JP2018132954A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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耕市 山口
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Abstract

【課題】確実に、ユーザに、情報処理装置において現在の操作モードから別の操作モードへ変更すべきことを気付かせる。【解決手段】携帯情報端末(1)は、複数の異なる操作モードのいずれかで画面(4)を操作するGUI制御部(31)と、特定キーの入力操作がされる前後で画面(4)に変化が無い場合、ポップアップ画面(70)を表示させる操作モード変更通知部(34)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は画面を表示する情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
例えば物理キーボード及びタッチパッドのような、ユーザからの入力操作を受け付ける操作部を複数備える情報処理装置が知られている。当該情報処理装置においては、物理キーボードからの入力操作によってUI(User Interface:ユーザインターフェース)部品を操作する操作モードと、タッチパッドからの入力操作によりUI部品を操作する操作モードとを、ユーザが自由に切り換えることができる。なお、UI部品とは、項目やボタン、タブ、チェックボックス、アイコンなど、ユーザが選択又は操作することが可能な画面上の表示物を指す。
ここで、このような複数の操作モードを有する情報処理装置の場合、実行するアプリケーション又はユーザが操作するUI部品によっては、物理キーボードからの入力操作は受け付けず、タッチパッドからの入力操作のみを受け付ける場合がある。これを知らずにユーザが、このようなアプリケーション又はユーザが操作するUI部品を、タッチパッドではなく物理キーボードによって操作しようとした場合、操作ができずに困惑してしまうことになる。
これに対し、ユーザによる何らかの操作に対して、自動でヘルプ画面を表示する技術が開示されている。
特許文献1の表示装置では、ユーザが操作を迷っていると判定できる入力パターンを予めルールとして登録しておく。そして、当該表示装置は、ユーザが操作を迷っていると判定できる入力パターンを所定回数繰り返すと、ユーザが行いたいと思われる操作のヘルプ画面を表示する。
具体的には、上記表示装置でFAXを送信する操作においては、ユーザは、FAX送信用の初期画面から表示画面を遷移させてアドレス帳を設定するためのキーを押下し、FAX送信先のアドレスを設定する。しかし、ユーザが、FAX送信用の初期画面から表示画面を遷移させたものの、アドレス帳を設定するためのキーが押下されず、FAX送信用の初期画面に戻る操作が2回繰り返されると、上記表示装置は、ユーザが操作に迷っていると判断し、画面にヘルプを表示する。
特開2008‐171067号公報(2008年7月24日公開)
特許文献1のように、ユーザが所望する目的(FAXを送ること)が分かっていれば、その目的の達成に至るまでに必要な処理を装置側で容易に把握することができる。このため、ユーザが誤操作をしているか否かを判断するための操作パターンを予め表示装置に登録しておくことは容易である。
しかし、情報処理装置において実行されるアプリケーション(ソフトウェア)は多種多様なものが存在し、また、例えば、ブラウザが表示するインターネットのサイトに含まれる選択項目等にも多種多様な機能が割り当てられている。
これらアプリケーション毎、及び、インターネットのサイト毎に、情報処理装置が有する複数の操作モードのうち何れの操作モードで操作すると誤操作となるかを予め情報処理装置に記憶させておくことは不可能である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、確実に、ユーザに、情報処理装置において現在の操作モードから別の操作モードへ変更すべきことを気付かせることである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、画面を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面を操作する画面制御部と、上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報を上記ユーザに通知する操作モード変更通知部とを備えていることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、画面を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面を操作する画面制御ステップと、上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報を上記ユーザに通知する操作モード変更通知ステップとを有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、確実に、ユーザに、情報処理装置において現在の操作モードから別の操作モードへ変更すべきことを気付かせることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る携帯情報端末の構成を表す機能ブロック図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係る携帯情報端末の外観の構成を表す図であり、(b)は(a)における携帯情報端末における画面に表示されたフォーカスを下に移動させた様子を表す図であり。 (a)は、上記携帯情報端末が画面に表示する、タッチパッドでの操作を促すポップアップ画面を表す図であり、(b)は上記携帯情報端末が画面に表示する、ポインタモードへの切り換えを促すポップアップ画面を表す図である。 (a)は、上記携帯情報端末の第2モードの操作方法の様子を表し、(b)は(a)に示した携帯情報端末のポインタを移動させている様子を表し、(c)は(b)に示した携帯情報端末のポインタが示す選択項目を選択している様子を表す図である。 上記携帯情報端末の処理の流れを表す図である。 本発明の実施形態2に係る携帯情報端末の構成を表す機能ブロック図である。 本発明の実施形態2に係る携帯情報端末の処理の流れを表す図である。 本発明の実施形態3に係る携帯情報端末の構成を表す機能ブロック図である。 本発明の実施形態3に係る携帯情報端末の処理の流れを表す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一態様に係る実施形態1について、詳細に説明する。
(携帯情報端末1の構成)
まず、図2の(a)(b)を用いて本実施形態に係る携帯情報端末1の外観の構成について説明する。図2の(a)は、本発明の実施形態1に係る携帯情報端末1の外観の構成を表す図であり、(b)は(a)における携帯情報端末1における画面に表示されたフォーカスを下に移動させた様子を表す図であり。
図2に示すように、携帯情報端末(情報処理装置)1は、本実施形態においては多機能の携帯電話端末であるものとして説明する。
なお、以下で挙げているフィーチャーフォンとは、物理キーボードを備え、タッチパネル及びタッチパッド等のタッチインターフェースを備えておらず、ユーザは専ら物理キーボードにより、アプリケーション(以下、単にアプリと称する)を実行する等の操作を行う携帯電話端末であるものとする。
また、スマートフォンとは、タッチパネルを備え、ユーザは専ら、タッチパネルに表示されたアイコンをタップする(指等でタッチパネルを軽く叩く)ことで、当該アイコンに対応付けられたアプリを実行する等の操作を行う携帯電話端末であるものとする。
フィーチャーフォンに搭載されているOS(Operation System)と、スマートフォンに搭載されているOSとは異なる。このため、フィーチャーフォンにて実行可能なアプリ及びブラウザによって表示可能なインターネットのサイトの画面と、スマートフォンにて実行可能なアプリ及びブラウザによって表示可能なインターネットのサイトの画面とは異なる。
携帯情報端末1の外観は、フィーチャーフォンと同様に、各種のUI部品20を含む画面4を画面表示領域2aに表示する表示部2と、表示部2に接続されており、ユーザからの各種の操作を受け付ける本体部3とを備えている。表示部2と本体部3とはヒンジ等によって接続されることで、開閉可能に接続されていてもよい。
本実施形態において携帯情報端末1は、フィーチャーフォンと同じ外観を有しつつ、フィーチャーフォン用のOSではなく、スマートフォン用のOSによって動作する。このため携帯情報端末1には、フィーチャーフォン用のアプリではなく、スマートフォン用のアプリをベースにしてカスタマイズされたアプリが記憶されている。また、携帯情報端末1は、ブラウザにて、フィーチャーフォン向けのインターネットのサイトだけでなく、スマートフォン及びパーソナルコンピュータ(PC)向けのインターネットのサイトを表示することができる。
表示部2は画面表示領域2aに、アプリ又はインターネットのサイト等の各種の画面4を表示する。表示部2は、本体部3からの指示に基づき各種の画面4を表示するディスプレイである。表示部2として、液晶ディスプレイ、又は、有機ELディスプレイ等、各種のディスプレイを用いることができる。なお、表示部2はタッチパネルであってもよいし、タッチパネルではないディスプレイであってもよい。
画面4は、ユーザからの指示に基づき携帯情報端末1が実行しているアプリケーションの画面、又は、ブラウザが表示するインターネットのサイトの画面等、各種の表示画面である。
画面4は、CUI(Character User Interface)であってもよいが、本実施形態では、GUI(Graphical User Interface)であるものとして説明する。
画面4は、ユーザが操作及び選択することが可能なUI部品20と、ユーザが操作及び選択することが不可能な領域4aと含む。
UI部品20は、一例として、各種の選択項目(ソフトキー)21〜25及びフォーカス27を含む。
選択項目21〜25それぞれには、選択されることで実行する特定の処理が割り当てられている。選択項目21〜25のうち、ユーザによりある選択項目が選択されると、携帯情報端末1は、当該選択項目に割り当てられた処理を実行する。
フォーカス27は、選択項目21〜25のうちユーザが所望する選択項目を選択するために操作するものである。フォーカス27は、ユーザからの操作によって、選択項目21〜25の何れかに配置される。
なお、UI部品20は、画面4において、ユーザが操作又は選択することが可能な領域(部品)であればよく、その他にも、ポインタ29(図4参照)、タブ、チェックボックス、アイコン、Iビームカーソル等のカーソル、シークバー等を挙げることができる。
本体部3は、ユーザからの操作を受け付けて各種の処理を実行するための2種類の入力装置である、キーボード(物理キーボード)10と、タッチパッド19とを有する。
キーボード10は、2種類の入力装置のうち、ユーザが専ら操作を行う主たる入力装置である。キーボード10は、例えば、テンキー11、通話キー12、通話終了キー13、方向キー14、決定キー15等を有する。キーボード10は、フィーチャーフォンに使用されている一般的な物理キーボードを用いることができる。
テンキー11は、「1」・「2」・「3」〜「0」までの数字、カナ文字及びローマ字等の各種文字、及び、各種記号などの入力操作を行うためのキーである。通話キー12は通話を開始する入力操作を行うためのキーである。通話終了キー13は通話を終了する入力操作を行うためのキーである。
方向キー14は、上キー、下キー、右キー、左キー等を有する。方向キー14は、表示部2に表示されているフォーカス27等を上下左右に移動させたり、画面4をスクロールさせたり、画面4における表示を拡大及び縮小させたり等、画面4又はUI部品20の方向を指定する操作をするための入力操作を行うキーである。
決定キー15は、フォーカス27が配置されている選択項目に割り当てられた処理の実行を開始する等のUI部品20の選択を伴う操作をするための入力操作を行うキーである。選択項目に割り当てられた処理の実行を開始することで、現在表示されている画面4から別の画面へ変化する。このように、現在表示されている画面4から別の画面へ変化することで、ユーザは、自らが選択した選択項目に割り当てられていた処理が携帯情報端末1によって実行されたことを認識する。
なお、キーボード10は、それ以外にも各種の処理を実行するための入力操作を行うためのキーを有していてもよい。
タッチパッド19は、方向キー14及び決定キー15の機能を代替する入力装置である。
タッチパッド19は、画面4に表示されるポインタ(図4のポインタ29参照)を移動させて選択項目21〜25の何れかを選択したり、画面4をスクロールさせたり、画面4を拡大及び縮小させたり等、画面4又はUI部品20の移動を伴う操作をするための入力操作を行ったり、UI部品20の選択を伴う操作をするための入力操作を行ったりするためのポインティングデバイスである。
キーボード10のうち何れかのキーに、タッチパッド19からの入力操作を有効にしたり無効にしたりする機能が割り当てられている。本実施形態では、通話キー12を長押しすることで、タッチパッド19からの入力操作を有効にしたり無効にしたりすることができるものとする。
タッチパッド19と、キーボード10とは異なる領域に配置されていてもよいが、携帯情報端末1の小型化及び操作性を向上させるため、タッチパッド19が配置されている領域内に、方向キー14及び決定キー15を含むキーボード10の各キーが配置されていることが好ましい。本実施形態においては、キーボード10と、タッチパッド19とは重畳して配置されている。
携帯情報端末1はスマートフォンではないものの、フィーチャーフォン用のOSではなく、スマートフォン用のOSによって動作する。このため、アプリの画面またはインターネットのサイトによっては、キーボード10からでは操作できない場合がある。この場合、キーボード10ではなく、タッチパッド19によって操作をする必要がある。
タッチパッド19からの入力操作を受け付けるためのソフトウェアの一例として、タッチクルーザーEX(登録商標)を挙げることができる。
本実施形態においては、キーボード10からの入力操作に基づいて画面4のUI部品20を操作するモードを第1モードと称し、タッチパッド19からの入力操作に基づいて画面4のUI部品20を操作するモードを第2モードと称する。
第1モードはキーボード10からの入力操作によってUI部品20を操作し、第2モードはタッチパッド19からの入力操作によってUI部品20を操作するため、第1モードと第2モードとは、互いに異なる方法により画面4を操作するモードである。
携帯情報端末1は、このように2種類の異なる入力装置を有するため、ユーザは、入力操作を行う入力装置として、キーボード10と、タッチパッド19とを任意に切り換えることができる。このため、携帯情報端末1は使い勝手が良い。
(ブロック図)
図1は、本発明の実施形態1に係る携帯情報端末1の構成を表す機能ブロック図である。
本体部3は、上述したキーボード10及びタッチパッド19に加え、さらに、制御部30と、記憶部40とを備えている。
制御部30は、GUI制御部(制御部)31と、画面監視部(画面制御部)32と、キー入力監視部33と、操作モード変更通知部34とを備えている。記憶部40は、アプリケーション記憶部41と、画面記憶部(記憶部)42とを備えている。
制御部30は、携帯情報端末1に備えられる各ハードウェアの動作を制御するブロックであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備えるマイクロコンピュータ又はマイクロプロセッサ等によって実現される。
GUI制御部31は、キーボード10又はタッチパッド19からの入力操作に基づいて、画面4を操作する。
GUI制御部31は、キーボード10又はタッチパッド19からの入力操作に基づいて、アプリケーション記憶部41を参照し、各種アプリケーションプログラムを実行する。そして、GUI制御部31は、実行したアプリケーションプログラムに基づいて、各種アプリの画面又はブラウザが表示するインターネットのサイト等、UI部品20を含む画面4を画面表示領域2aに表示させる。
第1モードにおいては、GUI制御部31は、キーボード10からの入力操作に基づいてUI部品20を含む画面4を操作する。第2モードにおいては、GUI制御部31は、タッチパッド19からの入力操作に基づいてUI部品20を含む画面4を操作する。
GUI制御部31は、方向キー14及び決定キー15からの入力操作に基づいて、UI部品20におけるフォーカス27(図3参照)の移動、各選択項目21〜27の選択、選択された選択項目に割り当てられた処理の実行に伴う画面4の他の画面への遷移、画面4のスクロール、画面4の表示の拡大及び縮小等、画面4を操作する。
GUI制御部31は、タッチパッド19からの入力操作に基づいて、UI部品20におけるポインタ29(図4参照)の移動、各選択項目21〜27の選択、選択された選択項目に割り当てられた処理の実行に伴う画面4の他の画面への遷移、画面4のスクロール、画面4の表示の拡大及び縮小等、画面4を操作する。
また、GUI制御部31は、特定キーから入力操作があると、現在実行しているアプリで検出可能な、特定キーが押下される前後で画面4が変化したことを示す情報の有無を確認する。すなわち、GUI制御部31は、アプリの状態の変化の履歴を確認する。
この、アプリの状態の変化の履歴とは、例えば、(i)画面4毎にIDが対応づけられている場合、その画面4に対応づけられたIDの変化の有無、(ii)各種UIコンポーネントの呼び出しがあったか否かの履歴、(iii)現在実行しているアプリがブラウザの場合、URLの変化の有無等である。
画面監視部32は、所定キーからの入力操作があると、所定キーからの入力操作がされる前に表示していた画面4と、所定キーからの入力操作がされた後に表示していた画面4とを画面記憶部42に記憶する。
画面監視部32は、上記所定キーが特に特定キーであった場合、特定キーからの入力操作前後で画面記憶部42に記憶した画面同士を比較し、画面の変化の有無を判定する。
キー入力監視部33は、キーボード10における所定キーの押下(所定キーからの入力操作)がなされたか否かを監視する。
所定キーは、キーボード10のうち、特定キーを含み、画面4に含まれるUI部品20の操作が可能なキーである。所定キーは、例えば、方向キー14、決定キー15、クリアキー等である。なお、通常、GUI画面において、所定キーが押下される前は、テンキー11からの入力操作を受け付けない場合が多いため、所定キーにはテンキー11が含まれなくてもよい。
特定キーは、所定キーの中でも特に、ユーザが選択項目を選択する際に使用する頻度が高いキーである。例えば、特定キーは、選択項目21〜25を選択するための決定キー15である。さらに、特定キーに方向キー14を含めてもよい。
操作モード変更通知部34は、GUI制御部31又は画面監視部32によって、画面の変化があったと判定されたとき、ポップアップ画面70又はポップアップ画面70Aを画面表示領域2aに表示させる。
記憶部40は、制御部30が実行する各種アプリケーションプログラム、OSプログラム、制御プログラム、これらプログラムを実行する時に読み出す各種データ等を記憶する。
アプリケーション記憶部41は、GUI制御部31が実行する各種アプリのアプリケーションプログラム、及び、各アプリで使用されるデータベース等が記憶されている。GUI制御部31が実行する各種アプリとは、例えば、インターネットを閲覧するためのブラウザ、電話アプリ、電話帳アプリ、メールアプリ等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
画面記憶部42は、画面監視部32がキャプチャーした画面4を記憶する。
(携帯情報端末1の第1モード)
次に、図2を用いて、携帯情報端末1の第1モードを説明する。図2の(a)に示すように、画面4にUI部品20が配置されている。
携帯情報端末1において、各種アプリ及びブラウザが表示するインターネット等の画面4のうち、大部分はキーボード10によって操作することができる。
このため、通常、ユーザは、タッチパッド19からの入力操作を無効にして、キーボード10からの入力操作により画面4を操作する。すなわち、通常、ユーザは、第1モードにて携帯情報端末1を操作する。第1モードでは、ユーザは、フォーカス27を直接操作することでUI部品20を操作する。この第1モードでは、ユーザは、方向キー14を押下することでフォーカス27を、画面4内のうち、選択項目21〜25の何れかに移動させる。
図2の(b)に示すように、ユーザは、選択項目25に割り当てられた処理の実行を所望している場合、方向キー14の下キーを押下することで、フォーカス27を選択項目25に合せる。
次に、ユーザは、選択した選択項目25に割り当てられた処理を実行させるために、決定キー15を押下する。
これにより、通常は、GUI制御部31が決定キー15の押下による入力操作を検出し、選択項目25に割り当てられた処理を実行する。
しかし、UI部品20によっては、第1モードにおいて、GUI制御部31が決定キー15の押下による入力操作を検出しない場合がある。
さらには、UI部品20によっては、第1モードにおいて、GUI制御部31が方向キー14の押下による入力操作を検出しない場合もある。例えば、ブラウザが表示するインターネットの特定のサイトの画面、又は、あるアプリの特定の画面等では、方向キー14又は決定キー15をユーザが押下しても、GUI制御部31がその押下による入力操作を検出しない場合がある。
この場合、ユーザが方向キー14又は決定キー15を押下しても、画面4が他の画面へ遷移しない(変化しない)ため、ユーザは不信感を抱く。
特に、方向キーからの入力操作によってフォーカスの位置は移動するものの、決定キーを押下してフォーカスが配置された選択項目が選択されない場合、ユーザは不信感を抱き、何度も決定キーを押下する場合がある。
このように、第1モードにおいて、方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方の入力操作が受け付けられない場合は、第1モードから第2モードへ切り換えて、タッチパッド19から入力操作を行う必要がある。
しかし、第1モードにおいて入力操作が受け付けられない場合に、ユーザが自発的に、第1モードから第2モードへ切り換えてタッチパッド19から入力操作を行う必要があることに気付くとは限らない。これは、主に以下の理由による。
(1)タッチパッド19の必要性の認識不足
第1モードにおいて、方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方の入力操作が受け付けられない場合は、第1モードから第2モードへ切り換えて、タッチパッド19から入力操作を行う必要があることは、通常、携帯情報端末1の取扱説明書に記載されている。
しかし、必ずしもユーザが取扱説明書を読んでいるとは限らない。そのため、UI部品20の種類によっては、方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方の入力操作が受け付けられないことがあることに、ユーザが気付かないことがある。その結果として、ユーザは、タッチパッド19の存在を認識しつつも、タッチパッド19から入力操作を行う必要があることに気付かない場合がある。
ある画面4において、方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方の入力操作が受け付けられるか否かは、その画面4を見ただけでは判別できないため、携帯情報端末1の取り扱いについて初心者であっても、熟練者であっても、気付かない度合いは同じである。
(2)タッチパッド19の存在の認識不足
また、多くの種類のUI部品20において、方向キー14及び決定キー15の両方とも入力操作が受け付けられるため、多くの場合、タッチパッド19を使用しなくても、キーボード10のみで入力操作を行うことができる。このため、そもそも、ユーザが、タッチパッド19の存在に気づいていない場合がある。特に、本実施形態に係る携帯情報端末1は、タッチパッド19とキーボード10とが重畳して配置されているため、キーボード10が配置されている領域とは別の専用の領域にタッチパッド19が配置されている構成と比べて、タッチパッド19の存在に気付き難い。
そこで、携帯情報端末1では、第1モードにおいて、予め設定された特定キー(方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方等)が押下され、その特定キーの押下前後で画面4が変化しない場合、ユーザにタッチパッド19での操作を促すポップアップ画面70(図3の(a)参照)を画面4に表示する。
(ポップアップ画面70)
図3の(a)は、携帯情報端末1が画面表示領域2aに表示する、タッチパッド19での操作を促すポップアップ画面70を表す図である。
図3の(a)に示すように、ポップアップ画面70には、タッチパッド19での操作をユーザに促す旨と、タッチパッド19からの入力操作を無効から有効に切り換える操作方法とが記載されている。ポップアップ画面70は、ユーザに認識されやすいように、画面4の表示要素に重畳して(表示要素の前面に)表示されることが好ましい。
また、画面表示領域2aには、ポップアップ画面70と共に、ソフトキーで選択する、「OK」と表示された選択項目71と、ソフトキーのガイド表示領域26も一緒に表示される。
ガイド表示領域26は、ソフトキーである選択項目71へのアサイン状況を表示する領域である。ここでは、ガイド表示領域26の中央、すなわち、決定キーに「選択」がアサインされており、それに対応する「選択項目71」には「OK」がアサインされていることが表示されている。
ポップアップ画面70が画面表示領域2aに表示されてからユーザが決定キー15を押下すると、選択項目71が選択される。これにより、ポップアップ画面70、選択項目71及び領域26は消えて、このポップアップ画面70、選択項目71及び領域26が表示される直前に表示していた画面4を表示していた状態(図2の(b)に示す画面4の表示状態)へ、画面表示領域2aの表示状態が遷移する。
そして、ユーザは、タッチパッド19からの入力操作を無効から有効に切り換える操作(ここでは発信キーを長押し)をすることで、ユーザは、携帯情報端末1を、第1モードから、タッチパッド19からの入力操作を受け付ける第2モードへ切り換える。
なお、図3の(a)に示しているポップアップ画面70に記載されている文言は、画面4が、ブラウザが表示するインターネットのサイトの画面の場合の例である。画面4が、あるアプリの特定の画面である場合、以下のような文言を記載すればよい。
「項目によっては、キー操作では直接選択できない場合があります。
その場合はタッチパッドで操作してください。
※タッチパッドが無効になっているときは発信キーを長押ししてください。」
(携帯情報端末1の第2モード)
次に、図4を用いて、携帯情報端末1の第2モードを説明する。図4の(a)は、本発明の実施形態1に係る携帯情報端末1の第2モードの操作方法の様子を表し、(b)は(a)に示した携帯情報端末1のポインタを移動させている様子を表し、(c)は(b)に示した携帯情報端末1のポインタが示す選択項目を選択している様子を表す図である。
図4の(a)に示すように、第1モードから第2モードへ操作方法を変更すると、画面4に、ポインタ29が表示される。なお、ポインタ29もUI部品20に含まれる。
この第2モードでは、ユーザは、タッチパッド19の領域内に指60を接触させて、当該接触させた指60をスライドさせることで、ポインタ29を、選択項目21〜25が配置された位置及びそれ以外の位置を含む画面4内の好きな位置に移動させることができる。
第1モードにおいてユーザが直接操作していたのはフォーカス27であったところ、第2モードにおいてユーザが直接操作するのはフォーカス27ではなくポインタ29である。
図4の(a)(b)に示すように、ユーザは、選択項目25に割り当てられた処理の実行を所望している場合、タッチパッド19に接触させた指60をスライドさせることで、ポインタ29を選択項目25に合せる。なお、ポインタ29が選択項目25に重なっても、フォーカス27は選択項目22に留まったままである。
そして、図4の(c)に示すように、ユーザが指60でタッチパッド19をタップすると、ポインタ29が配置された選択項目25が選択される。これにより、携帯情報端末1は、選択項目25に割り当てられた処理を実行する。
ユーザは、このまま第2モードで画面4の操作をしてもよいし、第2モードから第1モードへ切り換えて画面4の操作をしてもよい。
(携帯情報端末1の他の第2モード)
また、携帯情報端末1は、タッチパッド19を備えず、ポインタモード(第2モード)を有していてもよい。ポインタモードは、タッチパッド19ではなく、方向キー14で画面4に表示されたポインタ(図4に示したポインタ29と同様のポインタ)を移動させるモードである。
第1モードにおいてユーザが直接操作していたのはフォーカス27であったところ、ポインタモードにおいてユーザが直接操作するのはフォーカス27ではなくポインタ29である。このように、第1モードと、ポインタモードとは、ユーザが入力操作を行う入力装置は、共に方向キー14及び決定キー15であるため同一であるが、画面4を操作する方法が互いに異なるモードである。
予め、キーボード10のうち何れかのキーに、第1モードとポインタモードとを切り換える機能を割り当てておく。
すなわち、ポインタモードを有する場合、方向キー14は、第1モードにおいてはフォーカス27を操作する入力装置として機能し、ポインタモードにおいてはポインタを操作する入力装置として機能する。
携帯情報端末1が第1モードからポインタモードへ切り換えられると、第1モードでは画面4に表示されていなかったポインタが画面4に表示される。ユーザは、方向キー14を操作することで、画面4内の好きな位置にポインタを移動させる。そして、ユーザは、決定キー15を押下することで、ポインタが配置された選択項目を選択することができる。
携帯情報端末1は、第1モードとポインタモードとを有する場合、タッチパッド19を有さなくてもよい。これにより、各操作モード毎に異なる入力装置を設けなくてもよいため、装置を小型化することができる。
ポインタモードを有する場合、携帯情報端末1は、第1モードにおいて、予め設定された特定キー(方向キー14及び決定キー15の両方、又は何れか一方等)が押下され、その特定キーの押下前後で画面4が変化しない場合、ユーザにポインタモードへの切り換えを促すポップアップ画面70A(図3の(b)参照)を画面表示領域2aに表示する。
図3の(b)は、携帯情報端末1が画面表示領域2aに表示する、ポインタモードへの切り換えを促すポップアップ画面を表す図である。
図3の(b)に示すように、ポップアップ画面70Aには、ポインタモードへ切り換えることをユーザに促す旨と、その切り換える操作方法(ここでは発信キーの長押し)とが記載されている。
なお、図3の(b)に示しているポップアップ画面70Aに記載されている文言は、画面4が、ブラウザが表示するインターネットのサイトの画面の場合の例である。画面4が、あるアプリの特定の画面である場合、以下のような文言を記載すればよい。
「項目によっては、キー操作では直接選択できない場合があります。
その場合は、発信キーを長押ししてポインタモードに切り替えてください。」
なお、ポップアップ画面70Aは、ユーザに認識されやすいように、画面4の表示要素に重畳して(表示要素の前面に)表示されることが好ましい。
(携帯情報端末1の他の構成)
携帯情報端末1は、本実施形態においては多機能の携帯電話端末であるものとして説明したが、これに限らず、電子辞書、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の画面を表示する各種の情報処理装置であってもよい。
また、入力装置も、キーボード及びタッチパネルに限定されず、マウス、ジョイスティック、タッチパネル等、種々の入力装置を備えていてもよい。タッチパネル及びタッチパッドのようなタッチインターフェースを備える場合は、指での入力操作に限らず、タッチペンで入力操作を行ってもよい。
さらに、例えば、パーソナルコンピュータであれば、キーボードと、マウスと、ジョイスティックを備える等、各情報処理装置において、3個以上の入力装置を備えていてもよい。
(フローチャート)
次に、主に図1及び図5を用いて、携帯情報端末1の処理の流れについて説明する。図5は、携帯情報端末1の処理の流れを表す図である。
まず、ユーザによるキーボード10からの入力に基づき、GUI制御部31は、アプリケーション記憶部41を参照し、アプリケーションプログラムを実行することで、アプリを起動する(ステップS201)。なお、ここでGUI制御部31が起動するアプリは、タッチパッド19からの入力が有効な(入力操作を受け付ける)アプリであり、タッチパッド19からの入力が無効である(入力操作を受け付けない)アプリではないものとする。
そして、GUI制御部31は、起動したアプリの画面4を表示部2の画面表示領域2aに表示させる。また、このとき、画面監視部32は、表示部2に出力された画面4をキャプチャーして、当該キャプチャーした画面4を画面記憶部42に記憶する(ステップS203)。
次に、キー入力監視部33は、キーボード10における所定キーの押下(所定キーからの入力操作)がなされたか否かを監視する(ステップS203)。
所定キーは、キーボード10のうち、特定キーを含み、画面4の操作が可能なキーである。ここでは、所定キーは、方向キー14、決定キー15、クリアキーとする。
ステップS203において、キー入力監視部33が、所定キーの押下がされていないと判断すると(ステップS203のNo)、GUI制御部31は、ステップS201において起動したアプリが終了したか、または、操作対象である画面がバックグラウンド(ホーム画面)に戻ったか否かを判定する(ステップS212)。
ステップS212において、GUI制御部31が、ステップS201において起動したアプリが終了したか、または、操作対象である画面4がバックグラウンド(ホーム画面)に戻ったと判定すると(ステップS212のYes)、処理を終了する。
一方、ステップS212において、GUI制御部31が、ステップS201において起動したアプリが終了していないか、または、操作対象である画面4がバックグラウンド(ホーム画面)に戻っていないと判定すると(ステップS212のNo)、ステップS203の処理に戻る。
ステップS203において、キー入力監視部33が、所定キーの押下がなされたと判断すると(ステップS203のYes)、画面監視部32は、現在の画面4(現在、画面表示領域2aに表示されている画面4の全体)をキャプチャーし、当該キャプチャーした画面4を画面記憶部42に記憶する(ステップS204)。
次に、キー入力監視部33は、ステップS203にて押下された所定キーが特定キーであったか否かを判定する(ステップS205)。ここでは、特定キーは、決定キー15であるものとする。なお、特定キーに方向キー14を含めてもよい。これは、実行しているアプリによっては、フォーカスの移動という画面4の変化の一種を方向キー14からの入力操作により実行する場合があるためである。
ステップS205において、キー入力監視部33が、ステップS203にて押下された所定キーが特定キーではなかったと判定すると(ステップS205のNo)、画面監視部32が監視する画面4の変化の対象外であるので、ステップS203の処理に戻る。
ステップS205において、キー入力監視部33が、ステップS203にて押下された所定キーが特定キーであったと判定すると(ステップS205のYes)、GUI制御部31は、現在実行しているアプリで検出可能な、特定キーが押下される前後で画面4が変化したことを示す情報の有無を確認する(ステップS206)。GUI制御部31は、例えば、画面IDの変化履歴、各種UIコンポーネントの呼び出し履歴、インターネットのURLの変化の履歴等を確認する。
ステップS206において、GUI制御部31が、現在実行しているアプリで検出可能な、画面4が変化したことを示す情報が有ると判定すると(ステップS206のYes)、GUI制御部31は画面4が変化したと判断し、ステップS203の処理に戻る。
ステップS206において、GUI制御部31が、現在実行しているアプリで検出可能な、所定キーが押下される前後で画面4が変化したことを示す情報が無いと判定すると(ステップS206のNo)、GUI制御部31は画面4が変化していない可能性があると判断する。次に、画面監視部32は、ステップS202及びS204にて画面記憶部42に記憶した画面同士を比較し、差分があるか否かを判定する(ステップS207)。
ステップS207において、画面監視部32は、比較した画面同士に差分があると判定すると(ステップS207のYes)、画面監視部32は画面4が変化したと判断し、ステップS203に戻る。
ステップS207において、画面監視部32は、比較した画面同士に差分が無いと判定すると(ステップS207のNo)、画面監視部32は画面4が変化していないと判断する。すると、操作モード変更通知部34は、入力操作を受け付ける操作部をタッチパッド19へ変更するよう促すポップアップ画面70(図3の(a)参照)を画面表示領域2aに表示する(ステップS208)。これにより、第1モードから第2モードへの変更をユーザに促す。
なお、ステップS208において、携帯情報端末1がポインタモードを有する場合、操作モード変更通知部34は、ポップアップ画面70(図3の(a)参照)ではなく、ポップアップ画面70A(図3の(b)参照)を画面表示領域2aに表示する。
また、操作モード変更通知部34は、ポップアップ画面70又はポップアップ画面70Aと共に、「OK」と表示されたソフトキーである選択項目71も画面表示領域2aに表示する。
さらに、ステップS208において、操作モード変更通知部34は、ポップアップ画面70又はポップアップ画面70Aを画面表示領域2aに表示することに加え、第1モードから第2モードへの変更又は第1モードからポインタモードへの変更をユーザに促す音声を図示しないスピーカから出力させてもよい。
また、ステップS208において、操作モード変更通知部34は、ポップアップ画面70又はポップアップ画面70Aを画面表示領域2aに表示することに換えて、第1モードから第2モードへの変更又は第1モードからポインタモードへの変更をユーザに促す音声を図示しないスピーカから出力させてもよい。
次に、GUI制御部31は、「OK」と表示された選択項目71が選択されたか否か、すなわち、決定キー15が押下されたか否かを判定する(ステップS209)。
ステップS209において、GUI制御部31は、選択項目71が選択された、すなわち、決定キー15が押下されたと判定すると(ステップS209のYes)、画面表示領域2aに表示されていた、ポップアップ画面70又はポップアップ画面70Aと、選択項目71との表示を消す(ステップS210)。
次に、GUI制御部31は、ステップS201にて起動したアプリを終了させる入力操作が受け付けられたか否かを判定する(ステップS211)。
ステップS211において、GUI制御部31は、ステップS201にて起動したアプリを終了させる入力操作が受け付けられていないと判定すると(ステップS211のNo)、ステップS203の処理に戻る。
ステップS211において、GUI制御部31は、ステップS201にて起動したアプリを終了させる入力操作が受け付けられたと判定すると(ステップS211のYes)、終了する。
(携帯情報端末1の主な利点)
ここで、携帯電話端末など情報端末の多くは、表示する画像がGUIになっており、予め設定された項目しか操作できない仕組みになっている。したがって、ユーザからの入力操作は実行可能な操作であるため、それが誤操作であるか否かを情報端末側で判断するのは難しい。
つまり、本実施形態に係る携帯情報端末1が扱う画面4は、ユーザからは、キーボード10からの入力操作で選択可能に見える選択項目であるにもかかわらず、実際には、キーボード10からの入力操作では選択できない選択項目を含む。このような選択項目は、あるアプリ(ブラウザの場合はインターネットのサイトの画面)の任意の画面の任意の選択項目が対象である。このため、どの選択項目のキー操作が無効かどうかという集合をあらかじめ携帯情報端末1側で知ることはできない。したがって、例えば、特許文献1に記載の発明のように誤操作の集合に基づいてルール化することはできない。
そこで、携帯情報端末1においては操作モード変更通知部34が、ユーザがキーボード10を押下することによる入力操作のうち特定キー(たとえば決定キー15)が押下される前と、当該特定キーが押下された後とで画面4の変化が無い場合、ポップアップ画面70(又はポップアップ画面70A)を画面表示領域2aに表示させる。これにより、ユーザに、現在の操作モード(第1モード)から別の操作モード(第2モード)に変更する必要があることを気付かせることができる。
このため、ポップアップ画面70(又はポップアップ画面70A)を表示すべきと判定するための操作パターンを予め登録しておく必要がない。
また、実行するアプリの種類及びインターネットの画面の種類等、画面4の種類にかかわらず、ユーザに、操作モードを変更すべき旨を通知することができる。
さらに、キーボード10からではなくタッチパッド19から入力操作を行う必要があることを認識していなかったユーザに対しても、タッチパッド19から入力操作を行う必要があることを認識させることができる。
加えて、タッチパッド19が存在することを知らなかったユーザに対しても、タッチパッド19が存在することを知らせると共に、そのタッチパッド19の必要性について認識させることができる。
このように、携帯情報端末1によると、確実に、ユーザに、操作モードを変更すべきことを気付かせることができる。
また、GUI制御部31は、ステップS206(図5参照)において、実行しているアプリケーションの状態変化を表す履歴に基づいて、特定キーが押下される前と、当該特定キーが押下された後とで画面4が変化したか否かを判定している。このため、画面同士を比較する場合より、制御部30の処理の負荷が小さくて済む。このため、各種の処理速度の低下を防止することができる。
そして、画面監視部32は、ステップS207(図5参照)において、特定キーの押下がされる前の画面4と、特定キーの押下がされた後の画面4とを比較することで、特定キーが押下される前と、当該特定キーが押下された後とで画面4が変化したか否かを判定している。このように、直接画面同士を比較することで、より正確に、特定キーの押下前後での画面の変化の有無を判定することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6及び図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施形態2に係る携帯情報端末(情報処理装置)1Aの構成を表す機能ブロック図である。
携帯情報端末1Aは、携帯情報端末1が備えていた本体部3に換えて本体部3Aを備えている。本体部3Aは本体部3において制御部30を制御部30Aに置き換えた構成である。制御部30Aは、制御部30が有していた画面監視部32及びキー入力監視部33に換えて、画面監視部32A及びキー入力監視部33Aを備えている。
画面監視部32Aは、1回目に特定キーが押下されてから所定時間以内にN(Nは自然数)回目、(N+1)回目の特定キーの押下がされると、それぞれ画面を画面記憶部42に記憶する。そして、N(Nは自然数)回目に特定キーが押下されたときの画面と、(N+1)回目に特定キーが押下されたときの画面とを比較することで、画面の変化の有無を判定する。
キー入力監視部33Aは1回目に特定キーが押下されてから、所定時間以内に、特定キーが複数回押下されるか否かを監視する。
図7は、携帯情報端末1Aの処理の流れを表す図である。ステップS201の処理をした後、GUI制御部31は、ステップS201で起動したアプリの画面4を画面表示領域2aに表示させる(ステップS302)。次に、ステップS203の処理を行う。ステップS203のYesの後、ステップS205の処理を行う。
ステップS205において、キー入力監視部33Aは、ステップS203にて押下された所定キーが特定キーであったか否かを判定する。ここでは、特定キーは、決定キー15であるものとする。なお、本実施形態では、特定キーに方向キー14を含めない方が好ましい。これは、実行しているアプリによっては、フォーカスの移動という画面4の変化の一種を方向キー14からの入力操作により実行する場合があるところ、その方向キー14からの入力操作をGUI制御部31が受け付けず、無反応(画面4が変化しない)である場合であっても、ユーザは、方向キー14を連打する場合があるためである。
ステップS205でNoの場合は、ステップS203の処理に戻る。ステップS205においてYesの場合、すなわち、キー入力監視部33Aが、ステップS203にて押下された所定キーが特定キーであったと判定すると、次に、キー入力監視部33Aは、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間(第1所定時間)以内に2回目の特定キーの押下があるか否かを判定する(ステップS306)。
ステップS306において、キー入力監視部33Aが、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間以内に2回目の特定キーの押下が無かったと判定すると(ステップS306のNo)、ステップS203の処理に戻る。
ステップS306において、キー入力監視部33Aが、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間以内に2回目の特定キーの押下があったと判定すると(ステップS306のYes)、画面監視部32Aは、現在の画面4をキャプチャーし、当該キャプチャーした画面(第1画面)4を画面記憶部42に記憶する(ステップS307)。
次に、キー入力監視部33Aは、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間(第2所定時間)以内に3回目の特定キーの押下があるか否かを判定する(ステップS308)。なお、所定時間(第2所定時間)は例えば1秒である。
ステップS308において、キー入力監視部33Aが、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間以内に3回目の特定キーの押下が無かったと判定すると(ステップS308のNo)、ステップS203の処理に戻る。
ステップS308において、キー入力監視部33Aが、1回目に特定キーが押下されたときから所定時間以内に3回目の特定キーの押下があったと判定すると(ステップS308のYes)、画面監視部32Aは、現在の画面4をキャプチャーし、当該キャプチャーした画面(第2画面)4を画面記憶部42に記憶する(ステップS309)。
そして、ステップS206〜ステップS211の処理を順に行っていく。すなわち、本実施形態では、ステップ207において画面監視部32Aは、ステップS307で画面記憶部42に記憶した画面4と、ステップS309で画面記憶部42に記憶した画面4とを比較し、差分があるか否かを判定する。
なお、上記の説明では、特定キーが1回押下されたら、所定時間以内に2回目及び3回目の特定キーの押下がされたときに、画面監視部32Aが、それぞれ画面をキャプチャーするものとして説明した。しかし、画面4をキャプチャーするきっかけとなる特定キーの押下回数は、2回目、3回目に限定されず、任意の回数であるN回目、(N+1)回目(Nは自然数)として設定すればよい。
このように、画面監視部32Aは、1回目に特定キーの押下がされてから所定時間以内にN回目の特定キーの押下がされると、上記N回目の押下がされたときの画面4である第1画面を画面記憶部42に記憶する。そして、N回目に特定キーの押下がされてから所定時間以内に(N+1)回目の特定キーの押下がされると、上記(N+1)回目の押下がされたときの画面4である第2画面を画面記憶部42に記憶する。
そして、画面監視部32Aは、上記第1画面と上記第2画面とを比較することで、画面4が変化したか否かを判定する。
これにより、ユーザが所定時間内に所定回数(N回)上記特定の入力操作を行ったときに、当該特定キーの押下前後で画面4の変化があったか否かを判定することができる。所定時間及び所定回数は任意に設定できるため、制御部30Aの処理の負荷を低減することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図8及び図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1及び2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施形態3に係る携帯情報端末(情報処理装置)1Bの構成を表す機能ブロック図である。
携帯情報端末1Bは、携帯情報端末1が備えていた本体部3に換えて本体部3Bを備えている。本体部3Bは本体部3において制御部30を制御部30Bに置き換えた構成である。制御部30Bは、制御部30が有していた画面監視部32を備えず、GUI制御部31に換えてGUI制御部(画面制御部)31Bを備えている。
処理系(OS)によっては、画面の変化を全てアプリで検出可能な場合も考えられる。
GUI制御部31Bは、所定キーの押下を受け付けて画面4が変化すると、OSに通知する。そして、特定キーの押下を受け付けると、OSに問い合わせて、特定キーの押下前後での画面4の変化の有無を判定する。
図9は、携帯情報端末1Bの処理の流れを表す図である。ステップS201、ステップS302、ステップS203、ステップS205の処理を順に行う。ステップS205のNoの場合、ステップS203の処理を行う。
ステップS205のYesの場合、すなわち、キー入力監視部33が、所定キー(ここでは決定キー15であるものとする)の押下がなされたと判断すると、次に、GUI制御部31Bは、現在実行しているアプリにより、所定キーが押下される前後で画面4が変化したことを示す情報の有無を確認する(ステップS407)。
本実施形態においては、GUI制御部31Bは、画面4が変化したことを示す情報を全て、アプリの実行により検出可能であるものとする。
ステップS407において、GUI制御部31Bが、画面4が変化したことを示す情報が有ると判定すると(ステップS407のYes)、GUI制御部31Bは画面4が変化したと判断し、ステップS203の処理に戻る。
ステップS407において、GUI制御部31Bが、画面4が変化したことを示す情報が無いと判定すると(ステップS407のNo)、GUI制御部31Bは画面4が変化していないと判断する。
そしてこの後、ステップS208〜ステップS211の処理を順に行っていく。
〔ソフトウェアによる実現例〕
携帯情報端末1の制御ブロック(特にGUI制御部31、画面監視部32、キー入力監視部33、及び操作モード変更通知部34)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯情報端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、画面4を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面4を操作する画面制御部(GUI制御部31・画面監視部32)と、上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面4の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報(ポップアップ画面70・70A)を上記ユーザに通知する操作モード変更通知部34とを備えていることを特徴とする。
上記構成によると、上記操作モードの変更を促す情報をユーザに通知するための操作パターンを予め登録しておく必要が無い。このため、実行するアプリケーションによらず、確実に、ユーザに、上記操作モードの変更を促す情報を通知することができる。この結果、確実に、ユーザに、現在の操作モードから別の操作モードへ変更すべきことを気付かせることができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1において、上記画面制御部(GUI制御部31・画面監視部32)は、実行しているアプリケーションの状態変化を表す履歴に基づいて、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面4が変化したか否かを判定することが好ましい。
上記構成によると、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面が変化しているか否かを判定するために、画面同士を比較する場合より、負荷が小さくて済む。
本発明の態様3に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1又は2において、上記画面制御部(GUI制御部31・画面監視部32)は、上記特定の入力操作がされる前の上記画面4と、上記特定の入力操作がされた後の上記画面4とを比較することで、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面4が変化したか否かを判定することが好ましい。
上記構成によると、より正確に、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面が変化しているか否かを判定することができる。
本発明の態様4に係る情報処理装置(携帯情報端末1A)は、上記態様1〜3において、上記画面制御部(GUI制御部31・画面監視部32A)は、1回目に上記特定の入力操作がされてから所定時間以内にN(Nは自然数)回目の上記特定の入力操作がされると、上記N回目の入力操作がされたときの上記画面4である第1画面を記憶部(画面記憶部42)に記憶し、上記N回目に上記特定の入力操作がされてから所定時間以内に(N+1)回目の上記特定の入力操作がされると、上記(N+1)回目の入力操作がされたときの上記画面4である第2画面を記憶部(画面記憶部42)に記憶し、上記第1画面と上記第2画面とを比較することで、上記画面が変化したか否かを判定することが好ましい。
上記構成によると、ユーザが所定時間内に所定回数(N回)上記特定の入力操作を行ったときに、当該特定の入力操作の前後で画面の変化があったか否かを判定することができる。所定時間及び所定回数は任意に設定できるため、負荷を低減することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1〜4において、上記複数の異なる操作モードは、第1モードと、第2モードとを有し、上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置(キーボード10)と、上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置(タッチパッド19)とは異なっていることが好ましい。
本発明の態様7に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様5において、上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置は、方向キーを含むキーボード10であり、上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置はタッチパッド19であることが好ましい。
上記構成によると、第1モードにおける入力操作と、第2モードにおける入力操作にそれぞれ適した入力装置を用いることができる。これにより、使い勝手がよい情報処理装置を得ることができる。
本発明の態様6に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1〜4において、上記複数の異なる操作モードは、第1モードと、第2モードとを有し、上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置と、上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置とは同一であることが好ましい。
本発明の態様8に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1〜4において、上記第1モード及び上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置は、方向キーを含むキーボード10であることが好ましい。上記構成によると、各操作モード毎に異なる入力装置を設けなくてもよいため、装置を小型化することができる。
本発明の態様9に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様5において、上記キーボード10と、上記タッチパッド19とは重畳して配置されていることが好ましい。上記構成によると、キーボードと、タッチパッドとが別々の位置に配置されている場合と比べて、装置を小型化することができる。
本発明の態様10に係る情報処理装置(携帯情報端末1)は、上記態様1〜9において、上記情報処理装置は携帯電話端末であってもよい。
本発明の態様11に係る情報処理方法は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、画面を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面4を操作する画面制御ステップと、上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面4の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報を上記ユーザに通知する操作モード変更通知ステップとを有することを特徴とする。これにより、確実に、ユーザに、現在の操作モードから別の操作モードへ変更すべきことを気付かせることができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の情報処理プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1A、1B 携帯情報端末(情報処理装置)
4 画面
2 表示部
3、3A、3B 本体部
10 キーボード(入力装置)
11 テンキー(入力装置)
12 通話キー
13 通話終了キー
14 方向キー
15 決定キー
19 タッチパッド
20 UI部品
21〜25、71 選択項目
27 フォーカス
29 ポインタ
30、30A、30B 制御部
31、31B GUI制御部(画面制御部)
32、32A 画面監視部(画面制御部)
33、33A キー入力監視部
34 操作モード変更通知部
41 アプリケーション記憶部
42 画面記憶部(記憶部)
70、70A ポップアップ画面

Claims (13)

  1. 画面を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面を操作する画面制御部と、
    上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報を上記ユーザに通知する操作モード変更通知部とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記画面制御部は、実行しているアプリケーションの状態変化を表す履歴に基づいて、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面が変化したか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記画面制御部は、上記特定の入力操作がされる前の上記画面と、上記特定の入力操作がされた後の上記画面とを比較することで、上記特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面が変化したか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 上記画面制御部は、
    1回目に上記特定の入力操作がされてから所定時間以内にN(Nは自然数)回目の上記特定の入力操作がされると、上記N回目の入力操作がされたときの上記画面である第1画面を記憶部に記憶し、
    上記N回目に上記特定の入力操作がされてから所定時間以内に(N+1)回目の上記特定の入力操作がされると、上記(N+1)回目の入力操作がされたときの上記画面である第2画面を記憶部に記憶し、
    上記第1画面と上記第2画面とを比較することで、上記画面が変化したか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 上記複数の異なる操作モードは、第1モードと、第2モードとを有し、
    上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置と、
    上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置とは異なっていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 上記複数の異なる操作モードは、第1モードと、第2モードとを有し、
    上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置と、
    上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置とは同一であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 上記第1モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置は、方向キーを含むキーボードであり、
    上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置はタッチパッドであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 上記第1モード及び上記第2モードにおいて上記ユーザが入力操作を行う入力装置は、方向キーを含むキーボードであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 上記キーボードと、上記タッチパッドとは重畳して配置されていることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 上記情報処理装置は携帯電話端末であることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    画面を操作するためのユーザからの入力操作に基づき、複数の異なる操作モードのうちいずれかで上記画面を操作する画面制御ステップと、
    上記入力操作のうち特定の入力操作がされる前と、当該特定の入力操作がされた後とで上記画面の変化が無い場合、上記操作モードの変更を促す情報を上記ユーザに通知する操作モード変更通知ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  12. 請求項1〜10の何れか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラムであって、上記画面制御部及び上記操作モード変更通知部としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラム。
  13. 請求項12に記載の情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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