JP2018137608A - 監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 カメラにより撮影された画像から監視対象となる移動体の様子を容易に確認可能とする。【解決手段】 カメラ11は、予め定められた撮影範囲を撮影する。画像記憶部42及び制御部44は、予め定められた条件に合致する携帯電話番号が通知された通知タイミングに基づいて定まる記録期間においてカメラ11により撮影された画像を記録する。ビーコン送信部15は、ビーコン信号を送信する。携帯電話端末2に備えられたビーコン受信部21は、ビーコン信号を受信する。携帯電話端末2の通信部23及び制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信されたことに応じて、携帯電話端末2の携帯電話番号を制御部44に通知する。【選択図】 図1
Description
この発明は、人間等の移動体の監視のために監視カメラで撮影した画像を記録する監視カメラシステムに関する。
監視カメラにより撮影された画像を記録し、その撮影範囲で生じる事象を事後に確認できるようにした監視カメラシステムは既に知られている。
従来のこの種の監視カメラシステムは、動画又は間欠的に撮影した静止画を記録している。
従来のこの種の監視カメラシステムは、動画又は間欠的に撮影した静止画を記録している。
このため、例えば監視対象者が画像に映っているかどうかを確認したい場合には、記録された画像を再生しながら、担当者が目視により確認する必要があった。この確認作業には、膨大な時間と、注意力とを要する恐れがある。
例えば人感センサなどにより監視対象者が撮影範囲に存在することが検出されているときに撮影された画像のみを記録することにより、上記の確認作業を簡略化することが可能である。しかしながら、画像を再生しながら、担当者が目視により確認する必要があることに変わりは無い。
なお、ビーコンを用いる監視カメラシステムは、特許文献1として知られている。しかしながら特許文献1においては、ビーコンは、監視カメラの位置を検出するために用いているのであって、監視対象者の状況を判断するために用いている訳ではない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、カメラにより撮影された画像から監視対象となる移動体の様子を容易に確認可能とすることができる監視カメラシステムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、予め定められた撮影範囲を撮影する撮影手段と、予め定められた条件に合致する識別情報が通知された通知タイミングに基づいて定まる記録期間において前記撮影手段により撮影された画像を記録する記録手段と、ビーコン信号を送信する送信手段と、携帯端末に備えられ、上記ビーコン信号を受信する受信手段と、上記受信手段により上記ビーコン信号が受信されたことに応じて、当該受信手段を備えた上記携帯端末の識別情報を上記記録手段に通知する通知手段と、を備えて監視カメラシステムを構成した。
この発明の第2の態様は、第1の態様の監視カメラシステムに、前記記録手段が記録した画像を、その記録のために前記記録手段に対して前記通知手段から通知された前記識別情報に関連付けて管理する管理手段、をさらに備えた。
この発明の第3の態様は、第2の態様の監視カメラシステムに、上記携帯端末の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段を更に備える。そして、上記管理手段はさらに、上記記録手段が記録した画像を、その記録期間において上記位置取得手段により取得された上記位置情報に関連付けて管理するようにした。
この発明の第4の態様は、第2の態様又は第3の態様の監視カメラシステムに、任意に指定された上記識別情報に関連付けて上記管理手段により管理されている画像を出力する出力手段、をさらに備えた。
この発明の第5の態様は、第3の態様の監視カメラシステムにおいて、上記管理手段は、上記ビーコン信号の受信がなされている間に上記位置取得手段により繰り返し取得される複数の位置情報を上記画像に関連付けて管理することとし、さらに上記管理手段により管理された上記複数の位置情報に基づいて上記携帯端末の移動軌跡を表した軌跡情報を生成する生成手段、をさらに備えた。
この発明の第6の態様は、第1−5のいずれかの態様の監視カメラシステムにおいて、上記撮影手段は、連続的又は間欠的に撮影を行い、上記記録手段は、上記通知タイミングに対して予め定められた時間を遡った開始タイミングから、上記通知タイミングから予め定められた時間が経過した終了タイミングまでに上記撮影手段により撮影された画像を記録するようにした。
この発明の第7の態様は、第1の態様の監視カメラシステムに、上記携帯端末の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段と、上記位置取得手段により取得された位置情報が表す位置に応じて、上記撮影手段の撮影条件を変更する変更手段と、をさらに備えた。
第1の態様によれば、予め定められた条件に合致する識別情報で識別される携帯端末がビーコン信号を受信できるようになったことに応じて、撮影手段により撮影された画像の記録が開始される。このため、ビーコン信号を受信可能な領域に携帯端末が存在しない状況において撮影される画像の記録を省略しているのであり、監視対象となる移動体が映り込んでいる可能性の低い画像の記録を省略できる。従って、監視対象となる移動体の様子を、記録された画像に基づいて事後確認する場合には、最小限の画像を確認すればよく、その作業は容易となる。
第2の態様によれば、記録した画像は、その記録のために通知された識別情報に関連付けて管理される。従って、記録された複数の画像のそれぞれが、どの識別情報の通知に伴って記録されたものであるのかを確認することが可能となるため、複数の画像の中から目的の画像を検索しやすくなる。
第3の態様によれば、記録した画像は、その記録期間における携帯端末の位置を表す位置情報に関連付けて管理される。従って、記録された複数の画像のそれぞれが、ビーコン信号を受信している携帯端末がどこに位置している場合ときに記録されたかを確認することが可能となるため、複数の画像の中から目的の画像を検索しやすくなる。
第4の態様によれば、任意の識別情報が指定されると、その識別情報に関連付けて管理された画像が出力される。従って、記録されている画像の中から、ある監視対象が映り込んでいる可能性の高い画像を容易に取り出すことが可能となる。
第5の態様によれば、ビーコン信号を受信している携帯端末についての画像の記録中における移動軌跡を表した軌跡情報が生成される。従って、この軌跡情報に基づき、監視対象の移動の様子を確認することができる。
第6の態様によれば、携帯端末がビーコン信号を受信するようになったならば、それよりも前に撮影された画像も記録される。従って、記録された画像からは、その画像に監視対象者が映り込むようになる過程を確認することが可能となる。また終了タイミングをビーコン信号が受信されなくなった時点よりも後の時点とするように定めることにより、携帯端末がビーコン信号を受信できなくなった後に撮影された画像が記録される。従って、記録された画像からは、その画像から監視対象が映り込まなくなったのちの様子を確認することが可能となるため、対象者の事象前後の全体像を把握することができる。
第7の態様によれば、撮影手段の撮影条件が、ビーコン信号を受信している携帯端末の位置に応じて変更される。これにより、監視対象を撮影するのに適した条件で撮影を行うことが可能となる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(構成)
図1は本実施形態に係る監視カメラシステム100の構成を示すブロック図である。
監視カメラシステム100は、監視カメラ1、携帯電話端末2、番号照会サーバ3、画像サーバ4、カメラ制御装置5及び監視端末6を含む。なお、図1においては、監視カメラ1、携帯電話端末2及び監視端末6は1つずつを示しているが、それぞれに複数を含み得る。
(構成)
図1は本実施形態に係る監視カメラシステム100の構成を示すブロック図である。
監視カメラシステム100は、監視カメラ1、携帯電話端末2、番号照会サーバ3、画像サーバ4、カメラ制御装置5及び監視端末6を含む。なお、図1においては、監視カメラ1、携帯電話端末2及び監視端末6は1つずつを示しているが、それぞれに複数を含み得る。
監視カメラ1、携帯電話端末2、番号照会サーバ3、画像サーバ4、カメラ制御装置5及び監視端末6は、いずれも通信ネットワーク200を介して通信可能である。なお、監視カメラ1はPoE(power over Ethernet)(“Ethernet”は登録商標)スイッチ201を介して、また携帯電話端末2はアクセスポイント202を介して通信ネットワーク200に接続される。PoEスイッチ201に代えて、L2(layer 2)スイッチが用いられてもよい。なお通信ネットワーク200は、例えばインターネットである。しかし通信ネットワーク200は、通信機器の間でデータ通信を可能とするものであればどのようなものであってもよい。
この監視カメラシステム100は、監視カメラ1により撮影して得られた動画を画像サーバ4において記録しておき、当該動画を監視端末6にて確認しながら、撮影範囲内における人間の様子を監視可能とするものである。
番号照会サーバ3は、携帯電話端末2からの照会要求に応じて、携帯電話番号を照会する。カメラ制御装置5は、監視カメラ1の動作を制御する。
番号照会サーバ3は、携帯電話端末2からの照会要求に応じて、携帯電話番号を照会する。カメラ制御装置5は、監視カメラ1の動作を制御する。
監視カメラ1は、カメラ11、画像バッファ12、通信部13、電動雲台14、ビーコン送信部15及び制御部16を含む。カメラ11は、CCDセンサなどのイメージングデバイスと、レンズなどを含んだ光学ユニットとを備え、撮影範囲を撮影して動画データを得る。つまりカメラ11は、撮影手段の一例である。画像バッファ12は、カメラ11から出力される動画データを予め定められた遅延時間に渡り保持したのちに出力する。つまり画像バッファ12は、カメラ11から出力される動画データを取り込み、遅延時間だけ遅延させて出力する。遅延時間は、例えば監視カメラ1の設計者等により任意に定められる。遅延時間は、監視カメラ1の使用者によって任意に変更可能としてもよい。通信部13は、通信ネットワーク200を介したデータ通信のための処理を行う。電動雲台14は、カメラ11の撮影方向を物理的に変化させる。ビーコン送信部15は、当該ビーコン送信部15に対して割り当てられたビーコン装置番号を含んだビーコン信号を無線送信する。つまりビーコン送信部15は、送信手段の一例である。制御部16は、例えばコンピュータを備え、カメラ11、通信部13、電動雲台14及びビーコン送信部15を制御する。
携帯電話端末2は、ビーコン受信部21、測位部22、通信部23及び制御部24を含む。ビーコン受信部21は、ビーコン送信部15から送信されたビーコン信号を受信し、当該ビーコン信号からビーコン装置番号を抽出して出力する。つまりビーコン受信部21は、受信手段の一例である。測位部22は、GPS(global positioning system)信号などに基づいて携帯電話端末2の位置を測定し、その結果を表す即位情報を出力する。通信部23は、通信ネットワーク200を介したデータ通信のための処理を行う。制御部24は、例えばコンピュータを備え、ビーコン受信部21、測位部22及び通信部23を制御する。
画像サーバ4は、通信部41、画像記憶部42、管理情報記憶部43及び制御部44を含む。通信部41は、通信ネットワーク200を介したデータ通信のための処理を行う。画像記憶部42は、画像データを記憶する。管理情報記憶部43は、画像記憶部42に記憶された画像データを管理するための管理情報を記憶する。制御部44は、通信部41、画像記憶部42及び管理情報記憶部43を制御する。
(動作)
次に、以上のように構成された監視カメラシステム100の動作を説明する。
この監視カメラシステム100の運用に当たっては、監視対象者が所持する携帯電話端末2の携帯電話番号を番号照会サーバ3に登録しておく。このため番号照会サーバ3は、例えば内蔵する記憶デバイスに、登録された携帯電話番号のリスト(以下、登録番号リストと称する)を保持する。
次に、以上のように構成された監視カメラシステム100の動作を説明する。
この監視カメラシステム100の運用に当たっては、監視対象者が所持する携帯電話端末2の携帯電話番号を番号照会サーバ3に登録しておく。このため番号照会サーバ3は、例えば内蔵する記憶デバイスに、登録された携帯電話番号のリスト(以下、登録番号リストと称する)を保持する。
監視カメラ1においてカメラ11は、常に動画の撮影を行っており、これにより得られる動画データを画像バッファ12へと出力する。画像バッファ12は、当該画像データを遅延時間だけ遅延させた上で通信部13へと出力する。
監視カメラ1において測位部22は、携帯電話端末2の現在の位置を連続的又は間欠的に測定し、その位置に関する位置情報を得る。位置情報は例えば、経緯度を表す座標情報である。測位部22は、位置情報と、当該位置情報を得た日時を表す日時情報とを含めた測位情報を出力する。かくして測位部22は、携帯端末としての携帯電話端末2の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段として機能する。
監視カメラ1においてビーコン送信部15は、ビーコン信号を連続的又は間欠的に送信している。
監視カメラ1において測位部22は、携帯電話端末2の現在の位置を連続的又は間欠的に測定し、その位置に関する位置情報を得る。位置情報は例えば、経緯度を表す座標情報である。測位部22は、位置情報と、当該位置情報を得た日時を表す日時情報とを含めた測位情報を出力する。かくして測位部22は、携帯端末としての携帯電話端末2の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段として機能する。
監視カメラ1においてビーコン送信部15は、ビーコン信号を連続的又は間欠的に送信している。
監視対象者が監視カメラ1に近づくと、当該監視対象者が所持している携帯電話端末2においてビーコン受信部21が上記のビーコン信号を受信できるようになる。そして、この場合には、ビーコン受信部21がビーコン信号を受信する。ビーコン受信部21は、受信したビーコン信号からビーコン装置番号を抽出し、制御部24へと通知する。
さて制御部24は、内蔵するコンピュータが予め設定されたプログラムを実行することにより、次のような情報処理を実行する。
図2は制御部24による情報処理のフローチャートである。
図2は制御部24による情報処理のフローチャートである。
ステップSa1において制御部24は、ビーコン信号が受信されるのを待ち受ける。そして制御部24は、上述のようにビーコン受信部21からビーコン装置番号が通知されたならばYesと判定し、ステップSa2へと進む。
ステップSa2において制御部24は、通知されたビーコン装置番号を取得する。
ステップSa3において制御部24は、測位部22が出力する測位情報を取得する。
ステップSa2において制御部24は、通知されたビーコン装置番号を取得する。
ステップSa3において制御部24は、測位部22が出力する測位情報を取得する。
ステップSa4において制御部24は、通信部23からアクセスポイント202及び通信ネットワークを介して番号照会サーバ3に対して、上記の取得したビーコン装置番号及び位置情報の通知を伴って、番号照会を要求する。
番号照会サーバ3は、このように番号照会が要求されたならば、通知された携帯電話番号が、登録番号リストに含まれる携帯電話番号のいずれかに一致するかどうかを照会する。そしてこの照会の結果を、通信ネットワーク200及びアクセスポイント202を介して、要求元の携帯電話端末2に対して通知する。また番号照会サーバ3は、一致した場合、通信ネットワーク200を介して画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対して、上記の通知されたビーコン装置番号及び位置情報の転送を伴って、記録の開始を指示する。
番号照会サーバ3は、このように番号照会が要求されたならば、通知された携帯電話番号が、登録番号リストに含まれる携帯電話番号のいずれかに一致するかどうかを照会する。そしてこの照会の結果を、通信ネットワーク200及びアクセスポイント202を介して、要求元の携帯電話端末2に対して通知する。また番号照会サーバ3は、一致した場合、通信ネットワーク200を介して画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対して、上記の通知されたビーコン装置番号及び位置情報の転送を伴って、記録の開始を指示する。
かくして、受信手段としてのビーコン受信部21によりビーコン信号が受信されたことに応じて、当該ビーコン受信部21を備えた携帯端末としての携帯電話端末2の識別情報としての携帯電話番号が、記録手段としての機能を備えた画像サーバに通知される。これにより通知手段としての機能が実現されている。
さて画像サーバ4において制御部44は、内蔵するコンピュータが予め設定されたプログラムを実行することにより、次のような情報処理を実行する。
図3は制御部44による情報処理のフローチャートである。
図3は制御部44による情報処理のフローチャートである。
ステップSb1において制御部44は、記録の開始が指示されるのを待ち受ける。そして制御部44は、上述のように番号照会サーバ3から記録の開始が指示されたならば、ステップSb1にてYesと判定し、ステップSb2へと進む。
ステップSb2において制御部44は、管理情報記憶部43に新たな管理レコードを追加する。制御部44は、当該管理レコードには、番号照会サーバ3から転送されたビーコン装置番号及び位置情報を含める。また制御部44は、管理レコードには、現在の日時を画像記録の開始日時として含める。また制御部44は、画像記憶部42に記憶される画像データを管理するためのファイル名を予め定められた規則に従って決定し、それを管理レコードに含める。制御部44は、他の任意の情報を管理レコードに含めてもよい。かくしてこの管理レコードにより、記録した画像を、その撮影のために通知された携帯電話番号に関連付けて管理することになる。これにより制御部44は、管理手段として機能する。
ステップSb3において制御部44は、画像の記録を開始する。制御部44は具体的には、通信部41から通信ネットワーク200及びPoEスイッチ201を介して、番号照会サーバ3から転送されたビーコン装置番号で特定される監視カメラ1に対して、画像データの送信を要求する。そうすると監視カメラ1において制御部16は、通信部13からPoEスイッチ201及び通信ネットワーク200を介して画像サーバ4へと、画像バッファ12から出力される画像データを送信する。画像サーバ4において制御部44は、上記の画像データが通信部41により受信されると、これを画像記憶部42に記憶させる。
以上のような画像記録を行っている状態で制御部44は、ステップSb4へと進む。
ステップSb4において制御部44は、位置通知がなされたか否かを確認する。そして制御部44は、当該通知がなされていないならばNoと判定し、ステップSb5へと進む。
ステップSb5において制御部44は、記録の終了が通知されたか否かを確認する。そして制御部44は、当該通知がなされていないならばNoと判定し、ステップSb4へと戻る。
かくして制御部44はステップSb4及びステップSb5においては、位置通知又は記録終了の通知がなされるのを待ち受ける。
ステップSb4において制御部44は、位置通知がなされたか否かを確認する。そして制御部44は、当該通知がなされていないならばNoと判定し、ステップSb5へと進む。
ステップSb5において制御部44は、記録の終了が通知されたか否かを確認する。そして制御部44は、当該通知がなされていないならばNoと判定し、ステップSb4へと戻る。
かくして制御部44はステップSb4及びステップSb5においては、位置通知又は記録終了の通知がなされるのを待ち受ける。
さて、携帯電話端末2の制御部24は、図3中のステップSa4において上述のように番号照会を要求したのちには、ステップSa5へと進む。
ステップSa5において制御部24は、番号照会サーバ3から通知された照会の結果が一致であるか否かを確認する。そして制御部24は、一致した旨が通知されたならばYesと判定し、ステップSa6へと進む。つまり、上述したように画像サーバ4にて画像データの記録が行われる状況においては、制御部24はステップSa6へと進む。
ステップSa5において制御部24は、番号照会サーバ3から通知された照会の結果が一致であるか否かを確認する。そして制御部24は、一致した旨が通知されたならばYesと判定し、ステップSa6へと進む。つまり、上述したように画像サーバ4にて画像データの記録が行われる状況においては、制御部24はステップSa6へと進む。
ステップSa6において制御部24は、予め定められた待機期間が終了したか否かを確認する。そして制御部24は、待機期間の途中であるならばNoと判定し、ステップSa7へと進む。
ステップSa7において制御部24は、ビーコン信号が受信されているか否かを確認する。そして制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信され続けているならばYesと判定し、ステップSa6へと戻る。
かくして制御部24はステップSa6及びステップSa7においては、待機期間が終了するか、ビーコン信号が受信されなくなるのを待ち受ける。そして制御部24は、待機期間が終了すると、ステップSa6にてYesと判定して、ステップSa8へと進む。
ステップSa7において制御部24は、ビーコン信号が受信されているか否かを確認する。そして制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信され続けているならばYesと判定し、ステップSa6へと戻る。
かくして制御部24はステップSa6及びステップSa7においては、待機期間が終了するか、ビーコン信号が受信されなくなるのを待ち受ける。そして制御部24は、待機期間が終了すると、ステップSa6にてYesと判定して、ステップSa8へと進む。
ステップSa8において制御部24は、画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対する位置通知を行う。制御部24は具体的には、測位部22が出力する測位情報を取得し、これを画像サーバ4及びカメラ制御装置5へと通信部23から送信する。そして制御部24はこののち、ステップSa6及びステップSa7の待受状態に戻る。かくして制御部24は、待機期間が終了する毎に、画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対して測位情報を通知する。待機期間は、当該位置通知を行うタイミングを定めるものであり、例えば図2に示す情報処理について記述したプログラムの作成者により適宜に定められる。一例として待機期間は、ステップSa3で測位情報を取得したタイミング、又はステップSa8で測位情報を通知したタイミングから始まり、それから一定時間が経過したタイミングで終わる期間とすることが想定される。この場合、位置通知は、上記の一定時間の間隔で繰り返し行われることになる。あるいは待機期間は例えば、前回に通知した測位情報に含まれた位置情報と新たに測位部22から取得した測位情報に含まれた位置情報とに、予め定めた変化が生じている場合に終了する期間とすることが想定される。この場合、例えば、携帯電話端末2が決められた量を超えて大幅に移動した場合に、位置通知がなされることになる。
一方、制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信されなくなったならばステップSa7にてNoと判定し、ステップSa9へと進む。
ステップSa9において制御部24は、画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対して記録の終了を通知する。そして制御部24はこののち、ステップSa1の待受状態に戻る。
ステップSa9において制御部24は、画像サーバ4及びカメラ制御装置5に対して記録の終了を通知する。そして制御部24はこののち、ステップSa1の待受状態に戻る。
なお、制御部24は、番号照会サーバ3から通知された照会の結果が不一致であるならば、ステップSa5にてNoと判定し、ステップSa10へと進む。
ステップSa10において制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信されなくなるのを待ち受ける。そして制御部24は、ビーコン信号が受信されなくなったらNoと判定し、ステップSa1の待受状態に戻る。
ステップSa10において制御部24は、ビーコン受信部21によりビーコン信号が受信されなくなるのを待ち受ける。そして制御部24は、ビーコン信号が受信されなくなったらNoと判定し、ステップSa1の待受状態に戻る。
さて画像サーバ4の制御部44は、上述のように携帯電話端末2から位置通知がなされ、測位情報が通信部41によって受信されると、図3中のステップSb4にてYesと判定し、ステップSb6へと進む。
ステップSb6において制御部44は、ステップSb2で追加した管理レコードを、通信部41により受信された測位情報を含むように更新する。そして制御部44はこののち、ステップSb4及びステップSb5の待受状態に戻る。
ステップSb6において制御部44は、ステップSb2で追加した管理レコードを、通信部41により受信された測位情報を含むように更新する。そして制御部44はこののち、ステップSb4及びステップSb5の待受状態に戻る。
一方、制御部44は、上述のように携帯電話端末2から記録の終了が指示されたならば、ステップSb5にてYesと判定し、ステップSb7へと進む。
ステップSb7において制御部44は、予め定められた後記録期間が終了するのを待ち受ける。後記録期間は、記録の終了が通知されてから一定時間が経過するまでの期間である。当該一定時間は、少なくとも遅延時間以上に、例えば遅延時間の設定者により定められる。そして制御部44は、後記録期間が終了したならばYesと判定し、ステップSb8へと進む。
ステップSb7において制御部44は、予め定められた後記録期間が終了するのを待ち受ける。後記録期間は、記録の終了が通知されてから一定時間が経過するまでの期間である。当該一定時間は、少なくとも遅延時間以上に、例えば遅延時間の設定者により定められる。そして制御部44は、後記録期間が終了したならばYesと判定し、ステップSb8へと進む。
ステップSb8において制御部44は、画像の記録を終了する。かくして制御部44は、記録の終了が通知されてから、少なくとも遅延時間の間は画像の記録を継続する。これにより、携帯電話端末2でビーコン信号が受信できなくなった時点までにカメラ11により撮影された画像が記録される。後記録期間の長さが遅延時間よりも長く設定されるならば、携帯電話端末2でビーコン信号が受信できなくなったのちの様子を撮影した画像も記録される。
ステップSb9において制御部44は、ステップSb2で追加した管理レコードを、現在の日時を終了日時として含むように更新する。そして制御部44はこののち、ステップSb1の待受状態に戻る。
制御部44による以上のような情報処理の下に、予め定められた条件に合致する識別情報としての携帯電話番号が通知された通知タイミングに基づいて定まる記録期間において、撮像手段としてのカメラ11により撮影された画像が画像記憶部42で記録される。従って、これにより記録手段としての機能が実現されている。なお本実施形態において通知タイミングは、ビーコン信号を受信可能となった携帯電話端末2の携帯電話番号が通知されたタイミングである。また本実施形態において記録期間は、通知タイミングから遅延時間を遡ったタイミングから始まり、後記録期間の終了と同時に終わる期間である。つまり本実施形態において記録期間は、携帯電話端末2がビーコン信号を受信している期間の前後に、遅延時間に渡る期間と、後記録期間とをそれぞれ付加してなる期間である。
ところでカメラ制御装置5は、携帯電話端末2から位置通知がなされると、撮影条件が変化したか否かを確認する。カメラ制御装置5は具体的には、前回に通知された測位情報に含まれる位置情報と、今回通知された測位情報に含まれた位置情報との比較により、携帯電話端末2を所持する監視対象者を撮影するためのカメラ11の撮影方向やズームの倍率といった撮影条件が変化したか否かを確認する。そしてカメラ制御装置5は、撮影条件が変化するならば、カメラ11により撮影される画像に携帯電話端末2を所持する監視対象者が映り続けるように、撮影条件の変更を監視カメラ1に対して指示する。
この指示を受けると、監視カメラ1の制御部16は、指示に応じて電動雲台14を動作させて撮影方向を変えたり、カメラ11の光学ユニットを調整してズームの倍率を変えたりする。かくして、位置情報が表す位置に応じて、カメラ11の撮影条件が変更されている。これにより、変更手段としての機能が実現されていることになる。
監視カメラシステム100を用いて監視対象者を監視する担当者は、監視端末6を操作して、通信ネットワーク200を介して画像サーバ4に対し、記録された画像の閲覧を要求する。
さて画像サーバ4において制御部44は、内蔵するコンピュータが予め設定されたプログラムを実行することにより、図3に示すのとは別に、次のような情報処理を実行する。
図4は制御部44による情報処理のフローチャートである。
図4は制御部44による情報処理のフローチャートである。
ステップSc1において制御部44は、閲覧が要求されるのを待ち受ける。かくして制御部44は、上記のように監視端末6から閲覧が要求されたならばYesと判定し、ステップSc2へと進む。
ステップSc2において制御部44は、条件設定画面データを監視端末6に送信する。条件設定画面データは、監視端末6にて条件設定画面を表示させるためのデータである。条件設定画面は、画像の検索条件を担当者に指定させるための画面である。この検索条件には、携帯電話番号を含むことを可能とする。検索条件としては例えば他に、撮影された日時又は期間などを含むことが想定される。
担当者は、閲覧したい画像に関する検索条件を設定する操作を監視端末6にて行う。このときに担当者は、ある監視対象者が映った画像を確認したいのであれば、その監視対象者が所持する携帯電話端末2の携帯電話番号を検索条件に含める。担当者により検索条件が指定されると、監視端末6はその検索条件を画像サーバ4に通知する。このように通知される検索条件は通信部41により受信される。
ステップSc3において制御部44は、通信部41により受信された検索条件を取得する。
ステップSc3において制御部44は、通信部41により受信された検索条件を取得する。
ステップSc4において制御部44は、一覧画面データを監視端末6に送信する。制御部44は具体的には、検索条件に合致する画像データを、管理情報記憶部43に記憶された管理情報に基づいて検索し、該当する画像データの一覧を表すとともに、画像データのうちの1つを担当者に指定させるための一覧画面を生成する。そして制御部44は、一覧画面を監視端末6に表示させるための一覧画面データを、監視端末6に送信する。
担当者は、一覧画面に示された画像データの1つを指定しつつ、その再生を指示する操作を監視端末6にて行う。そうすると監視端末6は、画像サーバ4に対して、指定された画像を識別する情報の通知を伴って、再生を指示する。
ステップSc5において制御部44は、再生指示がなされるのを待ち受ける。そして制御部44は、上記のように再生が指示されたならばYesと判定して、ステップSc6へと進む。
ステップSc5において制御部44は、再生指示がなされるのを待ち受ける。そして制御部44は、上記のように再生が指示されたならばYesと判定して、ステップSc6へと進む。
ステップSc6において制御部44は、指定された動画の再生を開始する。制御部44は具体的には、指定された動画を監視端末6で表示させるためのデータの送信を開始する。かくして、検索条件として携帯電話番号が指定された場合には、この指定された携帯電話番号に関連付けて管理されている画像を出力していることになる。これにより、出力手段としての機能が実現されている。制御部44は、当該データを、上記の動画に並べて軌跡画像を表すものとする。軌跡画像は、再生する動画に関連付けて管理情報記憶部43に記憶された管理レコードに含まれた情報に基づいて、監視対象者の行動軌跡を地図上に表した画像である。従って軌跡画像は、管理された複数の位置情報に基づいて携帯電話端末2の移動軌跡を表した軌跡情報の一例である。
ステップSc7において制御部44は、待機期間が終了したか否かを確認する。そして制御部44は、待機期間が終了していないならばNoと判定し、ステップSc8へと進む。
ステップSc8において制御部44は、動画を最後まで再生し終えたか否かを確認する。そして動画の再生途中であるならばNoと判定し、ステップSc7へと戻る。
かくして制御部44はステップSc7及びステップSc8においては、待機期間が終了するか、又は動画の再生が終わるのを待ち受ける。そして制御部44は、待機期間が終了したならば、ステップSc7にてYesと判定し、ステップSc9へと進む。
ステップSc8において制御部44は、動画を最後まで再生し終えたか否かを確認する。そして動画の再生途中であるならばNoと判定し、ステップSc7へと戻る。
かくして制御部44はステップSc7及びステップSc8においては、待機期間が終了するか、又は動画の再生が終わるのを待ち受ける。そして制御部44は、待機期間が終了したならば、ステップSc7にてYesと判定し、ステップSc9へと進む。
ステップSc9において制御部44は、軌跡画像を更新する。そして制御部44は更新が終了すると、ステップSc7及びステップSc8の待受状態に戻る。かくして制御部44は、待機期間が終了する毎に、軌跡画像を更新する。待機期間は、動画の再生位置の日時が、その再生位置よりも後の最も新しい位置通知で通知された測位情報に含まれた日時と一致したタイミングで終了する期間である。つまり、携帯電話端末2の制御部24による図2のステップSa8における位置通知が一定の時間間隔で行われているならば、これと同じ一定の時間間隔で軌跡画像が更新されることになる。
そして制御部44は、動画を最後まで再生し終えたならば、ステップSc8にてYesと判定し、ステップSc4以降の処理を繰り返す。
そして制御部44は、動画を最後まで再生し終えたならば、ステップSc8にてYesと判定し、ステップSc4以降の処理を繰り返す。
なお図示は省略しているが、一覧画面では、検索条件の指定に戻ることの指示を受け付けるようにしておき、この指示に応じて制御部44は、ステップSc2へと戻る。また、いずれかのタイミングにおいて画像閲覧の終了の指示を受け付けるようにしておき、この指示に応じて制御部44は、ステップSc1の待受状態に戻る。
(効果)
以上述べたように監視カメラシステム100によれば、監視カメラ1に備えられるビーコン送信部15が送信するビーコン信号を、予め登録された携帯電話端末2が受信している場合にのみ、当該監視カメラ1が撮影した画像を画像サーバ4にて記録する。従って、監視対象者が監視カメラ1の近辺に居ない状況で撮影された画像については記録されないのであり、そのような画像を含んだ記録画像から監視対象者の行動を確認する場合に比べて、記録画像に基づく監視対象者の行動を確認する作業は簡易となる。
なお、ビーコン信号を携帯電話端末2で受信できる範囲は、カメラ11による撮影範囲とは必ずしも一致しない。従って、記録された画像に監視対象者が映らないこともあり得る。しかしながら、監視対象者はカメラ11の撮影範囲の近辺には存在しているはずであり、監視対象者の移動によって監視対象者が画像に映り込む可能性が高い。
以上述べたように監視カメラシステム100によれば、監視カメラ1に備えられるビーコン送信部15が送信するビーコン信号を、予め登録された携帯電話端末2が受信している場合にのみ、当該監視カメラ1が撮影した画像を画像サーバ4にて記録する。従って、監視対象者が監視カメラ1の近辺に居ない状況で撮影された画像については記録されないのであり、そのような画像を含んだ記録画像から監視対象者の行動を確認する場合に比べて、記録画像に基づく監視対象者の行動を確認する作業は簡易となる。
なお、ビーコン信号を携帯電話端末2で受信できる範囲は、カメラ11による撮影範囲とは必ずしも一致しない。従って、記録された画像に監視対象者が映らないこともあり得る。しかしながら、監視対象者はカメラ11の撮影範囲の近辺には存在しているはずであり、監視対象者の移動によって監視対象者が画像に映り込む可能性が高い。
また監視カメラシステム100によれば、記録した画像を、携帯電話番号に関連づけて管理している。従って、記録されている画像のそれぞれに監視対象者が映り込んでいる可能性が高いか否かを、その画像に監視対象者が所持する携帯電話端末2の携帯電話番号が関連づけられているか否かから判断することができる。これにより、画像を再生することなしに、監視対象者が映り込んでいる可能性の高い画像を選択することが可能となる。
また監視カメラシステム100によれば、担当者が検索条件として指定した携帯電話番号が関連づけられた画像を監視端末6にて再生することができる。従って、監視対象者が映り込んでいる可能性の高い画像を容易に絞り込んで確認することができる。
また監視カメラシステム100によれば、記録された画像を、その画像が記録されている際の携帯電話端末2の位置に関連づけて管理している。従って、画像から監視対象者の行動を確認する場合に、監視対象者の位置も参照することが可能となる。
また監視カメラシステム100によれば、画像の再生時に、軌跡画像も表示する。このため、監視対象者の移動軌跡を参照しながら、画像により監視対象者の行動をより具体的に把握することが可能となる。
また監視カメラシステム100によれば、携帯電話端末2でビーコン信号が受信されるようになる以前に撮影された画像を記録している。また、携帯電話端末2でビーコン信号が受信されなくなった後のしばらくの間の画像を記録することもできる。従って、画像に監視対象者が映り込む前後におけるカメラ11の撮影範囲の様子を確認することが可能となる。
また監視カメラシステム100によれば、携帯電話端末2の位置に応じて、カメラ11により撮影される画像に携帯電話端末2を所持する監視対象者が映り続けるように、撮影条件を変更する。このため、移動する監視対象者を追従して、より長い時間にわたり監視対象者の様子が映った画像、あるいは、監視対象者が良好に映り込んだ画像を記録することが可能である。
[その他の実施形態]
ビーコン送信部15は、監視カメラ1の外部に設けてもよい。この場合、ビーコン送信部15は、監視カメラ1から離れて設けられてもよい。つまりビーコン送信部15は、カメラ11の撮影範囲とは異なる範囲においてビーコン信号を受信可能とするように設けられてもよい。これは、例えば通路を通ってカメラ11の撮影範囲へと向かって近づいてくる監視対象者を撮影する場合などにおいて適用できる。
ビーコン送信部15は、監視カメラ1の外部に設けてもよい。この場合、ビーコン送信部15は、監視カメラ1から離れて設けられてもよい。つまりビーコン送信部15は、カメラ11の撮影範囲とは異なる範囲においてビーコン信号を受信可能とするように設けられてもよい。これは、例えば通路を通ってカメラ11の撮影範囲へと向かって近づいてくる監視対象者を撮影する場合などにおいて適用できる。
画像サーバ4は、監視カメラ1からの指示に応じて画像の記録を開始してもよい。この場合は、番号照会サーバ3は、画像サーバ4に対して記録の開始を指示するのに代えて、監視カメラ1に対して記録の開始を指示する。監視カメラ1の制御部16は、この指示に応じて、画像サーバ4にアクセスし、記録開始を要求する。
画像サーバ4は、カメラ制御装置5からの指示に応じて画像の記録を開始してもよい。
画像サーバ4は、監視カメラ1、番号照会サーバ3又はカメラ制御装置5からの指示に応じて画像の記録を終了してもよい。なお、監視カメラ1又は番号照会サーバ3が画像サーバ4に対して画像記録の終了を指示する場合、携帯電話端末2の制御部24は、ステップSa9における通知を、画像サーバ4に対して行うのに代えて、監視カメラ1又は番号照会サーバ3に対して行う。
カメラ制御装置5は、監視カメラ1からの指示に応じて画像の記録を開始してもよい。この場合は、番号照会サーバ3は、カメラ制御装置5に対して記録の開始を指示するのに代えて、監視カメラ1に対して記録の開始を指示する。監視カメラ1の制御部16は、この指示に応じて、カメラ制御装置5にアクセスし、記録に伴う制御の開始を要求する。
カメラ制御装置5は、画像サーバ4からの指示に応じて監視カメラ1の制御を開始してもよい。
カメラ制御装置5は、監視カメラ1、番号照会サーバ3又は画像サーバ4からの指示に応じて監視カメラ1の制御を終了してもよい。なお、監視カメラ1又は番号照会サーバ3がカメラ制御装置5に対して監視カメラ1の制御の終了を指示する場合、携帯電話端末2の制御部24は、ステップSa9における通知を、カメラ制御装置5に対して行うのに代えて、監視カメラ1又は番号照会サーバ3に対して行う。
番号照会サーバ3、画像サーバ4及びカメラ制御装置5のうちの少なくとも2つの機能を、1つの装置に備えてもよい。またカメラ制御装置5で行う情報処理は、監視カメラ1の制御部16で実行してもよい。
携帯端末は、携帯電話端末には限らず、電話機能を備えない携帯情報端末であってもよい。あるいは携帯端末は、上述した機能のみを備えた、この監視カメラシステム100に専用の端末として実現されてもよい。
識別情報は、MACアドレスなどのような別の通信アドレスを用いることもできるし、当該監視カメラシステムのために定めたものであってもよい。
カメラ11は、静止画を間欠的に撮影するものであってもよい。またカメラ11は、画像記録が必要なときにのみ撮影するものであってもよい。
監視対象は、人間以外の任意の移動体であってもよい。
画像サーバ4においては、ビーコン受信部21がビーコン信号を受信される前の画像の記録は省略してもよい。この場合、監視カメラ1から画像バッファ12を省略することも可能である。
番号照会サーバ3は、通知された携帯電話番号が、登録番号リストに含まれる携帯電話番号のいずれかに一致するかどうかではなく、予め定められた別の条件により、携帯電話番号を通知した携帯電話端末2が、監視対象者が所持するものであるか否かを確認してもよい。一例として番号照会サーバ3は、登録番号リストには、少なくとも一部の携帯電話番号に監視期間を関連付けておき、この監視期間内に同じ携帯電話番号が通知された場合に「一致」と判定するようにしてもよい。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…監視カメラ、2…携帯電話端末、3…番号照会サーバ、4…画像サーバ、5…カメラ制御装置、6…監視端末、11…カメラ、12…画像バッファ、13…通信部、14…電動雲台、15…ビーコン送信部、16…制御部、21…ビーコン受信部、22…測位部、23…通信部、24…制御部、41…通信部、42…画像記憶部、43…管理情報記憶部、44…制御部、100…監視カメラシステム、200…通信ネットワーク、201…PoEスイッチ、202…アクセスポイント。
Claims (7)
- 予め定められた撮影範囲を撮影する撮影手段と、
予め定められた条件に合致する識別情報が通知された通知タイミングに基づいて定まる記録期間において前記撮影手段により撮影された画像を記録する記録手段と、
ビーコン信号を送信する送信手段と、
携帯端末に備えられ、前記ビーコン信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により前記ビーコン信号が受信されたことに応じて、当該受信手段を備えた前記携帯端末の識別情報を前記記録手段に通知する通知手段と、
を具備した監視カメラシステム。 - 前記記録手段が記録した画像を、その記録のために前記記録手段に対して前記通知手段から通知された前記識別情報に関連付けて管理する管理手段、
をさらに備える請求項1に記載の監視カメラシステム。 - 前記携帯端末の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段、
を更に備え、
前記管理手段はさらに、前記記録手段が記録した画像を、その記録期間において前記位置取得手段により取得された前記位置情報に関連付けて管理する、
請求項2に記載の監視カメラシステム。 - 任意に指定された識別情報に関連付けて前記管理手段により管理されている画像を出力する出力手段、
をさらに具備する請求項2又は請求項3に記載の監視カメラシステム。 - 前記管理手段は、前記ビーコン信号の受信がなされている間に前記位置取得手段により繰り返し取得される複数の位置情報を前記画像に関連付けて管理し、
前記管理手段により管理された前記複数の位置情報に基づいて前記携帯端末の移動軌跡を表した軌跡情報を生成する生成手段、
をさらに備える請求項3に記載の監視カメラシステム。 - 前記撮影手段は、連続的又は間欠的に撮影を行い、
前記記録手段は、前記通知タイミングに対して予め定められた時間を遡った開始タイミングから、前記通知タイミングから予め定められた時間が経過した終了タイミングまでに前記撮影手段により撮影された画像を記録する、
請求項1−5のいずれか一項に記載の監視カメラシステム。 - 前記携帯端末の位置を表す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記位置取得手段により取得された位置情報が表す位置に応じて、前記撮影手段の撮影条件を変更する変更手段と、
をさらに具備した請求項1に記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017030835A JP2018137608A (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | 監視カメラシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7497162B2 (ja) | 2020-02-03 | 2024-06-10 | アドソル日進株式会社 | 画像再生装置、画像再生システム、画像再生方法及びプログラム |
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2017
- 2017-02-22 JP JP2017030835A patent/JP2018137608A/ja active Pending
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