JP2018129696A - アンテナ支柱の補強部材、アンテナ支柱の補強構造およびその補強方法 - Google Patents

アンテナ支柱の補強部材、アンテナ支柱の補強構造およびその補強方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 既設の支柱を容易に補強することが可能なアンテナ支柱の補強部材等を提供する。【解決手段】 補強部材11は、一対の挟み込み部材15と、連結部材21等から構成される。挟み込み部材15は、上下の略平行な板状の挟み込み部18と、これとほぼ垂直な向きに、上下の挟み込み部18を連結する一対の板状のアーム部17を具備する。アーム部17の先端部近傍には、線材固定部19が設けられる。線材固定部19には、補強線材13が挿通され、上下の補強部材11に対して、例えばナット等で固定される。挟み込み部18の一方の側には、凹部23が設けられる。挟み込み部18の両側には、連結部27が設けられる。一対の挟み込み部材15によって支柱3が挟み込まれる。挟み込み部材15は、互いの凹部23が対向するように配置される。この状態で、挟み込み部18が、対向する他の挟み込み部材18と連結部材21で連結される。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば携帯電話の基地局などにおけるアンテナ支柱の補強部材、アンテナ支柱の補強構造およびその補強方法に関するものである。
携帯電話の基地局などにおけるアンテナは、例えば建物の上部や壁などに支柱が固定され、支柱の上部にアンテナが固定される(例えば特許文献1)。
特開平11−225105号公報
近年、アンテナ基地局の増設が限界に近づいており、既設のアンテナ基地局においてアンテナが増設される場合がある。この場合、アンテナ増設に伴う重量増加に対応する支柱の補強が必要となる。
支柱の補強方法としては、例えば、支柱自体を交換する方法がある。しかし、支柱を交換するためには、時間と費用を要する。例えば、支柱の交換時においては、数週間にわたって当該基地局を使用することができなくなる。
一方、既設支柱に方杖を設置する方法がある。例えば、既設支柱に斜めに方杖を接合し、建物の屋上などに固定する方法である。しかし、この方法では、支柱の固定のために広い面積が必要となる。したがって、屋上における家賃が必要となる場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、既設の支柱を容易に補強することが可能なアンテナ支柱の補強部材等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、アンテナの支柱の補強部材であって、一対の挟み込み部材を具備し、前記挟み込み部材は、連結部材を用いて、互いに対向するように連結可能であり、前記挟み込み部材の互いの対向面には、支柱と接触する凹部が設けられ、前記挟み込み部材の一部には、補強線材を固定可能な線材固定部が設けられることを特徴とするアンテナ支柱の補強部材である。
ずれ止め部材をさらに具備し、前記ずれ止め部材の先端を前記凹部に挿入して、前記ずれ止め部材を前記挟み込み部材に固定可能であることが望ましい。
前記ずれ止め部材の先端は、先端に行くほど厚みが薄くなる楔形状であってもよい。
それぞれの前記挟み込み部材は、一対のアーム部を有し、前記線材固定部は、前記アーム部の端部近傍に設けられ、前記線材固定部が、それぞれの前記挟み込み部材の中心線に対して対称な位置に配置されることが望ましい。
第1の発明によれば、支柱を一対の挟み込み部材で挟み込み、上下の補強部材同士を補強線材で連結するのみであるため、支柱自体を交換することなく、また、方杖等を用いることなく支柱を補強することができる。
また、ずれ止め部材を用いることで、確実に補強部材を支柱に固定することができる。
また、アーム部の先端部に線材固定部を設けることで、補強線材を支柱から離した位置に配置可能である。また、支柱を中心として、補強線材を対称に配置できるため、支柱を効率よく補強することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかるアンテナ支柱の補強部材を用いたアンテナ支柱の補強構造であって、アンテナの支柱の上下のそれぞれの所定の部位において、一対の前記挟み込み部材で前記支柱が挟み込まれて、連結部材によって前記挟み込み部材が連結されて前記支柱に一対の前記補強部材が所定の間隔をあけて取り付けられ、上下それぞれの前記補強部材の前記線材固定部に補強線材が固定され、上下の前記補強部材同士が連結されることを特徴とするアンテナ支柱の補強構造である。
前記支柱は、支柱連結部で複数の支柱が連結されており、上下の前記補強部材が、少なくとも一部の前記支柱連結部を挟み込むように配置されることが望ましい。
前記支柱は、壁部にブラケットで固定されており、上下の前記補強部材が、最も上部に位置する前記ブラケットを挟み込むように配置されることが望ましい。
第2の発明によれば、方杖などの場所をとることなく、容易に支柱を補強することができる。
また、複数の支柱が支柱連結部で連結される場合には、連結部の上下が支柱の弱部となりやすい。このため、支柱連結部を上下に挟み込むように補強部材を配置することで、効率よく支柱を補強することができる。
また、支柱を壁部に固定するブラケットを上下に挟み込むように補強部材を配置することで、効率よく支柱を補強することができる。
第3の発明は、アンテナの支柱の補強方法であって、一対の挟み込み部材を具備する補強部材を用い、前記挟み込み部材は、連結部材を用いて、互いに対向するように連結可能であり、前記挟み込み部材の互いの対向面には、支柱と接触する凹部が設けられ、前記挟み込み部材の一部には、補強線材を固定可能な線材固定部が設けられ、前記支柱の上下のそれぞれの所定の部位において、一対の前記挟み込み部材で前記支柱を挟み込み、連結部材を用いて、前記挟み込み部材を連結して前記支柱に取り付け、前記補強部材の前記線材固定部に補強線材を固定して、上下の前記補強部材同士を連結することを特徴とするアンテナ支柱の補強方法である。
前記補強部材は、ずれ止め部材をさらに具備し、一対の前記挟み込み部材で前記支柱を挟み込んだ後、前記ずれ止め部材の先端を前記支柱と前記凹部の隙間に挿入して、前記ずれ止め部材を前記挟み込み部材に固定することが望ましい。
前記ずれ止め部材の先端は、先端に行くほど厚みが薄くなる楔形状であってもよい。
第3の発明は、支柱を交換することなく、容易に支柱を補強することができる。
特に、ずれ止め部材を配置することで、確実に支柱に補強部材を固定することができる。
本発明によれば、既設の支柱を容易に補強することが可能なアンテナ支柱の補強部材等を提供することができる。
アンテナ支柱補強構造1を示す斜視図。 補強部材11の拡大図。 挟み込み部材15を示す斜視図。 支柱3に挟み込み部材15を取り付けた状態を示す平面図。 ずれ止め部材25を挟み込み部材15に固定した状態を示す平面図。 (a)は、ずれ止め部材25を挟み込み部材15に固定した状態を示す断面図であり、図5のB−B線における断面図、(b)は、ずれ止め部材25の部分拡大図。 太い支柱3に挟み込み部材15を取り付けた状態を示す平面図。
以下、本発明の実施の形態にかかるアンテナ支柱補強構造について説明する。図1は、アンテナ支柱補強構造1を示す斜視図である。アンテナ支柱補強構造1は、主に、支柱3、アンテナ5、補強部材11、補強線材13等から構成される。
支柱3は、既設のアンテナ支柱であり、ブラケット9によって壁部10に固定される。図示した例では、支柱3は、壁部10に2か所で固定される。なお、アンテナ支柱補強構造1は、建物の壁部10に固定される例を示すが、これに限られず、建物の屋上に起立する場合も含む。
支柱3の上部には、アンテナ5が設けられる。なお、アンテナ5の形状や本数は図示した例には限られない。
支柱3の所定の部位には、一対の補強部材11が固定される。補強部材11は、支柱3の上下に離間して配置される。例えば、支柱3は、複数の支柱が支柱連結部7で連結されており、補強部材11は、すべての支柱連結部7を挟み込むように配置される。すなわち、上方の補強部材11は、最上部の支柱連結部7の上部に配置され、下方の補強部材11は、最下部の支柱連結部7の下部に配置される。なお、補強部材11は、すべての支柱連結部7を挟み込むのではなく、少なくとも一部の支柱連結部7を挟み込むように配置されてもよい。
また、支柱3が壁部10にブラケット9で固定される場合には、最上部のブラケット9を上下に挟み込むように補強部材11が配置される。すなわち、上方の補強部材11は、最上部のブラケット9よりも上方に配置され、下方の補強部材11は、最上部のブラケット9の下部に配置される。
上下の補強部材11同士は、複数の補強線材13で連結される。補強線材13は、例えば、鋼棒や鋼ワイヤなどの部材である。補強線材13には、所定の張力が付与された状態で補強部材11に固定される。
図2は、図1のA部拡大図であり、補強部材11の拡大図である。なお、下方の補強部材11は、上方の補強部材11と上下対称に構成されるため、説明を省略する。
補強部材11は、一対の挟み込み部材15と、連結部材21等から構成される。図3は、挟み込み部材15の斜視図である。挟み込み部材15は、上下の略平行な板状の挟み込み部18と、これとほぼ垂直な向きに、上下の挟み込み部18を連結する一対の板状のアーム部17を具備する。なお、アーム部17は一つであってもよく、2つ以上の複数であってもよい。また、軽量化のため、アーム部17には孔が設けられる。なお、挟み込み部18に直接線材固定部19を配置すれば、アーム部17は必ずしも必要ではない。
アーム部17の先端部近傍には、線材固定部19が設けられる。線材固定部19は、略筒状の部材であり、上下の挟み込み部18の連結方向にほぼ平行な向きに配置される。線材固定部19には、補強線材13が挿通され、上下の補強部材11に対して、例えばナット等で固定される。
挟み込み部18の一方の側には、凹部23が設けられる。凹部23は、挟み込み部18に切り欠き状に設けられる。凹部23は、中央部に、幅方向(左右方向)に対して略平行な部位と、その両側に左右に向けて幅が広がるように形成されるテーパ状の部位からなる。
挟み込み部18の両側には、連結部27が設けられる。連結部27は略筒状の部材であり、連結部材21(図2参照)が挿通される。また、挟み込み部18の凹部23の中央部の近傍には、雌ネジ部29が設けられる。すなわち、前述した、凹部23の中央部近傍における、幅方向に略平行な部位の後方に雌ネジ部29が設けられる。
図2に示すように、一対の挟み込み部材15によって支柱3が挟み込まれる。挟み込み部材15は、互いの凹部23が対向するように配置される。この状態で、挟み込み部18が、対向する他の挟み込み部材15の挟み込み部18と連結部材21で連結される。連結部材21は、例えばボルトであり、連結部27に挿通されてナットで固定される。
また、支柱3と凹部23との間には、ずれ止め部材25の先端が挿入される。ずれ止め部材25は、挟み込み部18に設けられた雌ネジ部29(図3参照)に固定される。なお、ずれ止め部材25については詳細を後述する。
次に、補強部材11を用いたアンテナの支柱3の補強方法について説明する。まず、支柱3の所定の部位に、補強部材11を取り付ける。図4は、補強部材11を支柱3に取り付けた状態を示す平面図である。前述したように、一対の挟み込み部材15で支柱3が挟み込まれて、連結部材21によって、一対の挟み込み部材15が連結される。この際、前述した凹部23のテーパ部が支柱3と接触する。
なお、本実施形態では、それぞれの挟み込み部材15の中心線に対して、対称な位置に所定の角度でアーム部17が一対設けられる。すなわち、挟み込み部材15の中心線に対して対称な位置に線材固定部19が配置される。このため、一対の挟み込み部材15を対向させて支柱3に取り付けると、支柱3に対して、線材固定部19が対称な位置に複数個所(図では4か所)に配置される。
なお、線材固定部19は、少なくとも3か所に配置されればよいが、同一形状の挟み込み部材15を一対使用すると、線材固定部19は、偶数箇所(図示した例では4か所)に配置される。
ここで、凹部23の中央部(テーパ部の間の幅方向平行部)と支柱3の間には、隙間31が形成される。隙間31は、下底が支柱3の外面形状に対応する湾曲形状の略台形となる。
次に、図5に示すように、補強部材11を支柱3にさらに確実に固定するために、ずれ止め部材25を固定する。図6(a)は、図5のB−B線断面図であり、図6(b)は図6(a)のC部拡大図である。ずれ止め部材25の先端には、挟み込み部材15との固定面に対して突出する挿入部33が設けられる。挿入部33は、先端に行くほど厚みが薄くなる楔形状であることが望ましい。
挿入部33の形状は、隙間31の形状に対応する。すなわち、支柱3との接触部は、支柱3の外面の湾曲形状に対応する湾曲形状であり、他の部位が、凹部23の幅方向平行部及びテーパ部の形状に対応する形状である。
ずれ止め部材25の挿入部33を隙間31に挿入した状態で、ずれ止め部材25を挟み込み部18の雌ネジ部29にボルト32で締めこむことで、挿入部33が確実に隙間31に挿入される。この際、挿入部33が、隙間31に深く挿入されるにつれて、隙間に挿入される挿入部33の厚みが厚くなる。このため、挿入部33を隙間31に深く押し込むことで、挿入部33が隙間31を押し開き、支柱3が、挟み込み部材15(ずれ止め部材25)に強く押し付けられる。なお、挟み込み部材15に雌ネジ部29を設けるのではなく、ボルト32とナットとで固定してもよい。
このように、ずれ止め部材25を用いることで、挟み込み部材15が確実に支柱3に固定され、補強部材11のずれが防止される。なお、ずれ止め部材25を用いなくても補強部材11を支柱3に固定することが可能であれば、ずれ止め部材25は必ずしも必要ではない。
補強部材11を支柱3の上下に固定した後、上下の補強部材11のそれぞれの線材固定部19に、補強線材13を固定する。この際、補強線材13には、多少の張力が付与される。以上により、アンテナ支柱補強構造1を施工することができる。
以上、本実施の形態によれば、簡易な方法で、アンテナの支柱3を補強することができる。また、ずれ止め部材25を用いることで、確実に補強部材11を支柱3に固定することができる。
また、アーム部17の先端に線材固定部19を配置するため、線材固定部19を支柱3から離れた位置に配置することができる。このため、効率よく支柱3を補強することができる。また、挟み込み部材15としては、同一の形状のものを一対用いることができる。したがって、支柱3を中心として、線材固定部19を対称な位置に配置することができる。このため、効率よく、支柱3を補強することができる。
なお、本発明にかかる補強部材11は、異なる支柱サイズに適用することができる。図7は、より太径の支柱3aに補強部材11を固定した状態を示す平面図である。この場合でも、支柱3aを凹部23に接触させて、一対の挟み込み部材15で支柱3aを挟み込んで固定することができる。
この場合には、支柱3aと凹部23との隙間31の形状が、支柱3の場合と異なる。このため、この隙間31の形状に応じたずれ止め部材25aが用いられる。すなわち、支柱のサイズに応じて、ずれ止め部材のみを変更することで、同一の挟み込み部材15を異なる支柱サイズに適用することができる。
なお、太い支柱3aを挟み込み部材15で挟み込む場合には、対向する連結部27の間にスペーサ37が取り付けられる。スペーサ37は筒状の部材であり、内部に連結部材21が挿通される。スペーサ37の外径は連結部27の内径よりも大きいため、スペーサ37によって、連結部27の間隔が維持される。このため、連結部材21を締めこむ際に、挟み込み部材15の回転が抑制され、確実に、挟み込み部材15同士をまっすぐに対向させることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………アンテナ支柱補強構造
3、3a………支柱
5………アンテナ
7………支柱連結部
9………ブラケット
10………壁部
11………補強部材
13………補強線材
15………挟み込み部材
17………アーム部
18………挟み込み部
19………線材固定部
21………連結部材
23………凹部
25、25a………ずれ止め部材
27………連結部
29………雌ネジ部
31………ボルト
33………挿入部
37………スペーサ

Claims (10)

  1. アンテナの支柱の補強部材であって、
    一対の挟み込み部材を具備し、
    前記挟み込み部材は、連結部材を用いて、互いに対向するように連結可能であり、
    前記挟み込み部材の互いの対向面には、支柱と接触する凹部が設けられ、前記挟み込み部材の一部には、補強線材を固定可能な線材固定部が設けられることを特徴とするアンテナ支柱の補強部材。
  2. ずれ止め部材をさらに具備し、
    前記ずれ止め部材の先端を前記凹部に挿入して、前記ずれ止め部材を前記挟み込み部材に固定可能であることを特徴とする請求項1記載のアンテナ支柱の補強部材。
  3. 前記ずれ止め部材の先端は、先端に行くほど厚みが薄くなる楔形状であることを特徴とする請求項2記載のアンテナ支柱の補強部材。
  4. それぞれの前記挟み込み部材は、一対のアーム部を有し、前記線材固定部は、前記アーム部の端部近傍に設けられ、
    前記線材固定部が、それぞれの前記挟み込み部材の中心線に対して対称な位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のアンテナ支柱の補強部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のアンテナ支柱の補強部材を用いたアンテナ支柱の補強構造であって、
    アンテナの支柱の上下のそれぞれの所定の部位において、一対の前記挟み込み部材で前記支柱が挟み込まれて、連結部材によって前記挟み込み部材が連結されて前記支柱に一対の前記補強部材が所定の間隔をあけて取り付けられ、
    上下それぞれの前記補強部材の前記線材固定部に補強線材が固定され、上下の前記補強部材同士が連結されることを特徴とするアンテナ支柱の補強構造。
  6. 前記支柱は、支柱連結部で複数の支柱が連結されており、
    上下の前記補強部材が、少なくとも一部の前記支柱連結部を挟み込むように配置されることを特徴とする請求項5記載のアンテナ支柱の補強構造。
  7. 前記支柱は、壁部にブラケットで固定されており、
    上下の前記補強部材が、最も上部に位置する前記ブラケットを挟み込むように配置されることを特徴とする請求項5または請求項6記載のアンテナ支柱の補強構造。
  8. アンテナの支柱の補強方法であって、
    一対の挟み込み部材を具備する補強部材を用い、
    前記挟み込み部材は、連結部材を用いて、互いに対向するように連結可能であり、
    前記挟み込み部材の互いの対向面には、支柱と接触する凹部が設けられ、前記挟み込み部材の一部には、補強線材を固定可能な線材固定部が設けられ、
    前記支柱の上下のそれぞれの所定の部位において、一対の前記挟み込み部材で前記支柱を挟み込み、連結部材を用いて、前記挟み込み部材を連結して前記支柱に取り付け、
    前記補強部材の前記線材固定部に補強線材を固定して、上下の前記補強部材同士を連結することを特徴とするアンテナ支柱の補強方法。
  9. 前記補強部材は、ずれ止め部材をさらに具備し、
    一対の前記挟み込み部材で前記支柱を挟み込んだ後、前記ずれ止め部材の先端を前記支柱と前記凹部の隙間に挿入して、前記ずれ止め部材を前記挟み込み部材に固定することを特徴とする請求項8記載のアンテナ支柱の補強方法。
  10. 前記ずれ止め部材の先端は、先端に行くほど厚みが薄くなる楔形状であることを特徴とする請求項9記載のアンテナ支柱の補強方法。
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