JP2018132909A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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光祐 杉本
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Abstract

【課題】事故に起因するリスクを軽減すること。【解決手段】情報処理システム100は、契約関連情報取得部101を備える。情報処理システム100は、要注意度合判定部102を備える。情報処理システム100は、報知部103を備える。契約関連情報取得部101は、自車両の周囲に存在する車両の契約関連情報を取得する。要注意度合判定部102は、取得した契約関連情報から前記車両の要注意度合を判定する。報知部103は、判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、自車両近傍の他車両が危険運転をしているか否かを判定し、危険運転をしている車両が存在していると判定された場合、危険運転車両が存在する旨の情報を運転者に対して報知する技術が開示されている。
特開2007−72641号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、事故に起因するリスクを軽減することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
自車両の周囲に存在する車両の契約関連情報を取得する契約関連情報取得手段と、
取得した前記契約関連情報から前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定手段と、
判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定手段と、
判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定ステップと、
判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定ステップと、
判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、事故に起因するリスクを軽減することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの動作の概要を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムによるアラート報知の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムによるアラート報知の他の例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの有する属性情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの有する保険情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの有するアラート内容テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる契約関連情報取得部の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムの有する車車間通信テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムに含まれる契約関連情報取得部の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理システム100について、図1を用いて説明する。情報処理システム100は、自車両の周囲に存在する車両の要注意度合を報知するシステムである。
図1に示すように、情報処理システム100は、契約関連情報取得部101と、要注意度合判定部102と、報知部103とを含む。契約関連情報取得部101は、自車両の周囲に存在する車両の契約関連情報を取得する。要注意度合判定部102は、取得した契約関連情報から前記車両の要注意度合を判定する。報知部103は、判定した要注意度合に基づいて、アラートを報知する。
本実施形態によれば、事故に起因するリスクを軽減することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理システムについて、図2A乃至図6を用いて説明する。図2Aは、本実施形態に係る情報処理システム200の動作の概要を説明する図である。情報処理システム200は、自車両201の周囲に存在する車両である周囲車両203の要注意度合を判定し、自車両201に対してアラートするシステムである。
自車両201は、自車両201に搭載されているドライブレコーダのカメラで自車両201の周囲に存在する周囲車両203の画像を撮像する。自車両201は、撮像した周囲車両203の画像から周囲車両203のナンバー(自動車登録番号)を読み取る。そして、自車両201は、読み取った周囲車両203の自動車登録番号を情報処理装置202へ送信する。送信された自動車登録番号を受信した情報処理装置202は、自動車登録番号に基づいて、例えば、データベース221から周囲車両203の契約関連情報を取得する。契約関連情報には、保険情報が含まれ、保険情報には、保険加入に関する情報や事故履歴情報が含まれる。また、契約関連情報には、属性情報などが含まれ、属性情報は、例えば、加入保険や加入者氏名、年齢、性別、事故履歴などの情報が含まれている。なお、周囲車両203の自動車登録番号の読み取りは、情報処理装置202で行ってもよい。この場合、自車両201は、撮像した周囲車両203の画像や映像などを情報処理装置202に送信する。
そして、情報処理装置202は、契約関連情報に基づいて、周囲車両203の要注意度合を判定する。要注意度合は、例えば、周囲車両203が、事故多発車両や、保険に加入していない無保険車両、保険に加入していても保険による保障範囲が十分でない保険不十分車両などであるかに基づいて判定される。また、要注意度合は、周囲車両203が、過去に保険会社に対して保険金の支払いなどに関するクレームを申し立てた人物の運転する車両、要注意人物が運転する車両、盗難車両として届け出がされている車両などであるかに基づいて判定される。さらに、要注意度合は、低等級車両や、車両保険・人身傷害保険などが未付保契約であり過失交渉等が長引く可能性のある車両、保険料未払いで無保険リスクのある車両などであるかに基づいて判定される。そして、情報処理装置202は、要注意度合の判定の結果、周囲車両203が、これらの車両に該当する場合、自車両201に対してアラートを報知して、注意を促す。
図2Bは、本実施形態に係る情報処理システム200によるアラート報知の一例を説明する図である。例えば、交差点で、自車両201が直進しようとしている場合であって、対向車線にいる周囲車両203が右折をしようとしている場合に、右折しようとしている周囲車両203が要注意車両である場合を考える。この場合、要注意車両が前方から右折しようとしているので、右直事故の可能性がある。したがって、前方右側に注意が必要な周囲車両203が存在していることをアラートする。アラートの方法は、例えば、カーナビゲーションシステムのディスプレイや、自車両201の運転者の所持するスマートフォンなどの携帯端末のディスプレイなどに図2に示したようなアラートを表示する。また、音声アラートで、右前方に要注意の周囲車両203が存在することを報知してもよい。
図2Cは、本実施形態に係る情報処理システム200によるアラート報知の他の例を説明する図である。情報処理システム200は、自車両201のフロントガラスをディスプレイとして、視覚的なアラートを報知する。また、自車両201の運転者が装着しているメガネ型ウェアラブル端末などに視覚的なアラートを報知してもよい。
情報処理システム200は、例えば、自車両201の前方右側の周囲車両203が要注意車両である場合、図2Cに示したように、矢印を表示して、自車両201の運転者にアラートを報知する。また、情報処理システム200は、矢印表示の他に、自車両201に取り付けられたカーナビゲーションシステムやオーディオシステムのスピーカから「前方右側の車は、保険未加入なので注意して下さい」などの音声アラートを報知してもよい。さらに、アラートは、視覚的アラートと音声アラートとを同時に報知してもよい。その他にも、ハンドルやシートなどを振動させるアラートなどであってもよい。振動させるアラートの場合は、周囲車両203の台数が少ない場合を除き、どの周囲車両203が要注意車両かを直接アラートすることは困難であるが、自車両201の運転手に自車両201の周囲に要注意車両が存在することをアラートして、注意を促すことができる。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム200の構成を示すブロック図である。情報処理システム200は、情報処理装置202と、契約関連情報取得部301とを含む。契約関連情報取得部301は、撮像部311と、読取部312とを備える。撮像部311は、自車両201周辺の画像や映像などを撮像する。撮像部311は、例えば、自車両201に取り付けられたドライブレコーダのカメラや、自車両201の運転手の所持するスマートフォンのカメラ、衝突回避システムのカメラなどであるが、これらには限定されない。読取部312は、撮像部311で撮像した画像などから、自車両201の周辺に存在する周囲車両203の自動車登録番号を読み取る。読み取った自動車登録番号は、情報処理装置202へ送られる。なお、自動車登録番号の読み取りは、情報処理装置202で行ってもよい。
情報処理装置202は、要注意度合判定部321と、報知部322とを備える。なお、データベース221は、情報処理装置202の外部構成として図示したが、情報処理装置202の内部構成であってもよい。要注意度合判定部321は、契約関連情報取得部301から受け取った自動車登録番号から周囲車両203の要注意度合を判定する。要注意度合判定部321は、例えば、データベース221から、自動車登録番号に該当する周囲車両203の保険に関する情報などを取得し、取得した情報に基づいて周囲車両203の要注意度合を判定する。要注意度合は、例えば、周囲車両203が、自動車保険に加入している否か、過去に事故を起こしているか否かなどに基づいて判定される。
報知部322は、周囲車両203の要注意度合に基づいてアラートを報知する。報知部322は、周囲車両203の要注意度合が、例えば、所定度合を超えた場合などに、アラートを報知する。アラートは、音声アラートや、画像アラート、映像アラート、振動アラートなどであるが、これらには限定されない。また、アラートの報知先は、例えば、自車両201に設置されたカーナビゲーションシステムなどの車載端末や、自車両201の運転者の所持するスマートフォンなどの携帯端末であるが、これらには限定されない。
図4Aは、本実施形態に係る情報処理システム200の有する属性情報テーブル401の一例を示す図である。属性情報テーブル401は、自動車登録番号411に関連付けて属性情報412を記憶する。属性情報412には、例えば、加入保険や加入者氏名、年齢、性別、事故履歴などが含まれるが、属性情報412に含まれる情報は、これらには限定されない。
図4Bは、本実施形態に係る情報処理システム200の有する保険情報テーブル402の一例を示す図である。保険情報テーブル402は、加入者ID(Identifier)421に関連付けて、属性情報412、保険名423、等級424、支払状況425および補償範囲426を記憶するが、保険情報テーブル402に記憶される情報は、これらには限定されない。加入者ID421は、保険加入者を識別するための識別子である。保険名423は、加入している保険の名称などである。等級424は、保険の等級に関するデータである。支払状況425は、加入保険の掛け金の支払いに関するデータであり、掛金の未払いや滞納などに関するデータである。補償範囲426は、例えば、対人対物無制限や車両保険、人身傷害保険などの保険による補償の範囲に関するデータである。
そして、要注意度合判定部321は、属性情報テーブル401および保険情報テーブル402から取得した、周囲車両203の属性情報412や、保険名423などに基づいて、周囲車両203の要注意度合を判定する。なお、周囲車両203が、保険に加入していない未加入状態の場合には、保険情報テーブル402に示した情報を持っていないことになるので、要注意度合判定部321は、これに基づいて、周囲車両203の要注意度合として保険未加入と判定できる。
図4Cは、本実施形態に係る情報処理システム200の有するアラート内容テーブル403の一例を示す図である。アラート内容テーブル403は、状況431に関連付けてアラート内容432を記憶する。状況431は、自車両201の置かれた状況に関し、例えば、自車両201に対して周囲車両203がどの位置に存在するか、周囲車両203がどのような行動をしているかなどに関する。アラート内容432は、自車両201の置かれた状況において、報知するアラートの内容を表す。アラート内容432は、例えば、自車両201の前方に所定の要注意度合の周囲車両203が存在する場合には、「近付き過ぎです。車間距離を取って下さい」となる。同様に、自車両201の前方に所定の要注意度合の周囲車両203が存在する場合には、アラート内容432は、「車間距離に注意して下さい」となる。また、所定の要注意度合の周囲車両203が後方から接近している場合には、アラート内容432は、「後方から接近中です。左側によけて下さい」となる。さらに、所定の要注意度合の周囲車両203からあおられている場合には、アラート内容432は、「やり過ごして下さい」となる。また、所定の要注意度合の周囲車両203が、自車両201の周辺に存在する場合には、アラート内容432は、「半径○m以内に要注意車両がいます。注意して下さい」となる。なお、アラート内容432は、図4Cに示した例には限定されない。そして、報知部322は、例えば、アラート内容テーブル403を参照して、アラートを報知する。
図5は、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる情報処理装置202のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置202の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。自動車登録番号541は、ナンバープレートに表示される登録番号である。属性情報542は、自動車の属性に関するデータであり、例えば、属性情報テーブル401から展開されたデータである。保険情報543は、保険に関するデータであり、例えば、保険情報テーブル402から展開されたデータである。アラート内容544は、報知するアラートの内容に関するデータであり、アラート内容テーブル403から展開されたデータである。
入出力データ545は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ546は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域547を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、属性情報テーブル401と、保険情報テーブル402と、アラート内容テーブル403とを格納する。属性情報テーブル401は、図4Aに示した、自動車登録番号411と属性情報412との関係を管理するテーブルである。保険情報テーブル402は、図4Bに示した、加入者ID421と保険に関する情報との関係を管理するテーブルである。アラート内容テーブル403は、図4Cに示した、状況431とアラート内容432との関係を管理するテーブルである。ストレージ550は、さらに、要注意度合判定モジュール551と、報知モジュール552とを格納する。これらのモジュールは、CPU510により実行される。
要注意度合判定モジュール551は、自車両201の周囲に存在する周囲車両203の要注意度合を判定するモジュールである。報知モジュール552は、判定した要注意度合に基づいて、自車両201に対してアラートを報知するモジュールである。これらのモジュール551〜552は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。制御プログラム553は、情報処理装置202の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置202が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6Aは、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる契約関連情報取得部301の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、不図示のCPUがRAMを使用して実行し、図3の契約関連情報取得部301の機能構成部を実現する。ステップS601において、契約関連情報取得部301は、自車両201の周囲に存在する周囲車両203の画像を撮像する。ステップS603において、契約関連情報取得部301は、撮像した画像から周囲車両203の自動車登録番号を読み取る。ステップS605において、契約関連情報取得部301は、読み取った自動車登録番号を情報処理装置202へ送信する。
図6Bは、本実施形態に係る情報処理システム200に含まれる情報処理装置202の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置202の機能構成部を実現する。ステップS631において、情報処理装置202は、契約関連情報取得部301から送信された自動車登録番号を取得する。ステップS633において、情報処理装置202は、取得した自動車登録番号に基づいて、周囲車両203の属性情報や保険情報などを取得し、取得した属性情報や保険情報などに基づいて、周囲車両203の要注意度合を判定する。ステップS635において、情報処理装置202は、判定した要注意度合が、所定の要注意度合を超えるか否かを判断する。要注意度合が所定の要注意度合を超えない場合(ステップS635のNO)、情報処理装置202は、ステップS631に戻る。要注意度合が所定の要注意度合を超える場合(ステップS635のYES)、情報処理装置202は、ステップS637に進む。ステップS637において、情報処理装置202は、自車両201にアラートを報知する。
本実施形態によれば、注意を要する周囲車両が存在する場合に、自車両に対してアラートするので、事故に起因するリスクを軽減することができる。また、自車両は、アラートにより要注意車両を把握することができるので、要注意車両との事故を未然に防止することができる。さらに、要注意度合は、周囲車両が保険に加入しているか否かなどに基づいて判定されるので、周囲車両が保険に加入していない場合には、保険未加入を他車両に把握されることになり、ひいては、無保険車両を減らす(撲滅する)こともできる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理システムについて、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理システムの構成示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理システム700は、上記第2実施形態と比べると、契約関連情報取得部701が車車間通信部711を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
契約関連情報取得部701は、車車間通信部711を有する。車車間通信部711は、車車間通信により、自車両201の周囲に存在する周囲車両203の契約関連情報を取得する。そして、車車間通信部711は、取得した周囲車両203の契約関連情報を情報処理装置202へ送信する。
図8は、本実施形態に係る情報処理システム700の有する車車間通信テーブル801の一例を示す図である。車車間通信テーブル801は、車車間通信ID811に関連付けて、自動車登録番号411と、位置情報812と、速度情報813とを記憶する。なお、車車間通信テーブル801に記憶される情報は、これらの情報には限定されない。
車車間通信ID811は、車車間通信を行う上での識別子である。位置情報812は、車車間通信で取得した、周囲車両203の位置に関するデータである。位置情報812は、例えば、周囲車両のGPS(Global Positioning System)装置から取得したデータや、近距離通信により取得したデータなどである。速度情報813は、車車間通信で取得した周囲車両203の速度に関するデータであり、ECU(Electrical Controll Unit)やOBD(On-board Diagnostics)などから取得されるデータである。
そして、契約関連情報取得部701は、車車間通信テーブル801を参照して、周囲車両203の契約関連情報を取得する。また、要注意度合判定部321は、周囲車両203の位置情報812や速度情報813を加味して、周囲車両203の要注意度合を判定してもよい。要注意度合判定部321は、例えば、周囲車両203が保険未加入であっても、周囲車両203の位置情報812や速度情報813から、周囲車両203が自車両201から遠ざかっている場合には、要注意度合は低いと判定してもよい。これとは反対に、保険未加入の周囲車両203が自車両201に近づいている場合には、要注意度合は高いと判定してもよい。
図9は、本実施形態に係る情報処理システムに含まれる情報処理装置202のハードウェア構成を示す図である。RAM940には、さらに、車車間通信データ941が記憶される。車車間通信データ941は、車車間通信に関するデータであり、例えば、車車間通信テーブル801から展開されたデータである。
ストレージ950は、さらに、車車間通信テーブル801を格納する。車車間通信テーブル801は、図8に示した、車車間通信ID811と自動車登録番号411などとの関係を管理するテーブルである。
図10は、本実施形態に係る情報処理システム700に含まれる契約関連情報取得部701の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、不図示のCPUがRAMを使用して実行し、図7の契約関連情報取得部701の機能構成部を実現する。ステップS1001において、契約関連情報取得部701は、車車間通信により周囲車両203の車車間通信情報を取得する。ステップS1003において、契約関連情報取得部701は、取得した車車間通信情報から周囲車両203の自動車登録番号を抽出して、取得する。ステップS1005において、契約関連情報取得部701は、取得した自動車登録番号を情報処理装置202へ送信する。
本実施形態によれば、注意を要する周囲車両が存在する場合に、自車両に対してアラートするので、事故に起因するリスクを軽減することができる。また、車車間通信により、周囲車両203の情報を取得するので、例えば、周囲車両203が物陰に隠れている場合や、他の車両の陰に隠れている場合であっても、自車両201に対して要注意の周囲車両203の存在をアラートできる。さらに、自車両は、アラートにより要注意車両を把握することができるので、要注意車両との事故を未然に防止することができる。また、要注意度合は、周囲車両が保険に加入しているか否かなどに基づいて判定されるので、周囲車両が保険に加入していない場合には、保険未加入を他車両に把握されることになり、ひいては、無保険車両を減らす(撲滅する)ことができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (12)

  1. 自車両の周囲に存在する車両の契約関連情報を取得する契約関連情報取得手段と、
    取得した前記契約関連情報から前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定手段と、
    判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知手段と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記契約関連情報は、保険情報を少なくとも含む請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記保険情報は、保険加入に関する情報を少なくとも含む請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記保険情報は、事故履歴情報を少なくとも含む請求項2または3に記載の情報処理システム。
  5. 前記アラートは、前記自車両の周囲に存在する車両の保険情報を少なくとも含む請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記報知手段は、前記アラートを前記自車両のフロントガラスに表示して報知する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記報知手段は、前記自車両に設置された車載端末または前記自車両の運転者の所持する携帯端末に対して前記アラートを報知する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記契約関連情報取得手段は、
    前記自車両の周囲に存在する車両の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像から、前記自車両の周囲に存在する車両の自動車登録番号を読み取る読取手段と、
    をさらに有し、
    読み取った前記自動車登録番号から、前記自車両の周囲に存在する車両の前記契約関連情報を取得する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記契約関連情報取得手段は、
    前記自車両の周囲に存在する車両との間で車車間通信を行う車車間通信手段をさらに有し、
    前記自車両の周囲に存在する車両との間の車車間通信から、前記自車両の周囲に存在する車両の前記契約関連情報を取得する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定手段と、
    判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知手段と、
    を備えた情報処理装置。
  11. 自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定ステップと、
    判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知ステップと、
    を含む情報処理方法。
  12. 自車両の周囲に存在する車両から取得した契約関連情報に基づいて前記車両の要注意度合を判定する要注意度合判定ステップと、
    判定した前記要注意度合に基づいて、アラートを報知する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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