JP2018135960A - 等速自在継手 - Google Patents

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弘昭 牧野
Hiroaki Makino
弘昭 牧野
達朗 杉山
Tatsuro Sugiyama
達朗 杉山
石島 実
Minoru Ishijima
実 石島
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Abstract

【課題】内側継手部材に嵌入されるシャフトに対して、材料費の低減および旋削加工の取り代の削減を可能とする等速自在継手を提供する。【解決手段】内側継手部材26へ嵌入されるシャフト31の端部に、内側継手部材26の軸孔に形成される雌スプライン30に嵌合する雄スプライン32を形成する。雄スプライン32と雌スプライン30とで構成される嵌合構造の嵌合状態で内側継手部材26に当接してシャフト31の継手内部側への侵入を規制する肩当部35を、シャフト31の雄スプライン32の嵌入終端部側に設ける。肩当部35を、嵌合構造の雄スプライン32と同一の諸元であって位相をずらせた形状の転造加工部位である雄スプライン32にて構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、等速自在継手に関し、特に、自動車や各種産業機械の動力伝達系において使用され、例えば4WD車やFR車などで使用されるドライブシャフトやプロペラシャフトに組み込まれる固定式あるいは摺動式等速自在継手に関する。
図15に固定式等速自在継手を示し、この等速自在継手は、内径面1に複数のトラック溝2が円周方向等間隔に軸方向に沿って形成された外側継手部材3と、外径面4に外側継手部材3のトラック溝2と対をなす複数のトラック溝5が円周方向等間隔に軸方向に沿って形成された内側継手部材6と、外側継手部材3のトラック溝2と内側継手部材6のトラック溝5との間に介在してトルクを伝達する複数のボール7と、外側継手部材3の内径面1と内側継手部材6の外径面4との間に介在してボール7を保持するケージ8とを備えている。
また、内側継手部材6の軸孔内径面に雌スプライン11が形成され、この内側継手部材6の軸孔に嵌入されるシャフト10の端部には雄スプライン12が形成されている。このため、シャフト10の端部を内側継手部材6の軸孔に嵌入することによって、内側継手部材6の雌スプライン11とシャフト10の雄スプライン12とがトルク伝達可能に噛合する。シャフト10の端部には、止め輪13が装着され、これによって、シャフト10の抜けを規制している。なお、外側継手部材3は、内径面1に複数のトラック溝2が形成されたマウス部15と、このマウス部15の底壁16から突設されるステム部(軸部)17とからなる。
このように、内側継手部材6の軸孔に嵌入される軸部材(シャフト10)は、軸端部に雄スプライン12が形成され、図16(d)に示すように、シャフト10の雄スプライン12の嵌入終端部側には肩当部20が形成されている。この肩当部20は、図15に示すように、雄スプライン12と雌スプライン11との嵌合状態で内側継手部材6の継手開口側の縁部に当接してシャフト10の継手内部側への侵入を規制する。
肩当部20は、図16(d)に示すように、シャフト10の外周側に膨出する本体部20aと、この本体部20aの雄スプライン側に設けられるテーパ部20bと、本体部20aの反雄スプライン側に設けられるテーパ部20cにて構成される。なお、雄スプライン側のテーパ部20bは、反雄スプライン側のテーパ部20cよりもテーパ角度を大きくして、軸方向長さを短くしている。また、雄スプライン12の反肩当部側の端部には、周方向凹溝18が形成され、この周方向凹溝18に止め輪13(図15参照)が装着される。
このような肩当部では、そのテーパ部20bが、図15に示すように、内側継手部材の6の軸孔の継手開口側の開口縁部に当接して、シャフト10の継手内部側への侵入を規制することになる。
図16(d)に示すようなシャフト10は、以下のように製造される。すなわち、図16(a)に示すような素材である棒鋼19を、旋削加工を行って、図16(b)の実線に示すようなシャフト10Aを加工する。このシャフト10Aには、雄スプライン形成部12Aと、肩当部形成部20Aとが形成されている。その後、図16(c)に示すように、雄スプライン形成部12Aに転造加工にて雄スプライン12を加工する。
この雄スプライン12は転造加工であるので、雄スプライン形成部12Aの外径寸法を、形成される雄スプライン12の小径よりも大きく、雄スプライン12の大径よりも小さく設定できる。すなわち、図16(b)に示すように、雄スプライン12の小径をd3とし、雄スプライン12の大径をd4とし、雄スプライン形成部12Aの外径寸法をd6とした場合に、d3<d6<d4となっている。すなわち、雄スプライン12は転造加工であるので、雄スプライン12の大径は、雄スプライン形成部12Aの外径寸法よりも大径となる。
次に、図16(d)に示すように、周方向凹溝18を構成することによって、雄スプライン12および肩当部20を有するシャフト10が完成される。
特開2007−205457号公報
図16に示す製造方法では、棒鋼19の素材径として、旋削代を考慮して肩当部20の径よりも大きい径とする必要があった。すなわち、棒鋼19の素材径をD1(図16(a)参照)とし、肩当部20の径をd1(図16(b)参照)とした場合、D1>d1となっている。
このため、無駄な材料が生じて、高コストとなるとともに、旋削加工の取り代が多く、生産性に劣ることになっていた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、内側継手部材に嵌入されるシャフトに対して、材料費の低減および旋削加工の取り代の削減を可能とする等速自在継手を提供するものである。
本発明の等速自在継手は、外側継手部材と、外側継手部材に内挿される内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルク伝達を行なうトルク伝達部材とを備え、内側継手部材と、この内側継手部材に嵌入されるシャフトとは嵌合構造にて一体化されている等速自在継手であって、内側継手部材へ嵌入されるシャフトの端部に、内側継手部材の軸孔に形成される雌スプラインに嵌合する雄スプラインを形成し、雄スプラインと雌スプラインとで構成される嵌合構造の嵌合状態で内側継手部材に当接してシャフトの継手内部側への侵入を規制する肩当部を、シャフトの雄スプラインの嵌入終端部側に設け、この肩当部を、前記嵌合構造の雄スプラインと同一の諸元であって位相をずらせた形状の雄スプラインにて構成したものである。ここで諸元とは、スプラインを製作するときに必要な寸法や、それに類する特性値のことであり、具体的には、モジュール、圧力角、ねじれ角(ヘリカルアングル)、歯数、転位係数、基準ピッチ円直径、基礎円直径、歯先円直径、歯底円直径、バックラッシュ、オーバーピン寸法、スプライン精度などである。
本発明の等速自在継手によれば、肩当部の雄スプラインが転造加工部位であるので、肩当部の外径寸法は、このシャフトを加工するための素材径を肩当部の外径寸法よりも小さく設定できる。しかも、この肩当部の外径寸法(肩当部の凹凸形状の凸歯の頂部面にて構成される円形の外径寸法)を従来の外周面が円筒面とされた肩当部の外径寸法と同等とすることができる。また、肩当部の雄スプラインを嵌合構造の雄スプラインと、諸元を同一に設定しているので、転造下径や大径や小径が同じものが得られる。このため、位相をずらせることによって、肩当部に肩当て面(内側継手部材の雌スプラインに当接する面)を確保でき、肩当部としての機能(ストッパとしての機能)を有効に発揮できる。
また、嵌合構造の雄スプラインと肩当部の雄スプラインは、軸方向から見て、肩当部の雄スプラインの凸歯が嵌合構造の雄スプラインの凹歯に対応する位相差を有するのが好ましい。このように設定することによって、肩当面を安定して確保できる。
等速自在継手として、内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に外側継手部材のトラック溝と対をなす複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のトルク伝達部材としてのボールと、外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持するケージとを備えたものにて構成できる。このような等速自在継手としては、アンダーカットフリーの固定式等速自在継手であったり、バーフィールドタイプの固定式等速自在継手であったり、ダブルオフセットタイプの摺動式等速自在継手であったりする。
また、外周面に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝を円周方向に交互に形成した内側継手部材と、内周面に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝を円周方向に交互に形成した外側継手部材と、対となる内側継手部材のトラック溝と外側継手部材のトラック溝との交差部に組み込んだ複数個のトルク伝達部材としてのボールと、内側継手部材の外周面と外側継手部材の内周面との間に介在してボールを保持するケージとを備えたもの、すなわち、クロスグルーブタイプの摺動式速自在継手であったりする。
また、円周方向に向き合ったローラ案内面を有する3つのトラック溝が形成された外側継手部材と、半径方向に突出した3本の脚軸を備えた内側継手部材としてのトリポード部材と、前記脚軸に回転自在に外嵌するとともに前記トラック溝に挿入されたトルク伝達部材としてのローラとを備え、前記ローラが前記ローラ案内面に沿って外側継手部材の軸方向に移動可能としたもの、すなわち、トリポードタイプの摺動式速自在継手であったりする。
本発明では、肩当部の外径寸法は、このシャフトを加工するための素材径を肩当部の外径寸法よりも小さく設定できるので、外周面が円筒面とされた肩当部を有するものを製造するものに比べて、素材径を小さくすることができ、材料費の低減を達成できる。しかも、旋削加工の取り代の削減を実現可能となって、生産性の向上を達成できる。さらに、凹凸形状としない従来の肩当部を有するものと比較しても、肩当部の機能(ストッパとしての機構)を十分発揮できる。
本発明のアンダーカットフリータイプの固定式等速自在継手の断面図である。 図1に示すα1部拡大図である。 シャフトの要部拡大図である。 嵌合構造を示し、(a)は雄スプラインであって、図3のZ−Z線断面図であり、(b)は雌スプラインの断面図である。 図3のX−X線断面図である。 図3に示すシャフトの肩当部の雄スプラインと図1に示す等速自在継手の内側継手部材の雌スプラインとの関係を示す正面図である。 図5のα2部拡大図である。 図1に示すシャフトの加工方法を示す説明図である。 図1に示すシャフトと従来のシャフトとの比較を示す説明図である。 本発明のバーフィールドタイプの固定式等速自在継手の断面図である。 本発明のクロスグルーブタイプの摺動式等速自在継手の断面図である。 ボール溝の展開図である。 本発明のトリポードタイプの摺動式等速自在継手の断面図である。 図12に示すトリポードタイプの摺動式等速自在継手の横断面図である。 従来のバーフィールドタイプの固定式等速自在継手の断面図である。 従来のシャフトの加工方法を示す説明図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。図1は、本発明に係る固定式等速自在継手を示す。この固定式等速自在継手はアンダーカットフリータイプであって、内径面21に複数のトラック溝22が形成された外側継手部材23と、外径面24に外側継手部材23のトラック溝22と対をなす複数のトラック溝25が形成された内側継手部材26と、外側継手部材23のトラック溝22と内側継手部材26のトラック溝25との間に介在してトルクを伝達する複数のボール27と、外側継手部材23の内径面21と内側継手部材26の外径面24との間に介在してボール27を保持するケージ28とを備えている。ケージ28には、ボール27が収容されるポケット29が周方向に沿って複数配設されている。
外側継手部材23のトラック溝22は、奥側が円弧部22aとされ、開口側が直線部22bとされる。内側継手部材26のトラック溝25は、奥側が直線部25aとされ、開口側が円弧部25bとされる。なお、外側継手部材23は、内径面21にトラック溝22が形成されたカップ部23aと、このカップ部23aの底壁から突設される軸部(図示省略)とからなる。
内側継手部材26の孔部内径面には、雌スプライン30が形成されている。すなわち、シャフト31の端部が、この内側継手部材26の孔部(軸孔)26aに嵌入され、このシャフト31の端部に形成された雄スプライン32がこの内側継手部材26の雌スプライン30に噛合する。この雌スプライン30は、図4(b)に示すように、周方向に沿って凹歯42と凸歯43とが交互に形成されたものである。なお、シャフト31の端部には、周方向凹溝33が形成され、この周方向凹溝33に止め輪34が装着されている。
内側継手部材26のトラック溝25の円弧部25bの曲率中心Bおよび外側継手部材23のトラック溝22の円弧部22aの曲率中心Aは、継手中心Oに対して等距離F、Fだけ軸方向に逆向きにオフセットされている。この場合、外側継手部材23のトラック溝22の曲率中心Aを継手中心Oに対して継手開口側に、内側継手部材26のトラック溝25の曲率中心Bを継手中心Oに対して継手奥側に、それぞれ、軸方向に互いに反対側に等距離だけオフセットされている。
ところで、シャフト31と内側継手部材26とは、前記したように、スプライン嵌合による嵌合構造Mを介して連結(一体化)されている。また、雄スプライン32よりも継手外方側に、シャフト31の継手内部側への侵入を規制する肩当部35を備えている。
肩当部35は、シャフト31の雄スプライン32の嵌入終端部側に設けられ、シャフト31の外周側に膨出する本体部35aと、この本体部35aの雄スプライン32側に設けられるテーパ部35bと、本体部35aの反スプライン32側に設けられるテーパ部35cにて構成され、この肩当部35の形状として、図5に示すように、雄スプライン32(図4(a)参照)と同一の諸元に雄スプライン38からなる。
すなわち、肩当部35の雄スプライン38は、図5に示すように、凹歯(凹部)36と凸歯(凸部)37とが交互に形成されたものであり、また、嵌合構造Mの雄スプライン32も、図4(a)に示すように、周方向に沿って凹歯40と凸歯41とが交互に形成されたものである。このため、シャフト31は、図3に示すように、嵌合構造Mの雄スプライン32と、肩当部35を構成する雄スプライン38と、雄スプライン38の嵌合構造Mの雄スプライン32側に設けられるテーパ部35bと、肩当部35のテーパ部35cに連設される小径のシャフト本体39とを有することになる。
ところで、前記諸元とは、スプラインを製作するときに必要な寸法や、それに類する特性値のことであり、具体的には、モジュール、圧力角、ねじれ角(ヘリカルアングル)、歯数、転位係数、基準ピッチ円直径、基礎円直径、歯先円直径、歯底円直径、バックラッシュ、オーバーピン寸法、スプライン精度などであり、雄スプライン32と雄スプライン38とがこれらが同一である。
雄スプライン32と雄スプライン38とは諸元が同一であるが、位相がずれている。すなわち、図6と図7に示すように、嵌合構造Mの雄スプライン32と肩当部35の雄スプライン38は、軸方向から見て、肩当部35の雄スプライン38の凸歯37が嵌合構造Mの雄スプライン32の凹歯40に対応する位相差を有する。なお、凹歯36と凸歯37とで構成される雄スプライン38は、肩当部35の端部近傍からテーパ部35cの軸方向中間部位に達するものである。つまり、雄スプライン38は肩当部35の雄スプライン32側のテーパ部35bと本体部35aと反雄スプライン32側のテーパ部35cの軸方向中間部位まで形成される。
また、内側継手部材26の軸孔26aの継手開口側の端縁部には、図2に示すように、継手内部(継手奥)側から継手開口側に向かって拡径するテーパ部45が設けられている。このため、シャフト31を内側継手部材26の軸孔26aに、継手開口側から嵌入していけば、シャフト31の雄スプライン32が内側継手部材26の雌スプライン30に歯合(嵌合)するとともに、図2に示すように、内側継手部材26のテーパ部45に、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接して、シャフト31の継手奥側への侵入を規制する。
この場合、内側継手部材26のテーパ部45の全周に亘ってテーパ部35bが当接するものではなく、肩当部35の雄スプライン38である周方向に沿って所定ピッチ(この場合、10°ピッチ)で配設される凸歯37の端面が当接することになる。しかしながら、図2に示すように、当接している凸歯37の端面は、範囲Hで当接して、シャフト31の継手奥側への侵入を規制する。
ところで、図1に示すように、内側継手部材26の軸孔26aの継手奥側に切欠部44が設けられ、この図2に示すように、内側継手部材26のテーパ部45に、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接している状態では、シャフト31の周方向凹溝33に嵌合している止め輪34が、切欠部44に係合する。このため、内側継手部材26のテーパ部45にシャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接しているので(図2参照)、シャフト31は矢印X1方向へは移動できず、シャフト31の周方向凹溝33に嵌合している止め輪34が、切欠部44に係合しているので、シャフト31は矢印X2方向へは移動できない。
次に、前記シャフト31の製造方法を図8を用いて説明する。まず、図8(a)に示すように、例えば、炭素量が0.3wt%〜0.5wt%を含む中炭素鋼からなる棒状の素材である棒鋼50を用意する。この場合、棒鋼50の外径寸法を、形成すべきシャフト31の肩当部35の外径寸法程度とする。すなわち、棒鋼50の外径寸法をD2(図8(a)参照)とし、肩当部35の外径寸法をd1(図8(c)参照)とした場合、D2≒d1とする。
その後、素材である棒鋼50を旋削して、図8(b)の実線で示す形状の旋削加工品51を形成する。この旋削加工品51は、加工品本体51aと、この加工品本体51aにテーパ部51cを介して連設される端部大径部51bとからなる。加工品本体51aは、シャフト31のシャフト本体39を構成し、テーパ部51cは、シャフト31のテーパ部35cの一部を構成する。この場合、加工品本体51aの端部大径部51bの外径寸法は、シャフト31の雄スプライン32の小径(凹歯40の底面で形成される円形の直径寸法)と大径(凸歯41の頂部面で形成される円形の直径寸法)との間の寸法とされる。すなわち、図8(b)に示すように、端部大径部51bの外径寸法をd2とし、雄スプライン32の小径をd3とし、雄スプライン32の大径をd4とした場合(図8(c)参照)、d3<d2<d4となっている。
次に、端部大径部51bに転造加工にて、図8(c)に示すように、雄スプライン32と肩当部35の雄スプライン38を同時に形成する。転造加工は、素材を盛り上げて成形することになる。このため、肩当部35の最大外径寸法(凸歯37の頂部面にて構成される円形の外径寸法)を、d1(図8(c)参照)とし、肩当部35の凹歯36の底面にて構成される円形の外径寸法を、d5としたときに、d1=d4となり、d3=d5となる。
このように、雄スプライン32および肩当部35を形成した後は、図8(d)に示すように、雄スプライン32に周方向凹溝33および肩当部35bに旋削加工を施し、高周波焼き入れ又は高周波焼き入れ高周波焼き戻しを施す。要求仕様により塗装を施し、シャフト31が完成する。
本発明では、肩当部35の凹凸形状が転造加工部位であるので、このシャフト31を加工するための素材径D2を肩当部35の外径寸法d1よりも小さく設定できる。このため、図9に示すように、周面が円筒面とされた肩当部20を有するものを製造するものに比べて、素材径を小さくすることができ(D2<D1)、材料費の低減を達成できる。しかも、旋削加工の取り代の削減を実現可能となって、生産性の向上を達成できる。また、この肩当部35の外径寸法(肩当部の凹凸形状の凸歯37の頂部面にて構成される円形の外径寸法)を従来の外周面が円筒面とされた肩当部35の外径寸法と同等(d1)とすることもできる。
なお、肩当部35の雄スプライン38の凹歯36の底面にて構成される円形の外径寸法d5を、雄スプライン32の小径d3よりも小さく設定したり、肩当部35の雄スプライン38の凸歯37の頂部面にて構成される円形の外径寸法d1を、雄スプライン32の大径d4よりも大きく設定したりできる。
図1では、等速自在継手にアンダーカットフリータイプの固定式等速自在継手を用いたが、等速自在継手として、図10に示すようなバーフィールドタイプの固定式等速自在継手であってもよい。
図10に示す固定式等速自在継手は、内径面61に複数のトラック溝62が形成された外側継手部材63と、外径面64に外側継手部材63のトラック溝62と対をなす複数のトラック溝65が形成された内側継手部材66と、外側継手部材63のトラック溝62と内側継手部材66のトラック溝65との間に介在してトルクを伝達する複数のボール67と、外側継手部材63の内径面61と内側継手部材66の外径面64との間に介在してボール67を保持するケージ68とを備えている。ケージ68には、ボール67が収容されるポケット69が周方向に沿って複数配設されている。
アンダーカットフリータイプの固定式等速自在継手は、各トラック溝22,25の溝底が円弧部とストレート部とを備えたものであったが、このバーフィールドタイプの固定式等速自在継手では、各トラック溝62,65の溝底が円弧部のみからなる。なお、外側継手部材63は、内径面61に複数のトラック溝62が形成されたマウス部63aと、このマウス部63aの底壁から突出されるステム部63bとからなる。
この場合も、内側継手部材66の軸孔内径面には、雌スプライン70が形成されている。すなわち、シャフト31の端部が、この内側継手部材66の軸孔66aに嵌入され、このシャフト31の端部に形成された雄スプライン32が、この内側継手部材26の雌スプライン70に噛合する。
内側継手部材66の軸孔66aの継手開口側の端縁部には、継手内部(継手奥)側から継手開口側に向かって拡径するテーパ部72aが設けられ、内側継手部材66の軸孔66aの継手奥側に切欠部72bが設けられている。このため、内側継手部材66のテーパ部72aに、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接している状態では、シャフト31の周方向凹溝33に嵌合して止め輪34が切欠部72bに係合する。このため、内側継手部材66のテーパ部72aにシャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接しているので、シャフト31は矢印X1方向へは移動できず、シャフト31の周方向凹溝33に嵌合している止め輪34が、切欠部72bに係合しているので、シャフト31は矢印X2方向へは移動できない。このため、シャフト31を内側継手部材66の軸孔66aに、継手開口側から嵌入していれば、シャフト31の雄スプライン32が内側継手部材26の雌スプライン70に歯合(嵌合)するとともに、内側継手部材66のテーパ部72aに、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接して、シャフト31の継手奥側への侵入を規制する。この実施形態においても、前述の実施形態と同様のシャフト31の肩当部35に雄スプライン38が形成されている。
次に、図11と図12に示すクロスグルーブ型等速自在継手は、外周面71に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝(ボール溝)72(72a、72b)を円周方向に交互に形成した内側継手部材73と、内周面74に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝75(ボール溝)(75a、75b)を円周方向に交互に形成した外側継手部材76と、対となる内側継手部材73のトラック溝72と外側継手部材76のトラック溝75との交差部に組み込んだ複数個のトルク伝達ボール77と、内側継手部材73の外周面71と外側継手部材76の内周面74との間に介在してトルク伝達ボール77を円周方向で所定間隔に保持するポケット81が形成されたケージ78とを有する。
図12におけるβは、軸線に対する各トラック溝72a、72b、75a、75bの交差角を示している。トルク伝達ボール77は、各トラック溝72a、72b、75a、75bの交差部に組み込まれている。
内側継手部材73の軸孔(内径孔)79にシャフト31を挿入してスプライン嵌合させ、そのスプライン嵌合により両者間でトルク伝達可能としている。すなわち、内側継手部材73の軸孔79に雌スプライン79aが形成され、シャフト31に雄スプライン32が形成され、シャフト31の軸端部が内側継手部材73の軸孔79に嵌入されて、内側継手部材73の雌スプライン79aと、シャフト31の雄スプライン32が嵌合する。また、雄スプライン32の端部には止め輪90が装着され、シャフト31の抜けを防止している。
外側継手部材76の軸方向一端側(反シャフト突出側の開口部)には、エンドプレート82が嵌着され、シャフト突出側の外輪開口部は密封装置83にて塞がれている。密封装置83は、ゴムや樹脂製のブーツ85と金属製の金属製アダプタ84とからなる。
ブーツ85は、小端部85bと、大端部85aと、小端部85bと大端部85aとを連結するV字形乃至U字形の折り返し部85cとを備える。金属製アダプタ84は、筒状の本体部84cと、この本体部84cにリング状平板84bを介して連設されて外側継手部材76に外嵌される大径筒部84aとを備えるものである。また、ブーツ85の小端部85bはシャフト31に取付けられてブーツバンド86で締付けられている。ブーツ85の大端部85aは金属製アダプタ84の本体部84cの端部を加締めて保持されている。
また、エンドプレート82は、外側継手部材76に外嵌される筒部82aと、反継手側に膨出する深皿状部材82cと、筒部82aと深皿状部材82cとを連設するリング状平板82bとからなる。そして、外側継手部材76には図示省略のボルト部材が装着され、このボルト部材の装着によって、密封装置83の金属製アダプタ84とエンドプレート82とが外側継手部材76に支持される。すなわち、エンドプレート82のリング状平板82b、アダプタ84のリング状平板84bにはそれぞれ貫孔87,88が設けられるとともに、外側継手部材76には貫通孔89が設けられ、この貫孔87,88及び貫通孔89にボルト部材が嵌入されることになる。
この場合も、内側継手部材73の軸孔79の継手開口側の端縁部には、継手内部(継手奥)側から継手開口側に向かって拡径するテーパ部80が設けられる。このため、内側継手部材73のテーパ部80に、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接している状態では、シャフト31の周方向凹溝33に嵌合している止め輪90が内側継手部材73のエンドプレート82側の端面に当接する。
シャフト31を内側継手部材73の軸孔79に、継手開口側から嵌入していれば、シャフト31の雄スプライン32が内側継手部材73の雌スプライン79aに歯合(嵌合)するとともに、内側継手部材73のテーパ部80に、シャフト31の肩当部35のテーパ部35bが当接して、シャフト31の継手奥側への侵入を規制する。この実施形態においても、前述の実施形態と同様のシャフト31の肩当部35に雄スプライン38が形成されている。
また、図13及び図14に示すトリポード型等速自在継手は、外側継手部材91と、内側継手部材としてのトリポード部材92と、トルク伝達部材としてのローラ93とを備える。外側継手部材91は一端にて開口したカップ状のカップ部95と、このカップ部95の底壁95aから突設される軸部96とを有する。カップ部95は、その内周の円周方向三等分位置に軸方向に延びるトラック溝97が形成してある。カップ部95は、横断面で見ると、大径部98aと小径部98bが交互に現れる非円筒形状である。すなわち、カップ部95は、大径部98aと小径部98bとを形成することによって、その内周面に、軸方向に延びる3本の前記トラック溝97が形成される。
各トラック溝97の円周方向で向き合った側壁にローラ案内面(ローラ摺接面)97a、97aが形成される。また、内径面においては、円周方向に交互に現れる小内径部99bと大内径部99aをローラ案内面97aで接続した3弁の花冠状を呈している。すなわち、外側継手部材91は、円周方向に向き合ったローラ案内面97a,97aと両ローラ案内面97a,97a間に設けられた大内径部99aからなるトラック溝97が内周の三箇所に形成されるものである。
トリポード部材92はボス100と脚軸101とを備える。ボス100の軸孔100aにはシャフト(図1に示すシャフト31と同様のシャフト)とトルク伝達可能に結合する雌スプライン107が形成してある。脚軸101はボス100の円周方向三等分位置から半径方向に突出している。
この場合、ローラ93は、脚軸101の外径面に周方向に沿って配設される複数の針状ころ102を介して外嵌されている。脚軸101の外周面は針状ころ102の内側転動面を構成し、ローラ93の内周面は針状ころ102の外側転動面を構成している。すなわち、この図12と図13に示すトリポード型等速自在継手は、シングルローラタイプである。なお、複数の針状ころ102は、脚軸101の外周面とローラ93の内周面との間に総ころ状態で配設されている。
これら針状ころ102は、脚軸101の付け根部に外嵌されたインナワッシャ103と半径方向内側で接すると共に、脚軸101の先端部に外嵌されたアウタワッシャ104と半径方向外側で接している。このアウタワッシャ104は、脚軸101の先端部に形成された環状溝105に丸サークリップ等の止め輪106を嵌合させることにより抜け止めされている。
この場合も、内側継手部材であるトリポード部材92の軸孔100aの継手開口側の端縁部には、継手内部(継手奥)側から継手開口側に向かって拡径するテーパ部108が設けられる。このため、内側継手部材であるトリポード部材92のテーパ部108に、シャフトの肩当部のテーパ部が当接している状態では、シャフトの周方向凹溝に嵌合している止め輪が内側継手部材であるトリポード部材92の継手奥側の端面に当接する。
シャフトをトリポード部材92の軸孔100aに、継手開口側から嵌入していけば、シャフトの雄スプラインがトリポード部材92の雌スプライン107に歯合(嵌合)するとともに、トリポード部材92のテーパ部108に、シャフトの肩当部のテーパ部が当接して、シャフトの継手奥側への侵入を規制する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、雄スプライン32,38の凸歯41,37の形状として、雄スプライン32の諸元と雄スプライン38の諸元とが同一である限り、半円形状、半楕円形状、矩形形状等の種々の断面形状をなすものであっても、凸歯の面積、数、周方向配設ピッチ等も任意に変更できる。
摺動式等速自在継手としてクロスグルーブ型等速自在継手を用いる場合、フロートタイプやノンフロートタイプであってもよく、トリポードタイプを用いる場合、シングルローラタイプであっても、ダブルローラタイプであってもよい。
23 外側継手部材
26 内側継手部材
27 ボール
28 ケージ
35 肩当部
36 凹歯
37 凸歯
38 雄スプライン
40 凹歯
41 凸歯
61 内径面
62,65 トラック溝
63 外側継手部材
64 外径面
66 内側継手部材
67 ボール
68 ケージ
69 ポケット
71 外周面
72 トラック溝
73 内側継手部材
74 内周面
75 トラック溝
76 外側継手部材
77 トルク伝達ボール
78 ケージ
91 外側継手部材
92 トリポード部材
93 ローラ
97 トラック溝
97a ローラ案内面

Claims (5)

  1. 外側継手部材と、外側継手部材に内挿される内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在してトルク伝達を行なうトルク伝達部材とを備え、内側継手部材と、この内側継手部材に嵌入されるシャフトとは嵌合構造にて一体化されている等速自在継手であって、
    内側継手部材へ嵌入されるシャフトの端部に、内側継手部材の軸孔に形成される雌スプラインに嵌合する雄スプラインを形成し、雄スプラインと雌スプラインとで構成される嵌合構造の嵌合状態で内側継手部材に当接してシャフトの継手内部側への侵入を規制する肩当部を、シャフトの雄スプラインの嵌入終端部側に設け、この肩当部を、前記嵌合構造の雄スプラインと同一の諸元であって位相をずらせた形状の転造加工部位である雄スプラインにて構成したことを特徴とする等速自在継手。
  2. 嵌合構造の雄スプラインと肩当部の雄スプラインは、軸方向から見て、肩当部の雄スプラインの凸歯が嵌合構造の雄スプラインの凹歯に対応する位相差を有することを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手。
  3. 内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に外側継手部材のトラック溝と対をなす複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のトルク伝達部材としてのボールと、外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持するケージとを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の等速自在継手。
  4. 外周面に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝を円周方向に交互に形成した内側継手部材と、内周面に軸線に対して互いに逆方向に傾斜したトラック溝を円周方向に交互に形成した外側継手部材と、対となる内側継手部材のトラック溝と外側継手部材のトラック溝との交差部に組み込んだ複数個のトルク伝達部材としてのボールと、内側継手部材の外周面と外側継手部材の内周面との間に介在してボールを保持するケージとを備えことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の等速自在継手。
  5. 円周方向に向き合ったローラ案内面を有する3つのトラック溝が形成された外側継手部材と、半径方向に突出した3本の脚軸を備えた内側継手部材としてのトリポード部材と、前記脚軸に回転自在に外嵌するとともに前記トラック溝に挿入されたトルク伝達部材としてのローラとを備え、前記ローラが前記ローラ案内面に沿って外側継手部材の軸方向に移動可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の等速自在継手。
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