JP2018130204A - 運動解析装置および解析方法 - Google Patents

運動解析装置および解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018130204A
JP2018130204A JP2017024699A JP2017024699A JP2018130204A JP 2018130204 A JP2018130204 A JP 2018130204A JP 2017024699 A JP2017024699 A JP 2017024699A JP 2017024699 A JP2017024699 A JP 2017024699A JP 2018130204 A JP2018130204 A JP 2018130204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion analysis
unit
hitting
hitting ball
ball position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2017024699A
Other languages
English (en)
Inventor
健斗 塚原
Kento Tsukahara
健斗 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2017024699A priority Critical patent/JP2018130204A/ja
Publication of JP2018130204A publication Critical patent/JP2018130204A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

【課題】ゴルフクラブを用いたスイングの運動解析において、算出した打球位置を補正できる装置を提供する。【解決手段】ゴルフクラブ3を用いたスイングを解析する運動解析装置20は、ゴルフクラブ3の打球面3cにおける打球位置を解析する運動解析部211と、打球面3cにおける打球位置を示す画像データを生成する画像生成部213と、画像生成部213が生成した画像データを出力する出力部214と、出力部214が出力した画像データにおける打球位置の変更を受け付ける操作部23と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、運動解析装置および解析方法に関する。
特許文献1には、運動具のシャフト軸回りの回転に基づき打球位置がゴルフクラブのスイートスポットに入ったか否かを判定する技術が開示されている。この技術によれば、効率の良いスイングができたか否かをユーザーが客観的に把握することができる。
特開2012−130415号公報
しかしながら、打球位置がスイートスポットに入ったか否か自体はユーザーの感覚によって把握することも可能であり、上記した技術で判定された打球位置が、ユーザーの感覚と異なる場合に、判定した打球位置を補正することはできなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、運動解析において、算出した打球位置を補正できることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる運動解析装置は、運動具を用いたスイングを解析する運動解析装置であって、前記運動具の打球面における打球位置を解析する解析部と、前記打球面における前記打球位置を示す画像データを生成する画像生成部と、前記画像生成部が生成した前記画像データを出力する出力部と、前記出力部が出力した前記画像データにおける前記打球位置の変更を受け付ける受付部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、運動具の打球面における打球位置を算出し、打球面における打球位置を示す画像データを生成して出力し、出力した画像データにおける打球位置の変更を受け付ける。従って、算出された打球位置に対し必要に応じて補正できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記受付部が受け付けた前記打球位置の変更情報を基に、前記解析部が打球位置の算出に用いる関係情報を補正することが好ましい。
このような構成によれば、打球位置を算出するための関係情報を補正することができるため、打球位置を精度良く算出できる。
[適用例3]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記画像生成部は、前記受付部が前記打球位置の変更を受け付けた場合、変更された前記打球位置に基づく変更画像データを生成し、前記変更画像データを出力することが好ましい。
このような構成によれば、打球位置が変更された場合、変更された打球位置に基づく変更画像データが生成され、変更画像データが出力されるため、打球面における変更された打球位置を確認できる。
[適用例4]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記画像生成部は、前記打球面を複数の領域に分割した前記画像データを出力し、前記画像データにおいて前記打球位置が含まれる打球領域を識別可能に出力することが好ましい。
このような構成によれば、複数の領域に分割された打球面の画像データにおいて、打球位置が含まれる打球領域を容易に識別できる。
[適用例5]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記画像生成部は、前記受付部が前記打球位置の変更を受け付け可能な変更可能領域を識別可能に出力することが好ましい。
このような構成によれば、受付部が打球位置の変更を受け付け可能な変更可能領域を容易に識別できる。
[適用例6]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記変更可能領域は、前記打球領域を含んでも良い。
[適用例7]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記変更可能領域は、前記打球領域と隣り合っても良い。
[適用例8]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記打球領域は、矩形状または円形状であっても良い。
[適用例9]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記受付部が前記打球位置の変更指示を受け付けた場合、前記画像生成部は、前記変更指示に基づいて、前記画像において、前記打球領域の面積を小さくする、または、大きくする、もしくは、前記打球領域の位置を移動させても良い。
[適用例10]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記解析部は、打球により運動具に発生する、角速度の情報と前記打球位置との相関関係、および、加速度の情報と前記打球位置との相関関係、を示す関係情報に基づいて前記打球位置を算出することが好ましい。
このような構成によれば、角速度および加速度に係る関係情報とを用いるため、打球位置を安定して算出できる。
[適用例11]
上記適用例にかかる運動解析装置において、前記解析部は、変更された前記打球位置に基づいて、前記関係情報を補正することが好ましい。
このような構成によれば、打球位置を算出するための関係情報を補正するため、打球位置を精度良く算出できる。
[適用例12]
本適用例にかかる解析方法は、運動具を用いたスイングを解析する解析方法であって、前記運動具の打球面における打球位置を算出し、前記打球面における前記打球位置を示す画像を生成し、生成した前記画像を表示し、表示した前記画像における前記打球位置の変更を受け付けることを特徴とする。
このような方法によれば、運動具の打球面における打球位置を算出し、打球面における打球位置を示す画像を生成して表示し、表示した画像における打球位置の変更を受け付ける。従って、算出された打球位置に対し必要に応じて補正できる。
運動解析システムの概要を示す図。 センサーユニットの装着例を示す図。 センサーユニット及び運動解析装置の構成例を示すブロック図。 ワールド座標系を説明する図。 センサー座標系を説明する図。 ゴルフクラブのヘッドを説明する図。 ゴルフクラブのヘッドを説明する図。 センサーユニットから出力される角速度の一例を示す図。 角速度のノルムの一例を示す図。 角速度のノルムの微分値の一例を示す図。 y軸回りの角速度に係る特徴量と水平方向の打球位置との相関関係の一例を示したグラフ。 x軸方向の加速度に係る特徴量と水平方向の打球位置との相関関係の一例を示したグラフ。 z軸回りの角速度に係る特徴量と垂直方向の打球位置との相関関係の一例を示したグラフ。 x軸方向の加速度に係る特徴量と垂直方向の打球位置との相関関係の一例を示したグラフ。 表示部に表示される打球位置画像の一例を示した図。 領域を更に分割し、狭くしたフェース面画像を示す図。 領域を更に広くしたフェース面画像を示す図。 ユーザーが打球位置を指示するための打球位置画像を示す図。 フェース面画像に表示される打球位置の形状例を示す図。 打球位置の変更が可能な領域を区別した表示例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
本実施形態の運動解析システム1は、図1に示すとおり、センサーユニット10(慣性センサーの一例)、運動解析装置20及びサーバー装置30を含んで構成されている。運動解析装置20及びサーバー装置30は、インターネットなどのネットワーク40を介して互いにデータ通信することが可能である。
センサーユニット10は、3軸の各軸方向に生じる加速度と3軸の各軸回りに生じる角速度を計測可能であり、図2に示すとおり、運動具の一例であるゴルフクラブ3に装着される。
センサーユニット10は、慣性センサーとして、3軸の各軸方向に生じる加速度と3軸の各軸回りに生じる角速度を計測可能である。センサーユニット10は、例えば、3つの検出軸(x軸,y軸,z軸)のうちの1軸、例えばy軸をシャフト部3aの長軸方向に合わせて、ゴルフクラブ3のシャフト部3a(図7)の一部に取り付けられる。望ましくは、センサーユニット10は、ショット時の衝撃が伝わりにくく、スイング時に遠心力がかからないグリップ部に近い位置に取り付けられる。シャフト部3aは、ゴルフクラブ3のヘッドを除いた柄の部分であり、グリップ部も含まれる。
ユーザー2は、予め決められた手順に従って、ゴルフボール4を打つスイング動作を行う。例えば、ユーザー2は、まず、ゴルフクラブ3を握って、ゴルフクラブ3のシャフト部3aの長軸がターゲットライン(例えば、打球の目標方向)に対して垂直となるようにアドレスの姿勢をとり、所定時間以上(例えば、1秒以上)静止する。次に、ユーザー2は、スイング動作を行い、ゴルフボール4を打って飛ばす。なお、本明細書におけるアドレス姿勢とは、スイング開始する前のユーザー2の静止状態の姿勢、又はスイング開始する前にユーザー2が運動具を搖動(ワッグル)させている状態の姿勢を含む。
ユーザー2が上述の手順に従ってゴルフボール4を打つ動作を行う間、センサーユニット10は、所定周期(例えば1ms)で3軸加速度と3軸角速度を計測し、計測したデータを順次、運動解析装置20に送信する。センサーユニット10は、計測したデータをすぐに送信してもよいし、計測したデータを内部メモリーに記憶しておき、ユーザー2のスイング動作の終了後などの所望のタイミングで計測データを送信するようにしてもよい。センサーユニット10と運動解析装置20との間の通信は、無線通信でもよいし、有線通信でもよい。あるいは、センサーユニット10は、計測したデータをメモリーカード等の着脱可能な記録媒体に記憶しておき、運動解析装置20は、当該記録媒体から計測データを読み出すようにしてもよい。
運動解析装置20は、センサーユニット10が計測したデータを用いて、ゴルフクラブ3のヘッドの、水平方向(左右方向)におけるボールの打球位置を解析する。運動解析装置20は、解析した打球位置の情報を含む画像データを生成し、当該画像データに応じた画像を表示部25(図3)に表示させる。
運動解析装置20は、例えば、スマートフォンなどの携帯機器やパーソナルコンピューター、タブレットPC(PC:Personal Computer)等である。なお、運動解析装置20はユーザー2の腰などに装着されてもよいし、スイングを行うユーザー2から目視可能な位置に設置されてもよい。
図3は、センサーユニット10及び運動解析装置20の構成例を示すブロック図である。
センサーユニット10は、信号処理部16、通信部18、加速度センサー12(慣性センサーの一例)、及び角速度センサー14(慣性センサーの一例)を有している。
加速度センサー12は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々に生じる加速度を計測し、計測した3軸加速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(加速度データ)を出力する。
角速度センサー14は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸の各々の軸回りに生じる角速度を計測し、計測した3軸角速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(角速度データ)を出力する。
信号処理部16は、センサーユニット10を統合的に制御する。信号処理部16は、加速度センサー12と角速度センサー14から、それぞれ加速度データと角速度データを受け取り、時刻情報を付して記憶する機能を有する。また、信号処理部16は、記憶した計測データ(加速度データと角速度データ)に時刻情報を付して通信用のフォーマットに合わせたパケットデータを生成し、通信部18に出力する。
加速度センサー12及び角速度センサー14は、それぞれ3軸が、センサーユニット10に対して定義される直交座標系(センサー座標系)の3軸(x軸、y軸、z軸)と一致するようにセンサーユニット10に取り付けられるのが理想的だが、実際には取り付け角の誤差が生じる。そこで、信号処理部16は、取り付け角誤差に応じてあらかじめ算出された補正パラメーターを用いて、加速度データ及び角速度データをxyz座標系のデータに変換する処理を行う。
さらに、信号処理部16は、加速度センサー12及び角速度センサー14の温度補正処理を行ってもよい。あるいは、加速度センサー12及び角速度センサー14に温度補正の機能が組み込まれていてもよい。
なお、加速度センサー12と角速度センサー14は、アナログ信号を出力するものであってもよく、この場合は、信号処理部16が、加速度センサー12の出力信号と角速度センサー14の出力信号をそれぞれA/D(アナログ/デジタル)変換して計測データ(加速度データと角速度データ)を生成し、これらを用いて通信用のパケットデータを生成すればよい。
通信部18は、信号処理部16から受け取ったパケットデータを運動解析装置20に送信する処理や、運動解析装置20から制御コマンドを受信して信号処理部16に送る処理等を行う。信号処理部16は、制御コマンドに応じた各種処理を行う。
運動解析装置20は、処理部21、通信部22、操作部23、記憶部24、表示部25、及び音出力部26を有している。
通信部22は、センサーユニット10から送信されたパケットデータを受信し、処理部21に送る処理や、処理部21からの制御コマンドをセンサーユニット10に送信する処理等を行う。
操作部23は、ユーザー2からの操作データを取得し、処理部21に送る処理を行う。操作部23は、例えば、タッチパネル型ディスプレイ、ボタン、キー、マイクなどであってもよい。
記憶部24は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュROM、RAM(Random Access Memory)等の各種ICメモリーやハードディスクやメモリーカードなどの記録媒体等により構成される。
記憶部24は、処理部21が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムや、アプリケーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶している。記憶部24には、処理部21によって読み出され、運動解析処理(運動解析方法の一例)を実行するための運動解析プログラムが記憶されている。運動解析プログラムは、あらかじめ不揮発性の記録媒体に記憶されていてもよいし、処理部21がネットワーク40を介してサーバー装置30から運動解析プログラムを受信して記憶部24に記憶させてもよい。
また、記憶部24は、処理部21の作業領域として用いられ、操作部23から入力されたデータ、処理部21が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。さらに、記憶部24は、処理部21の処理により生成されたデータのうち、長期的な保存が必要なデータを記憶してもよい。
また、記憶部24には、ユーザー2の身体情報、ゴルフクラブ3の仕様を表すクラブ仕様情報、及びセンサー装着位置情報が記憶される。例えば、ユーザー2が操作部23を操作して身長、体重、性別などの身体情報を入力し、入力された身体情報が身体情報として記憶部24に記憶される。また、例えば、ユーザー2が操作部23を操作して使用するゴルフクラブ3の型番を入力(あるいは、型番リストから選択)し、記憶部24にあらかじめ記憶されている型番毎の仕様情報(例えば、シャフトの長さ、重心の位置、ライ角、フェース角、ロフト角等の情報など)のうち、入力された型番の仕様情報をクラブ仕様情報とする。
また、例えば、ユーザー2が操作部23を操作してセンサーユニット10の装着位置とゴルフクラブ3のグリップエンドとの間の距離を入力し、入力された距離の情報がセンサー装着位置情報として記憶部24に記憶される。あるいは、センサーユニット10を決められた所定位置(例えば、グリップエンドから20cmの距離など)に装着するものとして、当該所定位置の情報がセンサー装着位置情報としてあらかじめ記憶されていてもよい。
表示部25は、処理部21の処理結果を文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示するものである。表示部25は、例えば、CRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、EPD(Electrophoretic Display)、有機発光ダイオード(OLED)を用いたディスプレイ、タッチパネル型ディスプレイ、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などであってもよい。なお、1つのタッチパネル型ディスプレイで操作部23と表示部25の機能を実現するようにしてもよい。
音出力部26は、処理部21の処理結果を音声やブザー音等の音として出力するものである。音出力部26は、例えば、スピーカーやブザーなどであってもよい。
処理部21は、各種プログラムに従って、センサーユニット10に制御コマンドを送信する処理や、センサーユニット10から通信部22を介して受信したデータに対する各種の計算処理や、その他の各種の制御処理を行う。特に、本実施形態では、処理部21は、運動解析プログラムを実行することにより、センサー情報取得部210、運動解析部211、画像生成部213、及び出力処理部(出力部)214として機能する。
処理部21は、例えば、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、不揮発性の記憶装置であるROM、処理部21と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、などを備えるコンピューターにより実現してもよい。コンピューターは、画像処理回路など各種の専用処理回路を備えていてもよい。また、処理部21は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などにより実現されてもよい。
センサー情報取得部210は、通信部22がセンサーユニット10から受信したパケットデータを受け取り、受け取ったパケットデータから時刻情報及び計測データを取得する(取得する工程の一例)。取得した計測データには、ユーザー2のスイングにより発生する、ゴルフクラブ3のシャフト部3aの長軸回りの角速度が含まれている。また、センサー情報取得部210は、取得した時刻情報と計測データを対応づけて記憶部24に記憶させる。
運動解析部211は、センサーユニット10が出力する計測データを用いて、ユーザー2のスイング運動を解析する処理を行う。運動解析部211は解析部に相当する。
画像生成部213は、表示部25へ表示させるべき情報を含む画像データを生成する処理を行う。
出力処理部214は、表示部25に対して各種の画像(画像生成部213が生成した画像データに対応する画像の他、文字や記号等も含む)を表示させる処理を行う。例えば、出力処理部214は、ユーザー2のスイング運動が終了した後、自動的に、あるいは、ユーザー2の入力操作に応じて画像生成部213が生成した画像データを出力し、対応する画像を表示部25に表示させる。あるいは、センサーユニット10に表示部を設けておいて、出力処理部214は、通信部22を介してセンサーユニット10に画像データを送信(出力)し、センサーユニット10の表示部に各種の画像を表示させてもよい。
また、出力処理部214は、音出力部26に対して各種の音(音声やブザー音等も含む)を出力させる処理を行う。例えば、出力処理部214は、ユーザー2のスイング運動が終了した後、自動的に、あるいは、所定の入力操作が行われたときに、記憶部24に記憶されている各種の情報を読み出して音出力部26に運動解析用の音や音声を出力させてもよい。あるいは、センサーユニット10に音出力部を設けておいて、出力処理部214は、通信部22を介してセンサーユニット10に各種の音データや音声データを送信し、センサーユニット10の音出力部に各種の音や音声を出力させてもよい。
なお、運動解析装置20あるいはセンサーユニット10に振動機構を設けておいて、当該振動機構により各種の情報を振動情報に変換してユーザー2に提示してもよい。
<座標系>
運動解析部211は、地面に固定されたワールド座標系を図4に示すとおり定義する。ワールド座標系は、例えば、ゴルフクラブ3の軌跡を表現するために用いられる。図4に示すとおり、ワールド座標系の原点は、ユーザー2がアドレス姿勢をとったときにおける打球部(ヘッド)3b(図6)の位置に設定され、ワールド座標系のZ軸は、反重力方向(鉛直上向き)に設定され、ワールド座標系のX軸は、打球(球を打つこと、または、打った球)の目標方向(打球線方向)に設定され、ワールド座標系のY軸は、XZ平面に直交する方向に設定される。因みに、図4のワールド座標系は、右手系である。
また、運動解析部211は、ゴルフクラブ3に固定されたセンサー座標系を図5に示すとおり定義する。センサー座標系は、例えば、ゴルフクラブ3の速度、加速度、角速度を表現するために用いられる。図5に示すとおり、センサー座標系の原点は、センサーユニット10の位置に設定され、センサー座標系のy軸は、シャフト部3aの長軸方向に設定され、センサー座標系のx軸は、打球面(フェース面)3c(図6)に直交する方向に設定され、センサー座標系のz軸は、xy平面に直交する方向に設定される。y軸の正方向は、グリップ部から打球部(ヘッド)3bへ向かう方向である。因みに、図5のセンサー座標系は、右手系である。
また、運動解析部211は、フェース座標系を図6、図7に示すとおり定義する。フェース座標系は、例えば、打球部(ヘッド)3bの打球面(フェース面)3cにおける打球位置を表現するために用いられる。
<ヘッドの名称>
図6、図7には、アドレス姿勢におけるゴルフクラブ3のシャフト部3aの一部と、ゴルフクラブ3の打球部(ヘッド)3bとが示してある。打球部(ヘッド)3bは、ゴルフボール4を打球する打球面(フェース面)3cを有している。ゴルフクラブ3は、例えば、アイアンである。
なお、打球部(ヘッド)3bのうちシャフト部3aに近い部分は「ヒール(かかと)」と呼ばれ、打球部(ヘッド)3bのうちシャフト部3aから離れた部分は「トゥー(つま先)」と呼ばれている。また、アドレス姿勢における打球部(ヘッド)3bのうち地面に近い部分は「ソール(靴底)」と呼ばれ、打球部(ヘッド)3bのうち地面から離れた部分は「クラウン(頂部)」と呼ばれている。
例えば、フェース座標系のh軸の方向は、トゥー側からヒール側に向かう方向に設定され、フェース座標系のv軸の方向は、ソール側からクラウン側に向かう方向に設定され、フェース座標系の原点は、スイートスポット(軸芯)に相当する位置に設定される。
なお、フェース座標系のh軸の方向は、水平方向に一致していてもよいし、水平方向からずれていてもよい。フェース座標系のv軸の方向は、重力方向に一致していてもよいし、重力方向からずれていてもよい。また、フェース座標系のh軸とv軸とは直交していなくてもよい。例えば、フェース座標系のv軸の方向は、シャフト部3aの長軸方向(y軸方向)に設定され、フェース座標系のh軸の方向は、水平方向に設定されてもよい。また、フェース座標系の原点は、ゴルフクラブ3の重心に相当する位置に設定されてもよいし、打球面(フェース面)3cの中心位置に設定されてもよい。
適宜、打球面(フェース面)3cのうちv>0の領域を「クラウン側」といい、打球面(フェース面)3cのうちv<0の領域を「ソール側」といい、打球面(フェース面)3cのうちh>0の領域を「ヒール側」といい、打球面(フェース面)3cのうちh<0の領域を「トゥー側」という。また、以下では、h軸方向を「水平方向」と称し、v軸方向を「垂直方向」と称す(h軸は現実の水平面に沿った方向から多少ずれていても良いし、v軸は現実の重力方向から多少ずれていても良いし、v軸とh軸とは完全に直交していなくてもよい。)。
尚、ゴルフクラブ3の打球部(ヘッド)3bの形状は、ゴルフクラブ3の仕様によって定まる。打球部(ヘッド)3bの形状は、ライ角とロフト角とでほぼ特定することができる。
ゴルフクラブ3のライ角は、図6に部分円弧状矢印で示すように、打球部(ヘッド)3bのソールが地面に当接するときに、地面とシャフト部3aの中心線(長軸)とが成す角度であり、ゴルフクラブ3のロフト角は、図7に部分円弧状矢印で示すように、打球部(ヘッド)3bのシャフト部3aの中心線(長軸)と打球面(フェース面)3cとが成す角度である。
<運動解析部の処理>
運動解析部211は、まず、記憶部24に記憶された、ユーザー2の静止時(アドレス時)の計測データ(加速度データ及び角速度データ)を用いて、計測データに含まれるオフセット量を計算する。次に、運動解析部211は、記憶部24に記憶された、スイング開始後の計測データからオフセット量を減算してバイアス補正し、バイアス補正された計測データを用いて、ユーザー2のスイング動作中のセンサーユニット10の位置及び姿勢を計算する。
例えば、運動解析部211は、加速度センサー12が計測した加速度データ、クラブ仕様情報及びセンサー装着位置情報を用いて、XYZ座標系(例えば、ユーザー2の静止時(アドレス時)の打球部(ヘッド)3bの位置を原点とし、打球の目標方向をX軸、X軸に垂直な水平面上の軸をY軸、鉛直上方向をZ軸とした座標系、以下、グローバル座標系ともいう)におけるユーザー2の静止時のセンサーユニット10の位置(初期位置)を計算し、その後の加速度データを積分してセンサーユニット10の初期位置からの位置の変化を時系列に計算する。ユーザー2は所定のアドレス姿勢で静止するので、センサーユニット10の初期位置のX座標は0である。
さらに、センサーユニット10のy軸はゴルフクラブ3のシャフトの長軸方向と一致し、ユーザー2の静止時には、加速度センサー12は重力加速度のみを計測するので、運動解析部211は、y軸加速度データを用いてシャフトの傾斜角(水平面(XY平面)あるいは鉛直面(XZ平面)に対する傾き)を計算することができる。そして、運動解析部211は、シャフトの傾斜角、クラブ仕様情報(シャフトの長さ)及びセンサー装着位置情報(グリップエンドからの距離)を用いて、センサーユニット10の初期位置のY座標及びZ座標を計算し、センサーユニット10の初期位置を特定することができる。あるいは、運動解析部211は、ゴルフクラブ3のグリップエンドの位置の座標とセンサー装着位置情報(グリップエンドからの距離)を用いて、センサーユニット10の初期位置の座標を計算してもよい。
また、運動解析部211は、加速度センサー12が計測した加速度データを用いて、XYZ座標系(グローバル座標系)におけるユーザー2の静止時(アドレス時)のセンサーユニット10の姿勢(初期姿勢)を計算し、その後の角速度センサー14が計測した角速度データを用いた回転演算を行ってセンサーユニット10の初期姿勢からの姿勢の変化を時系列に計算する。センサーユニット10の姿勢は、例えば、X軸、Y軸、Z軸回りの回転角(ロール角、ピッチ角、ヨー角)、オイラー角、クオータ二オン(四元数)などで表現することができる。
ユーザー2の静止時には、加速度センサー12は重力加速度のみを計測するので、運動解析部211は、3軸加速度データを用いて、センサーユニット10のx軸、y軸、z軸の各々と重力方向とのなす角度を特定することができる。さらに、ユーザー2は所定のアドレス姿勢で静止するので、ユーザー2の静止時において、センサーユニット10のy軸はYZ平面上にあるため、運動解析部211は、センサーユニット10の初期姿勢を特定することができる。
なお、センサーユニット10の信号処理部16が、計測データのオフセット量を計算し、計測データのバイアス補正を行うようにしてもよいし、加速度センサー12及び角速度センサー14にバイアス補正の機能が組み込まれていてもよい。これらの場合は、運動解析部211による計測データのバイアス補正が不要となる。
また、運動解析部211は、身体情報(ユーザー2の身長(腕の長さ))、クラブ仕様情報(シャフトの長さや重心の位置)、センサー装着位置情報(グリップエンドからの距離)、ゴルフクラブ3の特徴(剛体である等)、人体の特徴(関節の曲がる方向が決まっている等)などを考慮した運動解析モデル(二重振子モデル等)を定義し、この運動解析モデルとセンサーユニット10の位置及び姿勢の情報を用いて、ユーザー2のスイングにおけるゴルフクラブ3の軌跡を計算する。
また、運動解析部211は、記憶部24に記憶された時刻情報と計測データを用いて、ユーザー2のスイング動作の期間において打球したタイミング(インパクトのタイミング)を検出する。例えば、運動解析部211は、センサーユニット10が出力する計測データ(加速度データ又は角速度データ)の合成値を計算し、当該合成値に基づいてユーザー2が打球したタイミング(時刻)を特定する。
また、運動解析部211は、運動解析モデルとセンサーユニット10の位置及び姿勢の情報を用いて、バックスイングからフォロースルーまでのヘッドスピード、打球時の入射角(クラブパス)やフェース角、シャフトローテーション(スイング中のフェース角の変化量)、ゴルフクラブ3の減速率などの情報、あるいは、ユーザー2が複数回のスイングを行った場合のこれら各情報のばらつきの情報等も生成する。
また、運動解析部211は、センサーユニット10から取得した計測データを用いて、スイングの開始から終了までの一連の動作(「リズム」ともいう)、例えば、スイングの開始から、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、スイングの終了までを検出する。具体的なリズムの検出手順は、特に限定されないが、例えば下記のような手順を採用することができる。
まず、運動解析部211は、取得した時刻t毎の角速度データを用いて、各時刻tでの各軸回りの角速度の大きさの和(ノルムという)を計算する。また、運動解析部211は、各時刻tでの角速度のノルムを時間で微分してもよい。
ここで、3軸(x軸、y軸、z軸)の軸回りの角速度が、例えば図8に示すようなグラフに表れる場合を考える。図8では、横軸が時間(msec)、縦軸が角速度(dps)である。また、角速度のノルムは、例えば図9に示すようなグラフに表れる。図9では、横軸が時間(msec)、縦軸が角速度のノルムである。また、角速度のノルムの微分値は、例えば図10に示すようなグラフに表れる。図10では、横軸が時間(msec)、縦軸が角速度のノルムの微分値である。なお、図8〜図10は、本実施形態を理解し易くするためものであり、正確な値を示しているわけではない。
運動解析部211は、計算した角速度のノルムを用いて、スイングにおけるインパクトのタイミングを検出する。運動解析部211は、例えば、角速度のノルムが最大となるタイミングをインパクトのタイミングとして検出する(符号T5)。または、運動解析部211は、例えば、計算した角速度のノルムの微分の値が最大となるタイミングと最小となるタイミングのうち、先のタイミングをインパクトのタイミングとして検出するようにしてもよい(符号T5)。
また、運動解析部211は、例えば、インパクトより前で、計算した角速度のノルムが極小となるタイミングをスイングのトップのタイミングとして検出する(符号T3)。また、運動解析部211は、例えば、インパクトより前で角速度のノルムが第1閾値以下の連続した期間をトップ期間(トップでの溜めの期間)として特定する(符号T2〜 T4)。
また、運動解析部211は、例えば、トップより前で、角速度のノルムが第2閾値以下となるタイミングをスイングの開始のタイミングとして検出する(符号T1)。
また、運動解析部211は、例えば、インパクトより後で、角速度のノルムが極小となるタイミングをスイングの終了(フィニッシュ)のタイミングとして検出する(符号T7)。または、運動解析部211は、例えば、インパクトより後で、角速度のノルムが第3閾値以下となる最初のタイミングをスイングの終了(フィニッシュ)のタイミングとして検出するようにしてもよい。また、運動解析部211は、例えば、インパクトのタイミングより後で且つインパクトのタイミングに接近し、角速度のノルムが第4閾値以下となる連続した期間をフィニッシュ期間として特定する(符号T6〜T8)。
上記のようにして、運動解析部211は、スイングのリズムを検出することができる。また、運動解析部211は、リズムを検出することにより、スイング中の各期間(例えば、スイング開始からトップ開始までのバックスイング期間、トップ終了からインパクトまでのダウンスイング期間、インパクトからスイング終了までのフォロースルー期間)を特定することができる。
<打球位置の算出>
また、運動解析部211は、インパクト(打球)によりゴルフクラブ3のシャフト部3aに発生する角速度の情報と、インパクトによりゴルフクラブ3のシャフト部3aに発生する加速度の情報とを用いて、ゴルフクラブ3の打球部(ヘッド)3bの打球面(フェース面)3cにおける打球位置を算出する機能を有する。
周知のように、打球面(フェース面)3cにおける打球位置が変化するとゴルフクラブ3の角速度のみならず加速度も変化するため、角速度の情報と加速度の情報との双方を用いることで、打球位置の算出を精度良く算出できる。
本実施形態では、運動解析部211は、打球面(フェース面)3cの水平方向(h軸方向)における打球位置及び信頼度Aを、ゴルフクラブ3のy軸回りの角速度、x軸方向の加速度に基づき算出する。また、運動解析部211は、打球面(フェース面)3cの垂直方向(v軸方向)における打球位置及び信頼度Bを、ゴルフクラブ3のz軸回りの角速度、x軸方向の加速度に基づき算出する。尚、信頼度Aは、水平方向における打球位置の算出精度の高さを表す指標であり、信頼度Bは、垂直方向における打球位置の算出精度の高さを表す指標である。
<打球位置の算出準備>
上述したとおり、ユーザー2は、センサーユニット10を、ゴルフクラブ3のグリップ部の近傍へ所定の姿勢で装着し(図2参照)、ゴルフクラブ3等に関する各種の情報を運動解析装置20へ入力し、また、地面へゴルフボール4を設置する(図2参照)。
そして、ユーザー2は、ゴルフクラブ3でスイングを行い、ゴルフボール4を打球する。スイング期間中、センサーユニット10の角速度センサー14および加速度センサー12は、所定のサンプリング間隔で計測データを生成する。また、スイング期間中又はスイング期間の終了後、センサーユニット10は、当該計測データを、通信部18を介して運動解析装置20へ所定のフォーマットで送信する。運動解析装置20は、通信部22及びセンサー情報取得部210を介して当該計測データを受信し、記憶部24へ格納する。
<水平方向の打球位置の算出>
運動解析部211は、y軸回りの角速度の時間変化カーブ(時系列データ)のうち、基点(インパクトのタイミングの手前の所定のサンプリングポイント)のタイミングにおける角速度値と、基点から所定時間後(例えば1.5ミリ秒後)の第1のタイミングにおける角速度値とを参照する。そして、運動解析部211は、基点のタイミングから第1のタイミングまで角速度値の変位を、特徴量FeatureGyとして算出する。
また、運動解析部211は、x軸方向の加速度の時間変化カーブ(時系列データ)のうち、基点のタイミングにおける加速度値と、基点から所定時間後(例えば、0.5ミリ秒後)の第2のタイミングにおける加速度値とを参照する。そして、運動解析部211は、基点のタイミングから第2のタイミングまでの加速度値の変位を、特徴量FeatureAxとして算出する。
次に、運動解析部211は、特徴量FeatureGyを閾値th(例えばth=0)と比較し、特徴量FeatureGyが閾値thを上回る場合に、打球面(フェース面)3cの水平方向における打球位置が原点(h=0)よりもトゥー側であったと判定し、特徴量FeatureGyを図11に示す第1の関係情報に当てはめることにより、原点(h=0)からトゥー側の打球位置までのずれ量を算出し、当該ずれ量に基づき打球位置h1を算出する。
また、運動解析部211は、特徴量FeatureGyを閾値th1(th1<thであって、例えばth1=−20である。)と比較し、かつ、特徴量FeatureAxを閾値th2(例えばth2=0)と比較し、特徴量FeatureGyが閾値th1を下回り、かつ、特徴量FeatureAxが閾値th2を下回る場合に、打球面(フェース面)3cの水平方向における打球位置が原点(h=0)よりもヒール側であったと判定し、特徴量FeatureGyを図11に示す第1の関係情報に当てはめることにより、原点(h=0)からヒール側の打球位置までのずれ量を算出し、当該ずれ量に基づき打球位置h1を算出する。
尚、図11は、第1の関係情報の基礎となる統計データの一例である。この統計データは、y軸回りの角速度に係る特徴量FeatureGyと水平方向の打球位置との相関関係に係るデータ(散布図)である。図11の横軸は、水平方向における実際の打球位置[mm]であり、縦軸は、特徴量FeatureGy[deg/s]である。第1の関係情報は、この統計データ(図11の散布図)を回帰分析することにより求めたものである。
また、運動解析部211は、上記以外の場合に、打球面(フェース面)3cの水平方向における打球位置が原点(h=0)であったと判定する。
更に、運動解析部211は、特徴量FeatureAxを図12に示す第2の関係情報に当てはめることにより、水平方向の打球位置h2を、改めて算出する。
尚、図12は、第2の関係情報の基礎となる統計データの一例である。この統計データは、x軸方向の加速度に係る特徴量FeatureAxと水平方向の打球位置との相関関係に係るデータ(散布図)である。図12の横軸は、水平方向における実際の打球位置[mm]であり、縦軸は、特徴量FeatureAx[G(重力加速度)]である。第2の関係情報は、この統計データ(図12の散布図)を回帰分析することにより求めたものである。
次に、運動解析部211は、特徴量FeatureGyに基づく第1の判定結果(打球位置h1)と、特徴量FeatureAxに基づく第2の判定結果(打球位置h2)との差に基づき、水平方向の判定の信頼度Aを算出する。例えば、運動解析部211は、第1の判定結果(打球位置h1)が「+10」であり、第2の判定結果(打球位置h2)が「−5」であった場合には、水平方向の判定の信頼度Aを以下の式によって算出する。
d=|h1−h2|=|10−(−5)|=15
A=(100−K×d)/100=0.7
但し、Kは所定の係数であって、例えば、K=2を採用する。
<垂直方向の打球位置の算出>
運動解析部211は、z軸回りの角速度の時間変化カーブ(時系列データ)のうち、基点のタイミングにおける角速度値と、基点から所定時間後(例えば2.5ミリ秒後)の第1のタイミングにおける角速度値とを参照する。そして、運動解析部211は、基点のタイミングから第1のタイミングまでの角速度値の変位を、特徴量FeatureGzとして算出する。
また、運動解析部211は、x軸方向の加速度の時間変化カーブ(時系列データ)のうち、基点のタイミングにおける加速度値と、基点から所定時間後(例えば、2.0ミリ秒後)の第2のタイミングにおける加速度値とを参照する。そして、運動解析部211は、基点のタイミングから第2のタイミングまでの加速度値の変位を、特徴量FeatureAxとして算出する。
次に、運動解析部211は、特徴量FeatureGzを閾値th(例えばth=0)と比較し、特徴量FeatureGzが閾値thを上回る場合に、打球面(フェース面)3cの垂直方向における打球位置が原点(v=0)よりもクラウン側であったと判定し、特徴量FeatureGzを図13に示す第3の関係情報に当てはめることにより、原点(v=0)からクラウン側の打球位置までのずれ量を算出し、当該ずれ量に基づき打球位置v1を算出する。
また、運動解析部211は、特徴量FeatureGzを閾値th(例えばth=0)と比較し、特徴量FeatureGzが閾値thを下回る場合に、打球面(フェース面)3cの垂直方向における打球位置が原点(v=0)よりもソール側であったと判定し、特徴量FeatureGzを図13に示す第3の関係情報に当てはめることにより、原点(v=0)からソール側の打球位置までのずれ量を算出し、当該ずれ量に基づき打球位置v1を算出する。
図13は、第3の関係情報の基礎となる統計データの一例である。この統計データは、z軸回りの角速度に係る特徴量FeatureGzと垂直方向の打球位置との相関関係に係るデータ(散布図)である。図13の横軸は、垂直方向における実際の打球位置[mm]であり、縦軸は、特徴量FeatureGz[deg/s]である。第3の関係情報は、この統計データ(図13の散布図)を回帰分析することにより求めたものである。
また、運動解析部211は、上記以外の場合に、打球面(フェース面)3cの垂直方向における打球位置が原点(v=0)であったと判定する。
更に、運動解析部211は、特徴量FeatureAxを図14に示す第4の関係情報に当てはめることにより、垂直方向の打球位置v2を、改めて算出する。
図14は、第4の関係情報の基礎となる統計データの一例である。この統計データは、x軸方向の加速度に係る特徴量FeatureAxと垂直方向の打球位置との相関関係に係るデータ(散布図)である。図14の横軸は、垂直方向における実際の打球位置[mm]であり、縦軸は、特徴量FeatureAx[G(重力加速度)]である。第4の関係情報は、この統計データ(図14の散布図)を回帰分析することにより求めたものである。
次に、運動解析部211は、特徴量FeatureGzに基づく第1の判定結果(打球位置v1)と、特徴量FeatureAxに基づく第2の判定結果(打球位置v1)との差に基づき、垂直方向の判定の信頼度Bを算出する。例えば、運動解析部211は、第1の判定結果(打球位置v1)が「+10」であり、第2の判定結果(打球位置v2)が「−5」であった場合には、垂直方向の判定の信頼度Bを以下の式によって算出する。
d=|v1−v2|=|10−(−5)|=15
B=(100−K×d)/100=0.7
但し、Kは所定の係数であって、例えば、K=2を採用する。
尚、水平方向の判定の信頼度Aおよび垂直方向の判定の信頼度Bの加算値を算出することにより、打球位置の総合的な信頼度としても良い。
<打球位置の表示および変更>
運動解析部211は、スイングが完了して打球位置を算出すると、算出した打球位置に関する情報を画像生成部213に送る。画像生成部213は、打球位置を示す画像を生成し、生成した画像を表示部25に表示させる。
図15は、表示部25に表示される打球位置画像250の一例を示した図である。この場合、1回のスイングに対して打球位置であっても良く、また、スイング毎に算出した打球位置を複数回に亘り取得し、平均値や重心値に基づいて決定した打球位置であっても良い。
この打球位置画像250には、ゴルフクラブ3の打球面(フェース面)3cを模したフェース面画像252が表示されている。画像生成部213は、スイングに使用したゴルフクラブ3の型番情報に基づいて、フェース面画像252を生成する。この場合、ゴルフクラブ3はドライバーを示している。
また、画像生成部213は、フェース面画像252を予め決められた複数の矩形状の領域にフェース面を分割し、打球位置が含まれる領域254を識別可能に描画する。尚、領域の分割は、ゴルフクラブ3毎に決められても良い。また、打球位置の決定に関する総合的な信頼度に基づいて、領域を変更しても良い。本実施形態では、ゴルフクラブ3に依らず、「ヒール側」から「トゥー側」への方向、および「クラウン側」から「ソール側」への方向に移動するに従い、領域が狭くなるように設定されている。
また、画像生成部213は、打球位置画像250内に選択ボタン256を操作部23の1つとして配置する。選択ボタン256は、打球位置の変更指示を受け付ける1つの受付部である。
ユーザー2は、打球位置画像250における領域254が打球位置として妥当であるか、否かを判定する。領域254が打球位置として妥当であると判定した場合、ユーザー2は選択ボタン256の「正しい」ボタンを押下し、領域254が打球位置として妥当でないと判定した場合、ユーザー2は選択ボタン256の「違う」ボタンを押下する。
ここで、ユーザー2が選択ボタン256の「正しい」ボタンを押下した場合、処理部21は、この領域254を打球位置に決定しても良い。
また、ユーザー2が「正しい」ボタンを押下した場合であって、かつ、領域254を更に分割可能である場合、画像生成部213は、領域254を更に分割し、面積を小さくした領域254Aをフェース面画像252(図16A)に含む打球位置画像(変更画像または変更画像データ)250を生成し、生成した打球位置画像250を表示部25で表示している画像に替えて表示させても良い。
この場合、画像生成部213は、更に、選択ボタン256を含めて表示しても良い。ユーザー2が選択ボタン256の「正しい」ボタンを押下した場合、処理部21は、打球領域を領域254Aに決定しても良い。また、ユーザー2が選択ボタン256の「違う」ボタンを押下した場合、処理部21は、表示する打球領域を領域254に戻し、戻した領域254を打球領域に決定しても良い。
また、図15において、ユーザー2が選択ボタン256の「違う」ボタンを押下した場合、画像生成部213は、図15の領域254の面積を更に大きくした領域254Bをフェース面画像252(図16B)に含む打球位置画像250を生成し、生成した打球位置画像250を表示部25で表示している画像に替えて表示させても良い。
この場合、画像生成部213は、更に、打球位置画像250に選択ボタン256を含めて表示しても良い。ここで、ユーザー2が選択ボタン256の「正しい」ボタンを押下した場合、処理部21は、打球領域を領域254Bに決定しても良い。また、ユーザー2が選択ボタン256の「違う」ボタンを押下した場合、画像生成部213は、表示する打球領域を領域254に戻して表示し、処理部21は、打球位置の算出が失敗した旨をユーザー2に通知しても良い。
このように、変更可能な領域は、図16Aに示すように、表示している打球領域と重なり合う狭い領域であっても良く、また、図16Bに示すように、表示している打球領域と隣り合う広い領域であっても良い。
また、図15において、ユーザー2が「違う」ボタンを押下した場合、ユーザーに打球位置を含む打球領域を指示させ、指示に基づいて移動させても良い。図17は、ユーザー2が打球位置を指示するための打球位置画像250Aを示す。
画像生成部213は、操作部23としての指示可能領域(変更可能領域)258をフェース面画像252に重畳して識別可能に表示する。ユーザー2は、領域を指示可能な指示可能領域258内の所望の箇所を手指で指示できる。尚、指示可能領域258は、打球位置を示す領域254と隣り合う領域である。また、フェース面画像252において、指示可能領域258に含まれない領域は、操作部23を操作して指示できない領域である。
処理部21は、ユーザー2が指示した領域を打球領域として決定する。この方法は、打球条件の変化等による誤差成分により、算出した打球位置が大きくズレているとユーザー2が感じた場合、打球領域を迅速かつ的確に変更できる。
また、処理部21は、打球位置が変更された場合、打球位置が変更された変更情報を基に、運動解析部211が打球位置を算出するための第1の関係情報〜第4の関係情報を変更された打球位置に基づいて補正しても良い。例えば、図11〜図14の分布図の回帰分析により得られる関係式の係数を補正しても良い。この結果、運動解析部211は、補正した第1の関係情報〜第4の関係情報を使用することで、変更された打球位置に近い位置を算出するようになり、以降の打球においても、打球位置を正確に算出できる。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)運動解析装置20は、打球により発生する角速度の情報と加速度の情報とに基づいて、ゴルフクラブ3の打球面3cにおける打球位置を算出し、打球面3cにおける打球位置を示す画像を生成して表示部25に表示し、表示した画像における打球位置の変更を選択ボタン256が受け付ける。従って、算出された打球位置に対し必要に応じた補正が可能になる。
(2)運動解析装置20は、打球位置が変更された場合、変更された打球位置を示す変更画像を生成し、それまで表示していた画像に替えて変更画像を表示するため、ユーザー2は、打球面3cにおける変更された打球位置を画像により視認できる。
(3)ユーザー2は、打球位置画像250のフェース面画像252が複数の領域に分割された画像において、打球領域を他の領域と識別できる。
(4)ユーザー2は、打球位置画像250のフェース面画像252において、選択ボタン256により打球位置を変更可能な変更可能領域を、他の領域と識別できる。
(5)運動解析装置20は、角速度および加速度に係る関係情報とを用いるため、打球位置を安定して算出できる。
(6)運動解析装置20は、打球位置を算出するための関係情報を補正するため、打球位置を精度良く算出できる。
以上、本発明を図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、以下に述べるような変形例も想定できる。
(1)打球位置画像250のフェース面画像252に表示される打球位置の形状は、矩形状には限定されない。例えば、図18Aに示すように、円形状であっても良い。この図18Aでは、最初に、打球位置を示す領域260Aが表示され、更に、領域260Bに領域が絞られ、最終的には、領域260Cが打球位置として決定される。
(2)打球位置を変更可能な領域は、総合的な信頼度に基づいて、区分して表示されても良い。例えば、図18Bに示すように、打球位置の変更が可能な領域を総合的な信頼度に基づき区別して表示している。ユーザー2は、フェース面画像252から打球位置としての確率が高い領域や、確率が低い領域を視認できる。また、変更が可能な領域は、現在の打球位置を含んでも良い。
(3)運動具はゴルフクラブ3には限定されない。例えば、テニスラケット等であっても良い。
また、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
また、図3に示した処理部21の各機能部は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、処理部21の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
2…ユーザー、3…ゴルフクラブ、3a…シャフト部、3b…打球部、3c…打球面、4…ゴルフボール、10…センサーユニット、12…加速度センサー、14…角速度センサー、16…信号処理部、18…通信部、20…運動解析装置、21…処理部、22…通信部、23…操作部、24…記憶部、25…表示部、26…音出力部、30…サーバー装置、40…ネットワーク、210…センサー情報取得部、211…運動解析部、213…画像生成部、214…出力処理部、250,250A…打球位置画像、252…フェース面画像、254,254A,254B…領域、256…選択ボタン、258…指示可能領域、260A,260B,260C…領域。

Claims (12)

  1. 運動具を用いたスイングを解析する運動解析装置であって、
    前記運動具の打球面における打球位置を解析する解析部と、
    前記打球面における前記打球位置を示す画像データを生成する画像生成部と、
    前記画像生成部が生成した前記画像データを出力する出力部と、
    前記出力部が出力した前記画像データにおける前記打球位置の変更を受け付ける受付部と、を備えることを特徴とする運動解析装置。
  2. 請求項1に記載の運動解析装置において、
    前記受付部が受け付けた前記打球位置の変更情報を基に、前記解析部が打球位置の算出に用いる関係情報を補正することを特徴とする運動解析装置。
  3. 請求項1乃至2の何れかに記載の運動解析装置において、
    前記画像生成部は、前記受付部が前記打球位置の変更を受け付けた場合、変更された前記打球位置に基づく変更画像データを生成し、前記変更画像データを出力することを特徴とする運動解析装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動解析装置において、
    前記画像生成部は、前記打球面を複数の領域に分割した前記画像データを出力し、前記画像データにおいて前記打球位置が含まれる打球領域を識別可能に出力することを特徴とする運動解析装置。
  5. 請求項4に記載の運動解析装置において、
    前記画像生成部は、前記受付部が前記打球位置の変更を受け付け可能な変更可能領域を識別可能に出力することを特徴とする運動解析装置。
  6. 請求項5に記載の運動解析装置において、
    前記変更可能領域は、前記打球領域を含むことを特徴とする運動解析装置。
  7. 請求項5に記載の運動解析装置において、
    前記変更可能領域は、前記打球領域と隣り合うことを特徴とする運動解析装置。
  8. 請求項4乃至7のいずれか1項に記載の運動解析装置において、
    前記打球領域は、矩形状または円形状であることを特徴とする運動解析装置。
  9. 請求項4乃至8のいずれか1項に記載の運動解析装置において、
    前記受付部が前記打球位置の変更指示を受け付けた場合、前記画像生成部は、前記変更指示に基づいて、前記画像において、前記打球領域の面積を小さくする、または、大きくする、もしくは、前記打球領域の位置を移動させることを特徴とする運動解析装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の運動解析装置において、
    前記解析部は、
    打球により運動具に発生する、角速度の情報と前記打球位置との相関関係、および、加速度の情報と前記打球位置との相関関係、を示す関係情報に基づいて前記打球位置を算出することを特徴とする運動解析装置。
  11. 請求項10に記載の運動解析装置において、
    前記解析部は、変更された前記打球位置に基づいて、前記関係情報を補正することを特徴とする運動解析装置。
  12. 運動具を用いたスイングを解析する解析方法であって、
    前記運動具の打球面における打球位置を算出し、
    前記打球面における前記打球位置を示す画像を生成し、
    生成した前記画像を表示し、
    表示した前記画像における前記打球位置の変更を受け付けることを特徴とする解析方法。
JP2017024699A 2017-02-14 2017-02-14 運動解析装置および解析方法 Withdrawn JP2018130204A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017024699A JP2018130204A (ja) 2017-02-14 2017-02-14 運動解析装置および解析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017024699A JP2018130204A (ja) 2017-02-14 2017-02-14 運動解析装置および解析方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018130204A true JP2018130204A (ja) 2018-08-23

Family

ID=63248802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017024699A Withdrawn JP2018130204A (ja) 2017-02-14 2017-02-14 運動解析装置および解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018130204A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050272516A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-08 William Gobush Launch monitor
JP2007530151A (ja) * 2004-03-23 2007-11-01 ナイキ・インコーポレーテッド ゴルフスイングの動作特性を決定するシステム
JP2012228351A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Dunlop Sports Co Ltd 打感の評価方法
JP2016515884A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 ナイキ イノベイト セー. フェー. ゴルフ用具のためのインパクトおよび音響の分析
JP2016129565A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 セイコーエプソン株式会社 運動解析装置、運動解析方法、プログラム、及び運動解析システム
JP2016221130A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社ユピテル 装置およびプログラム
JP2017213145A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 ダンロップスポーツ株式会社 打点推定装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530151A (ja) * 2004-03-23 2007-11-01 ナイキ・インコーポレーテッド ゴルフスイングの動作特性を決定するシステム
US20050272516A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-08 William Gobush Launch monitor
JP2012228351A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Dunlop Sports Co Ltd 打感の評価方法
JP2016515884A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 ナイキ イノベイト セー. フェー. ゴルフ用具のためのインパクトおよび音響の分析
JP2016129565A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 セイコーエプソン株式会社 運動解析装置、運動解析方法、プログラム、及び運動解析システム
JP2016221130A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社ユピテル 装置およびプログラム
JP2017213145A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 ダンロップスポーツ株式会社 打点推定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10843040B2 (en) Exercise analysis device, exercise analysis method, program, recording medium, and exercise analysis system
US9962591B2 (en) Motion analysis method, program, and motion analysis device
TW201501752A (zh) 運動解析方法及運動解析裝置
KR20140148298A (ko) 운동 해석 방법 및 운동 해석 장치
JP2015156882A (ja) 運動解析装置及び運動解析システム
US20160089568A1 (en) Exercise analysis device, exercise analysis system, exercise analysis method, and program
US20160175674A1 (en) Motion analysis device, motion analysis system, motion analysis method, program, and recording medium
JP6380733B2 (ja) 運動解析装置、運動解析システム、運動解析方法、運動解析情報の表示方法及びプログラム
JP2016116566A (ja) 運動解析装置、運動解析方法、プログラム、及び運動解析システム
US20160175680A1 (en) Exercise analysis device, exercise analysis system, exercise analysis method, program, and recording medium
US20170011652A1 (en) Motion analysis method, motion analysis apparatus, motion analysis system, and program
JP2017023636A (ja) スイング診断装置、スイング診断システム、スイング診断方法、スイング診断プログラム及び記録媒体
US20170004729A1 (en) Motion analysis method, motion analysis apparatus, motion analysis system, and program
JP2016055028A (ja) 運動解析方法、運動解析装置、運動解析システム及びプログラム
JP6862848B2 (ja) 運動解析装置、運動解析方法、プログラム、及び運動解析システム
US20160175649A1 (en) Exercise analysis device, exercise analysis method, program, recording medium, and exercise analysis system
JP6862931B2 (ja) 運動解析装置、運動解析方法、運動解析システムおよび表示方法
US20160030805A1 (en) Motion analysis method, motion analysis device, and program
JP2016116745A (ja) 傾き判定装置、傾き判定システム、傾き判定方法及びプログラム
JP6822173B2 (ja) 運動解析装置、運動解析方法、プログラム、及び運動解析システム
JP2018130204A (ja) 運動解析装置および解析方法
JP2016209229A (ja) スイング解析装置、スイング解析方法、プログラム、およびスイング解析システム
JP2018126238A (ja) 運動解析装置、運動解析システムおよび運動解析方法
JP2018121900A (ja) 運動解析装置、運動解析方法、表示方法、運動解析システム、および運動解析プログラム
JP2016116614A (ja) 運動解析装置、運動解析システム、運動解析方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180910

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190402

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191211

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20200803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20201109