JP6199324B2 - 隣接アクセスポイントの能力に基づいたフェムトノードのrfパラメータの調整 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明確に本明細書に組み込まれる、2012年3月2日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR DETERMINING RF PARAMETERS BASED ON NEIGHBORING ACCESS POINTS」という名称の米国仮出願第61/606,212号の利益を主張する。
[0002]本開示は一般に電気通信に関し、より詳細には、フェムトセル基地局管理などに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、たとえば、音声、データなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く配置されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどが含まれ得る。加えて、これらのシステムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)などの規格に準拠することができる。
[0004]一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイス向けの通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を介して、1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局からモバイルデバイスまでの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、モバイルデバイスから基地局までの通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立することができる。加えて、ピアツーピアワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/または基地局は他の基地局と)通信することができる。
[0005]従来の基地局を補足するために、さらなる低電力基地局を配置して、より堅牢なワイヤレスカバレージをモバイルデバイスに提供することができる。たとえば、(H(e)NBと総称されるホームノードBまたはホームeNB、フェムトノード、フェムトセルノード、ピコノード、マイクロノードなどと一般に呼ばれる)低電力基地局は、容量の漸進的増大、より豊かなユーザエクスペリエンス、屋内または他の特定の地理的カバレージなどのために配置され得る。いくつかの構成では、そのような低電力基地局は、モバイル事業者のネットワークへのバックホールリンクを提供することができるブロードバンド接続(たとえば、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルまたは他のモデムなど)を介して、インターネットに接続される。この点について、低電力基地局は、現在のネットワーク環境を考慮することなく、家庭、オフィスなどに配置されることが多い。
[0006]本発明の例示的な実施形態は、低電力基地局「フェムトノード」が、その無線周波数(RF)パラメータのうちの1つまたは複数を構成するためのシステムおよび方法を対象とする。
[0007]いくつかの実施形態では、フェムトノードがそのRFパラメータのうちの1つまたは複数を構成するための方法が提供される。方法は、たとえば、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定することと、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの判定された能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較することと、比較に基づいて、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整することとを備え得る。
[0008]他の実施形態では、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを構成するための装置が提供される。装置は、たとえば、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定することと、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの判定された能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較することと、比較に基づいて、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え得る。それに応じて、本装置はまた、たとえば、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを備え得る。
[0009]さらに他の実施形態では、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを構成するための別の装置が提供される。装置は、たとえば、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定するための手段と、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの判定された能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較するための手段と、比較に基づいて、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整するための手段とを備え得る。
[0010]さらに他の実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、フェムトノードがそのRFパラメータのうちの1つまたは複数を構成するための動作を少なくとも1つのプロセッサに行わせるコードを備えるコンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータ可読媒体は、たとえば、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定するためのコードと、1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの判定された能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較するためのコードと、比較に基づいて、フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整するためのコードとを備え得る。
[0011]添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示され、実施形態の限定ではなく実施形態の例示のためのみに提供される。
[0012]フェムトノードの無線周波数(RF)パラメータを調整することを容易にする例示的なシステムのブロック図。 [0013]アクセスポイントの能力を比較して、フェムトノードのRFパラメータを判定することを容易にする例示的なシステムのブロック図。 [0014]フェムトノードのRFパラメータを調整するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 [0015]フェムトノードのRFパラメータを調整する例示的なシステムのブロック図。 [0016]本明細書に記載された様々な態様による例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 [0017]本明細書で説明する様々なシステムおよび方法と連携して使用され得る例示的なワイヤレスネットワーク環境の説明図。 [0018]本明細書の態様が実施され得る、いくつかのデバイスをサポートするように構成された例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 [0019]ネットワーク環境内のフェムトノードの配置を可能にする例示的な通信システムの説明図。 [0020]いくつかの画定されたトラッキングエリアを有するカバレージマップの一例を示す図。
[0021]次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の説明では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、そのような態様をこれらの具体的な詳細なしに実施できることは明白であり得る。
[0022]本明細書でさらに説明するように、フェムトノードなどの低電力基地局は、隣接アクセスポイントの観測に基づいて、無線周波数(RF)パラメータを構成することができる。この点について、低電力基地局は、事実上、観測に基づいて、デバイスに低電力基地局を優先させるか、または代わりに他のアクセスポイントを優先させることができる。たとえば、低電力基地局は、1つまたは複数の測定されたまたは場合によっては受信されたパラメータに基づいて、隣接アクセスポイントの能力を判定することができる。加えて、隣接アクセスポイントは、ブロードキャスト、バックホール、または他の(たとえば、ユーザデバイス)信号および関連するパラメータを使用して、低電力基地局がRFパラメータを調整するために受信し、使用することができる能力を示すことができる。一例では、低電力基地局は、その能力をRFパラメータを構成する際の低電力基地局の能力と比較することができる。隣接アクセスポイントが低電力基地局よりも良い能力を有する場合、たとえば、低電力基地局は、隣接アクセスポイントのカバレージエリアを事実上拡大する目的でRFパラメータを設定し、したがって、低電力基地局ではなく、隣接アクセスポイントによって、より多くのデバイスにサービスさせることができる。
[0023]本明細書で参照される低電力基地局は、フェムトノード、ピコノード、マイクロノード、ホームノードBもしくはホーム発展型ノードB(H(e)NB)、リレー、および/または他の低電力基地局を含むことができ、これらの用語の1つを使用して本明細書では呼ぶことができるが、これらの用語の使用は概して低電力基地局を包含するものとする。一般に、低電力基地局は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)に関連するマクロ基地局と比較して、比較的低い電力で送信するので、そのように呼ばれる。したがって、低電力基地局のカバレージエリアは、通常、マクロ基地局のカバレージエリアよりも実質的に小さい。
[0024]本出願で使用される場合、「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が、構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素が、プロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素が、1つのコンピュータ上に配置されてよく、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてよい。加えて、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、信号によって、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と対話し、かつ/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話する1つの構成要素からのデータなどの、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスによって通信し得る。
[0025]さらに、ワイヤード端末またはワイヤレス端末であり得る端末に関して、様々な態様について本明細書で説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末またはデバイスは、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、タブレット、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。また、基地局に関して、様々な態様について本明細書で説明する。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用することができ、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)、H(e)NBと総称されるホームノードB(HNB)もしくはホーム発展型ノードB(HeNB)、または何らかの他の用語で呼ばれる場合もある。
[0026]一般に、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という語句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という語句は、以下の例のいずれかによって満足される。XはAを使用する。XはBを使用する。XはAとBの両方を使用する。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
[0027]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、WiFiキャリア検知多重アクセス(CSMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC−FDMAを利用する、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。加えて、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無認可スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離のワイヤレス通信技法をしばしば使用する、ピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。
[0028]いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して、様々な態様または特徴が提示される。様々なシステムが、さらなるデバイス、構成要素、モジュールなどを含む場合があり、かつ/または図に関して論じられるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含むとは限らないことを、理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
[0029]図1を参照すると、フェムトノードのカバレージ拡大を容易にする例示的なワイヤレス通信システム100が示されている。システム100は、一例では、マクロ基地局またはフェムト、ピコ、もしくは他の低電力基地局ノードであり得るマクロノード102を備える。システム100はまた、実質的に任意のタイプの低電力基地局または少なくともその一部分であり得るフェムトノード104および106を含む。ノード102、104、および106は、それぞれのカバレージエリア108、110、および112を提供する。システム100はまた、ワイヤレスネットワークアクセスを受けるためにノード102、104、または106と通信する複数のデバイス114、116、118、120、122、124、126、および128を含む。
[0030]説明したように、フェムトノード104および106は、ブロードバンド接続を介してワイヤレスネットワーク(図示せず)と通信することができる。加えて、フェムトノード104および106は、バックホール接続を介して互いとおよび/またはマクロノード102と通信することができる。バックホール接続は、たとえば、フェムトノード104および/または106においてブロードバンド接続を介してアクセス可能なコアワイヤレスネットワークを通じて管理される接続、ならびに/あるいはマクロノード102と通信する無線ネットワークコントローラ(RNC)を通じた接続であり得る。一例では、初期化時に、フェムトノード104および/または106のうちの1つまたは複数は、互いと通信して、グルーピング(たとえば、アドホックネットワーク)を形成することもできる。このことは、フェムトノード104および/または106が通信して、フェムトノード104および/または106に接続された様々なデバイスにサービスすることに関連するパラメータ(たとえば、リソース割振り、干渉管理など)を判定することを可能にする。さらに、フェムトノード104および106は、ワイヤレスネットワーク内で動作するようにフェムトノード自体を自動的に構成する(たとえば、バックホール接続もしくはオーバージエアを介して受信された、または場合によっては周囲のノードから検知された類似の情報に基づいて、送信電力、ネットワーク識別子、パイロット信号リソースなどを設定する)ことができる。この例では、フェムトノード104および106は、ワイヤレスネットワーク上でプロビジョニングされるのにユーザ対話をほとんど必要としない、プラグアンドプレイデバイスとしてふるまうことができる。
[0031]一例では、フェムトノード104は、ワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにパラメータを判定する際のマクロノード102および/またはフェムトノード106の能力を観測することができる。たとえば、フェムトノード104は、マクロノード102、フェムトノード106などの判定された能力に基づいて、送信電力、リソースブロック割振り、利用される周波数スペクトル、および/または他のRFパラメータを判定または調整することができる。たとえば、マクロノード102、フェムトノード106、または他のノードの能力が、フェムトノード104の能力よりも少なくとも閾値量だけ改善される場合、フェムトノード104は送信電力、リソースブロック割振りなどを低減して、より多くのデバイスをその他のノードに任せることができる。これにより、デバイスのカバレージを改善することができる。たとえば、フェムトノード104がカバレージエリア110を提供する場合、フェムトノード106の測定された能力に基づいてRFパラメータを調整することによって、フェムトノード104はそのカバレージエリアをカバレージエリア132に事実上縮小することができ、このことにより、デバイス124はフェムトノード106と通信する。
[0032]たとえば、フェムトノード104は、マクロノード102またはフェムトノード106のチャネル要素(CE)の数、バックホールキャパシティ、最大送信電力、ダウンリンク/アップリンク負荷メトリック、選好ユーザ、アクセスモードなどを判定することができる。この情報は、マクロノード102またはフェムトノード106からブロードキャストチャネル(BCH)メッセージで取得され得るか、または物理レイヤにおいて(たとえば、セカンダリ同期チャネルに)埋め込まれ得る。他の例では、マクロノード102および/またはフェムトノード106は、他のパラメータを利用して、物理レイヤ属性(たとえば、プライマリスクランブリングコード(PSC))の選択などの情報を示すことができる。この例では、属性は低い能力に関連する属性値のサブセットまたは高い能力に関連する別のサブセットに対応することができる。このように、フェムトノード106は属性を選択して、所望の能力を示すことができる。いずれの場合も、フェムトノード104はブロードキャストパラメータを測定して、(たとえば、ネットワークリスニングモジュール(NLM)を使用して、または場合によってはフェムトノード104と通信するデバイスによって測定された能力パラメータを受信して)マクロノード102および/またはフェムトノード106の能力を判定することができる。上記のPSCの例では、フェムトノード104はマッピングを使用して、PSCに基づいて能力情報を判定することができる。別の例では、マクロノード102および/またはフェムトノード106は、説明したように、バックホール接続を介して能力情報をフェムトノード104に通信することができる。
[0033]フェムトノード104は、観測された能力情報をそれ自体の能力と比較して、一例では、送信電力、リソース割振り(たとえば、時間および/または周波数ブロックの割振り)、周波数スペクトルなどの調整を決定することができる。たとえば、フェムトノード106がより多くのCEを有するとフェムトノード104が判定した場合、フェムトノード104は送信電力を低下させて、そのカバレージエリアを縮小することができ、このことにより、フェムトノード104と通信するデバイスの(たとえば、フェムトノード106または他のノードへの)再選択またはハンドオーバの可能性が高くなる。フェムトノード104は、マクロノード102および/またはフェムトノード106の、そのRFパラメータの調整を決定する際の複数の測定された、または場合によっては受信された能力を比較することができることを諒解されたい。さらに、集中型エンティティは複数のノードの能力情報を収集し、それに応じて、能力に基づいて、ノードに対する送信電力、リソース割振り、周波数スペクトルなどのRFパラメータおよび/または関連する調整を指定することができることを諒解されたい。ノードは、集中型エンティティから受信されたRFパラメータまたは関連する調整に基づいて、RFパラメータを設定することができる。さらに、フェムトノード104は、同様に、測定された能力に基づいて、モビリティパラメータを調整することができる。
[0034]一例では、フェムトノード104および106は、オープンまたはハイブリッドアクセスモードで動作して、マクロノード102からデバイスをオフロードすることができる。この例では、フェムトノードが通信パラメータを指定して、他のノードの測定された能力に基づいてカバレージエリアを画定することを可能にすることが自己構成能力をもたらし、このことから上記のシナリオは利益を得ることができる。この点について、マクロノード102からオフロードされたデバイスは、最良のまたは少なくとも妥当な通信能力をデバイスに提供するフェムトノードを対象とすることができる。ただし、いくつかの例では、ハイブリッドアクセスモードで動作するフェムトノードは、非メンバーデバイスよりもメンバーデバイスを優先することができることを諒解されたい。
[0035]加えて、パラメータは、ネットワークへのフェムトノードの追加、ネットワークからのフェムトノードの削除などの特定のイベントによって更新され得る。たとえば、フェムトノード104は、改善された能力を提供する近くの新しいフェムトノードを(たとえば、NLMによって受信されたパラメータに基づいて)検出することができ、送信電力などをさらに低下させて、新しいフェムトノードがエリア内のいくつかのデバイスにアクセスを提供することを可能にすることができる。
[0036]図2は、フェムトノードのRFパラメータを調整するための例示的なシステム200を示す。システム200は、説明したように、ワイヤレスネットワークアクセスを1つまたは複数のデバイスに提供することができるフェムトノード202、ならびにフェムトノード202に近いフェムトノード204を備える。したがって、たとえば、フェムトノード202はフェムトノード104または106の一方に類似していてもよく、フェムトノード204はフェムトノード104または106の他方に類似していてもよい。この例では、フェムトノード202および204は、バックホールを介してまたは場合によっては管理サーバもしくはゲートウェイ(たとえば、H(e)NB管理サーバ(HMS)もしくはH(e)NBゲートウェイ(HGW))を通して通信して、ネットワークアクセスをデバイスに提供することに関連するパラメータを管理することができる。さらに、任意のマクロノード206が提供される。マクロノード206は、一例では、マクロノード102に類似していてもよい。
[0037]フェムトノード202は、別のアクセスポイントの能力に関連する1つまたは複数のパラメータを観測するための能力判定構成要素210と、他のアクセスポイントの観測された能力に部分的に基づいて、1つまたは複数のRFパラメータを調整するためのパラメータ調整構成要素212とを含むことができる。フェムトノード202はまた、場合によっては、アクセスポイントによってブロードキャストされた1つまたは複数のパラメータを取得するためのNLM構成要素214および/またはフェムトノード202の能力についてのパラメータを他のアクセスポイントに通信するための能力指定構成要素216を含む。
[0038]一例によれば、フェムトノード202は、ネットワークにおいてフェムトノード204、マクロノード206、または他のノードの所与の能力を通信するためのRFパラメータを判定することができる。これは、ワイヤレスネットワークにおけるフェムトノード202の初期化時に、タイマーまたはコアネットワーク構成要素からのコマンドに基づいて(ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントの追加または削除、フェムトノード202で検出された閾値を越える負荷などの)1つまたは複数の検出イベントの発生時などに行うことができる。この例では、能力判定構成要素210は、フェムトノード204において能力に関連する1つまたは複数のパラメータを受信または場合によっては判定することができる。これは、能力判定構成要素210が、フェムトノード204から(たとえば、NLM構成要素214を使用してフェムトノード204から受信された復号信号に基づいて)ブロードキャストパラメータを受信すること、フェムトノード204とのバックホール接続を介してパラメータを受信すること、フェムトノード204からパラメータを受信および/または測定することができるフェムトノード202と通信するデバイスからパラメータを受信することなどを含むことができる。
[0039]フェムトノード204によってブロードキャストされるまたは場合によってはフェムトノード204によってブロードキャストされる情報に基づいて判定されるパラメータは、チャネル要素の数、バックホールキャパシティおよびコスト、最大送信電力、平均ダウンリンク/アップリンク負荷、選好ユーザ、アクセスモード(オープン/ハイブリッド/クローズド)などを含むことができる。一例では、この情報はフェムトノード204によってブロードキャストされ得る(たとえば、BCHを介して、またはセカンダリ同期チャネルを使用することなどによって物理レイヤにおいて埋め込まれ得る)。したがって、NLM構成要素214は、たとえば、BCHを受信することができ、能力判定構成要素210は、パラメータに基づいて(たとえば、示されたまたは場合によってはパラメータから見分けられた)情報を判定することができる。他の例では、フェムトノード202と通信するデバイスは、フェムトノード204のパラメータを含む測定報告をフェムトノード202に通信することができ、その測定報告から能力が判定され得る。代替として、フェムトノード204は、PSCなどの特定の物理レイヤ属性を利用して、能力(たとえば、低いまたは高い最大送信電力、低いまたは高いリソースキャパシティもしくは利用率など)をシグナリングすることができ、物理レイヤ属性は能力情報を示す様々な属性値に対応する。この例では、物理レイヤ属性はフェムトノード202において受信され、能力判定構成要素210は物理レイヤ属性を能力情報に関連する様々な属性値と比較する。比較に基づいて、能力判定構成要素210は、フェムトノード204に関連する能力情報を判定することができる。他の例では、フェムトノード204は、バックホール接続を介して能力情報をフェムトノード202に通信することができる。
[0040]いずれの場合も、能力判定構成要素210は受信された情報を解釈して、フェムトノード204の能力を判定することができる。特定の例では、能力判定構成要素210は、フェムトノード204の合計受信信号電力に対する受信パイロット強度(Ecp/Io)を取得することができ、それに基づいてフェムトノード204における平均ダウンリンク負荷を推定することができる(たとえば、より高いEcp/Ioはより低いダウンリンク負荷を示すことができる、など)。この例では、フェムトノード202は、NLM構成要素214を使用して、または接続されたデバイスからの測定報告において、Ecp/Ioを受信することができる。別の例では、能力判定構成要素210は、部分的にフェムトノード204によってブロードキャストされたアップリンク干渉レベルを復号することによって、フェムトノード204における平均アップリンク負荷を推定することができる(たとえば、より高いアップリンク干渉はより高いアップリンク負荷を示すことができる、など)。能力判定構成要素210は、追加または代替のパラメータを観測することができ、そのパラメータをフェムトノード202のパラメータと比較することができることを諒解されたい。
[0041]パラメータ調整構成要素212は、フェムトノード204の能力とフェムトノード202の能力の比較に基づいて、RFパラメータ220などの、フェムトノード202のRFパラメータを調整することができる。たとえば、フェムトノード202がフェムトノード204(たとえば、および/またはマクロノード206もしくは他の隣接ノード)の能力に気づくと、能力判定構成要素210は、フェムトノード(および/または他のアクセスポイント)の能力をそれ自体の能力と比較することができ、パラメータ調整構成要素212は、送信電力、リソース割振り、周波数スペクトルなどの、フェムトノード202のRFパラメータ220を調整して、1つまたは複数のデバイスにおけるユーザエクスペリエンスを最大化しようとすることができる。RFパラメータ220は、ワイヤレスネットワークにおいて通信するために、フェムトノード202の送信機または他の構成要素によって使用され得る。
[0042]たとえば、フェムトノード204などの1つまたは複数の隣接アクセスポイントが、フェムトノード202よりも能力を改善した場合(たとえば、より多くのCE、より良いバックホールスループット、より低い平均負荷、フェムトノード202がハイブリッドモードで動作する場合のオープンモードでの動作など)、パラメータ調整構成要素212は、RFパラメータ(たとえば、送信電力、周波数および/または時間リソースブロックの数、周波数スペクトルなど)を調整して、デバイスがフェムトノード204などの1つまたは複数の隣接アクセスポイントによってサービスされる可能性を高めることができる。たとえば、パラメータ調整構成要素212が送信電力を低減する場合、フェムトノード202のカバレージエリアは事実上縮小され、したがって、デバイスがフェムトノード204などの隣接アクセスポイントに再選択またはハンドオーバする可能性を高める。
[0043]別の例として、フェムトノード202はバックホール制限され得る。たとえば、これは、ネットワーク上の他のデバイスを優先することによって引き起こされる制約付きブロードバンドインターネット接続によるものであり得る。他の例では、フェムトノード202はメンバーデバイスからのトラフィックを優先することができ、このことは非メンバーデバイスに対するバックホール制限を引き起こし得る。これらの例では、能力判定構成要素210は(たとえば、バックホールスループットに関連するパラメータを受信することに基づいて、その他の隣接アクセスポイントがオープンアクセスモードで動作していると判定することに基づいて、など)、他の隣接アクセスポイントが、スループットが増加したバックホールを有し得ると判定することができる。この例では、パラメータ調整構成要素212は、より多くのリソースがより良いバックホールを有する隣接アクセスポイントで利用可能になるように、フェムトノード202に割り振られた周波数/時間ブロックの数または周波数スペクトルの量を低減することができる。
[0044]加えて、たとえば、能力指定構成要素216は、フェムトノード202に関連する能力情報を他のアクセスポイントに通信することができる。たとえば、能力指定構成要素216は、1つまたは複数のオーバーヘッドメッセージにおいて能力をブロードキャストすることができる。一例では、これは、能力の明示的な指標(explicit indication)、説明したように、PSCなどの1つまたは複数の他のパラメータを使用して、PSCを1つまたは複数の様々なPSC値を比較することに基づいて情報を示す指標などを含むことができる。別の例では、能力指定構成要素216は、バックホールを介して情報をフェムトノード204、マクロノード206などの1つまたは複数のアクセスポイントに通信することができる。
[0045]さらに、フェムトノード202は、説明したように、様々なフェムトノードの能力情報を収集するまたは場合によっては判定する、HNBゲートウェイ、HMSなどの集中型エンティティであり得ることを諒解されたい。この例では、パラメータ調整構成要素212は、様々なフェムトノードについてRFパラメータを調整し、調整されたRFパラメータをフェムトノードに通信することができる。フェムトノードはRFパラメータを受信し、それに応じて、受信されたRFパラメータに基づいて、RFパラメータを調整することができる。
[0046]図3を参照すると、フェムトノードのRFパラメータを調整して、カバレージエリアを設定することに関連する例示的な方法が示されている。説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図においてなど、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを、諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実施するために、示したすべての行為が必要とされ得るわけではない。
[0047]図3を見ると、フェムトノードのRFパラメータを調整するのを容易にする例示的な方法300が表示されている。
[0048]302で、1つまたは複数の隣接アクセスポイント(たとえば、隣接フェムトノードまたはピコノード)の能力は、隣接アクセスポイントから受信された信号に部分的に基づいて判定され得る。たとえば、能力は、1つまたは複数の隣接アクセスポイントからブロードキャストメッセージにおいて受信された、1つまたは複数の隣接アクセスポイントのチャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、最大送信電力、平均ダウンリンクもしくはアップリンク負荷、またはアクセスモードなどに関連することができる。さらに、判定することは、BCHまたはバックホール接続を介して能力についての情報を受信すること、BCHを介して受信された情報に基づいて能力を判定すること、PSCなどの1つまたは複数の受信された物理レイヤ属性を考えられる能力パラメータにマッピングすることに基づいて能力を推測することなどを備えることができる。
[0049]304で、能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較して、フェムトノードのRFパラメータ調整を決定することができる。たとえば、これは、能力が1つまたは複数の隣接アクセスポイントについて判定された能力よりも良いかまたは悪いかを判定することを含むことができる。1つまたは複数の隣接アクセスポイントについて能力がより良い場合、たとえば、RFパラメータ調整は、デバイスが1つまたは複数の隣接アクセスポイントをより頻繁に優先することができるように、RFパラメータを低下させて、フェムトノードのカバレージエリアを事実上縮小することに関連することができる。したがって、ユーザエクスペリエンスが改善され、より良く最適化され得る。ただし、フェムトノードの能力が隣接アクセスポイントよりも良い場合、RFパラメータはフェムトノードのカバレージエリアを増大させるように修正され得る。たとえば、RFパラメータは、フェムトノードの送信電力、リソース割振り、周波数スペクトルなどに関連し得る。
[0050]306で、1つまたは複数のRFパラメータは、説明したように、比較に基づいて調整され得る。たとえば、RFパラメータ調整は、1つまたは複数のRFパラメータの現在値に対して絶対的または相対的なものであり得る。RFパラメータをフェムトノードにおいて調整して、カバレージエリアの修正を実施することができる。
[0051]本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、説明したように、隣接アクセスポイントの能力を判定すること、対応するRFパラメータ調整を決定することなどについて推測を行うことができることを諒解されよう。本明細書で使用する場合、「推論する」または「推論」という用語は、一般に、イベントおよび/またはデータを介して捕捉される1組の観察値から、システム、環境、および/またはユーザの状態を推理または推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストもしくはアクションを識別するために使用することができるか、または、たとえば、状態上の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよびイベントの考慮事項に基づいた、当該の状態上の確率分布の計算であり得る。推論は、1組のイベントおよび/またはデータからより高レベルのイベントを構成するために使用される技法を指すこともできる。イベントが時間的近さにおいて相関しているかどうか、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータソースに由来するかどうかにかかわらず、そのような推論によって、1組の観察されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータから新しいイベントまたはアクションの構築がもたらされる。
[0052]図4を参照すると、フェムトノードのカバレージエリアを拡大するためのシステム400が示されている。たとえば、システム400は、少なくとも部分的にフェムトノード内にあり得る。システム400は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム400は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング402を含む。たとえば、論理グルーピング402は、1つまたは複数の隣接アクセスポイント(たとえば、フェムトノードまたはピコノード)から受信された信号に部分的に基づいて、1つまたは複数の隣接アクセスポイントの能力を判定するための電気的構成要素404を含むことができる。さらに、論理グルーピング402は、能力をフェムトノードの1つまたは複数の能力と比較して、RFパラメータ調整を決定するための電気的構成要素406を備えることができる。
[0053]さらに、論理グルーピング402は、比較に基づいて、1つまたは複数のRFパラメータを調整するための電気的構成要素を含むことができる。説明したように、RFパラメータは、能力の比較に基づいてフェムトノードのカバレージエリアを拡大または縮小することなどによって、フェムトノードまたは1つもしくは複数のアクセスポイントを優先するように調整され得る。たとえば、上記で説明したように、電気的構成要素404および406は、能力判定構成要素210を含むことができる。加えて、たとえば、上記で説明したように、電気的構成要素408は、一態様では、パラメータ調整構成要素212を含むことができる。
[0054]加えて、システム400は、電気的構成要素404、406、および408に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ410を含むことができる。メモリ410の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素404、406、および408のうちの1つまたは複数は、メモリ410内に存在し得ることを理解されたい。一例では、電気的構成要素404、406、および408は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができ、または各電気的構成要素404、406、および408は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールとすることができる。さらに、追加または代替の例では、電気的構成要素404、406、および408はコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品とすることができ、各電気的構成要素404、406、および408は対応するコードとすることができる。
[0055]次に図5を参照すると、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム500が示されている。システム500は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局502を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ504および506を含むことができ、別のグループはアンテナ508および510を備えることができ、さらなるグループはアンテナ512および514を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いか、またはより少ないアンテナを利用することができる。基地局502は、送信機チェーンおよび受信機チェーンをさらに含むことができ、それらの各々は、諒解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
[0056]基地局502は、モバイルデバイス516およびモバイルデバイス522などの1つまたは複数のモバイルデバイスと通信することができるが、基地局502は、モバイルデバイス516および522と同様の実質的に任意の数のモバイルデバイスと通信することができることを諒解されたい。モバイルデバイス516および522は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星無線、全地球測位システム、PDA、および/または、ワイヤレス通信システム500を介して通信するための任意の他の適切なデバイスであり得る。図示のように、モバイルデバイス516は、アンテナ512および514と通信中であり、ここでアンテナ512および514は、順方向リンク518を介してモバイルデバイス516に情報を送信し、逆方向リンク520を介してモバイルデバイス516から情報を受信する。さらに、モバイルデバイス522は、アンテナ504および506と通信中であり、ここでアンテナ504および506は、順方向リンク524を介してモバイルデバイス522に情報を送信し、逆方向リンク526を介してモバイルデバイス522から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、順方向リンク518は、逆方向リンク520によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を利用することができ、順方向リンク524は、逆方向リンク526によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、順方向リンク518および逆方向リンク520は、共通の周波数帯域を利用することができ、順方向リンク524および逆方向リンク526は、共通の周波数帯域を利用することができる。
[0057]アンテナの各グループおよび/またはアンテナが通信するように指定されたエリアは、基地局502のセクタと呼ぶことができる。たとえば、アンテナグループは、基地局502によってカバーされるエリアのセクタ内のモバイルデバイスと通信するように設計することができる。順方向リンク518および524を介した通信では、基地局502の送信アンテナはビームフォーミングを利用して、モバイルデバイス516用の順方向リンク518およびモバイルデバイス522用の順方向リンク524の信号対雑音比を改善することができる。また、基地局502はビームフォーミングを利用して、関連するカバレージを介して不規則に分散したモバイルデバイス516および522に送信するが、隣接するセル内のモバイルデバイスは、単一のアンテナを介してすべてのそのモバイルデバイスに送信する基地局と比較して、干渉を被る可能性が少ない。さらに、モバイルデバイス516および522は、図示のように、ピアツーピアまたはアドホック技術を使用して、互いに直接通信することができる。一例によれば、システム500は多入力多出力(MIMO)通信システムであり得る。
[0058]図6は、例示的なワイヤレス通信システム600を示す。ワイヤレス通信システム600は、簡潔にするために、フェムトノードを含むことができる1つの基地局610、および1つのモバイルデバイス650を図示している。しかしながら、システム600は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のモバイルデバイスを含むことができ、さらなる基地局および/またはモバイルデバイスは、以下で説明する例示的な基地局610およびモバイルデバイス650と実質的に同様か、または異なる可能性があることを諒解されたい。加えて、基地局610および/またはモバイルデバイス650は、本明細書で説明するシステム(図1、図2、図4、および図5)および/または方法(図3)を使用して、それらの間のワイヤレス通信を容易にすることができることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明するシステムの構成要素もしくは機能および/または方法は、以下で説明するメモリ632および/もしくは672、またはプロセッサ630および/もしくは670の一部とすることができ、かつ/あるいは、プロセッサ630および/もしくは670によって実行されて、開示した機能を実行することができる。
[0059]基地局610で、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース612から送信(TX)データプロセッサ614に供給される。一例によれば、各データストリームは、それぞれのアンテナを介して送信することができる。TXデータプロセッサ614は、そのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、トラフィックデータストリームをフォーマットし、符号化し、インターリーブして、符号化されたデータを供給する。
[0060]各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を使用して、パイロットデータとともに多重化することができる。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、または符号分割多重(CDM)であり得る。パイロットデータは、通常、既知の方法で処理され、かつモバイルデバイス650で使用されて、チャネル応答を推定することができる既知のデータパターンである。データストリームごとに多重化されたパイロットデータと符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、M直角位相振幅変調(M−QAM)など)に基づいて、変調(たとえば、シンボルマップ)されて、変調シンボルを供給することができる。データストリームごとのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ630によって実行または提供された命令によって決定することができる。
[0061]データストリーム用の変調シンボルをTX MIMOプロセッサ620に供給することができ、TX MIMOプロセッサ820は、さらに(たとえば、OFDM用の)変調シンボルを処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ620は、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)622a〜622tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ620は、データストリームのシンボル、およびシンボルがそこから送信されるアンテナに、ビームフォーミング重みを加える。
[0062]各送信機622は、それぞれのシンボルストリームを受信および処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらにアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した変調信号を供給する。さらに、送信機622a〜622tからのNT個の変調信号が、それぞれNT個のアンテナ624a〜624tから送信される。
[0063]モバイルデバイス650で、送信された変調信号は、NR個のアンテナ652a〜652rによって受信され、各アンテナ652から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)654a〜654rに供給される。各受信機654は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを供給し、さらにそのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
[0064]RXデータプロセッサ660は、NR個の受信機654からNR個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。RXデータプロセッサ660は、検出された各シンボルストリームを復調、デインターリーブ、および復号して、データストリーム用のトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ660による処理は、基地局610でのTX MIMOプロセッサ620およびTXデータプロセッサ614によって実行された処理と相補関係にある。
[0065]逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース636からいくつかのデータストリーム用のトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ638によって処理され、変調器680によって変調され、送信機654a〜654rによって調整され、基地局610に送り返すことができる。
[0066]基地局610で、モバイルデバイス650からの変調信号は、アンテナ624によって受信され、受信機622によって調整され、復調器640によって復調され、RXデータプロセッサ642によって処理されて、モバイルデバイス650によって送信される逆方向リンクメッセージを抽出する。さらに、プロセッサ630は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを判定することができる。
[0067]プロセッサ630および670は、それぞれ基地局610およびモバイルデバイス650での動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ630および670は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ632および672に関連付けることができる。プロセッサ630および670は、1つまたは複数のフェムトノードのRFパラメータの調整をサポートするための本明細書で説明する機能を実行することもできる。
[0068]図7は、本明細書の実施形態および教示が実施され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム700を示す。システム700は、たとえば、マクロセル702A〜702Gなどの複数のセル702用の通信を提供し、各セルは、対応するアクセスノード704(たとえば、アクセスノード704A〜704G)によってサービスされる。図7に示すように、アクセス端末706(たとえば、アクセス端末706A〜706L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々な位置に分散する可能性がある。各アクセス端末706は、たとえば、アクセス端末706がアクティブであるかどうか、およびソフトハンドオフにあるかどうかに応じて、所与のときに順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上の1つまたは複数のアクセスノード704と通信することができる。ワイヤレス通信システム700は、広い地理的領域にわたってサービスを提供することができる。
[0069]図8は、1つまたは複数のフェムトノードがネットワーク環境内に配置される、例示的な通信システム800を示す。具体的には、システム800は、比較的小規模のネットワーク環境内(たとえば、1つまたは複数のユーザの住宅830内)に設置された、複数のフェムトノード810Aおよび810B(たとえば、フェムトセルノードまたはH(e)NB)を含む。各フェムトノード810は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク840(たとえば、インターネット)およびモバイル事業者コアネットワーク850に結合することができる。以下で論じるように、各フェムトノード810は、関連するアクセス端末820(たとえば、アクセス端末820A)、および場合によっては異種のアクセス端末820(たとえば、アクセス端末820B)にサービスするように構成することができる。言い換えれば、フェムトノード810に対するアクセスは、所与のアクセス端末820が1組の指定された(たとえば、ホーム)フェムトノード810によってサービスされ得るが、任意の指定されていないフェムトノード810(たとえば、隣接するフェムトノード)によってサービスされ得ないように、制限することができる。
[0070]図9は、各々がいくつかのマクロカバレージエリア904を含むいくつかのトラッキングエリア902(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定された、カバレージマップ900の一例を示す。ここでは、トラッキングエリア902A、902Bおよび902Cに関連するカバレージのエリアが太線によって示され、マクロカバレージエリア904(たとえば、904Aおよび904B)が六角形によって表されている。トラッキングエリア902は、フェムトカバレージエリア906(たとえば、906A、906B、および906C)も含む。この例では、フェムトカバレージエリア906の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア906C)は、マクロカバレージエリア904(たとえば、マクロカバレージエリア904B)内に図示されている。しかしながら、フェムトカバレージエリア906は、完全にマクロカバレージエリア904内にあるとは限らないことを諒解されたい。実際には、多数のフェムトカバレージエリア906は、所与のトラッキングエリア902またはマクロカバレージエリア904で画定することができる。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)は、所与のトラッキングエリア902またはマクロカバレージエリア904内に画定することができる。
[0071]再び図8を参照すると、フェムトノード810の所有者は、たとえば、モバイル事業者コアネットワーク850を介して提供される、3Gモバイルサービスなどのモバイルサービスに加入することができる。別の例では、ワイヤレスネットワークのカバレージを拡大するために、モバイル事業者コアネットワーク850によってフェムトノード810を動作させることができる。加えて、アクセス端末820は、マクロ環境内と、より小規模(たとえば、住宅)のネットワーク環境内の両方で動作可能であり得る。したがって、たとえば、アクセス端末820の現在の位置に応じて、アクセス端末820は、マクロセルアクセスノード860によって、または1組のフェムトノード810(たとえば、対応するユーザの住宅830内に存在するフェムトノード810Aおよび810B)のうちのいずれか1つによってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロセルアクセスノード(たとえば、ノード860)によってサービスされ、自宅にいるときはフェムトノード(たとえば、ノード810A)によってサービスされる。ここで、フェムトノード810は、既存のアクセス端末820との後方互換性があり得ることを諒解されたい。
[0072]フェムトノード810は、単一の周波数上か、または代替として、複数の周波数上に配置することができる。特定の構成に応じて、単一の周波数、または複数の周波数のうちの1つもしくは複数は、マクロセルアクセスノード(たとえば、ノード860)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なる可能性がある。いくつかの態様では、アクセス端末820は、そのような接続が可能であるときはいつでも、好ましいフェムトノード(たとえば、アクセス端末820のホームフェムトノード)に接続するように構成することができる。たとえば、アクセス端末820がユーザの住宅830内にあるときはいつでも、アクセス端末820はホームフェムトノード810と通信することができる。
[0073]いくつかの態様では、アクセス端末820がモバイル事業者コアネットワーク850内で動作するが、(たとえば、好ましいローミングリスト内に規定されたような)その最も好ましいネットワーク上に存在していない場合、より良いシステムが現在利用可能かどうかを判定するための利用可能なシステムの周期的走査、およびそのような好ましいシステムに関連付けるためのその後の努力を含み得るBetter System Reselection(BSR)を使用して、アクセス端末820は最も好ましいネットワーク(たとえば、フェムトノード810)を探し続けることができる。一例では、(たとえば、好ましいローミングリスト内の)取得テーブル項目を使用して、アクセス端末820は特定の帯域およびチャネルに対する探索を制限することができる。たとえば、最も好ましいシステムに対する探索は、周期的に繰り返すことができる。フェムトノード810などの好ましいフェムトノードが発見されると、アクセス端末820は、そのカバレージエリア内のキャンピング用にフェムトノード810を選択する。
[0074]いくつかの態様では、フェムトノードは制限される可能性がある。たとえば、所与のフェムトノードは、特定のアクセス端末に特定のサービスを提供することしかできない。いわゆる制限された(または限定された)関連付けを有する配置では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークおよび規定されたセットのフェムトノード(たとえば、対応するユーザの住宅830内に存在するフェムトノード810)のみによってサービスされ得る。いくつかの実装形態では、フェムトノードは、少なくとも1つのアクセス端末に、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
[0075]いくつかの態様では、(限定加入者グループH(e)NBと呼ばれることもある)制限フェムトノードは、制限付きの供給されたセットのアクセス端末にサービスを提供するフェムトノードである。このセットは、必要に応じて一時的または永続的に拡大することができる。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通アクセス制御リストを共有するアクセスノード(たとえば、フェムトノード)のセットとして規定することができる。ある領域内のすべてのフェムトノード(またはすべての制限フェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ぶことができる。
[0076]所与のフェムトノードと所与のアクセス端末との間には、このように様々な関係が存在する可能性がある。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトノードは制限された関連付けがないフェムトノードを指すことができる。制限フェムトノードは、何らかの方式で制限された(たとえば、関連付けおよび/または登録について制限された)フェムトノードを指すことができる。ホームフェムトノードは、その上でアクセス端末がアクセスおよび動作することを認可されたフェムトノードを指すことができる。ゲストフェムトノードは、その上でアクセス端末がアクセスまたは動作することを一時的に認可されたフェムトノードを指すことができる。異種フェムトノードは、おそらく緊急事態(たとえば911呼)を除いて、その上でアクセス端末がアクセスまたは動作することを認可されないフェムトノードを指すことができる。
[0077]制限フェムトノードの観点から、ホームアクセス端末は、制限フェムトノードにアクセスすることを認可されるアクセス端末を指すことができる。ゲストアクセス端末は、制限フェムトノードへの一時的なアクセス権を有するアクセス端末を指すことができる。異種アクセス端末は、おそらく緊急事態、たとえば911呼を除いて、制限フェムトノードにアクセスする許可を有さないアクセス端末(たとえば、制限フェムトノードに登録する資格証明または許可を有さないアクセス端末)を指すことができる。
[0078]便宜上、本開示は、フェムトノードの文脈で様々な機能について本明細書で説明する。しかしながら、ピコノードは、より大きいカバレージエリアに対して、フェムトノードと同じまたは同様の機能を提供することができることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコノードが制限される場合があり、ホームピコノードが規定される場合がある、などである。したがって、その特定の文脈で別段に示されない限り、本明細書で使用するフェムトノードという用語は概して、上記で説明したように、そのようなピコノードと他の低電力基地局とをカバーするものとする。
[0079]ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末用の通信を同時にサポートすることができる。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を介して、1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局までの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、MIMOシステム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立することができる。
[0080]本明細書で開示する実施形態に関して説明した、様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート論理もしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または、本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。加えて、ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
[0081]1つまたは複数の態様では、説明した機能、方法、またはアルゴリズムは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、機能は、1つまたは複数の命令もしくはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶することができるか、または、コンピュータ可読媒体上で送信することができ、コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラム製品に組み込むことができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を備えることができる。また、実質的にいかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ぶことができる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、通常、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[0082]上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義される、説明した態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、説明した態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。加えて、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段に記載されていない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
フェムトノードがその無線周波数(RF)パラメータのうちの1つまたは複数を構成するための方法であって、
1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定することと、
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較することと、
前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整することと
を備える方法。
[C2]
前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、合計送信電力、ダウンリンクもしくはアップリンク負荷メトリック、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードによって送信された物理レイヤ属性に部分的に基づいて判定される、C1に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたブロードキャストメッセージに部分的に基づいて判定される、C1に記載の方法。
[C5]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードとのバックホール接続を介して前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C1に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、ユーザ機器(UE)を通じて受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C1に記載の方法。
[C7]
前記1つまたは複数のRFパラメータを調整することが、前記フェムトノードの送信電力、リソース割振り、または周波数スペクトルを調整することを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記フェムトノードの前記1つまたは複数の能力を前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの少なくとも一部分に通信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
フェムトノードの1つまたは複数の無線周波数(RF)パラメータを構成するための装置であって、
1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定することと、
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較することと、
前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C10]
前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、合計送信電力、ダウンリンクもしくはアップリンク負荷メトリック、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備える、C9に記載の装置。
[C11]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードによって送信された物理レイヤ属性に部分的に基づいて判定される、C9に記載の装置。
[C12]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたブロードキャストメッセージに部分的に基づいて判定される、C9に記載の装置。
[C13]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードとのバックホール接続を介して前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C9に記載の装置。
[C14]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、ユーザ機器(UE)を通じて受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C9に記載の装置。
[C15]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記フェムトノードの送信電力、リソース割振り、または周波数スペクトルを調整することによって、前記1つまたは複数のRFパラメータを調整するように構成される、C9に記載の装置。
[C16]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記フェムトノードの前記1つまたは複数の能力を前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの少なくとも一部分に通信するようにさらに構成される、C9に記載の装置。
[C17]
フェムトノードの1つまたは複数の無線周波数(RF)パラメータを構成するための装置であって、
1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定するための手段と、
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較するための手段と、
前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整するための手段と
を備える装置。
[C18]
前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、合計送信電力、ダウンリンクもしくはアップリンク負荷メトリック、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードによって送信された物理レイヤ属性に部分的に基づいて判定される、C17に記載の装置。
[C20]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたブロードキャストメッセージに部分的に基づいて判定される、C17に記載の装置。
[C21]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードとのバックホール接続を介して前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C17に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、ユーザ機器(UE)を通じて受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C17に記載の装置。
[C23]
前記1つまたは複数のRFパラメータを調整するための前記手段が、前記フェムトノードの送信電力、リソース割振り、または周波数スペクトルを調整するための手段を備える、C17に記載の装置。
[C24]
前記フェムトノードの前記1つまたは複数の能力を前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの少なくとも一部分に通信するための手段をさらに備える、C17に記載の装置。
[C25]
少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、フェムトノードがその無線周波数(RF)パラメータのうちの1つまたは複数を構成するための動作を前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体であって、
1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定するためのコードと、
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較するためのコードと、
前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整するためのコードと
を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C26]
前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、合計送信電力、ダウンリンクもしくはアップリンク負荷メトリック、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備える、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C27]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードによって送信された物理レイヤ属性に部分的に基づいて判定される、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C28]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたブロードキャストメッセージに部分的に基づいて判定される、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C29]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードとのバックホール接続を介して前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C30]
前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、ユーザ機器(UE)を通じて受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C31]
前記1つまたは複数のRFパラメータを調整するための前記コードが、前記フェムトノードの送信電力、リソース割振り、または周波数スペクトルを調整するためのコードを備える、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C32]
前記フェムトノードの前記1つまたは複数の能力を前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの少なくとも一部分に通信するためのコードをさらに備える、C25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (10)

  1. フェムトノードがその無線周波数(RF)パラメータのうちの1つまたは複数を構成するための方法であって、
    1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定することと、
    前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較することと、
    前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整することと
    を備え、
    前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備えることを特徴とする方法。
  2. 前記能力が、合計送信電力、またはダウンリンクもしくはアップリンク負荷メトリックをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードによって送信された物理レイヤ属性に部分的に基づいて判定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたブロードキャストメッセージに部分的に基づいて判定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードとのバックホール接続を介して前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記能力が、ユーザ機器(UE)を通じて受信されたメッセージに部分的に基づいて判定される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のRFパラメータを調整することが、前記フェムトノードの送信電力、リソース割振り、または周波数スペクトルを調整することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記フェムトノードの前記1つまたは複数の能力を前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの少なくとも一部分に通信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. フェムトノードの1つまたは複数の無線周波数(RF)パラメータを構成するための装置であって、
    1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードから受信された信号に部分的に基づいて、前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの能力を判定するための手段と、
    前記1つまたは複数の隣接フェムトノードまたはピコノードの前記判定された能力を前記フェムトノードの1つまたは複数の能力と比較するための手段と、
    前記比較に基づいて、前記フェムトノードの1つまたは複数のRFパラメータを調整するための手段と
    を備え、
    前記能力が、チャネル要素の数、バックホールキャパシティもしくはコスト、選好ユーザタイプ、またはアクセスモードを備えることを特徴とする装置。
  10. 少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の方法をフェムトノードに実行させるコードを記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
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