこから提供する形態も可能である。
まず、ユーザ(眼科装置100の操作者または被検眼者)は、動作モードの選択を行う。そして、選択した動作モード(例えば、眼底撮影モード)で被検眼に対する撮影が行われる。この際、操作レバー103が動かされ、被検眼のアライメント(被検眼に対する測定部104の位置合わせ)が行われ、架台102の移動が行われる。この過程において図3の処理が行われる。
図3の処理が開始されると、まずタッチパネルディスプレイ106に撮影プロトロコル画面が表示される(ステップS101)。撮影プロトロコル画面というのは、動作モードを選択する画面である。次いで、ユーザにより動作モードとして眼底血管の血流の測定を行うモードが設定されたか否か、が判定され(ステップS102)、当該動作モードが選択された場合、ステップS103に進み、他の動作モードが選択された場合は処理を終了する。
他の動作モードが選択された場合、架台102のモータ駆動は行われず、操作レバー103による人力による架台102の移動制御が行われる。なお、モータによる駆動を行わない場合に、モータが負荷になることによる操作レバー103の操作性の低下を抑えるために、X駆動ステッピングモータ112とZ駆動ステッピングモータ113の出力を図示しないクラッチにより遮断する。
ステップS102で血流測定モードが選択された状態において、操作レバー103が操作されると、架台102が動き、その動きがX(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123およびZ(-)軸力検出センサ124の一つまたは複数で検出される(ステップS103)。
架台102の動きが検出されたら、軸力検出センサの検出出力を架台102の駆動速度(手動で動かされる架台102の速度)に変換する(ステップS104)。この処理は、変換部132で行われる。架台102の駆動速度Vは、X軸方向における速度をVx、Z軸方向における速度をVzとして、V=√(Vx2+Vz2)により計算される。
次に、ステップS104で得た駆動速度Vが予め定めた規定値Vmax以下であるか否か、が判定される(ステップS105)。この処理では、VとVmaxの絶対値が比較される。この処理は、判定部133で行われる。駆動速度Vが予め定めた規定値Vmax以下である場合、ステップS106に進む。Vmaxは、血流の測定を阻害しない架台の移動速度の上限値として設定される。
ステップS106では、架台102の速度がステップS103で検出した速度Vとなる駆動パルスが移動制御部109からX駆動ステッピングモータ112とZ駆動ステッピングモータ113に向けて出力される(ステップS106)。そしてこの駆動パルスにより、X駆動ステッピングモータ112とZ駆動ステッピングモータ113が駆動され(ステップS107)、架台102に対するモータの駆動力が発揮される。この場合、ユーザによる操作レバー103の操作がアシストされる状態で架台102が速度Vで動く。
例えば、ユーザが操作レバー103を操作して架台102を動かし、その際にX(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123およびZ(-)軸力検出センサ124センサの検出出力から変換部132において速度Vが得られた場合を想定する。ここで、速度VのX軸方向の成分はVxであり、Z軸方向の成分はVzであり、絶対値で考えてV≦Vmaxであるとする。この場合、X駆動ステッピングモータ112は、架台102がX軸方向において速度Vxで移動するように架台102に対する駆動力を発揮する。Z駆動ステッピングモータ112は、架台102がZ軸方向において速度Vzで移動するように架台102に対する駆動力を発揮する。
なお、上記の架台102に対する速度Vでのモータによる駆動が行われている状況で、ユーザが操作レバー103に加える力を弱めると、ステップS103で検出される駆動力の検出値が低い値に変化し、モータの駆動力も弱くなり、対応して架台102の移動速度は低下する。つまり、ユーザが操作レバー103に加える力に対応したモータによる駆動アシスト力が生じるように制御が行われる。
そして、ユーザが指示するアライメント位置に架台102が移動し、ユーザから操作レバー103に加えられる力がゼロになると、軸力検出センサで検出される駆動力(操作レバー103から架台102に加えられる駆動力)がゼロになり、架台102に加わる力、すなわち操作レバー103からの駆動力とX駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113からの駆動力がなくなり、架台102は停止する(ステップS108)。なお、再び操作レバー103が操作されると、ステップS103以下の処理が行われる。
ステップS105において、操作レバー103による駆動速度V、つまり人力操作による架台102の駆動速度Vが規定測度Vmaxを超えている場合、ステップS109に進む。ステップS109では、Vmaxで架台102が動くように駆動パルスが出力される。ここで、Vmaxは操作レバー103による駆動速度Vと同じ方向となるように設定される。
そして、架台102がVmaxで動くようにX駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113が駆動される(ステップS110)。この場合、架台102がVmaxを超えて動くように、操作レバー103を動かしても、架台102がVmaxで動くように、X駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113による強制駆動が行われ、人力操作による架台102の移動に制動がかかった状態となる。
またこの状況で、操作レバー103の操作力を緩めると、センサで検出される操作レバー103による駆動力が小さくなり、モータによる架台102の駆動力は低下する。
またこの場合も、ユーザが指示するアライメント位置に架台102が移動し、操作レバー103から架台102に加えられる駆動力がゼロになると、架台102は停止する(ステップS108)。
(優位性)
上記の動作によれば、操作レバー103を操作して架台102が動かされるが、その際に人力での駆動速度(人力駆動速度)VがVmax以下であれば、検出された人力駆動速度Vで架台102が動くようにモータによるアシストが行われる。また、人力駆動速度VがVmaxを超えている場合、Vmaxを超えないように架台102の移動速度を制限するモータ制御が行われる。
例えば、血流の測定時に想定箇所の変更や修正のために、ユーザによる架台102の人力による駆動が行われる場合を想定する。血流の測定はドップラー効果を利用するので、検出精度の観点から撮影中における架台102の速度には上限がある。この上限以下となるようにVmaxが設定される。この場合、操作レバー103の操作が急激であっても架台102の移送速度が強制的にVmax以下に抑えられる。そのため、操作レバー103を操作しながら(架台102を動かしながら)血流を測定した場合における血流の測定誤差が抑えられる。
また、操作レバー103を動かしての架台102の人力駆動がモータによりアシストされるので、操作レバー103の操作に要する労力が軽減される。
(むすび)
図1〜図3に示す駆動装置100は、被検眼の測定を行う測定部104と、測定部104が固定され、被検眼に対して人力により移動可能な架台102と、架台102の移動速度を検出するX(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123、Z(-)軸力検出センサ124と、これらセンサにより検出される架台102の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmaxを超える場合に架台102を移動速度Vmaxで駆動するX駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113を備える。
ここで、X駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113は、架台102の人力による移動速度Vが予め規定された移動速度Vmax以下である場合に、架台102を移動速度Vで強制駆動する。
また、眼科装置100は、X(+)軸力検出センサ121、X(-)軸力検出センサ122、Z(+)軸力検出センサ123、Z(-)軸力検出センサ124に基づき、架台102が予め定めた速度Vmaxを超えて移動しないようにX駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113から架台102に駆動力が加えられる。また架台102が人力により、V≦Vmaxを満たす速度Vで移動する際、X駆動ステッピングモータ112およびZ駆動ステッピングモータ113は、速度Vで架台102を駆動する。
(その他)
架台102の移動速度に代えて、あるいは架台102の移動速度に加えて、架台102の加速度を検出する形態も可能である。この場合、架台102の加速度Gを検出し、加速度Gが予め規定する規定値Gmaxを超える場合に、架台102の加速度がGmaxとなるように、モータによる架台102の駆動が行われる。
Vmaxの設定が効果的な例として、血流を測定する場合を例示したが、ある程度の露出が必要な撮影の場合も、その過程で測定部と被検眼との間の相対的な激しい動きは好ましくない。この場合も本発明は有効である。また、Vmaxの値を複数用意し、動作モードや状況に応じてVmaxの設定を使い分けてもよい。
S104における変換処理を行わず、軸力センサ(圧力センサ)の出力に基づき、ステップS106以下の処理を行うか、ステップS109以下の処理を行うかの選択(ステップS105に対応する処理)を行う構成も可能である。
本発明の摘要は、人力操作される架台の移動速度に上限を設け、架台が上限速度以上で動かない様にする点にある。この上限速度以上で動かないようにする契機として、図3の処理では軸力センサの出力を速度に変換し、この変換された速度をステップS105で判定している。しなしながら、軸力センサの出力が架台の速度に関係する点を考えれば、軸力センサの出力を閾値で判定する形態も可能である。例えば、X(+)軸方向の検知軸力が閾値を超えた場合に、X(+)軸方向の移動速度を規定の値(Vmax)に制限する制御も可能である。
100…眼科装置、101…ベース部、102…架台、103…操作レバー、104…測定部。

Claims (5)

  1. 被検眼の測定を行う測定部と、
    前記測定部が固定され、前記被検眼に対して人力により移動可能な架台と、
    前記架台の移動速度を検出するセンサと、
    前記センサにより検出される前記架台の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmaxを超える場合に前記架台を動力により前記移動速度Vmaxで駆動する駆動装置と
    を備える眼科装置。
  2. 前記駆動装置は、前記架台の移動速度Vが予め規定された移動速度Vmax以下である場合に前記架台を前記移動速度Vで駆動する請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記測定部は、前記被検眼の血流を測定し、
    前記Vmaxは、前記血流の測定を阻害しない値に設定されている請求項1または2に記載の眼科装置。
  4. 被検眼の測定を行う測定部と、
    前記測定部が固定され、前記被検眼に対して人力で移動可能な架台と、
    前記架台に外部から加わる駆動力を検出する圧力センサと、
    前記架台を動力で駆動する駆動装置と、
    前記圧力センサの出力に基づき、前記架台が予め定めた速度Vmaxを超えて移動しないように前記駆動装置から前記架台に駆動力が加えられる眼科装置。
  5. 前記架台が人力により、V≦Vmaxを満たす速度Vで移動する際、
    前記駆動装置は、前記速度Vで前記架台を駆動する請求項4に記載の眼科装置。
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