JP2018130230A - 呼吸誘導機能付きマッサージチェア - Google Patents

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Abstract

【課題】被施療者が最適な姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができ、高い施療効果を得ることができる呼吸誘導機能付きマッサージチェアを提供することである。【解決手段】呼吸誘導機能付きマッサージチェア100は、被施療者の臀部を支持する座部200と、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行うエアバッグ310を有し、被施療者の背中を支持し、座部200の端部に枢支された背凭れ部300と、被施療者の姿勢を検知する姿勢センサー230と、背凭れ部300のエアバッグ310を制御する制御部600と、を含み、制御部600は、姿勢センサー230の検知結果が正しい姿勢に合致した場合に、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行うよう施療部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、呼吸誘導機能付きマッサージチェアに関する。
従来、呼吸誘導機能付きマッサージチェアについて研究開発が行われている。特に特許文献1(特開2016−73613号公報)は、呼吸誘導を行うことができる施療装置について開示されている。
特許文献1に記載の施療装置は、呼吸補助は、揉み玉ユニット及び上腕部エアセルによって行うことができる。基準呼吸の呼気時に上腕部エアセルによって被施療者の胸部を肩に対して後方へ押し込む押込動作を行う。また、基準呼吸の吸気時に揉み玉ユニットによって被施療者の胸部を肩に対して前方へ押し出す押出動作を行う。
特開2016−73613号公報
特許文献1に記載の施療装置は、呼気時に押込動作を行うことで被施療者の胸部を閉じて呼気を促すとともに、吸気時に押出動作を行うことで被施療者の胸部を開いて吸気を促すことができる。これにより、被施療者による実際の呼吸をより確実に基準呼吸に合わすように誘導できるとともに、被施療者の呼吸動作を大きくすることができる。
しかし、特許文献1に記載の施療装置は、被施療者をよりくつろいだ状態に導くことを目的としているが、自由な姿勢で、かつ固い揉み玉のみによる背面からの押圧では、被施療者は圧迫感を感じ早期にくつろいだ状態に導くことが困難であった。
本発明の主な目的は、被施療者が最適な姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができ、高い施療効果を得ることができる呼吸誘導機能付きマッサージチェアを提供することである。
(1)
一局面に従う呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、被施療者の臀部を支持する座部と、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行う施療部を有し、被施療者の背中を支持し、座部の端部に枢支された背凭れ部と、被施療者の姿勢を検知する姿勢検知部と、背凭れ部の施療部を制御する制御部と、を含み、制御部は、姿勢検知部の検知結果が所定のパターンに合致した場合に、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行うよう施療部を制御するものである。
この場合、姿勢検知部の検知結果が所定のパターンに合致した場合に、制御部は、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行うよう施療部を制御する。この結果、被施療者が最適な姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができる。また、被施療者は、最適な姿勢で、通常の揉み、叩き等のマッサージによる施療を受けることができる。従って、高い施療効果を得ることができる。
(2)
第2の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、一局面に従う呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおいて、姿勢検知部は、座部に設けられ、被施療者の左右の荷重を計測する荷重計と、座部または背凭れ部に設けられ、被施療者の臀部が背凭れ部に当接していることを検知する座面センサーと、被施療者の姿勢を検知する姿勢センサーと、を含み、制御部は、荷重計の計測結果に基づいて被施療者の左右の荷重が均等であることを判定し、座面センサーの計測結果に基づいて被施療者の臀部が背凭れ部に当接していることを判定し、姿勢センサーの計測結果に基づいて被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることを判定した場合、制御部は、姿勢制御部の検知結果が所定のパターンに合致したと判定してもよい。
この場合、被施療者の姿勢が所定のパターンの姿勢、すなわち、被施療者の左右の荷重が均等であり、被施療者の臀部が背凭れ部に当接しており、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることに合致した場合に、制御部は、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行うよう施療部を制御する。この結果、被施療者がより最適な姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができる。
具体的に正しい姿勢とは、被施療者の左右の荷重が均等であり、被施療者の臀部が背凭れ部に当接しており、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることである。
そして、被施療者の左右の荷重が均等であるとは、被施療者が座部に着座している状態で被施療者の姿勢が左右のいずれかに傾いていないことである。また、被施療者の臀部が背凭れ部に当接しているとは、被施療者が奥まで(座部と背凭れ部との連結部分まで)着座していることである。また、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとるとは、背骨が緩やかなS字カーブを描いていることをいい、より詳細には、首が前湾しており、背中が後湾しており、腰(胸のから下)が前湾しており、被施療者を横から見た時に、耳の穴、肩の中心、股関節が直線上にある状態をいう。
(3)
第3の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、第2の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおいて、被施療者の脚を載せる脚載せ部と、脚載せ部を回動させる脚載せ部回動アクチュエータと、を含み、制御部は、荷重計が荷重を検知し、かつ被施療者の臀部が背凭れ部に当接していると判定しなかった場合、脚載せ部回動アクチュエータを制御することにより、脚載せ部を回動して脚載せ部の下端部を上昇させてもよい。
被施療者が座部に着座しても被施療者の臀部が背凭れ部に当接していない場合、脚載せ部を回動して脚載せ部の下端部を上昇させる。これにより、被施療者の脚が伸びた状態となるため、座部の大きさに関わらず、容易に臀部を背凭れ部に当接させることができる。その結果、被施療者が容易に正しい姿勢をとることができる。従って、身長の低い被施療者であっても容易に臀部を背凭れ部に当接させて正しい姿勢をとることができる。
(4)
第4の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、第2の発明または第3の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおいて、背凭れ部を回動させる背凭れ部回動アクチュエータを含み、制御部は、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることを判定した場合、背凭れ部回動アクチュエータを制御することにより、背凭れ部を起立状態にしてもよい。
被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっている場合に、背凭れ部を起立状態にするので、背凭れ部のサポート受けて、背骨が生理的湾曲している姿勢を容易に維持することができる。この結果、被施療者の口からの気道が最適な状態となり、被施療者が容易に自然と呼吸し易い姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができる。
(5)
第5の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、一局面から第4の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおいて、背凭れ部の施療部はエアバッグであり、エアバックに対してエア(気体)を吸排気する吸排気機構を含み、制御部は、姿勢制御部の検知結果が所定のパターンに合致した場合に、吸排気機構を制御して、エアバッグに対して吸排気を繰り返すことにより、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行ってもよい。
この場合、エアバッグに対して吸排気を繰り返すことにより、被施療者に対して揉み玉等の施療子と比較してソフトな感覚で呼吸誘導の施療を行うことができる。具体的には、揉み玉よりも広範囲の領域で背中に接して背中に力を加えることになるので、手のひら全体で押す感覚に近くなる。また、複数のエアバッグを並べて配置し、順次膨縮するように制御することで、背中をさするような施療を行うことができる。その結果、被施療者を早期にくつろいだ状態に導くことができ、呼吸誘導の施療効果を向上させることができる。
(6)
第6の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアは、一局面から第5の発明にかかる呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおいて、呼吸誘導の施療を被施療者に報知する報知部をさらに含んでもよい。
この場合、施療部による呼吸誘導の施療に加えて、報知部が音および/または映像により呼吸誘導を補助するので、より確実でより優れた施療効果を得ることができる。その結果、被施療者をより早期にくつろいだ状態に導くことができる。
呼吸誘導機能付きマッサージチェアの一例を示す斜視図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアの背凭れ部が傾斜している状態を示す模式的側面図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアの背凭れ部が起立している状態を示す模式的側面図である。 座部を上方から視野した場合の一例を示す模式的平面図である。 背凭れ部を前側から視野した場合の一例を示す模式的平面図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアの内部構成の一例を示す模式図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおける制御を示すフローチャート図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおける制御を示すフローチャート図である。 呼吸誘導機能付きマッサージチェアにおける呼吸誘導の施療実施制御の詳細を示すフローチャート図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、呼吸誘導機能付きマッサージチェアの一例を示す斜視図である。
図1に示すように、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100は、座部200、姿勢センサー230背凭れ部300、基台部400、腕施療部500、制御部600、報知部670、操作部700、スタンド800、および脚載せ部900を有する。
また、説明のために、図1に示すように、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100においては、座部200に背凭れ部300が形成された側を後側(BACK)と仮定し、後側(BACK)と逆側を前側(FRONT)と仮定し、被施療者が座部に着座したときの被施療者から見た右側および左側をそれぞれ、左側(LEFT)および右側(RIGHT)と仮定する。これらの側は、被施療者が座部200に着座した場合に被施療者から見た側と一致している。
呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の後側には、背凭れ部300が設けられ、座部200の前側には、脚載せ部900が設けられる。座部200の左右両側には、それぞれ一対の基台部400が設けられる。また、基台部400の上にそれぞれ腕施療部500が設けられる。
また、背凭れ部300の上部には、姿勢検知センサー230が設けられる。姿勢検知センサー230の詳細については、後述する。
背凭れ部300には図示しない施療のためのエアバッグもしくは内部にメカユニット、またはその両方が設けられている。
腕施療部500の少なくとも一方側の、基台部400および腕施療部500の間からスタンド800が設けられ、スタンド800に操作部700が保持される。
また、腕施療部500の内部に報知部670が内蔵される。本実施の形態においては、報知部670は、音を発生させるスピーカーである。なお、本実施の形態においては、腕施療部500の内部に設けることとしているが、これに限定されず、操作部700の内部に設けてもよく、報知部670は、操作部700の表示部を含んでもよい。
次に、図2は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の背凭れ部300が傾斜している状態を示す模式的側面図である。また、図3は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の背凭れ部300が起立している状態を示す模式的側面図である。
本実施の形態においては、呼吸誘導の施療を行う場合、当初、図2に示すように背凭れ部300は、傾斜している基本的な状態にある。そして、被施療者の姿勢が正しい姿勢になったことを検知した後、図3に示すように、背凭れ部300は、地面に対して略垂直に起立した状態で呼吸誘導の施療を行う。
一般的に、くつろいだ状態として、通常の椅子では、図2に示すように背凭れ部300がやや傾斜している状態が好まれる。すなわち、背凭れ部300の上端が後側へ傾斜している状態である。これに対して、ヨガ、整体、ピラティス、マインドフルネス、瞑想などでは、地面と垂直に正しい姿勢で座る状態が基本姿勢となっている。
したがって、呼吸誘導の施療においても、正しい姿勢でゆっくりと静かに深呼吸することが呼吸を整える最も良い方法である。したがって、図3に示すように、背凭れ部300を地面に対して略垂直に起立させた状態にすることにより、被施療者は、正しい姿勢を維持しながら呼吸誘導を効率よく行うことができる。
[座部200]
図4は、座部200を上方から視野した場合の一例を示す模式的平面図である。
図4に示すように、座部200には、一対の荷重計210a,210bおよび座面センサー220が内蔵されている。
一対の荷重計210a、210bは、被施療者が座部200に着座した場合に、被施療者の左右の荷重を計測する。また、座面センサー220は、被施療者が座部200に着座した場合に、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接していることを検知する。また、座面センサー220は、荷重計からなってもよく、赤外線検知センサーからなってもよい。
[背凭れ部300]
図5は、背凭れ部300を前側から視野した場合の一例を示す模式的平面図である。
図5に示すように、背凭れ部300は、左右均等に配設されたエアバッグ310a,〜,310fを有する。
図5のエアバッグ310a,〜,310fは、被施療者の背中を施療するものである。従来の施療装置では、固体の揉み玉ユニットにより呼吸誘導の施療を行っていたが、本実施の形態においては、エアバッグ310a,〜,310fを用いるため、被施療者の緊張を和らげることができ、従来よりも速やかに呼吸誘導させることが可能となる。
なお、エアバッグ310a,〜,310fの代わりに、エアバッグ310a,〜,310fと固体の揉み玉ユニットと、の両方を用いても顕著な効果を得ることができる。さらに、速攻性は若干劣るものの、エアバッグ310a,〜,310fの代わりに、揉み玉ユニットを用いてもよい。
以下、エアバッグ310a,〜,310fの全てを意味する場合には、エアバッグ310と略記する。
なお、図4に示すように、座面センサー220は、座部200に設けるとして説明したが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、背凭れ部300の下側に座面センサー220を設けてもよい。
[姿勢センサー230]
上述したように、姿勢センサー230は、背凭れ部300の上部に設けられる(図1参照)。
姿勢センサー230は、赤外線を出射する発光部と、被施療者から反射してきた赤外線を受光する受光部と、受光部で受光された赤外線を信号処理することにより被施療者の姿勢を検知する検知部と、を有している。
したがって、姿勢センサー230は、座部200に着座した被施療者の上半身の姿勢が直立で、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっているか否かを推定することができるものである。
具体的には、姿勢センサー230は、背凭れ部300の傾斜角度を取得すると共に、被施療者の身体の首辺りまでの距離を姿勢センサー230で測定し、背凭れ部300の傾斜角度と、被施療者の姿勢の測定結果に基づいて、被施療者が上半身の姿勢が直立で、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっているか否かの判定するものである。
なお、姿勢センサー230は、上記のものに限定されない。すなわち、姿勢センサー230は、被施療者の身体が背凭れ部300に寄りかかって接触している状態を検知するものであってもよい。そして、その状態で背凭れ部300を起こして、上半身の姿勢が直立で、背骨が生理的湾曲している姿勢をとるように背凭れ部300により被施療者の姿勢を設定してもよい。
さらに、背凭れ部300を起立した位置に設定してから、姿勢センサー230が、被施療者の身体が背凭れ部300に接触する状態を検知した場合、座部200に着座した被施療者の上半身の姿勢が直立で、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていると推定するものであってもよい。そして、被施療者の身体が背凭れ部300に接触していなければ、上記した報知部670により報知してもよい。
[脚載せ部900]
次に、脚載せ部900は、被施療者の脚を支持するものである。脚載せ部900は、座部200の前側の端部に枢支されている。これにより、脚載せ部900を回動させて、脚載せ部900の下端を上昇および下降させることができる。
<呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の内部構成>
図6は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の内部構成の一例を示す模式図である。
図6に示すように、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100は、制御部600、エアバッグ310、メカユニット620、背凭れ部回動アクチュエータ625、脚載せ部回動アクチュエータ630、エアポンプ635、電磁弁640、圧力センサー650、記録部660、電源回路665および操作部700を有する。
制御部600は、被施療者の操作部700の操作および/または各種センサーの検知結果に基づいて、記録部660に記録されているプログラムを読み出して実行することにより、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の各種の機構を制御するものである。以下、詳細について説明する。
具体的に、制御部600は、被施療者の操作部700の操作に基づいて、メカユニット620、背凭れ部回動アクチュエータ625、脚載せ部回動アクチュエータ630、および吸排気機構(エアポンプ635および電磁弁640)を制御する。
また、前述した荷重計210a、210b、座面センサー220、姿勢センサー230、および圧力センサー650の検知結果に基づいて、メカユニット620、背凭れ部回動アクチュエータ625、脚載せ部回動アクチュエータ630、および吸排気機構(エアポンプ635および電磁弁640)を制御する。
操作部700は、被施療者が呼吸誘導機能付きマッサージチェア100を操作するための装置である。
記録部660は、ROMなどの半導体メモリー、ハードディスク、光ディスクなどであり、制御部600が実行する制御プログラムが格納されている。
電源回路665は、商用電源に接続されており、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の各種機構に電力を供給する回路である。
メカユニット620は、一対の施療子(揉み玉)、上下動駆動ユニット、叩き動作駆動ユニット、揉み動作駆動ユニットおよび筐体から形成される。制御部600は、メカユニット620の各駆動ユニットを動作させることにより、一対の施療子が移動し、被施療者へ施療を実施することができる。
背凭れ部回動アクチュエータ625は、背凭れ部300の下端部と座部200との間の軸中心で、背凭れ部300を回動させるためのアクチュエータである。背凭れ部回動アクチュエータ625は、背凭れ部300の下側の連結部材と、座部200の下に設けられ、当該連結部材を移動させるアクチュエータからなる。
脚載せ部回動アクチュエータ630は、脚載せ部900の上端部を軸にして、脚載せ部900を回動させ、脚載せ部900の下端部を上昇または下降させるアクチュエータである。脚載せ部回動アクチュエータ630は、座部200の下方および脚載せ部900を連結する連結部材と、当該連結部材を動作させるアクチュエータと、からなる。
エアポンプ635および電磁弁640は、吸排気機構を構成し、それぞれ協働してエアバッグ310を吸気排する機構である。
例えば、電磁弁640は、分流型の3方弁である。エアポンプ635は、配管を通じて電磁弁640の入力側の弁に連結されている。電磁弁620の出力側の一方の弁は、配管を通じてエアバッグ310に連結されている。電磁弁620の出力側の他方の弁は大気開放が可能な弁である。
また、圧力センサー650は、エアバッグ310の内圧を計測可能な位置、具体的には、エアバッグ310の外表面に設けられる。圧力センサー650は、検知した圧力値を制御部600に送信する。
また、制御部600は、エアバッグ310を膨張させる場合、電磁弁620の入力側の弁と出力側の一方の弁を開状態にし、出力側の他方の弁を閉状態に制御する。この結果、エアポンプ635から供給されるエア(気体)がエアバッグ310内に流入し、エアバッグ310を膨張させることができる。
一方、制御部600は、エアバッグ310を収縮させる場合、電磁弁620の入力側の弁を閉状態にし、出力側の一方の弁および他方の弁をともに開状態に制御する。この結果、エアバック310に充填されていたエアが出力側の一方の弁を通り、出力側の他方の弁から大気開放され、エアバッグ310を収縮させることができる。
以上の内部構成は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の座部900および基台部400で形成される空間内に配設されている。
<呼吸誘導機能付きマッサージチェアの動作>
図7および図8は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100における制御を示すフローチャート図である。また、図9は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100における呼吸誘導の施療実施制御の詳細を示すフローチャート図である。以下、図7、図8および図9を参照して呼吸誘導機能付きマッサージチェア100の動作を説明する。
呼吸誘導機能付きマッサージチェア100は、初期状態においては、図2の状態にある。制御部600は、ステップS100からステップS130までの処理において、被施療者が所定のパターン、すなわち被施療者が正しい姿勢をとるように誘導する制御を行う。以下、具体的に説明を行う。
まず、一対の荷重計210a、210b(図4参照)は、被施療者の荷重を検知する。制御部600は、一対の荷重計210a、210bが荷重を検知したか否かを判定する(ステップS100)。
すなわち、被施療者が座部200に着座したか否かを一対の荷重計210a,210bにより検出している。
制御部600が一対の荷重計210a、210bが荷重を検知したと判定しなかった場合(ステップS100のNo)、制御部600は、一対の荷重計210a、210bが荷重を検知するまで待機する。
一方、制御部600は、一対の荷重計210a、210bが荷重を検知したと判定した場合(ステップ100のYes)、制御部600は、座部200に被施療者が着座したと判定する。
次に、制御部600は、座面センサー220の計測結果に基づいて、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接しているか否かを判定する(ステップS110)。なお、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接しているとは、被施療者が奥まで(座部200と背凭れ部300との連結部分側まで)着座していることである。なお、臀部が背凭れ部300に当接とは、必ずしも完全に接触している状態のみを指すのではなく、近接状態でも実質的に被施療者が奥まで着座している状態であればよい。
荷重計210a、210bが荷重を検知している状態で、制御部600が、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接していないことを判定した場合(ステップS110のNo)、制御部600は、脚載せ部回動アクチュエータ630を回動させ、脚載せ部600の下端部を上昇させる(ステップS111)。
続いて、制御部600は、報知部670に被施療者が座部200に着座し直すように報知させる(ステップS112)。
例えば、被施療者の身長が低い場合、すなわち、被施療者の太腿の長さが座部200の前後方向の長さ以下の場合、被施療者の膝裏が座部の前側に接触し、被施療者の臀部を背凭れ部300に当接させることができない。この場合、被施療者の膝裏が座部の前側に接触せずに着座できる状態まで脚載せ部900の下端を上昇して、被施療者に座部200に着座し直してもらう。この結果、被施療者の臀部を背凭れ部300に容易に当接させることができる。
また、報知する方法としては、報知部670により、音による報知および/または映像による報知を行い、報知が完了するとステップS110に戻る。
例えば、音による報知としては、着座を促す音楽を出力する、および/または、「どうぞお座り下さい。」という音声を出力することが挙げられる。映像による報知としては、被施療者が座部200に着座している映像を表示すること、および/または「どうぞお座り下さい。」という文章を表示することが挙げられる。
次に、制御部600が、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接していること、すなわち、被施療者が奥まで(座部200と背凭れ部300との連結部分まで)着座していることを判定した場合(ステップS110のYes)、ステップS120に進む。
一対の荷重センサー210a、210bが被施療者の左右の荷重を計測する。そして、制御部600は、荷重センサー210aが計測した荷重と荷重センサー210bが計測した荷重が均等であるか否かを判定する(ステップS120)。なお、被施療者の左右の荷重が均等であるとは、被施療者が座部200に着座している状態で被施療者の体重が左右のいずれか一方に傾いていないことである。
制御部600は、荷重センサー210aが計測した荷重と、荷重センサー210bが計測した荷重と、が均等でないことを判定した場合(ステップ120のNo)、制御部600は、被施療者に対して、左右の傾きを修正するように報知部670に報知させる(ステップS121)。
制御部600は、荷重センサー210aが計測した荷重と荷重センサー210bが計測した荷重とが均等であることを判定した場合(ステップS120のYes)、姿勢センサー230が被施療者の姿勢を検知する。姿勢センサー230の計測結果に基づいて、制御部600は、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっているか否かを判定する(ステップS130)。
ここで、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっているとは、背骨が緩やかなS字カーブを描いていることをいい、より詳細には、首が前湾しており、背中が後湾しており、腰(胸のから下)が前湾しており、被施療者を横から見た時に、耳の穴、肩の中心、股関節が直線上にある状態をいう。
制御部600が、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていないことを判定した場合(ステップS130のNo)、制御部600は、被施療者が姿勢を修正するように報知部670に報知させる(ステップS131)。報知完了後、ステップS130に戻る。
制御部600は、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることを判定した場合(ステップS130のYes)、制御部600は、背凭れ部回動アクチュエータ625を制御することにより、背凭れ部300を起立状態にする(ステップS140)。具体的には、図2に示した背凭れ部300の状態から図3に示した背凭れ部300の状態へ移行する。
また、具体的に正しい姿勢とは、被施療者の左右の荷重が均等であり、被施療者の臀部が背凭れ部に当接しており、被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることである。
被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっている場合に、背凭れ部300を起立状態にするので、背凭れ部300のサポート受けて、被施療者の背骨が生理的湾曲している姿勢を容易に維持することができる。この結果、被施療者の口からの気道が最適な状態となり、被施療者が容易に自然と呼吸し易い姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができる。
制御部600は、背凭れ部回動アクチュエータ625を制御することにより、背凭れ部300を起立状態にした後、ステップS150に進む。
制御部600は、圧力センサー650からの圧力値のフィードバックに基づいて、エアポンプ635および電磁弁640を有する吸排気機構を制御することにより、エアバッグ310を膨縮させて、呼吸誘導の施療を行う(ステップS150)。呼吸誘導の施療の詳細については、後述する。
続いて、被施療者は、呼吸誘導の施療の後、通常のマッサージを実施したい場合、操作部700を操作し、通常のマッサージを選定する。制御部600は、操作部700からの通常のマッサージの有無を判定する(ステップS160)。ここで、通常のマッサージの選択がない場合(ステップS160のNo)、制御部600は、処理を終了する。
一方、通常のマッサージの選択がある場合(ステップS160のYes)、制御部600は、メカユニット620を制御することにより通常のマッサージを実施するように制御する(ステップS170)。通常のマッサージの実施後、制御部600は、処理を終了する。
[呼吸誘導の施療実施制御(ステップS150)の詳細]
次に、呼吸誘導の施療の詳細、すなわち、図8のステップS150の処理について説明を行う。
図9は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100におけるステップS150における呼吸誘導の施療実施制御の詳細を示すフローチャート図である。
制御部600は、吸排気機構(エアポンプ635および電磁弁640)を制御して、エアバッグ310に対して吸排気を繰り返すことにより、被施療者に対して呼吸誘導の施療を行う。
図5および図9に示すように、まず、制御部600は、エアバッグ310e、310fを膨らませるよう制御する(ステップS151)。次に、エアバッグ310c、310dを膨らませるよう制御する(ステップS152)。次いで、エアバッグ310e、310fを収縮させるよう制御する(ステップS153)。
続いて、エアバッグ310a、310bを膨らませるよう制御する(ステップS154)。次いで、エアバッグ310c、310dを収縮させるよう制御する(ステップS155)。続いて、エアバッグ310a,310bを収縮させるよう制御する(ステップS156)。
上述のように、エアバッグ310a,〜,310fをそれぞれ、背凭れ部300の下方から上方に向けて膨縮動作を繰り返すことで、被施療者の背中を、ゆったりと押す呼吸誘導の施療を実施することができる。
最後に、制御部600は、被施療者が操作部700(図6)の終了ボタンを押したか否かを判定する(ステップS157)。操作部700の終了ボタンが押されていないことを判定した場合(ステップS157のNo)、制御部600は、ステップS151の処理からステップS157の処理を繰り返す。
一方、制御部600が、操作部700の終了ボタンが押されたことを判定した場合(ステップS157のYes)、ステップS150の呼吸誘導の施療実施制御を終了し、図8のステップS160に進む。
なお、本実施の形態においては、エアバッグ310a,〜,310fをそれぞれ、背凭れ部300の下方から上方に向けて繰り返し膨縮を繰り返すこととしているが、これに限定されず、背凭れ部300の上方から下方に向けてのみ繰り返し、または下方から上方に向けて動作した後、上方から下方に向けてを繰り返し、またはその逆の動作(上方から下方に向けて動作した後、下方から上方に向けてを繰り返し)でもよい。
なお、図9に示した呼吸誘導の施療実施制御において、音および/または映像を被施療者に報知する報知部670(図1参照)を用いてもよい。施療部としてのエアバッグ310による呼吸誘導の施療に加えて、報知部670が音および/または映像により呼吸誘導を補助した場合、より確実でより優れた施療効果を得ることができる。その結果、被施療者を早期にくつろいだ状態に導くことができる。
なお、本実施の形態においては、座面センサー220を用いているが、これに限定されず、姿勢センサー230により、座面センサー220の機能を持たせてもよく、荷重計210a、210bを座部200と背凭れ部300との間に配置し、座面センサー220の代用としても良い。この場合、座面センサー220を省略することができる。
以上、図7、図8、および図9のフローチャート図に従って、マッサージを行うことにより、被施療者は、正しい姿勢をとってから呼吸誘導を開始することができる。この結果、被施療者が最適な姿勢で呼吸誘導の施療を受けることができる。また、被施療者は最適な姿勢で、通常の揉み、叩き等のマッサージによる施療を受けることができる。従って、高い施療効果を得ることができる。
なお、ステップS170の処理である通常のマッサージの場合、背凭れ部300は、図3の状態から図2の状態へ移行させてもよい。
なお、従来のマッサージチェアに座る場合、被施療者が正しい姿勢をとっているつもりでも、被施療者の臀部が背凭れ部300に当接していなかったり、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていなかったりする場合がある。この結果、被施療者自身の感覚で正しい姿勢をとっていると認識し、施療を開始してしまい、十分な施療の効果を得られないことがあった。
これに対して、本実施の形態のマッサージチェアの場合は、被施療者が必ず正しい姿勢をとってから、施療を開始するため、上記従来の問題を解決することができる。
本発明は、呼吸誘導機能付きマッサージチェア100は、「呼吸誘導機能付きマッサージチェア」に相当し、座部200は、「座部」に相当し、エアバッグ310は、「施療部」に相当し、背凭れ部300は、「背凭れ部」に相当し、姿勢センサー230、荷重計210a、210b、座面センサー220は、「姿勢検知部」に相当し、制御部600は、「制御部」に相当し、正しい姿勢は、「所定のパターン」に相当し、荷重計210a、210bは、「荷重計」に相当し、座面センサー220は「座面センサー」に相当し、姿勢センサー230は、「姿勢センサー」に相当し、脚載せ部900は、「脚載せ部」に相当し、脚載せ部回動アクチュエータ625は、「脚載せ部回動アクチュエータ」に相当し、エアバッグ310(310a,〜,310f)は「エアバッグ」に相当し、エアポンプ635、電磁弁640は、「吸排気機構」に相当し、報知部670は、「報知部」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施の形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 :呼吸誘導機能付きマッサージチェア
200 :座部
210a、210b:荷重計
220 :座面センサー
230 :姿勢センサー
300 :背凭れ部
310、310a、310b、310c、310d、310e :エアバッグ
500 :腕施療部
600 :制御部
620 :メカユニット
625 :背凭れ部回動アクチュエータ
630 :脚載せ部回動アクチュエータ
635 :エアポンプ
640 :電磁弁
650 :圧力センサー
660 :記録部
665 :電源回路
670 :報知部
700 :操作部
800 :スタンド
900 :脚載せ部

Claims (6)

  1. 被施療者の臀部を支持する座部と、
    前記被施療者に対して呼吸誘導の施療を行う施療部を有し、前記被施療者の背中を支持し、前記座部の端部に枢支された背凭れ部と、
    前記被施療者の姿勢を検知する姿勢検知部と、
    前記背凭れ部の前記施療部を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、前記姿勢検知部の検知結果が所定のパターンに合致した場合に、前記被施療者に対して前記呼吸誘導の施療を行うよう前記施療部を制御する、呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
  2. 前記姿勢検知部は、前記座部に設けられ、前記被施療者の左右の荷重を計測する荷重計と、
    前記座部または前記背凭れ部に設けられ、前記被施療者の臀部が前記背凭れ部に当接していることを検知する座面センサーと、
    前記被施療者の姿勢を検知する姿勢センサーと、を含み、
    前記制御部は、前記荷重計の計測結果に基づいて前記被施療者の左右の荷重が均等であることを判定し、
    前記座面センサーの計測結果に基づいて前記被施療者の臀部が前記背凭れ部に当接していることを判定し、
    前記姿勢センサーの計測結果に基づいて前記被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることを判定した場合、
    前記制御部は、前記姿勢制御部の前記検知結果が前記所定のパターンに合致したと判定する、請求項1に記載の呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
  3. 前記被施療者の脚を載せる脚載せ部と、
    前記脚載せ部を回動させる脚載せ部回動アクチュエータと、を含み、
    前記制御部は、前記荷重計が荷重を検知し、かつ前記被施療者の臀部が前記背凭れ部に当接していると判定しなかった場合、前記脚載せ部回動アクチュエータを制御することにより、前記脚載せ部を回動して前記脚載せ部の下端部を上昇させる、請求項2に記載の呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
  4. 前記背凭れ部を回動させる背凭れ部回動アクチュエータを含み、
    前記制御部は、前記被施療者が、背骨が生理的湾曲している姿勢をとっていることを判定した場合、前記背凭れ部回動アクチュエータを制御することにより、前記背凭れ部を起立状態にする、請求項2または請求項3に記載の呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
  5. 前記背凭れ部の前記施療部はエアバッグであり、
    前記エアバックに対してエアを吸排気する吸排気機構を含み、
    前記制御部は、前記姿勢制御部の前記検知結果が前記所定のパターンに合致した場合に、前記吸排気機構を制御して、前記エアバッグに対して吸排気を繰り返すことにより、前記被施療者に対して前記呼吸誘導の施療を行う、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
  6. 呼吸誘導の施療を被施療者に報知する報知部をさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の呼吸誘導機能付きマッサージチェア。
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