JP2018131811A - タイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置 - Google Patents

タイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開口部を有するシートとタイルとの間においてより広い接着面積を確保しつつ、簡易的な方法あるいは構造により接着剤の液膜がシートの開口部に形成されることを抑えることができるタイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置の提供。【解決手段】タイルユニットの製造方法は、複数の開口部が配置されたシートを用意する工程と、回転軸に沿った方向において開口部の幅よりも狭い幅を有する複数の塗布面が間隙を介して回転軸に沿って並んで配置されたローラをいて塗布面に付着した液状の接着剤をシートの表面に転写し塗布する第1塗布工程と、第1塗布工程において間隙が通過し接着剤が塗布されなかった領域に塗布面を配置し、ローラを用いて塗布面に付着した接着剤をシートの表面に転写し塗布する第2塗布工程と、を含んでなる。【選択図】図1

Description

本発明は、整列配置された複数のタイルが開口部を有するシートによって連結されたタイルユニットを製造する方法、タイルユニットを製造するときに用いられる接着剤塗布器具、およびタイルユニットを製造する装置に関する。
内装材または外装材として、例えばタイルなどが広く用いられている。一般的に、タイルは、接着剤やモルタルなどで被施工面(壁面)に張り付けられる。近年では、高低差を有する凹凸が表面に施されたタイルが、デザイン性の優れた造形美を有するタイルとして壁面に接着されることがある。しかし、比較的大きい高低差を有する凹凸がタイルの表面に施されていると、定量的な接着面積が確保されず、所定の接着力を満足できないことがある。
そこで、複数のタイルが開口部を有するシート(例えばネットなど)によって連結されたタイルユニットを製造する方法および装置がある。例えば、特許文献1には、整列配置された複数枚のタイルが各タイルの裏面に接着されたネットによって連結されてなるタイルユニットを製造する方法および装置が開示されている。しかし、特許文献1に記載の通り、接着剤液膜がネットの目を塞ぐように張った状態でネットをタイルの裏面に貼り付けると、接着剤液膜が乾燥して形成された接着剤乾固層が、ネットの目に形成され、タイル張り付け用接着剤とタイル裏面との接触を妨げる。これにより、タイルの接着強度が低くなるという問題がある。
これに対して、特許文献1に記載されたタイルユニットの製造方法では、接着剤液を付着させたネットの目に張った接着剤液膜をエアブローすることにより除去した後、そのネットをタイルの裏面に重ねて接着している。また、特許文献1に記載されたタイルユニットの製造装置は、接着剤液付着手段によって接着剤液が付着されたネットの目に張った接着剤液膜を除去する接着剤液膜除去手段としてのエアブロー手段を備える。
しかし、特許文献1に記載されたタイルユニットの製造方法および製造装置では、エアブローを行うことが必要であるため、製造方法が煩雑である、あるいは製造装置が複雑であるという問題がある。
特開2005−320778号公報
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、開口部を有するシートとタイルとの間においてより広い接着面積を確保しつつ、簡易的な方法あるいは構造により接着剤の液膜がシートの開口部に形成されることを抑えることができるタイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置を提供することを目的とする。
そして、本発明によるタイルユニットの製造方法は、整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着されたシートによって連結されたタイルユニットを製造する方法であって、複数の開口部が配置された前記シートを用意する工程と、回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有する複数の塗布面が間隙を介して前記回転軸に沿って並んで配置されたローラを用いて前記塗布面に付着した液状の接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する第1塗布工程と、前記第1塗布工程において前記間隙が通過し前記接着剤が塗布されなかった領域に前記塗布面を配置し、前記ローラを用いて前記塗布面に付着した前記接着剤を前記シートの前記表面に転写し塗布する第2塗布工程と、整列配置された前記複数のタイルの前記裏面に前記接着剤が塗布された前記シートの前記表面を接着する工程と、を含んでなる。
また、本発明による接着剤塗布器具は、整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着された複数の開口部を有するシートによって連結されたタイルユニットを製造するときに用いられる接着剤塗布器具であって、液状の接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第1塗布面を有する第1ローラと、前記第1ローラの第1回転軸と平行な第2回転軸が前記シートの進行方向において前記第1回転軸と並んで配置された第2ローラであって、前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第2塗布面を有する第2ローラと、を備え、前記第1塗布面は、前記第1回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有し、前記複数の第1塗布面は、第1間隙を介して前記第1回転軸に沿って並んで配置され、前記第2塗布面は、前記第2回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有するとともに前記進行方向に沿ってみたときに前記第1間隙と重複する位置に配置され、前記複数の第2塗布面は、第2間隙を介して前記第2回転軸に沿って並んで配置されてなる。
また、本発明によるタイルユニットの製造装置は、整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着された複数の開口部を有するシートによって連結されたタイルユニットを製造する装置であって、前記シートの進行方向に対して垂直方向に延びた支持軸を有するとともに前記支持軸を中心として回転可能とされ、前記シートが巻き付けられるドラムと、前記進行方向において前記ドラムよりも前方に設けられ、前記シートを前記ドラムから巻き出し前記進行方向に送るシート送り部と、前記シート送り部により前記ドラムから巻き出された前記シートの表面に液状の接着剤を転写し塗布する接着剤塗布部と、を備え、前記接着剤塗布部は、前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第1塗布面を有する第1ローラと、前記第1ローラの第1回転軸と平行な第2回転軸が前記シートの進行方向において前記第1回転軸と並んで配置された第2ローラであって、前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第2塗布面を有する第2ローラと、を有し、前記第1塗布面は、前記第1回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有し、前記複数の第1塗布面は、第1間隙を介して前記第1回転軸に沿って並んで配置され、前記第2塗布面は、前記第2回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有するとともに前記進行方向に沿ってみたときに前記第1間隙と重複する位置に配置され、前記複数の第2塗布面は、第2間隙を介して前記第2回転軸に沿って並んで配置されてなる。
本発明によれば、開口部を有するシートとタイルとの間においてより広い接着面積を確保しつつ、簡易的な方法あるいは構造により接着剤の液膜がシートの開口部に形成されることを抑えることができるタイルユニットの製造方法、接着剤塗布器具、およびタイルユニットの製造装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るタイルユニットの製造装置を表す平面図である。 本実施形態の第1ローラおよび第2ローラを表す平面図である。 本実施形態のタイルユニットの裏面側を表す平面図である。 本実施形態のタイルユニットの表面側を表す平面図である。 本実施形態のシートを表す平面図である。 本実施形態の膜切り装置を表す平面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
発明の基本態様
図1〜図6に示される本発明の態様の一つは、整列配置された複数のタイル11がタイル11の裏面に接着されたシート9によって連結されたタイルユニット10を製造する方法に関する。また、本発明の別の態様は、整列配置された複数のタイル11がタイル11の裏面に接着された複数の開口部94を有するシート9によって連結されたタイルユニット10を製造するときに用いられる接着剤塗布器具(接着剤塗布部6)に関する。また、本発明のさらに別の態様は、整列配置された複数のタイル11がタイル11の裏面に接着された複数の開口部94を有するシート9によって連結されたタイルユニット10を製造する装置に関する。接着剤塗布部6は、本発明の接着剤塗布器具に相当し、タイルユニットの製造装置2に必ずしも設置されていなくともよく、作業者が手で持つことにより操作可能とされていてもよい。
接着剤塗布部6が有する第1ローラ61の第1回転軸611に沿った方向において、第1ローラ61の第1塗布面612の幅W11は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。また、接着剤塗布部6が有する第2ローラ62の第2回転軸621に沿った方向において、第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。そのため、液状の接着剤64が開口部94の両側に跨がった状態で塗布されることを抑え、接着剤64の液膜がシート9の開口部94に形成されることを抑えることができる。また、第2ローラ62の第2塗布面622は、シート9の進行方向に沿ってみたときに第1ローラ61に形成された第1間隙613と重複する位置に配置されている。そのため、シート9に対する接着剤のより広い塗布領域を確保することができ、開口部94を有するシート9とタイル11との間においてより広い接着面積を確保することができる。このように、本発明は、開口部94を有するシート9とタイル11との間においてより広い接着面積を確保しつつ、簡易的な方法あるいは構造により接着剤64の液膜がシート9の開口部94に形成されることを抑えることができるとの優れた利点を有するものである。
以下、定義を述べた後、本発明によるタイルユニット10の製造装置、接着剤塗布器具(接着剤塗布部6)、およびタイルユニットの製造装置2のさらに詳細を説明する。
定義
タイル
本発明による方法および装置によって製造されるタイルユニットのタイルは、いわゆる無機質板であり、例えば陶磁器、石、またはガラスからなるものである。本発明の一つの態様によれば、本発明においてタイルは、平板として、外装または内装の壁、床、天井の仕上げ材や、キャビネット面材やカウンターの仕上げ材に好ましく用いられる。従って、タイルの表面には、デザイン性の優れた造形美を有するものとして例えば高低差を有する凹凸が施されていてもよい。
本発明においてタイルは、その表面に釉薬層を有していてもよい。釉薬の成分は特に限定されない。釉薬層の形成は、成形後に施釉し、成形体と一体的に焼成するか、または、焼成体(仮焼体)に施釉した後に焼成するか、いずれかの方法を用いてもよい。さらに、施釉の前後に乾燥工程を設けてもよい。
被施工面
本発明において、外装もしくは内装の壁面、または建築物の垂直面または傾斜面であって、本発明による方法および装置によって製造されるタイルユニットが接着され固定される表面を「被施工面」という。
本発明による製造方法、接着剤塗布器具および製造装置
以下、本発明による製造方法、接着剤塗布器具および製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るタイルユニットの製造装置を表す平面図である。図2は、本実施形態の第1ローラおよび第2ローラを表す平面図である。図3は、本実施形態のタイルユニットの裏面側を表す平面図である。図4は、本実施形態のタイルユニットの表面側を表す平面図である。図5は、本実施形態のシートを表す平面図である。図6は、本実施形態の膜切り装置を表す平面図である。なお、図2は、図1に表した矢印A11の方向から第1ローラおよび第2ローラを眺めたときの平面図である。
まず、本実施形態に係るタイルユニットの製造装置2を説明する。図1に表したように、本実施形態に係るタイルユニットの製造装置2は、ドラム3と、シート送り部4と、カッタ5と、接着剤塗布部(接着剤塗布器具)6と、膜切り装置7と、接着剤受け部8と、を備える。
ドラム3は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた支持軸31を有し、図1に表した矢印A2のように、支持軸31を中心として回転可能とされている。ドラム3には、シート9が巻き付けられる。図5に表したように、シート9には、複数の開口部94が配置されている。言い換えれば、シート9は、複数の開口部94を有する。
シート送り部4は、シート9の進行方向A1においてドラム3よりも前方に設けられ、第1送りローラ41と、第2送りローラ42と、を有する。第1送りローラ41は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた回転軸43を有し、図1に表した矢印A3のように、図示しないモータから伝達される駆動力により回転軸43を中心として回転する。また、第2送りローラ42は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた回転軸44を有し、図1に表した矢印A4のように、図示しないモータから伝達される駆動力により回転軸44を中心として回転する。
シート送り部4は、第1送りローラ41と第2送りローラ42との間にシート9を挟み、第1送りローラ41および第2送りローラ42が回転することにより、シート9をドラム3から巻き出し進行方向A1に送る。シート送り部4により送られるシート9の速度は、特には限定されない。例えば、複数のタイル11がパレット等に整列配置された状態でコンベアにより搬送される場合には、シート送り部4により送られるシート9の速度は、コンベアの搬送速度と同じであることが好ましい。
カッタ5は、シート9の進行方向A1においてシート送り部4よりも前方に設けられ、シート9を所定の長さで裁断する。例えば、カッタ5により裁断されるシート9の所定の長さは、シート9によって連結される一群のタイル11の進行方向A1における配列長さと略同じである。
接着剤塗布部6は、シート9の進行方向A1においてシート送り部4よりも前方に設けられ、第1ローラ61と、第2ローラ62と、液状の接着剤64が貯留される貯留槽63と、を有する。第1ローラ61および第2ローラ62は、2連1組のローラ部として設けられていてもよく、あるいは、互いに異なるローラとして別々に設置されていてもよい。接着剤64は、例えば乾燥硬化型または反応硬化型の接着剤である。接着剤64としては、例えば、酢酸ビニル系の液状の接着剤が挙げられる。接着剤塗布部6は、シート送り部4によりドラム3から巻き出されたシート9の表面に液状の接着剤64を転写し塗布する。接着剤塗布部6は、本発明の接着剤塗布器具に相当する。すなわち、接着剤塗布部6は、タイルユニット10の製造装置2に必ずしも設置されていなくともよく、作業者が手で持つことにより操作可能とされていてもよい。以下の説明では、接着剤塗布部6がタイルユニット10の製造装置2に設置された場合を例に挙げる。
膜切り装置7は、シート9の進行方向A1において接着剤塗布部6よりも前方に設けられている。膜切り装置7は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた回転軸71を有し、図1に表した矢印A5のように、図示しないモータから伝達される駆動力により回転軸71を中心として回転する。図4に表したように、膜切り装置7は、外面に設けられた針状の尖頭部材72を有する。尖頭部材72は、錆が発生し難い金属により形成され、膜切り装置7の外面から外側に向かって突出している。尖頭部材72は、例えばナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂、または、ステンレススチール等の錆が発生し難い金属により形成され、これらの材料の少なくともいずれかを含む線材を用いることが好ましい。膜切り装置7は、シート9の開口部94を塞ぐように張られた接着剤64の液膜を尖頭部材72により突くことで、液膜を切り除去することができる。
接着剤受け部8は、膜切り装置7の下方に設けられている。接着剤受け部8は、膜切り装置7の尖頭部材72により液膜が切られシート9の開口部94から落下した接着剤64を受ける。接着剤受け部8が受けた接着剤64は、再利用可能とされている。
シート9は、シート送り部4によりドラム3から巻き出され、接着剤塗布部6の第1ローラ61および第2ローラ62に接触する。これにより、液状の接着剤64が、シート9の表面に転写され塗布される。接着剤64が塗布されたシート9は、シート送り部4により進行方向A1にさらに送られ、カッタ5により所定の長さで裁断される。接着剤64が塗布され所定の長さで裁断されたシート9は、整列配置された複数のタイル11の裏面111(図3参照)に送られる。そして、シート9の表面は、複数のタイル11の裏面111に重ね合わされて接着される。その後、接着剤64を乾燥させることで、タイルユニット10が製造される。このような本実施形態に係るタイルユニット10の製造方法を、工程ごとに以下説明する。
シートを用意する工程
この工程は、シート9を用意する工程である。図5に表したように、シート9には、複数の開口部94が配置されている。例えば、シート9は、ガラスや合成樹脂の繊維などの糸状材料91、92、93が交差して編み込まれ合成樹脂で固定されたネットである。糸状材料91、92、93は、例えば無撚糸である。図5に表したシート9の例では、糸状材料91が所定方向(図5では縦方向:進行方向A1)に沿って延び、糸状材料92および糸状材料93のそれぞれが糸状材料91に対して所定角度で傾斜して延びている。すなわち、図5に表したシート9の例では、糸状材料91が経糸に相当し、糸状材料92および糸状材料93が斜糸に相当する。なお、開口部94の形状は、図3に表したような略三角形には限定されず、例えば矩形や、三角形および矩形以外の多角形や、丸形であってもよい。また、シート9は、ネットには限定されず、複数の開口部が配置された用紙であってもよい。
接着剤をシートの表面に転写し塗布する工程
この工程は、第1ローラ61の第1塗布面612に付着した液状の接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する第1塗布工程と、第2ローラ62の第2塗布面622に付着した液状の接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する第2塗布工程と、を含む。なお、この工程は、1つのローラ(例えば第1ローラ61)を用いて塗布面(例えば第1塗布面612)に付着した液状の接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する第1塗布工程と、第1塗布工程において接着剤64が塗布されなかった領域に塗布面(例えば第1塗布面612)を配置し、その1つのローラ(例えば第1ローラ61)を用いて塗布面(例えば第1塗布面612)に付着した接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する第2塗布工程と、を含んでもよい。すなわち、第1塗布工程および第2塗布工程は、互いに異なる第1ローラ61および第2ローラ62を用いることで実行されてもよいし、1つのローラ(例えば第1ローラ61)を複数回にわたって用いることで実行されてもよい。以下の説明では、第1塗布工程および第2塗布工程が、互いに異なる第1ローラ61および第2ローラを用いることで実行される場合を例に挙げる。
図2に表したように、第1ローラ61は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた第1回転軸611を有する。図1に表した矢印A6のように、第1ローラ61は、図示しないモータから伝達される駆動力により第1回転軸611を中心として回転する。なお、作業者が接着剤塗布器具を手で持って操作する場合には、第1ローラ61は、モータの駆動力ではなく作業者から伝達される操作力より第1回転軸611を中心として回転してもよい。
第1ローラ61は、複数の第1塗布面612を有する。第1塗布面612は、第1ローラ61の外面(円筒面)に形成されており、貯留槽63に貯留された液状の接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する。言い換えれば、貯留槽63に貯留され第1塗布面612に付着した接着剤64は、シート9の表面に転写され塗布される。
図2に表したように、第1ローラ61には、第1塗布面612から第1回転軸611に向かって後退した第1間隙613が形成されている。つまり、第1ローラ61には、凸部(凸面)としての第1塗布面612と、凹部としての第1間隙613と、を有する凹凸が形成されている。複数の第1塗布面612は、第1間隙613を介して第1回転軸611に沿って並んで配置されている。第1回転軸611に沿った方向において、第1塗布面612の幅W11は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。図5に表したシート9の例では、開口部94の幅W9は、隣り合う糸状材料91(経糸)同士の間の距離である。
図2に表したように、第2ローラ62は、シート9の進行方向A1に対して垂直方向に延びた第2回転軸621を有する。第2回転軸621は、第1ローラ61の第1回転軸611に平行であり、シート9の進行方向A1において第1ローラ61の第1回転軸611と並んで配置されている。つまり、第2ローラ62は、シート9の進行方向A1において第1ローラ61と並んで配置されている。図1に表した矢印A7のように、第2ローラ62は、図示しないモータから伝達される駆動力により第2回転軸621を中心として回転する。なお、作業者が接着剤塗布器具を手で持って操作する場合には、第2ローラ62は、モータの駆動力ではなく作業者から伝達される操作力より第2回転軸621を中心として回転してもよい。
第2ローラ62は、複数の第2塗布面622を有する。第2塗布面622は、第2ローラ62の外面(円筒面)に形成されており、貯留槽63に貯留された液状の接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する。言い換えれば、貯留槽63に貯留され第2塗布面622に付着した接着剤64は、シート9の表面に転写され塗布される。
図2に表したように、第2ローラ62には、第2塗布面622から第2回転軸621に向かって後退した第2間隙623が形成されている。つまり、第2ローラ62には、凸部(凸面)としての第2塗布面622と、凹部としての第2間隙623と、を有する凹凸が形成されている。複数の第2塗布面622は、第2間隙623を介して第2回転軸621に沿って並んで配置されている。第2回転軸621に沿った方向において、第2塗布面622の幅W21は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。
シート9の進行方向A1に沿ってみたときに、第2ローラ62の第2塗布面622は、第1ローラ61の第1間隙613と重複する位置に設けられている。図2に表した例では、シート9の進行方向A1に沿ってみたときに、第2ローラ62の第2塗布面622は、第1ローラ61の第1間隙613と略一致する位置に設けられている。また、第1回転軸611に沿った方向において、第1ローラ61の第1間隙の幅W12は、第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21以下である。言い換えれば、第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭く、第1ローラ61の第1間隙613の幅W12以上である。図2に表した例では、第1ローラ61の第1間隙の幅W12は、第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21に等しい。
シート9は、シート送り部4によりドラム3から巻き出され、接着剤塗布部6の第1ローラ61および第2ローラ62に接触する。
ここで、第1ローラ61および第2ローラ62のそれぞれの下部は、貯留槽63に貯留された接着剤64に浸されている。そして、第1ローラ61は、第1回転軸611を中心として回転する。また、第2ローラ62は、第2回転軸621を中心として回転する。そのため、第1ローラ61および第2ローラ62のそれぞれが回転することにより上側に配置された第1ローラ61および第2ローラ62のそれぞれの上部には、接着剤64が付着している。そのため、第1ローラ61の第1塗布面612と、第2ローラ62の第2塗布面622と、に付着した液状の接着剤64は、第1ローラ61および第2ローラ62のそれぞれの上部に接触したシート9の表面に転写され塗布される(第1塗布工程および第2塗布工程)。
このとき、第1間隙が第1ローラに設けられていない場合や、第2間隙が第2ローラに設けられていない場合には、接着剤の液膜がシートの開口部を塞ぐように形成されることがある。あるいは、第1間隙および第2間隙が設けられている場合であっても、第1回転軸に沿った方向において第1塗布面の幅がシートの開口部の幅よりも広い場合や、第2回転軸に沿った方向において第2塗布面の幅がシートの開口部の幅よりも広い場合には、接着剤の液膜がシートの開口部を塞ぐように形成されることがある。そうすると、接着剤の液膜が乾燥して形成された接着剤の乾固層が、シートの開口部に形成され、タイル張り付け用接着剤とタイルの裏面との接触を妨げる。すなわち、接着剤の乾固層がシートの開口部に形成されると、タイルを被施工面(壁面)に固定する際に用いられるタイル張り付け用接着剤が、被施工面には接触する一方で、接着剤の乾固層の介在によりタイルの裏面には接触できない。そのため、被施工面に対するタイルの接着強度が低くなることがある。
これに対して、本実施形態によれば、第1回転軸611に沿った方向において、第1塗布面612の幅W11は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。また、第2回転軸621に沿った方向において、第2塗布面622の幅W21は、シート9の開口部94の幅W9よりも狭い。これにより、液状の接着剤64が開口部94の両側に跨がった状態で塗布されることを抑え、接着剤64の液膜がシート9の開口部94に形成されることを抑えることができる。そのため、接着剤の液膜を除去するエアブローなどの液膜除去手段を必ずしも設ける必要がない。つまり、第1塗布面612を有する第1ローラ61と、第2塗布面622を有する第2ローラ62と、を用意するという簡易的な方法により、接着剤64の液膜がシート9の開口部94に形成されることを抑え、タイルユニットの製造方法が煩雑になったり、タイルユニットの製造装置が複雑になったりすることを抑えることができる。
また、シート9の進行方向A1において、第2ローラ62が第1ローラ61と並んで配置されているとともに、第2ローラ62の第2塗布面622が第1ローラ61の第1間隙613と重複する位置に設けられている。そのため、第2塗布面622は、第1塗布面612によっては接着剤64が塗布されなかったシート9の領域に接着剤64を塗布することができる。そのため、第1ローラ61の第1塗布面612および第2ローラ62の第2塗布面622は、シート9の表面のより広い領域に接着剤64を塗布することができる。これにより、シート9とタイル11との間においてより広い接着面積を確保することができる。
前述したように、第1ローラ61の第1間隙613の幅W12は、第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21以下である。そのため、接着剤64は、シート9の全面に塗布される。図2に表した例では、第1ローラ61の第1間隙の幅W12が第2ローラ62の第2塗布面622の幅W21に等しいため、接着剤64の塗布領域が重複することを抑えつつ、シート9の全面に接着剤64を塗布することができる。
なお、前述したように、第2塗布工程は、第1塗布工程において第1間隙613が通過し接着剤64が塗布されなかった領域に第1ローラ61の第1塗布面612を配置し、第1ローラ61を用いて第1塗布面612に付着した接着剤64をシート9の表面に転写し塗布する工程であってもよい。
複数のタイルの裏面にシートの表面を接着する工程
この工程は、整列配置された複数のタイル11の裏面111に、接着剤64が塗布されたシート9の表面を接着する工程である。接着剤64が塗布されたシート9は、シート送り部4により進行方向A1に送られ、カッタ5により所定の長さで裁断される。接着剤64が塗布され所定の長さで裁断されたシート9は、整列配置された複数のタイル11の裏面111に送られる。そして、図3および図4に表したように、シート9の表面は、複数のタイル11の裏面111に重ね合わされて接着される。
複数のタイル11の裏面111にシート9の表面を接着する工程は、タイルユニット10の製造装置2により自動で行われてもよく、あるいは、作業者が、接着剤64が塗布されたシート9を手で複数のタイル11の裏面111に運び重ね合わせて接着することで行われてもよい。この工程がタイルユニット10の製造装置2により自動で行われる場合には、タイルユニット10の製造装置2は、パレット等に整列配置された複数のタイル11を搬送するコンベアと、複数のタイル11の裏面111にシート9の表面を押し付ける押圧ローラと、をさらに備える。続いて、接着剤64を乾燥させる。これにより、タイルユニット10が製造される。
なお、タイル11の形状や配置は、図3および図4に表した例には限定されない。すなわち、図3および図4にタイルユニット10の例では、タイル11の形状は、二辺の長さが他の二辺の長さよりも長い長方形であるが、四辺の長さが等しい正方形であってもよく、その他の形状であってもよい。また、図3および図4に表したタイルユニット10の例では、図3および図4における縦方向に互いに隣り合うタイル11は、位置がずれた状態で配置されているが、位置が揃った状態で配置されていてもよく、その他の態様で配置されていてもよい。さらに、図4に表したタイル11の表面には、デザイン性の優れた造形美を有するものとして高低差を有する凹凸が施されているが、このような凹凸あるいは模様などは必ずしも施されていなくともよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、開口部94を有するシート9とタイル11との間においてより広い接着面積を確保しつつ、簡易的な方法あるいは構造により接着剤64の液膜がシート9の開口部94に形成されることを抑えることができる。つまり、接着剤64の液膜が形成されることを抑えつつ、シート9とタイル11との接着強度を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
2・・・タイルユニットの製造装置、 3・・・ドラム、 4・・・シート送り部、 5・・・カッタ、 6・・・接着剤塗布部(接着剤塗布器具)、 7・・・膜切り装置、 8・・・接着剤受け部、 9・・・シート、 10・・・タイルユニット、 11・・・タイル、 31・・・支持軸、 41・・・第1送りローラ、 42・・・第2送りローラ、 43、44・・・回転軸、 61・・・第1ローラ、 62・・・第2ローラ、 63・・・貯留槽、 64・・・接着剤、 71・・・回転軸、 72・・・尖頭部材、 91、92、93・・・糸状材料、 94・・・開口部、 111・・・裏面、 611・・・第1回転軸、 612・・・第1塗布面、 613・・・第1間隙、 621・・・第2回転軸、 622・・・第2塗布面、 623・・・第2間隙、 A1・・・進行方向、 W11、W12、W21、W9・・・幅

Claims (16)

  1. 整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着されたシートによって連結されたタイルユニットを製造する方法であって、
    複数の開口部が配置された前記シートを用意する工程と、
    回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有する複数の塗布面が間隙を介して前記回転軸に沿って並んで配置されたローラを用いて前記塗布面に付着した液状の接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する第1塗布工程と、
    前記第1塗布工程において前記間隙が通過し前記接着剤が塗布されなかった領域に前記塗布面を配置し、前記ローラを用いて前記塗布面に付着した前記接着剤を前記シートの前記表面に転写し塗布する第2塗布工程と、
    整列配置された前記複数のタイルの前記裏面に前記接着剤が塗布された前記シートの前記表面を接着する工程と、
    を含んでなるタイルユニットの製造方法。
  2. 前記ローラは、
    前記第1塗布工程において用いられる第1ローラと、
    前記第2塗布工程において用いられる第2ローラと、
    を有し、
    前記第1ローラは、第1回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有する複数の第1塗布面であって第1間隙を介して前記第1回転軸に沿って並んで配置された複数の第1塗布面を有し、
    前記第2ローラは、
    前記第1回転軸と平行な第2回転軸であって前記シートの進行方向において前記第1回転軸と並んで配置された第2回転軸と、
    前記第2回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有する複数の第2塗布面であって第2間隙を介して前記第2回転軸に沿って並んで配置されるともに前記進行方向に沿ってみたときに前記第1間隙と重複する位置に配置された複数の第2塗布面と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のタイルユニットの製造方法。
  3. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅以下であることを特徴とする請求項2に記載のタイルユニットの製造方法。
  4. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅に等しいことを特徴とする請求項3に記載のタイルユニットの製造方法。
  5. 前記シートは、糸状材料が交差して編み込まれたネットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイルユニットの製造方法。
  6. 前記接着剤は、乾燥硬化型または反応硬化型の接着剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイルユニットの製造方法。
  7. 整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着された複数の開口部を有するシートによって連結されたタイルユニットを製造するときに用いられる接着剤塗布器具であって、
    液状の接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第1塗布面を有する第1ローラと、
    前記第1ローラの第1回転軸と平行な第2回転軸が前記シートの進行方向において前記第1回転軸と並んで配置された第2ローラであって、前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第2塗布面を有する第2ローラと、
    を備え、
    前記第1塗布面は、前記第1回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有し、
    前記複数の第1塗布面は、第1間隙を介して前記第1回転軸に沿って並んで配置され、
    前記第2塗布面は、前記第2回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有するとともに前記進行方向に沿ってみたときに前記第1間隙と重複する位置に配置され、
    前記複数の第2塗布面は、第2間隙を介して前記第2回転軸に沿って並んで配置されてなる接着剤塗布器具。
  8. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅以下であることを特徴とする請求項7に記載の接着剤塗布器具。
  9. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅に等しいことを特徴とする請求項8に記載のタイルユニットの製造器具。
  10. 前記シートは、糸状材料が交差して編み込まれたネットであることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の接着剤塗布器具。
  11. 前記接着剤は、乾燥硬化型または反応硬化型の接着剤であることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の接着剤塗布器具。
  12. 整列配置された複数のタイルが前記タイルの裏面に接着された複数の開口部を有するシートによって連結されたタイルユニットを製造する装置であって、
    前記シートの進行方向に対して垂直方向に延びた支持軸を有するとともに前記支持軸を中心として回転可能とされ、前記シートが巻き付けられるドラムと、
    前記進行方向において前記ドラムよりも前方に設けられ、前記シートを前記ドラムから巻き出し前記進行方向に送るシート送り部と、
    前記シート送り部により前記ドラムから巻き出された前記シートの表面に液状の接着剤を転写し塗布する接着剤塗布部と、
    を備え、
    前記接着剤塗布部は、
    前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第1塗布面を有する第1ローラと、
    前記第1ローラの第1回転軸と平行な第2回転軸が前記シートの進行方向において前記第1回転軸と並んで配置された第2ローラであって、前記接着剤を前記シートの表面に転写し塗布する複数の第2塗布面を有する第2ローラと、
    を有し、
    前記第1塗布面は、前記第1回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有し、
    前記複数の第1塗布面は、第1間隙を介して前記第1回転軸に沿って並んで配置され、
    前記第2塗布面は、前記第2回転軸に沿った方向において前記開口部の幅よりも狭い幅を有するとともに前記進行方向に沿ってみたときに前記第1間隙と重複する位置に配置され、
    前記複数の第2塗布面は、第2間隙を介して前記第2回転軸に沿って並んで配置されてなるタイルユニットの製造装置。
  13. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅以下であることを特徴とする請求項12に記載のタイルユニットの製造装置。
  14. 前記第1回転軸に沿った方向において、前記第1間隙の幅は、前記第2塗布面の幅に等しいことを特徴とする請求項13に記載のタイルユニットの製造装置。
  15. 前記シートは、糸状材料が交差して編み込まれたネットであることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載のタイルユニットの製造装置。
  16. 前記接着剤は、乾燥硬化型または反応硬化型の接着剤であることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載のタイルユニットの製造装置。

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