JP2018125873A - マルチモードアクセスポイントにおける無線アクセス技術間の切替え - Google Patents

マルチモードアクセスポイントにおける無線アクセス技術間の切替え Download PDF

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Abstract

【課題】マルチモードアクセスポイントにおける無線アクセス技術間の切替え方法を提供する。
【解決手段】アクセスポイントは、いくつかの状況では、アクセス端末を第1のタイプの無線アクセス技術から第2のタイプの無線アクセス技術にリダイレクトする。そのようなリダイレクションを起動するという決定は、たとえば、第1のタイプの無線アクセス技術に関するトラフィック状態、第2のタイプの無線アクセス技術に関するトラフィック状態およびアクセスポイントのためのバックホールが、現在、アクセスポイント通信に対するボトルネックであるかどうかのうちの少なくとも1つに基づく。
【選択図】図2

Description

関連出願
優先権の主張
本出願は、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月20日に出願され、代理人整理番号第111506P1号を付与された、同一出願人が所有する米国仮特許出願第61/477,491号の利益および優先権を主張する。
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、複数の無線アクセス技術をサポートするマルチモードアクセスポイントに関する。
序論
ワイヤレス通信ネットワークは、定義された地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、ボイス、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために、その地理的エリアにわたって事業者によって展開され得る。典型的な実装形態では、事業者のネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、セルフォン)にワイヤレス接続性を与えるために、(たとえば、各々が1つまたは複数のマクロセルに対応する)マクロアクセスポイントがネットワーク全体にわたって分散される。
マクロネットワーク展開は、その地理的エリアにわたって良好なカバレージを提供するように慎重に計画され、設計され、実装される。しかしながら、そのような慎重な計画を伴う場合でも、そのような展開は、屋内および潜在的に他の環境において、経路損失、フェージング、マルチパス、シャドーイングなどのチャネル特性に完全には適応しないことがある。したがって、マクロセルユーザは、不十分なユーザエクスペリエンスをもたらす、屋内および他のロケーションにおけるカバレージ問題(たとえば、呼停止および品質劣化)に直面することがある。
従来のネットワークアクセスポイント(たとえば、マクロセル)を補い、向上した性能を与えるために、低電力アクセスポイントを展開して、比較的小さいカバレージエリアにわたってアクセス端末にカバレージを与え得る。たとえば、ユーザの自宅または企業環境(たとえば商業ビル)に設置された低電力アクセスポイントは、セルラー無線通信(たとえば、CDMA、WCDMA(登録商標)、UMTS、LTE(登録商標)など)をサポートするアクセス端末にボイスおよび高速データサービスを提供し得る。
様々な実装形態では、低電力アクセスポイントは、たとえば、フェムトセル、フェムトアクセスポイント、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイント基地局、ピコセルなどと呼ばれることがある。いくつかの実装形態では、そのような低電力アクセスポイントは、デジタル加入者回線(DSL)、ケーブルインターネットアクセス、T1/T3、または接続性の何らかの他の好適な手段を介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。さらに、低電力アクセスポイントは、たとえば、送受信基地局(BTS)技術、無線ネットワークコントローラ、およびゲートウェイサポートノードサービスなど、典型的なアクセスポイント機能を提供し得る。低電力アクセスポイントの使用は、事業者のネットワークに関連するカバレージ問題を緩和するのを助けるが、これらのタイプのアクセスポイントは、多くのエリアでは広範囲に展開されていない。
その上、ネットワーク制約により、事業者のネットワークは、高いデータレートを有するトラフィックを効果的にサポートしないことがある。たとえば、データスロットリングおよび/またはデータ使用量キャップの使用によって、ワイヤレスネットワーク事業者は、ユーザが、セルフォンを介して高帯域アプリケーション(たとえば、ビデオ、ダウンロードなど)にアクセスするのを阻止し得る。
これらのカバレージおよび/または帯域幅制約に対処するために、いくつかのタイプのアクセス端末は複数の動作モードをサポートする。たとえば、アクセス端末は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)サービス(たとえば、セルラーサービス)と、少なくとも1つの他のタイプのワイヤレスサービス(たとえば、Wi−Fi)とをサポートし得る。したがって、そのようなマルチモードアクセス端末は、異なるワイヤレスサービスによって与えられるカバレージおよび/またはサービスレベルに応じて、異なる時間に異なるワイヤレスサービスを使用し得る。たとえば、セルラーサービスとWi−Fiサービスとをサポートするデュアルモードセルフォンは、一般に、Wi−Fiサービスが利用可能であるときはいつでも、Wi−Fiサービスにデフォルト設定される。このようにして、セルフォンは、Wi−Fiによって一般に与えられるより高いピークデータレートを利用することが可能であり、同時に、事業者に対してセルラーシステム上の負荷を低減すること、およびユーザに対してWWANサービスに関連する(たとえば、分および/またはデータ使用量に対応する)使用料を低減することが可能である。
Wi−Fiサービスは、セルラーサービスよりも高いピークデータレートをサポートし得るが、Wi−Fiは非ライセンス(したがって、比較的管理されていない)無線スペクトルを利用するので、Wi−Fiアクセスはスプリアス無線干渉を受けやすいことがある。たとえば、1つの干渉源は、Wi−Fi対応である様々なコンシューマー電子デバイスなど(たとえば、テレビ受像機、パーソナルコンピュータ、ゲーム機など)の家庭内干渉物であり得る。別の干渉源は、近くの家、アパート、および他の建築物において展開される他のWi−Fiコンシューマー電子デバイスなど、近隣干渉物であり得る。概して、そのような干渉源は、Wi−Fiアクセスを劣化させ得る。
また、Wi−Fiサービスは、セルラーサービスよりも予測可能でないことがある。たとえば、上述のように、アクセス端末(たとえば、スマートフォン)は、既知のWi−Fiアクセスが見つかる場合、そのWi−Fiアクセスに常に接続し得る。さらに、そのようなアクセス端末は、一般に、バッテリー消費量を低減するために、アクセス端末のディスプレイスクリーンがオフにされたときにWi−Fiアクセスをオフにし、代わりにセルラーデータモードを使用する。この手法のための1つの論拠は、ユーザがアクセス端末と対話しているときにのみ、Wi−Fiデータレートが必要とされるという仮定に基づく。しかしながら、実際には、上記の手法は、常に最良の動作選定であるとは限らない。たとえば、上記で説明したように、Wi−Fiは、著しい予測不可能な干渉を受けやすい。したがって、Wi−Fiが存在するときはいつでもWi−Fiを自動的に選択することは、所与のユーザに最良のサービスを常に提供するとは限らないことがある。さらに、アクセス端末のディスプレイスクリーンのオン/オフステータスは、アクセス端末の後続のバックグラウンド/対話型挙動の最良のインジケーションを与えないことがある。たとえば、いくつかのアクセス端末(たとえば、Mirasolベースのデバイス)では、それらのディスプレイスクリーンは常にオンであり得る。上記に鑑みて、マルチモードアクセス端末をサポートするためのより有効な方式が必要である。
本開示のいくつかの例示的な態様の概要について以下で説明する。本概要は、読者の便宜のために与えられるものであり、本開示の幅を完全に定義するとは限らない。便宜上、本明細書では、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために、いくつかの態様という用語を使用することがある。
本開示は、いくつかの態様では、マルチモードアクセス端末と通信するために、Wi−Fiおよびセルラーなど、異なる無線アクセス技術をサポートするマルチモードアクセスポイントに関する。いくつかの態様では、そのようなアクセスポイントは、いくつかの条件下で、アクセス端末との通信をある無線アクセス技術から別の無線アクセス技術に切り替えさせる。たとえば、アクセスポイントは、Wi−Fiが輻輳しており、アクセスポイントのためのバックホールがボトルネックでない場合、セルラー対応アクセス端末をWi−Fiからセルラーにリダイレクトし得る。アクセスポイントは、次いで、Wi−Fi輻輳状態が回復したとき、アクセス端末をWi−Fiにリダイレクトし得る。場合によっては、異なるRATへのアクセス端末のリダイレクションは、他のRATへのアクセス端末のオフローディングと呼ばれる。同様のリダイレクション動作が、(たとえば、セルラー技術からWi−Fi技術にアクセス端末をオフロードするために)反対方向においても採用され得る。
アクセスポイントは、輻輳を示す様々なネットワーク属性に関する可視性を有し得、したがって、アクセス端末をオフロードするかどうかを判断するために使用され得る。たとえば、アクセス端末をリダイレクトするという決定は、Wi−Fiチャネルおよび/またはセルラーチャネル上のスループット、Wi−Fiチャネルおよび/またはセルラーチャネル上の干渉、Wi−Fiチャネルおよび/またはセルラーチャネル上のアクティブなデバイスの数、バックホール利用率(たとえば、アクセスポイントのバックホールがボトルネックでない場合、リダイレクションが起動され得る)といったファクタのうちの1つまたは複数に基づき得る。上記のうちの1つまたは複数を示し得る情報の例には、限定はしないが、Wi−Fi無線チャネル上で観測された受信信号強度インジケーション(RSSI)、Wi−Fiチャネル上で観測された送信要求(RTS)および/または送信可(CTS)メッセージの数、バッファ(または待ち行列)ステータス、あるいはアクセス端末が使用しているサービス(たとえば、トラフィック)のタイプ(たとえば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)、ビデオストリーミング、ウェブブラウジング、キープアライブ動作など)がある。
いくつかの態様では、アクセスポイントは、以下で説明する技法のうちの1つまたは複数の使用によって、アクセス端末を別のタイプの無線アクセス技術に(たとえば、Wi−Fiからセルラーに)リダイレクトし得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、第1のタイプの無線アクセス技術(たとえば、Wi−Fi)を使用する通信のためにアクセス端末に割り当てられたインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消し、この通信のために新しいIPアドレスを割り当てない。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、第1のタイプの無線アクセス技術(たとえば、Wi−Fi)を使用する通信のためにアクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連するトラフィックをフィルタ処理(たとえば、ブロック)する。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、第1のタイプの無線アクセス技術(たとえば、Wi−Fi)を使用する通信のために前に使用されたサービスセット識別子(SSID)を無効化する。この場合、アクセスポイントは複数のSSIDを作成し得る。たとえば、マルチモードアクセス端末(たとえば、スマートフォン)が使用するために割り振られたSSIDは、本明細書で教示するオフローディングを可能にするために、動的に有効化または無効化され得る。永続的SSIDである別のSSIDは、Wi−Fi技術のみをサポートするデバイスが使用するために割り振られ得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、アクセス端末上のアプリケーションに、様々なタイプの無線アクセス技術を介して通信を有効化/無効化させるために、アクセス端末にメッセージを送る。
したがって、本開示は、いくつかの態様では、統合マルチモードアクセスポイント(たとえば、フェムトセルWi−Fiアクセスポイント)におけるインテリジェントオフロードに関する。そのようなアクセスポイントの使用は、ネットワーク輻輳とエアインターフェース輻輳とに関するアクセスポイント可視性の使用によってアクセス端末性能を改善(たとえば、最適化)し得る。たとえば、アクセスポイントは、そのような情報を使用して、特定の時間において無線環境の状態に最も適した無線アクセス技術を選択し得る。有利には、これは、アクセス端末またはいずれかのコアネットワーク要素からの明示的サポートなしに達成され得る。他の利点が本開示を通して当業者にとって明らかになり得るので、本明細書で説明するこれらおよび他のいかなる利点も排他的なものではないことを諒解されたい。
上記に鑑みて、いくつかの態様では、マルチモードアクセスポイントのための通信は、第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することと、第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断することと、少なくとも1つのインジケーションに基づいて、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断することと、第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという判断の結果として、第2のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することとを伴う。
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の発明を実施するための形態および特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
マルチモードアクセスポイントがアクセス端末にサービスを提供する、通信システムの一例のいくつかの態様の簡略ブロック図。 異なる無線アクセス技術間の切替えに関連して実行される動作の一例のいくつかの態様のフローチャート。 異なる無線アクセス技術間の切替えに関連して実行される動作の別の例のいくつかの態様のフローチャート。 異なる無線アクセス技術間の切替えに関連して実行される動作の別の例のいくつかの態様のフローチャート。 通信装置において採用され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 マルチモードアクセスポイントにおいて採用され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ワイヤレス通信システムの簡略図。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図。 ワイヤレス通信のためのカバレージエリアを示す簡略図。 通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 本明細書で教示する、マルチモード通信をサポートするように構成される装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
慣例により、図面に示す様々な特徴は一定の縮尺で描かれていないことがある。したがって、様々な特徴の寸法は、わかりやすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、わかりやすいように簡略化されることがある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示しているとは限らないことがある。最後に、明細書および図の全体にわたって、同じ特徴を示すために同じ参照番号が使用されることがある。
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載した態様をいくつ使用しても、装置を実装し得るか、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載した態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得るか、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
図1に、例示的な通信システム100(たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク)のいくつかのノードを示す。説明のために、本開示の様々な態様について、互いに通信する1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティのコンテキストで説明する。ただし、本明細書の教示は、他の用語を使用して参照される他のタイプの装置または他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントは、基地局、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、マクロセル、フェムトセルなどと呼ばれることがあり、または基地局、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、マクロセル、フェムトセルなどとして実装されることがあり、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、モバイルなどと呼ばれることがあり、またはユーザ機器(UE)、モバイルなどとして実装されることがある。
システム100中のアクセスポイントは、システム100のカバレージエリア内に設置され得るか、またはシステム100のカバレージエリア全体にわたってローミングし得る、1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102、104、および106)に1つまたは複数のサービスへのアクセス(たとえば、ネットワーク接続性)を与える。たとえば、様々な時点において、アクセス端末102は、アクセスポイント108、アクセスポイント110、アクセスポイント112、またはシステム100中の何らかのアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。同様に、様々な時点において、アクセス端末104および/またはアクセス端末106は、これらのアクセスポイントのうちの1つに接続し得る。
システム100のアクセスポイントは、同じまたは異なる無線アクセス技術(RAT)を採用し得る。たとえば、アクセスポイント110および112は、異なるRATをサポートし得る。しかしながら、アクセスポイント108は、アクセスポイント110によってサポートされるRATとアクセスポイント112によってサポートされるRATとをサポートし得る。
線134と線136とによって簡略化された方法で表されるように、アクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク(WAN)接続性を可能にするために、互いを含む、(便宜上、ネットワークエンティティ114によって表される)1つまたは複数のネットワークエンティティとの様々な通信リンクを介して通信し得る。一般に、そのようなWANリンクは、バックホールリンクまたは単にバックホールと呼ばれる。
ネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティは、(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理、およびプロビジョニングエンティティによる)ネットワーク管理、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能、無線リソース管理のうちの少なくとも1つなどの機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能を表し得る。また、これらのネットワークエンティティの2つ以上がコロケートされ得、および/または、これらのネットワークエンティティの2つ以上がネットワーク全体にわたって分散され得る。(たとえば、RAT内および/またはRAT間で)他のネットワークエンティティと通信するための様々な通信技術が、所与のネットワークエンティティによって採用され得る。さらに、ネットワークエンティティは、セッション開始プロトコル(SIP)ベースの回線交換ネットワーク、インターオペラビリティ仕様(IOS)ベースの回線交換ネットワーク、パケット交換ネットワーク、または何らかの他の好適なワイヤレス通信ネットワークの一部を備え得る。
システム100中のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント108)のいくつかは低電力アクセスポイントを備え得る。低電力アクセスポイントは、所与のカバレージエリア中のどのマクロアクセスポイントの最大送信電力よりも(たとえば、1桁だけ)小さい最大送信電力を有する。いくつかの実施形態では、フェムトセルなど低電力アクセスポイントは、20dBm以下の最大送信電力を有し得る。いくつかの実施形態では、ピコセルなど低電力アクセスポイントは、24dBm以下の最大送信電力を有し得る。対照的に、マクロセルは、43dBmの最大送信電力を有し得る。ただし、これらまたは他のタイプの低電力アクセスポイントは、他の実施形態では、より高いまたはより低い最大送信電力を有し得ることを諒解されたい。便宜上、以下の説明では、低電力アクセスポイントをフェムトセルまたはフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。したがって、本明細書では、フェムトセルまたはフェムトアクセスポイントに関係する説明は、概して、低電力アクセスポイントまたは他のタイプのアクセスポイントに等しく適用可能であり得ることを諒解されたい。
本明細書の教示によれば、アクセスポイント108はマルチモード通信をサポートする。この目的で、アクセスポイント108は、様々なタイプの無線アクセス技術(RAT)を採用する異なるワイヤレスアクセスモードをサポートするいくつかのワイヤレスアクセス構成要素を含む。詳細には、ワイヤレスアクセス構成要素116は、第1のタイプのRAT(たとえば、WWAN技術)をサポートし、ワイヤレスアクセス構成要素118は、第2のタイプのRAT(たとえば、Wi−Fi)をサポートし、(ワイヤレスアクセス構成要素120によって表される)他のワイヤレスアクセス構成要素は、最高「N」個の他のタイプの無線アクセス技術をサポートする。
また、システム100中のアクセス端末のうちの1つまたは複数は、マルチモード通信をサポートする。たとえば、アクセス端末102は、異なるRATを採用する異なるワイヤレスアクセスモードをサポートするいくつかのワイヤレスアクセス構成要素を含む。この例では、ワイヤレスアクセス構成要素122は、第1のタイプのRAT(たとえば、WWAN技術)をサポートし、ワイヤレスアクセス構成要素124は、第2のタイプのRAT(たとえば、Wi−Fi)をサポートする。アクセス端末102はまた、1つまたは複数の指定された基準に基づいて、アクセスポイントと通信するための無線アクセス技術のうちの1つを選択するRAT選択構成要素126を含む。たとえば、上記で説明したように、Wi−Fiサービスが検出され、アクセス端末102のディスプレイがオンにされたときはいつでも、Wi−Fiが選択され得る。
アクセスポイント108はまた、マルチモードアクセス端末(たとえば、アクセス端末102)をサービスするために使用されているRATを切り替えるべきかどうかを判断するRAT選択構成要素128含む。すなわち、選択構成要素102は、マルチモードアクセス端末を、あるタイプのRATから別のタイプのRATにリダイレクトするためのアクションをとり得る。
別のRATに切り替えるという決定は、いくつかの態様では、RATおよび/またはバックホールのうちの1つまたは複数に関連するトラフィック状態に基づき得る。この目的で、RAT選択構成要素128は、そのようなトラフィック状態を示すインジケーション130を判断し、維持し得る。たとえば、ワイヤレス通信を介して収集された情報に基づいて(たとえば、システム100のアクセス端末および/またはアクセスポイントによって送信された信号に基づいて)および/またはバックホール通信(たとえば、バックホールリンク134を介した通信)を介して収集された情報に基づいてインジケーションが判断され得る。
別のRATに切り替えるという決定は、いくつかの態様では、アクセス端末によって要求されたサービスのタイプ(たとえば、ストリーミング、ウェブブラウジング、ボイス呼など)に基づき得る。したがって、RAT選択構成要素128はまた、そのようなサービスを示すインジケーション132を(たとえば、ワイヤレスおよび/またはバックホール通信を介して収集された情報に基づいて)判断し、維持し得る。場合によっては、要求されたサービスのタイプは、トラフィックの特定のタイプに対応する。したがって、別のRATに切り替えるという決定は、アクセスポイントとアクセス端末との間の通信のために使用されるトラフィックのタイプに基づき得る。
アクセスポイント108は、異なる実装形態では異なる形態をとる。いくつかの実装形態では、アクセスポイント108は単一のデバイスを備える。たとえば、アクセスポイント108は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)サービス(たとえば、cdma2000、GSM(登録商標)、UMTS、LTEなどに基づくセルラーサービス)と少なくとも1つの他のタイプのワイヤレスサービス(たとえば、Wi−Fi、WiMAXなど)とを提供するフェムトセルを備え得る。他の実装形態では、アクセスポイント108は、各々が異なるタイプのRATをサポートし得る複数のコロケートデバイスを備える。たとえば、1つのデバイスはWWANサービスを提供し得るが、少なくとも1つの他のデバイスは、少なくとも1つの他のタイプのワイヤレスサービスを提供する。ワイヤレスサービスの異なる組合せおよび/または異なる数のデバイスが、本明細書の教示に一致する他の実施形態において採用され得ることを諒解されたい。
マルチモードアクセスポイントがコロケートデバイスを備える場合、概して、異なるデバイスが、(たとえば、デバイスのうちの少なくとも1つのカバレージに関して重複する)匹敵するカバレージエリアを与えることが望ましい。このようにして、アクセス端末があるRATから別のRATに切り替えられ得ることが保証され得る。この目的で、コロケートデバイスは、典型的な実装形態では互いの約2メートル以内に配置される。
さらに、コロケートデバイスは、ポイントツーポイント通信を介して互いと通信する。たとえば、ポイントツーポイント通信は、プロセス間通信、ローカルエリアネットワークサブネット通信、またはローカルバス(たとえば、USB)通信を備え得る。
次に、本明細書の教示に従って採用され得る例示的な動作について、図2〜図4のフローチャートに関してより詳細に説明する。便宜上、図2〜図4の動作(または、本明細書で説明または教示する他の動作)については、特定の構成要素(たとえば、図1、図5、図6などの構成要素)によって実行されるものとして説明することがある。ただし、これらの動作は、他のタイプの構成要素によって実行され、異なる数の構成要素を使用して実行され得ることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作のうちの1つまたは複数は、所与の実装形態では採用されないことがあることを諒解されたい。
最初に図2を参照すると、このフローチャートには、アクセス端末と通信するときのRAT間の切替えの概観が示されている。
マルチモードアクセスポイント(たとえば、Wi−Fi機能をもつフェムトセル)は、アクセス端末を別のRATにリダイレクトすべきかどうかを決定するための基礎として使用され得る様々なタイプの情報へのアクセスを有する。この情報は、アクセス端末がアクセスポイントとの通信を確立する前および/または確立した後に収集され得る。有利には、この情報はアクセスポイントにとってすぐに利用可能になり得、アクセスポイントは通常作動の過程で情報を収集し得る。したがって、本明細書の教示に基づくRAT切替え方式は、RATをいつ切り替えるべきかを判断するための情報を(たとえば、アクセス端末において)収集するために実行されるべき余分の測定および/または他の動作を必要とするRAT切替え方式よりも効率的であり得る。
ブロック202によって表されるように、様々な時点において、アクセスポイントは、アクセスポイントによってサポートされる異なるRATに関連するトラフィック状態を示す情報、バックホールに関連するトラフィック状態を示す情報、1つまたは複数のアクセス端末に提供されるべきサービスタイプを示す情報、または異なるRATに切り替えるべきかどうかを判断するために使用される何らかの他のタイプの情報のうちの1つまたは複数を収集し得る。
場合によっては、収集された情報はトラフィック輻輳を示す。ここで収集される情報のタイプは、トラフィックのための通信リンク(たとえば、RATまたはバックホール)のタイプに依存し得る。
RATがWi−Fi技術である場合、以下で説明するファクタのうちの1つまたは複数がWi−Fiチャネル上の輻輳を示し得る。以下でより詳細に説明するように、アクセスポイントは、Wi−Fiチャネル上に輻輳がある場合、Wi−Fi技術からアクセス端末をリダイレクトすることを選択し得る。
アクセスポイントが動作しているWi−Fiチャネルに関連する高いRSSIは、場合によっては(たとえば、アクセスポイントが、そのチャネル上のアクセス端末と通信していない場合)、トラフィック輻輳を示す。したがって、アクセスポイント(たとえば、Wi−Fiトランシーバ)は、経時的にチャネル上の受信信号強度を測定し、測定された受信信号強度を示す情報(たとえば、RSSI値)を維持し得る。
Wi−Fiチャネル上での低いスループットは、そのチャネル上の輻輳を示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にスループット(たとえば、アップリンクおよび/またはダウンリンクスループット)を測定し、このスループットの記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、そのような情報を監視するアクセス端末からスループット情報を受信し得る。たとえば、アクセス端末は、アプリケーションレイヤメッセージを介してこの情報をアクセスポイントに送り得る。
また、Wi−Fiチャネル上の多数のアクティブなデバイスの存在は、そのチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にアクティブなデバイスの数を追跡し得る。
Wi−Fiチャネル上で観測される送信要求(RTS)、送信可(CTS)メッセージ、または他のタイプのアクセスメッセージの高い割合は、トラフィック輻輳を示し得る。したがって、アクセスポイントは、ある時間期間にわたってWi−Fiチャネルを監視し、その時間期間にわたって検出されたメッセージの数の記録を維持し得る。ここで、アクセスポイントは、アクセスポイントに接続されたデバイスからのメッセージおよび/またはアクセスポイントに接続されていないデバイスからのメッセージを追跡し得る。
また、リンク状態情報はトラフィック輻輳を示し得る。たとえば、使用され得る別のインジケーションは、変調およびコーディング方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)インデックスである。低いMCSは、アクセス端末に対するリンク状態が(たとえば、干渉により)良好ではなく、アクセス端末はセルラー上にあるほうがよい可能性があることを示す。
Wi−Fiチャネル上での高いパケットロス率は、そのチャネル上の輻輳を示し得る。ここで、アクセスポイントは、経時的にロストパケットを識別し、パケットロス率の記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、そのような情報を維持するアクセス端末からパケットロス率情報を受信し得る。
アクセスポイントにおける大きいダウンリンクバッファは、Wi−Fiチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。すなわち、バッファ中のデータが十分なレートで送出され得ない場合、アクセスポイントにおける(1つまたは複数の)ダウンリンクバッファは一杯になる傾向があり得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にバッファステータスの記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、アップリンクについてのそのような情報を維持するアクセス端末からバッファステータス情報を受信し得る。
アクセスポイントが多数のIPアドレスを割り当てた場合、このファクタはWi−Fiチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。ここで、多数のIPアドレスの割当ては、多数のWi−Fiデバイスがチャネルを使用していること、および/または多数のアプリケーションがチャネルを使用していることを示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的に、割り当てられたAPアドレスの数の記録を維持し得る。
RATが(たとえば、フェムトセルによって与えられた)セルラー技術である場合、以下で説明するファクタのうちの1つまたは複数がチャネル上の輻輳を示し得る。以下でより詳細に説明するように、アクセスポイントは、ターゲットセルラーチャネル上に輻輳がある場合、アクセス端末をセルラー技術にリダイレクトしないことを選択し得る。
セルラーチャネル(たとえば、フェムトチャネル)上での高いアップリンク干渉は、そのチャネル上の輻輳を示し得る。アクセスポイントは、たとえば、アップリンクチャネル上のチャネル品質(たとえば、RSSI)を監視するネットワークリッスンモジュール(NLM)の使用によって、この干渉を判断し得る。
セルラーチャネル上での低いスループットは、そのチャネル上の輻輳を示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にスループット(たとえば、アップリンクおよび/またはダウンリンクスループット)を測定し、このスループットの記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、そのような情報を監視するアクセス端末からスループット情報を受信し得る。たとえば、アクセス端末は、アプリケーションレイヤメッセージを介してこの情報をアクセスポイントに送り得る。
また、セルラーチャネル上の多数のアクティブなデバイスの存在は、そのチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にアクティブなデバイスの数を追跡し得る。
アクセスポイントにおけるダウンリンクスケジューラのための大きい待ち行列は、セルラーチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。すなわち、待ち行列中のデータが十分なレートで送出され得ない場合、アクセスポイントにおける1つまたは複数のダウンリンク待ち行列は一杯になる傾向があり得る。したがって、アクセスポイントは、経時的に待ち行列ステータスの記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、アップリンクについてのそのような情報を維持するアクセス端末から待ち行列ステータス情報を受信し得る。
アクセスポイントが多数の接続を確立した場合、このファクタは、セルラーチャネル上のトラフィック輻輳を示し得る。ここで、多数の接続の存在は、多数のセルラーデバイスがチャネルを使用していること、および/または多数のアプリケーションがチャネルを使用していることを示し得る。したがって、アクセスポイントは、経時的に、確立された接続の数の記録を維持し得る。
バックホールについては、以下で説明するファクタのうちの1つまたは複数が輻輳を示し得る。以下でより詳細に説明するように、アクセスポイントは、バックホール上に輻輳があるかどうかに基づいて、アクセス端末を異なるタイプのRATにリダイレクトすべきかどうかを決定し得る。たとえば、バックホールがボトルネックである場合、性能の増加は、RATを切り替えることによって達成されないことがある。したがって、バックホール輻輳が高い場合、リダイレクションは開始されないことがある。代替的に、1つまたは複数の異なるバックホールを有する別のアクセスポイントへのリダイレクションが開始され得る(たとえば、アクセス端末はマクロ基地局にリダイレクトされ得る)。
アグリゲートセルラーおよびWi−Fiスループットがバックホール上の利用可能な帯域幅に近接している場合、バックホール輻輳が示され得る。したがって、アクセスポイントは、経時的にアグリゲートセルラーおよびWi−Fiスループットを監視し得る。
アクセスポイントは、バックホール上の輻輳と利用可能な帯域幅とを検出するためにバックホールプロービングを実行し得る。たとえば、アクセスポイントは、輻輳および/または帯域幅を測定するために、応答時間、ダウンロード時間、アップロード時間、または他のファクタを監視し得る。
アクセスポイントは、バックホールを介して輻輳情報を含むパケットを受信し得る。たとえば、いくつかのタイプのパケットは、設定されたとき、バックホール上の輻輳の存在を示す明示的輻輳通知(ECN:explicit congestion notification)ビットを含み得る。
バックホール上での高いパケットロス率はバックホール輻輳を示し得る。ここで、アクセスポイントは、経時的にロストパケットを識別し、パケットロス率の記録を維持し得る。追加または代替として、アクセスポイントは、バックホールを介してアクセスポイントからパケットを受信し、パケットロス率を示す情報を維持する、ネットワークエンティティからパケットロス率情報を受信し得る。
再び図2を参照すると、ブロック204からブロック202への線214によって表されるように、アクセスポイントは、アクセス端末との通信が確立されるより前に、経時的に情報を収集し続け得る。
ブロック204および206によって表されるように、アクセス端末との通信が確立された(たとえば、アクセス端末が第1のRATを介して通信を開始した)場合、アクセスポイントは、アクセス端末との通信のために異なるRATに切り替えるべきかどうかを判断する。
ブロック206における切り替えるべきかどうかの判断は、(たとえば、アクセス端末との通信が確立される前および/または確立された後に)ブロック202において収集された情報に基づく。たとえば、収集されたファクタのうちの1つまたは複数が、対応するしきい値(たとえば、しきい値RSSIレベル、しきい値スループットレベルなど)と比較され得る。この1つまたは複数の比較に基づいて、アクセス端末が別のRATにリダイレクトされるかどうかに関する決定が行われる。
リダイレクションがインジケートされない場合、動作フローは、続いてブロック202に戻り、アクセスポイントは、ブロック206における後続の切替え決定において使用される情報を収集し続ける。場合によっては、アクセス端末との通信が確立された後、追加情報が収集され得る。たとえば、アクセスポイントは、アクセス端末によって要求されたサービスのタイプを示す(したがって、チャネル上で搬送されるべきトラフィックのタイプを示す)情報を収集し得る。そのような場合、ブロック206の決定は、サービス(またはトラフィック)のタイプに基づき得る。たとえば、アクセス端末が高帯域コンテンツをストリーミングしている場合、アクセスポイントは、ストリーミングが事業者のネットワークから発信されていない限り、アクセス端末をWi−Fiサービス上に残すことを選択し得、ストリーミングが事業者のネットワークから発信されている場合、アクセス端末はセルラーサービス上に残され得る。アクセス端末がVoIPを使用している場合、アクセスポイントは、アクセス端末を、利用可能な最も信頼できるサービス(たとえば、セルラーサービス)にリダイレクトし得る。また、アクセスポイントが維持タスク(たとえば、キープアライブ)を実行している場合、アクセスポイントは、アクセス端末を、よりバッテリー効率的なサービス(たとえば、セルラーサービス)にリダイレクトし得る。アクセス端末がウェブブラウズしている場合、アクセスポイントは、アクセス端末を任意の利用可能なサービス上に置き得る。
RATを切り替えるという決定がブロック206において行われた場合、動作フローはブロック208〜212に進む。ブロック208によって表されるように、いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、切替えを開始する前に、アクセス端末が非アクティブになる(たとえば、Wi−Fiチャネル上にユーザトラフィックがなくなる)まで待つ。
ブロック210によって表されるように、アクセスポイントは、アクセス端末を、あるRAT(たとえば、Wi−Fi)から別のRAT(たとえば、セルラー)にリダイレクトする。この動作は、異なる実装形態では異なる方法で行われ得る。たとえば、上記で説明したように、これは、IPアドレスを取り消すこと、SSIDを無効化すること、MACアドレスに関連するトラフィックをフィルタ処理すること、またはアクセス端末上のアプリケーションに(たとえば、現在のRATを介して)メッセージを送ることを伴い得る。これらの場合のいずれでも、アクセス端末は、異なるRATを使用してアクセスポイントとの通信を再確立することを試みる。
したがって、ブロック212によって表されるように、アクセスポイントは、次いで、指定されたRATを使用してアクセス端末との通信を確立する。たとえば、アクセスポイントは、セルラーチャネル上のアクセス端末から接続要求を受信し得る。いくつかの実装形態では、指定されたRATは、元のRATとは異なるデータレートをサポートし得る。
図2中の線216によって表されるように、アクセスポイントは、アクセス端末との新しい通信が確立された後、情報を収集し続ける。このようにして、アクセスポイントは、アクセス端末が元のRATにリダイレクトされるべきかどうか(たとえば、Wi−Fiチャネル上の輻輳が減少したかどうか)を後で判断するために、トラフィック輻輳および/または他の状態を監視し得る。ここで、後続のリダイレクションは、最初のリダイレクションを起動した動作を逆転させることを単に伴い得る。したがって、これは、たとえば、アクセス端末にIPアドレスを与えること、SSIDのブロードキャストを再開すること、MACアドレスに関連するトラフィックの処理を再開すること、またはアクセス端末上のアプリケーションに、元のRATへの切替えを要求するメッセージを送ることを伴い得る。
次に図3を参照すると、このフローチャートには、アクセス端末と通信するときのRAT間の切替えのいくつかの他の態様が記載されている。説明のために、これらの動作について、Wi−Fiサービスとセルラーサービスとをサポートするマルチモードアクセスポイントのコンテキストで説明する。ただし、開示する動作は、他のタイプのRATにも適用可能であり得ることを諒解されたい。
ブロック302によって表されるように、ある時点において、マルチモードアクセス端末は、マルチモードアクセスポイントのカバレージエリアに入り、(たとえば、Wi−Fiチャネル上で)アクセスポイントとの通信を開始する。この時点で、アクセスポイントおよびアクセス端末は、互いの機能を学習し得る。したがって、各デバイスは、他のデバイスのマルチモード特性を検出する。
ブロック304によって表されるように、アクセス端末のためにサービスを開始することに関連して、アクセスポイントは、アクセス端末に1つまたは複数のIPアドレスを割り振り得る。たとえば、アクセスポイントのWi−Fi構成要素は、Wi−Fiチャネルを介した通信のためのIPアドレスを割り当てる。さらに、アクセスポイントがローカルIPアクセス(LIPA)をサポートする場合、アクセスポイントは、アクセス端末に、セルラーチャネルを介してこのサービスにアクセスするためのIPアドレスを割り振り得る。
いくつかの実装形態では、IP接続がWi−Fiからセルラーへの切替えまたはその逆によって切断される可能性を低減するために、アクセスポイントは、Wi−Fiとセルラーの両方に同じIPアドレスを割り振り得る。たとえば、IPアドレス変更に耐えられないアプリケーションへの割込みを防ぐために、所与のアクセス端末のためにWi−FiモードとローカルIPアクセスモードの両方に同じローカルIPアドレスが割り当てられ得る。ローカルIPアクセスは、Wi−Fiモードが無効化される前または無効化された後に確立され得る。
ブロック306によって表されるように、ある時点において、アクセス端末が別のRATにリダイレクトされるべきどうかに関する判断を行う。いくつかの実装形態では、この判断は、図2に関連して上記で説明した基準のうちの1つまたは複数のみに基づいて行われる。
他の実装形態では、ブロック306の判断は、アクセスポイントによってサービスされている他のアクセス端末の機能を考慮に入れる。たとえば、いくつかのアクセス端末はセルラーインターフェースのみを有し得る(たとえば、Wi−Fiアクセスはサポートされない)。この場合、Wi−Fiアクセスをサポートするマルチモードアクセス端末は、Wi−Fiトラフィック状態が比較的不十分な場合でも、IPアクセスのためにWi−Fiアクセスモードを使用するために、アクセスポイントによってリダイレクトされ得る。
さらに他の実装形態では、ブロック306の判断は、アクセス端末のアプリケーションのトラフィック要件を考慮に入れる。たとえば、アクセス端末から(たとえば、近くのテレビジョンなどへ)のDLNA(登録商標)ストリーミングをサポートするために、アクセスポイントは、DLNAプロキシを与え、アクセス端末によって送信されたDLNA通知パケット(advertisement packets)に基づいて、アクセス端末のDLNA機能を学習するためのアクションをとり得る。アクセスポイントは、次いで、ストリーミングが必要とされるとき、Wi−Fiアクセスモードをアクティブにするようにアクセス端末をトリガし得る。他の場合、アクセスポイントは、アクセス端末がアイドルであるときはいつでも、アクセス端末がセルラーアクセスモードにとどまることを可能にし得る。いくつかの態様では、DLNAプロキシオーバセルラーアクセスモードは、Wi−Fiアクセスモードにおけるバッテリー消費量とDLNAのためのキープアライブ動作の頻度とを低減するのを助け得る。
図4のフローチャートには、たとえば、本明細書の教示によるマルチモードアクセスポイントによって実行され得る様々な動作が記載されている。
ブロック402によって表されるように、アクセス端末との通信は、初めに第1のタイプの無線アクセス技術を使用する。たとえば、アクセス端末は、Wi−Fiチャネル上でマルチモードアクセスポイントとの通信を開始し得る。
ブロック404によって表されるように、第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断する。本明細書で説明するように、場合によっては、少なくとも1つのインジケーションは、第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセスポイントとアクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す。場合によっては、少なくとも1つのインジケーションは、スループット、干渉、アクティブなデバイスの数、RSSI、送信されたアクセスメッセージ(たとえば、RTS/CTS)の量、バッファステータス、パケットロス率、または(たとえば、上記のブロック202に関連する)本明細書で説明する他のファクタのうちの少なくとも1つを備える。
ブロック406によって表されるように、いくつかの実装形態では、アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク(WAN)通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断する。場合によっては、WAN通信リンクは、アクセスポイントのための少なくとも1つのバックホールリンクを備える。したがって、少なくとも1つの第2のインジケーションは、少なくとも1つのバックホールリンクが、アクセスポイントによってサービスされる通信に対するボトルネックであるかどうかを示し得る。
ブロック408によって表されるように、いくつかの実装形態では、第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断する。たとえば、アクセス端末が輻輳したチャネルにリダイレクトされないように、セルラーチャネルが輻輳しているかどうかに関する判断が行われ得る。
ブロック410によって表されるように、いくつかの実装形態では、アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別する。たとえば、上記で説明したように、アクセス端末によって要求されるサービスのタイプは、アクセス端末を異なるRATにリダイレクトすべきかどうかを決定する際のファクタになり得る。
ブロック412によって表されるように、ブロック404において判断された(1つまたは複数の)インジケーションに基づいて、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという判断を行う。この判断は、たとえば、図2に関連して(たとえば、ブロック206において)上記で説明した基準のうちの1つまたは複数に基づいて行われ得る。したがって、様々な実装形態では、第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという判断は、ブロック406において判断された(1つまたは複数の)第2のインジケーション、ブロック408において判断された(1つまたは複数の)第3のインジケーション、またはブロック410において識別された(1つまたは複数の)サービスのうちの少なくとも1つにさらに基づき得る。
ブロック412によって表されるように、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術を使用する通信を起動する。(たとえば、ブロック210において)上記で説明したように、この動作は、異なる実装形態では異なる方法で達成され得る。たとえば、アクセス端末は、第1のタイプのワイヤレス通信を使用する通信のための、アクセス端末に関連するIPアドレスを取り消すことによって、第2のタイプの無線アクセス技術にリダイレクトされ得る。別の例として、第1のタイプの無線アクセス技術を使用する通信のための、アクセスポイントによって通知された(advertized)SSIDが取り消され得る。ここで、無効化されたSSIDは、第1のタイプの無線アクセス技術のための、アクセスポイントによって通知された複数のSSIDのうちの1つであり得る。さらに別の例として、アクセス端末は、トラフィックが、アクセス端末に割り当てられたMACアドレスに関連する場合、第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られたトラフィックをフィルタ処理することによって、第2のタイプの無線アクセス技術にリダイレクトされ得る。さらに、リダイレクションは、アクセス端末(たとえば、図1の構成要素126)に、指定されたRATに切り替えるようにアクセス端末をトリガするためのメッセージを送ることによって達成され得る。
ブロック416によって表されるように、第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという判断の結果として、アクセス端末との通信は、次に第2のタイプの無線アクセス技術を使用する。たとえば、アクセス端末は、セルラーチャネル上でアクセスポイントと通信し得る。
図5に、本明細書で教示するマルチモード動作を実行するために(たとえば、図1のアクセスポイント108に対応する)装置502に組み込まれ得る(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、異なる実装形態では異なるタイプの装置において(たとえば、ASICにおいて、システムオンチップ(SoC)においてなど)実装され得ることを諒解されたい。説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他のノードは、同様の機能を与えるために、装置502に関して説明する構成要素と同様の構成要素を含み得る。また、所与のノードは、説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。
図5に示すように、装置502は、異なる無線アクセス技術を介して他のノード(たとえば、アクセス端末)と通信するための複数のワイヤレス通信デバイス(たとえば、トランシーバ)を含む。図5の例では、装置502は、2つのワイヤレス通信デバイス504および506を含むものとして示されている。しかしながら、異なる実施形態では、異なる数のワイヤレス通信デバイス(たとえば、3つ、4つ、またはそれ以上)が展開され得ることを諒解されたい。また、所与の通信デバイスは、1つのトランシーバまたは(たとえば、異なるキャリア周波数上で通信するための)2つ以上のトランシーバを備え得る。ワイヤレス通信デバイス504は、信号(たとえば、メッセージ、情報)を送るための少なくとも1つの送信機508と、信号(たとえば、メッセージ、情報)を受信するための少なくとも1つの受信機510とを含む。同様に、ワイヤレス通信デバイス506は、信号(たとえば、メッセージ、情報)を送るための少なくとも1つの送信機512と、信号(たとえば、メッセージ、情報)を受信するための少なくとも1つの受信機514とを含む。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、装置502の複数のワイヤレス通信デバイスのうちの1つ)は、ネットワークリッスンモジュールを備える。
装置502は、他のノード(たとえば、ネットワークエンティティ)と通信するための少なくとも1つの通信デバイス516(たとえば、ネットワークインターフェース)を含む。たとえば、通信デバイス516は、ワイヤベースまたはワイヤレスバックホールを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成され得る。いくつかの態様では、通信デバイス516は、ワイヤベースまたはワイヤレス信号通信をサポートするように構成される(たとえば、送信機および受信機構成要素を含む)トランシーバとして実装され得る。この通信は、たとえば、メッセージ、パラメータ、他のタイプの情報などを送信および受信することを伴い得る。したがって、図5の例では、通信デバイス516は、送信機518と受信機520とを含むものとして示されている。
また、装置502は、本明細書で教示するマルチモード動作に関連して使用され得る他の構成要素を含む。たとえば、装置502は、マルチモード動作を制御すること(たとえば、トラフィック状態を示すインジケーションを判断すること、別のRATに切り替えることを判断すること、アクセス端末によって要求されたサービスを識別すること、別のタイプのRATを使用する通信を起動することなど)に関係する機能を与えることと、他の処理機能を与えることとを行うための処理システム522を含む。装置502は、情報(たとえば、トラフィック情報、しきい値、パラメータなど)を維持するための(たとえば、メモリデバイスを含む)メモリ構成要素524を含む。さらに、装置502は、ユーザにインジケーション(たとえば、可聴および/または視覚的インジケーション)を与えること、および/または(たとえば、キーパッド、タッチスクリーン、マイクロフォンなどの感知デバイスをユーザが作動させたときに)ユーザ入力を受信することを行うためのユーザインターフェースデバイス526を含む。
便宜上、装置502を、本明細書で説明する様々な例において使用され得る構成要素を含むものとして図5に示す。実際には、図示したブロックは、異なる実装形態では異なる機能を有し得る。たとえば、いくつかの実装形態では、ブロック522の機能は、アクセス端末のリダイレクションが、SSIDを一時的に無効化すること伴う一実施形態と比較して、アクセス端末のリダイレクションが、IPアドレスを取り消すことを伴う一実施形態では異なり得る。
図5の構成要素は様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図5の構成要素は、たとえば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路(たとえば、プロセッサ)は、この機能を与えるために回路によって使用される情報または実行コードを記憶するためのデータメモリを使用し、および/または組み込み得る。たとえば、ブロック504、506、516、522、524、および526によって表される機能の一部または全部は、装置の1つまたは複数のプロセッサと、装置のデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によって、および/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上述のように、いくつかの実施形態では、アクセスポイントは、共通の(すなわち、同じ)デバイスには実装されない複数のコロケート構成要素を備える。図6に、(たとえば、異なるハウジングに組み込まれた)複数のデバイスを採用する(たとえば、図1のアクセスポイント108に対応する)アクセスポイント602に組み込まれ得る(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、異なる実装形態では異なるタイプの装置において(たとえば、異なるASICにおいて、異なるSoCにおいてなど)実装され得ることを諒解されたい。説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。また、所与のノードは、説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。
図6に示すように、アクセスポイント602は複数のデバイスを含む。この例では、アクセスポイント602は、2つのデバイス604および606を含むものとして示されている。しかしながら、異なる実施形態では、異なる数のデバイス(たとえば、3つ、4つ、またはそれ以上)が展開され得ることを諒解されたい。
デバイス604および606の各々は、指定された無線アクセス技術を介して他のノードと通信するために少なくとも1つのワイヤレス通信デバイス(たとえば、トランシーバ)を含む。図6の例では、デバイス604はワイヤレス通信デバイス608を含み、デバイス606はワイヤレス通信デバイス610を含む。したがって、アクセスポイント602は、この例では2つのワイヤレス通信デバイスを含む。しかしながら、異なる実施形態では、異なる数のワイヤレス通信デバイス(たとえば、3つ、4つ、またはそれ以上)が展開され得ることを諒解されたい。
典型的な実装形態では、異なるデバイス604および606は、異なるタイプのRATのための構成要素(たとえば、基地局)を含む。たとえば、例示的な実装形態では、ワイヤレス通信デバイス608はフェムトセルを備え、ワイヤレス通信デバイス610はWi−Fi基地局を備える。
所与のワイヤレス通信デバイスは、1つのトランシーバまたは(たとえば、異なるキャリア周波数上で通信するための)2つ以上のトランシーバを備え得る。ワイヤレス通信デバイス608は、信号(たとえば、メッセージ、情報)を送るための少なくとも1つの送信機612と、信号(たとえば、メッセージ、情報)を受信するための少なくとも1つの受信機614とを含む。同様に、ワイヤレス通信デバイス610は、信号(たとえば、メッセージ、情報)を送るための少なくとも1つの送信機616と、信号(たとえば、メッセージ、情報)を受信するための少なくとも1つの受信機618とを含む。上記で説明したように、いくつかの実装形態では、ワイヤレス通信デバイスはネットワークリッスンモジュールを備える。
アクセスポイント602は、他のノード(たとえば、ネットワークエンティティ)と通信するための少なくとも1つの通信デバイス620(たとえば、ネットワークインターフェース)を含む。いくつかの実装形態では、アクセスポイント602は、(たとえば、デバイス604中に)単一の通信デバイス620を含む。この場合、アクセスポイントは、単一のバックホールリンクを使用して、(たとえば、コアネットワークを介して)WANと通信し得る。他の実装形態では、アクセスポイント602は、複数の通信デバイス620(たとえば、デバイス604および606中に1つずつ)を含む。この場合、アクセスポイントは、複数のバックホールリンクを使用して、WANと通信し得る。
通信デバイス620は、ワイヤベースまたはワイヤレスバックホールを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成され得る。いくつかの態様では、通信デバイス620は、図5に関して上記で説明したように、ワイヤベースまたはワイヤレス信号通信をサポートするように構成される(たとえば、送信機および受信機構成要素を含む)トランシーバとして実装され得る。
デバイス604および606は、それぞれ、ポイントツーポイント通信を行うための通信デバイス634および636を含み得る。たとえば、通信デバイスは、(たとえば、RAT間の切替えを協調させるために)デバイスが通信するためのローカルバス(たとえば、USB)へのインターフェースを与え得る。
装置604および606は、本明細書で教示するマルチモード動作に関連して使用され得る他の構成要素をも含む。たとえば、デバイス604は、(たとえば、図5に関連して上記で説明したように)マルチモード動作を制御すること、デバイス604のための対応するRATをサポートすることに関係する機能を与えることと、他の処理機能を与えることとを行うための処理システム622を含む。また、デバイス606は、(たとえば、図5に関連して上記で説明したように)マルチモード動作を制御すること、デバイス606のための対応するRATをサポートすることに関係する機能を与えることと、他の処理機能を与えることとを行うための処理システム624を含む。デバイス604および606は、それぞれ、情報(たとえば、トラフィック情報、しきい値、パラメータなど)を維持するための(たとえば、メモリデバイスを含む)メモリ構成要素626および628を含む。さらに、デバイス604および606は、それぞれ、ユーザにインジケーション(たとえば、可聴および/または視覚的インジケーション)を与えること、および/または(たとえば、キーパッド、タッチスクリーン、マイクロフォンなどの感知デバイスをユーザが作動させたときに)ユーザ入力を受信することを行うためのユーザインターフェースデバイス630および632を含む。
図6の構成要素は様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図6の構成要素は、たとえば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路(たとえば、プロセッサ)は、この機能を与えるために回路によって使用される情報または実行コードを記憶するためのデータメモリを使用し、および/または組み込み得る。たとえば、所与のデバイスについて表される機能の一部または全部は、デバイスの1つまたは複数のプロセッサと、デバイスのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によって、および/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上記で説明したように、いくつかの態様では、本明細書の教示は、大規模カバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小規模のカバレージ(たとえば、一般にLANと呼ばれるレジデンスベースまたは建築物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワークにおいて採用され得る。アクセス端末(AT)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、あるロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ得、他のロケーションでは、より小規模のカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ得る。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、様々なサービスとを与え得る。
本明細書の説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノード(たとえば、アクセスポイント)をマクロアクセスポイントと呼び、比較的小さいエリア(たとえば、レジデンス)にわたるカバレージを与えるノードをフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。本明細書の教示は、他のタイプのカバレージエリアに関連付けられたノードに適用され得ることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージ(たとえば、商業建築物内のカバレージ)を与え得る。様々な適用例では、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードを指すために他の用語を使用することがある。たとえば、マクロアクセスポイントを、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。また、フェムトアクセスポイントを、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。いくつかの実装形態では、ノードを1つまたは複数のセルまたはセクタに関連付けることがある(たとえば、そのように呼ぶこと、または分割することがある)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連付けられたセルまたはセクタを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことがある。
図7に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されるワイヤレス通信システム700を示す。システム700は、たとえば、マクロセル702A〜702Gなど、複数のセル702の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスポイント704(たとえば、アクセスポイント704A〜704G)によってサービスされる。図7に示すように、アクセス端末706(たとえば、アクセス端末706A〜706L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末706は、たとえば、アクセス端末706がアクティブであるかどうか、およびアクセス端末706がソフトハンドオフ中であるかどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント704と通信し得る。ワイヤレス通信システム700は、広い地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル702A〜702Gは、近隣内の数ブロックまたは地方環境の数マイルをカバーし得る。
図8に、1つまたは複数のフェムトアクセスポイントがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム800を示す。特に、システム800は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザレジデンス830中に)設置された複数のフェムトアクセスポイント810(たとえば、フェムトアクセスポイント810Aおよび810B)を含む。各フェムトアクセスポイント810は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介してワイドエリアネットワーク840(たとえば、インターネット)とモバイル事業者のコアネットワーク850とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトアクセスポイント810は、関連するアクセス端末820(たとえば、アクセス端末820A)、および、オプションとして、他の(たとえば、ハイブリッドまたは外来)アクセス端末820(たとえば、アクセス端末820B)をサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトアクセスポイント810へのアクセスは制限され得、それによって、所与のアクセス端末820は、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトアクセスポイント810のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトアクセスポイント810(たとえば、ネイバーのフェムトアクセスポイント810)によってサービスされ得ない。
図9に、いくつかのトラッキングエリア902(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ900の一例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア904を含む。ここで、トラッキングエリア902A、902B、および902Cに関連付けられたカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア904は大きい六角形によって表される。トラッキングエリア902はフェムトカバレージエリア906をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア906の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア906Bおよび906C)は、1つまたは複数のマクロカバレージエリア904(たとえば、マクロカバレージエリア904Aおよび904B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア906の一部または全部がマクロカバレージエリア904内にあるとは限らないことを諒解されたい。実際には、所与のトラッキングエリア902またはマクロカバレージエリア904内に、多数のフェムトカバレージエリア906(たとえば、フェムトカバレージエリア906Aおよび906D)を画定し得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)を所与のトラッキングエリア902またはマクロカバレージエリア904内に画定し得る。
再び図8を参照すると、フェムトアクセスポイント810の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク850を介して提供されるモバイルサービスに加入し得る。さらに、アクセス端末820は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。言い換えれば、アクセス端末820の現在のロケーションに応じて、アクセス端末820は、モバイル事業者コアネットワーク850に関連付けられたマクロセルアクセスポイント860によって、または、フェムトアクセスポイント810のセット(たとえば、対応するユーザレジデンス830内に常駐するフェムトアクセスポイント810Aおよび810B)のいずれか1つによってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときには標準のマクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント860)によってサービスされ、自宅の中にいるときにはフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント810A)によってサービスされる。ここで、フェムトアクセスポイント810は、レガシーアクセス端末820と後方互換性があり得る。
フェムトアクセスポイント810は、単一の周波数上に展開され得、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント860)によって使用される1つまたは複数の周波数と重複することがある。
いくつかの態様では、アクセス端末820は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好適なフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセス端末820のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末820Aがユーザのレジデンス830内にあるときはいつでも、アクセス端末820Aがホームフェムトアクセスポイント810Aまたは810Bのみと通信することが望ましいことがある。
いくつかの態様では、アクセス端末820がマクロセルラーネットワーク850内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末820は、より良いシステム再選択(BSR:better system reselection)手順を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、好適なフェムトアクセスポイント810)を探索し続け得、より良いシステム再選択では、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムを捕捉し得る。アクセス端末820は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限し得る。たとえば、1つまたは複数のフェムトチャネルが定義され得、それにより、領域中のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限付きフェムトアクセスポイント)は(1つまたは複数の)フェムトチャネル上で動作する。最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返され得る。好適なフェムトアクセスポイント810が発見されると、アクセス端末820は、そのカバレージエリア内にあるときに使用するために、フェムトアクセスポイント810を選択し、それに登録する。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、いくつかの態様では、制限されることがある。たとえば、所与のフェムトアクセスポイントは、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供し得る。いわゆる制限付き(または限定)アクセスを用いた展開では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトアクセスポイントの定義されたセット(たとえば、対応するユーザレジデンス830内に常駐するフェムトアクセスポイント810)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(たとえば、アクセス端末)にシグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードBと呼ばれることもある)制限付きフェムトアクセスポイントは、制限されたプロビジョニングされたアクセス端末のセットにサービスを提供するフェムトアクセスポイントである。このセットは、必要に応じて、一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスポイント(たとえば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義され得る。
したがって、所与のフェムトアクセスポイントと所与のアクセス端末との間に様々な関係が存在し得る。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限のアクセスをもつフェムトアクセスポイントを指すことがある(たとえば、そのフェムトアクセスポイントはすべてのアクセス端末にアクセスを許可する)。制限付きフェムトアクセスポイントは、何らかの形で制限された(たとえば、アクセスおよび/または登録について制限された)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可される(たとえば、永続的なアクセスが、1つまたは複数のアクセス端末の定義されたセットに与えられる)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末が異なるレベルのサービスを提供される(たとえば、一部のアクセス端末は、部分的なアクセスおよび/または一時的アクセスが許可され得るが、他のアクセス端末は完全なアクセスが許可され得る)フェムトアクセスポイントを指し得る。外来フェムトアクセスポイントは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを許可されないフェムトアクセスポイントを指すことがある。
制限付きフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者のレジデンス中に設置された制限付きフェムトアクセスポイントへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある(通常、ホームアクセス端末は、そのフェムトアクセスポイントへの永続的なアクセスを有する)。ゲストアクセス端末は、(たとえば、最終期限、使用時間、バイト、接続回数、または何らかの他の1つまたは複数の基準に基づいて制限された)制限付きフェムトアクセスポイントへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。外来アクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限付きフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を有していないアクセス端末(たとえば、制限付きフェムトアクセスポイントに登録する証明書または許可を有していないアクセス端末)を指すことがある。
便宜上、本明細書の開示では、フェムトアクセスポイントのコンテキストで様々な機能について説明する。ただし、ピコアクセスポイントは、同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに与え得ることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコアクセスポイントが制限され得、ホームピコアクセスポイントが定義され得る、などである。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて採用され得る。ここで、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末からアクセスポイントへの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、NS=<min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善された性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与え得る。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)と周波数分割複信(FDD)とをサポートし得る。TDDシステムでは、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントにおいて利用可能であるとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図10に、例示的なMIMOシステム1000のワイヤレスデバイス1010(たとえば、アクセスポイント)およびワイヤレスデバイス1050(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1010において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース1012から送信(TX)データプロセッサ1014に与えられる。次いで、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信され得る。
TXデータプロセッサ1014は、データストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて、そのデータストリームごとにトラフィックデータをフォーマットし、コーディングし、インターリーブして、コード化データを与える。各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ1030によって実行される命令によって判断され得る。データメモリ1032は、プロセッサ1030またはデバイス1010の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1020に与えられ、TX MIMOプロセッサ1020はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理し得る。TX MIMOプロセッサ1020は、次いで、NT個の変調シンボルストリームを、NT個のトランシーバ(XCVR)1022A〜1022Tに与える。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1020は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各トランシーバ1022は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した被変調信号を与える。次いで、トランシーバ1022A〜1022TからのNT個の被変調信号は、それぞれNT個のアンテナ1024A〜1024Tから送信される。
デバイス1050において、送信された被変調信号はNR個のアンテナ1052A〜1052Rによって受信され、各アンテナ1052からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1054A〜1054Rに与えられる。各トランシーバ1054は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1060は、NR個のトランシーバ1054からNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ1060は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1060による処理は、デバイス1010におけるTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータプロセッサ1014によって実行される処理と相補的なものである。
プロセッサ1070は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に判断する(後述)。プロセッサ1070は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。データメモリ1072は、プロセッサ1070またはデバイス1050の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1036からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、トランシーバ1054A〜1054Rによって調整され、デバイス1010に戻される。
デバイス1010において、デバイス1050からの被変調信号は、アンテナ1024によって受信され、トランシーバ1022によって調整され、復調器(DEMOD)1040によって復調され、RXデータプロセッサ1042によって処理されて、デバイス1050によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1030は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図10はまた、通信構成要素が、本明細書で教示するマルチモード制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含み得ることを示す。たとえば、マルチモード制御構成要素1090は、デバイス1010のプロセッサ1030および/または他の構成要素と協働して、本明細書で教示するようにワイヤレスアクセスモード間で切り替え得る。同様に、マルチモード制御構成要素1092は、デバイス1050のプロセッサ1070および/または他の構成要素と協働して、ワイヤレスアクセスモード間で切り替え得る。各デバイス1010および1050について、説明する構成要素のうちの2つ以上の機能が単一の構成要素によって与えられ得ることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素がマルチモード制御構成要素1090およびプロセッサ1030の機能を与え得、また、単一の処理構成要素がマルチモード制御構成要素1092およびプロセッサ1070の機能を与え得る。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、コーディング、インターリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムにおいて採用され得る。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、マルチキャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時間分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法の技術のいずれか1つまたは組合せに適用され得る。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPP(登録商標) Long Term Evolution(LTE)システム、Ultra Mobile Broadband(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明することがあるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、装置内に実装され得る、または装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(たとえば、ワイヤレスノード)はアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
たとえば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成される他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、送受信基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
いくつかの態様では、ノード(たとえば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備え得る。そのようなアクセスノードは、たとえば、ネットワークへのワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスすることを可能にし得る。さらに、一方または両方のノードはポータブルであり得るか、場合によっては比較的非ポータブルであり得ることを諒解されたい。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信することが可能であり得ることを諒解されたい。したがって、本明細書で説明する受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために適切な通信インターフェース構成要素(たとえば、電気的または光学的インターフェース構成要素)を含み得る。
ワイヤレスノードは、好適なRATに基づくあるいは好適なRATをサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連し得る。いくつかの態様では、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備え得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明するような様々な無線アクセス技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他の無線アクセス技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するための適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含み得る。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体上の通信を可能にする様々な構成要素(たとえば、信号生成器および信号処理器)を含み得る関連する送信機構成要素および受信機構成要素をもつワイヤレストランシーバを備え得る。
(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明した機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図11を参照すると、装置1100が一連の相互に関係する機能モジュールとして表されている。ここで、第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するためのモジュール1102は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信デバイスに対応し得る。第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断するためのモジュール1104は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。少なくとも1つのインジケーションに基づいて、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断するためのモジュール1106は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという判断の結果として、第2のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するためのモジュール1108は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信デバイスに対応し得る。アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断するためのモジュール1110は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断するためのモジュール1112は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別するためのモジュール1114は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。IPアドレスを取り消すことによって、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術を使用する通信を起動するためのモジュール1116は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。SSIDを無効化することによって、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術を使用する通信を起動するためのモジュール1118は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。MACアドレスに関連するトラフィックをフィルタ処理することによって、第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術を使用する通信を起動するためのモジュール1120は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。
図11のモジュールの機能は、本明細書の教示に一致する様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気的構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関係する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。したがって、異なるモジュールの機能は、たとえば、集積回路の異なるサブセットとして、ソフトウェアモジュールのセットの異なるサブセットとして、またはそれらの組合せとして実装され得る。また、(たとえば、集積回路のおよび/またはソフトウェアモジュールのセットの)所与のサブセットは、2つ以上のモジュールのための機能の少なくとも一部分を与え得ることを諒解されたい。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示するように何らかの他の方法で実装され得る。いくつかの態様では、図11中の破線ブロックのうちの1つまたは複数はオプションである。
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲で使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」または「A、B、およびCからなるグループの少なくとも1つ」という形式の用語法は、「AまたはBまたはCまたはそれら要素の任意の組合せ」を意味する。たとえば、この用語法は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを含み得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいはその両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、処理システム、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。処理システムは、1つまたは複数のICを使用して実装され得るか、または(たとえば、システムオンチップの一部として)ICの内部に実装され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電気的構成要素、光学構成要素、機械構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備え得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、(たとえば、コードがどのように展開されるかに応じて、ソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェアなどと呼ばれることがある)ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装され得ることを諒解されたい。
本明細書で使用する「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含み得る。また、「判断」は、受信(たとえば、情報の受信)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータへのアクセス)などを含み得る。また、「判断」は、解決、選択、選定、確立などを含み得る。
開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるように与えたものである。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するように構成される第1の通信デバイスと、
前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断するように構成され、前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断するようにさらに構成される処理システムと、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信するように構成される第2の通信デバイスとを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C2]
前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、C1に記載の装置。
[C3]
前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記装置と前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、C1に記載の装置。
[C4]
前記処理システムは、前記装置のためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断するようにさらに構成され、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、C1に記載の装置。
[C5]
前記ワイドエリアネットワーク通信リンクは、前記装置のための少なくとも1つのバックホールリンクを備え、
前記少なくとも1つの第2のインジケーションは、前記少なくとも1つのバックホールリンクは、前記装置によってサービスされる通信に対するボトルネックであるかどうかを示す、C4に記載の装置。
[C6]
前記少なくとも1つのバックホールリンクが前記通信に対するボトルネックである場合、前記アクセス端末は、少なくとも1つの他のバックホールを用いてアクセスポイントにリダイレクトされる、C5に記載の装置。
[C7]
前記処理システムは、前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断するようにさらに構成され、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、C4に記載の装置。
[C8]
前記処理システムは、前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別するようにさらに構成され、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、C1に記載の装置。
[C9]
前記処理システムは、前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C10]
前記処理システムは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記装置によって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C11]
前記無効化されたSSIDは、前記第1のタイプの無線アクセス技術のための前記装置によって通知された複数のSSIDのうちの1つである、C10に記載の装置。
[C12]
前記処理システムは、トラフィックが、前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C13]
前記少なくとも1つのインジケーションは、スループット、干渉、アクティブなデバイスの数、受信信号強度インジケーション(RSSI)、送信されたアクセスメッセージの量、リンク状態、バッファステータス、またはパケットロス率のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の装置。
[C14]
第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することと、
前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断することと、
前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断することと、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信することとを備える、マルチモードアクセスポイントのための通信の方法。
[C15]
前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセスポイントと前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、C14に記載の方法。
[C17]
前記アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、C14に記載の方法。
[C18]
前記ワイドエリアネットワーク通信リンクは、前記アクセスポイントのための少なくとも1つのバックホールリンクを備え、
前記少なくとも1つの第2のインジケーションは、前記少なくとも1つのバックホールリンクが、前記アクセスポイントによってサービスされる通信に対するボトルネックであるかどうかを示す、C17に記載の方法。
[C19]
前記少なくとも1つのバックホールリンクが前記通信に対するボトルネックである場合、前記アクセス端末は、少なくとも1つの他のバックホールを用いて別のアクセスポイントにリダイレクトされる、C18に記載の方法。
[C20]
前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、C17に記載の方法。
[C21]
前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、C14に記載の方法。
[C22]
前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C23]
前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記アクセスポイントによって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C24]
前記無効化されたSSIDは、前記第1のタイプの無線アクセス技術のための、前記アクセスポイントによって通知された複数のSSIDのうちの1つである、C23に記載の方法。
[C25]
トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C26]
前記少なくとも1つのインジケーションは、スループット、干渉、アクティブなデバイスの数、受信信号強度インジケーション(RSSI)、送信されたアクセスメッセージの量、リンク状態、バッファステータス、またはパケットロス率のうちの少なくとも1つを備える、C14に記載の方法。
[C27]
第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するための手段と、
前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断するための手段と、
前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断するための手段と、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信するための手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C28]
前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、C27に記載の装置。
[C29]
前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記装置と前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、C27に記載の装置。
[C30]
前記装置のためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、C27に記載の装置。
[C31]
前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、C30に記載の装置。
[C32]
前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、C27に記載の装置。
[C33]
前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、C27に記載の装置。
[C34]
前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記装置によって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、C27に記載の装置。
[C35]
トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、C27に記載の装置。
[C36]
第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することと、
前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断することと、
前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断することと、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信することとをコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C37]
前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C38]
前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセスポイントと前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C39]
前記コンピュータ可読媒体は、前記アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断が、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C40]
前記コンピュータ可読媒体は、前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、C39に記載のコンピュータプログラム製品。
[C41]
前記コンピュータ可読媒体は、前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C42]
前記コンピュータ可読媒体は、前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C43]
前記コンピュータ可読媒体は、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記アクセスポイントによって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C44]
前記コンピュータ可読媒体は、トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、C36に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (44)

  1. 第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するように構成される第1の通信デバイスと、
    前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断するように構成され、前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断するようにさらに構成される処理システムと、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信するように構成される第2の通信デバイスと
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  2. 前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記装置と前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記処理システムは、前記装置のためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断するようにさらに構成され、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記ワイドエリアネットワーク通信リンクは、前記装置のための少なくとも1つのバックホールリンクを備え、
    前記少なくとも1つの第2のインジケーションは、前記少なくとも1つのバックホールリンクは、前記装置によってサービスされる通信に対するボトルネックであるかどうかを示す、
    請求項4に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのバックホールリンクが前記通信に対するボトルネックである場合、前記アクセス端末は、少なくとも1つの他のバックホールを用いてアクセスポイントにリダイレクトされる、
    請求項5に記載の装置。
  7. 前記処理システムは、前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断するようにさらに構成され、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、
    請求項4に記載の装置。
  8. 前記処理システムは、前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別するようにさらに構成され、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、
    請求項1に記載の装置。
  9. 前記処理システムは、前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  10. 前記処理システムは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記装置によって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  11. 前記無効化されたSSIDは、前記第1のタイプの無線アクセス技術のための前記装置によって通知された複数のSSIDのうちの1つである、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記処理システムは、トラフィックが、前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するようにさらに構成される、
    請求項1に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのインジケーションは、スループット、干渉、アクティブなデバイスの数、受信信号強度インジケーション(RSSI)、送信されたアクセスメッセージの量、リンク状態、バッファステータス、またはパケットロス率のうちの少なくとも1つを備える、
    請求項1に記載の装置。
  14. 第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することと、
    前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断することと、
    前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断することと、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信することと
    を備える、マルチモードアクセスポイントのための通信の方法。
  15. 前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセスポイントと前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、
    請求項14に記載の方法。
  17. 前記アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、
    請求項14に記載の方法。
  18. 前記ワイドエリアネットワーク通信リンクは、前記アクセスポイントのための少なくとも1つのバックホールリンクを備え、
    前記少なくとも1つの第2のインジケーションは、前記少なくとも1つのバックホールリンクが、前記アクセスポイントによってサービスされる通信に対するボトルネックであるかどうかを示す、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのバックホールリンクが前記通信に対するボトルネックである場合、前記アクセス端末は、少なくとも1つの他のバックホールを用いて別のアクセスポイントにリダイレクトされる、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、
    請求項17に記載の方法。
  21. 前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別することをさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、
    請求項14に記載の方法。
  22. 前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  23. 前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記アクセスポイントによって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  24. 前記無効化されたSSIDは、前記第1のタイプの無線アクセス技術のための、前記アクセスポイントによって通知された複数のSSIDのうちの1つである、
    請求項23に記載の方法。
  25. トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  26. 前記少なくとも1つのインジケーションは、スループット、干渉、アクティブなデバイスの数、受信信号強度インジケーション(RSSI)、送信されたアクセスメッセージの量、リンク状態、バッファステータス、またはパケットロス率のうちの少なくとも1つを備える、
    請求項14に記載の方法。
  27. 第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信するための手段と、
    前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断するための手段と、
    前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断するための手段と、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  28. 前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、
    請求項27に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用して前記装置と前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、
    請求項27に記載の装置。
  30. 前記装置のためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、
    請求項27に記載の装置。
  31. 前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、
    請求項30に記載の装置。
  32. 前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別するための手段をさらに備え、前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、
    請求項27に記載の装置。
  33. 前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、
    請求項27に記載の装置。
  34. 前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記装置によって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、
    請求項27に記載の装置。
  35. トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動するための手段をさらに備える、
    請求項27に記載の装置。
  36. 第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセス端末と通信することと、
    前記第1のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つのインジケーションを判断することと、
    前記少なくとも1つのインジケーションに基づいて、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えることを判断することと、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断の結果として、前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記アクセス端末と通信することと
    をコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  37. 前記第1のタイプの無線アクセス技術がWi−Fi技術を備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術がセルラー技術を備える、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  38. 前記少なくとも1つのインジケーションは、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用してアクセスポイントと前記アクセス端末との間に確立された通信チャネルが輻輳しているかどうかを示す、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  39. 前記コンピュータ可読媒体は、前記アクセスポイントのためのワイドエリアネットワーク通信リンクに関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第2のインジケーションを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断が、前記少なくとも1つの第2のインジケーションにさらに基づく、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記コンピュータ可読媒体は、前記第2のタイプの無線アクセス技術に関連するトラフィック状態を示す少なくとも1つの第3のインジケーションを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つの第3のインジケーションにさらに基づく、
    請求項39に記載のコンピュータプログラム製品。
  41. 前記コンピュータ可読媒体は、前記アクセス端末によって使用される少なくとも1つのサービスを識別することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記第2のタイプの無線アクセス技術に切り替えるという前記判断は、前記少なくとも1つのサービスにさらに基づく、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  42. 前記コンピュータ可読媒体は、前記第1のタイプのワイヤレス通信を使用する前記通信のための、前記アクセス端末に関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取り消すことによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  43. 前記コンピュータ可読媒体は、前記第1のタイプの無線アクセス技術を使用する前記通信のための、前記アクセスポイントによって通知されたサービスセット識別子(SSID)を無効化することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  44. 前記コンピュータ可読媒体は、トラフィックが前記アクセス端末に割り当てられたメディアアクセス制御(MAC)アドレスに関連する場合、前記第1のタイプのワイヤレス通信を介して送られた前記トラフィックをフィルタ処理することによって、前記第1のタイプの無線アクセス技術の代わりに前記第2のタイプの無線アクセス技術を使用して前記通信を起動することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
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