JP2018131212A - 蓋部材および蓋部材を備えた注出具付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注出口を有する容器の注出口を密封する蓋部材Fであって、蓋部材Fは、ホルダー40と密封材30からなり、ホルダー40は、上に第1の開口、下に第2の開口を備える中空体であり、第1の開口と第2の開口の周縁が被覆部43で連設されており、密封材30は、第1の開口を塞ぐように被覆部43の上端部に接合されており、被覆部43は、第1の開口から第2の開口の方向に分離する分離手段46を二つ備えており、分離手段46の上端間を結ぶ仮想線を回転軸として被覆部43を回転させたとき、被覆部43が分離手段46を介して二つに区画されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器の第一実施形態を示す斜視図、図2は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器の要部を示し、(イ)が密封材とホルダーからなる蓋部材および注出具を示す分解図であり、(ロ)は注出具の底面図、図3は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器の要部が組み立てられた状態を示し、図2(イ)に示すA−A線における断面図、図4は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器のパウチ本体の積層構成を示す断面図、図5は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器の第二実施形態に用いる注出具を下方から見た斜視図、図6は本発明に係る蓋部材を備えた注出具付き容器の開封方法を説明する説明図であり、図中の1は蓋部材を備えた注出具付き容器、10はパウチ本体、11は上部熱融着部、12は下部熱融着部、13、14は側部熱融着部、15は凹部、20、20’は注出具、21は筒部、21aは注出口、22はフランジ部、23は接合部、24は脚部材、24aは支柱部、24bは脚部、25はバリアフィルム、Fは蓋部材、被覆部が二つに分かれた蓋部材、30は密封材、40はホルダー、41は第1の開口、42は第2の開口、43は被覆部、43aは分離された被覆部、44は上端部、45はヒンジ部、46は分離手段、47は密封材接合用フランジ部、48は指掛用凹部、49は垂下部、rは回転軸、50は積層体、51は外層、52は中間層、53は内層をそれぞれ示す。
密封材30は、ホルダー40の第1の開口41を塞ぐように第1の開口41の側の被覆部43の上端部44に接合されている。
被覆部43は、第1の開口41から第2の開口42の方向に被覆部43を分離する分離手段46を二つ備えており、第1の開口41の側の二つの分離手段46の上端間を結ぶ仮想線を回転軸rとして下部の第2の開口42の側から上部の第1の開口41の側に被覆部43を回転させたとき、分離手段46により被覆部43が二つに分離され、ホルダー40の被覆部43が分離手段46を介して二つに区画されるが、二つに区画された被覆部43は少なくとも密封材30で繋がった構造を備えている。
このような構造を備えた蓋部材Fは、注出口を有する容器の当該注出口を密封する蓋部材として好適に用いることができる。注出口を有する容器としては、紙製容器やプラスチックフィルムを主体とする積層体からなるパウチ(袋)状容器であってもよい。
被覆部43に備えられた分離手段46の第1の開口41の側の上端部にヒンジ部45を設けてもよい。ヒンジ部45は分離手段46の一方、もしくは両方に設けてもよい。
図1、図2には分離手段46としてスリットを設け、分離手段46の第1の開口41の側の上端部44に一対のヒンジ部45を対向して設けた例を示す。また、第1の開口41の側の二つの分離手段46の上端間を結ぶ仮想線(回転軸r)と直交する方向の被覆部43に第2の開口42の周縁から上に凹む一対の指掛用凹部48が対向して設けられている。指掛用凹部48は開封しやすいので設ける方が好ましい。
PET/DL/AL/DL/ON/DL/CPPまたはLLDPE
PET/DL/ON/DL/AL/DL/CPPまたはLLDPE
VMPET/DL/ON/DL/CPPまたはLLDPE
PET/DL/VMON/DL/CPPまたはLLDPE
VMPET/DL/CPPまたはLLDPE
VMON/DL/CPPまたはLLDPE
PET/DL/VMPET/DL/ON/DL/CPPまたはLLDPE
PBT/DL/AL/DL/CPPまたはLLDPE
PET:二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
PBT:二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム
ON :二軸延伸ナイロンフィルム
AL :アルミニウム箔
VMPET:酸化珪素または酸化アルミを蒸着したPET
VMON:酸化珪素または酸化アルミを蒸着したON
CPP:未延伸ポリプロピレンフィルム
LLDPE:線状低密度ポリエチレン
DL:接着剤(ドライラミネーション法)
具体的な積層構成を示す。内層側が注出口21a及び密封材接合用フランジ部47に熱融着される。
PET/AL/CPPまたはEPR(内層側)
PET/AL/ON/CPPまたはEPR(内層側)
VMPET/ON/CPPまたはEPR(内層側)
VMPET/CPPまたはEPR(内層側)
PBT/AL/CPPまたはEPR(内層側)
10 パウチ本体
11 上部熱融着部
12 下部熱融着部
13、14 側部熱融着部
15 凹部
20、20’ 注出具
21 筒部
21a 注出口
22 フランジ部
23 接合部
24 脚部材
24a 支柱部
24b 脚部
25 バリアフィルム
F 蓋部材
F’ 被覆部が二つに分かれた蓋部材
30 密封材
40 ホルダー
41 第1の開口
42 第2の開口
43 被覆部
43a 分離された被覆部
44 上端部
45 ヒンジ部
46 分離手段
47 密封材接合用フランジ部
48 指掛用凹部
49 垂下部
50 積層体
51 外層
52 中間層
53 内層
r 回転軸
Claims (3)
- 注出口を有する容器の当該注出口を密封する蓋部材であって、
前記蓋部材は、ホルダーと密封材からなり、
前記ホルダーは、上部に第1の開口、下部に第2の開口を備える中空体であり、上部の前記第1の開口の周縁と下部の前記第2の開口の周縁が被覆部で連設されており、
前記密封材は、前記第1の開口を塞ぐように前記第1の開口の側の前記被覆部の上端部に接合されており、
前記被覆部は、前記第1の開口から前記第2の開口の方向に前記被覆部を分離する分離手段を二つ備えており、前記第1の開口の側の前記分離手段の上端間を結ぶ仮想線を回転軸として下部の前記第2の開口の側から上部の前記第1の開口の側に前記被覆部を回転させたとき、前記分離手段により前記被覆部が二つに分離され、前記ホルダーの前記被覆部が前記分離手段を介して二つに区画されることを特徴とする蓋部材。 - 注出具を備えた注出具付き容器において、
前記注出具が、注出口を備えた筒部を備え、
前記注出具の前記注出口が請求項1に記載の前記蓋部材で密封された蓋部材を備えた注出具付き容器であって、
前記ホルダーの前記第1の開口の内径は前記注出口の外径と同じか、または前記注出口の外径より大きく、
前記密封材が、前記注出口に接合され前記注出口を密封していることを特徴とする蓋部材を備えた注出具付き容器。 - 内容物を収納するパウチ本体と、
注出口を備えた筒部と、前記筒部の下方に連設するフランジ部と、前記フランジ部の下方に連設する接合部と、を備えた注出具の前記注出口を請求項1に記載の前記蓋部材で密封された蓋部材を備えた注出具と、
を備え、前記パウチ本体に前記注出具の前記接合部が内容物を注出可能に接合されていることを特徴とする蓋部材を備えた注出具付き容器。
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JP2017023988A JP6880804B2 (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 蓋部材および蓋部材を備えた注出具付き容器 |
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