JP2018130197A - 伸縮商品陳列棚及び商品陳列什器 - Google Patents

伸縮商品陳列棚及び商品陳列什器 Download PDF

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Abstract

【課題】什器本体側の左右一対の非平行の支持部のいずれの箇所にも取付られる多段の商品陳列什器に使用する伸縮商品陳列棚及びこれを用いた商品陳列什器を提供すること。【解決手段】什器本体の支持部に取付られる商品陳列棚10であって、第1棚本体部1aと、第2棚本体部1bが幅方向に伸縮自在に嵌り合う陳列棚本体1Aと、第1棚本体部1aの奥行方向の奥側の端部に付設される第1係止部2aと、第2棚本体部1bの奥行方向の奥側の端部に付設される第2係止部2bと、を備え、第1係止部1aと第2係止部1b間の距離は、陳列棚本体1Aの伸縮に同期して変化する。【選択図】図2

Description

本発明は、陳列棚本体が幅方向(長手方向)に伸縮自在であって、2つの係止部間距離が当該伸縮に同期して変化する伸縮商品陳列棚およびこれを備える商品陳列什器である。
スーパーや量販店においては、商品を陳列するための商品陳列什器が使用されている。通常、商品陳列什器は、複数の板状の陳列棚と、該陳列棚を多段で支持する基台とからなる。基台には、陳列棚を支持する支柱部が、上下方向に所定のピッチで多数形成されている。このような商品陳列什器は、左右一対の支柱部が互いに平行であり、複数の陳列棚も同じ形状であり、多量の商品を整然と陳列するのに好適なものである。
近年、商品の陳列を演出して、顧客の目を引く商品陳列什器が求められている。例えば、図18及び図19に示すような、左右一対の支柱部102が互いに平行ではなく、下方に向けて幅が広がる八の字形状の商品陳列什器100である。このような商品陳列什器100であれば、下方の商品陳列棚101は、幅方向(長手方向)を長く採れ、安定感のある斬新な陳列が可能となる。しかしながら、このような商品陳列什器100に、従来の商品陳列棚101を適用すると、ほとんどの商品陳列棚101が寸法足らずとなり、使用できない。また、商品陳列什器100に見合う商品陳列棚101は、全てが幅方向の長さが寸法違いとなり、製作コストを上昇させ、在庫管理も複雑となる。
特開平09−308532号公報には、第2第1の柱部材1;該柱部材1に固着可能な第2辺部材2・第1辺部材3と;該第2辺部材2と第1辺部材3とを第2第1連結する伸縮パイプ材4と;第2第1一方に櫛歯状の複数本の突出部8を有すると共に第2第1他方に開口する差込孔部10を並設した基本板6を二枚以上順次連結して、一の基本板6の上記突出部8を隣り合う他の基本板6の上記差込孔部10に、差込深さ調整可能に差込み、平面板状に形成されて、上記伸縮パイプ材4に支持される伸縮棚板部5と;から構成されたことを特徴とする棚構造が開示されている。この棚構造によると、柱部材1を立てることにより伸縮棚板部5が支持されるため、あらゆる室内の所望の位置に設置可能であり、例えば、洗濯場所、洗面所、台所、勉強部屋等の整理棚用として用いることができる。
また、特開2007-7246号には、第1基部から裏面開口の角状の櫛部を水平方向に突出させ、且つ該第1基部から下方へ第1係合凸部を延出させた第1基板と、該第1基板の角状の櫛部とスライド自在に嵌合する角状の仕切り部を、第2基部から水平方向に突出させた、該第1基板とは分離部材である第2基板と、を有し、該角状の仕切り部の該第2基部の反対側には、該第1係合凸部と係合する第1係合凹部を設けたことを特徴とする組み合わせ商品陳列台が開示されている。この商品陳列台によれば、陳列面に対して、水平面内における展開、高さ方向への展開、段差形態への展開を1台又は複数台で、素早く対応でき、且つ改装後の再利用性の高い商品陳列台及び商品陳列セットを提供できる。
特開平09-308532号公報 特開2007-7246号
しかしながら、特開平09−308532号公報の棚構造は、伸縮棚板部の係止部は、伸縮棚板部の幅方向の端部であり、奥行方向の端部ではない。また、下方に向けて幅が広がる八の字形状の商品陳列什器には、左右一対の支柱部(柱部材)の構造が複雑になり、実際には適用ができないという問題がある。
また、特開2007−7246号公報の商品陳列台における第1基板や第2基板は、床置きを基本としており、什器本体の支柱部に取付られるものではない。また、第1基板と第2基板は、別部材であり、一体化して無段伸縮を行うものではない。
すなわち、本発明の目的は、什器本体側の左右一対の非平行の支柱部のいずれの箇所にも取付られる多段の商品陳列什器に好適な伸縮商品陳列棚及びこれを用いた商品陳列什器を提供することにある。
すなわち、本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、什器本体の支持部に取付られる商品陳列棚であって、
第1棚本体部と、第2棚本体部が幅方向に伸縮自在に嵌り合う陳列棚本体と、
該第1棚本体部の奥行方向の奥側の端部に付設される第1係止部と、
該第2棚本体部の奥行方向の奥側の端部に付設される第2係止部と、を備え、
該第1係止部と該第2係止部間の距離は、該陳列棚本体の伸縮に同期して変化するものであることを特徴とする伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、最縮小時の該第1係止部と該第2係止部間の距離寸法は(L)であり、該陳列棚本体が幅方向に寸法(m)延びた際、該第1係止部と該第2係止部間の距離寸法は(L+m)であることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、該第1棚本体部は、一方の陳列面を有するケース状の第1本体部と、該第1本体部の幅方向の端部から幅方向に延びる第1凸嵌合部と、該第1本体部の裏面に形成される第1凹嵌合部とを備え、
該第2棚本体部は、他方の陳列面を有するケース状の第2本体部と、該第2本体部の幅方向の端部から幅方向に延びる該第1凹嵌合部に嵌る第2凸嵌合部と、該第2本体部の裏面に形成される該第1凸嵌合部と嵌る第2凹嵌合部とを備えることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、該ストッパー機構は、該第1棚本体部の裏面に固体される第1長孔を備える第1長尺部材と、該第2棚本体部の裏面に固体される該第1長孔内の長手方向に移動自在の第1ピンと、を備え、該第1ピンが該第1長孔の端に当たり移動が規制されることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、更に、該第2棚本体部の裏面に固体される第2長孔を備える第2長尺部材と、該第1棚本体部の裏面に固体される該第2長孔内の長手方向に移動自在の第2ピンと、を備え、該第2ピンが該第2長孔の端に当たり移動が規制されることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、第1長尺部材は、金属部材であることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供し、また、本発明は、第2長尺部材は、金属部材であることを特徴とする前記伸縮商品陳列棚を提供するものである。
また、本発明は、前記伸縮商品陳列棚を備えることを特徴とする商品陳列什器を提供するものである。
また、本発明は、前記伸縮商品陳列棚と、該伸縮商品陳列棚を支持する一対の支柱部とを有し、該一対の支柱部は、下方に向けて、幅広となる正面視が八の字形状であることを特徴とする前記商品陳列什器を提供するものである。
また、本発明は、該支柱部には、上下方向の所定のピッチで多数の係止孔が形成されたものであることを特徴とする前記商品陳列什器を提供するものである。
本発明によれば、第1棚本体部と第2棚本体部が幅方向(長手方向)に伸縮自在に嵌り合う陳列棚本体を有し、第1棚本体部の奥行方向の端部に形成される第1係止部と第2係止部間は、陳列棚本体の伸縮に同期して変化するため、什器本体側の左右一対の非平行の支柱部のいずれの箇所にも取付けることができる。
本発明の実施の形態における縮小状態における商品陳列棚の斜視図である。 本発明の実施の形態における伸長状態における商品陳列棚の斜視図である。 図1の商品陳列棚の裏面から見た斜視図である。 図1の商品陳列棚の裏面図である。 図2の商品陳列棚の裏面から見た斜視図である。 図2の商品陳列棚の裏面図である。 本発明の実施の形態における商品陳列棚の分解斜視図である。 本発明の実施の形態における商品陳列棚の組み付け手順を説明する図である。 本発明の実施の形態における商品陳列棚の組み付け手順を説明する図であり、図8の次の工程である。 本発明の実施の形態における商品陳列棚の組み付け手順を説明する図であり、図9の次の工程である。 ピンと長尺金具の関係を示すピン周りの拡大図である。 図11のX方向から見た簡略側面図である。 ピンと長尺金具の関係を示すピン周りの拡大図であり、図11から陳列棚本体が伸長した状態である。 図13のX方向から見た簡略側面図である。 (A)本発明の実施の形態における商品陳列什器の斜視図であり、(B)がその正面図である。 本発明の実施の形態における他の商品陳列什器の他の斜視図である。 本発明の実施の形態における他の商品陳列什器の他の斜視図である。 従来の商品陳列什器の斜視図である。 図18の商品陳列什器の側面図である。
次に、本発明の実施の形態における伸縮商品陳列棚(以下、単に「伸縮棚」とも言う。)を図1〜図14を参照して説明する。伸縮棚10は、什器本体の支持部に取付られる商品陳列棚であって、第1棚本体部1aと、第2棚本体部1bが幅方向に伸縮自在に嵌り合う陳列棚本体1Aと、第1棚本体部1aの奥行方向の奥側(支柱係止部取付側)の端部13aに付設される第1係止部2aと、第2棚本体部1bの奥行方向の奥側(支柱係止部取付側)の端部13bに付設される第2係止部2bと、を備える。本発明の伸縮棚において、「幅方向」とは、支柱係止部への取付側を顧客側とし、これを正面として、左右方向(長手方向)(図1の符号W方向)を言い、「奥行方向」とは、前後方向(短手方向)(図1の符号D方向)を言う。
第1棚本体部1aは、一方の陳列面を有するケース状の第1本体部11aと、第1本体部11aの幅方向の端部から幅方向に延びる第1凸嵌合部12aと、第1本体部11aの裏面に形成される第1凹嵌合部14aとを備える。第1本体部11aは、本例では、縮小時、陳列棚本体1Aの一方の半分を形成する平面視が、四角形である。第1本体部11aは、嵌め込み側の端部を除いて、3つの側板を有し、厚さを持つものである。第1本体部11aの裏面の第1凹嵌合部14aは、第2本体部11bの第2凸嵌合部12bが嵌るものである。第1凹嵌合部14aは、第2凸嵌合部12bが入り込むスペースであればよく、特に係止関係は必要としない。
第1凸嵌合部12aは、本例では、2つの出っ歯状の板状体である。第1凸嵌合部12aは、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bが幅方向に嵌り合った際(縮小)、第2棚本体部1bの裏側に潜り込み、且つ第1棚本体部1aと第2棚本体部1bで形成される陳列棚本体1Aの陳列面が面一となる形状であり、また、第1凸嵌合部12aと第2凸嵌合部12bが噛み合うことで、隙間のない面を形成するような形状である。
陳列棚本体1Aは、幅方向が最小寸法から最大(M)伸長するものであり、該最大伸長以上に延びることを阻止するストッパー機構70を備える。そして、第1棚本体部1aの裏面には、ストッパー機構70で使用する第1長尺金具(第1長尺部材)5a及び第2ピン6bが取り付けられる裏面支持部17aが付設されている。
裏面支持部17aは、第1本体部11a及び第1凸嵌合部12aに亘り形成され、略第1棚本体部1aの幅方向のほぼ全長に形成される溝構造体である。また、裏面支持部17aは、第1凸嵌合部12aの隣接する第2凸嵌合部12b側の端部に形成されている。本例では、第1凸嵌合部12aは2つであり、裏面支持部17a(溝構造体)は2本である。裏面支持部17aは、2つの側壁と、2つの側壁間に形成される溝部を有する。また、2つの側壁の高さは、第1本体部11a側で低く、第1凸嵌合部12aで高くなっている。溝部には、第1長尺金具5aが装着されるため、浅い溝部では、第1長尺金具5aの第1長孔52aが表れる。また、深い溝部の端部には、第2ピン6bが固定されるナットボックス18aが形成されている。これにより、ナットボックス18aのボルト孔と第1長尺金具5aの反第1長孔52a側の端部に形成されるボルト孔(第2ピン6bが通る孔)53aが一致し、第1長尺金具5aを裏面支持部17aに固定することができる。
第1長尺金具5aは、裏面支持部17aの溝孔に全長が嵌る幅方向の長さと、深い溝部の溝高さと同じ高さを有する。また、第1長尺金具5aは、幅方向の長さの中、反固定側の略半分に、第1長孔52aが形成されている。また、第1長孔52aの長孔の孔高さは、第1ピン6aのピン本体61aの直径よりやや大となっている。これにより、第1ピン6aは、第1長孔52a内を幅方向に移動自在となる。第1長孔52aの長さは、略陳列棚本体1Aの最大伸長分と同じ又はそれより少し大である。第1ピン6aが、第1長孔52aの第2ピン6b側の端に当たることで、最大伸長以上に延びることを阻止する。第1長尺金具5aは、裏面支持部17aの溝孔に全長が嵌っており、ストッパー機構70の一部を構成すると共に、陳列棚本体1Aの補強部材としても機能する。
第2棚本体部1bは、他方の陳列面を有するケース状の第2本体部11bと、第2本体部11bの幅方向の端部から幅方向に延びる第1凹嵌合部14bに嵌る第2凸嵌合部12bと、第2本体部11bの裏面に形成される第1凸嵌合部12aと嵌る第2凹嵌合部14bとを備える。第2棚本体部1bは、第1棚本体部1aと同一形状の同一部材であり、その説明を省略するが、ストッパー機構70は、第1長尺金具5a、第2長尺金具(第2長尺部材)5b、第1ピン6a及び第2ピン6bは、互いに関わりをもつため、以下にその協働作用について説明する。
伸縮棚10では、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bが嵌り合った縮小状態において、第1棚本体部1aの裏面支持部17aと第2棚本体部1bの裏面支持部17bとは、互に隣接状態にある。第1棚本体部1aの裏面支持部17aには第1長尺金具5aが嵌り、第2棚本体部1bの裏面支持部17bには第2長尺金具5bが嵌る。第1長尺金具5aと第2長尺金具5bは互いに180度反転した関係にある(図7参照)。そして、第1ピン6aは、ピン本体61aが第1長孔52aを通り(横断し)、第2長尺金具5bのボルト孔53bを通り、ナットで第2棚本体部1bに固定される。他方、第2ピン6bは、ピン本体61bが第2長孔52bを通り(横断し)、第1長尺金具5aのボルト孔53aを通り、ナットで第1棚本体部1aに固定される(図8及び図9)。
次に、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bが縮小又は伸長した際の第2ピン6bの動きについて、図11〜図14を参照して説明する。図12及び図14において、壁構造体の外側の壁19bの記載を省略して、第2長孔52bとピン本体61bの関係を解り易くしている。また、図11〜図14中、符号zのドット(黒点)は、第2ピン6bと壁構造体の位置関係を解り易くするため、壁構造体と第2長尺金具5bに付した便宜上の印である。図11及び図13中、符号66bは、低摩擦面を有する樹脂製のリング座である。
図11及び図13において、図中、下の3層は、第1棚本体部1aの一部の断面であって、第1長尺金具5aが嵌められた深い溝側の壁構造体である。すなわち、両壁171a、171a内に第1長尺金具5aが装着されている。第1長尺金具5aは、第2ピン6bで固定されており、第1棚本体部1a側の裏面支持部17a、第1長尺金具5a及び第2ピン6bは一体化物である。一方、図11中、上の3層は、第2棚本体部1bの一部の断面であって、第2長尺金具5bが嵌められた浅い溝側の壁構造体である。従って、上の3層においては、ピン本体61bが通る部分には、壁体はなく、陳列棚本体1Aが幅方向に伸長しても、ピン本体61bの移動の障害とはならない。すなわち、図11中、下方の部材である第1棚本体部1aが、第1棚本体部1bに対して、図11中、右側にL寸法、移動した場合、第1棚本体部1bは、そのままであって、第2ピン6bが、第2長孔52b内を移動する。そして、第2長孔52b内を移動した第2ピン6bが、第2長孔52bの移動方向の端部に当たることで、移動が規制される。すなわち、第2ピン6bと第2長孔52bで、最大伸長(M)以上の伸長を規制するストッパーを形成する。
以上のように、ストッパー機構70は、第1棚本体部1aの裏面に固体される第1長孔52aを備える第1長尺金具5aと、第2棚本体部1aの裏面に固体される第1長孔52a内の長手方向に移動自在の第1ピン6aと、を備え第1ピン6aが第1長孔52aの端に当たり移動が規制されるものである。また、更に、第2棚本体部1bの裏面に固体される第2長孔52bを備える第2長尺金具5bと、第1棚本体部1aの裏面に固体される第2長孔52b内の長手方向に移動自在の第2ピン6bと、を備え、第2ピン6bが第2長孔52bの端に当たり移動が規制される。
伸縮棚10において、第1係止部2aは、第1棚本体部1aの支柱取付側の端部13aに付設される。また、第2係止部2bは、第2棚本体部1bの支柱取付側の端部13bに付設される。すなわち、伸縮棚10において、第1係止部2aと第2係止部間2bの距離(L)は、陳列棚本体1Aの伸縮に同期して変化するものである。具体的には、最縮小時の第1係止部2aと第2係止部間2bの距離寸法は(L)であり、陳列棚本体1Aが幅方向に寸法(m)延びた際、第1係止部2aと第2係止部2b間の距離寸法は(L+m)である(図1及び図2)。
伸縮棚10は、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bが幅方向に伸縮自在に嵌り合う。図1は、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bが幅方向に完全に嵌り合った状態であり、最縮小の状態である。この際、第1凸嵌合部12aの全部が、第2本体部11bの裏面の潜り込み、第2凸嵌合部12bの全部が、第1本体部11aの裏面に潜り込んでいる。そして、第1ピン6aは、第1長孔52aの反固定側の端部に位置し、第2ピン6bは、第2長孔52bの反固定側の端部に位置する。図1の伸縮棚10から伸長する場合、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bを互いに反対方向に手で引けばよい。この際、第1ピン6aは、第1長孔52a内を移動し、第2ピン6bは、第2長孔52b内を移動する。所望の長さ延びたところで伸縮棚10の幅方向長さが決まる。この際、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bは係止による固定はされてはおらず、そのまま支柱の係止孔に係止部2a、2bを取り付けることで、幅方向長さが固定される。この場合の伸縮棚10は、第1凸嵌合部12aと第2凸嵌合部12bの表面が、伸縮棚10の表面の一部を構成する。第1長尺金具5a及び第2長尺金具5bは、陳列棚本体1Aの幅方向の全長に亘り延びており、補強部材ともなっている。第1棚本体部1aと第2棚本体部1bを更に引き延ばすと、第1ピン6aは、第1長孔52aの端に当たり、第2ピン6bは、第2長孔52bの端に当たる。これにより、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bを更に引き延ばすことはできず、図2の最伸長状態となる。このように、伸縮棚10は、最大M寸法、幅方向(左右方向)に無段で変化させることができる。
次に、本発明の実施の形態における商品陳列什器を図15〜図17を参照して説明する。図15〜図17において、同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図15〜図17において、図1〜図14と異なる点は、本例の伸縮棚10を支柱部に取付て、商品陳列什器を形成した点である。すなわち、本発明の商品陳列什器は、上記の伸縮棚10を備える。
図15の商品陳列什器20は、複数の伸縮棚10と、伸縮棚10を支持する一対の支柱部52とを有し、一対の支柱部52は、下方に向けて、幅広となる正面視が八の字形状である。この八の字において、一方の支柱部52は、鉛直方向に延びている。また、支柱部52には、上下方向の所定のピッチで多数の係止孔53が形成されたものである。このような、商品陳列什器20は、上下方向の全ての係止孔53間の距離が異なり、伸縮棚の幅方向長さが異なる。このため、従来の陳列什器と異なり、趣きのある陳列を演出できる。本発明において、一対の支柱部は、一対の柱状に付設されてもの、あるいは支柱とは言えない、パネル板(背面板)に付設されたものであってもよい。
図16の商品陳列什器20aは、伸縮棚10を取り付ける基台が、上下2段に分かれている。すなわち、伸縮棚10を支持する一対の支柱部52aは、鉛直方向に延びており、互いに平行なものであるが、下段の一対の支柱部間の距離は、上段の一対の支柱部間の距離に比べて大となったものである。このような、変則の複数段の基台であっても、ひとつの伸縮棚でどの係止孔にも適用できる。
図17の商品陳列什器20bは、複数の伸縮棚10と、伸縮棚10を支持する一対の支柱部52bとを有し、一対の支柱部52bは、下方に向けて、幅広となる正面視が八の字形状である。この八の字形状は、左右両方の支柱部が、傾斜状に延びている。また、支柱部52には、上下方向の所定のピッチで多数の係止孔53が形成されたものである。このような、商品陳列什器20bは、上下方向の全ての係止孔53間の距離が異なり、伸縮棚の幅方向長さが異なる。このため、従来の陳列什器と異なり、趣きのある陳列を演出できる。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形を採ることができる。すなわち、第1本体部の裏面から延びる第1凸嵌合部及び第2本体部の裏面から延びる第2凸嵌合部は、それぞれ、上記の2つに限定されず、1つとし、これが互いに噛み合うものであってもよい。この場合、裏面支持部17a、17bは、それぞれ1本ずつの合計2本であり、使用する長尺金具も都合2本である。また、ストッパー機構はなくてもよい。すなわち、裏面支持部17a、17b、長尺金具5a、5b及びピン6a、6bは、全て省略できる。ストッパー機構はなくとも、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bの嵌め込みは容易であり、また、係止部が支柱の係止孔に係止すれば、陳列棚本体1Aの幅方向の長さは固定され、第1棚本体部1aと第2棚本体部1bは外れることはない。また、係止部は、図1に示す形状に限定されず、公知の種々の係止構造を採ることができる。
また、本発明において、上記実施の形態における第1長尺金具5a及び第2長尺金具5bは、金属部材に限定されず、樹脂又は金属と樹脂の複合部材であってもよい。また、本発明において、第1長尺部材の第1長孔及び第2長尺部材の第2長孔は、上記実施の形態例のように両端が閉じたものに限定されず、一方の端は開放されたものであってもよい。この場合、一方の端とは、陳列棚本体が伸長した際、第1ピン及び第2ピンが当たる端とは、逆の端を言う。このように、第1長孔及び第2長孔の一方の端が開放されたものであっても、ケース状の第1本体部とケース状の第2本体部の突き合わせで、突き合わせ端同士が当たり縮小形状が決定されるため、問題はない。
本発明において、第1棚本体部は、一方の陳列面を有するケース状の第1本体部と、該第1本体部の幅方向の端部から幅方向に延びる第1凸嵌合部と、第1本体部の裏面に形成される第1凹嵌合部とを備え、第2棚本体部は、他方の陳列面を有するケース状の第2本体部のみを有し、第2凸嵌合部がない伸縮棚であってもよい。すなわち、第1棚本体部のみが、凸嵌合部を有するもので、これが第2棚本体部の凹嵌合部に入るものである。この場合、凸嵌合部は、第1本体部よりやや小さい平面視形状であるものの、第1本体部とほとんど変わらないほど大きな平面視形状を採る。また、この場合の嵌め込み方法としては、第1本体部の両側板の下端が、内側に屈曲し、更に上方に屈曲する鈎状断面の係止部を形成させ、この鈎状断面の係止部に、第2凸嵌合部の側板が嵌る嵌め込み方法が採用できる。また、この場合、ストッパー機構は、鈎状断面の係止部と第2凸嵌合部の側板に切り欠かれた切り欠き部同士の係止としてもよい。
本発明の伸縮棚は、伸縮方向が幅方向であり、しかも、支柱に係止する2つの係止部間の距離は、陳列棚本体の伸縮に同期して変化するというものであり、例えば一対の支柱が、八の字形状のものに、どの係止孔でも対応できる。このため、多段で使用するにしても、1種の伸縮棚でよく、製作コストを低減できる。
1a 第1棚本体部
1b 第2棚本体部
1A 陳列棚本体
2a 第1係止部
2b 第2係止部
5a 第1長尺金具
5b 第2長尺金具
6a 第1ピン
6b 第2ピン
10 伸縮棚
11a 第1本体部
11b 第2本体部
12a 第1凸嵌合部
12b 第2凸嵌合部
13a、13b 支柱取付側
14a 第1凹嵌合部
14b 第2凹嵌合部
70 ストッパー機構

Claims (10)

  1. 什器本体の支持部に取付られる商品陳列棚であって、
    第1棚本体部と、第2棚本体部が幅方向に伸縮自在に嵌り合う陳列棚本体と、
    該第1棚本体部の奥行方向の奥側の端部に付設される第1係止部と、
    該第2棚本体部の奥行方向の奥側の端部に付設される第2係止部と、を備え、
    該第1係止部と該第2係止部間の距離は、該陳列棚本体の伸縮に同期して変化するものであることを特徴とする伸縮商品陳列棚。
  2. 該第1棚本体部は、一方の陳列面を有するケース状の第1本体部と、該第1本体部の幅方向の端部から幅方向に延びる第1凸嵌合部と、該第1本体部の裏面に形成される第1凹嵌合部とを備え、
    該第2棚本体部は、他方の陳列面を有するケース状の第2本体部と、該第2本体部の幅方向の端部から幅方向に延びる該第1凹嵌合部に嵌る第2凸嵌合部と、該第2本体部の裏面に形成される該第1凸嵌合部と嵌る第2凹嵌合部とを備えることを特徴とする請求項1記載の伸縮商品陳列棚。
  3. 該陳列棚本体は、幅方向が最小寸法から最大(M)伸長するものであり、該最大伸長以上に延びることを阻止するストッパー機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮商品陳列棚。
  4. 該ストッパー機構は、該第1棚本体部の裏面に固体される第1長孔を備える第1長尺部材と、該第2棚本体部の裏面に固体される該第1長孔内の長手方向に移動自在の第1ピンと、を備え、該第1ピンが該第1長孔の端に当たり移動が規制されることを特徴とする請求項3記載の伸縮商品陳列棚。
  5. 更に、該第2棚本体部の裏面に固体される第2長孔を備える第2長尺部材と、該第1棚本体部の裏面に固体される該第2長孔内の長手方向に移動自在の第2ピンと、を備え、該第2ピンが該第2長孔の端に当たり移動が規制されることを特徴とする請求項4記載の伸縮商品陳列棚。
  6. 第1長尺部材は、金属部材であることを特徴とする請求項4記載の伸縮商品陳列棚。
  7. 第2長尺部材は、金属部材であることを特徴とする請求項5記載の伸縮商品陳列棚。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の伸縮商品陳列棚を備えることを特徴とする商品陳列什器。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の伸縮商品陳列棚と、該伸縮商品陳列棚を支持する一対の支柱部とを有し、該一対の支柱部は、下方に向けて、幅広となる正面視が八の字形状であることを特徴とする商品陳列什器。
  10. 該支柱部には、上下方向の所定のピッチで多数の係止孔が形成されたものであることを特徴とする請求項9記載の商品陳列什器。
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