JP2018135778A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】惰性走行中にドライバがアクセルペダルを踏込んだ際に、エンジンと車輪との間の動力伝達経路を締結するまでの時間を短縮し、締結ショックを抑制することによって、ドライバビリティの低下を抑制する。【解決手段】ECU201は、エンジン101と、車輪114と、エンジンと車輪との間の動力の伝達を断接するトルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111とを備える。ECU201は、トルクコンバータおよびフォワードクラッチが遮断された惰性走行中にエンジンの回転数をアイドル回転数よりも高い目標回転数に近付けるように制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御装置に係り、特に車両走行中の所定条件成立(例えば、アクセルの踏み込みが所定時間以上無い)時、エンジンを所定回転数まで低下させ且つエンジンから車輪への動力伝達を遮断し、速度低下を抑制して車両を惰性走行させる、車両制御装置に関する。
近年、燃費低減のため、車両停止時にエンジンを自動停止させ、車両発進時に再始動させるエンジン自動停止始動システムが普及している。さらに、特許文献1では、車両走行中の所定条件成立時、車両がエンジンと車輪との間の動力伝達を遮断した状態で走る惰性走行をすることによって、さらなる燃費低減に繋げる技術が提案されている。
また、特許文献2では、惰性走行中のエンジン回転数をアイドル回転数まで低下させることによって、さらなる燃費低減に繋げる技術が提案されている。
特開2004−251279号公報 特開2011−163535号公報
特許文献2の技術では、ドライバがアクセルペダルを踏込んで惰性走行を中止する場合、締結ショック(引きショック)を低減するために、動力伝達経路のエンジン側回転数と車輪側回転数とを同期させて、動力伝達経路を締結する必要がある。従って、この特許文献2の技術では、エンジン側回転数を車輪側回転数まで上昇させるので、動力伝達経路を締結するまでに時間がかかる、という課題があった。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたものであって、惰性走行中にドライバがアクセルペダルを踏込んだ際に、エンジンと車輪との間の動力伝達経路を締結するまでの時間を短縮し、締結ショックを抑制することによって、ドライバビリティの低下を抑制可能な車両制御装置を提供することである。
本発明に係る車両制御装置は、エンジンと、車輪と、前記エンジンと前記車輪との間の動力の伝達を断接する動力伝達経路とを備えた車両を制御する。車両制御装置は、前記動力伝達経路が遮断された惰性走行中に、エンジンの回転数をアイドル回転数よりも高い目標回転数に近付けるように制御する。
本発明によれば、エンジンと車輪との間の動力伝達経路を遮断して走行する惰性走行中に、ドライバがアクセルペダルを踏込んでから動力伝達経路を締結完了させるまでの間にエンジン側回転数を上昇させるのに要する時間を減少させつつ、締結ショックを抑制できる。これにより、ドライバビリティ低下の防止が可能となる。
車両制御装置を搭載した車両の全体構成図の一例を示す。 車両制御装置のシーケンスの一例を示す。 車両制御装置による処理のフローチャートの一例を示す。 変速比毎の車速と基本目標回転数との特性の一例を示す。 惰性走行中の走行モードに応じた基本目標回転数の補正の一例を示す。 各走行モードのエンジン回転数、クラッチ締結指令、燃料消費量の一例を示す。 惰性走行中の車両前方距離に応じた基本目標回転数の補正の一例を示す。 惰性走行中の登坂角に応じた基本目標回転数の補正の一例を示す。 通常走行モードによる惰性走行のタイミングチャートの一例を示す。 スポーティ走行モードによる惰性走行のタイミングチャートの一例を示す。 エコ走行モードによる惰性走行のタイミングチャートの一例を示す。
以下、本実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、車両制御装置を搭載した車両の全体構成図の一例を示す。
車両100は、駆動力源としてエンジン本体101(単に、内燃機関、エンジンとも呼ぶ)を有している。エンジン101の出力側には、「動力伝達経路」の一種としてのトルクコンバータ102が設けられている。トルクコンバータ102の出力側には、変速機103が接続されている。さらに、エンジン101は、クランク軸104と、エンジン回転数検出手段であるクランク角度センサ105とを備える。
エンジン101には、吸気系部品として、吸入空気を各シリンダへ分配するインテークマニホールド106と、スロットルバルブ107と、エアフローセンサ108と、エアクリーナ109とが取り付けられている。スロットルバルブ107は、「車両制御装置」としてのエンジンコントロールユニット(以下、ECUと表記する)110によって制御される。
エンジン101は、運動エネルギーをクランク軸104へ伝えて、回転駆動力を発生させる。クランク軸104の変速機103側には、図示していないドライブプレートが付いており、トルクコンバータ102の入力側と直結されている。トルクコンバータ102の出力側は、「動力伝達経路」の一種としてのフォワードクラッチ111と接続されており、フォワードクラッチ111の車輪側は、変速機103に接続されている。変速機103は、有段変速機構、またはベルト式やディスク式の無段変速機構を有する変速機本体であり、変速機コントロールユニット(以下、TCUと表記する)112によって制御される。また、変速機103の変速機構から伝達された駆動力は、差動機構113を介して左右の車輪114L,114Rへ伝達する。惰性走行する時は、トルクコンバータ102からの駆動力を変速機構へ伝達して、車輪114を駆動するために、フォワードクラッチ111を締結する。惰性走行しない時は、車輪114からの逆駆動力を遮断するために、フォワードクラッチ111を開放して、トルクコンバータ102を介してエンジン101に逆駆動力が伝達しないように制御する。なお、フォワードクラッチ111は、エンジン101と車輪114との間に設置されれば良く、変速機103と車輪114との間を接続しても良い。
エンジン101には、排気系部品として、エキゾーストマニホールド115が取り付けられている。エキゾーストマニホールド115は、各シリンダから排気を集約する。さらに、エンジン101には、「排ガス再循環(EGR)装置」としてのEGRホース116と、EGRバルブ117とが取り付けられている。EGRホース116は、インテークマニホールド106と、エキゾーストマニホールド115との間に設置される。EGRホース116の内部に配設されるEGRバルブ117は、その開度がECU110によって制御される。
車両100は、状態検出部品として、アクセルペダルセンサ119と、ギヤシフトレバー121と、車速センサ122と、水温センサ123とを備える。アクセルペダルセンサ119は、車両100を加速させるアクセルペダル118の踏込量を検知する。ギヤシフトレバー121は、ギヤレンジ情報120を選択する。車速センサ122は、車両100の車速を検出する。水温センサ123は、エンジン101の冷却水の温度を検出する。
車両100は、外界情報取得部品として、走行モード指示器124と、距離センサ125と、登坂角センサ126とを備える。走行モード指示器124は、スポーティ走行モードと、通常走行モードと、エコ走行モードとの3種類のうちの何れかの走行モードをドライバが選択できるように構成されている。距離センサ125は、前方車両との距離を認識する。登坂角センサ126は、走行路の傾斜角を認識する。なお、距離センサ125は、前方車との距離を認識できる部品であれば良いため、例えば、カメラと、ミリ波レーザセンサと、赤外線センサとが挙げられる。登坂角センサ126は、走行路の傾斜を認識できる部品であれば良いため、傾斜センサと、カーナビゲーションシステムの地図傾斜情報とが挙げられる。
図2は、車両制御装置のシーケンスの一例を示す。
図2に示す201は、ブロック202〜ブロック209によって構成されるECUである。ECU201は、エンジン回転数と目標回転数との差が所定範囲内となるように、スロットルバルブ219と、EGRバルブ220と、フォワードクラッチ221とを制御する。ここで、動力伝達経路は、トルクコンバータ102と、フォワードクラッチ111とから構成されている。動力伝達経路のエンジン側回転数は、エンジン101と、トルクコンバータ102との間の回転数(エンジン回転数)であり、動力伝達経路の変速機側回転数は、フォワードクラッチ111と、変速機103との間の回転数である。
図3は、図2におけるブロック202〜209による処理のフローチャートの一例である。本フローチャートは、惰性走行時にのみ、ステップ301〜318の処理を実行する。
図2に戻る。基本目標回転数算出部202では、車速センサ210よって検出される車速、TCU211によって出力される変速比情報に基づいて、基本目標回転数を出力する。即ち、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の変速機側回転数が基本目標回転数となる。変速比情報は、TCU211がエンジン情報(エンジン回転数、車速、スロットル開度)およびギヤシフトレバー121のギヤレンジ情報120に基づいて制御した変速比と、差動機構113のファイナルギア比との積である。基本目標回転数算出部202における処理が、図3におけるステップ301,302である。
図3に示すステップ301では、車速と、変速比情報とを読み込む。そして、ステップ302で、車速と変速比情報とに基づいて、基本目標回転数を算出する。基本目標回転数は、例えば、式(1)のように設定される。

基本目標回転数[r/min]=車速[km/h]÷60[min/h]×(変速比情報)÷(タイヤ外周[km])・・・(1)
図4は、ステップ302で使用する車速と変速比特性との一例を示す。
図4のライン401〜404は、それぞれ異なる変速比における、車速と基本目標回転数との特性である。ライン401は、変速比が最も小さい変速比(4速)、ライン402は、2番目に小さい変速比(3速)、ライン403は、3番目に小さい変速比(2速)、ライン404は、変速比が最も大きい変速比(1速)である。よって、変速比が大きければ、基本目標回転数は低く、変速比が小さければ、基本目標回転数は高くなる。さらに、高車速であるほど、基本目標回転数は高くなる。
図1に戻る。ここで、本実施例のECU110は、車両100の車速を検出する車速センサ122と、変速機103の変速比を検出する変速比検出部(図示せず)とを備えている。そして、惰性走行中に、目標回転数は、車速センサ122によって検出された車両100の車速と、変速比検出部によって検出された変速機103の変速比とに基づいて算出される。
さらに、上記の構成において、別途、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111には、変速機側回転数検出部(図示せず)を備え、基本目標回転数算出部202が出力する基本目標回転数は、変速機側回転数検出部によって検出される変速機側回転数情報を使用しても良い。
上記構成によれば、例えば、断線によって車速または変速比が検出できない状態であっても、基本目標回転数を検出することが可能となる。
再び、図2に戻る。目標回転数算出部204では、予め設定した目標アイドル回転数と、基本目標回転数算出部202で算出した基本目標回転数と、基本目標回転数補正量算出部203で算出した基本目標回転数補正量とに基づいて、目標回転数を出力する。目標回転数算出部204における処理が、図3におけるステップ310〜ステップ313である。
図3に示すように、ステップ310では、基本目標回転数と、基本目標回転数補正量(a,b)とに基づいて、目標回転数を算出する。目標回転数は、例えば、式(2)のように設定される。

目標回転数=a×基本目標回転数+b・・・(2)

ここで、a,bは、後述する基本目標回転数補正量算出部203で算出する基本目標回転数補正量である。
ステップ311では、目標アイドル回転数を読み込む。ステップ312では、目標回転数が目標アイドル回転数以上かどうかを判定する。ステップ312の判定結果が真の場合(S312:YES)は、後述するステップ314の処理へと進む。ステップ312の判定結果が偽の場合(S312:NO)は、ステップ313で、目標回転数を目標アイドル回転数に設定する。
ここで、図1に示すように、本実施例のECU110は、惰性走行中に、目標回転数がアイドル回転数よりも高い場合にのみエンジン回転数を制御する。
これにより、エンジン101がアイドル回転数以下となり、エンジンストールを起こす恐れがなくなる。一旦、エンジン101が停止すると、再始動の際に、多くの燃料を消費するため、燃費悪化に繋がってしまう。よって、本実施例のECU110では、エンジンストールによる燃費低減を防止することが可能となる。さらに、本実施例のECU110では、惰性走行中に、エンジン回転数をアイドル回転数よりも高い目標回転数に近付けるので、エンジン回転数をアイドル回転数まで低減させる従来例よりも、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111を締結するまでの時間を短縮することが可能となる。
再び、図2に戻る。基本目標回転数補正量算出部203では、走行モード指示器215と、距離センサ216と、登坂角センサ217とによって検出される外界情報に基づいて、基本目標回転数補正量を出力する。基本目標回転数補正量算出部203における処理が、図3におけるステップ308,309である。ステップ308では、外界情報を読み込む。そして、ステップ309では、外界情報に基づいて、基本目標回転数補正量を算出する。基本目標回転数補正量は、例えば、式(3)のように設定される。

基本目標回転数補正量=(a,b)(外界情報)・・・(3)

ここで、aは回転数補正倍率、bはオフセット回転数であり、それらa,bは外界情報に基づいて設定される。外界情報として走行モード指示器215を使用する場合、a=1とし、bは図5のように補正する。
図5は、惰性走行中に、外界情報として走行モードを使用した場合の、各走行モード間の基本目標回転数補正量の一例である。
走行モードは、ドライバが走行モード指示器215を操作することによって、通常走行モードと、フォワードクラッチ221の締結までの時間を重視したスポーティ走行モードと、燃費を重視したエコ走行モードとの3種類が設定可能に構成されている。そして、各走行モードに応じたオフセット回転数bが出力される。通常走行モードは、b=0を出力する。スポーティ走行モードは、基本目標回転数よりも高い回転数となる補正値として、b=100を設定する。エコ走行モードは、基本目標回転数よりも低い回転数となる補正値としてb=−100を設定する。
図6は、各走行モードの、エンジン回転数、クラッチ締結指令、燃料消費量の一例である。
ここで、図6を用いて、各走行モードにおける効果を記載する。時間601は、惰性走行を開始した時間、時間602は、ドライバがアクセルペダル118を所定値以上踏込んで加速要求が発生した時間である。そして、時間603は、スポーティ走行モードにおける惰性走行の終了時間、時間604は、通常走行モードにおける惰性走行の終了時間、時間605は、エコ走行モードにおける惰性走行の終了時間である。時間603〜605では、惰性走行終了と同時に、クラッチがOFFからONとなる。時間602から各走行モードの惰性走行終了までの時間を比較すると、スポーティモードが最も早く終了する。一方、各走行モードの燃料消費量を比較すると、エコ走行モードが最も燃料消費量が少ない。
よって、図5で示すように、目標回転数が高くなる(即ち、エンジン回転数が高くなる)ように補正値を設定するスポーティ走行モードでは、アクセルペダル118の踏込みから惰性走行終了までの時間をより短くすることが可能となる。さらに、図5で示すように目標回転数が低くなる(即ち、エンジン回転数が低くなる)ように補正値を設定するエコ走行モードでは、アクセルペダル118の踏込みから惰性走行終了までの燃料消費量をより少なくすることが可能となる。さらに、スポーティ走行モードであってもEGRを実施することによって、燃費を良くすることが可能となる。
図7は、惰性走行中に、外界情報として前方車両距離を使用した場合の、基本目標回転数補正量の一例である。
さらに、式(3)において、外界情報として距離センサを使用する場合、b=0とし、aは図7に示すように補正される。前方車両距離は、距離センサ216によって検出される。なお、前方車両距離は、所定のセンサに依らず、複数のセンサからの検出値の組み合わせ及び推定値でも良い。図7では、車両100が前方車両に近づき過ぎたことを判定する距離を100mと設定し、前方車両距離が100mより短い場合には、前方車両に近づくほど、回転数補正倍率aを小さく設定する。
上記構成によれば、前方車との距離が極端に近づいた場合に、ドライバの加速意図が入るケースは少ないと想定し、回転数補正倍率aが小さく設定される。図6で記載した通り、目標回転数が小さいほど燃料消費量は少なくなるので、本実施例によれば、燃費を低減することができる。さらに、車両100が前方車に近づき過ぎた際に、誤ってアクセルペダル118を踏んでから車両100が加速するまでの時間が長くなり、ドライバが誤りに気付く猶予時間が増加する効果も得ることが可能となる。
さらに、上記構成において、車両100が前方車両に近づき過ぎたことを判定する距離100mよりも前方車両距離が遠くなった場合、100mよりも遠い所定距離までの間、回転数補正倍率aを大きく設定しても良い。
上記構成によれば、前方車両との距離が開いた場合に、速やかに車両100が惰性走行を終了することができるので、加速、追従し易い制御が可能となる。
図8は、惰性走行中に、外界情報として登坂角を使用した場合の、基本目標回転数補正量の一例である。
さらに、式(3)において、外界情報として登坂角を使用する場合、b=0とし、aは図8に示すように補正される。登坂角は、登坂角センサ217によって検出される。図8に示すように、上り坂を走行中には、回転数補正倍率aが大きく設定され、下り坂を走行中には、回転数補正倍率aが小さく設定される。
上記構成によれば、惰性走行中に、車両100が上り坂を走行する場合には、回転数補正倍率aを大きく設定し、車両100が下り坂を走行する場合には、回転数補正倍率aを小さく設定する。これにより、ドライバの加速意図が入る可能性が高くなる上り坂を走行する場合には、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111を締結するまでの時間をより短縮させることでき、車速が低下しにくくなる下り坂走行では、燃費を向上させることができる。
さらに、式(3)において、外界情報として、走行モードと、前方車両距離と、登坂角との複数を使用する場合、aは複数の外界情報設定値の乗算値、bは複数の外界情報設定値の加算値が出力される。
さらに、式(3)において、外界情報を何も使用しない場合、a=1、b=0が出力される。
ここで、本実施例の車両100は、外界情報を認識する外界認識部を備え、ECU201は、外界認識部が検出した外界情報を取得し、惰性走行中に、取得した外界情報に基づいて目標回転数を補正する。
これにより、惰性走行中の目標回転数を、外界情報に応じてフレキシブルに補正することが可能となる。
再び、図2に戻る。目標回転数フィードバック部205では、予めECU110に設定した所定閾値と、目標回転数算出部204で算出した目標回転数と、クランク角度センサ214によって検出したエンジン回転数とに基づいて、惰性走行時目標スロットル開度を出力する。スロットル開度切替部206では、目標回転数フィードバック部205で出力した惰性走行時目標スロットル開度と、アクセルペダルセンサ218によって検出したアクセルペダル踏込量と、後述するクラッチ締結判定部207で出力するクラッチ締結指令とに基づいて、目標スロットル開度を出力する。そして、スロットル開度切替部206で出力する目標スロットル開度に基づいて、スロットルバルブ219の開度を制御する。目標回転数フィードバック部205およびスロットル開度切替部206における処理が、ステップ314〜316である。
再び、図3に戻る。ステップ314では、所定閾値を読み込む。ステップ315では、所定閾値と、目標回転数と、エンジン回転数とに基づいて、惰性走行時目標スロットル開度を算出する。惰性走行時目標スロットル開度は、例えば、式(4)のように設定される。


ここで、Trs1は惰性走行時目標スロットル開度、eはエンジン回転数−目標回転数、Kp1は比例ゲイン、Ki1は積分ゲイン、Kd1は微分ゲインである。Kp1,Ki1,Kd1は、目標回転数が速やかに所定範囲内に制御される、即ち、

所定閾値下限値<e<所定閾値上限値

となるように値が設定される。
さらに、αは所定のゲインであり、αは予めエンジン101のスロットル開度とエンジン回転数との特性に基づいて設定される。ただし、目標回転数>(基本目標回転数−所定範囲の中央値)である場合は、クラッチ締結時の締結ショックが起こる虞があるため、目標回転数=(基本目標回転数−所定範囲の中央値)とするリミット処理を入れることが望ましい。ステップ315の処理を実行する場合は、クラッチ締結指令がOFF、即ち惰性走行を継続する場合であるため、目標スロットル開度=惰性走行時目標スロットル開度とする。
ステップ316では、アクセルペダル踏込量に基いて目標スロットル開度を算出する。このときは、クラッチ締結指令がON、即ち惰性走行を終了する場合である。惰性走行を終了する場合の目標スロットル開度は、例えば、式(5)のように設定される。

目標スロットル開度=アクセルペダル踏込量・・・(5)
ここで、本実施例の車両制御装置は、エンジン101と、車輪114と、エンジン101と車輪114との間の動力の伝達を断接するトルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111と、を備えている。そして、本実施例のECU110は、エンジン101と車輪114との間の動力伝達をトルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111によって遮断して走行する惰性走行中に、エンジン回転数と目標回転数との差が所定範囲となるようにエンジン回転数を制御する。
これにより、惰性走行中にドライバがアクセルペダル118を踏込んだ場合、エンジン回転数と、車輪側回転数とに基づく目標回転数が、所定範囲内となるまでの時間を短縮することができ、ドライバビリティの向上が可能となる。
さらに、上記構成において、走行モードは、走行モード指示器124によらず、走行状況に応じて自動的に切り替えられても良い。
上記構成によれば、例えば、ECU110によって自動で走行する車両では、ECU110が自動的に走行モードを切り替えるので、惰性走行中においても走行シーンに応じて走行することができる。
さらに、図5において、走行モードは、3つである必要は無く、設定したい粒度に応じて好みの数の走行モードを設定しても良い。
上記構成によれば、多くの走行モードを設定した場合には、より細やかな走行モードの選択が可能となる。
再び、図2に戻る。クラッチ締結判定部207は、目標回転数算出部202によって出力した基本目標回転数と、クランク角度センサ214によって検出したエンジン回転数と、アクセルペダルセンサ218によって検出したアクセルペダル踏込量とに基づいて、クラッチ締結指令を出力する。そして、クラッチ締結判定部207によって出力されるクラッチ締結指令に基づいて、フォワードクラッチ221が制御される。クラッチ締結判定部207における処理が、ステップ303〜ステップ307である。
図3に示すステップ303では、エンジン回転数と、アクセルペダル踏込量とを読み込む。ステップ304で、惰性走行後にアクセルペダル踏込量が所定値を超過したかどうかを判定する。ステップ304の判定結果が偽の場合(S304:NO)は、ステップ308の処理へと進む。ステップ304の判定結果が真の場合(S304:YES)は、ステップ305で、エンジン回転数と基本目標回転数との差が所定値未満となるように制御する。例えば、エンジン回転数は、式(7)のように制御される。


ここで、Ers2は目標スロットル開度、eはエンジン回転数−基本目標回転数、Kp2は比例ゲイン、Ki2は積分ゲイン、Kd2は微分ゲインである。Kp2,Ki2,Kd2は、エンジン回転数と基本目標回転数との差が速やかに所定値未満となるように値が設定される。また、αは所定のゲインであり、αは予めエンジン101のスロットル開度とエンジン回転数との特性に基づいて設定される。
ステップ306では、エンジン回転数と基本目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間未満続いたかを判定する。ステップ306の判定結果が真の場合(S306:YES)は、ステップ317の処理へと進む。ステップ306の判定結果が偽の場合(S306:NO)は、ステップ307へと進み、クラッチ締結指令をONにする。この結果、フォワードクラッチ221を締結し、惰性走行を終了させる。
ここで、本実施例の車両100は、当該車両100の加速要求を検出するアクセルペダルセンサ119を備える。そして、ECU201は、惰性走行中に、加速要求を検出した場合、遮断されていたトルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111を締結する。
これにより、惰性走行中のドライバの加速意思を速やかに反映して、惰性走行を終了させることができる。
また、上記の構成において、車両100が運転状況に応じて加速要求信号を生成する場合、クラッチ締結判定部207は、複数の情報に基づいて、加速要求を判定しても良い。
上記構成では、自動運転装置で惰性走行中に、ドライバのアクセルペダル踏込みによる加速要求以外に、運転状況に応じた加速要求を組み合わせて制御しても良い。これにより、ドライバ以外の要因によっても、惰性走行中を取りやめて、車両100を加速発進させることが可能となる。
目標EGR算出部208は、エアフローセンサ212によって検出される吸入空気量と、水温センサ213によって検出される水温と、クランク角度センサ214によって検出されるエンジン回転数とに基づいて、目標EGR量を出力する。EGR切替部209は、クラッチ締結時および解放時の何れにもEGRを実施する。そして、EGR切替部209によって出力された目標EGR量となるように、EGRバルブ220が制御される。EGR切替部208における処理が、ステップ317,318である。ステップ317,318では、吸入空気量と、水温と、エンジン回転数とに基づいて、目標EGR量を制御する。目標EGR量は、例えば、式(6)によって算出される。

目標EGR量=β(吸入空気量、水温、エンジン回転数)・・・(6)

ここで、βは、予め車両100に対して適合した特性マップであり、事前に所定の吸入空気量と、水温と、エンジン回転数毎に最適となるEGR量とを調べることにより設定される。
ここで、本実施例の車両100は、排気を吸気に還流するEGRホース116およびEGRバルブ117を備える。そして、ECU201は、惰性走行中に、排ガス再循環を実施する。
これにより、惰性走行中に、燃費低減が可能となる。さらに、目標回転数をアイドル回転数よりも高く維持するため、EGRによる燃費低減効果が高くなる。
以下、図9〜図11を用いて、本実施例のタイミングチャートについて説明する。
図9は、加速要求によって、通常走行モードで惰性走行をキャンセルした場合のタイミングチャートの一例である。
図9に示す時間901は、車両100が所定値以上の車速で走行中に、アクセルペダル118を所定時間踏み込なかったため、惰性走行に入った時間である。時間902は、実施例として実線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定範囲内となった状態が所定時間経過した時間である。時間903は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数がアイドル回転数まで低下した時間である。時間904は、ドライバがアクセルペダル118を所定値以上踏込んで加速要求が入る時間である。時間905は、実施例として実線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。時間906は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。なお、従来例においては、目標回転数と、基本目標回転数とは、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数に相当する。
時間901において、クラッチ締結指令は、OFFとなり、フォワードクラッチ111を遮断する。車速は、アクセルペダル118の踏込みを緩めてから徐々に低下し続け、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数は、車速に依存して変化する。目標回転数は、本実施例においては、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数+所定範囲の中央値となり、従来例においては、アイドル回転数となる。エンジン回転数は、目標回転数に追従するように変化する。エンジン回転数と目標回転数との差は、予めECU110に設定した所定範囲に制御する。
時間902において、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値内となってから所定時間が経過する。時間903において、エンジン回転数がアイドル回転数に近づくように制御される。時間904において、ドライバがアクセルペダル118を所定量以上踏込んで加速要求が入り、目標回転数は、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数と同じ値となる。エンジン回転数は、目標回転数に追従する。
時間905において、エンジン回転数と基本目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過し、クラッチ締結指令がONとなって惰性走行が終了する。この後、十分な駆動力を得るために、TCU112が変速比を増加させる。一方、従来例では、エンジン回転数と基本目標回転数との差が所定値未満となる状態が所定時間経過するには、時間906まで待つ必要がある。従って、時間904から時間906までのタイムロスが発生してしまっていた。本実施例では、クラッチ締結指令がONになるまでのタイムロスは、時間904から時間905まで短縮できていることが分かる。
以下の各走行モードは、通常走行モードの変形例に相当する。従って、通常走行モードと相違を中心に述べる。
図10は、本発明によるECU110において、加速要求によって、スポーティ走行モードで惰性走行をキャンセルした場合のタイミングチャートの一例である。
図10に示す時間1001は、惰性走行に入った時間である。時間1002は、実施例として実線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定範囲内となった状態が所定時間経過した時間である。時間1003は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数がアイドル回転数まで低下した時間である。時間1004は、ドライバがアクセルペダル118を所定値以上踏込み、加速要求が入る時間である。時間1005は、実施例として実線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。時間1006は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。なお、従来例においては、目標回転数と、基本目標回転数とは、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数に相当する。
時間1001において、クラッチ締結指令は、OFFとなり、フォワードクラッチ111を遮断する。このとき、走行モードは、スポーティ走行モードが選択されており、基本目標回転数補正量b=100となる。目標回転数は、本実施例においては、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数+100+所定範囲の中央値となり、従来例においては、アイドル回転数となる。エンジン回転数は、目標回転数に追従するように変化する。エンジン回転数と目標回転数との差は、予めECU110に設定した所定範囲に制御される。
図11は、本発明によるECU110において、加速要求によって、エコ走行モードで惰性走行をキャンセルした場合のタイミングチャートの一例である。
図11に示す時間1101は、惰性走行に入った時間である。時間1102は、実施例として実戦で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定範囲内となった状態が所定時間経過した時間である。時間1103は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数がアイドル回転数まで低下した時間である。時間1104は、ドライバがアクセルペダル118を所定値以上踏込み、加速要求が入る時間である。時間1105は、実施例として実線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。時間1106は、従来例として点線で示すように、エンジン回転数と目標回転数との差が所定値未満となった状態が所定時間経過した時間である。なお、従来例においては、目標回転数と、基本目標回転数とは、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数に相当する。
時間1101において、クラッチ締結指令は、OFFとなり、フォワードクラッチ111を遮断する。このとき、走行モードは、スポーティ走行モードが選択されており、基本目標回転数補正量b=−100となる。目標回転数は、本実施例においては、トルクコンバータ102およびフォワードクラッチ111の車輪側回転数−100+所定範囲の中央値となり、従来例においては、アイドル回転数となる。エンジン回転数は、目標回転数に追従するように変化する。エンジン回転数と目標回転数との差は、予めECU110に設定した所定範囲に制御される。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は前記実施形態に限定するものではない。また、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定するものではない。
100・・・車両
101・・・エンジン
102・・・トルクコンバータ
110・・・ECU
111・・・フォワードクラッチ
114L,114R・・・車輪
116・・・EGRホース
117・・・EGRバルブ
119・・・アクセルペダルセンサ
122・・・車速センサ
201・・・ECU
220・・・EGRバルブ
221・・・フォワードクラッチ

Claims (6)

  1. エンジンと、車輪と、前記エンジンと前記車輪との間の動力の伝達を断接する動力伝達経路とを備えた車両を制御する車両制御装置において、
    前記動力伝達経路が遮断された惰性走行中に、前記エンジンの回転数をアイドル回転数よりも高い目標回転数に近付けるように制御する車両制御装置。
  2. 前記惰性走行中に、前記エンジンの回転数と前記目標回転数との差が所定範囲内となるように前記エンジンの回転数を制御する、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記車両は、複数の変速比を有する変速機を備え、
    前記車両の車速および前記変速比に基づいて、前記目標回転数を算出する、
    請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両の走行状況に応じて前記目標回転数を補正する、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のことを特徴とする車両制御装置。
  5. 前記惰性走行中に、前記車両の加速要求を検出した場合、前記動力伝達経路を締結する、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載の車両制御装置。
  6. 前記車両は、排気を吸気に還流する排ガス再循環装置を備え、
    前記惰性走行中に、排ガス再循環装置に排気を吸気に還流させる、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載の車両制御装置。
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