JP2018131052A - 車線逸脱抑制装置 - Google Patents

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明 永江
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亮 猪俣
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広矩 伊藤
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Masayuki Ikeda
将之 池田
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Abstract

【課題】バンク路を走行している車両に対しても車線逸脱抑制動作を適切に行う。【解決手段】車線逸脱抑制装置(17)は、現在走行している走行車線からの車両(1)の逸脱を抑制可能な抑制ヨーモーメント(Mtgt)が車両に付与されるように車輪(121)に制動力を付与する車線逸脱抑制動作を行う制御手段(172)と、車両のバンク角(Bk)が所定角度(TH)よりも大きい場合に、車線逸脱抑制動作によって制動力を付与しないように制御手段の動作を制限する制限手段(173)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、現在走行している走行車線からの車両の逸脱を抑制することが可能な車線逸脱抑制装置の技術分野に関する。
特許文献1には、ステアリングホイールの操舵角及び車速から算出される規範ヨーレートと走行中の車両に実際に発生する実ヨーレートとの偏差を吸収するように左右の駆動輪の駆動力の配分を変更するヨーレート制御装置が記載されている。特に、特許文献1に記載されたヨーレート制御装置は、バンクのある路面(特に、カーブ路であり、以下“バンク路”と称する)を車両が走行する場合には、バンクのない路面を車両が走行する場合と比較して、実ヨーレートが規範ヨーレートよりも大きくなりやすいことに着目し、路面の傾斜角に相当するバンク角が所定値以上になった場合に、ヨーレート制御を中止している。つまり、バンク路を走行している車両の実ヨーレートを低減する方向にヨーレート制御が行われることがない。その結果、車両がバンクを駆け上がるように挙動することに起因して運転者に与える違和感を低減することができる。
特許第5185792号公報
一方で、本願発明者等は、現在走行している走行車線からの車両の逸脱を抑制する車線逸脱抑制動作を行うことが可能な車線逸脱抑制装置の開発を進めている。特に、本願発明者等は、走行車線から車両が逸脱する可能性がある場合に、走行車線からの車両の逸脱を抑制可能な抑制ヨーモーメントが車両に付与されるように車輪に制動力を付与する車線逸脱抑制動作を行う車線逸脱抑制装置の開発を進めている。
車線逸脱抑制動作による制動力は、バンク路を車両が走行している間に当該車両に付与されることがある。しかしながら、バンク路を車両が走行している間に車線逸脱抑制動作によって制動力が付与されると、バンク路を車両が適切に走行できなくなる可能性がある。具体的には、バンク路を車両が走行している間に車線逸脱抑制動作によって制動力が付与されると、車両が減速する。車両が減速すると、バンクの傾斜に沿って当該バンクの上方向に車両を上げる力(典型的には、遠心力)もまた減少する。その結果、当該力の減少量とバンク角との関係によっては、車両が、バンクの傾斜に沿って当該バンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がある。
本発明は、バンク路を走行している車両に対しても車線逸脱抑制動作を適切に行うことが可能な車線逸脱抑制装置を提供することを課題とする。
本発明の車線逸脱抑制装置の一態様は、現在走行している走行車線からの車両の逸脱を抑制可能な抑制ヨーモーメントが前記車両に付与されるように車輪に制動力を付与する車線逸脱抑制動作を行う制御手段と、前記車両が走行している路面の傾斜角であるバンク角が所定角度よりも大きい場合に、前記車線逸脱抑制動作によって前記制動力を付与しないように前記制御手段の動作を制限する制限手段とを備える。
バンク角が所定角度よりも大きい場合には、仮に車両に対して車線逸脱抑制動作によって制動力が付与されてしまうと、車両がバンクの傾斜に沿って当該バンクの下方向にずり落ちてしまう可能性が相対的に高いと推定される。本発明の車線逸脱抑制装置の一態様によれば、この場合には、車線逸脱抑制動作によって制動力が付与されない。その結果、制動力の付与に起因して、車両がバンクの傾斜に沿って当該バンクの下方向にずり落ちてしまうことはない。従って、車線逸脱抑制装置は、バンク路を走行している車両に対しても車線逸脱抑制動作を適切に行うことができる。
図1は、本実施形態の車両の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の車線逸脱抑制動作の流れを示すフローチャートである。 図3は、バンク路を走行している車両を示す平面図及び正面図である。 図4は、第2の車線逸脱抑制動作の流れを示すフローチャートである。 図5は、制御ゲインとバンク角との間の関係を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の車線逸脱抑制装置の実施形態について説明する。以下では、本発明の車線逸脱抑制装置の実施形態が搭載された車両1を用いて説明を進める。
(1)車両1の構成
図1のブロック図を参照して、本実施形態の車両1の構成について説明する。図1に示すように、車両1は、ブレーキペダル111と、マスタシリンダ112と、ブレーキパイプ113FLと、ブレーキパイプ113RLと、ブレーキパイプ113FRと、ブレーキパイプ113RRと、左前輪121FLと、左後輪121RLと、右前輪121FRと、右後輪121RRと、ホイールシリンダ122FLと、ホイールシリンダ122RLと、ホイールシリンダ122FRと、ホイールシリンダ122RRと、ブレーキアクチュエータ13と、ステアリングホイール141と、振動アクチュエータ142と、車速センサ151と、車輪速センサ152と、ヨーレートセンサ153と、加速度センサ154と、カメラ155と、ディスプレイ161と、スピーカ162と、「車線逸脱抑制装置」の一具体例であるECU(Electronic Control Unit)17とを備えている。
ブレーキペダル111は、車両1を制動するためにドライバによって踏み込まれるペダルである。マスタシリンダ112は、マスタシリンダ112内のブレーキフルード(或いは、任意の流体)の圧力を、ブレーキペダル111の踏み込み量に応じた圧力に調整する。マスタシリンダ112内のブレーキフルードの圧力は、ブレーキパイプ113FL、113RL、113FR及び113RRを夫々介してホイールシリンダ122FL、122RL、122FR及び122RRに伝達される。このため、ホイールシリンダ122FL、122RL、122FR及び122RRに伝達されるブレーキフルードの圧力に応じた制動力が、夫々、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRに付与される。
ブレーキアクチュエータ13は、ECU17の制御下で、ブレーキペダル111の踏み込み量とは無関係に、ホイールシリンダ122FL、122RL、122FR及び122RRの夫々に伝達されるブレーキフルードの圧力を調整可能である。従って、ブレーキアクチュエータ13は、ブレーキペダル111の踏み込み量とは無関係に、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRの夫々に付与される制動力を調整可能である。
ステアリングホイール141は、車両1を操舵する(つまり、転舵輪を転舵する)ためにドライバによって操作される操作子である。尚、本実施形態では、転舵輪は、左前輪121FL及び右前輪121FRであるものとする。振動アクチュエータ142は、ECU17の制御下で、ステアリングホイール141を振動させることが可能である。
車速センサ151は、車両1の車速Vvを検出する。車輪速センサ152は、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRの夫々の車輪速Vwを検出する。ヨーレートセンサ153は、車両1のヨーレートγを検出する。加速度センサ154は、車両1の加速度G(具体的には、前後加速度Gx及び横加速度Gy)を検出する。カメラ155は、車両1の前方の外部状況を撮像する撮像機器である。車速センサ151から加速度センサ154の検出結果を示す検出データ及びカメラ155が撮像した画像を示す画像データは、ECU17に出力される。
ディスプレイ161は、ECU17の制御下で、任意の情報を表示可能である。スピーカ162は、ECU17の制御下で、任意の音声を出力可能である。
ECU17は、車両1の全体の動作を制御する。本実施形態では特に、ECU17は、現在走行している走行車線からの車両1の逸脱を抑制するための車線逸脱抑制動作を行う。従って、ECU17は、いわゆるLDA(Lane Departure Alert:レーンデパーチャーアラート)又はLDP(Lane Departure Prevention:レーンデパーチャープリベンション)を実現するための制御装置として機能する。
車線逸脱抑制動作を行うために、ECU17は、ECU17の内部に論理的に実現される処理ブロックとして、データ取得部171と、「制御手段」の一具体例であるLDA制御部172と、「制限手段」の一具体例であるLDA制限部173とを備えている。尚、データ取得部171、LDA制御部172及びLDA制限部173の夫々の動作については、後に図2等を参照しながら詳述するが、以下にその概略について簡単に説明する。データ取得部171は、車速センサ151から加速度センサ154の検出結果を示す検出データ及びカメラ155が撮像した画像を示す画像データを取得する。LDA制御部172は、データ取得部171が取得した検出データ及び画像データに基づいて、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性がある場合に、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRのうちの少なくとも一つに付与される制動力を用いて、走行車線からの車両1の逸脱を抑制可能な抑制ヨーモーメントが車両1に付与されるように、ブレーキアクチュエータ13を制御する。尚、本実施形態における「走行車線からの車両1の逸脱の抑制」とは、抑制ヨーモーメントが付与されていない場合に想定される走行車線からの車両1の逸脱距離と比較して、抑制ヨーモーメントが付与されている場合における走行車線からの車両1の実際の逸脱距離を小さくすることを意味する。LDA制限部173は、車両1が走行している路面の傾斜角に相当するバンク角Bkに基づいて、LDA制御部172の動作(具体的には、抑制ヨーモーメントを付与するためにブレーキアクチュエータ13を制御する動作)を制限する。
(2)車線逸脱抑制動作の詳細
続いて、ECU17が行う車線逸脱抑制動作について説明する。本実施形態では、ECU17は、第1の車線逸脱抑制動作及び第2の車線逸脱抑制動作の少なくとも一方を行う。従って、以下では、第1及び第2の車線逸脱抑制動作について順に説明する。
(2−1)第1の車線逸脱抑制動作
はじめに、図2を参照しながら、第1の車線逸脱抑制動作について説明する。図2は、第1の車線逸脱抑制動作の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、データ取得部171は、車速センサ151から加速度センサ154の検出結果を示す検出データ及びカメラ155が撮像した画像を示す画像データを取得する(ステップS10)。
その後、LDA制御部172は、ステップS10で取得された画像データを解析することで、車両1が現在走行している走行車線の車線端(本実施形態では、車線端の一例として白線が用いられる)を、カメラ155が撮像した画像内で特定する(ステップS20)。
その後、LDA制御部172は、ステップS20で特定した白線に基づいて、車両1が現在走行している走行車線の曲率半径Rを算出する(ステップS21)。尚、走行車線の曲率半径Rは、実質的には、白線の曲率半径と等価である。このため、LDA制御部172は、ステップS20で特定した白線の曲率半径を算出すると共に、当該算出した曲率半径を、走行車線の曲率半径Rとして取り扱ってもよい。但し、LDA制御部172は、GPS(Global Positioning System)用いて特定される車両1の位置情報及びナビゲーション動作に用いられる地図情報を用いて、車両1が現在走行している走行車線の曲率半径Rを算出してもよい。
LDA制御部172は、更に、ステップS20で特定した白線に基づいて、車両1の現在の横位置Xを算出する(ステップS22)。本実施形態の「横位置X」は、走行車線が延伸する方向(車線延伸方向)に直交する車線幅方向に沿った、走行車線の中央から車両1までの距離(典型的には、車両1の中央までの距離)を示す。この場合、走行車線の中央から右側に向かう方向及び左側に向かう方向のいずれか一方が、正の方向に設定され、走行車線の中央から右側に向かう方向及び左側に向かう方向のいずれか他方が、負の方向に設定されることが好ましい。後述する横速度Vlや、上述した抑制ヨーモーメント等のヨーモーメントや、上述した横加速度Gyや、上述したヨーレートγ等についても同様である。
LDA制御部172は、更に、ステップS20で特定した白線に基づいて、車両1の逸脱角度θを算出する(ステップS22)。本実施形態の「逸脱角度θ」は、走行車線と車両1の前後方向軸とがなす角度(つまり、白線と車両1の前後方向軸とがなす角度)を示す。
LDA制御部172は、更に、白線から算出された車両1の横位置Xの時系列データに基づいて、車両1の横速度Vlを算出する(ステップS22)。但し、LDA制御部172は、車速センサ151の検出結果及び算出した逸脱角度θと、加速度センサ154の検出結果の少なくとも一方に基づいて、車両1の横速度Vlを算出してもよい。本実施形態の「横速度Vl」は、車線幅方向に沿った車両1の速度を示す。
LDA制御部172は、更に、許容逸脱距離Dを設定する(ステップS23)。許容逸脱距離Dは、走行車線から車両1が逸脱する場合において走行車線からの車両1の逸脱距離(つまり、白線からの車両1の逸脱距離)の許容最大値を示す。このため、車線逸脱抑制動作は、走行車線からの車両1の逸脱距離が許容逸脱距離D内に収まるように、車両1に対して抑制ヨーモーメントを付与する動作となる。
LDA制御部172は、法規等の要請(例えば、NCAP:New Car Assessment Programmeの要請)を満たすという観点から許容逸脱距離Dを設定してもよい。この場合、法規等の要請を満たすという観点から設定された許容逸脱距離Dは、デフォルトの許容逸脱距離Dとして用いられてもよい。
その後、LDA制御部172は、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性があるか否かを判定する(ステップS24)。具体的には、LDA制御部172は、将来の横位置Xfを算出する。例えば、LDA制御部172は、車両1が現在の位置から前方注視距離に相当する距離を走行した時点における横位置Xを、将来の横位置Xfとして算出する。将来の横位置Xfは、現在の横位置Xに対して、横速度Vlと車両1が前方注視距離を走行するために必要な時間Δtとの乗算値を加算又は減算することで算出可能である。その後、LDA制御部172は、将来の横位置Xfの絶対値が逸脱閾値以上であるか否かを判定する。車両1が車線延伸方向に平行な方向を向いていると仮定する場合、逸脱閾値は、例えば、走行車線の幅及び車両1の幅に基づいて定まる値(具体的には、(走行車線の幅−車両1の幅)/2)である。この場合、将来の横位置Xfの絶対値が逸脱閾値と一致する状況は、車線幅方向に沿った車両1の側面(例えば、走行車線の中央から遠い方の側面)が白線上に位置する状況に相当する。将来の横位置Xfの絶対値が逸脱閾値より大きくなる状況は、車線幅方向に沿った車両1の側面(例えば、走行車線の中央から遠い方の側面)が白線の外側に位置する状況に相当する。このため、将来の横位置Xfの絶対値が逸脱閾値以上でない場合には、LDA制御部172は、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性がないと判定する。一方で、将来の横位置Xfの絶対値が逸脱閾値以上となる場合には、LDA制御部172は、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定する。但し、実際には車両1が車線延伸方向に平行でない方向を向いている場合もあるため、逸脱閾値として、上述の例とは異なる任意の値が用いられてもよい。
尚、ここで説明した動作は、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性があるか否かを判定する動作の一例に過ぎない。従って、LDA制御部172は、任意の判定基準を用いて、現在走行している走行車線から車両1が逸脱する可能性があるか否かを判定してもよい。尚、「走行車線から車両1が逸脱する可能性がある」状況の一例として、近い将来に(例えば、上述した前方注視距離に相当する距離を走行した時点で)車両1が白線を跨ぐ又は踏む状況があげられる。
ステップS24の判定の結果、走行車線から車両1が逸脱する可能性がないと判定される場合には(ステップS24:No)、図2に示す車線逸脱抑制動作が終了する。従って、走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定される場合に行われる動作(ステップS25からステップS31)は行われない。つまり、LDA制御部172は、抑制ヨーモーメントを車両1に付与しない(つまり、抑制ヨーモーメントを車両1に付与可能な制動力を付与しない)ように、ブレーキアクチュエータ13を制御する。更に、LDA制御部172は、走行車線から車両1が逸脱する可能性がある旨を、ドライバに対して警告しない。
図2に示す車線逸脱抑制動作が終了した場合には、ECU17は、所定期間(例えば、数ミリ秒から数十ミリ秒)が経過した後に再度図2に示す車線逸脱抑制動作を開始する。つまり、図2に示す車線逸脱抑制動作は、所定期間に応じた周期で繰り返し行われる。尚、所定期間は、図2に示す車線逸脱抑制動作を繰り返し行うデフォルトの周期に相当する期間である。
他方で、ステップS24の判定の結果、走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定される場合には(ステップS24:Yes)、LDA制御部172は、走行車線から車両1が逸脱する可能性がある旨を、ドライバに対して警告する(ステップS25)。例えば、LDA制御部172は、走行車線から車両1が逸脱する可能性があることを示す画像を表示するように、ディスプレイ161を制御してもよい。或いは、例えば、LDA制御部172は、上述したようにディスプレイ161を制御することに加えて又は代えて、走行車線から車両1が逸脱する可能性があることをステアリングホイール141の振動でドライバに伝えるように、振動アクチュエータ142を制御してもよい。或いは、例えば、LDA制御部172は、上述したようにディスプレイ161及び振動アクチュエータ142の少なくとも一方を制御することに加えて又は代えて、走行車線から車両1が逸脱する可能性があることを警報音でドライバに伝えるように、スピーカ(いわゆる、ブザー)162を制御してもよい。
走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定される場合には、更に、LDA制御部172は、抑制ヨーモーメントを車両1に付与可能な制動力を付与するように、ブレーキアクチュエータ13を制御する(ステップS26からステップS29)。但し、バンクのある路面(具体的には、車両1の上面図及び正面図である図3に示すように、路面の内側を下げた又は路面の外側を上げた構造を有する路面であり、以下、“バンク路”と称する)を走行している車両1に対して抑制ヨーモーメントを付与可能な制動力が付与されると、車両1は、バンク路を適切に走行できなくなる可能性がある。具体的には、バンク路を車両1が走行している間に制動力が付与されると、車両1が減速する。車両1が減速すると、バンクの傾斜に沿って当該バンクの上方向(図3に示す例では、正面図の右上の方向)に車両1を上げるように作用する遠心力もまた減少する。その結果、遠心力の減少量と車両1のバンク角Bkとの関係によっては、車両1が、バンクの傾斜に沿って当該バンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、LDA制限部173は、車両1が走行している路面の傾斜角に相当するバンク角Bkに基づいて、LDA制御部172が制動力を付与する(つまり、抑制ヨーモーメントを付与する)ことを許可するか又は制限するかを決定する。具体的には、LDA制限部173は、バンク角Bkが所定角度THよりも大きい場合には、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性が相対的に高いとみなす。この場合、LDA制限部173は、LDA制御部172が制動力を付与することを制限する(言い換えれば、許可しない)。その結果、LDA制御部172は、走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定される場合であっても、制動力(つまり、抑制ヨーモーメント)を付与しない。一方で、LDA制限部173は、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合には、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がない(或いは、相対的に低い)とみなす。この場合、LDA制限部173は、LDA制御部172が制動力を付与することを許可する(言い換えれば、制限しない)。その結果、LDA制御部172は、走行車線から車両1が逸脱する可能性があると判定されたことに応答して、制動力(つまり、抑制ヨーモーメント)を付与する。
LDA制御部172が制動力を付与することを許可するか又は制限するかをバンク角Bkに基づいて決定するために、まず、LDA制限部173は、バンク角Bkを推定する(ステップS30)。本実施形態では、図3に示すように、バンク角Bkは、車両1が走行している路面の水平面に対する傾斜角(つまり、片勾配の傾斜角)と等価である。言い換えれば、バンク角Bkは、車両1が走行している路面が水平面に対してなす角度と等価である。更に言い換えれば、バンク角Bkは、水平面上に位置する車両1のロール角を基準値である0度とした場合の車両1の実際のロール角と実質的には等価である。バンク角Bkは、バンク路を車両1が走行している場合に0度よりも大きな値になる。バンクは、典型的には、図3に示すように、カーブ路に相当する路面に形成される。
LDA制限部173は、バンク角Bkの推定方法としては、既存の方法(例えば、特許文献1に記載された方法)を採用可能である。このため、本実施形態では、バンク角Bkの推定方法の詳細な説明は省略する。一例として、例えば、LDA制限部173は、車速Vv、横加速度Gy及びヨーレートγに基づいてバンク角Bkを推定する。
その後、LDA制限部173は、ステップS30で推定したバンク角Bkが所定角度THよりも大きいか否かを判定する(ステップS31)。上述したように、所定角度THは、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性の有無(或いは、高低)をバンク角Bkから判定するために用いられるパラメータである。このため、所定角度THには、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性が相対的に高くなるバンク角Bkと、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がない(或いは、相対的に低くなる)バンク角Bkとを区別可能な適切な値が設定されることが好ましい。尚、上述したように、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまうか否かは、バンク角Bkのみならず、車両1の遠心力によっても左右される。遠心力は、車速Vv及び車両1が走行している走行車線の曲率半径に応じて変動する。従って、LDA制限部173は、ステップS10で取得される車速Vv及びステップS21で算出される曲率半径の少なくとも一方に基づいて、所定角度THを適宜調整してもよい。
ステップS31の判定の結果、バンク角Bkが所定角度THより大きいと判定された場合には(ステップS31:Yes)、LDA制限部173は、LDA制御部172が制動力を付与することを許可しない。このため、LDA制御部172は、制動力(つまり、抑制ヨーモーメント)を付与しない。つまり、LDA制御部172は、後述するステップS26からステップS29の動作を行うことなく、図2に示す車線逸脱抑制動作を終了する。
他方で、ステップS31の判定の結果、バンク角Bkが所定角度THより小さいと判定された場合には(ステップS31:No)、LDA制限部173は、LDA制御部172が制動力を付与することを許可する。このため、LDA制御部172は、制動力(つまり、抑制ヨーモーメント)を付与する(ステップS26からステップS29)。
具体的には、車両1が走行車線から逸脱する可能性がある場合には、車両1は、走行車線の中央から離れるように走行している可能性が高い。このため、車両1の走行軌跡が、走行車線の中央から離れるように走行する走行軌跡から、走行車線の中央に向かって走行する走行軌跡に変更されれば、走行車線からの車両1の逸脱が抑制される。このため、LDA制御部172は、検出データ、画像データ、特定した白線、算出した曲率半径R、算出した横位置X、算出した横速度Vl、算出した逸脱角度θ及び設定した許容逸脱距離Dに基づいて、走行車線の中央から離れるように走行していた車両1が走行車線の中央に向かうように走行することになる新たな走行軌跡を算出する。このとき、LDA制御部172は、ステップS23で設定した許容逸脱距離Dの制約を満たす新たな走行軌跡を算出する。更に、LDA制御部172は、算出した新たな走行軌跡を走行する車両1に発生すると推定されるヨーレートを、目標ヨーレートγtgtとして算出する(ステップS26)。
その後、LDA制御部172は、車両1に目標ヨーレートγtgtを発生させるために車両1に付与するべきヨーモーメントを、目標ヨーモーメントMtgtとして算出する(ステップS27)。尚、目標ヨーモーメントMtgtは、抑制ヨーモーメントと等価である。
その後、LDA制御部172は、目標ヨーモーメントMtgtを車両1に付与することが可能な制動力を算出する。この場合、LDA制御部172は、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRの夫々に付与される制動力を個別に算出する。その後、LDA制御部172は、算出した制動力を発生させるために必要なブレーキフルードの圧力を指定する圧力指令値を算出する(ステップS28)。この場合、LDA制御部172は、ホイールシリンダ122FL、122RL、122FR及び122RRの夫々の内部でのブレーキフルードの圧力を指定する圧力指令値を個別に算出する。
例えば、車両1の進行方向に対して右側に位置する白線を跨いで車両1が走行車線から逸脱する可能性があると判定される場合には、走行車線からの車両1の逸脱を抑制するためには、車両1の進行方向に対して左側に向けて車両1を偏向させることが可能な抑制ヨーモーメントが車両1に付与されればよい。この場合には、右前輪121FR及び右後輪121RRに制動力が付与されない一方で左前輪121FL及び左後輪121RLの少なくとも一方に制動力が付与されれば、又は、右前輪121FR及び右後輪121RRの少なくとも一方に相対的に小さい制動力が付与される一方で左前輪121FL及び左後輪121RLの少なくとも一方に相対的に大きい制動力が付与されれば、左側に向けて車両1を偏向させることが可能な抑制ヨーモーメントが車両1に付与される。車両1の進行方向に対して左側の白線を跨いで車両1が走行車線から逸脱する可能性があると判定される場合には、逆に、左前輪121FL及び左後輪121RLに制動力が付与されない一方で右前輪121FR及び右後輪121RRの少なくとも一方に制動力が付与されれば、又は、左前輪121FL及び左後輪121RLの少なくとも一方に相対的に小さい制動力が付与される一方で右前輪121FR及び右後輪121RRの少なくとも一方に相対的に大きい制動力が付与されれば、車両1の進行方向に対して右側に向けて車両1を偏向させることが可能な抑制ヨーモーメントが車両1に付与される。
その後、LDA制御部172は、ステップS28で算出した圧力指令値に基づいて、ブレーキアクチュエータ13を制御する。従って、圧力指令値に応じた制動力が、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRのうちの少なくとも一つに付与される(ステップS29)。その結果、車両1には目標ヨーモーメントMtgtと等価な抑制ヨーモーメントが付与されるがゆえに、走行車線からの車両1の逸脱が抑制される。
尚、ステップS31の判定の結果、バンク角Bkが所定角度THと同じであると判定された場合には、LDA制御部172は、抑制ヨーモーメントを付与するための制動力を付与してもよいし、付与しなくてもよい。
以上説明したように、第1の車線逸脱抑制動作によれば、バンク角Bkが所定角度THよりも大きい場合には、車線逸脱抑制動作に起因した制動力が車両1に付与されることはない。その結果、制動力の付与に起因して、車両1がバンクの傾斜に沿って当該バンクの下方向にずり落ちてしまうことはない。従って、ECU17は、バンク路を走行している車両1に対しても車線逸脱抑制動作を適切に行うことができる。
(2−2)第2の車線逸脱抑制動作
上述した第1の車線逸脱抑制動作では、LDA制限部173は、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合には、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がない(或いは、相対的に低い)とみなしている。その結果、LDA制御部172は、目標ヨーモーメントMtgt(つまり、抑制ヨーモーメント)を付与するための制動力を車両1に付与している。しかしながら、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合であっても、バンク角Bkが0度よりも大きければ、制動力の付与に起因した減速量(つまり、遠心力の減少量)によっては、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性が多少なりともある。
そこで、第2の車線逸脱抑制動作では、LDA制御部172は、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合には、目標ヨーモーメントMtgtを付与するための制動力(以下、“目標制動力”と称する)よりも小さな制動力を車両1に付与する。つまり、第2の車線逸脱抑制動作は、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合に目標制動力の付与を許可する第1の車線逸脱抑制動作と比較して、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合には目標制動力の付与を許可しないものの目標制動力よりも小さな制動力の付与を許可するという点で異なる。その結果、第2の車線逸脱抑制動作によれば、第1の車線逸脱抑制動作と比較して、車両1に付与される制動力が小さくなるがゆえに、バンクの傾斜に沿って当該バンクの上方向に車両1を上げるように作用する遠心力の減少量もまた小さくなる。このため、バンク角Bkが所定角度THよりも小さい場合において、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がより一層低くなる。
以下、図4を参照しながら、第2の車線逸脱抑制動作について説明する。図4は、第2の車線逸脱抑制動作の流れを示すフローチャートである。尚、第1の車線逸脱抑制動作中の処理と同様の処理については、同一のステップ番号を付してその詳細な説明を省略する。
図4に示すように、第2の車線逸脱抑制動作においても、上述したステップS10からステップ30までの処理が行われる。
第2の車線逸脱抑制動作では、ステップS30においてバンク角Bkが推定された後、LDA制限部173は、推定したバンク角Bkに基づいて、車両1に付与される制動力の大きさを規定する制御ゲインKを算出する(ステップS40)。LDA制限部173は、(i)バンク角Bkが所定角度TH以上となる場合には、制御ゲインKが0になり、(ii)バンク角Bkが0より大きく且つ所定角度THより小さい場合に、バンク角Bkが小さくなるほど制御ゲインKが0から1の間の範囲で大きくなり、(iii)バンク角Bkが0度となる場合に、制御ゲインKが1になるように、制御ゲインKを算出する。この場合、LDA制限部173は、制御ゲインKとバンク角Bkとの関係を規定するマップ等(図5参照)に基づいて、制御ゲインKを算出してもよい。
その後、LDA制御部172は、目標ヨーレートγtgtを算出し(ステップS26)、目標ヨーモーメントMtgtを算出する(ステップS27)。その後、LDA制御部172は、ステップS27で算出した目標ヨーモーメントMtgtに対してステップS40で算出した制御ゲインKを掛け合わせることで、最終目標ヨーモーメントMtgt_finalを算出する(ステップS41)。その後、LDA制御部172は、最終目標ヨーモーメントMtgt_finalを車両1に付与することが可能な制動力を算出する。その後、LDA制御部172は、算出した制動力を発生させるために必要なブレーキフルードの圧力を指定する圧力指令値を算出する(ステップS28)。その後、LDA制御部172は、ステップS28で算出した圧力指令値に基づいて、ブレーキアクチュエータ13を制御する。従って、圧力指令値に応じた制動力が、左前輪121FL、左後輪121RL、右前輪121FR及び右後輪121RRのうちの少なくとも一つに付与される(ステップS29)。その結果、車両1には最終目標ヨーモーメントMtgt_finalと等価な抑制ヨーモーメントが付与されるがゆえに、走行車線からの車両1の逸脱が抑制される。
バンク角Bkが所定角度TH以上となる場合には、制御ゲインKが0になる。このため、最終目標ヨーモーメントMtgt_finalもまた、ゼロになる。その結果、第2の車線逸脱抑制動作によっても、第1の車線逸脱抑制動作と同様に、バンク角Bkが所定角度THより大きい場合に車両1に制動力が付与されることはない。つまり、第2の車線逸脱抑制動作においても、第1の車線逸脱抑制動作と同様に、LDA制限部173は、バンク角Bkが所定角度THより大きい場合に0となる制御ゲインKを算出することで、実質的には、LDA制御部172による制動力の付与を許可しないと言える。
バンク角Bkが0度となる場合には、制御ゲインKが1になる。このため、最終目標ヨーモーメントMtgt_finalは、目標ヨーモーメントMtgtと一致する。その結果、第2の車線逸脱抑制動作によっても、第1の車線逸脱抑制動作と同様に、バンク角Bkが0度となる場合に、目標ヨーモーメントMtgtを付与するための制動力が車両1に付与される。つまり、第2の車線逸脱抑制動作においても、第1の車線逸脱抑制動作と同様に、LDA制限部173は、バンク角Bkが0度となる場合に1となる制御ゲインKを算出することで、実質的には、LDA制御部172による制動力の付与を許可すると言える。
バンク角Bkが0度より大きく且つ所定角度THより小さい場合には、制御ゲインKは、バンク角Bkが小さくなるほど大きくなる。このため、バンク角Bkが小さくなるほど最終目標ヨーモーメントMtgt_finalが大きくなる。言い換えれば、バンク角Bkが大きくなるほど最終目標ヨーモーメントMtgt_finalが小さくなる。ここで、制動力が付与される時点での車速Vvが同一であり且つ制動力の付与による車速Vvの減少量が同一である(つまり、制動力の付与による遠心力の減少量が同一である)という前提の下では、バンク角Bkが大きくなるほど、車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性が高くなる。逆に言えば、バンク角Bkが大きくなるほど車速Vvの減少量(つまり、遠心力の減少量)が少なくなれば、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がバンク角Bkに応じて高くなることが効率的に抑制可能である。つまり、バンク角Bkが大きくなるほど車両1に付与される制動力が小さくなれば、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がバンク角Bkに応じて高くなることが効率的に抑制可能である。そうすると、上述したようにバンク角Bkが大きくなるほど小さくなる制御ゲインKが算出される第2の車線逸脱抑制動作によれば、バンク角Bkが大きくなるほど最終目標ヨーモーメントMtgt_finalが小さくなる(つまり、車両1に付与される制動力が小さくなる)ため、制動力の付与によって車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまう可能性がバンク角Bkに応じて高くなることが効率的に抑制可能である。つまり、第2の車線逸脱抑制動作によれば、第1の車線逸脱抑制動作と同様に車両1がバンクの下方向にずり落ちてしまうことをより一層適切に防止することができる。
尚、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車線逸脱抑制装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
1 車両
13 ブレーキアクチュエータ
17 ECU
172 LDA制御部
173 LDA制限部

Claims (1)

  1. 現在走行している走行車線からの車両の逸脱を抑制可能な抑制ヨーモーメントが前記車両に付与されるように車輪に制動力を付与する車線逸脱抑制動作を行う制御手段と、
    前記車両が走行している路面の傾斜角であるバンク角が所定角度よりも大きい場合に、前記車線逸脱抑制動作によって前記制動力を付与しないように前記制御手段の動作を制限する制限手段と
    を備えることを特徴とする車線逸脱抑制装置。
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