JP2018130815A - 穴径拡大用の環状ドリル - Google Patents

穴径拡大用の環状ドリル Download PDF

Info

Publication number
JP2018130815A
JP2018130815A JP2017028188A JP2017028188A JP2018130815A JP 2018130815 A JP2018130815 A JP 2018130815A JP 2017028188 A JP2017028188 A JP 2017028188A JP 2017028188 A JP2017028188 A JP 2017028188A JP 2018130815 A JP2018130815 A JP 2018130815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting edge
axial direction
annular drill
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017028188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6675999B2 (ja
Inventor
廣澤 清
Kiyoshi Hirosawa
清 廣澤
栄二 曽根
Eiji Sone
栄二 曽根
芳朗 大槻
Yoshiro Otsuki
芳朗 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKURA SEIKI Co Ltd
Original Assignee
IKURA SEIKI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IKURA SEIKI Co Ltd filed Critical IKURA SEIKI Co Ltd
Priority to JP2017028188A priority Critical patent/JP6675999B2/ja
Publication of JP2018130815A publication Critical patent/JP2018130815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6675999B2 publication Critical patent/JP6675999B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、既存の穴の径を拡大する際、ガイドピンを作成する必要がない、比較的低コストな環状ドリルを提供することである。【解決手段】本発明は、軸線方向に延び、回転駆動部に接続されるシャフト部と、前記シャフト部から先端側に延長する筒状の刃先保持部と、前記刃先保持部の先端面に、周方向に間隔をおいて設けられた刃先部と、を備えており、前記刃先部は、周方向にそれぞれ所定の個数ずつ交互に配置された、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した主刃先部と、前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部と、を有していることを特徴とする環状ドリルである。【選択図】図4

Description

本発明は、既存の穴の径を拡大するために有用な環状ドリルに関する。
環状ドリルは、穴をあけるために広く用いられている。図9に示すように、従来の環状ドリル50は、軸線方向に延びて回転駆動部に接続されるシャフト部51と、シャフト部51から先端側に延長する筒状の刃先保持部52と、刃先保持部52の先端面に周方向に間隔をおいて設けられた6個または8個の刃先部53と、を備えている。
各刃先部53は、シャフト部51の軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した面を有している。そして、シャフト部51が回転駆動部に接続され、当該回転駆動部よって回転駆動されることによって、各刃先部53の僅かに傾斜または湾曲した面の縁部が切削縁として機能して、加工対象物を穿孔することができる(図10及び図11参照)。
また、シャフト部51を貫通するセンターピン57を併用することによって、穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)をすることができる。センターピン57は、例えばバネ等を介して保持されていて、シャフト部51に対して摺動移動可能となっており、穿孔直後の材料排出機能をも担うことができる(図11参照)。
ところで、既存の穴の径を拡大するために環状ドリルを利用する際には、センターピン57を活用することができない。そこで、図12に示すように、既存の穴の径に適合するようなガイドピン58を、例えばセンターピン57を改造して作成して、図13及び図14に示すように、既存の穴に対する当該ガイドピン58の摺動を利用することで位置合わせ(中心軸合わせ)を実現している。
その他、特許文献1には、拡径用ドリルビットの発明が開示されている。
国際公開公報 WO2014/129119A1
既存の穴の径を拡大する際、ガイドピン58を作成してその摺動を利用しながら環状ドリルを利用することは、穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)にとって有効で、広く活用されている。
しかしながら、既存の穴の径に対応するようにガイドピン58を作成する必要があるため、加工の準備が面倒である。
一方、特許文献1に開示された拡径用ドリルビットは、構造が複雑であるため、コストも高い。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、既存の穴の径を拡大する際、ガイドピンを作成する必要がない、比較的低コストな環状ドリルを提供することである。
本発明は、軸線方向に延び、回転駆動部に接続されるシャフト部と、前記シャフト部から先端側に延長する筒状の刃先保持部と、前記刃先保持部の先端面に、周方向に間隔をおいて設けられた刃先部と、を備えており、前記刃先部は、周方向にそれぞれ所定の個数ずつ交互に配置された、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した主刃先部と、前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部と、を有していることを特徴とする環状ドリルである。
本発明によれば、刃先部が、軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部を有することにより、当該副刃先部が既存の穴の内径に沿った状態を維持しながら加工が進行がするため、そのことによって自動的に穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。すなわち、ガイドピンを作成する必要なく、穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。
さらに、構成がシンプルであるため、本発明の環状ドリルは比較的低コストに製造することができる。例えば、各主刃先部及び各副刃先部を、刃先保持部とは別個に製造しておいて、ろう付け等によって所望の位置姿勢で刃先保持部に固定することで、本発明の環状ドリルを低コストに製造することができる。
例えば、φ20程度の既存の穴径を拡大する場合には、6枚刃の環状ドリルを利用することが好ましい。6枚刃の環状ドリルにおいては、刃先部は、周方向にそれぞれ1個ずつ交互に配置された、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した3個の主刃先部と、前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている3個の面取り刃状の副刃先部と、を有する。
あるいは、φ30程度の既存の穴径を拡大する場合には、8枚刃の環状ドリルを利用することが好ましい。8枚刃の環状ドリルにおいては、刃先部は、周方向にそれぞれ1個ずつ交互に配置された、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した4個の主刃先部と、前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている4個の面取り刃状の副刃先部と、を有する。
また、本発明において、前記主刃先部の各々は、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲して、外周側の方が高くなっていることが好ましい(これは、従来の多くの環状ドリルの刃先部が採用している特徴でもある)。
また、本発明において、前記主刃先部の各々が、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲しているというのは、例えば、前記軸線方向に対して垂直な面から10°未満の角度範囲で傾斜または湾曲した面を有していることを意味する。
また、本発明において、前記副刃先部の各々が、前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲しているというのは、例えば、前記軸線方向に対して垂直な面から30°〜60°の角度範囲、特には45°、で傾斜または湾曲した面を有していることを意味する。
本発明によれば、刃先部が、軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部を有することにより、当該副刃先部が既存の穴の内径に沿った状態を維持しながら加工が進行がするため、そのことによって自動的に穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。すなわち、ガイドピンを作成する必要なく、穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。
さらに、構成がシンプルであるため、本発明の環状ドリルは比較的低コストに製造することができる。例えば、各主刃先部及び各副刃先部を、刃先保持部とは別個に製造しておいて、ろう付け等によって所望の位置姿勢で刃先保持部に固定することで、本発明の環状ドリルを低コストに製造することができる。
本発明の一実施形態に係る環状ドリルの平面図である。 図1の環状ドリルの主刃先部の正面図である。 図1の環状ドリルの主刃先部の側面図である。 図1の環状ドリルの副刃先部の正面図である。 図1の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径前の状態を示す概略断面図。 図1の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径中の状態を示す概略断面図。 図1の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径後の状態を示す概略断面図。 本発明の他の実施形態に係る環状ドリルの平面図である。 従来の環状ドリルを用いた穴あけ加工を説明する図であって、穴あけ前の状態を示す概略断面図。 従来の環状ドリルを用いた穴あけ加工を説明する図であって、穴あけ中の状態を示す概略断面図。 従来の環状ドリルを用いた穴あけ加工を説明する図であって、穴あけ後の状態を示す概略断面図。 従来の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径前の状態を示す概略断面図。 従来の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径中の状態を示す概略断面図。 従来の環状ドリルを用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図であって、拡径後の状態を示す概略断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る環状ドリル10の平面図であり、図2は、図1の環状ドリル10の主刃先部15の正面図であり、図3は、図1の環状ドリル10の主刃先部11の側面図である。また、図4は、図1の環状ドリル10の副刃先部16の正面図である。また、図5乃至図7は、図1の環状ドリル10を用いて既存の穴の径を拡大する加工を説明する図である。詳しくは、図5は、拡径前の状態を示す概略断面図であり、図6は、拡径中の状態を示す概略断面図であり、図7は、拡径後の状態を示す概略断面図である。
図1乃至図7に示すように、本実施形態の環状ドリル10は、軸線方向に延びて回転駆動部(不図示)に接続されるシャフト部11と、シャフト部11から先端側に延長する円筒状の刃先保持部12と、刃先保持部12の先端面に周方向に間隔をおいて設けられた6個の刃先部13と、を備えている。
また、シャフト部11を貫通するセンターピン17が設けられている。センターピン17は、例えばバネ等(不図示)を介して保持されていて、シャフト部11に対して摺動移動可能となっており、穿孔加工を実施する際の位置合わせ(中心軸合わせ)機能と材料排出機能とを担っている(図9乃至図11参照)。
そして、本実施形態の環状ドリル10における刃先部13は、周方向に60°毎にそれぞれ1個ずつ交互に、3個の主刃先部15と、3個の副刃先部16と、を有している。
3個の主刃先部15の各々は、シャフト部11の軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した面を有している。まず、本実施形態の各主刃先部15について、図1乃至図3を参照して、具体的に説明する(なお、図1乃至図3は、それぞれ縮尺が異なっている)。
各主刃先部15は、略平坦面からなる正面を有している。ここで、正面とは、環状ドリルの回転方向に見て前方側に位置する面である。図2は、シャフト部11の軸線方向に垂直であって(図1の面内にあって)且つ当該正面の上端縁(切削縁である)15eに対して垂直な方向(図1の矢印A方向)から見た主刃先部15の図(正面図)である。図2に示すように、当該正面における主刃先部15の幅w1は、約3.5mmであり、外周端における高さh1は、約3.5mmであり、上端縁(切削縁)15eは、外周側から内周側へと約2°の傾斜で下がっている。
また、図3は、シャフト部11の軸線方向に垂直であって且つ当該正面の上端縁(切削縁である)に対して平行な方向(図1の矢印B方向)から見た主刃先部15の図(側面図)である。図3に示すように、上端縁(切削縁)15eから環状ドリルの回転方向に見て後方側に延在する主刃先部15の上面15uは、前方側から後方側へと約4〜6°の傾斜で下がっている。
次に、3個の副刃先部16の各々は、シャフト部11の軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して内周側の方が高くなっている面取り刃状の面を有している。本実施形態の各副刃先部16について、図1及び図4を参照して、具体的に説明する(なお、図1乃至図4は、それぞれ縮尺が異なっている)。
各副刃先部16は、湾曲面からなる正面を有している。ここで、正面とは、環状ドリルの回転方向に見て前方側に位置する面である。図4は、シャフト部11の軸線方向に垂直であって(図1の面内にあって)且つ当該正面の上端縁(切削縁である)16eに対して略垂直な方向(図1の矢印C方向)から見た副刃先部16の図(正面図)である。図4に示すように、当該正面における副刃先部16の幅w2は、約3.5mmであり、内周端における高さh2は、約6.0mmであり、主刃先部15の外周端の高さよりも約2.5mmだけ高くなっている。また、上端縁(切削縁)16eは、内周側から外周側へと約45°の傾斜で下がっている。
また、図示はされていないが、上端縁(切削縁)16eから環状ドリルの回転方向に見て後方側に延在する副刃先部16の面は、前方側から後方側へと下がるように傾斜ないし湾曲している。
以上のような主刃先部15及び副刃先部16が、刃先保持部13に対して、ろう付け等によって所望の位置姿勢で固定されている。本実施形態では、図1に示すように、環状ドリルの径方向に対して各上端縁(切削縁)15e、16eの内周側が2°だけ回転方向の後方側に後退した傾斜姿勢で、主刃先部15及び副刃先部16が刃先保持部12に固定されている。
また、主刃先部15及び副刃先部16の内周側は、半径r1(本実施形態では約6.3mm)の円筒面に倣うように仕上げられており、主刃先部15及び副刃先部16の外周側は、半径r4(本実施形態では約10.0mm)の円筒面に倣うように仕上げられている。なお、本実施形態では、刃先保持部13の内径r2は、約6.5mmであり、刃先保持部13の外径r3は、約9.8mmである。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施形態の環状ドリル10は、シャフト部11が回転駆動部(不図示)に接続され、当該回転駆動部よって回転駆動されることによって、各主刃先部15の上端縁15e及び各副刃先部16の上端縁16eが切削縁として機能して、既存の穴の径を拡大する加工を実施することができる(図5乃至図7参照)。
この時、副刃先部16の切削縁16eが既存の穴の内に沿った状態を維持しながら加工が進行がするため、自動的に穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。
また、加工中に発生する切屑や切粉は、主刃先部15と副刃先部16との間の間隙から効果的に排出される。
以上に説明した通り、本実施形態の環状ドリル10によれば、刃先部14が、軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部16を有することにより、当該副刃先部16の切削縁16eが既存の穴の内径に沿った状態を維持しながら加工が進行がするため、そのことによって自動的に穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。すなわち、ガイドピンを作成する必要なく、穿孔時の位置合わせ(中心軸合わせ)が達成される。
更に、本実施形態の環状ドリル10は、構成がシンプルであるため、比較的低コストに製造することができる。具体的には、前述のように、各主刃先部15及び各副刃先部16を刃先保持部13とは別個に製造しておいて、ろう付け等によって所望の位置姿勢で刃先保持部13に固定することで、環状ドリル10を低コストに製造することができる。
なお、本件発明者は、6個全ての刃先部14を副刃先部16とした比較品を製造し、その性能についても評価したが、加工時の切削抵抗が高過ぎて、環状ドリルとしての寿命が著しく短くなってしまうことが確認された。
また、本件発明者の知見によれば、刃先部14の数については、加工対象の穴径がφ20程度であれば6個(6枚刃)が好ましく、加工対象の穴径がφ30程度であれば8個(8枚刃)が好ましい。更に大径の穴を拡大するためには、刃先部14の数は、10個以上の偶数個であることが好ましい。
図8は、本発明の他の実施形態に係る8枚刃の環状ドリル20の平面図である。本実施形態の環状ドリル20における刃先部24は、周方向に45°毎にそれぞれ1個ずつ交互に、4個の主刃先部25と、4個の副刃先部26と、を有している。
主刃先部25及び副刃先部26の各要素の寸法は、図1乃至図4を参照して説明した各寸法と同様であり、主刃先部25及び副刃先部26の各要素間の角度も、図1乃至図4を参照して説明した角度と同様である。
本実施形態の環状ドリル20によっても、シャフト部が回転駆動部(不図示)に接続され、当該回転駆動部よって回転駆動されることによって、各主刃先部25の上端縁及び各副刃先部26の上端縁が切削縁として機能して、既存の穴の径を拡大する加工を実施することができる。
なお、以上の各実施形態では、1個の主刃先部15、25と1個の副刃先部16、26とが交互に配置されているが、2個の主刃先部と1個の副刃先部とが交互に配置されて、刃先部の数が6(60°おき)、9(40°おき)、12(30°おき)・・・といった3の倍数である態様等も採用可能である。
10 環状ドリル
11 シャフト部
12 刃先保持部
13 刃先部
15 主刃先部
15e 上端縁(切削縁)
15u 上面
16 副刃先部
16e 上端縁(切削縁)
20 環状ドリル
25 主刃先部
26 副刃先部
50 環状ドリル
51 シャフト部
52 刃先保持部
53 刃先部
57 センターピン
58 ガイドピン

Claims (6)

  1. 軸線方向に延び、回転駆動部に接続されるシャフト部と、
    前記シャフト部から先端側に延長する筒状の刃先保持部と、
    前記刃先保持部の先端面に、周方向に間隔をおいて設けられた刃先部と、
    を備えており、
    前記刃先部は、周方向にそれぞれ所定の個数ずつ交互に配置された、
    前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した主刃先部と、
    前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている面取り刃状の副刃先部と、
    を有している
    ことを特徴とする環状ドリル。
  2. 前記刃先部は、周方向にそれぞれ1個ずつ交互に配置された、
    前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した3個の主刃先部と、
    前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている3個の面取り刃状の副刃先部と、
    を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の環状ドリル。
  3. 前記刃先部は、周方向にそれぞれ1個ずつ交互に配置された、
    前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲した4個の主刃先部と、
    前記軸線方向に対して垂直な面から大きく傾斜または湾曲して、内周側の方が高くなっている4個の面取り刃状の副刃先部と、
    を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の環状ドリル。
  4. 前記主刃先部の各々は、前記軸線方向に対して垂直な面から僅かに傾斜または湾曲して、外周側の方が高くなっている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の環状ドリル。
  5. 前記主刃先部の各々は、前記軸線方向に対して垂直な面から10°未満の角度範囲で傾斜または湾曲した面を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の環状ドリル。
  6. 前記副刃先部の各々は、前記軸線方向に対して垂直な面から30°〜60°の角度範囲で傾斜または湾曲した面を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の環状ドリル。
JP2017028188A 2017-02-17 2017-02-17 穴径拡大用の環状ドリル Active JP6675999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017028188A JP6675999B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 穴径拡大用の環状ドリル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017028188A JP6675999B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 穴径拡大用の環状ドリル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018130815A true JP2018130815A (ja) 2018-08-23
JP6675999B2 JP6675999B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=63247213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017028188A Active JP6675999B2 (ja) 2017-02-17 2017-02-17 穴径拡大用の環状ドリル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6675999B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142214U (ja) * 1979-03-30 1980-10-11
JPS56126310U (ja) * 1980-02-22 1981-09-25
JPS56134610A (en) * 1980-01-11 1981-10-21 Wilkerson Corp Clamp and connector construction
JPH02160505A (ja) * 1988-07-20 1990-06-20 Hilti Ag 中空錐工具
US4968192A (en) * 1990-01-09 1990-11-06 Hamilton Martin N Trepanning tool
JPH11129110A (ja) * 1997-10-28 1999-05-18 Miyanaga:Kk コアカッター
US20030031521A1 (en) * 2001-08-10 2003-02-13 Haughton Keith Louis Tapered plug cutter
JP2003231013A (ja) * 2002-02-07 2003-08-19 Miyanaga:Kk ホールカッター
JP2009148872A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Toshitaka Kobayashi 拡径孔補助具
WO2014129119A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 Fsテクニカル株式会社 拡径用ドリルビット

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142214U (ja) * 1979-03-30 1980-10-11
JPS56134610A (en) * 1980-01-11 1981-10-21 Wilkerson Corp Clamp and connector construction
JPS56126310U (ja) * 1980-02-22 1981-09-25
JPH02160505A (ja) * 1988-07-20 1990-06-20 Hilti Ag 中空錐工具
US4968192A (en) * 1990-01-09 1990-11-06 Hamilton Martin N Trepanning tool
JPH11129110A (ja) * 1997-10-28 1999-05-18 Miyanaga:Kk コアカッター
US20030031521A1 (en) * 2001-08-10 2003-02-13 Haughton Keith Louis Tapered plug cutter
JP2003231013A (ja) * 2002-02-07 2003-08-19 Miyanaga:Kk ホールカッター
JP2009148872A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Toshitaka Kobayashi 拡径孔補助具
WO2014129119A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 Fsテクニカル株式会社 拡径用ドリルビット

Also Published As

Publication number Publication date
JP6675999B2 (ja) 2020-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5584135B2 (ja) 切断装置
US9802258B2 (en) Drill head
JP2018518376A (ja) 切削工具
JP2016534889A (ja) マイクロドリル
JP5749400B2 (ja) ドリル工具
JP5976236B2 (ja) ドリルビット
JP2018043327A (ja) コアドリル
JP2009255202A (ja) 深穴切削用ドリルヘッド
JP2009196018A (ja) 切削装置
JP3796445B2 (ja) ドリルビット
ES2278628T3 (es) Grupo de mecanizado con una herramienta rotativa y con una campana de aspiracion.
EP4056305A1 (en) Beveling cutter and method for beveling workpiece
JP2018130815A (ja) 穴径拡大用の環状ドリル
CN105750596B (zh) 钻头
US20080135308A1 (en) Button bit
BR112012027922A2 (pt) processo de usinagem de alvéolos de um disco de turbina de uma turbomáquina, turbina de turbomáquina e fresadora
JPWO2006025230A1 (ja) コアカッター
JP4666282B2 (ja) ドリル
JP2016159372A (ja) 球面切削加工方法
JP2016155178A (ja) 回転工具、及び回転工具の製造方法
RU2018123352A (ru) Устройство фрезерования для проходки добываемых пород
US2602639A (en) Rock drill bit
CN105598518A (zh) 切削装置
JP2008062620A (ja) ドリルビット
JP2005014360A (ja) ドリル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6675999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250