JP2018136997A - 表情報処理装置、表情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

表情報処理装置、表情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の表情報処理装置では、表のレコードを効率的に提示できなかった。
【解決手段】2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部と、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部と、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報を用いて取得し、1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成部と、画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部とを具備する表情報処理装置により、表のレコードを効率的に提示できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表の情報を処理する表情報処理装置等に関するものである。
従来の表情報処理装置において、表の情報を編集または提示するものがある(例えば、非特許文献1参照)。
マイクロソフト、"エクセル"、[online]、[平成28年6月9日検索]、インターネット[URL:https://products.office.com/ja-jp/excel]
しかしながら、従来の表情報処理装置においては、表のレコードを容易に編集または提示できなかった。
本第一の発明の表情報処理装置は、1または2以上のレコードを有する表が格納される表格納部と、表を出力する表出力部と、表出力部が出力している表に対して、一のレコードの選択を受け付ける選択受付部と、選択された一のレコードが有する1以上の各属性値を表格納部から読み出し、1以上の各属性値を各々対応するフィールドに代入した画面を構成する画面構成部と、画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部と、画面出力部が出力した画面に対する編集指示を受け付ける編集指示受付部と、編集指示に応じて、一のレコードを編集し、更新するレコード更新部と、を具備する表情報処理装置である。
かかる構成により、表のレコードを容易に編集できる。
また、本第二の発明の表情報処理装置は、第一の発明に対して、表出力部は、1以上の各レコードに、画面を呼び出す編集ボタンを付加し、出力される表を構成する表構成手段と、表構成手段が構成した表を出力する表出力手段とを具備する表情報処理装置である。
かかる構成により、ボタンで所望のレコードに対応する画面を呼び出せるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、本第三の発明の表情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、レコードは、属性の値である1または2以上の属性値を有し、1以上の各属性に対応付けて、属性値の存在が必須であるか否かを示す必須情報が格納される必須情報格納部をさらに具備し、画面構成部は、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドの背景色を、他のフィールドの背景色と異なる色とした画面を構成する表情報処理装置である。
かかる構成により、属性値の入力が必須であるフィールドが一目でわかるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、本第四の発明の表情報処理装置は、第三の発明に対して、フィールドに対する属性値の入力を受け付ける入力受付部と、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドに対する属性値の入力が受け付けられた場合に、フィールドの背景色を、属性値が入力されたことに対応する色に変更する画面変更部とをさらに具備する表情報処理装置である。
かかる構成により、必須の入力フィールドに属性値が入力されると、背景色が変更されることで、必須のフィールドへの属性値の入力が済んだか否かが一目でわかるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、本第五の発明の表情報処理装置は、2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部と、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部と、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報を用いて取得し、1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成部と、画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部とを具備する表情報処理装置である。
かかる構成により、1以上のレコードごとに、2以上の属性値を一のフィールドで提示するので、表のレコードを効率的に提示できる。
また、本第六の発明の表情報処理装置は、第五の発明に対して、フィールドの属性値は、フィールドの背景色である表情報処理装置である。
かかる構成により、2以上の属性値のうち、一の属性値をフィールド内の文字列で示す一方、他の属性値をフィールドの背景色により示すので、一のフィールドで示される2以上の属性値が一目でわかるようになり、表のレコードをより効率的に提示できる。
本発明によれば、表のレコードを容易に編集または閲覧できる表情報処理装置等が実現される。
実施の形態における表情報処理装置1のブロック図 同表情報処理装置1の全体動作を説明するフローチャート 同表情報処理装置1の表出力処理を説明するフローチャート 同表情報処理装置1の編集画面構成処理を説明するフローチャート 同表情報処理装置1の背景色変更処理を説明するフローチャート 同表情報処理装置1の画面変更処理を説明するフローチャート 同表情報処理装置1の別の動作を説明するフローチャート 同表のデータ構造図 同表の出力例を示す図 同編集画面の出力例を示す図 同変更後の編集画面を示す図 同対応情報のデータ構造図 同提示画面の出力例を示す図 同コンピュータシステム900の外観図 同コンピュータシステム900の内部構成図
以下、表のレコードを容易に編集または閲覧できる表情報処理装置等の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、以下で例示する表は、自動車の登録手続に必要な情報を管理する表であるが、表の内容は問わない。また、表とは、リレーショナルデータベースやオブジェクト指向データベース等のデータベースの表、表計算ソフトの表などである。また、表の構造は問わないことは言うまでもない。
図1は、本実施の形態における表情報処理装置1のブロック図である。表情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、表格納部111、対応情報格納部112、必須情報格納部113、および画面情報格納部114を備える。受付部12は、選択受付部121、編集指示受付部122、および入力受付部123を備える。処理部13は、画面構成部131、レコード更新部132、画面変更部133を備える。出力部14は、表出力部141、および画面出力部142を備える。表出力部141は、表構成手段1411、および表出力手段1412を備える。
格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、表、後述する対応情報、後述する必須情報、後述する画面情報などである。
格納部11には、属性名とフィールド識別子とフラグの組の集合が格納されていてもよい。属性名とは、属性の名称をいう。属性名は、例えば、“新使用者”、“受託日”などであるが、どのような名称でもよい。フィールド識別子とは、フィールドを識別する識別子をいう。フィールド識別子は、例えば、“1”、“2”、…などであるが、何でもよい。なお、フラグについては後述する。
格納部11には、特定の属性名と、当該特定の属性名に関連する1以上の属性名との組が格納されていてもよい。特定の属性名は、例えば“車庫交付日”であるが、何でもよい。当該特定の属性名に関連する1以上の属性名は、例えば、“新使用者”、“受領予定日”および“車庫備考”などであるが、何でもよい。
表格納部111には、表が格納される。格納される表は、1以上のレコードで構成され、当該1以上の各レコードが、当該レコードを識別するIDと、1以上の属性に対応する1以上の属性値とを有する。ただし、格納される表のデータ構造は問わない。IDは、例えば、“7535”,“7534”,…といった番号であるが、何でもよい。1以上の属性に対応する1以上の属性値とは、属性“新使用者”に対応する属性値“(有)DEF”、属性“受託日”に対応する2016−05−11、属性“受託内容”に対応する属性値“転入”、属性“登録番号”に対応する“盛岡580い○○○○”、属性“車庫交付日”に対応する“2016−05−15”、属性“受領予定日”に対応する“2016−05−18”、属性“車庫備考”に対応する“車庫のみ”、…などである。
対応情報格納部112には、1または2以上の対応情報が格納される。対応情報とは、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける情報である。フィールドとは、一のレコードに対応する画面が有する領域であり、当該レコードが有する属性値が入力される領域である。フィールドの属性値とは、フィールドの属性の値である。フィールドの属性は、例えば、フィールドの背景の色である背景色、フィールドの背景の模様である背景模様、フィールドの枠線の太さなどであるが、何でもよい。属性“背景色”の属性値は、例えば赤、青などであるが、何色でもよい。属性“背景模様”の属性値は、例えば、幾何学模様、格子、斜線などであるが、どのような模様でもよい。属性“枠線の太さ”の属性値は、例えば細枠、太枠などであるが、どのような太さでもよい。対応情報は、例えば、第一の属性の属性名と、当該第一の属性の属性値と、当該第一の属性と対になるフィールドの属性名と、当該フィールドの属性値と、当該第一の属性と対になる第二の属性の属性名と、当該第二の属性の属性値と組であるが、そのデータ構造は問わない。
必須情報格納部113には、1以上の各属性に対応付けて、または、1以上の各フィールドに対応付けて、必須情報が格納される。必須情報とは、属性値の存在が必須であるか否かを示す情報である。必須情報は、属性値の存在が必須であることを示す情報でも良い。必須情報格納部113には、例えば、属性“新使用者”またはフィールド識別子“1”に対応付けて、属性値の存在が必須であることを示す属性情報が格納されたり、属性“受託日”またはフィールド識別子“2”に対応付けて、属性値の存在が必須でないことを示す属性情報が格納されたりしてよい。
画面情報格納部114には、画面情報が格納される。画面情報とは、画面の雛形となる情報である。画面情報は、画面を構成するための情報である。画面情報は、例えば、画面を構成する2以上の各部品の画像情報、2以上の各部品の画面内における配置を示す配置情報などを有していてもよい。部品は、例えば、前述したフィールド、編集ボタン等であるが、何でもよい。ただし、画面情報のデータ構造は問わない。
受付部12は、各種の情報を受け付ける。受け付けとは、キーボードやマウスやタッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。各種の情報とは、例えば、選択されたレコードを識別するレコード識別子、編集指示、ユーザによって入力された属性値などである。
選択受付部121は、後述する表出力部141が出力している表に対して、一のレコードの選択を受け付ける。選択は、例えば、レコード自体の選択でも、レコードに対応する編集ボタン(リンク)による選択でもよい。なお、編集ボタンやリンクについては後述する。選択受付部121は、一のレコードの選択をマウスまたはキーボード等の入力デバイスを介して受け付ける。
編集指示受付部122は、画面出力部142が出力した画面に対する編集指示を受け付ける。編集指示とは、画面の編集に関する指示をいう。編集指示は、例えば、フィールドへの属性値の入力、フィールドからの属性値の削除、等の指示である。ただし、編集指示は、例えば、フィールドが有するチェックボックスへのチェックの入力または入力の解除の指示などでもよく、指示の内容は問わない。
入力受付部123は、フィールドに対する属性値の入力を受け付ける。
処理部13は、各種の処理を実行する。各種の処理とは、例えば、後述する画面の構成、レコードの更新、画面の変更、各種の選択や指示を受け付けたか否かの判別、各種の情報の格納部11等への蓄積、といった処理である。
画面構成部131は、画面情報格納部114に格納されている画面情報を用いて、後述するような1以上のフィールドを有する各種の画面を構成し得る。画面構成部131は、例えば、表出力部141が出力した表に対する一のレコードの選択を選択受付部121が受け付けたことに応じて、当該選択された一のレコードを表格納部111から読み出し、当該一のレコードが有する1以上の各属性値を対応するフィールドに表現した画面を構成する。属性値を対応するフィールドに表現した画面とは、例えば、属性値を対応するフィールドに表示した画面である。属性値を対応するフィールドに表現した画面とは、例えば、属性値に対応するフィールドの属性値を有するフィールドを有する画面である。
また、画面構成部131は、必須情報格納部113に格納されている必須情報を用いて、1以上の属性値に対応する1以上の各フィールドの属性値(例えば、背景色、背景模様、線の太さ等)を変更してもよい。画面構成部131は、例えば、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応する属性に対応するフィールドの背景色を、他のフィールドの背景色(通常色:例えば薄紫色)と異なる色(特別色:例えば赤、青等)となる画面を構成してもよい。さらに、画面構成部131は、例えば、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドに対応する属性値が、存在する場合は当該フィールドの背景色を第一特別色(例えば赤)とし、存在しない場合は当該フィールドの背景色を第二特別色(例えば青)とした画面を構成してもよい。なお、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応する属性に対応するフィールドの属性値(例えば、背景色)は、当該必須情報に対応しない属性に対応するフィールドの属性値(例えば、背景色)と比較して、目立つ属性値であることは好適である。
また、画面構成部131は、一のレコードが有する2以上の属性値のうち、一の属性値をフィールド内の文字列で示す一方、他の属性値をフィールドの属性値により示すフィールドを、1以上、有する画面をも構成し得る。詳しくは、画面構成部131は、例えば、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて取得し、第二の属性の属性値を取得し、取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、表を構成する1以上のレコードから構成してもよい。つまり、かかるフィールドは、第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドであり、第一の属性の属性値がフィールドの属性値から把握できるフィールドである。なお、かかるフィールドを複数属性値表出フィールドという。そして、第一の属性の識別子(例えば、属性名)と、第二の属性の識別子(例えば、属性名)と、第一の属性の属性値とを有する1以上の対応情報を用いて、画面構成部131は、かかる2つの属性値を表出できるフィールドを構成する。
例えば、画面構成部131は、表出力部141が出力した表に対する特定の属性名の選択を選択受付部121が受け付けたことに応じて、当該特定の属性名に対応する第一の属性の属性値を表格納部111から読み出し、第一の属性と対になる第二の属性の属性値を表格納部111から読み出し、読み出した第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて取得し、取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、読み出した第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を構成してもよい。
画面構成部131は、例えば、表に対する一のレコードの選択の受け付けに応じて、選択されたレコードの編集を行うための画面である編集画面を構成してもよい。そして、この編集画面が、上述したような1以上のフィールドを有する画面であってもよい。また、かかる1以上のフィールドの中に、複数属性値表出フィールドが含まれることは好適である。また、画面構成部131が提示画面の構成を行うためのトリガは問わない。
レコード更新部132は、編集指示に応じて、一のレコードを編集し、更新する。編集とは、例えば、フィールドへの属性値の入力に応じて、当該フィールドに対応するレコードに当該属性値を追加したり、フィールドからの属性値の削除に応じて、当該フィールドに対応するレコードから当該属性値を削除したりする処理である。ただし、編集は、例えば、チェックボックスへのチェックの入力または入力の解除に応じて、当該チェックボックスに対応する情報の追加または削除を行う処理や、新たなレコードを作成する処理などを含んでもよく、編集の態様は問わない。更新とは、表格納部111に格納されているレコードの情報を、編集後の情報で置き換える処理である。
画面変更部133は、入力受付部123がフィールドに対する属性値の入力を受け付けたことに応じて、画面出力部142が出力している画面を、当該属性値が当該フィールドに表示された画面に変更する。また、画面変更部133は、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドであり、未だ属性値が存在していないフィールドに対する属性値の入力が受け付けられた場合に、当該フィールドの背景色(第一特別色)を、属性値が入力されたことに対応する色(第二特別色)に変更してもよい。
出力部14は、各種の情報を出力する。出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。各種の情報とは、前述した表、画面等である。
表出力部141は、表を出力する。表出力部141を構成する表構成手段1411は、表格納部111に格納されている表が有する1以上の各レコードに、画面を呼び出す編集ボタンを付加し、また、当該表が有する特定の属性名に提示画面へのリンクを付加し、出力される表を構成してもよい。表構成手段1411は、さらに、1以上の各レコードに、当該レコードを印刷する印刷ボタンを付加してもよい。つまり、表構成手段1411は、1以上の各レコードに、当該レコードに対する処理を行うための1以上の処理ボタン(例えば、編集ボタン、印刷ボタン、削除するための削除ボタン等)を付加してもよい。表出力手段1412は、表構成手段1411が構成した表を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
画面出力部142は、画面構成部131が構成した画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
格納部11、表格納部111、対応情報格納部112、必須情報格納部113、および画面情報格納部114は、ハードディスクやフラッシュメモリといった不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAMなどの揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に表等の情報が記憶される過程は問わない。例えば、CD−ROMやメモリカードといった着脱可能な記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、ネットワークや通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。入力デバイスは、キーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でもよい。
受付部12、選択受付部121、編集指示受付部122、および入力受付部123は、キーボード等の入力デバイスのデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
処理部13、画面構成部131、レコード更新部132、および画面変更部133は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、処理手順は、ハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
出力部14、表出力部141、表構成手段1411、表出力手段1412、および画面出力部142は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。出力部14等は、出力デバイスのドライバーソフトによって、または出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等とで実現され得る。
次に、表情報処理装置1の動作について図2〜図7のフローチャートを用いて説明する。
図2は、表情報処理装置1の全体動作を説明するフローチャートである。
(ステップS201)表出力部141は、表を出力する処理である表出力処理を実行する。なお、表出力処理については、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS202)処理部13は、選択受付部121が表に対して一のレコードの選択を受け付けたか否かを判別する。選択受付部121が表に対して一のレコードの選択を受け付けたと判別された場合はステップS203に進み、受け付けていないと判別された場合はステップS201に戻る。
(ステップS203)画面構成部131は、選択されたレコードに対応する編集画面を構成する処理である編集画面構成処理を実行する。なお、編集画面構成処理については、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS204)画面出力部142は、画面構成部131が構成した編集画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
(ステップS205)処理部13は、編集指示受付部122が編集画面に対する編集指示を受け付けたか否かを判別する。編集指示受付部122が編集画面に対する編集指示を受け付けたと判別された場合はステップS206に進み、受け付けていないと判別された場合はステップS208に進む。
(ステップS206)レコード更新部132は、編集指示に応じて、当該一のレコードを編集し、更新する。レコードの編集は、例えば、フィールドへの属性値の入力に応じて、当該フィールドに対応するレコードに当該属性値を追加したり、フィールドからの属性値の削除に応じて、当該フィールドに対応するレコードから当該属性値を削除したりする処理を含む。レコードの更新は、表格納部111に格納されているレコードの情報を、編集後の情報で置き換える処理を含む。
(ステップS207)画面変更部133は、表格納部111に格納されているレコードの更新に応じて、画面出力部142が出力している画面を更新する処理である画面変更処理を実行する。画面変更処理については、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS208)処理部13は、受付部12が表に戻る指示を受け付けたか否かを判別する。受付部12が表に戻る指示を受け付けたと判別された場合はステップS201に戻り、受け付けていないと判別された場合はステップS205に戻る。
なお、図2の処理は、例えば、表情報処理装置1の電源オンに応じて開始するが、開始のトリガは問わない。また、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
図3は、表情報処理装置1の一部動作(表出力処理)を説明するフローチャートである。
(ステップS301)表構成手段1411は、表格納部111から表を読み出す。
(ステップS302)表構成手段1411は、読み出した表が有する1以上の各レコードに、例えば、画面を呼び出す編集ボタンを付加し、出力される表を構成する。表構成手段1411は、さらに、当該表が有する特定の属性名に提示画面へのリンクを付加してもよい。なお、表構成手段1411は、1以上の各レコードに、編集ボタン以外の印刷ボタン等の操作ボタンを付加しても良い。
(ステップS303)表出力手段1412は、表構成手段1411が構成した表を出力する。その後、上位処理にリターンする。
図4は、表情報処理装置1の編集画面構成処理を説明するフローチャートである。
1以上の各フィールドに対応するフラグのデフォルト(初期値)はオフである。オフされたフラグは、当該フィールドに属性値が代入されている(当該フィールドに対応する属性値が存在する)ことを示す。オンされたフラグは、当該フィールドに属性値が代入されていない(当該フィールドに対応する属性値が存在しない)ことを示す。ただし、フラグのオン・オフと属性値の存在・不存在との対応関係は逆でもよい。
(ステップS401)画面構成部131は、編集画面(以下、単に“画面”と記す場合がある)を構成するための画面情報を画面情報格納部114から取得する。
(ステップS402)画面構成部131は、背景色が通常色(例えば薄紫色)のフィールドであり、当該一のレコードが有し得る1以上の属性値に対応する1以上のフィールドを有する画面を構成する。
(ステップS403)画面構成部131は、変数iに1をセットする。
(ステップS404)画面構成部131は、画面が有する1以上のフィールドのうちi番目のフィールドを選択する。
(ステップS405)画面構成部131は、表格納部111の表を参照して、当該一のレコードがi番目のフィールドに対応する属性値を有するか否かを判別する。当該一のレコードがi番目のフィールドに対応する属性値を有する(以下、かかる属性値が“存在する”と記す場合がある)と判別された場合はステップS406に進み、存在しないと判別された場合はステップS408に進む。
(ステップS406)画面構成部131は、当該属性値を表格納部111から読み出す。
(ステップS407)画面構成部131は、i番目のフィールドに当該属性値を代入する。その後、ステップS409に進む。
(ステップS408)画面構成部131は、i番目のフィールドに対応するフラグをオンにする。
(ステップS409)画面構成部131は、i番目のフィールドの背景色を変更する処理である背景色変更処理を実行する。なお、背景色変更処理については、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS410)画面構成部131は、フィールドに代入した属性値は対応情報に含まれる第二の属性の属性値であるか否かを判別する。当該属性値は対応情報に含まれる第二の属性の属性値であると判別された場合はステップS411に進み、当該属性値は対応情報に含まれる第二の属性の属性値ではないと判別された場合はステップS415に進む。
(ステップS411)画面構成部131は、対応情報を用いて、当該第二の属性に対応する第一の属性の属性値を取得する。
(ステップS412)画面構成部131は、対応情報を用いて、当該第一の属性に対応するフィールドの属性の属性値を取得する。
(ステップS413)画面構成部131は、取得した2つの属性値を用いて、1つのフィールドを構成する。なお、かかるフィールドは、上述した複数属性値表出フィールドである。
(ステップS414)画面構成部131は、変数iをインクリメントする。
(ステップS415)画面構成部131は、i番目のフィールドが存在するか否かを判別する。i番目のフィールドが存在する場合はステップS404に戻り、存在しない場合は、上位処理にリターンする。
図5は、表情報処理装置1の背景色変更処理を説明するフローチャートである。
(ステップS501)画面構成部131は、i番目のフィールド(または、i番目の属性)に対応する必須情報を必須情報格納部113から取得する。なお、i番目のフィールドに対応する必須情報が存在しない場合もあっても良い。かかる場合、必須情報は「必須ではない」ことを示す情報と同意義である。
(ステップS502)画面構成部131は、当該必須情報が必須を示すか否かを判別する。当該必須情報が必須を示す場合はステップS503に進み、必須を示さない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS503)i番目のフィールドに対応するフラグはオンか否かを判別する。i番目のフィールドに対応するフラグがオンである場合はステップS504に進み、オフである場合はステップS505に進む。
(ステップS504)画面構成部131は、i番目のフィールドの背景色を通常色から第一特別色(例えば赤)に変更する。その後、上位処理にリターンする。
(ステップS505)画面構成部131は、i番目のフィールドの背景色を通常色から第二特別色(例えば青)に変更する。その後、上位処理にリターンする。
図6は、表情報処理装置1の画面変更処理を説明するフローチャートである。
(ステップS601)画面変更部133は、当該編集指示がフィールドに対する属性値の入力であるか否かを判別する。当該編集指示がフィールドに対する属性値の入力である場合はステップS602に進み、フィールドに対する属性値の入力ではない場合はステップS608に進む。
(ステップS602)画面変更部133は、当該フィールドに対応するフラグがオンか否かを判別する。当該フィールドに対応するフラグがオンである場合はステップS603に進み、オフである場合はステップS607に進む。
(ステップS603)画面変更部133は、入力された属性値を当該フィールドに代入する。
(ステップS604)画面変更部133は、当該フィールドに対応するフラグをオフにする。
(ステップS605)画面変更部133は、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すか否かを判別する。当該フィールドに対応する必須情報が必須を示す場合はステップS606に進み、必須を示さない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS606)画面変更部133は、当該フィールドの現在の背景色である第一特別色を、属性値が入力されたことに対応する色である第二特別色に変更する。その後、上位処理にリターンする。
(ステップS607)画面変更部133は、当該フィールドの属性値を更新する。つまり、画面変更部133は、当該フィールドに存在する属性値を、入力された属性値で置き換える。その後、上位処理にリターンする。
(ステップS608)画面変更部133は、当該編集指示がフィールドからの属性値の削除であるか否かを判別する。当該編集指示がフィールドからの属性値の削除であると判別された場合はステップS609に進み、フィールドからの属性値の削除ではないと判別された場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS609)画面変更部133は、当該フィールドから当該属性値を削除する。
(ステップS610)画面変更部133は、当該フィールドに対応するフラグをオンにする。
(ステップS611)画面変更部133は、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すか否かを判別する。当該フィールドに対応する必須情報が必須を示す場合はステップS612に進み、必須を示さない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS612)画面変更部133は、当該フィールドの現在の背景色である第二特別色を、属性値が未入力であることに対応する色である第一特別色に変更する。その後、上位処理にリターンする。
図7は、表情報処理装置1の表のレコードを提示する処理を説明するフローチャートである。ここでの処理は、複数属性値表出フィールドを有する画面を出力する処理である。
(ステップS701)画面構成部131は、変数jに1をセットする。
(ステップS702)画面構成部131は、表を構成する1以上のレコードのうちj番目のレコードが有する属性値であり、当該特定の属性名に対応する第一の属性の属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて表格納部111から読み出す。
(ステップS703)画面構成部131は、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて、当該j番目のレコードが有する属性値であり、当該第一の属性と対になる第二の属性の属性値を、表格納部111から読み出す。
(ステップS704)画面構成部131は、読み出した第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて取得する。
(ステップS705)画面構成部131は、特定の属性名に関連する他の属性名が格納部11に格納されているか否かを判別する。特定の属性名に関連する他の属性名が格納部11に格納されていると判別された場合はステップS705に進み、格納されていないと判別された場合はステップS707に進む。
(ステップS706)画面構成部131は、当該j番目のレコードが有する属性値であり、当該他の属性名に対応するその他の属性値を表格納部111から読み出す。
(ステップS707)画面構成部131は、変数jをインクリメントする。
(ステップS708)画面構成部131は、j番目のレコードがあるか否かを判別し、j番目のレコードがあると判別された場合はステップ702に戻り、ないと判別された場合はステップS709に進む。
(ステップS709)画面構成部131は、提示画面を構成するための画面情報を画面情報格納部114から取得する。
(ステップS710)画面構成部131は、取得した属性値を有するフィールドであり、読み出した第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面であり、読み出したその他の属性値があれば、当該その他の属性値をフィールド内の値とするフィールドをも有する画面を、画面情報を用いて構成する。
(ステップS711)画面出力部142は、画面構成部131が構成した画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
(ステップS712)処理部14は、例えば、電源オフや処理終了の割り込みの有無等を基に、処理を終了するか否かを判断する。処理を終了しないと判断された場合はステップS711に戻り、終了すると判断された場合は処理を終了する。
なお、図7の処理は、例えば、受付部12が表に対する特定の属性名の選択を受け付けた時に開始するが、開始のトリガは問わない。
以下、本実施の形態における表情報処理装置1の具体的な動作について説明する。
(具体例1)
表格納111には、例えば図8に示すような表が格納されている。格納されている表は、前述したように、1以上のレコードで構成され、当該1以上の各レコードが、当該レコードを識別するIDと、1以上の属性に対応する1以上の属性値とを有する。図8の表では、1以上の属性は、例えば、“新使用者”、“受託日”、“受託内容”、“登録番号”、“車庫交付日”、“受領予定日”、“車庫備考”、…などである。なお、“新使用者”等は、当該属性の名称(属性名)であり、属性“新使用者”等のように記す場合もある。“新使用者”等の属性名もまた、表を構成する一のレコードに格納されていてよい。
例えば、ID“7535”で識別される1番目のレコードは、属性“新使用者”の属性値“(株)ABC”と、属性“受託日”の属性値“2016−05−12”と、属性“受託内容”の属性値“転抹”と、属性“登録番号”の属性値“−”と、属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−16”と、属性“受領予定日”の属性値“−”と、属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ”とを有する。また、ID“7534”で識別される2番目のレコードは、属性“新使用者”の属性値“山田太郎”と、属性“受託日”の属性値“2016−05−12”と、属性“受託内容”の属性値“転入”と、属性“登録番号”の属性値“福岡501て○○○○”と、属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−16”と、属性“受領予定日”の属性値“2016−05−17”と、属性“車庫備考”の属性値“−”とを有する。また、ID“7533”で識別される3番目のレコードは、属性“新使用者”の属性値“(有)DEF”と、属性“受託日”の属性値“2016−05−11”と、属性“受託内容”の属性値“転入”と、属性“登録番号”の属性値“盛岡580い○○○○”と、属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−15”と、属性“受領予定日”の属性値“2016−05−18”と、属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ”とを有する。なお、属性値“−”は、当該属性が存在しないことを示す。
必須情報格納部113には、フィールド識別子と必須情報との対の集合が格納されている。フィールド識別子と必須情報との対の集合とは、例えば、“1”と“必須”との対、“2”と“必須でない”との対、“3”と“必須でない”との対、“4”と“必須”との対、“5”と“必須でない”との対、“6”と“必須でない”との対、“7”と“必須でない”との対、…などである。
格納部11には、属性名とフィールド識別子とフラグとの組の集合が格納されている。属性名とフィールド識別子とフラグとの組の集合とは、例えば、“新使用者”と“1”と“オフ”との組、“受託日”と“2”と“オフ”との組、“受託内容”と“3”と“オフ”との組、“登録番号”と“4”と“オン”との組、“車庫交付日”と“5”と“オフ”との組、“受領予定日”と“6”と“オン”との組、“車庫備考”と“7”と“オフ”との組、…などである。
表情報処理装置1が起動されると、表構成手段1411が、表格納部11から表(図8参照)を読み出し、読み出した表に編集ボタン、印刷ボタンと等の操作ボタンを付加することで、出力される表を構成する。表構成手段1411は、さらに、当該表が有する特定の属性名(例えば“車庫交付日”)に提示画面へのリンクを付加してもよい。表出力手段1412は、表構成手段1411が構成した表を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。これによって、例えば図9に示すような表が、ディスプレイに表示される。
表示される表は、2以上の行および2以上の列を有する。この表では、第1行の第一列に“印刷”が表示され、同第2列に“編集”が表示され、同第3列に“ID”が表示され、同第4列には“新使用者が表示され、同第5列には“受託日”が表示され、同第6列には“受託内容”が表示され、同第7列には“登録番号”が表示され、同第8列には“車庫交付日”が表示され、同第9列には“受領予定日”が表示され、同第10列には“車庫備考”が表示されている。
また、この表では、第2行の第1列に“印刷”ボタンが表示され、同第2列に“編集”ボタンが表示され、同第3列にID“7535”が表示され、同第4列に新使用者“(株)ABC”が表示され、同第5列に受託日“2016−05−12”が表示され、同第6列には受託内容“転抹”が表示され、同第7列には登録番号“−”が表示され、同第8列には車庫交付日“2016−05−16”が表示され、同第9列には受領予定日“−”が表示され、同第10列には車庫備考“車庫のみ”が表示されている。
また、この表では、第3行の第1列に“印刷”ボタンが表示され、同第2列に“編集”ボタンが表示され、同第3列にID“7534”が表示され、同第4列に新使用者“山田太郎”が表示され、同第5列に受託日“2016−05−12”が表示され、同第6列には受託内容“転入”が表示され、同第7列には登録番号“福岡501て○○○○”が表示され、同第8列には車庫交付日“2016−05−16”が表示され、同第9列には受領予定日“2016−05−17”が表示され、同第10列には車庫備考“−”が表示されている。
また、この表では、第4行の第1列に“印刷”ボタンが表示され、同第2列に“編集”ボタンが表示され、同第3列にID“7533”が表示され、同第4列に新使用者“(有)EEF”が表示され、同第5列に受託日“2016−05−11”が表示され、同第6列には受託内容“転入”が表示され、同第7列には登録番号“盛岡580い○○○○”が表示され、同第8列には車庫交付日“2016−05−15”が表示され、同第9列には受領予定日“2016−05−18”が表示され、同第10列には車庫備考“車庫のみ”が表示されている。
この表に対して、選択受付部121が一のレコードの選択(例えば、図9に示した表の第2列に表示されている1以上の“編集”ボタンのうち、一の“編集”ボタンの押下)を受け付けると、画面構成部131は、選択されたレコードを編集するための編集画面を構成する。
例えば、図9に示した表に対し、ユーザが、上から1番目(第2行)の“編集”ボタンを押下したとすると、これに対応する1番目のレコードを編集するための編集画面が、次のようにして構成される。画面構成部131は、編集画面を構成するための画面情報を画面情報格納部114から取得し、背景色が通常色(本例では薄紫色)のフィールドであり、当該1番目のレコードが有し得る1以上の属性値(本例では、図9に示した表の第4列〜第10列に表示され得る7個の属性値)に対応する1以上のフィールド(本例では、7個のフィールド)を有する画面を構成する。次に、画面構成部131は、変数iに1をセットし、画面が有する7個のフィールドのうちi番目のフィールドを選択する。そして、画面構成部131は、i番目のフィールドに関して、以下のような処理を実行する。
画面構成部131は、表格納部111の表を参照して、i番目のフィールドに対応する属性値が存在するか否かを判別する。そして、i番目のフィールドに対応する属性値が存在すると判別された場合、画面構成部131は、当該属性値を表格納部111から読み出し、i番目のフィールドに当該属性値を代入する。他方、i番目のフィールドに対応する属性値が存在しないと判別された場合、画面構成部131は、i番目のフィールドに対応するフラグをオンにする。
次に、画面構成部131は、i番目のフィールドの背景色を、次の手順で変更する。画面構成部131は、i番目のフィールドに対応する必須情報を必須情報格納部113から取得し、当該必須情報が必須を示すか否かを判別する。そして、当該必須情報が必須を示すと判別された場合、画面構成部131は、i番目のフィールドに対応するフラグはオンか否かを判別し、フラグがオンであると判別された場合は、i番目のフィールドの背景色を通常色から第一特別色(例えば赤)に変更する一方、フラグがオフであると判別された場合は、i番目のフィールドの背景色を通常色から第二特別色(例えば青)に変更する。他方、i番目のフィールドに対応する当該必須情報が必須を示さないと判別された場合、画面構成部131は、当該フィールドの背景色の変更は行わない。
従って、i番目のフィールドが、属性値の入力を必須としないことを示す必須情報と対応づいている場合は、属性値が入力済みか未入力か(つまりフラグがオフかオンか)に関わらず、その背景色は通常色(薄紫色)のままである。i番目のフィールドが、属性値の入力を必須とすることを示す必須情報と対応づいている場合は、属性値が未入力(つまりフラグがオン)であれば、その背景色は通常色から第一特別色(赤)に変更される一方、属性値が入力済み(つまりフラグがオフ)であれば、その背景色は通常色から第二特別色(青)に変更される。
画面構成部131が、上記のような処理を、変数iをインクリメントしつつ繰り返すことで、選択されたレコードが有し得る1以上の属性値に対応する1以上のフィールドを有する編集画面が構成される。
画面出力部142は、画面構成部131が構成した編集画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。これによって、例えば図10に示すような編集画面が、ディスプレイに表示される。
図10は、編集画面の出力例を示す図である。編集画面は、一のレコードが有し得る1以上の属性値に対応する1以上のフィールドを有する。本例の編集画面は、図8の表を構成する1番目のレコードに対応する画面である。この編集画面は、“新使用者”に対応するフィールド(1番目のフィールド)と、“受託日”に対応するフィールド(2番目のフィールド)と、“受託内容”に対応するフィールド(3番目のフィールド)と、“登録番号”に対応するフィールド(4番目のフィールド)と、“車庫交付日”に対応するフィールド(5番目のフィールド)と、“受領予定日”に対応するフィールド(6番目のフィールド)と、“車庫備考”に対応するフィールド(7番目のフィールド)とを有する。
この編集画面の1番目のフィールドには“(株)ABC”が表示され、2番目のフィールドには“2016−05−12”が表示され、3番目のフィールドには“転抹”が表示され、4番目のフィールドには何も表示されず、5番目のフィールドには“2016−05−16”が表示され、6番目のフィールドには何も表示されず、7番目のフィールドには“車庫のみ”が表示されている。1番目のフィールドの背景色は、その必須情報が必須を示し、かつ属性値が存在するので、第2特別色である。3番目のフィールドの背景色は、その必須情報が必須を示し、かつ属性値が存在しないので、第1特別色である。その他のフィールドの背景色は、その必須情報が必須を示さないので、通常色である。
ユーザは、この編集画面に対し、必要な編集指示を入力することができる。編集指示受付部122が編集画面に対する編集指示を受け付けると、レコード更新部132は、当該編集指示に応じて、表格納部111に格納されている表を構成する当該一のレコードを編集し、更新する。画面変更部133は、当該一のレコードの更新に応じて、画面出力部142が出力している編集画面を、例えば次の手順で変更する。
画面変更部133は、当該編集指示がフィールドに対する属性値の入力であるか否かを判別し、当該編集指示がフィールドに対する属性値の入力であると判別されると、当該フィールドに対応するフラグがオンか否かをさらに判別する。当該フィールドに対応するフラグがオンであると判別されると、画面変更部133は、入力された属性値を当該フィールドに代入し、当該フィールドに対応するフラグをオフにする。続いて、画面変更部133は、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すか否かを判別し、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すと判別されると、画面変更部133は、当該フィールドの背景色を、属性値が入力されたことに対応する第二特別色に変更する。当該フィールドに対応する必須情報が必須を示さないと判別された場合、画面変更部133は、当該フィールドの背景色の変更を行わない。
当該フィールドに対応するフラグがオフであると判別された場合、画面変更部133は、当該フィールドに存在する属性値を、入力された属性値で置き換える。
当該編集指示がフィールドに対する属性値の入力でないと判別された場合、画面変更部133は、当該編集指示がフィールドからの属性値の削除であるか否かをさらに判別する。そして、当該編集指示がフィールドからの属性値の削除であると判別されると、画面変更部133は、当該フィールドから当該属性値を削除し、当該フィールドに対応するフラグをオンにする。続いて、画面変更部133は、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すか否かを判別し、当該フィールドに対応する必須情報が必須を示すと判別されると、当該フィールドの背景色を、属性値が未入力であることに対応する第一特別色に変更する。当該フィールドに対応する必須情報が必須を示さないと判別された場合、画面変更部133は、当該フィールドの背景色の変更を行わない。
従って、例えば、図10の編集画面に対し、登録番号に対応するフィールド(4番目のフィールド)に“大阪301ひ○○○○”が入力されたとすると、このフィールドに対応する必須情報は必須を示し、かつ、このフィールドに対応するフラグはオンであることから、この編集画面は、図11のような編集画面に変更される。図11の編集画面では、登録番号に対応するフィールドに“大阪301ひ○○○○”が代入され、そのフィールドの背景色が、必須かつ未入力を示す第1特別色から、必須かつ入力済みを示す第2特別色に変化している。
ユーザは、編集を終えると、表に戻る指示(図示しない“戻る”ボタンの押下等)を行う。受付部12が表に戻る指示を受け付けると、表出力部141は、変更された表を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。こうして、ディスプレイには、変更された表(図示せず)が表示される。この表では、第2行第6列に“大阪301ひ○○○○”が表示されている。
なお、本例の編集画面において、上述した複数属性値表出フィールドを用いることも可能である。この場合、対応情報格納部112には、例えば図12に示すような対応情報が格納される。なお、図12の対応情報の詳細については、具体例2で説明する。画面構成部131は、例えば、図8の表の3番目のレコードに対応する編集画面を構成する際に、当該3番目のレコードから第一の属性である“受領予定日”の属性値“2016−05−18”を取得し、取得した第一の属性の属性値“2016−05−18”に対応するフィールドの属性値“第二色”(例えば緑色)を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて取得し、当該3番目のレコードから第二の属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ”を取得して、取得したフィールドの属性値“第二色”を有するフィールドであり、第二の属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ”をフィールド内の値とする複数属性値表出フィールドを構成してもよい。これにより、例えば、図10または図11に示した編集画面では、第6および第7の2つのフィールドを用いて表現されていた2つの属性値“2016−05−15”および“車庫のみ”が、一の複数属性値表出フィールドを用いて表現されるので、同じ量の情報を少ない数のフィールドで表現可能となり、表のレコードを効率よく提示できる。
(具体例2)
格納部11には、特定の属性名が格納されている。格納されている特定の属性名とは、例えば“車庫交付日”である。
表格納部111には、例えば図8に示したような表が格納されている。また、対応情報格納部112には、例えば図12に示すような対応情報が格納されている。この対応情報は、特定の属性に対応する第一の属性の属性名と、当該第一の属性の属性値と、当該第一の属性と対になるフィールドの属性名と、当該フィールドの属性値と、当該第一の属性と対になる第二の属性の属性名との組の集合で構成される。格納されている組の集合とは、例えば、特定の属性“車庫交付日”に対応する第一の属性“受領予定日”と、当該第一の属性の属性値“2016−05−17”と、当該第一の属性と対になるフィールドの属性名“背景色”と、当該フィールドの属性値“第一色(例えば水色:図では影模様で表現)”と、当該第一の属性と対になる第二の属性“車庫備考”との組、特定の属性“車庫交付日”に対応する第一の属性“受領予定日”と、当該第一の属性の属性値“2016−05−18”と、当該第一の属性と対になるフィールドの属性名“背景色”と、当該フィールドの属性値“第二色(例えば緑色:図では網模様で表現)”と、当該第一の属性と対になる第二の属性“車庫備考”との組、…などである。なお、対応情報格納部112には、上記第一の属性の属性値“2016−05−17”、“2016−05−18”以外の第一の属性の属性値、と対になるフィールドの属性値“色なし”がさらに格納されていてもよい。“色なし”は、第一色および第二色以外の適宜な色(例えば薄緑、白等)であってもよい。
格納部11には、特定の属性名に関連する他の属性名が格納されていてもよい。格納されている他の属性名とは、例えば、“新使用者”などである。
ディスプレイには、例えば図9に示したような表が表示されている。ユーザが、表示されている表に対し、特定の属性名“車庫交付日”の選択を行うと、受付部12は、当該特定の属性名の選択を受け付け、画面構成部131は、当該特定の属性名に関連する2以上の属性値を提示する提示画面を、例えば次の手順で構成する。
画面構成部131は、変数jに1をセットし、j番目のレコードが有する属性値であり、当該特定の属性名に対応する第一の属性の属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて表格納部111から読み出す。次に、画面構成部131は、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて、当該j番目のレコードが有する属性値であり、当該第一の属性と対になる第二の属性の属性値を、表格納部111から読み出す。そして、画面構成部131は、読み出した第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報格納部112に格納されている対応情報を用いて取得する。また、画面構成部131は、特定の属性名に関連する他の属性名が格納部11に格納されていれば、当該j番目のレコードが有する属性値であり、当該特定の属性名に対応するその他の属性値をも表格納部111から読み出す。その後、画面構成部131は、変数jをインクリメントしつつ、上記と同様の処理を繰り返す。
変数jがレコード数を超えると、画面構成部131は、提示画面を構成するための画面情報を画面情報格納部114から取得する。そして、画面構成部131は、取得した属性値を有するフィールドであり、読み出した第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、画面情報を用いて構成する。読み出したその他の属性値がある場合、画面構成部131は、このような1以上のフィールドに加えて、当該その他の属性値をフィールド内の値とするフィールドをも有する画面を構成する。画面出力部142は、画面構成部131が構成した画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
従って、例えば、ユーザが、特定の属性名である“車庫交付日”を選択すると、この“車庫交付日”に対応する属性値として、画面構成部131は、表を構成する1以上の各レコードから、第一の属性“受領予定日”の属性値“−,2016−05−17,2016−05−18,…”を読み出し、第一の属性“受領予定日”と対になる第二の属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ,−,車庫のみ,…”を読み出し、読み出した第一の属性の属性値“−,2016−05−17,2016−05−18,…”に対応するフィールドの属性値“色なし,第一色,第二色,…”を、対応情報を用いて取得する。また、画面構成部131は、“車庫交付日”に関連するその他の属性値として、1以上の各レコードから、属性“新使用者”の属性値“(株)ABC,山田太郎,(有)DEF,…”、および、属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−16,2016−05−16,2016−05−15,…”をも読み出す。
そして、画面構成部131は、上記のようにして取得した属性値“色なし,第一色,第二色,…”に対応する背景色を有するフィールドであり、読み出した第二の属性の属性値“車庫のみ,−,車庫のみ,…”をフィールド内の値とするフィールド(かかるフィールドは、上述した複数属性値表出フィールドである)を、1以上、有する提示画画面であり、さらに、他の属性“新使用者”の属性値“(株)ABC,山田太郎,(有)DEF,…”をフィールド内の値とする1以上のフィールドと、その他の属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−16,2016−05−16,2016−05−15,…”をフィールド内の値とする1以上のフィールドをも有する提示画面を構成する。画面出力部142は、こうして構成された提示画面を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。その結果、ディスプレイに、例えば図13に示すような提示画面が出力される。
図13は、提示画面の出力例を示す図である。提示画面は、第一の属性の属性値に対応する背景色を有するフィールドであり、第二の属性の属性値をフィールド内の値とする複数属性値表出フィールドを、1以上、有する。また、提示画面は、他の属性の属性値が存在する場合、当該他の属性の属性値をフィールド内の値とする1以上のフィールドをも有する。
本例の提示画面は、選択された特定の属性名を有する特定の属性“車庫交付日”の属性値“2016−05−16,2016−05−15,…”をフィールド内の値とする2以上のフィールド(以下、フィールド“2016−05−16”、フィールド“2016−05−15”、…と記す)と、特定の属性“車庫交付日”に関連する他の属性である“新使用者”の属性値“(株)ABC,山田太郎,(有)DEF,…”をフィールド内の値とする2以上のフィールド(以下、フィールド“(株)ABC”、フィールド“山田太郎”、フィールド“(有)DEF”、…と記す)と、特定の属性“車庫交付日”に関連する第一の属性“の属性値“−,2016−05−17,2016−05−18,…”に対応する背景色“色なし,第一色,第二色,…”を有するフィールドであり、第一の属性に対応する第二の属性“車庫備考”の属性値“車庫のみ,−,車庫のみ,…”をフィールド内の値とする2以上の複数属性値表出フィールド(以下、色のないフィールド“車庫のみ”、第一色のフィールド“−”、第二色のフィールド“車庫のみ”、…と記す)とを有する。
この提示画面では、フィールド“2016−05−16”と対に、フィールド“(株)ABC”と色のないフィールド“車庫のみ”との組、およびフィールド“山田太郎”と第一色のフィールド“−”との組、が表示されている。また、フィールド“2016−05−15”と対に、フィールド“(有)DEF”と第二色のフィールド“車庫のみ”との組が表示されている。この提示画面によれば、色のないフィールド“車庫のみ”、第一色のフィールド“−”、および第二色のフィールド“車庫のみ”といった、一のフィールドで2つの属性値を提示し得る複数属性値表出フィールドを用いたことで、表のレコードを効率的に提示できる。
以上、本実施の形態によれば、表情報処理装置1は、1または2以上のレコードを有する表を格納しており、この表を出力し、出力している表に対して、一のレコードの選択を受け付け、選択された一のレコードが有する1以上の各属性値を読み出し、1以上の各属性値を各々対応するフィールドに代入した画面を構成し、構成した画面を出力し、出力した画面に対する編集指示を受け付け、この編集指示に応じて、一のレコードを編集し、更新するので、表のレコードを容易に編集できる。この効果は、例えば、狭い画面等の制約がある場合に、顕著となる。
また、上記表情報処理装置1において、1以上の各レコードに、画面を呼び出す編集ボタンを付加し、出力される表を構成し、構成した表を出力することにより、ボタンで所望のレコードに対応する画面を呼び出せるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、上記表情報処理装置1において、レコードは、属性の値である1または2以上の属性値を有し、1以上の各属性に対応付けて、属性値の存在が必須であるか否かを示す必須情報を格納しており、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドの背景色を、他のフィールドの背景色と異なる色とした画面を構成することにより、属性値の入力が必須であるフィールドが一目でわかるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、上記表情報処理装置1において、フィールドに対する属性値の入力を受け付け、属性値の存在が必須であることを示す必須情報に対応するフィールドに対する属性値の入力が受け付けられた場合に、フィールドの背景色を、属性値が入力されたことに対応する色に変更することにより、必須の入力フィールドに属性値が入力されると、背景色が変更されることで、必須のフィールドへの属性値の入力が済んだか否かが一目でわかるので、表のレコードをより容易に編集できる。
また、表情報処理装置1は、2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表と、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報とを格納しており、表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、対応情報を用いて取得し、1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、表を構成する1以上のレコードから構成し、構成した画面を出力することにより、1以上のレコードごとに、2以上の属性値を一のフィールドで提示するので、表のレコードを効率的に提示できる。
また、上記表情報処理装置1において、フィールドの属性値は、フィールドの背景色であることにより、2以上の属性値のうち、一の属性値をフィールド内の文字列で示す一方、他の属性値をフィールドの背景色により示すので、一のフィールドで示される2以上の属性値が一目でわかるようになり、表のレコードをより効率的に提示できる。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現してもよい。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布してもよい。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布してもよい。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、本実施形態におけるプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、1または2以上のレコードを有する表が格納される表格納部111を格納しており、前記コンピュータを、前記表を出力する表出力部141と、前記表出力部141が出力している表に対して、一のレコードの選択を受け付ける選択受付部121と、前記選択された一のレコードが有する1以上の各属性値を前記表格納部111から読み出し、前記1以上の各属性値を各々対応するフィールドに代入した画面を構成する画面構成部131と、前記画面構成部131が構成した画面を出力する画面出力部142と、前記画面出力部142が出力した画面に対する編集指示を受け付ける編集指示受付部122と、前記編集指示に応じて、前記一のレコードを編集し、更新するレコード更新部132として機能させるためのプログラムである。
また、本実施形態におけるプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部111と、前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部112とを格納しており、前記コンピュータを、前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、前記対応情報を用いて取得し、前記1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、前記取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、前記第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、前記表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成部131と、前記画面構成部131が構成した画面を出力する画面出力部142として機能させるためのプログラムでもある。
図14は、本実施の形態におけるプログラムを実行して、表情報処理装置1を実現するコンピュータシステム900の外観の一例を示す図である。本実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現され得る。図14において、コンピュータシステム900は、CD−ROMドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、ディスプレイ904とを備える。なお、キーボード902やマウス903やディスプレイ904をも含むシステム全体をコンピュータと呼んでもよい。
図15は、コンピュータシステム900の内部構成の一例を示す図である。図15において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、インターネット等のネットワークへの接続を提供するネットワークカード916と、を備える。
コンピュータシステム900に、表情報処理装置1の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、インターネット等のネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは、実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、CD−ROM921に代えて他の着脱可能な記録媒体(例えば、DVDやメモリカード等)を介して、プログラムがコンピュータシステム900に読み込まれてもよい。
プログラムは、コンピュータの詳細を示す901に、表情報処理装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるネットワークカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる表情報処理装置等は、表のレコードを容易に編集または閲覧できるという効果を有し、表情報処理装置等として有用である。
1 表情報処理装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
111 表格納部
112 対応情報格納部
113 必須情報格納部
114 画面情報格納部
121 選択受付部
122 編集指示受付部
123 入力受付部
131 画面構成部
132 レコード更新部
133 画面変更部
141 表出力部
142 画面出力部
1411 表構成手段
1412 表出力手段

Claims (4)

  1. 2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部と、
    前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部と、
    前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、前記対応情報を用いて取得し、前記1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、前記取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、前記第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、前記表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成部と、
    前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部とを具備する表情報処理装置。
  2. 前記フィールドの属性値は、フィールドの背景色である請求項1記載の表情報処理装置。
  3. 記録媒体は、
    2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部と、
    前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部とを格納しており、
    画面構成部および画面出力部によって行われる表情報処理方法であって、
    前記画面構成部が、前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、前記対応情報を用いて取得し、前記1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、前記取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、前記第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、前記表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成ステップと、
    前記画面出力部が、前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力ステップとを具備する表情報処理方法。
  4. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    2以上の属性値を有するレコードを、1または2以上有する表が格納される表格納部と、
    前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値とフィールドの属性値とを対応付ける2以上の対応情報が格納される対応情報格納部とを格納しており、
    前記コンピュータを、
    前記表を構成する1以上の各レコードが有する第一の属性の属性値に対応するフィールドの属性値を、前記対応情報を用いて取得し、前記1以上の各レコードが有する第二の属性の属性値を取得し、前記取得したフィールドの属性値を有するフィールドであり、前記第二の属性の属性値をフィールド内の値とするフィールドを、1以上、有する画面を、前記表を構成する1以上のレコードから構成する画面構成部と、
    前記画面構成部が構成した画面を出力する画面出力部として機能させるためのプログラム。
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