JP2018125746A - 画像出力装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

画像出力装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OSD画像などの画像を重畳可能な外部の画像表示装置に画像データを転送する際に、ユーザに違和感を与えることなく転送データ量を削減することが可能な画像出力装置、制御方法およびプログラムを提供する。【解決手段】画像出力装置は、画像データに基づく第1画像に第2画像を重畳可能な画像表示装置に前記画像データを出力する画像出力装置であって、前記画像表示装置から入力される前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データを、前記第2画像に重なる領域のデータである第1のデータと、前記第2画像に重なる領域外のデータである第2のデータと、に分類する分類手段と、前記第2のデータの圧縮率よりも高い圧縮率で、前記第1のデータを圧縮する圧縮手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は画像出力装置、その制御方法およびプログラムに関する。
画像出力装置は一般的に、画像データの信号線(例えばDisplay Port、登
録商標)を介し、画像データを外部の画像表示装置等へ転送する。そして、画像表示装置は受信した画像データに基づく画像をディスプレイ上に表示する。OSD(On Screen Display)と呼ばれるディスプレイ上に設定変更画面を表示する機能が搭載されている画像表示装置では、OSD画像から画像表示装置の画質調整や言語等の各種設定を変更することが可能である。一般的に、OSD画像は、ディスプレイ全体に表示される画像に重ねて表示する為、OSD画像の透過率を変更する機能も画像表示装置に搭載されている。
また、近年、画像表示装置の解像度の向上に伴い、画像出力装置から出力する画像も高解像度化が求められている。しかし、このような解像度の高い外部の画像表示装置に対して、画像出力装置から画面全体の画像を転送する場合には、画像信号線の帯域が不足してそのままでは転送出来ない可能性がある。その為、画像出力装置が画像データを圧縮し転送することで、帯域はそのままで高解像度の画像を転送可能な技術が検討されている。
特許文献1において、複数の画像出力装置からの画像を、外部の画像表示装置の画面上に(一部)重ねて表示する場合、重なって隠れる画像を出力する画像出力装置において、画像全体を圧縮して転送することで、転送データ量を削減する技術が開示されている。また、特許文献2においては、複数の画像出力装置からの画像を、外部の画像表示装置の画面上に重ねて表示する場合、重なって隠れる領域の画像を転送しないことで、転送データ量を削減する技術が開示されている。
特開平6−324662号公報 特開平10−214021号公報
OSD画像を表示する場合、OSD画像と重なる領域の画像は、OSD画像で隠れて見えなくなる。ユーザがOSDを用いて画質調整を行う場合には、OSD画像と重なっていない領域(以降、OSD領域外と呼称する)の画像の画質の変化を参考にしながら作業を行う。その為、OSD画像と重なる領域(以降、OSD領域と呼称する)について、不要なデータを転送しないことにより、転送データ量を減らすことができる。
上述した特許文献1では、OSD画像の重なり状態に応じて、出力する画像全体の圧縮率を変更することが可能である。その為、この技術を用い、OSD画像を表示した場合に、画像全体を高い圧縮率で圧縮することで、OSD領域の転送データ量を削減することは可能である。しかし、画像全体を同じ圧縮率で圧縮する為、OSD画像を表示した場合と表示していない場合で、OSD領域外の画像も変化してしまう。このため、OSD領域外の画像変化を見ながらOSD機能を用いて画質調整を行う場合に、ユーザに違和感を生じさせる可能性がある。
また、特許文献2では、重なって隠れる領域の画像についてデータを転送しないことが可能である。その為、この技術を用い、OSD画像を表示した場合に、OSD領域の画像を転送しないことで、OSD領域の転送データ量を削減することは可能である。しかし、半透過状態のOSD画像を表示する場合に、OSD領域の画像は、OSD画像を透過して見えるにも関わらず更新されない為、ユーザに違和感を生じさせる可能性がある。
そこで、本発明は、OSD画像などの画像を重畳可能な外部の画像表示装置に画像データを転送する際に、ユーザに違和感を与えることなく転送データ量を削減することが可能な画像出力装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、画像データに基づく第1画像に第2画像を重畳可能な画像表示装置に前記画像データを出力する画像出力装置であって、
前記画像表示装置から入力される前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データを、前記第2画像に重なる領域のデータである第1のデータと、前記第2画像に重なる領域外のデータである第2のデータと、に分類する分類手段と、
前記第2のデータの圧縮率よりも高い圧縮率で、前記第1のデータを圧縮する圧縮手段と、を有する
ことを特徴とする画像出力装置である。
本発明の第2の態様は、画像データに基づく第1画像に第2画像を重畳可能な画像表示装置に前記画像データを出力する画像出力装置の制御方法であって、
前記画像表示装置から入力される前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データを、前記第2画像に重なる領域のデータである第1のデータと、前記第2画像に重なる領域外のデータである第2のデータと、に分類する分類ステップと、
前記第2のデータの圧縮率よりも高い圧縮率で、前記第1のデータを圧縮する圧縮ステップと、を有する
ことを特徴とする画像出力装置の制御方法である。
本発明の第3の態様は、本発明に係る画像出力装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、OSD画像などの画像を重畳可能な外部の画像表示装置に画像データを転送する際に、ユーザに違和感を与えることなく転送データ量を削減することが可能な画像出力装置、制御方法およびプログラムを提供する。
実施例1に係るシステム構成の一例 実施例1に係る画像出力装置の構成を示すブロック図 実施例1に係る画像表示装置の構成を示すブロック図 実施例1に係る画像表示装置のOSD操作時の処理を示すフローチャート 実施例1に係る画像表示装置のOSD情報の一例 実施例1に係る画像出力装置の画像転送時の処理を示すフローチャート 実施例1に係る転送画像データとOSD領域の関係を示す図 実施例1に係る領域毎の圧縮率テーブルの一例 実施例1に係るOSD表示時とOSD非表示の主画像の例 実施例2に係る画像出力装置の構成を示すブロック図 実施例2に係る画像表示装置の構成を示すブロック図 実施例2に係る画像表示装置のOSD操作時の処理を示すフローチャート 実施例2に係る画像表示装置のOSD情報の一例 実施例2に係る画像出力装置の画像転送時の処理を示すフローチャート 実施例2に係る透過率と圧縮率の判定テーブルの一例 実施例2に係る画像出力装置から転送する画像の一例 実施例2に係る画像出力装置から転送する画像の一例 実施例2に係る画像出力装置から転送する画像の一例
<実施例1>
以下、実施例1に係る画像出力装置について、図面を参照して説明する。実施例1では、外部の画像表示装置へ転送する画像に対し、OSD情報(OSD画像の表示の有無、表
示位置、OSD画像のサイズ、表示内容など)に基づき、OSD領域の画像の圧縮率を、
OSD領域外の画像に比べ高くする例を説明する。尚、本明細書では、OSD画像と区別するため、画像表示装置が本来表示すべき画像(画像出力装置が出力する画像)を主画像、またそのデータを主画像データとも呼称する。主画像は動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。また、OSD画像を副画像とも呼称する。副画像は、例えば、各種設定を行うためのメニュー画像、字幕画像、明るさやコントラスト量などを表す画像、任意の文字や記号などを用いたグラフィック画像などである。
(構成)
図1は、実施例1に係る画像表示システムのシステム構成を示す図である。画像出力装置100は、外部の画像表示装置200と、信号線300を介して接続される。尚、信号線300は、画像データの転送の他に、コマンドの送受信が可能である。このようなシステム構成に基づいて、画像表示装置200は、画像出力装置100が出力する主画像データに基づく主画像にOSD画像を重畳可能である。
図2は、実施例1に係る画像出力装置100の構成を示すブロック図である。画像出力装置100は、UI部101、制御部102、画像データ記憶部103、OSD情報受信部104、OSD状態記憶部105、OSD領域判定部106、OSD領域内圧縮部107、OSD領域外圧縮部108、画像出力部109を備える。
UI部101は、画像出力装置100と接続されている入力デバイス(例えば、マウスやキーボード)を介し、ユーザからの入力操作を受け付け、制御部102へ通知する。例えば、ユーザが画像表示操作を行った場合は、画像表示要求と対象画像名を制御部102へ通知する。制御部102は、UI部101から受信したユーザ操作に従って、画像出力装置100全体の動作を制御する。例えば、UI部101から画像表示要求を受信した場合、制御部102は、対象画像のデータを画像データ記憶部103から取得し、後述するOSD領域判定部106に出力する。
画像データ記憶部103は、静止画像や動画像などのコンテンツの画像データを記憶している。尚、記憶媒体には任意の装置を用いることができる。例えば、記憶媒体としてHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等を用いることができる。
OSD情報受信部104は、画像表示装置200からOSD情報を、信号線300を介して受信する。そしてOSD情報受信部104は、OSD情報をOSD状態記憶部105へ通知する。OSD情報とは、例えば画像表示装置200におけるOSD画像の表示状態(表示の有無)、OSD画像の表示座標、OSD画像の表示サイズ等である。OSD状態記憶部105は、OSD情報受信部104から通知されたOSD情報を受信し、記憶する。尚、保存されるデータは、HDD等任意の記憶媒体に記憶される。
OSD領域判定部106は、OSD情報に基づいて、画像表示装置200へ転送する画像データを構成する各データについて、OSD領域内外どちらの画像データに該当するか判断し、分類する。OSD領域内のデータ(以下「領域内データ」とも呼称する)の場合は、OSD領域判定部106はOSD領域内圧縮部107に領域内データを出力する。また、OSD領域外のデータ(以下「領域外データ」とも呼称する)の場合は、OSD領域判定部106はOSD領域外圧縮部108に領域外データを出力する。
OSD領域内圧縮部107は、OSD領域判定部106から受信した領域内データを、OSD領域内用の圧縮率で圧縮し、画像出力部109に出力する。OSD領域外圧縮部108は、OSD領域判定部106から受信した領域外データを、OSD領域外用の圧縮率で圧縮し、画像出力部109に出力する。画像出力部109は、OSD領域内圧縮部107、もしくはOSD領域外圧縮部108から受信した画像データを、信号線300を介し画像表示装置200に転送する。
図3は、実施例1に係る画像表示装置200の構成を示すブロック図である。画像表示装置200は、画像受信部201、解凍部202、グラフィックス重畳部203、画像表示部204、UI部205、OSD制御部206、OSD情報送信部207、OSD情報記憶部208を備える。
画像受信部201は、画像出力装置100から信号線300を介し、圧縮された主画像データを受信し、解凍部202に出力する。解凍部202は、画像受信部201から受信した主画像データを解凍し、グラフィックス重畳部203に出力する。グラフィックス重畳部203は、解凍部202から受信した主画像データに基づく主画像に、後述するOSD制御部206から受信したOSDデータに基づくOSD画像を重畳し、画像表示部204に表示画像として出力する。
画像表示部204は、グラフィックス重畳部203から受信した表示画像を画面上に表示する。UI部205は、画像表示装置200に備え付けられた操作ボタンを介し、ユーザからの入力操作を受け付け、OSD制御部206へ通知する。例えば、ユーザがMENUボタンを操作した場合、UI部205はOSD制御部206へ、MENU制御要求を通知する。MENU制御要求とは、例えば、ユーザがMENUボタンを操作することによって生成される信号である。より具体的には、OSD画面の一形態であるMENU画面が非表示の場合にMENUボタンが操作されるとMENU制御要求が生成され、MENU画面を表示するための処理が実行される。逆に、MENU画面が表示されている場合にMENUボタンが操作されるとMENU制御要求が生成され、MENU画面を非表示にするための処理が実行される。
OSD制御部206は、UI部205から受信したユーザ操作に従い、OSD情報記憶部208に記憶しているOSD表示状態(OSD画像の表示/非表示の情報)に応じ、OSD画像の表示/非表示の制御を行う。例えば、OSD画像を表示する場合は、OSD制御部206は、表示するOSD画像を生成し、グラフィックス重畳部203に、生成したOSD画像と表示位置を通知する。逆に、OSD画像を非表示にする場合は、OSD制御部206は、グラフィックス重畳部203にOSD画像の非表示を通知する。また、OSD制御部206は、OSD画像の表示状態に合わせて、後述するOSD情報記憶部208に格納しているOSD情報を更新すると共に、OSD情報送信部207へOSD情報を通知する。
OSD情報送信部207は、OSD制御部206から受信したOSD情報を、信号線300を介し、画像出力装置100に転送する。OSD情報記憶部208は、OSD情報と
してOSD画像の表示状態、表示位置、表示サイズなどの情報を記憶する。尚、保存されるデータは、HDD等に記憶される。
尚、上述した画像出力装置100および画像表示装置200が備える各機能部は、CPU(Central Processing Unit、不図示)の動作として実現される。具体的には、上述の各機能は、不揮発性メモリ(不図示)に格納されたプログラムがRAM(Random Access Memory)などのワークメモリ(不図示)に展開され、これをCPUが実行することにより実現される。
(画像表示装置200の処理フロー)
図4は、画像表示装置200において、ユーザがOSD画像の表示状態を変更した場合に、OSD画像の表示/非表示が制御され、画像出力装置100へOSD情報が転送されるまでの処理詳細フローである。尚、本処理フローは、ユーザがUI部205に接続されている操作ボタンを操作し、UI部205がOSD制御部206へユーザ操作を通知することにより開始される。尚、本処理フローでは、操作ボタンの操作に関しては、本実施例に関係するMENUボタンをユーザが操作し、MENU制御要求を通知することに限って説明する。本実施例の画像表示装置200では、説明を簡単にするため、OSD画像が非表示のときにMENUボタンが操作されるとOSD画面が表示され、逆にOSD画像が表示されているときにMENUボタンが操作されるとOSD画面が非表示になるものとする。
ステップS401において、OSD制御部206は、UI部205からMENU制御要求を受信し、OSD情報記憶部208からOSD情報(OSD表示状態、表示位置、表示サイズ)を取得する。そして、OSD制御部206は、OSD情報のOSD表示状態に従い、OSD画像の表示処理を行うか非表示処理を行うかを判断する。OSD表示状態が“表示中”の場合(ステップS401:Yes)は、OSD制御部206は、OSD画像非表示処理の為にステップS402に処理を進める。また、OSD表示状態が“非表示”の場合(ステップS401:No)は、OSD制御部206は、OSD画像表示処理の為にステップS403に処理を進める。
尚、図5は、OSD情報記憶部208が保持しているOSD情報を例示した図である。図5におけるOSD情報は、OSD画像の表示状態(表示中と非表示)、OSD表示位置としてOSD画像の左上のX座標とY座標、OSD画像サイズとして幅と高さを含む。
ステップS402において、OSD制御部206は、現在表示しているOSD画像を非表示にする為に、グラフィックス重畳部203へOSD画像非表示を通知する。グラフィックス重畳部203は、OSD制御部206からOSD画像の非表示を受信した場合、OSD画像を破棄し、主画像データのみ画像表示部204に出力することでOSD画像の表示状態を非表示にする。その後、OSD制御部206は、ステップS405に処理を進める。
ステップS403において、OSD制御部206は、OSD画像を表示する為に、OSD情報記憶部208からOSD情報(表示位置と表示サイズ)を取得し、ステップS404に処理を進める。ステップS404において、OSD制御部206は、ステップS403で取得したOSD画像の表示サイズに合わせた大きさで、OSD画像を生成する。そして、OSD制御部206は、生成したOSD画像と、ステップS403で取得したOSD画像の表示位置をグラフィックス重畳部203へ出力する。グラフィックス重畳部203は、OSD制御部206から受信したOSD画像を、解凍部202から受信した主画像の指定された表示位置に重畳させる。そしてグラフィックス重畳部203は、主画像にOSD画像を重畳させた画像データを画像表示部204に出力することで、OSD画像表示を
行う。その後、ステップS405に処理が進む。
ステップS405において、OSD制御部206は、OSD情報記憶部208に格納しているOSD情報を更新する。例えば、ステップS402において、OSD画像の非表示処理を行った場合は、OSD表示状態を“非表示“に更新する。または、ステップS404においてOSD画像の表示処理を行った場合は、OSD表示状態を“表示中“に更新する。そして、ステップS406に処理が進む。ステップS406において、OSD制御部206は、更新したOSD情報を、OSD情報送信部207を介し、画像出力装置100に転送する。尚、転送するOSD情報は、OSD画像の表示状態、OSD画像表示位置(X座標とY座標)、OSD画像表示サイズ(幅と高さ)などである。
(画像出力装置100の処理フロー)
図6は、画像出力装置100において、画像表示装置200に転送する主画像の各領域に対し、OSD情報に基づき圧縮率を決定し、圧縮し転送するまでの処理詳細フローである。尚、本処理フローは、ユーザが画像出力装置100の画像表示操作を行い、制御部102が画像データをOSD領域判定部106へ通知することにより開始される。尚、本実施例では、主画像は複数の画素が2次元的に配列されたものとして取り扱う。さらに主画像におけるライン(画素列)は、例えば、画素の集合体、または各画素データの集合体であるデータを意味する。
ステップS601において、OSD領域判定部106は、OSD状態記憶部105が記憶しているOSD情報(OSD表示状態、表示位置、表示サイズなど)を取得する。尚、OSD状態記憶部105に記憶しているOSD情報は、画像表示装置200からOSD情報を受信した情報であり、OSD情報受信部104がOSD情報を受信する毎に更新される。
ステップS602において、OSD領域判定部106は、ステップS603からステップS609までの処理を、転送する主画像データのライン数分、繰り返し実施する。尚、本実施例では、図7に示すように、OSD領域判定部106は上述の処理を、水平方向の各ラインについて垂直方向に、先頭ライン0から最終ラインHまでH回繰り返し実施する。また、図7の符号701で示される領域(太い破線で囲われる領域)は、画像表示装置200のOSD領域を示す。
ステップS603において、OSD領域判定部106は、画像表示装置200がOSD画像を表示中か否か、OSD表示状態をもとに判断する。OSD表示状態が“非表示”の場合(ステップS603:No)、OSD領域判定部106は、ステップS604に処理を進める。OSD表示状態が“表示中”の場合には、OSD領域判定部106は、更にOSD画像と重なるラインか否かを判断する。OSD画像と重ならないラインの場合には(ステップS603:No)、OSD領域判定部106は、ステップS604に処理を進める。OSD画像を表示中であり、かつOSD画像と重なるラインの場合には(ステップS603:Yes)、OSD領域判定部106は、ステップS605に処理を進める。尚、本実施例では、先頭ライン0からラインH’までのライン、もしくはラインH”から最終ラインHまでのラインは、OSD画像と重ならないラインとして、ステップS604の処理を行う。また、ラインH’からH”までのラインについては、OSD画像と重なるラインとしてステップS605の処理を行う。
ステップS604において、OSD領域判定部106は、ステップS603でOSD画像と重ならないと判定した画像データのラインのデータ(領域外データ)をOSD領域外圧縮部108に出力する。OSD領域外圧縮部108は、受信した領域外データをOSD領域外用の圧縮率で圧縮し、圧縮した領域外データを、画像表示装置200に画像出力部
109を介し転送する。
ステップS605において、OSD領域判定部106は、OSD画像と重なると判断した画像データのラインのデータを分類する。より具体的には、OSD領域判定部106は、当該ラインのデータを、OSD画像で隠れるOSD領域のデータ(領域内データ)と、OSD画像で隠れないOSD領域外のデータ(領域外データ)とに分割して処理を行う。OSD領域判定部106は、まずラインの左端からOSD画像の表示開始位置までのデータを、領域外データとして抽出し、OSD領域外圧縮部108へ出力し、ステップS606の処理を行う。尚、本実施例では、OSD領域判定部106は、ラインの左端からW'
までのデータをOSD領域外のデータとして抽出し、OSD領域外圧縮部108へ出力する。ステップS606において、OSD領域外圧縮部108は、領域外データをOSD領域外用の圧縮率で圧縮し、圧縮した領域外データを、画像表示装置200に画像出力部109を介し転送する。
ステップS607において、OSD領域判定部106は、次にOSD表示開始位置からOSD画像サイズ(幅)分のデータを、領域内データとして抽出し、OSD領域内圧縮部107へ出力し、ステップS608の処理を行う。尚、本実施例では、OSD表示開始位置(W')からOSD画像サイズ(W”- W')分のデータを抽出し、OSD領域内圧縮部107へ出力する。ステップS608において、OSD領域内圧縮部107は、受信した領域内データをOSD領域内用の圧縮率で圧縮し、圧縮した領域内データを、画像表示装置200に画像出力部109を介し転送する。尚、OSD領域内用の圧縮率は、前記OSD領域外用の圧縮率に比べて高く設定される。またOSD領域用の圧縮率と、OSD領域外の圧縮率は、予め、図8に示すようなテーブルを保持しておく。
ステップS609において、OSD領域判定部106は、最後に、画像データの残り部分をOSD領域外のデータとして抽出し、OSD領域外圧縮部108へ出力する。尚、本実施例では、OSD画像の表示終了位置(W”)からライン右端までのデータ(W - W”)
を抽出し、OSD領域内圧縮部107へ出力する。OSD領域外圧縮部108は、前記ステップS606と同様にOSD領域外用の圧縮率で圧縮を行い、画像表示装置200に画像出力部109を介し転送する。
ステップS602の繰り返し処理では、以下のような処理が行われていると考えることもできる。すなわち、まずOSD領域判定部106が、主画像データを領域内データと領域外データに分類する。そして、OSD領域内圧縮部107は、OSD領域外圧縮部108が用いる圧縮率よりも高い圧縮率で領域内データを圧縮する、というものである。なお、本実施例では、OSD画像の表示が非表示から表示に切り替わる際に、領域外データの圧縮率は変更されない(同じ圧縮率が用いられる)ものとする。したがって、OSD画像の表示が非表示から表示に切り替わる際に、OSD領域外の主画像に変化が生じることがない。このため、OSD表示状態に変更があった場合にも、ユーザに視覚的な違和感を与えることなく、OSD領域の必要以上の転送データ量を削減できる。
図9Aおよび図9Bは、本実施例に係る画像出力装置100から転送する主画像が画像表示装置200に表示される場合を例示する図である。図9Aは、画像表示装置200がOSD画像を表示している場合の主画像の状態を示している。図9Aにおける符号901で示されるOSD領域内の画像(点線で囲まれた領域)は、高い圧縮率で圧縮され、画像表示装置200に転送されることを示している。また、図9Bは、画像表示装置200がOSD画像を表示していない場合の主画像の状態を示している。図9Bにおける符号902で示されるOSD領域内の画像(点線で囲まれた領域)は、OSD領域外の画像と同じ圧縮率で圧縮されることを示している。尚、本実施例には、OSD画像が半透過状態である場合も含まれる。すなわち、OSD画像は半透過状態で主画像に重畳されてもよいし、
透過しない状態(透過率0%)であってもよい。
以上のように、実施例1によれば、OSD情報(OSD表示の有無、表示位置、表示サ
イズなど)に基づき、OSD領域内の画像の圧縮率が、OSD領域外の圧縮率よりも高く
設定される。これにより、次のような効果が奏される。まず、OSD画像が半透過状態である場合、OSD画像の表示と、OSD領域における主画像の表示と、の両立が可能である。このとき、OSD画像表示中もOSD領域の主画像データは転送され続け、主画像は更新され続けるため、従来技術に比べて視覚的に失われる情報量が少ないという利点がある。また、本実施例ではOSD領域内のデータが特定され、OSD領域で視認性に影響しない程度に、必要以上の領域内データが削減される。一方、OSD領域外のデータの圧縮率はOSD画像の表示の有無に関わらず維持されるため、OSD画像の表示の前後でOSD領域外の画像に変化が生じない。したがって、例えばOSD画像を表示させて画質設定する場合に、ユーザはOSD領域外の主画像を確認しながら画質設定を行うことができる。このとき、削減される転送データはOSD領域の主画像データであるので、ユーザは違和感を覚えることがない。本実施例によれば、このようにユーザに違和感を与えることなく、OSD表示時の無駄な転送データ量を減らすことが可能となる。
尚、実施例1では、画像出力装置100が画像表示装置200へ画像転送する際に、毎回、OSD状態記憶部105からOSD情報を取得する例で説明したが、画像表示装置200からOSD情報が通知された場合のみ、取得するようにしても良い。尚、実施例1では、圧縮部をOSD領域内圧縮部107とOSD領域外圧縮部108と2つに分離している構成を例に説明したが、圧縮部が1つで、OSD領域判定部106が、圧縮率を指定するようにしても良い。また、画像出力装置100には、画像表示装置200におけるOSD画像の位置やサイズの情報があらかじめ与えられ、それらの情報が記憶されていてもよい。この場合、OSD情報はOSD表示状態だけでよく、転送データを削減できる。
<実施例2>
実施例2では、画像表示装置へ転送する画像に対し、OSD画像に重なる領域の圧縮率を、OSD画像の透過率に応じて変更する例を説明する。
(構成)
図10は、実施例2に係る画像出力装置1000の構成を示すブロック図である。実施例1との差分は、OSD透過率判定部1003を追加した点と、OSD情報受信部1001、OSD状態記憶部1002、OSD領域内圧縮部1004の処理が異なる点である。尚、実施例1と共通する点については説明を省略し、差異のみを説明する。
OSD情報受信部1001は、画像表示装置2000からOSD情報を受信し、OSD状態記憶部1002へ通知する。尚、受信するOSD情報は、実施例1の情報に加え、OSD画像の透過率が含まれる。OSD状態記憶部1002は、OSD情報受信部1001から受信したOSD情報を記憶する。尚、保存するデータは、HDD等、任意の記憶装置に記憶する。OSD透過率判定部1003は、OSD状態記憶部1002に記憶しているOSD画像の透過率に基づいて、OSD領域と重なる画像データの圧縮率を決定する。また、決定した圧縮率と圧縮する画像データをOSD領域内圧縮部1004へ出力する。OSD領域内圧縮部1004は、OSD透過率判定部1003から圧縮する画像データと圧縮率を受信し、圧縮を行う。圧縮後の画像データを画像出力部109に出力する。
図11は、実施例2に係る画像表示装置2000の構成を示すブロック図である。実施例1との差分は、OSD制御部2001、グラフィックス重畳部2002、OSD情報送信部2003、OSD情報記憶部2004、の処理が異なる点である。尚、実施例1と共通する点は説明を省略し、差異のみを説明する。
OSD制御部2001は、UI部205から受信したユーザ操作に従い、OSD画像の表示/非表示の制御や、OSD表示時の透過率の設定変更を行う。例えば、OSD制御部2001は、OSD画像を表示する場合は、表示するOSD画像を生成し、グラフィックス重畳部2002に、生成したOSD画像と表示位置、透過率を通知する。逆に、OSD画像を非表示にする場合は、OSD制御部2001は、グラフィックス重畳部2002にOSD画像の非表示を通知する。グラフィックス重畳部2002は、解凍部202から受信した主画像に、OSD制御部2001から受信したOSD画像を重畳し、画像表示部204へ表示画像として出力する。尚、OSD画像を重畳する際には、OSD制御部2001から通知された透過率でOSD画像に透過処理を施した後に、重畳処理が行われる。
OSD情報送信部2003は、OSD制御部2001から受信したOSD情報を、画像出力装置1000に信号線300を介し出力する。尚、画像表示装置2000が出力するOSD情報は、実施例1の情報に加え、OSD画像の透過率が含まれる。OSD情報記憶部2004は、OSD情報としてOSD画像の表示状態、表示位置、表示サイズ、透過率の情報などを記憶する。尚、保存するデータは、HDD等に記憶する。
(画像表示装置2000の処理フロー)
図12は、画像表示装置2000において、ユーザがOSD画像の表示状態を変更した場合に、OSD画像の表示/非表示が制御され、画像出力装置1000へOSD情報が転送されるまでの処理詳細フローである。実施例1との差分は、OSD画像を透過させて表示する点と、更新する情報や画像出力装置1000に通知するOSD情報に透過率を追加した点である。尚、実施例1と共通する点は説明を省略し、差異のみを説明する。
ステップS1201において、OSD制御部2001は、ステップS401でOSD表
示すると判断した場合、OSD情報記憶部2004からOSD情報(表示位置と表示サイズ、透過率など)を取得する。そして、ステップS1202に処理が進む。
ステップS1202において、OSD制御部2001は、ステップS1201で取得したOSD画像の表示サイズに合わせた大きさで、OSD画像を生成する。そして、OSD制御部2001は、生成したOSD画像と、ステップS1201で取得したOSD画像の表示位置、透過率をグラフィックス重畳部2002へ出力する。その後、ステップS1203に処理が進む。グラフィックス重畳部2002は、OSD制御部2001から受信したOSD画像に指定された透過率で透過処理を施す。そして、グラフィックス重畳部2002は、解凍部202から受信した主画像の指定表示位置にOSD画像を重畳し、表示画像を生成する。そしてグラフィックス重畳部2002は、重畳させた表示画像データを画像表示部204に出力する。これによってOSD表示が実行される。
ステップS1203において、OSD制御部2001は、OSD情報記憶部2004に格納しているOSD情報を更新する。そして、ステップS1204に処理が進む。尚、図13は、本実施例においてOSD情報記憶部2004が保持するOSD情報を例示した図である。本実施例におけるOSD情報は、実施例1のOSD情報(OSD画像の表示状態、表示位置、表示サイズ)に加え、OSD画像の透過率を有する。ステップS1204において、OSD制御部2001は、OSD情報送信部2003を介し、更新後のOSD情報を画像出力装置1000に出力する。
(画像出力装置1000の処理フロー)
図14は、本実施例にかかわる画像出力装置1000において、OSD画像の透過率を加味して、転送される画像データの圧縮率が決定される処理を示すフローチャートである。実施例1とは、OSD領域と重なる画像データ(領域内データ)の圧縮率がOSD画像
の透過率によって決定される点が異なる。
ステップS1401において、OSD透過率判定部1003は、OSD領域と重なる画像データ(領域内データ)の圧縮率を、OSD状態記憶部1002から取得したOSD画像の透過率に従い、決定する。また、OSD透過率判定部1003は、決定した圧縮率と領域内データを、OSD領域内圧縮部1004に出力する。尚、透過率の決定には、例えば、図15のようなOSD画像の透過率と圧縮率を対応付けた判定テーブルを予め作成しておき、取得したOSD画像の透過率に対応する圧縮率を、判定テーブルから決定するという方法が考えられる。図15によれば、OSD画像の透過率が低いほど、領域内データの圧縮率が高く設定されている。これによって、OSD領域を視認するユーザに与える違和感を抑制しつつ、主画像データの転送データ量を適切に削減できる。例えば、透過率が高い場合に、OSD領域に対応する主画像の領域の画質が低下する、という問題を防止できる。ステップS1402において、OSD領域内圧縮部1004は、OSD透過率判定部1003から受信した領域内データを指定された圧縮率で圧縮し、画像表示装置200に画像出力部109を介し転送する。
図16A、図16B、図17A、図17B、図18A、図18Bは、画像表示装置2000のOSD表示状態と、その際に画像出力装置から転送する画像を例示する図である。図16Aは、画像表示装置2000がOSD非表示の場合の表示画像を示している。また、図16Bは、その際に画像出力装置が転送する主画像である。図16Bに示すように、OSD領域の画像データは、OSD画像が非表示の場合、OSD領域外の画像と同じ圧縮率で圧縮され、画像表示装置へ転送される。
図17Aは、画像表示装置2000がOSD画像を透過率40%で表示している状態を示している。また、図17Bは、その際に画像出力装置が転送する主画像である。図17Bに示すように、領域内データは圧縮率50%で圧縮され、画像表示装置へ転送される。図18Aは、画像表示装置2000がOSD画像を透過率20%で表示している状態を示している。また、図18Bは、その際に画像出力装置が転送する主画像である。図18Bに示すように、領域内データは、圧縮率70%で圧縮され、画像表示装置へ転送される。
以上のように、実施例2によれば、OSD領域の画像の圧縮率が、OSD画像の透過率に基づき決定される。これにより、実施例1の場合よりも、透過率に応じた、より適切な領域内データの圧縮率を設定できる。例えばOSD画像の透過率が低い値に変更された場合、OSD領域の主画像データの圧縮率は、OSD画像を透過して表示される主画像データの視認性を損なわない程度に高い値に変更される。すなわち、本実施例によれば、ユーザに違和感を与えることなく、OSD表示時の無駄な転送データ量を減らすことが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
尚、実施例1〜2はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜2の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜2の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。
実施例1〜2では、画像のライン(画素列)は水平方向に設定された。しかし、ラインの設定方向は任意であり、垂直方向に設定されてもよいし、斜め方向に設定されてもよい
。また、領域内データと領域外データへの分類処理を軽減するために、OSD画像の形状などによって、ラインの設定方向を変更してもよい。例えばOSD画像の形状が縦長の場合、ラインの設定方向を垂直方向に設定することにより、OSD領域に重なるラインが少なくなり、領域内データと領域外データに分類するライン数を削減できる。
尚、実施例1〜2の装置の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
100:映像出力装置 106:OSD領域判定部 107:OSD領域内圧縮部
108:OSD領域外圧縮部 1000:映像出力装置 1004:OSD領域内圧縮部

Claims (15)

  1. 画像データに基づく第1画像に第2画像を重畳可能な画像表示装置に前記画像データを出力する画像出力装置であって、
    前記画像表示装置から入力される前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データを、前記第2画像に重なる領域のデータである第1のデータと、前記第2画像に重なる領域外のデータである第2のデータと、に分類する分類手段と、
    前記第2のデータの圧縮率よりも高い圧縮率で、前記第1のデータを圧縮する圧縮手段と、を有する
    ことを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記第2画像に関する情報は、前記第2画像を表示しているか否かの情報、前記第2画像の表示位置、前記第2画像の大きさ、前記第2画像の透過率、のうち少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記圧縮手段は、前記第2画像に関する情報に基づいて、前記第1のデータの圧縮率を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 前記圧縮手段は、前記第2画像の透過率が低いほど、前記第1のデータの圧縮率を高くする
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像出力装置。
  5. 前記分類手段は、前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データに基づく画像の画素列ごとに、前記第2画像に重なる画素を含む画素列であるか否かを判定し、
    前記第2画像に重なる画素を含む画素列のデータを、前記第2画像に関する情報に基づいて前記第1のデータと前記第2のデータとに分類し、
    前記第2画像に重なる画素を含まない画素列のデータをすべて前記第2のデータに分類する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  6. 前記第2のデータの圧縮率は、前記第1画像に前記第2画像が重畳される場合もされない場合も、同じである
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  7. 前記第2画像は、半透過状態で前記第1画像に重畳される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  8. 画像データに基づく第1画像に第2画像を重畳可能な画像表示装置に前記画像データを出力する画像出力装置の制御方法であって、
    前記画像表示装置から入力される前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データを、前記第2画像に重なる領域のデータである第1のデータと、前記第2画像に重なる領域外のデータである第2のデータと、に分類する分類ステップと、
    前記第2のデータの圧縮率よりも高い圧縮率で、前記第1のデータを圧縮する圧縮ステップと、を有する
    ことを特徴とする画像出力装置の制御方法。
  9. 前記第2画像に関する情報は、前記第2画像を表示しているか否かの情報、前記第2画像の表示位置、前記第2画像の大きさ、前記第2画像の透過率、のうち少なくとも一つを
    含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像出力装置の制御方法。
  10. 前記圧縮ステップでは、前記第2画像に関する情報に基づいて、前記第1のデータの圧縮率が変更される
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像出力装置の制御方法。
  11. 前記圧縮ステップでは、前記第2画像の透過率が低いほど、前記第1のデータの圧縮率が高く設定される
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像出力装置の制御方法。
  12. 前記分類ステップでは、前記第2画像に関する情報に基づいて、前記画像データに基づく画像の画素列ごとに、前記第2画像に重なる画素を含む画素列であるか否かが判定され、
    前記第2画像に重なる画素を含む画素列のデータが、前記第2画像に関する情報に基づいて前記第1のデータと前記第2のデータとに分類され、
    前記第2画像に重なる画素を含まない画素列のデータが、すべて前記第2のデータに分類される
    ことを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の画像出力装置の制御方法。
  13. 前記第2のデータの圧縮率は、前記第1画像に前記第2画像が重畳される場合もされない場合も、同じである
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載の画像出力装置の制御方法。
  14. 前記第2画像は、半透過状態で前記第1画像に重畳される
    ことを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載の画像出力装置の制御方法。
  15. 請求項8から請求項14のいずれか1項に記載の画像出力装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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