JP2018133435A - 半導体レーザ装置、モニタ装置およびモニタ方法 - Google Patents

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和徳 斉藤
浩徳 柳澤
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浩徳 柳澤
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Abstract

【課題】半導体レーザ装置におけるレーザ光の射出方向に配置されるレーザ光射出窓等の透過率劣化といった異常を適切に検知できるようにする。【解決手段】半導体レーザ装置100は、共振器を有する半導体レーザチップ103と、半導体レーザチップ103の共振器の前方端面から放射されるレーザ光が透過可能な光透過光学部材(ガラス窓)104bと、半導体レーザチップ103の共振器の後方端面から放射されるレーザ光を受光する第一の受光素子(第一のフォトダイオード)107aと、半導体レーザチップ103の共振器の前方端面から放射され、光透過光学部材によって反射されたレーザ光を受光する第二の受光素子(第二のフォトダイオード)107bと、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体レーザ装置、モニタ装置およびモニタ方法に関する。
従来、赤外線領域のレーザ光を放射する半導体レーザチップをステム上に載置した半導体レーザ装置において、レーザ光の出力をモニタするためにフォトダイオードを具備した半導体レーザ装置が知られている。
例えば特許文献1には、半導体レーザチップからステム側に放射されるレーザ光をフォトダイオードにより受光し、当該フォトダイオードが出力する電流をモニタすることで、半導体レーザチップからステムとは反対側に放射されるレーザ光を制御する点が開示されている。
また、特許文献2には、光通信用の光送受信装置において、発光波長が400nm〜500nmのGaN系半導体レーザを用いる点が開示されている。この特許文献2には、半導体レーザから出射したレーザ光が部分反射膜を形成したプリズムで反射され、窓を透過して光ファイバにより伝送される点や、この光ファイバによって伝送された光が、窓を透過した後、上記部分反射膜を透過し、フォトダイオードで電気信号に変換される点が記載されている。
特公平08−8395号公報 特開平09−318853号公報
ところで、近年、青色から紫外線領域のレーザ光を放射するGaN系材料からなる半導体レーザチップをステム上に載置した、高出力のキャンパッケージ型半導体レーザ装置が開発されている。このような発振波長のエネルギーが高い高出力の半導体レーザ装置において、半導体レーザチップの出力をモニタするフォトダイオードを設けた場合、当該フォトダイオードの出力が変わらなくても、半導体レーザ装置から射出されるレーザ光の出力が低下する、といった問題が発生した。
これは、青色から紫外線領域といった発振波長のエネルギーの高い領域では、キャンパッケージされた半導体レーザ装置のレーザ光射出窓に劣化が発生し、レーザ光の透過率が減少するためであると推測される。また、レーザ光射出窓の劣化の原因は、高いエネルギーの光が窓に照射される際に、周囲に浮遊する微小な不純物がレーザ光照射による集塵効果により集められ、窓面に焼き付けられる等によるものと推測される。
しかしながら、従来装置においては、上記のようなレーザ光射出窓の透過率劣化を検知することはできず、半導体レーザ装置の光出力を安定化することができなかった。
そこで、本発明は、半導体レーザ装置におけるレーザ光の射出方向に配置されるレーザ光射出窓等の透過率劣化といった異常を適切に検知できるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る半導体レーザ装置の一態様は、共振器を有する半導体レーザチップと、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射されるレーザ光が透過可能な光透過光学部材と、前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光を受光する第一の受光素子と、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光を受光する第二の受光素子と、を備える。
これにより、半導体レーザチップの後方光と、半導体レーザチップの前方光の光透過光学部材による反射光とをそれぞれモニタすることができる。光透過光学部材の透過率劣化といった異常が発生した場合、第一の受光素子による受光量は変化しない(または略変化しない)のに対し、第二の受光素子による受光量は変化する。つまり、受光量の変化の割合が異なることをもって、光透過光学部材に異常が発生していることを検知することができる。
また、上記の半導体レーザ装置において、前記半導体レーザチップは、中心波長が500nm以下のレーザ光を放射してもよい。さらに、上記の半導体レーザ装置において、前記半導体レーザチップは、出力が25mW以上のレーザ光を放射してもよい。
光透過光学部材の透過率劣化といった異常は、発振波長のエネルギーが高いほど、また、光出力が高いほど発生しやすい。そのため、中心波長が500nm以下の短波長のレーザ光を射出する半導体レーザ装置や、出力が25mW以上のレーザ光を射出する半導体レーザ装置において、半導体レーザチップの後方光と前方光の光透過光学部材による反射光とをそれぞれモニタ可能に構成することで、上記異常を効果的に検知することが可能となる。
また、上記の半導体レーザ装置において、前記第二の受光素子の受光面は、前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光の広がり角外であって、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光が入射される位置に配置されていてもよい。この場合、第二の受光素子は、半導体レーザチップの後方光の影響を受けることなく、半導体レーザチップの前方光の光透過光学部材による反射光を適切に受光することができるので、精度良く上記異常を検知することができる。
さらに、上記の半導体レーザ装置において、前記第二の受光素子の受光面は、前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光が入射されない位置であって、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光が入射される位置に配置されていてもよい。この場合、第二の受光素子は、半導体レーザチップの前方光の光透過光学部材による反射光のみを受光することができるので、より精度良く上記異常を検知することができる。
また、上記の半導体レーザ装置において、前記第一の受光素子の受光面および前記第二の受光素子の受光面は、前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面よりも後方に配置されていてもよい。さらに、上記の半導体レーザ装置において、前記第一の受光素子の受光面および前記第二の受光素子の受光面は、前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面よりも後方における同一面上に並列配置されていてもよい。この場合、第一の受光素子による受光量と、第二の受光素子による受光量との比較を精度良く行うことができるので、上記異常をより適切に検知することができる。
また、上記の半導体レーザ装置において、前記半導体レーザチップ、前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、それぞれヒートシンク上に配置されていてもよい。この場合、半導体レーザチップや第一の受光素子、第二の受光素子がそれぞれ発する熱を適切に放熱することができ、各素子が高温になることに起因する品質低下や寿命低下を抑制することができる。
さらにまた、上記の半導体レーザ装置において、前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、共通の受光素子中に形成されていてもよい。このように、1チップ化された受光素子を用いることもできる。この場合、第一の受光素子の受光面と第二の受光素子の受光面との間の位置決めが容易となる。
また、上記の半導体レーザ装置において、前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、それぞれフォトダイオードであってもよい。この場合、フォトダイオードが出力する電流値をモニタすることで、容易に受光量の変化を検知することができる。
さらに、本発明に係るモニタ装置の一態様は、上記のいずれかの半導体レーザ装置と、前記第一の受光素子における受光量の所定時間における変化の割合である第一の割合と、前記第二の受光素子における受光量の前記所定時間における変化の割合である第二の割合とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記第二の割合が前記第一の割合よりも大きい場合、前記光透過光学部材に異常が発生していることを検知する検知手段と、を備える。
このように、光透過光学部材の透過率劣化といった異常が発生した場合、第一の受光素子による受光量の変化の割合に対して、第二の受光素子による受光量の変化の割合が大きくなることを利用し、光透過光学部材に異常が発生していることを適切に検知することができる。
また、本発明に係るモニタ方法の一態様は、半導体レーザチップの共振器の後方端面から放射されるレーザ光を第一の受光素子により受光すると共に、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、当該前方端面から放射されるレーザ光が透過可能な光透過光学部材によって反射されたレーザ光を第二の受光素子により受光する工程と、前記第一の受光素子における受光量の所定時間における変化の割合である第一の割合と、前記第二の受光素子における受光量の前記所定時間における変化の割合である第二の割合とを比較する工程と、前記比較の結果、前記第二の割合が前記第一の割合よりも大きい場合、前記光透過光学部材に異常が発生していることを検知する工程と、を含む。
このように、光透過光学部材の透過率劣化といった異常が発生した場合、第一の受光素子による受光量の変化の割合に対して、第二の受光素子による受光量の変化の割合が大きくなることを利用し、光透過光学部材に異常が発生していることを適切に検知することができる。
本発明によれば、半導体レーザ装置におけるレーザ光の射出方向に配置されるレーザ光射出窓等の透過率劣化といった異常を適切に検知できるようにすることができる。
本実施形態における半導体レーザ装置の構成例を示す図である。 第一のフォトダイオードおよび第二のフォトダイオードの構成例である。 窓異常検知処理の手順を示すフローチャートである。 窓異常が発生した場合のフォトダイオードの測定電流値を示す図である。 LD劣化が発生した場合のフォトダイオードの測定電流値を示す図である。 LD光出力一定制御の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における半導体レーザ装置(レーザダイオード:LD)100の構成例を示す図であり、図1(A)は上面図、図1(B)は正面図、図1(C)は断面図である。
半導体レーザ装置100は、ステムベース101と、ステムブロック102と、半導体レーザチップ(以下、単に「レーザチップ」という。)103と、ステムキャップ104と、給電用リードピン105と、ワイヤ106と、を備えている。ステムブロック102は、ステムベース101の上面101aから突き出し、ステムキャップ104は、ステムベース101の上面101aに固定されてステムブロック102を覆っている。ステムベース101、ステムブロック102およびステムキャップ104は、いずれも金属製であり、これらによってキャンパッケージが形成されている。
レーザチップ103は、サブマウント103aを介してステムブロック102に接合されている。なお、レーザチップ103は、ステムブロック102に直接接合されていてもよい。レーザチップ103の発光点は、円形の外縁形状を有するステムベース101の中央に位置し、発光時にレーザチップ103が発する熱は、ステムブロック102に伝達され放熱される。つまり、ステムブロック102は、ヒートシンクとしての機能を有する。
本実施形態において、レーザチップ103から放射されるレーザ光の中心波長は、210nm以上500nm以下である。なお、210nmは、AlN(窒化アルミニウム)のバンドギャップに相当する波長である。また、レーザチップ103から放射されるレーザ光の出力は、25mW以上である。
なお、ステムベース101とステムブロック102とは、同一材料で構成される必要はなく、各々別々の材料で構成されていてもよいし、ステムベース101の一部がステムブロック102の材料で構成されていてもよいし、その逆でもよい。
円筒状のステムキャップ104には円形の開口部104aが形成されており、その開口部104aには、レーザ光を透過可能な光透過光学部材からなるレーザ光射出窓(ガラス窓)104bが取り付けられている。レーザチップ103から図1(B)および図1(C)における上方に発せられたレーザ光は、ステムキャップ104のガラス窓104bを透過して射出される。なお、ガラス窓104bは、本実施形態では平面ガラスにより構成される場合について説明するが、球面や非球面のレンズにより構成されていてもよい。
このように、開口部104aにガラス窓104bが取り付けられたステムキャップ104を被せることにより、レーザチップ103を外部からの接触による破損や塵埃等の異物付着から保護することができる。また、ステムキャップ104により気密封止することで、大気中の水分や有機物の付着によるレーザチップ103の劣化を抑制することができる。したがって、信頼性の高い半導体レーザ装置100を実現することができる。
給電用リードピン105は、ステムベース101を貫通して一端がステムキャップ104で覆われた内側に突き出しており、その一端からレーザチップ103にワイヤ106が接続されている。本実施形態では、給電用リードピン105として極性が異なる2本が備えられ、2本のうち1本はレーザチップ103の一方の面にワイヤ106で接続され、もう1本はサブマウント103aとワイヤ106を介してレーザチップ103のもう一方の面に接続されている。
また、本実施形態のレーザチップ103は、例えば光出力が25mW以上の高出力のレーザチップであり、1つの給電用リードピン105から複数のワイヤ106を介して、レーザチップ103に電力が供給される。
また、ステムベース101の上面101aの一部には傾斜面101bが形成されており、傾斜面101bには、受光素子として第一のフォトダイオード(PD)107aと第二のフォトダイオード(PD)107bとが設けられている。このように、第一のPD107aと第二のPD107bとは、レーザチップ103の共振器の後方端面よりも後方における同一面上に並列配置されている。
ここで、第一のPD107aおよび第二のPD107bは、それぞれAuSn(金スズ)等の半田やロウ材によって、ステムベース101に形成された傾斜面101bに接合されている。より具体的には、第一のPD107aおよび第二のPD107bにおける傾斜面101bとの接合面には、それぞれ金属膜が形成されており、当該金属膜と傾斜面101bとがAuSn等により接合されている。上記金属膜は、Cr、Cu、Ti、Au、Pt、Mo、Ni、Ru等の材料のうち少なくとも1種、または複数種からなる金属膜とすることができる。
さらに、半導体レーザ装置100は、第一のPD107aおよび第二のPD107bへの給電のためのPD用リードピン108と、コモンピン110とを備える。PD用リードピン108は、それぞれワイヤ109によって第一のPD107aおよび第二のPD107bに接続され、コモンピン110はステムベース101を介して第一のPD107aおよび第二のPD107bに接続されている。不図示の制御部は、PD用リードピン108とコモンピン110との間に逆電圧が印加された状態で第一のPD107aや第二のPD107bが光を受光したときに流れる電流をモニタすることができる。
なお、第一のPD107aおよび第二のPD107bが発する熱は、それぞれステムベース101に伝達され放熱される。つまり、ステムベース101は、ヒートシンクとしての機能を有する。
以下、第一のPD107aおよび第二のPD107bについて、図2を参照しながらより具体的に説明する。
レーザチップ103は、前方(図2の上方)と後方(図2の下方)の両方から所定の割合で光を放射する。レーザチップ103の前方から放射された光(前方光)のうちガラス窓104bを透過した光L1は、半導体レーザ装置100の出射光となる。第一のPD107aは、レーザチップ103の後方から放射される光(後方光)L2を直接受光し、電流に変換する。また、第二のPD107bは、レーザチップ103の前方から放射されてガラス窓104bによって反射された光(反射光)L3を受光し、電流に変換する。
第一のPD107aは、レーザチップ103の後方光の広がり角内に配置されている。第一のPD107aは、レーザチップ103の後方光の広がり角内において当該後方光の入射光強度が最も高くなる位置に配置することが好ましい。なお、ガラス窓104bによる反射光L3の一部は、第一のPD107aにも入射される。
一方、第二のPD107bは、レーザチップ103の後方光の広がり角外であって、ガラス窓104bによる反射光L3が入射される位置に配置されている。第二のPD107bは、レーザチップ103の後方光の広がり角外において、ガラス窓104bによる反射光L3の入射光強度が最も高くなる位置に配置することが好ましい。
ここで、上記広がり角とは、レーザの出射ビームの広がり角であり、半値全幅(FWHM)により定義することができる。なお、上記広がり角は、1/e2幅により定義してもよい。
制御部は、第一のPD107aから出力される電流値と、第二のPD107bから出力される電流値とに基づいて、ガラス窓104bの異常(以下、「窓異常」ともいう。)が発生しているか否かを判定することができる。また、制御部は、窓異常の発生を検知した場合、例えばアラーム等を発生させて窓異常が発生していることを報知するようにしてもよい。ここで、上記窓異常は、半導体レーザ装置100の出射光の出力低下の原因となる異常であり、ガラス窓104bの透過率劣化を生じさせる窓汚れや、散乱光を発生させる異物付着を含む。
図3は、制御部が実行する窓異常検知処理手順を示すフローチャートである。ここでは、レーザチップ103への通電電流を一定とした場合について説明する。
まずステップS1において、制御部は、カウンタiを初期値(i=0)に設定し、ステップS2に移行する。ステップS2では、制御部は、レーザチップ103に電力を供給し、半導体レーザ装置100を駆動(ON)する。このとき、制御部は、LD通電電流値IOPを予め設定された設定電流値IOP setに設定する。
ステップS3では、制御部は、第一のPD107aおよび第二のPD107bからそれぞれ測定電流値IPD1およびIPD2を取得する。つまり、このステップS3では、制御部は、i=0における測定電流値IPD1 (0)およびIPD2 (0)を取得する。次にステップS4では、制御部は、予め設定された一定時間τ待機し、ステップS5に移行してカウンタiをインクリメントする。ステップS6では、制御部は、第一のPD107aおよび第二のPD107bからそれぞれ測定電流値IPD1 (i)およびIPD2 (i)を取得する。
ステップS7では、制御部は、測定電流値IPD1およびIPD2に基づいて、窓異常が発生しているか否かを判定する。具体的には、制御部は、所定時刻において取得された測定電流値IPD1と測定電流値IPD2との比(IPD2 (i)/IPD1 (i))と、上記所定時刻よりも一定時間τ前に取得された測定電流値IPD1と測定電流値IPD2との比(IPD2 (i-1)/IPD1 (i-1))とを比較する。
そして、IPD2 (i)/IPD1 (i)≦IPD2 (i-1)/IPD1 (i-1)である場合には、制御部は、窓異常は発生していないと判定してステップS4に戻り、IPD2 (i)/IPD1 (i)>IPD2 (i-1)/IPD1 (i-1)である場合には、制御部は、窓異常が発生していると判定してステップS8に移行する。ステップS8では、制御部は、窓異常が発生していることをアラームにより報知して処理を終了する。
ここで、窓異常が発生した場合の測定電流値IPD1およびIPD2の変化について、図4を用いて説明する。図4(a)は、第一のPD107aへの入射光強度P1、すなわち測定電流値IPD1の変化を示す図、図4(b)は、第二のPD107bへの入射光強度P2、すなわち測定電流値IPD2の変化を示す図である。また、図4(c)は、入射光強度P1に対する入射光強度P2の変化を示す図である。なお、ここでは説明を簡単にするために、レーザチップ103自身の劣化(LD劣化)は無いものとして説明する。
レーザチップ103の通電電流を一定として半導体レーザ装置100を駆動している場合、LD劣化が無ければレーザチップ103の前方および後方から放射される光の強度は一定である。そのため、第一のPD107aおよび第二のPD107bへの入射光強度も一定であり、第一のPD107aおよび第二のPD107bからは、それぞれ一定の測定電流値IPD1およびIPD2が得られる。
この状態から時刻t1において窓異常としてガラス窓104bの汚れが発生すると、レーザチップ103の前方光のガラス窓104bによる反射光の強度が変化する。具体的には、ガラス窓104bによる反射光の強度が増加する。その結果、図4(a)および図4(b)に示すように、時刻t1において入射光強度P1およびP2が増加する。ただし、レーザチップ103の後方光の強度は変化しないため、レーザチップ103の後方光が入射光の大部分を占める第一のPD107aでは、入射光強度P1の変化の割合が第二のPD107bの入射光強度P2の変化の割合よりも小さくなる。したがって、図4(c)に示すように、窓汚れが発生した時刻t1において入射光強度の比率P2/P1は増加する。
一方、LD劣化が発生した場合の測定電流値IPD1およびIPD2の変化は、図5に示すようになる。上述した図4と同様に、図5(a)は、第一のPD107aへの入射光強度P1、すなわち測定電流値IPD1の変化を示す図、図5(b)は、第二のPD107bへの入射光強度P2、すなわち測定電流値IPD2の変化を示す図である。また、図5(c)は、入射光強度P1に対する入射光強度P2の変化を示す図である。
時刻t2においてLD劣化が発生すると、レーザチップ103の前方光とレーザチップ103の後方光とがそれぞれ減少する。このとき、レーザチップ103からの出射光は、前方と後方とでそれぞれ同じ割合で減少し、レーザチップ103の前方光のガラス窓104bによる反射光の強度も、レーザチップ103からの出射光と同じ割合で減少する。そのため、時刻t2における入射光強度P1の変化の割合と入射光強度P2の変化の割合とは同じになる。したがって、図5(c)に示すように、LD劣化が発生した時刻t2において、入射光強度の比率P2/P1は変化せず一定となる。
このように、窓異常が発生した場合、第一のPD107aの受光量の変化の割合と第二のPD107bの受光量の変化の割合とが異なる。したがって、制御部は、このことを利用し、図3のステップS7のように、所定時刻における測定電流値の比(IPD2 (i)/IPD1 (i))と、上記所定時刻よりも一定時間前における測定電流値の比(IPD2 (i-1)/IPD1 (i-1))とを比較する。これにより、窓異常が発生しているか否かを適切に判定することができる。
なお、図3に示す処理では、レーザチップ103への通電電流を一定とする場合について説明したが、制御部は、第一のPD107aから得られる測定電流値IPD1をモニタし、半導体レーザ装置100(レーザチップ103)の出射光量が一定となるように制御することもできる。さらに、制御部は、測定電流値IPD1をモニタし、LD劣化(LD異常)が発生しているか否かを判定することもできる。この場合、制御部は、図6に示す処理を実行することができる。
この図6において、図3と同一処理を行う部分には同一ステップ番号を付し、以下、処理の異なる部分を中心に説明する。
ステップS11では、制御部は、レーザチップ103に電力を供給し、半導体レーザ装置100を駆動(ON)する。このとき、制御部は、LD通電電流値IOPの初期値IOP (0)を予め設定された設定電流値IOP setに設定する。
また、ステップS7において、IPD2 (i)/IPD1 (i)≦IPD2 (i-1)/IPD1 (i-1)であると判定された場合、制御部は、窓異常は発生していないと判定してステップS12に移行する。そして、ステップS12において、制御部は、測定電流値IPD1に基づいて、LD劣化が発生しているか否かを判定する。具体的には、制御部は、一定時間τの間における測定電流値IPD1の低下の割合((IPD1 (i)−IPD1 (i-1))/IPD1 (i-1))と、予め設定された判定閾値Dとを比較する。ここで、判定閾値Dは、急激なLD劣化を判定するための閾値であり、設定電流値IOP setや一定時間τ等に応じて適宜設定することができる。
そして、(IPD1 (i)−IPD1 (i-1))/IPD1 (i-1)<Dである場合には、制御部は、LD劣化が発生していると判定してステップS13に移行し、LD劣化が発生していることをアラームにより報知して処理を終了する。一方、制御部は、ステップS12において(IPD1 (i)−IPD1 (i-1))/IPD1 (i-1)≧Dであると判定した場合には、ステップS14に移行する。そして、ステップS14において、制御部は、測定電流値IPD1に基づいて、次式をもとにレーザチップ103の光出力が一定となるようなLD通電電流値IOP (i)を算出し、ステップS4に戻る。
OP (i)=IOP (i-1)×IPD1 (i-1)/IPD1 (i) ………(1)
図6に示す処理により、制御部は、第一のPD107aおよび第二のPD107bによりそれぞれ検出された測定電流値IPD1およびIPD2に基づいて、半導体レーザ装置100から射出されるレーザ光の出力低下の原因となり得るLD劣化と窓異常とを区別して検知することができる。
従来、半導体レーザチップの共振器の後方端部よりも後方にフォトダイオードを1つ配置し、そのフォトダイオードにより半導体レーザチップが放射する後方光をモニタして光出力を一定にするよう半導体レーザチップへの通電電流値を制御する半導体レーザ装置が知られている。このような半導体レーザ装置においては、LD劣化が発生すると、フォトダイオードにより後方光の低下を検知し、半導体レーザチップへの通電電流を増加させることで、半導体レーザ装置の光出力が一定に保たれる。
ところで、近年、青色から紫外線領域のレーザ光を放射する高出力の半導体レーザ装置が開発されている。ところが、半導体レーザチップから放射される青色から紫外線領域といった発振波長のエネルギーが高い光が、キャンパッケージされた半導体レーザ装置のレーザ光射出窓に照射されると、周囲に浮遊する微小な不純物が光集塵効果により集められ、窓面に焼き付けられて劣化するという現象が生じる。このようにレーザ光射出窓が劣化すると、レーザ光射出窓におけるレーザ光の透過率が低下するため、半導体レーザ装置から射出されるレーザ光の出力が低下してしまう。
また、窓異常が発生してレーザ光射出窓の透過率が低下すると、半導体レーザチップから放射されレーザ光射出窓によって反射される反射光の強度が大きくなる。この反射光の一部は、半導体レーザチップの後方光を受光するフォトダイオードにも入射されるため、窓異常が発生すると当該フォトダイオードの出力は大きくなる。そのため、光出力一定制御においては、半導体レーザチップの放射光が増加したと誤判定してしまい、光出力を一定にするために半導体レーザチップへの通電電流を低下してしまう。つまり、窓異常が発生した場合、半導体レーザ装置の光出力が低下しているにもかかわらず、光出力一定制御により光出力をさらに低下させてしまう。
また、半導体レーザ装置100のレーザ光射出窓から射出されるレーザ光をモニタし、半導体レーザ装置100の光出力が一定となるように半導体レーザチップへの通電電流を制御する場合、窓異常が発生して半導体レーザ装置100の出射光量が低下すると、半導体レーザチップへの通電電流を増加させる制御が行われることになる。つまり、半導体レーザチップは正常であるにもかかわらず、半導体レーザチップへの通電電流を増加させてしまうため、半導体レーザチップの不具合を誘発してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態における半導体レーザ装置100は、レーザチップ103の共振器の後方端面から放射されるレーザ光を検知する第一の受光素子である第一のPD107aと、レーザチップ103の共振器の前方端面から放射され、光透過光学部材であるガラス窓104bによって反射されたレーザ光を検知する第二の受光素子である第二のPD107bと、を備える。このように、半導体レーザ装置100は、レーザチップ103の後方光の他に、レーザチップ103の前方光のガラス窓104bによる反射光もモニタ可能な構成を有する。
LD劣化が発生した場合、レーザチップ103の前方光と後方光とは同じ割合で光量が低下する。そのため、第一のPD107aの出力と第二のPD107bの出力とは、共に同じ割合で減少する。一方、窓異常が発生した場合、レーザチップ103の放射光の光量は変化せず、レーザチップ103の前方光のガラス窓104bによる反射光が増加する。そのため、第一のPD107aの出力と第二のPD107bの出力とは、異なる割合で増加することになる。したがって、第一のPD107aの出力と第二のPD107bの出力とを比較することで、窓異常が発生しているか否かを適切に検知することができる。また、レーザ光射出窓の透過率劣化による半導体レーザ装置100の光出力低下と、レーザチップ103自身の劣化による半導体レーザ装置100の光出力低下とを判別してモニタできるので、半導体レーザ装置100からの光出力を適切に安定化することができる。
窓異常は、発振波長が短波長であるほど発生しやすく、また、光出力が高出力であるほど発生しやすい。したがって、レーザチップ103から放射されるレーザ光の中心波長が500nm以下で、出力が25mW以上である半導体レーザ装置100において、第一のPD107aと第二のPD107bとを配置し、窓異常を検知可能に構成することが好ましい。
このとき、第二のPD107bの受光面は、レーザチップ103の後方光の広がり角外であって、レーザチップ103の前方光のガラス窓104bによる反射光が入射される位置に配置されていることが好ましい。より好ましくは、第二のPD107bの受光面の配置位置は、レーザチップ103の後方光が入射されない位置であって、ガラス窓104bによる反射光が入射される位置である。これにより、ガラス窓104bからの反射光とレーザチップ103からの後方光とを分離してモニタすることができ、精度良く窓異常を検知することができる。
また、第一のPD107aおよび第二のPD107bは、それぞれレーザチップ103の共振器の後方端面よりも後方に同一面上に配置されていることが好ましい。これにより、第一のPD107aの出力と第二のPD107bの出力とを適切に比較することができ、精度良く窓異常を検知することができる。
以上のように、本実施形態では、半導体レーザ装置におけるレーザ光の射出方向に配置されるレーザ光射出窓等の透過率劣化といった異常を適切に検知し、半導体レーザ装置から射出されるレーザ光の出力低下を適切に検知することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態においては、キャンパッケージされた半導体レーザ装置について説明したが、金属ケース内に複数の半導体レーザチップが組み込まれ、当該金属ケースの開口部をガラス窓で覆ったマルチダイパッケージの半導体レーザ装置にも適用可能である。この場合、複数の半導体レーザチップに対して、それぞれ上述した第一のPD107aおよび第二のPD107bに対応する2つのフォトダイオードを配置すればよい。
また、上記実施形態においては、キャンパッケージされた半導体レーザ装置のレーザ光射出窓の劣化を窓異常として検知する場合について説明したが、窓異常の検知対象は、半導体レーザチップからのレーザ光の放射方向に配置され、当該レーザ光が透過可能な任意の光透過光学部材であってよい。特に、外気と触れる位置に配置された光透過光学部材でる場合、光集塵効果による劣化が発生しやすいため、窓異常の検知対象とすることが好ましい。
さらに、上記実施形態においては、受光素子がフォトダイオードである場合について説明したが、受光量に応じて出力が変化する素子であれば任意の受光素子を適用可能である。
100…半導体レーザ装置、101…ステムベース、102…ステムブロック、103…半導体レーザチップ、104…ステムキャップ、104b…ガラス窓(光透過光学部材)、107a…第一のフォトダイオード(第一の受光素子)、107b…第二のフォトダイオード(第二の受光素子)

Claims (12)

  1. 共振器を有する半導体レーザチップと、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射されるレーザ光が透過可能な光透過光学部材と、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光を受光する第一の受光素子と、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光を受光する第二の受光素子と、を備えることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 前記半導体レーザチップは、中心波長が500nm以下のレーザ光を放射することを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記半導体レーザチップは、出力が25mW以上のレーザ光を放射することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記第二の受光素子の受光面は、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光の広がり角外であって、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光が入射される位置に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記第二の受光素子の受光面は、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面から放射されるレーザ光が入射されない位置であって、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、前記光透過光学部材によって反射されたレーザ光が入射される位置に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記第一の受光素子の受光面および前記第二の受光素子の受光面は、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記第一の受光素子の受光面および前記第二の受光素子の受光面は、
    前記半導体レーザチップの前記共振器の後方端面よりも後方における同一面上に並列配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記半導体レーザチップ、前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、それぞれヒートシンク上に配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  9. 前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、共通の受光素子中に形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  10. 前記第一の受光素子および前記第二の受光素子は、それぞれフォトダイオードであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置と、
    前記第一の受光素子における受光量の所定時間における変化の割合である第一の割合と、前記第二の受光素子における受光量の前記所定時間における変化の割合である第二の割合とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記第二の割合が前記第一の割合よりも大きい場合、前記光透過光学部材に異常が発生していることを検知する検知手段と、を備えることを特徴とするモニタ装置。
  12. 半導体レーザチップの共振器の後方端面から放射されるレーザ光を第一の受光素子により受光すると共に、前記半導体レーザチップの前記共振器の前方端面から放射され、当該前方端面から放射されるレーザ光が透過可能な光透過光学部材によって反射されたレーザ光を第二の受光素子により受光する工程と、
    前記第一の受光素子における受光量の所定時間における変化の割合である第一の割合と、前記第二の受光素子における受光量の前記所定時間における変化の割合である第二の割合とを比較する工程と、
    前記比較の結果、前記第二の割合が前記第一の割合よりも大きい場合、前記光透過光学部材に異常が発生していることを検知する工程と、を含むことを特徴とするモニタ方法。
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