JP2018131905A - 車両制御装置 - Google Patents
車両制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018131905A JP2018131905A JP2017023833A JP2017023833A JP2018131905A JP 2018131905 A JP2018131905 A JP 2018131905A JP 2017023833 A JP2017023833 A JP 2017023833A JP 2017023833 A JP2017023833 A JP 2017023833A JP 2018131905 A JP2018131905 A JP 2018131905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- heating
- vehicle
- lamp
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
【課題】車両のユーザに、アルコール含有燃料の加熱が終了するまでの目安を示す。【解決手段】車両制御装置(100)は、アルコール含有燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関(11)を備える車両(1)に搭載されている。当該車両制御装置は、点灯することにより車両が走行可能な状態であることを示すランプと、アルコール含有燃料の温度を検出する温度検出手段(T)と、アルコール含有燃料を加熱可能な加熱部材(G)と、(i)検出された温度が所定温度より低い場合、加熱部材によるアルコール含有燃料の加熱を実施するとともに、ランプを点滅させ、(ii)加熱の開始後検出された温度が所定温度に達した場合、加熱を終了するとともに、ランプを点灯させる制御手段(21、22、23)と、を備える。制御手段は、加熱が終了に近づくにつれ、ランプの点滅間隔を短くする。【選択図】図2
Description
本発明は、車両制御装置に関し、特に、アルコール含有燃料で走行可能な車両を制御する車両制御装置の技術分野に関する。
アルコール含有燃料は低温時の揮発性が比較的低い。この種の装置では、低温時の内燃機関の始動性を確保するために、アルコール含有燃料が加熱される。この種の装置として、例えば、アルコール含有燃料を燃焼させる内燃機関を備えたハイブリッド車両において、燃料が燃焼室内に供給される前に、モータの動作に起因して発生する熱を用いて該燃料を加熱する装置が提案されている(特許文献1参照)。
アルコール含有燃料の加熱が必要な低温時に車両を起動する場合、アルコール含有燃料の温度が所定温度に達するまでは、動力を確保できない(即ち、内燃機関を始動できない)ため、車両が起動状態(所謂“Ready−ON”)にならない。この場合、車両のユーザは、アルコール含有燃料の温度が所定温度に達するまで、どの程度かかるのかを知る術がない。すると、車両のユーザは、アルコール含有燃料の加熱に起因してストレスを感じる可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、車両のユーザに、アルコール含有燃料の加熱が終了するまでの目安を示すことができる車両制御装置を提供することを課題とする。
本発明の車両制御装置は、アルコール含有燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関を備える車両において、点灯することにより前記車両が走行可能な状態であることを示すランプと、前記アルコール含有燃料の温度を検出する温度検出手段と、前記アルコール含有燃料を加熱可能な加熱部材と、(i)前記検出された温度が所定温度より低い場合、前記加熱部材による前記アルコール含有燃料の加熱を実施するとともに、前記ランプを点滅させ、(ii)前記加熱の開始後前記検出された温度が前記所定温度に達した場合、前記加熱を終了するとともに、前記ランプを点灯させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記加熱が終了に近づくにつれ、前記ランプの点滅間隔を短くする。
当該車両制御装置では、アルコール含有燃料の加熱が終了に近づくにつれ、ランプの点滅間隔が短くなる。つまり、当該車両制御装置によれば、ランプの点滅間隔により、アルコール含有燃料の加熱が終了するまでの目安を、車両のユーザに示すことができる。
尚、「アルコール含有燃料を加熱」とは、アルコール含有燃料が直接加熱されることに限らず、例えばアルコール含有燃料が内燃機関に供給される経路において、アルコール含有燃料が接する部材を加熱したり、アルコール含有燃料が噴霧される空間(例えば燃焼室)内の気体を加熱したりすること等、アルコール含有燃料が間接的に加熱されることも含む概念である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための形態から明らかにされる。
本発明の車両制御装置に係る実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
(構成)
実施形態に係る車両制御装置を搭載する車両の構成について、図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。
実施形態に係る車両制御装置を搭載する車両の構成について、図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。
図1において、車両1は、エンジン11と、図示しないモータ・ジェネレータとを備えるハイブリッド車両である。エンジン11は、アルコール含有燃料を燃焼させて動力を出力する。アルコール含有燃料は、燃料タンク12に貯留されている。燃料タンク12に貯留されているアルコール含有燃料は、燃料輸送路13を介して、エンジン11に供給される。つまり、車両1は、フレキシブル・フューエル・ビークル(Flexible Fuel Vehicle:FFV)である。
上述の如く構成された車両1に搭載された車両制御装置100は、EFIECU(Electrical Fuel Injection Electronic Control Unit)21、HV(Hybrid Vehicle)ECU22及びメータECU23を備えている。
EFIECU21は、エンジン11の動作を制御する。本実施形態では特に、EFIECU21は、温度センサTにより検出された温度に基づいて、アルコール含有燃料の温度を推定する(即ち、間接的に検出する)。そして、EFIECU21は、アルコール含有燃料の温度が所定温度より低い場合、スイッチ部SWをオンにする。この結果、グロープラグGに電力が供給され、グロープラグGが発熱する。尚、温度センサT及びグロープラグGは、エンジン11の、例えば燃料噴射弁(図示せず)の近傍に配置されている。
メータECU23は、Readyランプを含むメータ24(例えば、インストルメントパネル)を制御する。HVECU22は、EFIECU21及びメータECU23を統括制御する。車両1の各種電子制御用のEFIECU21、HVECU22及びメータECU23各々の機能の一部を、車両制御装置100の一部として用いている。
(車両制御装置の動作)
本実施形態では、車両1の始動時の車両制御装置100の動作について、図2を参照して説明する。図2は、車両状態及びReadyランプの時間変化の一例を示す図である。
本実施形態では、車両1の始動時の車両制御装置100の動作について、図2を参照して説明する。図2は、車両状態及びReadyランプの時間変化の一例を示す図である。
図2の時刻t1に、車両1のパワースイッチ(図示せず)が押下された場合(即ち、イグニッションオンされた場合)、車両1のハイブリッドシステムが起動することにより、車両制御装置100を構成するEFIECU21、HVECU22及びメータECU23も起動する。その後、EFIECU21は、温度センサTの検出結果に基づくアルコール含有燃料の温度が所定温度より低いか否かを判定する。所定温度は、例えば、アルコール含有燃料が霧化や気化しにくく、エンジン11の始動に支障が生じる温度範囲の上限値として設定すればよい。
アルコール含有燃料の温度が所定温度より低いと判定された場合、EFIECU21は、スイッチ部SWをオンにする。この結果、グロープラグGに電力が供給され、グロープラグGが発熱することによりエンジン11が暖機される(即ち、アルコール含有燃料が間接的に加熱される)。このとき、EFIECU21は、グロープラグGによるエンジン11の暖機が終了するまでの推定時間である残り時間を示す情報を含むReady待機要求信号をHVECU22に送信する。尚、残り時間は、温度センサTの検出結果に基づくアルコール含有燃料の温度から推定される。
Ready待機要求信号を受信したHVECU22は、残り時間に応じたReadyランプの点滅間隔を示すReady点滅指令信号を、メータECU23に送信する。Ready点滅指令信号を受信したメータECU23は、Ready点滅指令信号により示される点滅間隔でReadyランプを点滅させる。
EFIECU21は、グロープラグGによるエンジン11の暖機が終了するまで(図2では、時刻t2まで)、Ready待機要求信号を逐次HVECU22に送信する。HVECU22は、残り時間が少なくなるほどReadyランプの点滅間隔を短くして、逐次、Ready点滅指令信号をメータECU23に送信する。
HVECU22は、例えば残り時間が0であるReady待機信号を受信した場合(即ち、グロープラグGによるエンジン11の暖機が終了したことを示す信号を受信した場合)、Readyランプを点灯することを示す信号を、メータECU23に送信する。この結果、メータECU23によりReadyランプが点灯され、車両1が走行可能であること(即ち、車両1がReadyON状態であること)が車両1のユーザに示される。
他方で、アルコール含有燃料の温度が所定温度以上であると判定された場合、EFIECU21は、その旨を示す信号をHVECU22に送信する。HVECU22は、Readyランプを点灯することを示す信号を、メータECU23に送信する。
(技術的効果)
当該車両制御装置100では、グロープラグGによるエンジン11の暖機中に、Readyランプが点滅されるとともに、暖機の残り時間が短くなるほど(即ち、暖機の終了が近づくほど)Readyランプの点滅間隔が短くされる。従って、当該車両制御装置100によれば、Readyランプの点滅間隔により、エンジン11の暖機(即ち、アルコール含有燃料の間接的な加熱)が終了するまでの目安を、車両1のユーザに示すことができる。
当該車両制御装置100では、グロープラグGによるエンジン11の暖機中に、Readyランプが点滅されるとともに、暖機の残り時間が短くなるほど(即ち、暖機の終了が近づくほど)Readyランプの点滅間隔が短くされる。従って、当該車両制御装置100によれば、Readyランプの点滅間隔により、エンジン11の暖機(即ち、アルコール含有燃料の間接的な加熱)が終了するまでの目安を、車両1のユーザに示すことができる。
実施形態に係る「Readyランプ」、「温度センサT」及び「グロープラグG」は、夫々、本発明に係る「ランプ」、「温度検出手段」及び「加熱部材」の一例である。実施形態に係る「EFIECU21」、「HVECU22」及び「メータECU23」は、本発明に係る「制御手段」の一例である。
<第1変形例>
上述の実施形態では、暖機の残り時間が少なくなるほど、Readyランプの点滅間隔が短くされるが、アルコール含有燃料の温度が所定温度に近づくほど、Readyランプの点滅間隔が短くされてよい。つまり、HVECU22は、残り時間に代えて、現在のアルコール含有燃料の温度と所定温度との差分に応じて、Readyランプの点滅間隔を設定してよい。
上述の実施形態では、暖機の残り時間が少なくなるほど、Readyランプの点滅間隔が短くされるが、アルコール含有燃料の温度が所定温度に近づくほど、Readyランプの点滅間隔が短くされてよい。つまり、HVECU22は、残り時間に代えて、現在のアルコール含有燃料の温度と所定温度との差分に応じて、Readyランプの点滅間隔を設定してよい。
<第2変形例>
グロープラグGによるエンジン11の暖機中、メータECU23は、Readyランプに代えて、グローランプ(図示せず)を点滅させてよい。エンジン11の暖機が終了した場合、メータECU23は、グローランプを消灯するとともに、Readyランプを点灯する。HVECU22は、暖機の残り時間が少なくなるほど、グローランプの点滅間隔が短くなるように、グローランプの点滅間隔を設定する。
グロープラグGによるエンジン11の暖機中、メータECU23は、Readyランプに代えて、グローランプ(図示せず)を点滅させてよい。エンジン11の暖機が終了した場合、メータECU23は、グローランプを消灯するとともに、Readyランプを点灯する。HVECU22は、暖機の残り時間が少なくなるほど、グローランプの点滅間隔が短くなるように、グローランプの点滅間隔を設定する。
<第3変形例>
上述の第2変形例では、暖機の残り時間が少なくなるほど、グローランプの点滅間隔が短くされるが、アルコール含有燃料の温度が所定温度に近づくほど、グローランプの点滅間隔が短くされてよい。つまり、HVECU22は、残り時間に代えて、現在のアルコール含有燃料の温度と所定温度との差分に応じて、グローランプの点滅間隔を設定してよい。
上述の第2変形例では、暖機の残り時間が少なくなるほど、グローランプの点滅間隔が短くされるが、アルコール含有燃料の温度が所定温度に近づくほど、グローランプの点滅間隔が短くされてよい。つまり、HVECU22は、残り時間に代えて、現在のアルコール含有燃料の温度と所定温度との差分に応じて、グローランプの点滅間隔を設定してよい。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両制御装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1…車両、11…エンジン、12…燃料タンク、21…EFIECU、22…HVECU、23…メータECU、24…メータ、100…車両制御装置、G…グロープラグ、T…温度センサ
Claims (1)
- アルコール含有燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関を備える車両において、
点灯することにより前記車両が走行可能な状態であることを示すランプと、
前記アルコール含有燃料の温度を検出する温度検出手段と、
前記アルコール含有燃料を加熱可能な加熱部材と、
(i)前記検出された温度が所定温度より低い場合、前記加熱部材による前記アルコール含有燃料の加熱を実施するとともに、前記ランプを点滅させ、(ii)前記加熱の開始後前記検出された温度が前記所定温度に達した場合、前記加熱を終了するとともに、前記ランプを点灯させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記加熱が終了に近づくにつれ、前記ランプの点滅間隔を短くする
ことを特徴とする車両制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017023833A JP2018131905A (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 車両制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017023833A JP2018131905A (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 車両制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018131905A true JP2018131905A (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63249488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017023833A Pending JP2018131905A (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 車両制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018131905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020040166A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
-
2017
- 2017-02-13 JP JP2017023833A patent/JP2018131905A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020040166A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
WO2020054213A1 (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
CN112423921A (zh) * | 2018-09-11 | 2021-02-26 | Dmg森精机株式会社 | 机床 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6635734B2 (ja) | 車両用ヒーテッドインジェクターシステムの制御方法 | |
CN107781084B (zh) | 混合动力车辆的控制装置 | |
JP2010265774A (ja) | 内燃機関の始動装置およびその始動方法 | |
JP2018131905A (ja) | 車両制御装置 | |
JP4238821B2 (ja) | 内燃機関の始動異常回避誘導システム | |
CN110446843B (zh) | 内燃机控制装置 | |
KR101927159B1 (ko) | 에탄올 차량의 냉시동장치 및 방법 | |
KR20160142228A (ko) | 액화 석유 가스 부탄 조성 결정 시스템 및 방법 | |
JP6332839B2 (ja) | レンジエクステンダー用エンジンの制御装置 | |
CN111396207A (zh) | 一种发动机喷射控制方法及装置 | |
JP2012159069A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5698441B2 (ja) | ガス燃料供給装置 | |
JP2015113793A (ja) | 車両制御装置 | |
JP2023128262A (ja) | エンジンの制御装置およびエンジンシステム | |
KR101290976B1 (ko) | 에탄올 온도 상승 시스템 | |
JP2010285978A (ja) | エンジンの点火システム及びその制御方法 | |
KR101308762B1 (ko) | 내연기관용 산소센서 | |
JP6060999B1 (ja) | グロープラグ制御装置 | |
JP2010014036A (ja) | 内燃機関の停止時間推定装置 | |
KR100325750B1 (ko) | 자동차 디젤엔진의 글로우플러그와 이를 이용한 예열방법 | |
JP2009167964A (ja) | 内燃機関の始動制御装置 | |
JP6762219B2 (ja) | 内燃機関制御装置 | |
JP6292543B2 (ja) | レンジエクステンダー用エンジンの制御装置 | |
WO2018180467A1 (ja) | 内燃機関制御装置 | |
KR200325744Y1 (ko) | 차량 엔진의 자동 예열 및 시동 장치 |