JP2018126223A - カード入れを備えた携帯情報端末ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】一対の留め具の位置のズレを自動的に修正し、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供すること。【解決手段】二つ折り形式のカード入れのA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設け、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石からなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。【選択図】図12
Description
本発明は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する。
携帯情報端末を収納する携帯情報端末ケースは、財布よりも頻繁に手にするようになり、カード(ICカード等)を携帯情報端末ケースに収納して使用する必要性が高まってきた。本発明は、かかる技術背景に鑑みて創作されたものである。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
発明者は、かかる従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本願発明を完成させた。
本願発明に係るカード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(特許請求1〜8の何れかに記載された発明)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、ケース本体20の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部に縫い付けられ等によりa面部又は、b面部接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、ケース本体20の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をA面部に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はA面部に設置される場合が例示される。。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の第1の留め具M1とB面部の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の第2の留め具M2とB面部の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部とB面部の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が有ることにより生じるA面部とB面部の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100である。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、 第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第6の発明(請求項6に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に記載の発明)は、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第7の発明(請求項7に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第7の発明(請求項7に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○第8の発明(請求項8に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第8の発明(請求項8に記載の発明)は、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、ケース本体20の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部に縫い付けられ等によりa面部又は、b面部接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、ケース本体20の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をA面部に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はA面部に設置される場合が例示される。。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の第1の留め具M1とB面部の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の第2の留め具M2とB面部の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部とB面部の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が有ることにより生じるA面部とB面部の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100である。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、 第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第6の発明(請求項6に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に記載の発明)は、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第7の発明(請求項7に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第7の発明(請求項7に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○第8の発明(請求項8に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第8の発明(請求項8に記載の発明)は、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す正面図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す背面図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す正面図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す背面図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されているを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す正面図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す背面図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す正面図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す背面図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されているを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100が開示されている。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、
鉄片の断面積がリング磁石の断面積よりも大きいことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
20……ケース本体
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
本発明は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する。
携帯情報端末を収納する携帯情報端末ケースは、財布よりも頻繁に手にするようになり、カード(ICカード等)を携帯情報端末ケースに収納して使用する必要性が高まってきた。本発明は、かかる技術背景に鑑みて創作されたものである。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
発明者は、かかる従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本願発明を完成させた。
本願発明に係るカード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(特許請求1〜5の何れかに記載された発明)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、カード入れ10の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部の背面側に縫い付けられ等によりA面部の背面側に接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、カード入れ10の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をB面部の正面側に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はB面部に設置される場合が例示される。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部の背面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の背面部の第1の留め具M1とB面部の正面側の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の背面部の第2の留め具M2とB面部の正面側の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部の背面側とB面部の正面側の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することにより生じるA面部の背面側とB面部の正面側の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、カード入れ10の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部の背面側に縫い付けられ等によりA面部の背面側に接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、カード入れ10の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をB面部の正面側に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はB面部に設置される場合が例示される。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部の背面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の背面部の第1の留め具M1とB面部の正面側の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の背面部の第2の留め具M2とB面部の正面側の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部の背面側とB面部の正面側の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することにより生じるA面部の背面側とB面部の正面側の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されていることを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されていることを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなり、A面部の背面側に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致すると共に、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有してなり、
第1の留め具M及び第3の留め具M3は、挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側又はB面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
20……ケース本体
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
本発明は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する。
携帯情報端末を収納する携帯情報端末ケースは、財布よりも頻繁に手にするようになり、カード(ICカード等)を携帯情報端末ケースに収納して使用する必要性が高まってきた。本発明は、かかる技術背景に鑑みて創作されたものである。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、留め具が従来技術のホックの場合、ホックの雄雌の位置がズレて、両手でズレを修正しつつ、ホックを押して留めなければならないという欠点が想定された。
また、二つ折り形式のカード入れにカードをスムーズに収納するためには、カードポケットをカードより大きめにする必要が有るが、大きめにするとカードを収納した二つ折り形式のカード入れが上下逆さになった場合、カードが抜け落ちて紛失するおそれがあるという欠点が生じる。
発明者は、かかる従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本願発明を完成させた。
本願発明に係るカード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(特許請求1〜5の何れかに記載された発明)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
かかる欠点を是正すべく、一対の留め具の位置のズレを人の手に頼るのではなく自動的に修正し、かつ、片手のみで、二つ折り形式のカード入れを閉めることができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
かかる欠点を是正すべく、二つ折り形式のカード入れを備えた情報端末ケースにおいて、カード入れの開閉がワンタッチででき、カードの収納がスムーズにでき、カード入れに収納したカードがカード入れから抜け落ちて紛失することがないようにしたカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
従来の複数のカードを入れるカード入れは複数のポケット備えていて、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることになるという欠点があったが、複数のポケットの材料の厚み分嵩張ることがなく、複数のカードを収納することができるカード入れを備えた携帯情報端末ケースを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。
本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、A面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、カード入れ10の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部の背面側に縫い付けられ等によりA面部の背面側に接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、カード入れ10の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をB面部の正面側に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はB面部に設置される場合が例示される。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部の背面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の背面部の第1の留め具M1とB面部の正面側の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の背面部の第2の留め具M2とB面部の正面側の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部の背面側とB面部の正面側の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することにより生じるA面部の背面側とB面部の正面側の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100とは、ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなる携帯情報端末を収納するケースをいう。
携帯情報端末とは、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器をいう。Personal Digital Assistant(Personal Data Assistantと表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、アップル・ニュートンの開発を推進した1990年代初頭のアップルコンピュータCEOだったジョン・スカリーによる造語である。
2000年代のPDAは静止画閲覧、ネットアクセス、動画再生など多くの機能を実装したマルチメディア端末となった。2010年代現在のPDAは、メディアプレーヤやタブレット端末およびスマートフォンなどの携帯デバイスの市場に吸収された形となっている。
○ケース本体20とは、携帯情報端末を収納するためのケースの本体をいう。
本願発明では、ケース本体20は、背面板、左右側面板の3面板、あるいは、
背面板、平面板、底面板、左右側面板の5面板から構成される。
○カード入れ10とは、カードcdを収納するためのケースをいう。
カード入れ10とは、本発明では、A面部とB面部を有する二つ折り形式のカード入れであり、A面部とB面部の接合部Pがピン接合されてなり、本と同様、A面部とB面部が開き閉じるようになっている。
○カードcdとは、小さな四角い紙(特に、ある規格に従ってそろえたもの)、あるいは「クレジットカード」、「キャッシュカード」、「ICカード」、「テレホンカード」等をいう。
○A面部とは、カード入れ10の一方の面部をいい、A面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットptを有する。ポケットptは、その周囲をA面部の背面側に縫い付けられ等によりA面部の背面側に接合されてなり、複数の挿入口O(カードを挿入したり取り出したりするための挿入口O)を形成している。
○B面部とは、カード入れ10の他方の面部をいい、B面部は、カードを収納するための1又は2以上のポケットを有する。ポケットptは、その周囲をB面部の正面側に縫い付けられて、かつ、複数の挿入口Oを設けられている。
そして、B面部の背面側とケース本体20の正面側とが張り合わせてなる。
○接合部Pとは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pをピン接合するための接合部であり、ピン接合するために本の背表紙のように弾性変形可能になっている。このため、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を接合部Pを介して開閉すれば、A面部とB面部が不可避的に多少ズレる。
○丸磁石CMとは、外径do×高さhの断面が外径doの円形状で両端面が平行で円柱状磁石であって、両端面の一面がN極又はS極、両端面の他面がS極又はN極である磁石をいう(図16(A)図)。
丸磁石CMの中心部に貫通穴があけられたものもあり、留め具を丸磁石CMの貫通穴に通すことにより、丸磁石CMがA面部及び/又はB面部に設置される場合が例示される。
○ネオジム磁石(英語:Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つである。ネオジム磁石は、永久磁石のうちでは最も強力とされている。
○キャップcapとは、磁石と組み合わせることにより、磁気回路が構成され磁束が必要な場所に集中させて、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させるための鉄をいう(図16(B)図)。
キャップcapとは、本願発明において、直径d、高さhの丸磁石CMに一体的に被せられた磁性体をいう。
キャップcapを用いることにより、磁石単体より5〜10倍の吸着力は大きく向上させることができるので、本発明課題をより十分かつより確実に達成することができると共に、第1の磁石M1〜第4の磁石M4をよりコンパクトにすることができる。
○フェライト磁石(Ferrite magnet)とは、フェライト磁性体による磁石である。特に強磁性のハード・フェライトが、一般にいう磁石の性質を有する。軟磁性のソフト・フェライトは(軟磁性であるため)フェライトコア等に使われる。
○第1の留め具M1〜第4の留め具M4とは、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部を閉じて係止する器具をいう。
A面部の背面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部の正面側に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなる。
すなわち、A面部の背面部の第1の留め具M1とB面部の正面側の第3の留め具M3とが一対となり、A面部の背面部の第2の留め具M2とB面部の正面側の第4の留め具M4とが一対になる。
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合がある。
(1)前者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が係合する場合、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致している。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
(2)後者の場合、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であり、丸磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。
○留め具の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○留め具の磁極中心線が一致するとは、2つの留め具の磁極中心線が重なることをいう。
○両留め具が閉じて係合する場合とは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じて、両留め具が係合してA面部とB面部が留められることをいう。
具体的には、第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、丸磁石からなる場合と、丸磁石又は鉄片からなる場合の2つの場合において、磁力により両留め具が離れないように留めることをいう。
○カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合とは、カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにして、収納されたカードに最も落下して紛失しやすいように重力が作用する状況を造ることであり、そのような状況にあっても、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわない。
○隙間部分Sとは、A面部とB面部が接合部Pを介して閉じた場合、A面部とB面部を密着させず、A面部の背面側とB面部の正面側の間に第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することにより生じるA面部の背面側とB面部の正面側の間の空間部分をいう。
上記の隙間部分Sを確保することにより、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れ指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができるという特徴的構成要件を備えたカード入れを備えた携帯情報端末ケース100を提供することができた。
○丸磁石の力で自動的にとは、一対の留め具の位置のズレを人の手を介して修正する必要がなく、丸磁石の力のみで自動的に修正することが可能であることをいう。
○一対の留め具の位置のズレδ(cm)とは、一対の留め具の中心軸の線が一致する状態から一対の留め具の中心軸の線の最短距離をいう。
留め具が丸磁石の場合、磁極中心線との留め具の中心軸の線とは一致する。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
●上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースである。
本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されていることを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
[図1]図1は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面図である。
[図2]図2は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面図である。
[図3]図3は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの平面図である。
[図4]図4は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの底面図である。
[図5]図5は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの右側面図である。
[図6]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの左側面図である。
[図7]図6は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの正面右上から見た斜視図である。
[図8]図8は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの背面右上から見た斜視図である。
[図9]図9は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図10]図10は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図11]図11は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す一方の図である。
[図12]図12は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの開いた状態を表す他方の図である。
[図13]図13は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(A)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを閉じた状態を示す図である。(B)図は、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にする方法を示す図である。(C)図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを開いた状態を示す図である。
[図14]図14は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、第1の留め具M1と第2の留め具M2が当接することによって、閉じた状態であっても隙間部Sが確保されていることを表す図である。隙間部Sが確保されることによって、親指の一部が隙間部Sに入り、A面部が親指を入れることにより中央部変形して隙間部分Sが広がることによって、片手だけで、閉じた状態から開いた状態にすることができる。
[図15]図15は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースを上下逆さにした場合であっても、カードcd上辺が留め具M2に寸法的に当たることを示している図である。
[図16]図16は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CM及びキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。(A)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースの丸磁石CMを表す図である。(B)図は、カード入れを備えた携帯情報端末ケースのキャップcapを被せられた丸磁石Cを表す図である。
[図17]図17は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、一対の留め具の位置のズレδを、磁石力Fにより自動的に修正することを示す模式図である。図は、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースが寸法誤差0で理想的に製造された場合で、一対の留め具の位置のズレδが0の場合を表す図である。(B)図は、一対の留め具の位置のズレδが生じていても、磁石力Fにより自動的にズレδを修正することを示す模式図である。
以下、本発明に係る、カード入れを備えた携帯情報端末ケースについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
少なくとも背面板及び左右側面板からなるケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10とからなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、
二つ折り形式のカード入れ10は、ピン接合されたA面部とB面部から構成され、
ケース本体20の携帯情報端末が収納される側をケース本体20の背面側、背面側の反対側をケース本体20の正面側とし、
携帯情報端末ケース100は、ケース本体20の背面板の正面側と二つ折り形式のカード入れ10のB面部とが張り合わされており、
B面部においては、ケース本体20の背面板と張り合わされている側をB面部の背面側、ケース本体20の背面板と張り合わされていない側をB面部の正面側とし、
A面部においては、携帯情報端末ケース100を閉じた状態にした場合、B面部と対向する側をA面部の背面側、B面部と対向する側の反対側をA面部の正面側とし、
二つ折り形式のカード入れ10は、A面部の背面側に設けられた第1の留め具M1及び第2の留め具M2と、B面部の正面側に設けられた第1の留め具M1に対応する第3の留め具M3及び第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4と、B面部の正面側に設けられ、カードを取り容れる挿入口Oを有したポケット部Ptとを備え、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、
第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、
第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致しており、
第1の留め具M1及び第3の留め具M3は、前記ポケット部Ptの挿入口Oより取り容れたカード上辺より上に位置し、
携帯情報端末ケース100は、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合するとA面部の背面側とB面部の正面側との間に空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、
カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4が係合することによって形成されるA面部の背面側とB面部の背面側との空間部分である隙間部分Sが確保されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
A面部の背面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを有し、B面部の正面側にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のカード入れを備えた携帯情報端末ケースにおいて、
A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケースが開示されている。
20……ケース本体
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
10……二つ折り形式のカード入れ(カード入れ)
100……携帯情報端末ケース
P……接合部
M1……第1の留め具(留め具)
M2……第2の留め具(留め具)
M3……第3の留め具(留め具)
M4……第4の留め具(留め具)
CM……丸磁石
cap……キャップ
pt……ポケット部
O……挿入口
cd……カード
Claims (8)
- ケース本体20と二つ折り形式のカード入れ10からなるカード入れを備えた携帯情報端末ケース100において、二つ折り形式のカード入れ10のA面部とB面部の接合部Pがピン接合され、B面部の背面側と携帯情報端末ケースの背面側とが張り合わせてなり、A面部に第1の留め具M1と第2の留め具M2とを設けて、B面部に、第1の留め具Mに対応する第3の留め具M3と、第2の留め具M2に対応する第4の留め具M4とを設けてなり、第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、丸磁石CMからなり、第1の留め具M1と第3の留め具M3は、両留め具が閉じて係合する場合、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致し、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の磁極中心線及び当該磁極中心線の向きが一致することを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいい、磁極中心線の向きとはS極からN極へ向かう向きをいう。 - カード入れを備えた携帯情報端末ケース100を上下逆さにした場合、収納されたカード上辺が、第1の留め具M1及び/又は第3の留め具M3により、係止されて外に落下してしまわないことを特徴とする請求項1に記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
- 二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4により、隙間部分Sが保持されてなり、二つ折り形式のカード入れを開ける場合、隙間部分Sに指の一部を入れて指をA面部に引掛けて指の力が磁石力に打ち勝って開けることができることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
- 二つ折り形式のカード入れを閉める場合、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第1の留め具M1と第3の留め具M3のリング磁石の力で自動的に、第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び/又は、第2の留め具M2と第4の留め具M4がそれぞれの磁極中心線が一致するように係合されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
ここに、第1の留め具M1〜第4の留め具M4の磁極中心線とは、丸磁石CMのS極の中心とN極の中心を通る線をいう。 - 第1の留め具M1〜第4の留め具M4が、キャップcapを被せられた丸磁石CMからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
- A面部又はB面部にポケット部ptが、カードを取り容れる挿入口Oを複数有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
- 第1の留め具M1〜第4の留め具M4は、リング磁石又は鉄片からなり
第1の留め具M1と第3の留め具M3、及び、第2の留め具M2と第4の留め具M4は、両留め具の一方が磁石であれば他方が鉄片であることを特徴とするカード入れを備えた携帯情報端末ケース100。
ここに、リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わない。 - リング磁石と鉄片の接触面における磁石の極性は問わないことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載されたカード入れを備えた携帯情報端末ケース。
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