JP2018143540A - Iabp駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 IABP駆動装置の操作者が、バルーンの内圧を調整するタイミングや調整方法を認識できるように促すことができるIABP駆動装置。【解決手段】バルーンが接続されたバルーンカテーテルを取り付け、前記バルーンを膨張及び収縮させるIABP駆動装置であって、前記バルーンの内圧であるバルーン内圧を測定する測定部と、前記バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための入力部と、前記操作信号に応じて、前記バルーンを膨張させるためのシャトルガス量を調整し、前記バルーン内圧を調整する調整部と、前記測定部で測定された前記バルーン内圧におけるプラトー圧を、前記バルーンの駆動中において常時数値表示することができる第1表示部と、を有するIABP駆動装置。【選択図】図4

Description

本発明は、IABP(大動脈内バルーンポンピング)法において被駆動機器を駆動するために用いられるIABP駆動装置に関する。
IABP法において、十分な補助(心臓の負担軽減)効果を得るためには、患者の拍動に対して適切なタイミングで大動脈内に留置したバルーンを膨張及び収縮させる必要がある。そこで、IABP法においてバルーンカテーテルのバルーンを駆動するために用いられる駆動装置では、被駆動機器であるバルーンの内圧波形を、患者の血圧波形や心電図波形と一緒に表示するものがある。このようなIABP駆動装置の操作者は、表示された波形を比較することにより、バルーンの膨張及び収縮が、患者の心臓の拍動に対して適切なタイミングで行われているかどうかを確認できる(特許文献1参照)。
また、IABP駆動装置では、バルーンの内圧を調整する調整機構を備えるものが提案されている。バルーンの内圧の調整機構は、意図的に心臓への補助機能を弱めるボリュームウィーニングと呼ばれる処置を行う場合や、バルーンの内圧が意図せず想定より高い状態となったときに、バルーンの内圧を適切な範囲まで低下させる場合などに、使用することができる。例えば、同じ容積のバルーンに対して、同じ量のシャトルガスを適用しても、バルーンを設置する大動脈の太さ及び形状が患者によって異なること等に起因して、バルーンの内圧が高すぎる状態になる場合があり、このような場合、調整機構によってバルーンの内圧を適切な範囲に調整することが求められる。
しかしながら、バルーンの内圧を調整することが求められる状況であっても、IABP駆動装置の操作者が、調整機構による調整が有効であることを認識せず、適切な操作を行わない場合は、バルーンの内圧が高い状態が継続してしまう。さらに、所定の上限値を超えてバルーンの内圧が高くなると、IABP駆動装置のアラーム部が警報動作を行い、IABP駆動装置によるバルーンの駆動が継続できなくなるという問題が発生する。
一方、このようなバルーンの内圧の上昇を避けるために、制御部が自動的にバルーンの内圧を調整することも考えられる。しかしながら、バルーンの内圧を自動的に調整する機構を採用すると、カテーテルチューブがキンクした場合のように、本来内圧の上昇を検知してアラーム部が警報動作を行わなければならない状況において、正しく警報動作が行われないおそれがある。したがって、バルーンの内圧を自動的に調整する機構を採用することは、安全性の観点から問題を有している。
特開平6−315528号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、IABP駆動装置の操作者が、バルーンの内圧を調整するタイミングや調整方法を認識できるように促すことができるIABP駆動装置に関する。
上記目的を達成するために、本発明に係るIABP駆動装置は、
バルーンが接続されたバルーンカテーテルを取り付け、前記バルーンを膨張及び収縮させるIABP駆動装置であって、
前記バルーンの内圧であるバルーン内圧を測定する測定部と、
前記バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための入力部と、
前記操作信号に応じて、前記バルーンを膨張させるためのシャトルガス量を調整し、前記バルーン内圧を調整する調整部と、
前記測定部で測定された前記バルーン内圧におけるプラトー圧を、前記バルーンの駆動中において常時数値表示することができる第1表示部と、を有する。
本発明の第1の観点に係るIABP駆動装置は、バルーン内圧における膨張時の圧力に相当するプラトー圧を、常時数値表示する第1表示部を有するため、操作者は、プラトー圧の数値表示を視認することで、バルーン内圧を迅速かつ正確に認識することができる。従来のIABP駆動装置では、バルーン内圧は波形表示されるものの、バルーン内圧の波形表示から、プラトー圧の正確な値を素早く読み取ることは難しい。そのため、操作者は、バルーンの駆動中において、バルーン内圧が高めなのか、中央値付近なのか認識するのが容易ではなかった。しかし、本発明の第1の観点に係るIABP駆動装置では、プラトー圧が数値表示される第1表示部を有するため、操作者は、バルーン内圧が高い状態にあれば、その状態を容易に認識することができ、IABP駆動装置が警報動作等に進む前の段階でバルーンの内圧を調整するきっかけを得ることができる。そのため、このようなIABP駆動装置では、バルーンの駆動を安定して継続できる可能性が高まる。
また、本発明の第2の観点に係るIABP駆動装置は、バルーンが接続されたバルーンカテーテルを取り付け、前記バルーンを膨張及び収縮させるIABP駆動装置であって、
前記バルーンの内圧であるバルーン内圧を測定する測定部と、
前記バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための入力部と、
前記操作信号に応じて、前記バルーンを膨張させるためのシャトルガス量を調整し、前記バルーン内圧を調整する調整部と、
前記調整部が前記シャトルガス量によって前記バルーン内圧を調整する調整度を表示する第2表示部と、を有し、
前記第2表示部は、前記調整度が所定の第1の状態であって前記プラトー圧が所定の第1の値以上であるときと、前記調整度が前記第1の状態であって前記プラトー圧が前記第1の値未満であるときとで、表示状態が異なることを特徴とする。
従来のIABP駆動装置では、バルーン内圧の調整度を表示する表示部を有していたとしても、その表示部の表示状態は、同じ調整度であれば同じであった。しかし、本発明の第2の観点に係るIABP駆動装置は、バルーン内圧を調整する調整度を表示する第2表示部を有し、同じ調整度であっても、第2表示部の表示状態が、プラトー圧が所定の第1の値以上であるか、第1の値未満であるかで異なる。
IABP駆動装置において予め設定される第1の値は、特に限定されないが、標準的なプラトー圧の値と、警報動作を行う必要のある高いプラトー圧の値との中間の値とすることが好ましい。このようなIABP駆動装置の操作者は、第2表示部の表示状態の違いを視認することにより、バルーンの内圧を調整することが有効ないし必要な状態であることを認識することができる。さらに、操作者は、IABP駆動装置が警報動作等に進む前の段階で、バルーンの内圧を調整するきっかけを得ることができるため、このようなIABP駆動装置では、バルーンの駆動を安定して継続できる可能性が高まる。
また、例えば、前記第2表示部は、点灯、点滅及び消灯を切り換え可能な発光部を有してもよく、
前記第2表示部は、前記調整度が前記第1の状態であって前記プラトー圧が前記第1の値未満であるとき前記発光部を点灯させ、前記調整度が前記第1の状態であって前記プラトー圧が前記第1の値以上であるとき前記発光部を点滅させ、前記調整度が前記第1の状態より前記シャトルガス量が少ない第2の状態であるとき前記発光部を消灯させる。
このようなIABP駆動装置は、プラトー圧が高くなると発光部が点滅することで操作者の注意を引き、バルーンの内圧を調整することが有効ないし必要な状態であることを、操作者に伝えることができる。また、操作者がバルーンの内圧を調整し、調整度を第2の状態にすると、発光部が消灯し、発光部の点滅状態が解消される。したがって、操作者は、発光部が点滅している注意喚起状態に対して、調整度を変更してバルーン内圧を下げるという操作を行ったことが、IABP駆動装置が求める適切な操作であったことを認識することができる。したがって、このようなIABP駆動装置は、バルーンの内圧を調整するタイミングを操作者に伝えるとともに、バルーンの内圧が高い場合における適切な操作を、操作者に伝えることができる。
また、例えば、本発明の第2の観点に係るIABP駆動装置は、前記プラトー圧を、前記バルーンの駆動中において常時数値表示することができる第1表示部を有していてもよい。
このようなIABP駆動装置では、プラトー圧が数値表示される第1表示部を有するため、操作者は、バルーン内圧が高い状態にあれば、その状態を容易に認識することができ、IABP駆動装置が警報動作等に進む前の段階でバルーンの内圧を調整するきっかけを得ることができる。
また、例えば、前記第1表示部は、前記プラトー圧が所定の第1の値以上であるときと、前記プラトー圧が前記第1の値未満であるときとで、表示状態が異なっていてもよい。
このようなIABP駆動装置では、操作者が、プラトー圧の数値表示の表示状態が異なることを認識することにより、バルーンの内圧を調整することが有効ないし必要な状態であることを認識することができる。さらに、操作者は、IABP駆動装置が警報動作等に進む前の段階で、バルーンの内圧を調整するきっかけを得ることができるため、このようなIABP駆動装置は、バルーンの駆動を安定して継続できる可能性が高まる。
図1は、本発明の一実施形態に係るIABP駆動装置の全体外観図である。 図2は、図1に示すIABP駆動装置の概略構造を表すブロック図である。 図3は、第1の表示状態であるモニタ部を正面から見た外観図である。 図4は、第2の表示状態であるモニタ部を正面から見た外観図である。 図5は、第3の表示状態であるモニタ部を正面から見た外観図である。 図6は、アラーム部による警報動作中であるモニタ部を正面から見た外観図である。 図7は、図2に示す第2表示部における第1発光部の点灯、点滅及び消灯の切り換え制御を表すフローチャートである。
以下、本発明に係るIABP駆動装置を、図面に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るIABP駆動装置10の全体外観図であり、図2はIABP駆動装置10の概略構造を表すブロック図である。IABP駆動装置10は、図2に示すように、バルーン82が接続されたIABP用のバルーンカテーテル80を取り付けて、バルーン82を膨張及び収縮させるために用いられる駆動装置である。バルーンカテーテル80は、図1に示すIABP駆動装置10の装置本体20に取り付けて使用される。バルーンカテーテル80の先端に接続されたバルーン82は、下行大動脈内に留置されて使用される。IABP駆動装置10は、心臓の拍動に合わせてバルーン82を膨張及び収縮させることにより、心臓の血液循環機能を補助することができる。
図1に示すように、IABP駆動装置10は、装置本体20とモニタ部50とを有する。装置本体20の内部には、バルーン82を膨張及び収縮させるための圧力発生手段や膨張・収縮手段に電力を供給するための電源手段等が収容されている。装置本体20の下部には、キャスター32が取り付けられており、IABP駆動装置10は、病院内等において、容易に移動させることが可能になっている。
モニタ部50は、装置本体20の上面に設けられたモニタ設置部30を介して、装置本体20に取り付けられている。モニタ部50は、装置本体20に対して着脱自在である。ただし、モニタ部50は、図示しないケーブル等を介して装置本体20に接続されており、装置本体20から電力の供給を受けたり、装置本体20との間でデータの受け渡しを行ったり、信号の入出力を行ったりすることができる。
図2に示すように、装置本体20の内部には、バルーン82を膨張・収縮するための圧力発生手段が収納されている。圧力発生手段は、バルーン82を膨張させるシャトルガスを貯蔵するガスタンク(不図示)や、所定の圧力に保たれる圧力室(不図示)や、圧力を伝達する圧力伝達隔壁装置25(アイソレータ)や、圧力伝達隔壁装置25とバルーンカテーテル80を接続する2次配管21aや、圧力伝達隔壁装置25と電磁弁28及び圧力室を接続する1次配管21b等を有している。
圧力伝達隔壁装置25は、バルーンカテーテル80に接続する2次配管21aと、電磁弁28に接続する1次配管21bとを分離しつつ、1次配管21bの圧力変化を2次配管21aに伝達するダイヤフラム26を有している。1次配管21bは、互いに圧力の異なる2つの圧力室に対して、電磁弁28を介して接続される。圧力発生手段は、電磁弁28の接続を制御し、1次配管21bに対して、2つの圧力室を切り換えて接続することによりダイヤフラム26を移動させ、2次配管21a及びバルーン82に圧力を伝達する。1次配管21bに充填される流体としては特に限定されないが、例えば空気等が用いられる。
一方、バルーンカテーテル80に接続する2次配管21aには、バルーンカテーテル80内を流通してバルーン82を膨張・収縮させるシャトルガスが充填されている。バルーンカテーテル80及び2次配管21aに充填されるシャトルガスとしては、バルーン82の応答性を高めるために、質量の小さいヘリウムガスを用いることが好ましいが、特に限定されない。
2次配管21aには、バルーン82の内圧であるバルーン内圧を測定する測定部22と、バルーン内圧を調整する調整部24が設けられている。測定部22は、圧力センサ等で構成されており、シャトルガスで満たされるバルーンカテーテル80の内部の圧力を測定する。測定部22によって測定されたバルーン内圧に関する信号である内圧信号は、モニタ部50の制御部52に出力される。
調整部24は、バルーン82を膨張させるために2次配管21a及びバルーンカテーテル80内を流通するシャトルガス量を調整し、バルーン内圧を調整する。例えば、調整部24は、2次配管21aにシャトルガスを供給するか、又は2次配管21aからシャトルガスを排出することで、バルーン82が収縮したときのバルーン内圧である基準圧76b(図3参照)を上昇又は低下させることにより、バルーン内圧を調整する。
図2に示すように、モニタ部50は、画面表示部54と、第2表示部56と、操作信号入力部58と、アラーム部60と、外部信号入力部60cとを有する。図3に示すように、画面表示部54は、モニタ部50の前面上半分程度の領域に配置されており、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイのような表示ディスプレイで構成される。
図2に示すように、画面表示部54は、第1表示部54aと、波形表示部54bと、血圧・心拍数表示部54cとを有している。図3に示すように、第1表示部54aは、画面表示部54における中央上部に配置されており、測定部22で測定されたバルーン内圧におけるプラトー圧を、バルーン82の駆動中において常時数値表示することができる。プラトー圧は、バルーン82が膨張したときのバルーン内圧である。プラトー圧は、内圧波形76に見られるプラトー76aの圧力であり、測定部22から出力される内圧信号に基づき、制御部52で算出される。
図3に示すように、第1表示部54aは、プラトー圧の他に、バルーン82を膨張・収縮するタイミングを検出するための波形やピーク等に関する情報や、駆動時間に関する情報や、アシスト比等に関する表示を行うことができる。ただし、第1表示部54aの表示項目は、駆動条件等に応じて変更されてもよく、例えば、操作者が第1表示部54aに表示する表示項目を選択可能であってもよい。
図3に示すように、波形表示部54bは、画面表示部54の中央に配置されており、その波形表示部54bには、上から心電図波形72、血圧波形74、内圧波形76の順に、3つの波形が並んで表示される。心電図波形72は、患者の心臓の電気的な活動を表す心電図信号を表示したものである。心電図信号は、患者に取り付けられた電極パッドを介して心電計により取得され、図2に示す外部信号入力部60cを介してモニタ部50に入力される。モニタ部50の制御部52は、外部信号入力部60cを介して入力された心電図信号を、心電図波形72として波形表示部54bに表示する。なお、心電図信号は、IABP駆動装置10に心電計を内蔵させてIABP駆動装置10自体に直接取得されてもよく、IABP駆動装置10外の心電計(ポリグラフやベッドサイドモニタ等)を介して間接的に取得されてもよい。
血圧波形74は、患者の血圧を表す血圧信号を表示したものである。血圧信号は、バルーンカテーテル80又は動脈に接続された他のカテーテルに対して取り付けられた圧力トランスデューサ等の血圧計測器を用いて測定され、図2に示す外部信号入力部60cを介してモニタ部50に入力される。モニタ部50の制御部52は、外部信号入力部60cを介して入力された血圧信号を、血圧波形74として波形表示部54bに表示する。また、血圧信号は、血圧計測器の出力信号がポリグラフに入力された後、ポリグラフからの出力信号をIABP駆動装置10が取得することにより、間接的に取得されてもよい。
内圧波形76は、バルーン82の内圧であるバルーン内圧を表す内圧信号を表示したものである。内圧信号は、図2に示すように、装置本体20における2次配管21aに設けられた測定部22が出力し、モニタ部50に入力される。
図3に示すように、画面表示部54の右側には、血圧及び心拍数を数値表示する血圧・心拍数表示部54cが配置されている。図3に示す例では、血圧・心拍数表示部54cの上方から、心拍数、収縮期圧、拡張期圧、平均圧、オーグメンテーション圧の順に表示されている。心拍数は心電図信号に基づき、収縮期圧、拡張期圧、平均圧及びオーグメンテーション圧については血圧信号に基づき、それぞれ制御部52で算出される。
図3に示すように、操作信号入力部58は、モニタ部50の前面下方に配置されている。IABP駆動装置10の操作者は、操作信号入力部58を介して、バルーン82の駆動条件や、モニタ部50の表示条件など、IABP駆動装置10の駆動に関する様々な信号を入力することができる。
図2に示すように、操作信号入力部58は、後述するアラーム部60による警報動作を解除するための解除信号を入力するためのアラーム解除部58bを有している。図3に示すように、アラーム解除部58bは、モニタ部50の前面右下に配置された押ボタンを有しており、操作者がアラーム解除部58bの押ボタンを押すと、警報動作を解除するための解除信号がモニタ部50に入力される。警報動作を解除する解除信号がモニタ部50に入力されると、制御部52は、アラーム部60を制御し、パイロットランプ60aや警報音発生部60bによる警報動作を停止又は中断する。
図2に示すように、操作信号入力部58は、バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための調整入力部58aを有している。図3に示すように、調整入力部58aは、モニタ部50の前面右下であって、アラーム解除部58bの左隣に配置された2つの押ボタンを有しており、2つの押ボタンのうち上側のボタンはバルーン内圧を上昇させるための押ボタンであり、下側のボタンはバルーン内圧を低下させるための押ボタンである。
操作者が調整入力部58aの押ボタンを押すと、バルーン内圧を調整するための操作信号がモニタ部50に入力される。バルーン内圧を上昇させるための操作信号が入力された場合、モニタ部50の制御部52は、装置本体20の調整部24を制御し、2次配管21a及びバルーンカテーテル80内を流通するシャトルガス量を増加させることにより、バルーン内圧の基準圧76bを上昇させる。ただし、後述する調整度が既に上限値である場合は、バルーン内圧を上昇させる調整は実行されない。
一方、バルーン内圧を低下させるための操作信号が入力された場合、モニタ部50の制御部52は、装置本体20の調整部24を制御し、2次配管21a及びバルーンカテーテル80内を流通するシャトルガス量を減少させることにより、バルーン内圧の基準圧76bを低下させる。ただし、後述する調整度が既に下限値である場合は、バルーン内圧を低下させる調整は実行されない。
第2表示部56は、装置本体20における調整部24が、シャトルガス量によってバルーン内圧を調整する調整度を表示する。図3に示すように、第2表示部56は、操作信号入力部58と同様に、モニタ部50の前面下部に配置されており、特に、調整入力部58aの直上に配置されている。第2表示部56は、第1発光部56a、第2発光部56b、及び第3〜第10発光部を有している。第1〜第10発光部56a、56bは、水平方向に延びる棒状の発光部分を有し、上から順に、第1発光部56a、第2発光部56b、第3発光部というように、縦に配列されている。第1発光部56aは、点灯、点滅及び消灯を切り換え可能であり、第2〜第10発光部56bは、点灯及び消灯を切り換え可能である。
第2表示部56の第1〜第10発光部56a、56bの発光状態は、バルーン内圧の調整度に応じて変化する。図3に示すモニタ部50では、バルーン内圧の調整度は第1〜第10の10段階であり、例えば、バルーン内圧の調整度が上限値(バルーン82の基準圧が最高値)である第1の状態(第10段階)では、第2〜第10発光部56bが点灯し、第1発光部56aが点灯又は点滅する。また、バルーン内圧の調整度が第1の状態より一段階低い第2の状態(第9段階)であるとき、第2〜第10発光部56bが点灯し、第1発光部56aが消灯する。さらに第8段階、第7段階とバルーン内圧の調整度が下がると、第3発光部、第4発光部の順に上から消灯し、逆にバルーン内圧の調整度が上がると上に向かって発光部が点灯していく。
上述したように、バルーン内圧の調整度の変更は、操作者が調整入力部58aを介して操作信号を入力することにより実施される。したがって、モニタ部50の制御部52は、バルーン内圧を調整するための操作信号が入力された場合、調整部24を駆動してシャトルガス量を調整することで、バルーン内圧の調整を実施すると同時に、第2表示部56の表示状態を変更する。なお、第1発光部56aの点灯、点滅及び消灯状態の変更条件については、バルーン内圧を調整する具体例を示して、後ほど詳述する。
図2に示すアラーム部60は、IABP駆動装置10が検出した異常を、警報動作を行うことにより操作者に認識させる。アラーム部60は、例えばプラトー圧が所定の第2の値(第2の値の詳細については後述する)以上であるとき、視覚的及び聴覚的な警報動作を行う。アラーム部60は、モニタ部50中央上部に配置されるパイロットランプ60aと、警報音発生部60bとを有する。アラーム部60は、プラトー圧が所定の第2の値以上になると、パイロットランプ60aを赤色点滅させるとともに、警報音発生部60bから高い断続音を発生させ、警報動作後も異常が解消せず、又は警報動作を解除する解除信号が入力されない場合は、圧力発生手段によるバルーン82の駆動を停止する。
図2に示す制御部52は、マイクロプロセッサ等で構成され、各種の演算処理を実施することにより、IABP駆動装置10に含まれる圧力発生手段や画面表示部54その他の構成を制御する。また、図2に示す外部信号入力部60cは、心電計、血圧計測器、ポリグラフやベッドサイドモニタなど、IABP駆動装置10以外の他の装置からの信号を受け取る。外部信号入力部60cに入力される信号は、制御部52で処理可能なデジタル信号であってもよく、A/D変換されていないアナログ信号であっても良い。信号がアナログ信号である場合、信号入力部51は、制御部52で処理可能なデジタル信号に変換したのち、各信号を制御部52に伝える。
図3〜図6は、バルーン82を駆動中であるIABP駆動装置10のモニタ部50を正面から見た外観図であり、図3は第1の表示状態を、図4は第2の表示状態を、図5は第3の表示状態を、図6は警報動作時の表示状態を表している。また、図7は、第2表示部56における第1発光部56aの点灯、点滅、消灯を切り替えるプロセスを説明したフローチャートである。以下、図3〜図7を用いて、IABP駆動装置10における表示処理及びバルーン内圧の調整処理について、具体例を挙げて説明する。ただし、本発明は、以下の具体例に限定されるものではない。
図2に示すIABP駆動装置10を用いてIABP法を行う場合、バルーン82の駆動を開始する前に、バルーンカテーテル80を患者の大腿動脈又は上腕動脈から挿入し、バルーン82を下行大動脈に留置する。また、IABP駆動装置10に心電図信号や血圧信号を入力し、患者の心周期をIABP駆動装置10の制御部52に認識させる。その後、制御部52は、装置本体20の圧力発生手段等を駆動することにより、患者の心周期に合わせてバルーン82を膨張・収縮させ、患者の心臓の働きを補助するバルーン82の駆動を開始する。
図3は、モニタ部50の第1の表示状態を表している。図2に示す制御部52は、バルーン82の駆動中において、測定部22で測定されたバルーン内圧を、内圧波形76として波形表示部54bに表示するとともに、バルーン内圧におけるプラトー76aの圧力であるプラトー圧を、第1表示部54aに常時数値表示する。図3に示す例では、第1表示部54aは、プラトー圧が140mmHgである旨、数値表示している。
第1表示部54aに数値表示されるプラトー圧は、リアルタイムのバルーン82の内圧を操作者が認識できるように、測定部22からの内圧信号に基づき制御部52で算出及び更新されればよく、具体的な算出方法は特に限定されない。例えば、制御部52は、直前の心周期に対応するバルーン内圧のプラトー圧を第1表示部54aに数値表示してもよく、又は、直前の数周期の心周期に対応するバルーン内圧のプラトー圧を平均し、プラトー圧の平均値を第1表示部54aに数値表示してもよい。
モニタ部50右下の第2表示部56は、バルーン内圧の調整度を表示しており、図3に示す第1の表示状態では、第2表示部56の第1〜第10発光部56a、56bが全て点灯している。すなわち、第2表示部56は、バルーン内圧の調整度が、上限値である第1の状態(全10段階における第10段階)であることを示している。図3〜図7に示す具体例では、IABP駆動装置10によるバルーン82の駆動開始時において、バルーン内圧の調整度は、第1の状態(第10段階)に設定されるものとし、操作者がバルーン内圧の調整を行わない場合、バルーン内圧の調整度は第1の状態(第10段階)となる。
図7は、第2表示部56における第1発光部56a(図3参照)の点灯、点滅及び消灯の切り換え制御を表すフローチャートである。図2に示す制御部52は、バルーン82の駆動が開始されると、図7に示す処理を開始する(ステップS001)。
制御部52は、第1発光部56aの状態を決定する際、バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)であるか否かを判断する(ステップS002)。バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)でない場合、制御部52は第1発光部56aを消灯させる(ステップS004)。一方、バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)である場合はステップS003へ進み、制御部52は、プラトー圧が所定の第1の値以上であるか否かを判断する(ステップS003)。
バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)である場合(ステップS003)において、プラトー圧が所定の第1の値以上でなかった場合、制御部52は第1発光部56aを点灯させ(ステップS006)、プラトー圧が所定の第1の値以上であった場合、制御部52は第1発光部56aを点滅させる(ステップS005)。
図7に示すように第1発光部56aの状態を決定することにより、第2表示部56は、バルーン内圧の調整度が同じ第1の状態であっても、プラトー圧が第1の値以上である場合と、プラトー圧が第1の値未満である場合とで、表示状態が異なる。この場合、第1発光部56aの点灯と点滅とを切り替えるプラトー圧の境界値である第1の値は、180〜200mmHg(ゲージ圧)とすることが好ましい。本実施形態では、第1の値が180mmHg(ゲージ圧)である場合を例に、説明を行う。
すなわち、図3に示す第1表示状態における第2表示部56は、バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)であってプラトー圧が第1の値未満(140mmHg)であるため、第2表示部56における第1発光部56aが点灯する。一方、図4に示す第2表示状態における第2表示部56は、バルーン内圧の調整度が第1の状態(第10段階)であってプラトー圧が第1の値以上(185mmHg)であるため、第2表示部56における第1発光部56aが点滅する。
このように、IABP駆動装置10では、プラトー圧が高くなると、バルーン内圧の調整度を表す第2表示部56の表示状態が変化するため、操作者に対してバルーン内圧を低くするための調整を行うように促すことが可能であり、これによってバルーン内圧が異常に高くなるアラームの発生を未然に防止することができる。
図4に示す第2の表示状態において、操作者が、第2表示部56における第1発光部56aが点滅していることを視認することにより、バルーン内圧を低くするための調整の必要性を認識した場合、操作者は、調整入力部58aから操作信号を入力し、バルーン内圧の調整を行うことができる。すなわち、操作者がバルーン内圧の上昇を認識し、バルーン内圧を低下させる操作信号を入力すると、IABP駆動装置10は、図2に示す2次配管21a及びバルーンカテーテル80内を流通するシャトルガス量を減少させることにより、バルーン内圧を低下させる。これにより、バルーン内圧を調整する調整度は、第1の状態(第10段階)から、第1の状態よりシャトルガス量が少ない第2の状態(第9段階)に変わる。
操作者が調整入力部58aから操作信号を入力し、バルーン内圧の調整度が第2状態に変わると、制御部52が図7に示す処理を行うことにより、第2表示部56の表示状態が変化する。図5は、バルーン内圧の調整が行われた後におけるモニタ部50の表示状態(第3の表示状態)を表している。図5に示すように、第3の表示状態における第2表示部56は、バルーン内圧の調整度が第2の状態に変更されたことにより、第2表示部56における第1発光部56aが消灯する(図7のステップS004)。
なお、図4に示すように、プラトー圧が上昇して第2表示部56における第1発光部56aが点滅しているにもかかわらず、操作者がバルーン内圧を調整する操作を行わない場合、プラトー圧がさらに上昇する場合がある。プラトー圧が、第2表示部56の第1発光部56aが点滅し始める第1の値を超えて、第1の値より高い第2の値以上になると、図2に示すアラーム部60が警報動作を行う。アラーム部60が警報動作を行う境界値である第2の値は、例えば200mmHg(ゲージ圧)である。
図6に示すように、アラーム部60の警報動作は、パイロットランプ60aを赤色点滅させたり、警報音発生部60b(図2参照)に断続的な警報音を生じさせたりするなどの視覚的及び聴覚的な方法により行われる。警報動作に気づいた操作者は、操作信号入力部58におけるアラーム解除部58bから解除信号を入力することにより、アラーム部60による警報動作を解除することができる。
IABP駆動装置10は、図3〜図6に示すように、第1表示部54aにプラトー圧が数値表示されるため、操作者は、バルーン内圧が正常範囲における中央値付近なのか、正常範囲であっても異常値に近い値なのかを、容易に認識することができる。したがって、IABP駆動装置10では、バルーン内圧が正常範囲を超えて上昇してアラーム部60による警報動作が実施される前に、バルーン内圧が高い状態にあることを、操作者が認識することが可能である。さらに、バルーン内圧が高い状態にあることを操作者が早期に認識し、必要に応じて操作信号を入力してバルーン内圧を調整することにより、IABP駆動装置10は、アラーム部60による警報動作が発生することを回避し、バルーン82の駆動を安定して継続することができる。
また、IABP駆動装置10では、バルーン内圧の調整度を表示する第2表示部56の表示状態が、たとえ調整度が同じ第1の状態(第10段階)であっても、プラトー圧が第1の値以上であるか(図3参照)、プラトー圧が第1の値未満であるか(図4、図6参照)によって異なる。したがって、操作者は、第2表示部56の表示状態の違いを視認することにより、バルーン82の内圧を調整することが有効ないし必要な状態であることを認識することができる。
さらに、IABP駆動装置10では、バルーン内圧が第1の値以上になると第1発光部56aが点滅して操作者の注意を喚起することにより、操作者はバルーン内圧を下げる操作が求められる状態であることを、容易に認識することができる。また、バルーン内圧を第2の状態にする調整が実施されると第1発光部56aが消灯し、第1発光部56aの点滅状態が解消されるため、このような操作を行った操作者は、第1発光部56aが点滅する注意喚起状態に対して、IABP駆動装置10が求める適切な操作を行ったのだということを、容易に認識することができる。
以上のように、IABP駆動装置10について、実施形態及びそれを用いた具体的な動作を挙げて説明したが、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。例えば、IABP駆動装置10において、プラトー圧を表示する第1表示部54aは画面表示部54の中央上部に配置されているが、第1表示部54aの配置はこれに限定されず、例えば内圧波形76の表示位置の近くや、血圧・心拍数表示部54cの近くに配置されていてもよい。
また、IABP駆動装置10においては、第2表示部56に含まれる発光部のうち第1発光部56aのみが、プラトー圧の変化に応じて点灯・点滅が切り替わる構成であったが、他の実施形態では、第2発光部56b及び第2〜第10発光部についても、プラトー圧の変化に応じて点灯・点滅が切り替えられてもよい。また、プラトー圧の上昇に伴って実施される第1発光部56aの表示状態の変更方法も、点灯・点滅の切り換えに限定されず、表示色の変更その他の方法であってもよい。
さらに、IABP駆動装置10では、プラトー圧を数値表示する第1表示部54aについても、プラトー圧が第1の値以上であるときと、プラトー圧が第1の値未満であるときとで、表示状態が異なっていてもよい。例えば、第1表示部54aは、プラトー圧が第1の値以上であるときは、プラトー圧を黄色点滅で数値表示し、プラトー圧が第1の値未満であるときは、緑点灯で数値表示してもよい。
10…IABP駆動装置
20…装置本体
21b…1次配管
21a…2次配管
22…測定部
24…調整部
26…ダイヤフラム
28…電磁弁
30…モニタ設置部
32…キャスター
50…モニタ部
52…制御部
54…画面表示部
54a…第1表示部
54b…波形表示部
54c…血圧・心拍数表示部
56…第2表示部
56a…第1発光部
56b…第2発光部
58…操作信号入力部
58a…調整入力部
58b…アラーム解除部
60…アラーム部
60a…パイロットランプ
60b…警報音発生部
60c…外部信号入力部
72…心電図波形
74…血圧波形
76…内圧波形
76a…プラトー
76b…基準圧
80…バルーンカテーテル
82…バルーン

Claims (5)

  1. バルーンが接続されたバルーンカテーテルを取り付け、前記バルーンを膨張及び収縮させるIABP駆動装置であって、
    前記バルーンの内圧であるバルーン内圧を測定する測定部と、
    前記バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための入力部と、
    前記操作信号に応じて、前記バルーンを膨張させるためのシャトルガス量を調整し、前記バルーン内圧を調整する調整部と、
    前記測定部で測定された前記バルーン内圧におけるプラトー圧を、前記バルーンの駆動中において常時数値表示することができる第1表示部と、を有するIABP駆動装置。
  2. バルーンが接続されたバルーンカテーテルを取り付け、前記バルーンを膨張及び収縮させるIABP駆動装置であって、
    前記バルーンの内圧であるバルーン内圧を測定する測定部と、
    前記バルーン内圧を調整するための操作信号を入力するための入力部と、
    前記操作信号に応じて、前記バルーンを膨張させるためのシャトルガス量を調整し、前記バルーン内圧を調整する調整部と、
    前記調整部が前記シャトルガス量によって前記バルーン内圧を調整する調整度を表示する第2表示部と、を有し、
    前記第2表示部は、前記調整度が所定の第1の状態であって前記プラトー圧が所定の第1の値以上であるときと、前記調整度が前記第1の状態であって前記プラトー圧が前記第1の値未満であるときとで、表示状態が異なることを特徴とするIABP駆動装置。
  3. 前記第2表示部は、点灯、点滅及び消灯を切り換え可能な発光部を有し、
    前記第2表示部は、前記調整度が前記第1の状態であって前記プラトー圧が前記第1の値未満であるとき前記発光部を点灯させ、前記調整度が所定の第1の状態であって前記プラトー圧が所定の第1の値以上であるとき前記発光部を点滅させ、前記調整度が前記第1の状態より前記シャトルガス量が少ない第2の状態であるとき前記発光部を消灯させることを特徴とする請求項2に記載のIABP駆動装置。
  4. 前記プラトー圧を、前記バルーンの駆動中において常時数値表示することができる第1表示部を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のIABP駆動装置。
  5. 前記第1表示部は、前記プラトー圧が所定の第1の値以上であるときと、前記プラトー圧が前記第1の値未満であるときとで、表示状態が異なることを特徴とする請求項1又は請求項4に記載のIABP駆動装置。
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