JP2018128196A - 換気装置 - Google Patents

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【課題】結露水の水漏れを防止でき、ドレンパンの組立に手間を要しない換気装置を得ること。【解決手段】換気装置は、室内外を隔てる壁に取り付けられ、室内に通じる吸込口及び吹出口が前面に形成されており、室外に通じる給気口及び排気口が背面に形成されている本体と、排気口を通じて排気する室内空気を、吸込口を通じて取り込む排気用ファンと、吹出口を通じて室内に給気する室外空気を、給気口を通じて取り込む給気用ファンと、室内空気と室外空気との間で熱交換を行わせる熱交換器11と、熱交換器11で発生する結露水を受けるドレンパン40とを備え、ドレンパン40は、結露水を溜める受皿部40Aと、受皿部40Aに溜まった結露水を排気口を通して室外へ案内する排水部材40Bと、排気口よりも小さい開口40Fが形成されており、排気口の前に開口40Fが位置するように配置されて排気口の縁1Kを覆い隠す遮蔽板40Cとが一体構造となっている。【選択図】図9

Description

本発明は、室内空気と室外空気との間で熱交換しながら換気する換気装置に関する。
冬期のように室内と室外との温度差が大きい場合、換気装置の内部で室内空気と室外空気との間で熱交換する際に、暖かく湿った室内空気が室外空気によって冷やされ、結露水が発生する。結露水は、熱交換器の還気から排気に至る風路で発生し、熱交換器の排気側に排水される。換気装置には、熱交換器の排気側に出た結露水が水漏れしないように、ドレンパンが備えられている。
特許文献1に開示されるように、ドレンパンは、結露水を受けるための受皿と、結露水を排水するための排水口とで構成されていた。
特許文献2に示される従来の熱交換換気扇では、受皿には、結露水の飛散を防止する遮蔽板が取りつけられている。
特開平9−273793号公報 実開昭60−180937号公報
特許文献1に開示される発明は、熱交換器で発生した結露水が排気流に飛ばされて受皿で受けることができなかった場合、本体内部に結露水がかかり水漏れする可能性がある。また、本体の排気口が大きいと壁に水がかかり水漏れする可能性がある。
特許文献2に開示される発明は、遮蔽板が受皿とは別の部品で構成されており、部品組み立ての手間がかかる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、結露水の水漏れを防止でき、ドレンパンの組立に手間を要しない換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、空調対象空間の内外を隔てる壁に取り付けられ、空調対象空間に通じる吸込口及び吹出口が前面に形成されており、空調対象空間の外に通じる給気口及び排気口が背面に形成されている本体と、本体内に設けられ、排気口を通じて空調対象空間の外に排気する室内空気を、吸込口を通じて空調対象空間から本体内に取り込む排気用ファンと、本体内に設けられ、吹出口を通じて空調対象空間に給気する室外空気を、給気口を通じて空調対象空間の外から本体内に取り込む給気用ファンと、室内空気と室外空気との間で熱交換を行わせる熱交換器と、熱交換器で発生する結露水を受けるドレンパンとを備える。ドレンパンは、結露水を溜める受皿部と、受皿部に溜まった結露水を排気口を通して空調対象空間の外へ案内する排水部材と、排気口よりも小さい開口が形成されており、排気口の前に開口が位置するように配置されて排気口の縁を覆い隠す遮蔽板とが一体構造となっている。
本発明によれば、結露水の水漏れを防止でき、ドレンパンの組立に手間を要しない換気装置を得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る換気装置の斜視図 実施の形態1に係る換気装置の断面模式図 実施の形態1に係る換気装置の断面模式図 実施の形態1に係る換気装置の断面模式図 実施の形態1に係る換気装置の分解斜視図 実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの斜視図 実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの斜視図 実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの拡大図 実施の形態1に係る換気装置の断面斜視図
以下に、本発明の実施の形態に係る換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気装置の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る換気装置の断面模式図であり、図1中のII-II線に沿った断面を示している。図3は、実施の形態1に係る換気装置の断面模式図であり、図2中のIII-III線に沿った断面を示している。なお、図1及び図2中の矢印は、空気の流れを表している。
換気装置100は、空調対象空間の空気を取り込んで空調対象空間外に排出するとともに、空調対象空間外の空気を取り込んで空調対象空間に供給する。空調対象空間には、室内、ビル内及び倉庫内を例示できるが、これらに限定はされない。以下の説明においては、空調対象空間は室内であり、空調対象空間外は室外であるとする。空調対象空間が室内であるため、「室外空気」は換気装置100から室内に供給される給気に対応し、「室内空気」は、換気装置100から室外に排出される「排気」に対応する。
換気装置100は、各種機器が搭載される本体1と、本体1の前面側に設けられたパネル2と、本体1の前面側であってパネル2の下側に取り付けられた風向可変部品3と、本体1の背面側に接続された給気用パイプ13と、本体1の背面側に接続された排気用パイプ14と、取り込んだ室外空気と室内空気との間で熱交換を行わせる熱交換器11と、室外空気を取り込む給気用ファン8と、室内空気を取り込む排気用ファン9とを有している。給気用パイプ13及び排気用パイプ14は、室外と本体1とを連通している。排気用パイプ14は、換気装置100を正面視したときに、給気用パイプ13の左側に位置している。
換気装置100が取り付けられる壁50は、空調対象空間の内外を隔てている。壁50には、室内と室外とを連通する開口部13A及び開口部14Aが形成されている。給気用パイプ13は、開口部13Aに配置されており、排気用パイプ14は開口部14Aに配置されている。
本体1は、直方体形状の外郭を形成している。本体1には、給気用ファン8と、排気用ファン9と、熱交換器11とが搭載されている。
本体1の前面側には室内空気を吸い込む吸込口1A及び熱交換器11で熱交換した空気を放出する吹出口1Eが形成されている。吹出口1E及び吸込口1Aは、パネル2の背面側と対向する位置に形成されている。吸込口1Aには、ベルマウス1Dが形成されており、室内から本体1内に吸い込まれる室内空気を整流している。吸込口1Aにベルマウス1Dを形成することにより、騒音を低減し、ユーザの快適性を損ねることを抑制している。
本体1の背面側には、給気用パイプ13に接続される給気口1B及び排気用パイプ14に接続される排気口1Cが形成されている。
本体1には、本体1内に取り込んだ室外空気と室内空気とが混合しないようにする仕切板30が設けられている。仕切板30の前面側は、本体1内に取り込んだ室内空気が流れる風路を構成している。仕切板30の背面側は、本体1内に取り込んだ室外空気が流れる風路を構成している。
パネル2は、換気装置100の前面の一部を構成する。パネル2は、正面視したときの平面形状が長方形形状をした平板状の部材である。パネル2は、壁50に本体1が設置された状態において、鉛直方向と平行に配置される。パネル2は、パネル2の背面側と本体1の前面側との間に吹出口7を形成している。すなわち、パネル2の背面と本体1の前面との間には、間隔が空いている。
パネル2の背面側の上部には、本体1に接続される接続部2Aが形成されている。パネル2は、接続部2Aによって本体1の前面側に保持される。
接続部2Aは、本体1との接続箇所が軸となって回転可能である。すなわち、接続部2Aが回転することでパネル2が上側に持ち上がり、本体1の前面側及び排気用ファン9が露出して、清掃といった作業を行える状態となる。
給気用パイプ13は、一端側が本体1の給気口1Bに接続され、他端側が開口部13Aを通じて室外側に配置されている。給気用フード12は、壁50の室外側の面に取り付けられる。給気用フード12は、風雨が強い状況においても、給気用パイプ13の他端側から室内側に風雨が侵入してしまうことを抑制する。給気用フード12の壁50に取り付けられた側は、給気用パイプ13と連通している。
排気用パイプ14は、一端側が本体1の排気口1Cに接続され、他端側が開口部14Aを通じて室外側に配置されている。排気用フード15は、壁50の室外側の面に取り付けられる。排気用フード15は、風雨が強い状況においても、排気用パイプ14の他端側から室内側に風雨が侵入してしまうことを抑制する。排気用フード15の壁50に取り付けられた側は、排気用パイプ14と連通している。
熱交換器11は、本体1に取り込んだ室外空気と、室内の空気との間で熱交換を行う。すなわち、熱交換器11は、排気の熱を給気で回収する機能を有している。なお、熱交換器11は、熱交換器11に流入した室外空気と室内空気とが混合しない構造になっている。すなわち、熱交換器11では、熱交換器11に流入した室外空気が流れる給気流路と、室内空気が流れる排気流路とは、熱交換可能に隣接するが、室外空気と室内空気とが混合しないように隔離されている。熱交換器11は、図2に示すように、換気装置100を正面視したときに給気用ファン8及び排気用ファン9の左側に位置する。
熱交換器11には、室外空気が流入する流入口11Aと、流入口11Aから流入して熱交換した空気が放出される流出口11Bが形成されている。また、熱交換器11には、室内空気が流入する流入口11Cと、流入口11Cから流入して熱交換した空気が放出される流出口11Dが形成されている。
流入口11Aには、給気用ファン8から室外空気が供給される。また、流出口11Bから吹き出される空気は、吹出口1Eを介して本体1から放出される。
また、流入口11Cには、排気用ファン9から室内空気が供給される。また、流出口11Dから吹き出される空気は、排気口1Cを介して本体1から放出される。
モータ10は、シャフト8B,9Bを有する両軸モータである。モータ10は、図2及び図3に示すように、給気が流れる風路側にシャフト8Bが配置され、排気が流れる風路側にシャフト9Bが配置されている。そして、モータ10は、仕切板30を境にして、給気が流れる風路側と排気が流れる風路側に跨がって設置されている。
給気用ファン8は、ファン8Aを備えている。ファン8Aは、シャフト8Bに接続される。給気用ファン8は、モータ10の回転がシャフト8Bにより伝えられてファン8Aが回転し、本体1に室外空気を取り込み、室内に放出する。
排気用ファン9は、ファン9Aを備えている。ファン9Aは、シャフト9Bに接続される。排気用ファン9は、モータ10の回転がシャフト9Bにより伝えられてファン9Aが回転し、本体1に室内空気を取り込み、室外に放出する。
ファン8A,9Aには、シロッコファンを適用可能であるが、シロッコファンに限定はされない。
次に、実施の形態1に係る換気装置100の熱交換器11の周りの構造について説明する。図4は、実施の形態1に係る換気装置の断面模式図であり、図2中のIV-IV線に沿った断面を示している。図5は、実施の形態1に係る換気装置の分解斜視図である。図4及び図5に示すように、換気装置100の外郭は、パネル2と、本体1とで構成されている。本体1は、前ケーシング1Fと中ケーシング1Gと後ケーシング1Hとにより構成されている。壁50の室内側には、取付板6がねじ止めにより固定され、取付板6に対して本体1が取り付けられる。前ケーシング1Fと、パネル2とを合わせることで、吹出口7と給気流出空間16Bと排気流入空間16Cとが形成される。後ケーシング1Hには、給気流入空間16Aと排気流出空間16Dとが設けられている。本体1内には、給気流入空間16Aから給気流出空間16Bを通って室内と室外とを結ぶ給気通風路と、排気流入空間16Cから排気流出空間16Dを通って室内と室外とを結ぶ排気通風路とが形成されている。給気通風路及び排気通風路は、熱交換器11内で交差し、室外空気と室内空気との間で熱交換が行われる。給気用ファン8は、給気流入空間16Aに設置されており、排気用ファン9は、排気流入空間16Cに設置されている。熱交換器11は、給気用ファン8及び排気用ファン9よりも下流側に設置されている。
また、前ケーシング1Fは、熱交換器11が配置される空間の下に、不図示の回路ボックスが配置される電子部品配置空間17が設けられており、電子部品配置空間17は、カバー23で塞がれている。
後ケーシング1H側には、給気口1B及び排気口1Cを開閉するシャッタ4と、サブシャッタ5とが設けられている。シャッタ4は、排気口1Cを塞ぐ第1遮蔽部4Cと、給気口1Bを塞ぐ第2遮蔽部4Dとを備えており、第1遮蔽部4Cと第2遮蔽部4Dとの間には、給気口1Bと概ね同じ大きさのシャッタ開口4Aが形成されている。第2遮蔽部4Dには、サブシャッタ5がスライド可能に取り付けられている。第1遮蔽部4Cには、後述するドレンパン40の排水部材40Bとの干渉を防止する切欠き部4Bが設けられている。
第1遮蔽部4Cが排気口1Cの正面に位置すると、排気口1Cは第1遮蔽部4Cで塞がれる。また、第2遮蔽部4Dとサブシャッタ5とが並んだ状態で給気口1Bの正面に位置すると、給気口1Bは第2遮蔽部4D及びサブシャッタ5で塞がれる。したがって、換気装置100を運転しないときに、シャッタ4とサブシャッタ5とにより給気口1B及び排気口1Cが塞げば、外からの外気の侵入を遮断できる。シャッタ4を矢印A方向に移動させ、第2遮蔽部4Dとサブシャッタ5とが重なって、給気口1Bの縁に配置されるとともに、給気口1Bとシャッタ開口4Aとの位置が一致する給気口1Bは通風可能になる。また、第1遮蔽部4Cが、給気口1Bと排気口1Cとの間に配置されると、排気口1Cが開放され、排気口1Cは通風可能となる。したがって、換気装置100の運転時には、給気口1B及び排気口1Cを開放することにより、換気が可能となる。
また、熱交換器11の下方には熱交換器11で発生した結露水41を受けるためのドレンパン40が設置されている。
中ケーシング1Gは、熱交換器11、給気ファン8A及び排気ファン9Aを収納するスチロール成型された枠体であり、前ケーシング1Fと後ケーシング1Hとに収まる。中ケーシング1Gに収められた熱交換器11の流入口11Aには、外気から侵入する塵埃を除去するフィルタ19が設けられている。フィルタ19は、フィルタ保持枠20及びフィルタ固定枠21により支持されている。フィルタ固定枠21は、中ケーシング1Gに取り付けられ、フィルタ保持枠20はフィルタ固定枠21に取り付けられる。
前ケーシング1Fの排気通風路の吸込口1Aには、室内の埃を捕集する室内側フィルタ22が取り付けられる。
パネル2には、風向可変部品3が回動可能に取り付けられ、吹出口7から出る風の風向きを図3に示すように前方向とするか、図4に示すように下方向とするかを変更可能となっている。
室外空気は、給気用フード12から給気用パイプ13を介して本体1内に取り込まれる。本体1内に取り込まれた室外空気は、給気用ファン8を通って熱交換器11に流入する。そして、熱交換器11に流入した室外空気は、熱交換器11に流入した室内空気との間で熱交換がなされた後に、熱交換器11から放出される。そして、熱交換器11から放出された室外空気は、吹出口1Eを介して吹出口7から吹き出された後に、風向可変部品3の作用によって鉛直方向又は水平方向に風向が調整されて換気装置100から室内に放出される。
室内空気は、吸込口1Aから本体1内に取り込まれる。本体1内に取り込まれた室内空気は、排気用ファン9を通って熱交換器11に流入する。熱交換器11に流入した室内空気は、熱交換器11に流入した室外空気との間で熱交換がなされた後に、熱交換器11から放出される。そして、熱交換器11から放出された室内空気は、排気用パイプ14及び排気用フード15を介して室外に放出される。
図6は、実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの斜視図であり、背面上方から見た状態を示している。図7は、実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの斜視図であり、前面上方から見た状態を示している。図8は、実施の形態1に係る換気装置のドレンパンの拡大図であり、図6中のVIII部を拡大して示している。図9は、実施の形態1に係る換気装置の断面斜視図である。図9は、図4に相当する断面の斜視図であるが、パネル2及び風向可変部品3の図示は省略している。ドレンパン40は、受皿部40Aと、排水部材40Bと、遮蔽板40Cと、熱交換器仕切部40Dと、ガイドリブ40Eとを備えている。受皿部40Aは、結露水41を溜める。排水部材40Bは、排気口1Cに挿入される。遮蔽板40Cは、排気口1Cよりも小さい開口40Fが形成されており、開口41Cが排気口41Cの前に位置することにより、前面側から見た際に排気口1Cの縁1Kを覆い隠し、排気口1Cの周りの壁面43を遮蔽する。壁面43には、排気口1Cの周辺の壁50及び排気用パイプ14のフランジ部141が含まれる。受皿部40A、排水部材40B及び遮蔽板40Cは一体構造となっており、部品間の継ぎ目から結露水41が漏れることは防止される。また、受皿部40A、排水部材40B及び遮蔽板40Cを組み立てる作業が不要であるとともに、部品点数の削減により製造コストを低減できる。
熱交換器11で発生した結露水41は、ドレンパン40の受皿部40Aに落下する。受皿部40Aに落下した結露水41は、排水部材40Bへと流れ、排気用パイプ14を経て屋外へ排水される。
結露水41は、排気気流42に流されてドレンパン40の受皿部40Aに落下せず、壁面43の方向へ飛ばされる場合がある。受皿部40Aで受けきれなかった結露水41は、本体1の外へ水漏れする可能性がある。したがって、ドレンパン40には、飛散する結露水41が壁面43へ当たらないようにするために、遮蔽板40Cが設けられている。飛散した結露水41が遮蔽板40に当たり、受皿部40Aへと落下することで排水部材40Bへと流れ、排気用パイプ14を経て屋外へ排水される。
結露水41は、受皿部40Aに集められるが、表面張力によって水かさが高くなり、排水部材40Bから流れ出にくくなる現象が発生する場合がある。したがって、ドレンパン40には、結露水41の流れを円滑にするためにガイドリブ40Eが設けられている。ガイドリブ40Eは、受皿部40Aの上面に突出して結露水41を流す方向に沿って延びるリブ状である。ドレンパン40にガイドリブ40Eが設けられていることにより、結露水41の表面張力が破られ、ガイドリブ40Eに沿って結露水41が流れやすくなる。
受皿部40Aに設けられた熱交換器仕切部40Dは、熱交換器11から出た室内空気が、室外空気の流路に入ることを防止する仕切板である。受皿部40Aに熱交換器仕切部40Dを設けることにより、室内空気と室外空気とが混ざることは防止される。
実施の形態1に係る換気装置100は、結露水41の水漏れを防止でき、ドレンパン40の組立に手間を要することがない。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 本体、1A 吸込口、1B 給気口、1C 排気口、1D ベルマウス、1E 吹出口、1F 前ケーシング、1G 中ケーシング、1H 後ケーシング、1K 縁、2 パネル、3 風向可変部品、4 シャッタ、4A シャッタ開口、5 サブシャッタ、6 取付板、7 吹出口、8 給気用ファン、8A,9A ファン、8B,9B シャフト、9 排気用ファン、10 モータ、11 熱交換器、11A 給気流入口、11B 給気流出口、11C 排気流入口、11D 排気流出口、12 給気用フード、13 給気用パイプ、13A,14A 開口部、14 排気用パイプ、15 排気用フード、19 フィルタ、20 フィルタ保持枠、21 フィルタ固定枠、22 室内側フィルタ、30 仕切板、40 ドレンパン、40A 受皿部、40B 排水部材、40C 遮蔽板、40D 熱交換器仕切部、40E ガイドリブ、40F 開口、41 結露水、42 排気気流、43 壁面、50 壁、100 換気装置、141 フランジ部。

Claims (3)

  1. 空調対象空間の内外を隔てる壁に取り付けられ、前記空調対象空間に通じる吸込口及び吹出口が前面に形成されており、前記空調対象空間の外に通じる給気口及び排気口が背面に形成されている本体と、
    前記本体内に設けられ、前記排気口を通じて前記空調対象空間の外に排気する室内空気を、前記吸込口を通じて前記空調対象空間から前記本体内に取り込む排気用ファンと、
    前記本体内に設けられ、前記吹出口を通じて前記空調対象空間に給気する室外空気を、前記給気口を通じて前記空調対象空間の外から前記本体内に取り込む給気用ファンと、
    前記室内空気と前記室外空気との間で熱交換を行わせる熱交換器と、
    前記熱交換器で発生する結露水を受けるドレンパンとを備え、
    前記ドレンパンは、前記結露水を溜める受皿部と、前記受皿部に溜まった前記結露水を前記排気口を通して前記空調対象空間の外へ案内する排水部材と、前記排気口よりも小さい開口が形成されており、前記排気口の前に前記開口が位置するように配置されて前記排気口の縁を覆い隠す遮蔽板とが一体構造となっていることを特徴とする換気装置。
  2. 前記ドレンパンは、前記熱交換器から出た前記室内空気が、前記室外空気の流路に入ることを防止する仕切板が前記受皿部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記ドレンパンは、前記結露水の表面張力を低下させるガイドリブが前記排水部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の換気装置。
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