JP2009148381A - コーナー棚 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】部屋のコーナー部に設置されるコーナー棚6であって、このコーナー棚6は、コーナー部の2つの壁面2a,2bに渡って水平に掛け渡された3本のパイプ6a,6b,6cで構成され、各パイプ6a,6b,6cは、それぞれ独立して台座金具8で支持されており、一番長いパイプ6cは、他のパイプ6a,6bよりも上方位置に配置されている。
【選択図】図3
Description
なお、従来、シャンプーボトル等を載せることのできるコーナー棚は、底部がトレー式のものであり、底に水滴等の汚れが付きやすく、また、意匠性にも乏しいという問題点があった。
本発明は、部屋のコーナー部に設置される棚であって、該棚は、コーナー部の2つの壁面に渡って水平に掛け渡された複数のパイプで構成され、各パイプはそれぞれ独立していることを要旨とする。
こうすれば、複数のパイプ上に背の高いシャンプーボトル等を置いた際にも、上方位置に配置した1つのパイプにより落下が良好に防止されるため、背の高いものを置きやすくなる。
こうすれば、台座に対しパイプを着脱できるため、パイプを台座から取り外して、パイプを良好に掃除することができるものとなる。
こうすれば、壁面に固設した台座の筒状の凹部にパイプの先端を差し込んで、良好に台座にパイプを取り付けることができ、また、パイプを筒状の凹部から取り外して、パイプを良好に清掃することができるものとなる。
図1は、浴室の平面構成図であり、浴室1は、壁面2a,2b,2c,2dに囲まれて内部に、浴槽4と洗い場5が設けられ、入口にはドア3が設けられている。
この浴室の壁面2aと壁面2dの交差するコーナー部にはコーナー棚6が設置されている。また、壁面2aと壁面2cの交差するコーナー部にもコーナー棚6が設けられている。
このコーナー棚6は、コーナー部の2つの壁面に渡って水平に掛け渡された3本のパイプ6a,6b,6cで構成されており、それぞれのパイプ6a,6b,6cは、それぞれ独立して壁面に設置されている。
なお、コーナー棚6を構成する3本のパイプ6a,6b,6cは、図4に平面図で示すように、長さ寸法がそれぞれ異なるものとなっており、それぞれ両端側が壁面に沿うように斜めに切断されて形成されており、この両端側の切断面から長手方向に延びるスリット7,7がそれぞれ底側に切り込み状に形成されている。このスリット7の部分の拡大斜視図は図5に示す。
台座金具8は、ビス9を用いて壁面に固設されるものであり、台座金具8は、ビス9を通すビス孔8bを有する固定片8aと、固定片8aの上端に水平状に上面片8cが一体化され、上面片8cから上方へ向かって一体状に起立して差込片8dが形成されたものである。
なお、他のパイプ6b,6cも同様に、その両端側を一対の台座金具8,8の各差込片8dにスリット7を係合させて取り付けることができる。
また逆に、パイプ6a,6b,6cは上方側へ引き上げることにより、スリット7から差込片8dが抜脱するので、パイプ6a,6b,6cを取り外しでき、各々が独立して棒状であるため良好に清掃することができる。
このように長い第3パイプ6cを上方位置に配置することで、図3に示すように、第1パイプ6a,第2パイプ6b上に背の高いシャンプーボトルB等を置いた際にも、第3パイプ6cでシャンプーボトルB等の落下を良好に防ぐことができ、背の高い物を良好にコーナー棚6に載せておくことができるものである。
また、トレー式ではないため、コーナー棚6の底に水が溜まることがなく、特にコーナー棚6を構成するパイプ6a,6b,6cが断面円形状あるいは断面楕円形状に形成されている場合には水滴が付きにくく、水垢等がパイプ6a,6b,6cに付きにくいために掃除が楽なものとなる。
また、小物類を置きたい場合には、別途、専用トレーを用意して、第1パイプ6a,第2パイプ6b上に専用トレーをセットすることで、小物等を置くことができるものとなる。
なお、パイプ6a,6b,6cは断面円形あるいは楕円形状の他に、断面角状あるいは扁平角状等のものであっても良い。
変更例では、各パイプ6a,6b,6cの左右両端側を樹脂製の樹脂台座80に差し込んで構成するものであり、図7には全体斜視図を示し、また、図8には要部拡大断面構成図を示す。
図8の要部拡大断面構成図で示すように、樹脂台座80は、ビス9で壁面2a等に固設できる固定片80bが基部80aに一体形成されており、基部80aから水平方向に一体状に筒部80cが形成されたものであり、筒部80c内には筒状の差込凹部81が形成されており、この内部には、例えばステンレス製のスプリング82を入れておくことができ、ビス9で樹脂台座80の固定片80bを所定位置に固定して、樹脂台座80を予め壁面2aに固設しておき、この状態でパイプ6aの先端を差込凹部81内に差し込んでパイプ6aを取り付けることができ、パイプ6aの他端側も、予め壁面2bに固設した樹脂台座80の差込凹部81内に差し込んで、パイプ6aの両端側がそれぞれの樹脂台座80の差込凹部81内に支持されるものである。
なお、パイプ6aは、その先端を差込凹部81から抜き取ることで容易に取り外すことができ、取り外して良好に掃除することができる。
なお、この図7および図8のような取り付け構造は、全てのパイプ6a,6b,6cに適用することができるものである。
2a,2b,2c,2d 壁面
6 コーナー棚
6a,6b,6c パイプ
7 スリット
8 台座金具
8a 固定片
8d 差込片
9 ビス
80 樹脂台座
80a 基部
80b 固定片
80c 筒部
81 差込凹部
82 スプリング
Claims (4)
- 部屋のコーナー部に設置される棚であって、
該棚は、コーナー部の2つの壁面に渡って水平に掛け渡された複数のパイプで構成され、各パイプはそれぞれ独立していることを特徴とするコーナー棚。 - 前記複数のパイプのうち少なくとも1つのパイプは、他のパイプよりも上方位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコーナー棚。
- 前記コーナー部の2つの壁面にそれぞれ台座が固設され、該台座に対し前記パイプを着脱できるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコーナー棚。
- 前記台座に筒状の凹部を設け、該凹部に前記パイプの先端を差し込めるように構成したことを特徴とする請求項3に記載のコーナー棚。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007328037A JP2009148381A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | コーナー棚 |
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JP2007328037A JP2009148381A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | コーナー棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009148381A true JP2009148381A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40918279
Family Applications (1)
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JP2007328037A Pending JP2009148381A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | コーナー棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009148381A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014209874A1 (en) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 3M Innovative Properties Company | A corner caddy |
JP2021036956A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | クリナップ株式会社 | 棚 |
CN114135093A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-03-04 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 脚手架钢管托架 |
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2007
- 2007-12-19 JP JP2007328037A patent/JP2009148381A/ja active Pending
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