JP2018132675A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 全系の小型化を図りつつ、全物体距離にわたり高い光学性能が容易に得られるズームレンズを得ること。【解決手段】 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、複数のレンズ群を含む後群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、フォーカシングに際して前記第2レンズ群と前記後群に含まれる1枚以上のレンズを含むレンズ系RFは互いに異なった軌跡で移動すること。【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ等のように撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に用いる撮像光学系に好適なものである。
近年、撮像装置に用いる撮像光学系には、全系が小型でありながら高ズーム比で全ズーム範囲にわたり高い性能を有するズームレンズであることが要求されている。またフォーカシングに際して収差変動が少なく、全物体距離にわたり高い光学性能を有すること等が要望されている。
高ズーム比を実現しやすいズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群が配置されたポジティブリードタイプのズームレンズが知られている。ポジティブリードタイプでフォーカシングに際しての収差変動が少なく、全物体距離にわたり高い光学性能を得るために、フォーカシングに際して2つのレンズ群を移動するようにしたフローティング方式を用いたズームレンズが知られている(特許文献1、2)。
特許文献1では物体側から像側へ順に、正、負、正、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第5レンズ群よりなる5群ズームレンズにおいて、第1レンズ群と第5レンズ群を互いに逆方向へ移動させてフォーカシングを行っている。また特許文献2では物体側から像側へ順に、正、負、正、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第5レンズ群よりなる5群ズームレンズにおいて、第3レンズ群と第5レンズ群を互いに逆方向へ移動させてフォーカシングを行っている。
特開平8−15608号公報 特開2011−180218号公報
フォーカシングによる収差変動を改善するには、フォーカシングに際して複数のレンズ群を光軸方向に移動させるフローティング方式を用いるのが有効である。フローティング方式を用いると、無限遠から至近にフォーカシングする際、フォーカシングレンズ群の移動量を短くすることができ、レンズ系全体の小型化を図りつつ、収差変動の低減を図ることが容易となる。
特に物体側の第1レンズ群以外の複数のレンズ群を移動させてフォーカシングを行うフローティング方式を用いるとフォーカシングの際に移動させるレンズ群の有効径を小さくすることができる。そしてレンズ系全体の小型化を図りつつ、無限遠から至近まで全物体距離にわたり収差変動を少なくしつつ、フォーカシングすることが容易になる。
ポジティブリード型のズームレンズにおいて、全系の小型化を図りつつ、全物体距離にわたり高い光学性能を得るには、ズームレンズを構成する各要素を適切に設定することが重要となってくる。例えばズームタイプ(レンズ群の数や各レンズ群の屈折力等)、フォーカシングに際して移動するレンズ群の選定やフォーカシングに際して移動するレンズ群のレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。
例えばフォーカシングに際して2つのレンズ群を移動させるフローティング方式を用いるときは、フォーカシングに際して移動させる2つのレンズ群の選定や、移動方向そして移動量等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、全系の小型化を図りつつ、全物体距離にわたり高い光学性能が容易に得られるズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、複数のレンズ群を含む後群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、フォーカシングに際して前記第2レンズ群と前記後群に含まれる1枚以上のレンズを含むレンズ系RFが互いに異なる軌跡で移動することを特徴としている。
本発明によれば、全系の小型化を図りつつ、全物体距離にわたり高い光学性能が容易に得られるズームレンズが得られる。
実施例1の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B) 実施例1の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 (A)、(B) 実施例1の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 実施例2の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B) 実施例2の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 (A)、(B) 実施例2の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 実施例3の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B) 実施例3の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 (A)、(B) 実施例3の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、複数のレンズ群を含む後群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。そして、フォーカシングに際して第2レンズ群と後群に含まれる1枚以上のレンズを含むレンズ系RFが互いに異なる軌跡で移動する。
図1は本発明の実施例1の広角端におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)は各々実施例1の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。図3(A)、(B)は各々実施例1の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。実施例1はズーム比2.03、Fナンバー2.06のズームレンズである。ここで最至近とは後述する数値データに示す撮像倍率がβのときをいう。
図4は本発明の実施例2の広角端におけるレンズ断面図である。図5(A)、(B)は各々実施例2の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。図6(A)、(B)は各々実施例2の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。実施例2はズーム比2.03、Fナンバー2.06のズームレンズである。
図7は本発明の実施例3の広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)は各々実施例3の広角端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。図9(A)、(B)は各々実施例3の望遠端における無限遠に合焦したときと、最至近に合焦したときの収差図である。実施例3はズーム比1.62、Fナンバー2.06のズームレンズである。
図10は本発明の撮像装置の要部概略図である。各実施例のズームレンズはビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩フィルムカメラ、TVカメラなどの撮像装置に用いられる撮像光学系である。尚、各実施例のズームレンズは投射装置(プロジェクタ)用の投射光学系として用いることもできる。
レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。また、レンズ断面図において、OLはズームレンズである。またiを物体側からのレンズ群の順番とすると、Liは第iレンズ群を示す。LRは1つ以上のレンズ群を含む後群である。RFは第5レンズ群L5を構成する複数のレンズのうち一部のレンズ系である。
SPは開口絞りである。IPは像面である。像面IPは、ビデオカメラやデジタルカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、CCDセンサやCMOSセンサなどの撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する。また像面IPは銀塩フィルムカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、フィルム面に相当する。矢印は広角端から望遠端へのズーミング(変倍)に際して、各レンズ群の移動軌跡を示している。フォーカスに関する矢印は無限遠から近距離にフォーカシングをするときのレンズ群またはレンズ系の移動方向を示す。
収差図のうち、球面収差図において、実線のdはd線(波長587.6nm)、二点鎖線のgはg線(波長435.8nm)、非点収差図において、実線のSはd線におけるサジタル像面、点線のMはd線におけるメリディオナル像面である。歪曲収差はd線について示している。倍率色収差図においてgはg線である。尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用のレンズ群が機構上、光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
本発明のズームレンズは物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、複数のレンズ群を含む後群より構成されている。そしてズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。フォーカシングに際して第2レンズ群L2と後群LRに含まれる複数のレンズのうち1枚以上のレンズよりなるレンズ系RFは互いに異なった軌跡で(独立に)移動する。ズーミングに際して第1レンズ群L1と第5レンズ群L5は不動である。
本発明に係るズームタイプのズームレンズでは、望遠端において、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側へ移動させている。これにより球面収差はアンダーとなり、像面湾曲はオーバーとなるようにしている。レンズ系RFが正の屈折力のときはレンズ系RFを物体側へ移動することで像面湾曲の変動を軽減するとともに、第2レンズ群L2の移動量を軽減している。またレンズ系RFが負の屈折力のときは、レンズ系RFを像側へ移動させることによって同様の効果を得ている。
フォーカシングやズーミングに際して第1レンズ群L1を不動(固定)とすると鏡筒構成上、外部からの圧力に強い構成とすることができる。また、第1レンズ群L1の光線有効径を小さくすることができるため、ズームレンズの径方向の小型化が容易となる。
各実施例では広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群L2と第3レンズ群L3が像側へ移動する。これにより、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の光線有効径が小さくなるようにして、ズームレンズの径方向の小型化を図っている。
フォーカスレンズ群である第2レンズ群L2を2枚以下のレンズで構成している。フォーカスレンズ群を2枚以下のレンズで構成し、軽量化して、たとえばこのズームレンズをオートフォーカスカメラに適用した場合、安定した高速のオートフォーカス機能が得られるようにしている。また、第2レンズ群L2に含まれる正レンズの材料に低分散材料を使用することで、フォーカシングに際しての軸上色収差や倍率色収差の変動を良好に補正している。
またフォーカス用のレンズ系RFを開口絞りSPより像側へ配置することにより、レンズ系RFの光線有効径が小さくなるようにして、ズームレンズの径方向の小型化を図っている。またレンズ系RFを3枚以下のレンズで構成してフォーカシングに際しての収差変動を軽減している。
望遠端における無限遠から至近へのフォーカシングに際してのレンズ系RFの移動量をDtRF、望遠端における無限遠から至近へのフォーカシングに際しての第2レンズ群L2の移動量をDtL2とする。広角端において無限遠に合焦しているときのバックフォーカスをBF、広角端において無限遠に合焦しているときの全系の焦点距離をfwとする。第1レンズ群の焦点距離をf1とする。第2レンズ群の焦点距離をf2とする。レンズ系RFの焦点距離をfRFとする。
望遠端において無限遠に合焦しているときの第2レンズ群L2の横倍率をβ2、望遠端において無限遠に合焦しているときの第2レンズ群L2より像側に配置されている光学系の横倍率をβrとする。第2レンズ群L2は正レンズを有し、正レンズの材料のd線に対するアッベ数をνd2とする。ここでレンズ群(レンズ系)の無限遠から至近へのフォーカシングに際しての移動量の符号は物体側へ移動するときを負、像側へ移動するときを正とする。
このとき、
0.005<|DtRF/DtL2|<0.800 ・・・(1)
0.1<BF/fw<0.5 ・・・(2)
1.5<f2/fw<4.0 ・・・(3)
0.3<f2/f1<2.0 ・・・(4)
0.5<|fRF/fw|<2.0 ・・・(5)
0.5<|1−β22|βr2<3.0 ・・・(6)
60.0<νd2 ・・・(7)
なる条件式を満足する。
条件式(1)は無限遠から至近へのフォーカシングに際してのレンズ系RFの移動量と無限遠から至近へのフォーカシングに際しての第2レンズ群L2の移動量の比を規定している。条件式(1)は主にフォーカシングに際しての球面収差及び、像面湾曲の変動を軽減するものである。条件式(1)の上限を超えると、レンズ系RFの移動量が増大し、像面湾曲が補正不足になる。逆に条件式(1)の下限を超えると第2レンズ群L2の移動量が増大し、球面収差が補正不足になる。
条件式(2)は無限遠に合焦しているときのバックフォーカスと広角端における全系の焦点距離の比を規定している。条件式(2)は主にズームレンズにおけるバックフォーカスの長さを適正化したものである。条件式(2)の上限を超えて広角端におけるバックフォーカスが長くなりすぎると、レンズ全長が長くなり、全系の小型化が困難になる。条件式(2)の下限を超えて広角端におけるバックフォーカスが短くなりすぎると、像面への軸外光線の入射角が大きくなる。この結果、画面周辺部に到達すべき光束が受光素子(撮像素子)上に達することが少なくなり、シェーディングが多く発生してくる。
条件式(3)は第2レンズ群L2の焦点距離と広角端における全系の焦点距離の比を規定している。条件式(3)は第2レンズ群L2の焦点距離を適正化したものである。条件式(3)の上限を超えて、第2レンズ群L2の焦点距離が長くなりすぎると、フォーカシングに際して第2レンズ群L2の移動量が大きくなるため、ズームレンズの小型化が困難となる。逆に条件式(3)の下限を超えて第2レンズ群L2の焦点距離が短くなりすぎると、望遠端において球面収差の補正が困難となる。
条件式(4)は第2レンズ群L2の焦点距離と第1レンズ群L1の焦点距離との比を規定している。条件式(4)は第2レンズ群L2の焦点距離を適正化したものである。条件式(4)の上限を超えて、第2レンズ群L2の焦点距離が長くなりすぎると、フォーカシングに際して第2レンズ群L2の移動量が大きくなるため、ズームレンズの小型化が困難となる。逆に条件式(4)の下限を超えて第2レンズ群L2の焦点距離が短くなりすぎると、望遠端において球面収差の補正が困難となる。
条件式(5)はレンズ系RFの焦点距離と広角端における全系の焦点距離の比を規定している。条件式(5)はレンズ系RFの焦点距離を適正化したものである。条件式(5)の上限を超えてレンズ系RFの焦点距離が長くなりすぎると、フォーカシングに際してレンズ系RFの移動量が大きくなるため、ズームレンズの小型化が困難となる。逆に条件式(5)の下限を超えてレンズ系RFの焦点距離が短くなりすぎると、望遠端において像面湾曲の補正が困難となる。
条件式(6)は第2レンズ群L2のフォーカス敏感度に関する。フォーカス敏感度はフォーカスレンズ群が光軸方向に単位量移動したときのピント移動量の比である。条件式(6)の下限を下回ってフォーカス敏感度が小さくなるとフォーカシングに際してフォーカスレンズ群の移動量が大きくなり、高速なフォーカシングが困難となる。
逆に条件式(6)の上限を上回って、フォーカス敏感度が大きくなりすぎるとフォーカシングに際してフォーカスレンズ群の移動量が小さくなり、フォーカシングに際してフォーカスレンズ群の駆動の高精度の制御が困難となる。
条件式(7)は第2レンズ群L2に含まれる正レンズの材料のd線に対するアッベ数を規定している。条件式(7)はフォーカシングに際しての収差の変動を良好に補正するものである。条件式(7)の下限を超えるとフォーカシングに際して軸上色収差や倍率色収差の変動を良好に補正することが困難になる。
好ましくは条件式(1)乃至(7)の数値範囲を以下の範囲とするのが良い。
0.008<|DtRF/DtL2|<0.700 ・・・(1a)
0.13<BF/fw<0.40 ・・・(2a)
1.6<f2/fw<3.5 ・・・(3a)
0.5<f2/f1<1.5 ・・・(4a)
0.7<|fRF/fw|<1.8 ・・・(5a)
0.7<|1−β22|βr2<2.0 ・・・(6a)
70.0<νd2 ・・・(7a)
更に好ましくは条件式(1a)乃至(7a)の数値範囲を以下の範囲とするのが良い。
0.009<|DtRF/DtL2|<0.600 ・・・(1b)
0.15<BF/fw<0.35 ・・・(2b)
1.8<f2/fw<3.0 ・・・(3b)
0.8<f2/f1<1.1 ・・・(4b)
0.8<|fRF/fw|<1.6 ・・・(5b)
1.0<|1−β22|βr2<1.5 ・・・(6b)
80.0<νd2 ・・・(7b)
各実施例において全系の小型化を図りつつ、全物体距離にわたり高い光学性能を得るには次の如く構成するのが良い。
第1レンズ群L1は、ズーミング及びフォーカシングに際して不動であることが良い。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3は物体側から像側へ移動することが良い。後群LRは物体側から像側へ順に配置された正の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5より構成されることが良い。レンズ系RFは第5レンズ群L5を構成する複数のレンズのうちの一部のレンズよりなることが良い。第5レンズ群L5の物体側に開口絞りSPが配置されていることが良い。
次に本発明のズームレンズを用いたデジタルスチルカメラ(撮像装置)の実施例を図10を用いて説明する。
図10は一眼レフカメラの要部概略図である。図10において、10は実施例1乃至3のいずれかの実施例のズームレンズ1を有する撮像光学系である。撮像光学系1は保持部材である鏡筒2に保持されている。20はカメラ本体である。カメラ本体20はクイックリターンミラー3、焦点板4、ペンタダハプリズム5、接眼レンズ6等によって構成されている。
クイックリターンミラー3は、撮影光学系10からの光束を上方に反射する。焦点板4は撮影光学系10の像形成位置に配置されている。ペンタダハプリズム5は焦点板4に形成された逆像を正立像に変換する。観察者は、その正立像を接眼レンズ6を介して観察する。7は感光面であり、像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)や銀塩フィルムが配置される。撮影時にはクイックリターンミラー3が光路から退避して、感光面7上に撮像光学系10によって像側形成される。
このように本発明のズームレンズを一眼レフカメラ交換レンズ等の撮像装置に適用することにより、高い光学性能を得ている。この他本発明のズームレンズはクイックリターンミラーのないミラーレスの一眼レフカメラにも同様に適用することができる。この他、本発明のズームレンズは、デジタルカメラ・ビデオカメラ・銀塩フィルム用カメラ等の他に望遠鏡、双眼鏡、複写機、プロジェクタ等の光学機器にも適用できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下に、実施例1乃至3に各々対応する数値データ1乃至3を示す。各数値データにおいて、iは物体側からの面の順番を示し、riは第i番目(第i面)の曲率半径である。diは第i面と第i+1面との間の間隔である。ndi、νdiはそれぞれd線を基準とした材料の屈折率、アッベ数を示す。BFはバックフォーカスである。又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
像高は撮像半画角を決定する像高である。レンズ全長は第1レンズ面から像面までの長さである。バックフォーカスBFは最終レンズ面から像面までの長さである。βは物体距離最至近における撮像倍率である。

(数値データ1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 131.595 2.80 2.00069 25.5
2 106.546 7.73 1.43875 94.7
3 430.966 0.15
4 88.247 7.25 1.43875 94.7
5 320.211 (可変)
6 56.149 2.22 1.67542 34.8
7 44.749 1.09
8 50.178 9.44 1.43387 95.1
9 ∞ (可変)
10 -505.442 1.50 1.77250 49.6
11 43.525 6.90
12 -69.454 1.40 1.43875 94.7
13 52.232 3.95 1.89286 20.4
14 173.933 3.25
15 -92.629 1.40 1.72916 54.7
16 ∞ (可変)
17 -416.819 3.40 2.00100 29.1
18 -83.689 0.15
19 64.810 8.56 1.43875 94.7
20 -61.334 1.80 1.85896 22.7
21 -306.739 (可変)
22(絞り) ∞ 0.40
23 93.818 3.68 1.80400 46.6
24 -1474.268 0.15
25 45.526 5.89 1.77250 49.6
26 -887.323 0.15
27 -1138.266 1.50 1.70154 41.2
28 24.815 5.99 1.49700 81.5
29 73.811 4.66
30 -358.190 2.42 1.95906 17.5
31 -74.879 1.00 1.51742 52.4
32 40.090 4.42
33 -114.059 1.00 1.84666 23.8
34 533.833 4.70
35 390.940 2.69 1.83481 42.7
36 -76.120 1.00
37 90.331 5.02 1.59522 67.7
38 -40.616 1.40 2.00069 25.5
39 -185.243 22.58
40 75.861 5.04 1.78472 25.7
41 -125.998 1.70 1.69680 55.5
42 59.785 21.80
像面 ∞

各種データ
ズーム比 2.03

焦点距離 72.00 114.84 146.00 92.60 123.41
Fナンバー 2.06 2.06 2.06 2.06 2.06
半画角(度) 16.72 10.67 8.43 13.15 9.94
像高 21.64 21.64 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 210.32 210.32 210.32 210.32 210.32
BF 21.80 21.80 21.80 21.80 21.80
β -0.06 -0.1 -0.13 -0.08 -0.11

d 5 11.95 23.80 30.44 17.21 26.03
d 9 0.99 13.38 17.10 8.95 14.57
d16 21.74 9.52 1.00 15.72 7.17
d21 15.46 3.45 1.60 8.26 2.38

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 201.95
2 6 175.08
3 10 -30.78
4 17 78.73
5 22 89.04


(数値データ2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 139.374 2.80 2.00069 25.5
2 115.300 7.85 1.43875 94.7
3 635.431 0.15
4 91.418 5.89 1.43875 94.7
5 200.474 (可変)
6 70.132 2.22 1.80610 33.3
7 52.943 0.64
8 57.626 8.54 1.49700 81.5
9 ∞ (可変)
10 -442.238 1.50 1.77250 49.6
11 52.172 6.03
12 -87.693 1.40 1.43875 94.7
13 62.453 3.80 1.89286 20.4
14 270.800 2.71
15 -104.881 1.40 1.72916 54.7
16 ∞ (可変)
17 -443.844 3.03 2.00100 29.1
18 -101.537 0.15
19 68.475 8.22 1.43875 94.7
20 -67.703 1.80 1.85896 22.7
21 -324.295 (可変)
22(絞り) ∞ 0.40
23 86.239 4.38 1.80400 46.6
24 1079.334 0.15
25 47.329 5.55 1.77250 49.6
26 -9386.765 0.15
27 8263.433 1.50 1.70154 41.2
28 28.174 5.23 1.49700 81.5
29 72.329 4.86
30 -261.542 2.56 1.95906 17.5
31 -67.200 1.00 1.51742 52.4
32 39.577 4.42
33 -108.121 1.00 1.84666 23.8
34 485.370 4.90
35 339.101 2.76 1.83481 42.7
36 -78.196 1.00
37 83.036 5.30 1.59522 67.7
38 -40.616 1.40 2.00069 25.5
39 -181.717 23.11
40 53.767 6.31 1.78472 25.7
41 800.402 1.70 1.69680 55.5
42 43.575 22.47
像面 ∞

各種データ
ズーム比 2.03

焦点距離 72.03 115.04 145.99 92.39 123.70
Fナンバー 2.06 2.06 2.06 2.06 2.06
半画角(度) 16.72 10.65 8.43 13.18 9.92
像高 21.64 21.64 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 217.72 217.72 217.72 217.72 217.72
BF 22.47 22.47 22.47 22.47 22.47
β -0.06 -0.10 -0.13 -0.08 -0.11

d 5 15.38 29.18 37.01 21.47 31.81
d 9 0.98 15.66 19.85 10.32 17.04
d16 28.93 12.33 0.99 20.89 9.13
d21 14.16 2.28 1.59 6.77 1.47

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 233.21
2 6 199.78
3 10 -38.39
4 17 92.96
5 22 94.80


(数値データ3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 164.075 2.80 2.00069 25.5
2 118.631 12.59 1.43875 94.7
3 -331.573 0.15
4 105.658 8.90 1.49700 81.5
5 374.308 (可変)
6 56.026 2.22 1.78470 26.3
7 47.071 0.59
8 51.845 7.18 1.43875 94.7
9 ∞ (可変)
10 -571.511 1.50 1.77250 49.6
11 44.416 6.59
12 -82.153 1.40 1.43875 94.7
13 48.223 4.12 1.89286 20.4
14 150.352 3.53
15 -87.327 1.40 1.72916 54.7
16 ∞ (可変)
17 -182.286 4.57 2.00100 29.1
18 -70.255 0.15
19 82.179 8.14 1.43875 94.7
20 -58.006 1.80 1.85896 22.7
21 -371.518 (可変)
22(絞り) ∞ 0.40
23 129.873 2.06 1.80400 46.6
24 249.113 0.15
25 50.484 5.76 1.77250 49.6
26 5658.724 0.15
27 898.451 1.50 1.70154 41.2
28 47.812 1.77 1.49700 81.5
29 49.251 3.81
30 219.309 5.29 1.90366 31.3
31 -72.339 1.00 1.53172 48.8
32 261.075 4.42
33 -56.754 1.00 1.51742 52.4
34 85.951 13.34
35 280.987 4.38 1.83481 42.7
36 -60.016 1.00
37 802.530 8.64 1.59522 67.7
38 -40.616 1.40 2.00069 25.5
39 -189.656 42.44
40 45.636 5.10 1.78472 25.7
41 65.924 1.70 1.69680 55.5
42 47.432 16.70
像面 ∞

各種データ
ズーム比 1.62

焦点距離 90.00 125.01 145.99 109.96 130.49
Fナンバー 2.06 2.06 2.06 2.06 2.06
半画角(度) 13.52 9.82 8.43 11.13 9.41
像高 21.64 21.64 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 242.35 242.35 242.35 242.35 242.35
BF 16.70 16.70 16.70 16.70 16.70
β -0.08 -0.11 -0.13 -0.10 -0.12

d 5 18.49 34.75 42.87 26.30 37.50
d 9 3.28 4.63 4.29 5.23 4.37
d16 21.96 10.47 3.97 14.99 8.84
d21 9.01 2.89 1.60 6.20 2.02

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 165.01
2 6 167.99
3 10 -31.83
4 17 102.78
5 22 85.19
OL ズームレンズ L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群 L4 第4レンズ群 L5 第5レンズ群
LR 後群 RF レンズ系 SP 開口絞り

Claims (17)

  1. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、複数のレンズ群を含む後群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、フォーカシングに際して前記第2レンズ群と前記後群に含まれる1枚以上のレンズを含むレンズ系RFが互いに異なる軌跡で移動することを特徴とするズームレンズ。
  2. 望遠端における無限遠から至近へのフォーカシングに際しての前記レンズ系RFの移動量をDtRF、望遠端における無限遠から至近へのフォーカシングに際しての前記第2レンズ群の移動量をDtL2とするとき、
    0.005<|DtRF/DtL2|<0.800
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 広角端において無限遠に合焦しているときのバックフォーカスをBF、広角端において無限遠に合焦しているときの全系の焦点距離をfwとするとき、
    0.1<BF/fw<0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端において無限遠に合焦しているときの全系の焦点距離をfwとするとき、
    1.5<f2/fw<4.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    0.3<f2/f1<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記レンズ系RFの焦点距離をfRF、広角端において無限遠に合焦しているときの全系の焦点距離をfwとするとき、
    0.5<|fRF/fw|<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 望遠端において無限遠に合焦しているときの前記第2レンズ群の横倍率をβ2、望遠端において無限遠に合焦しているときの前記第2レンズ群より像側に配置された光学系の横倍率をβrとするとき、
    0.5<|1−β22|×βr2<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群は、ズーミング及びフォーカシングに際して不動であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群は物体側から像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記第2レンズ群は2枚以下のレンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記第2レンズ群は正レンズを有し、該正レンズの材料のd線に対するアッベ数をνd2とするとき、
    60.0<νd2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 前記レンズ系RFよりも物体側に開口絞りが配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  13. 前記レンズ系RFは3枚以下のレンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  14. 前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より構成されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  15. 前記レンズ系RFは、前記第5レンズ群を構成する複数のレンズのうちの一部のレンズよりなることを特徴とする請求項14に記載のズームレンズ。
  16. 前記第5レンズ群の物体側に開口絞りが配置されていることを特徴とする請求項14又は15に記載のズームレンズ。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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