JP2018125594A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】瞳分割方式の焦点検出を行いつつ、撮像素子の読出し時間を短縮する場合、焦点検出を行う領域を変更する際に変更前と変更後の領域の位置関係によっては撮像素子が光を蓄積する時間が確保できなくなる。【解決手段】複数の副画素が配置された画素と、複数の画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の一部の画素から焦点検出用信号を選択的に出力する撮像素子と、前記焦点検出用信号が前記撮像素子のどこが選択されているかに関わらず読み出しタイミングを一意に設定する設定手段と、前記画素配列から焦点検出用信号を出力する測距位置情報を生成する生成手段と、前記焦点検出用信号を読み出す行と前記蓄積時間から前記画素配列の制御信号を生成する制御信号生成手段と、を備える。【選択図】 図9

Description

本発明は、画素毎に複数の光電変換部を有する撮像素子を用いた撮像装置及びその制御方法に関するものである。
近年、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)センサなどの撮像素子を用いた撮像装置では多機能化が進んでいる。静止画や動画のデータ生成だけでなく、例えば焦点調節のような撮像装置の制御も撮像素子で得た画像情報に基づいて行われるようになっている。特許文献1では、撮像素子から得た撮像信号を用いて瞳分割方式の焦点検出を行う技術が開示されている。撮像素子の画素毎に1つのマイクロレンズと2つのフォトダイオードを備えることにより、各フォトダイオードは撮影レンズの異なる瞳領域を通過した光を受光する。
フォトダイオード同士の出力信号を比較することで焦点検出が可能となると共に、これらの出力信号を加算することで撮像画像データを生成可能である。特許文献2では、撮像素子から得た撮像信号を用いて瞳分割方式の焦点検出を行いつつ、撮像素子の読出し時間を短縮する技術が開示されている。
特開2001−124984号公報 特開2016−021052号公報
前述の特許文献2の手法によって撮像素子から得た撮像信号を用いて瞳分割方式の焦点検出を行いつつ、撮像素子の読出し時間を短縮する場合、撮像における読出し動作とリセット動作の競合が発生する可能性がある。
本発明の目的は、画素部がそれぞれ複数の光電変換部を有し、該光電変換部から焦点検出用信号を出力する撮像素子を備えた撮像装置において、撮像素子の読出し時間を短縮しつつ、撮像における読出し動作とリセット動作の競合を回避することである。
上記課題を解決するために、本発明に係わる撮像装置は、複数の副画素が配置された画素と、複数の画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の一部の画素から焦点検出用信号を選択的に出力する撮像素子と、前記焦点検出用信号が前記撮像素子のどこが選択されているかに関わらず読み出しタイミングを一意に設定する設定手段1と、前記画素配列から焦点検出用信号を出力する測距位置情報を生成する生成手段と、前記焦点検出用信号を読み出す行と前記蓄積時間から前記画素配列の制御信号を生成する制御信号生成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出を行う領域を変更する際に、撮像における読出し動作とリセット動作の競合を回避することである。
本発明の第1乃至第2の実施形態に係る撮像装置の全体構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の全体構成を示す図。 撮像素子の1画素の構成を示す図。 列共通読出し回路の構成図。 読出し動作を示すタイミングチャート。 読出し動作を示すタイミングチャート。 リセット動作を示すタイミングチャート。 本発明の第1の実施形態に係る撮影画像と読出し行の関係を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る読出し動作とリセット動作の時間的関係を示す図。
以下、添付図面を参照して、本実施例形態で本発明が提案する撮像システムについて説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の全体構成を示した図である。撮像レンズ101は、被写体からの光を撮像素子102上に結像させる。撮像素子102は、撮像レンズ101により結像された被写体像を光電変換する。本実施形態では、撮像素子102として、CMOSイメージセンサが使用される。撮像素子102は、複数の画素が行列状に配列された画素配列を有する。撮像素子102から出力されるアナログ画像信号は、AFE(Analog Front End)103によりデジタル信号に変換される。
DSP(Disital Signal Processer)104は、AFE103から出力されるデジタル画像信号に対する各種画像処理や圧縮・伸張処理などを行なう。記録媒体105は、DSP104により処理された画像データを記録する。表示部106は、DSP104により処理された撮影画像や各種メニュー画面などを表示し、液晶ディスプレイ(LCD)などが使用される。
タイミングジェネレータ(TG)107は、撮像素子102に制御信号を供給する。CPU108は、AFE103、DSP104、TG107の制御を行う。RAM109は、画像データなどを一時記憶し、DSP104と接続されている。焦点検出用信号読出し行設定部110はCPU108から受けた測距位置情報から撮像素子の焦点検出信号読出し行を制御する情報を設定する。ここでいう測距位置情報とは、撮像素子内の測距領域に関する情報を指す。蓄積時間設定部111はTG107から受けた蓄積時間情報と焦点検出用信号読出し行設定部110から受けた焦点検出用信号読出し行情報から撮像素子の蓄積時間を制御する情報を設定する。
図2は、撮像素子102の全体構成を示す図である。画素領域PAには、画素200がp11〜pknのように行列状に配置されている。また、各画素200内には、それぞれ副画素a、副画素bが配置され、副画素a、副画素bは、それぞれフォトダイオード(以下、PDと表す)201a、201bを有する。図示しないが、単位画素200の上部には、それぞれ1つのマイクロレンズが配される。副画素a、bには、撮影レンズの射出瞳の異なる領域を通過した光束が、このマイクロレンズを通り入射する。副画素a、b各々の信号は焦点検出に利用され、副画素a、副画素bの信号を加算した加算信号は画像生成用に利用される。
ここで、画素200の1画素毎の構成について図3を用いて説明する。前述した副画素a,bのPD201a,201bは、入射した光信号を光電変換し、露光量に応じた電荷を蓄積する。それぞれ垂直走査回路401の制御信号txa,txbをHighレベルにすることで転送ゲート202a,202bがONになり、PD201a,201bに蓄積されている電荷がFD部203に転送される。FD部203は、増幅MOSトランジスタ204のゲートに接続されており、PD201a,201bからFD部203に転送されてきた電荷量に応じた電圧信号を出力する。
制御信号resをHighレベルにすることでリセットスイッチ205がONになり、FD部203がリセットされる。また、PD201a,201bの電荷をリセットする場合には、制御信号resと制御信号txa,txbとを同時にHighレベルとする。これにより、転送ゲート202a,202b及びFDリセットスイッチ205を両方ONし、FD部203経由でPD201a,201bをリセットする。画素選択スイッチ206は、制御信号selをHighレベルとすることによりONし、増幅MOSトランジスタ204で電圧に変換された画素信号が画素部200の出力端子voutに出力される。
次に、列共通読出し回路300の構成について図4を用いて説明する。第1の光信号転送スイッチ303は、画素200から読み出される画素の信号を第1の光信号保持容量305に転送するためのスイッチである。制御信号tsa1をHighレベルにすることにより、第1の光信号転送スイッチ303がONになる。そして、垂直出力線301の光信号が第1の光信号転送スイッチ303を介して第1の光信号保持容量305に記憶される。
第1のノイズ信号転送スイッチ304は、画素200から読み出されるノイズ信号を第1のノイズ信号保持容量306に転送するためのスイッチである。制御信号tn1をHighレベルにすることにより、第1のノイズ信号転送スイッチ304がONになる。そして、垂直出力線301のノイズ信号が第1のノイズ信号転送スイッチ304を介して第1のノイズ信号保持容量306に記憶される。
NMOSトランジスタ307と電流源309とは、ソースフォロワ回路を構成する。そして、ソースフォロワ回路の入力となるNMOSトランジスタ307のゲート側には、第1の光信号保持容量305が接続されている。また、ソースフォロワ回路の出力であるNMOSトランジスタ307のソース側は、第2の光信号転送スイッチ311に接続される。
第2の光信号転送スイッチ311は、ソースフォロワ回路の出力を第2の光信号保持容量313に転送するためのスイッチである。制御信号tsa2をHighレベルにすることにより、第2の光信号転送スイッチ311がONになる。そして、第1の光信号保持容量305に保持された信号量に応じた信号が、第2の光信号転送スイッチ311を介して、第2の光信号保持容量313に記憶される。
また、NMOSトランジスタ308と電流源310とは、ソースフォロワ回路を構成し、ソースフォロワ回路の入力となるNMOSトランジスタ308のゲート側には、第1のノイズ信号保持容量306が接続されている。ソースフォロワ回路の出力であるNMOSトランジスタ308のソース側は、第2のノイズ信号転送スイッチ312に接続される。
第2のノイズ信号転送スイッチ312は、ソースフォロワ回路の出力を第2のノイズ信号保持容量314に転送するためのスイッチである。制御信号tn2をHighレベルにすることにより、第2のノイズ信号転送スイッチ312がONになる。そして、第1のノイズ信号保持容量306に保持された信号量に応じた信号が、第2のノイズ信号転送スイッチ312を介して、第2のノイズ信号保持容量314に記憶される。第2の光信号保持容量313、第2のノイズ信号保持容量314は、それぞれ列共通読出し回路300の出力端子vs、vnに接続されている。
図2に戻り、列共通読出し回路300の出力端子vs、vnには、それぞれ水平転送スイッチ315,316が接続されている。水平転送スイッチ315,316は、水平走査回路402の制御信号hsr*(*は列番号)によって制御される。そして、制御信号hsr*がHighレベルになることにより、水平転送スイッチ315,316がONになり、第2の光信号保持容量313、第2のノイズ信号保持容量314の信号がそれぞれ水平出力線317,318へ転送される。
水平出力線317,318は、差動増幅器319の入力に接続されており、差動増幅器319では、光信号とノイズ信号の差分をとると同時に所定のゲインをかけ、最終的な画像信号として出力端子320へ出力する。水平出力線リセットスイッチ321,322は、制御信号chresがHighになることによってONされ(閉状態)、各水平出力線317,318がリセット電圧Vchresにリセットされる。
図5を用いて信号ABを読み出す場合の撮像素子102の読出し動作について説明する。制御信号sel_n、txa_n、txb_n、res_nはそれぞれ、n行目の画素の駆動を制御する制御信号sel、txa、txb、resを示す。まず、制御信号sel_nをHighレベルにしてn行目の画素の画素選択スイッチ206をONする。その後、制御信号res_nをLowレベルにしてリセットスイッチ205をOFFし、FD部203のリセットを開放する。
次に、制御信号tn1をHighレベルにして、第1のノイズ信号転送スイッチ304をONし、第1のノイズ信号保持容量306にN信号を記憶する。続いて制御信号tn1をLowにし、第1のノイズ信号転送スイッチ304をOFFした後、制御信号tsa1をHighレベルにして第1の光信号転送スイッチ303をONする。それと共に、制御信号txa_nおよびtxb_nをHighレベルにすることで転送ゲート202aおよび202bをONする。
この動作により、選択されているn行目のPD201aおよびPD201bに蓄積されていた電荷に応じた信号が増幅MOSアンプ204、画素選択スイッチ206を介して垂直出力線301へ出力される。更に、第1の光信号転送スイッチ303を介して第1の光信号保持容量305へ記憶される。
次に、制御信号txa_nおよびtxb_nをLowレベルにして転送ゲート202aおよび202bをOFFにした後、制御信号tsa2をHighレベルにすることにより、第2の光信号転送スイッチ311をONする。これによりNMOSトランジスタ307と電流源309で構成されるソースフォロワ回路と第2の光信号転送スイッチ311を経由して、第2の光信号保持容量313へ光信号を書き込む。この動作により、第2の光信号保持容量313には、n行目のPD201aおよび201bに蓄積されていた電荷に応じた信号が記憶される。
また、これと並行して、制御信号tn2をHighレベルにして第1のノイズ信号保持容量306に保持されているn行目のノイズ信号を第2のノイズ信号保持容量314へ再度書き込む。その後、制御信号res_nをHighレベルにしてFD部203をリセットすると共に、制御信号sel_nをLowレベルにすることにより、n行目の垂直転送動作を終了する。
続いて、水平走査回路402の動作により、第2の光信号保持容量313の信号、第2のノイズ信号保持容量314の信号が水平出力線317,318と差動増幅器319を介して出力端子320に出力される。これにより信号ABが撮像素子102から読み出される。
図6を用いて信号Aと信号ABを読み出す場合の撮像素子102の読出し動作について説明する。まず、制御信号sel_nをHighレベルにしてn行目の画素の画素選択スイッチ206をONする。その後、制御信号res_nをLowレベルにしてリセットスイッチ205をOFFし、FD部203のリセットを開放する。
次に、制御信号tn1をHighレベルにして、第1のノイズ信号転送スイッチ304をONし、第1のノイズ信号保持容量306にN信号を記憶する。続いて制御信号tn1をLowにし、第1のノイズ信号転送スイッチ304をOFFした後、制御信号tsa1をHighレベルにして第1の光信号転送スイッチ303をONする。それと共に、制御信号txa_nをHighレベルにすることで転送ゲート202aをONする。
この動作により、選択されているn行目のPD201aに蓄積されていた電荷に応じた信号が増幅MOSアンプ204、画素選択スイッチ206を介して垂直出力線301へ出力される。更に、第1の光信号転送スイッチ303を介して第1の光信号保持容量305へ記憶される。
次に、制御信号txa_nをLowレベルにして転送ゲート202aをOFFにした後、制御信号tn2をHighレベルにして第2のノイズ信号転送スイッチ312をONする。これにより、第1のノイズ信号保持容量306に保持されているn行目のノイズ信号に応じた信号が第2のノイズ信号保持容量314へ記憶される。
また、制御信号tn2と同様に制御信号tsa2もHighレベルにすることにより、第2の光信号転送スイッチ311aをONする。このとき、第1の光信号転送スイッチ303はまだONされた状態であり、第1の光信号保持容量305への信号書き込み中である。しかし、NMOSトランジスタ307と電流源309で構成されるソースフォロワ回路と第2の光信号転送スイッチ311を経由して、第2の光信号保持容量313への光信号の書き込みも同時に行う。
続いて、水平走査回路402の動作により、第2の光信号保持容量313、第2のノイズ信号保持容量314の信号が水平出力線317,318と差動増幅器319を介して出力端子320に出力される。これにより信号Aが撮像素子102から読み出される。
次に、信号ABを第1の光信号保持容量305に読み出す動作が行われる。まず、制御信号tsa1をHighレベルにして第1の光信号転送スイッチ303をONすると共に、制御信号txb_nをHighレベルにすることで転送ゲート202bをONする。この動作により、選択されているn行目のPD201bに蓄積されていた電荷に応じた信号が増幅MOSアンプ204、画素選択スイッチ206を介して垂直出力線301へ出力される。更に、第1の光信号転送スイッチ303を介して第1の光信号保持容量305へ記憶される。
次に、制御信号txb_nをLowレベルにして転送ゲート202bをOFFにした後、制御信号tsa2をHighレベルにすることにより、第2の光信号転送スイッチ311をONする。これによりNMOSトランジスタ307と電流源309で構成されるソースフォロワ回路と第2の光信号転送スイッチ311を経由して、第2の光信号保持容量313へ光信号を書き込む。
ここで、第2の光信号保持容量313には、n行目のPD201aに蓄積されていた電荷に応じた信号が記憶されている。すなわち、第2の光信号保持容量313には、PD201aとPD201bに蓄積された電荷に対応した信号が記憶されることになる。また、これと並行して、制御信号tn2をHighレベルにして第1のノイズ信号保持容量306に保持されているn行目のノイズ信号を第2のノイズ信号保持容量314へ再度書き込む。
その後、制御信号res_nをHighレベルにしてFD部203をリセットすると共に、制御信号sel_nをLowレベルにすることにより、n行目の垂直転送動作を終了する。続いて、水平走査回路402の動作により、第2の光信号保持容量313の信号、第2のノイズ信号保持容量314の信号が水平出力線317,318と差動増幅器319を介して出力端子320に出力される。これにより信号ABが撮像素子102から読み出される。
図7を用いて撮像素子102のリセット動作について説明する。まず、制御信号res_nをLowレベルにしてリセットスイッチ205をOFFし、FD部203のリセットを開放する。次に、制御信号txa_nと制御信号txb_nをHighレベルにすることで転送ゲート202bをONする。これにより、転送ゲート202a,202b及びFDリセットスイッチ205を両方ONし、FD部203経由でPD201a,201bをリセットする。これにより撮像素子102をリセットする。
これまで各行ごとの動作に関し説明したが、ここで、各行の読み出し順を制御する制御方法に関し説明する。前述の通り、1フレームの中には信号ABのみを読みだす行と、信号Aと信号ABを読みだす行が混在しており、それぞれの行は制御信号res_n、sel_n、txa_n、txb_nにより制御されている。これらの制御信号はCPU108による指示に従い、TG107より送られる。
CPU108は撮像素子102の駆動が開始される際に、信号Aと信号ABを読み出す行数を決定する。信号Aと信号ABを読み出す行数は、測距位置情報により決まる。行数決定後は、駆動モードが切り替わるもしくは撮影動作が終了するまで、フレーム毎で変更しないものとする。続いてCPU108は、信号Aと信号ABを読み出す行の読み出しタイミングを決定する。ここで決められた読み出しタイミングを元に、先に述べた制御信号res_n、sel_n、txa_n、txb_nの制御を行う。
読み出しタイミングは先頭に固めるとしても良いし、全体の行数との比から、等間隔に間引いて置いても良い。また、ここで決められた読み出しタイミングは、駆動モードが切り替わるもしくは撮影動作が終了するまで、フレーム毎で変更しないものとする。
図8を用いて説明する。図8は撮像画像の一例である。801は撮影画像そのものを示し、802は測距位置を示す。測距位置802に含まれる行は信号Aと信号ABを読み出す行であり、それ以外の行が信号ABのみを読み出す行である。測距位置が決められた時点で、信号Aと信号ABを読み出す行数は決定される。読み出し行は上から1行目、2行目……n行目と続き、その中で信号ABのみを読み出す行をAB−n行目、信号Aと信号ABを読み出す行をA/AB−n行目とする。
図9は上述の読出し動作とリセット動作の時間的な関係を示した図である。図9の蓄積時間に書かれた行の名前は、図8において説明した行の名前と対応しており、各フレーム毎に信号AとABを読み出す行と、信号Aを読み出す行のタイミングをそれぞれ表している。図9(a)は信号Aと信号ABを読み出す行の読み出しタイミングを先頭に固めた場合の例を示す。図9(b)は信号Aと信号ABを読み出す行の読み出しタイミングを3行おきに行う場合の例を示す。期間Aは、前述のA信号読出し動作期間を示している。期間ABは、前述のAB信号読出し動作期間を示している。
期間Rは、前述のリセット動作期間を示している。VD信号から次のVD信号の間に1行目からN行目までのA信号読出し、またはAB信号読出しが完了する。このとき、VD信号から次のVD信号までの区間を1フレームとする。リセット動作から次のフレームのA信号読出し、またはAB信号読出しまでの区間を蓄積時間とする。先に述べた通り、行ごとに信号ABのみを読み出す行か信号Aと信号ABを読み出すかは測距位置に応じて決まる。1フレーム目では信号ABのみを読み出す行が、2フレーム目では信号Aと信号ABを読み出す行になることも起こりえる。
このとき、次のフレームのリセット動作を前のフレームのA信号読出し、またはAB信号読出しより先に行うことはできないため、ブランキングタイムを設ける。ブランキングタイムは、信号Aと信号ABを読み出す行の読み出しタイミングより決定する。信号ABのみを読み出す行の最終行(AB−n行)から信号Aと信号ABを読み出す行の最終行(A/AB−n行)へ変わる場合がタイミング変化量の最大である。そのときに次フレームのリセット動作が、前フレームの読み出しの後となるようブランキングタイムを設定する。
上記本発明の実施形態1に示すように、焦点検出用信号読出し行(信号Aと信号Bを読み出す行)の読出しタイミングを全フレームで同一にすることで、ブランキングタイムを短くし、高フレームレートを実現させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100…撮像装置
101…撮像レンズ
102…撮像素子
103…AFE
104…DSP
105…記録媒体
106…表示部
107…TG
108…CPU
109…RAM
110…焦点検出用信号読出行設定部
111…蓄積時間設定部
200…画素
201a、201b…フォトダイオード
202a、202b…転送ゲート
203…FD部
204…増幅MOSトランジスタ
205…リセットスイッチ
206…画素選択スイッチ
300…列共通読出し回路
301…垂直出力線
303…第1の光信号転送スイッチ
304…第1のノイズ信号転送 スイッチ
305…第1の光信号保持容量
306…第1のノイズ信号保持容量
307…NMOSトランジスタ
308…NMOSトランジスタ
309…電流源
310…電流源
311…第2の光信号転送スイッチ
312…第2のノイズ信号転送スイッチ
313…第2の光信号保持容量
314…第2のノイズ信号保持容量
315、316…水平転送スイッチ
317、318…水平出力線
319…差動増幅器
320…出力端子
321,322…水平出力線リセットスイッチ
401…垂直走査回路
601…AD変換器(AD変換部)
602…データレジスタ
603…データ出力部

Claims (2)

  1. 複数の副画素が配置された画素と、複数の画素が行列状に配列された画素配列と、前記画素配列の一部の画素から焦点検出用信号を選択的に出力する撮像素子と、前記焦点検出用信号が前記撮像素子のどこが選択されているかに関わらず読み出しタイミングを一意に設定する設定手段と、前記画素配列から焦点検出用信号を出力する測距位置情報を生成する生成手段と、前記焦点検出用信号を読み出す行と前記蓄積時間から前記画素配列の制御信号を生成する制御信号生成手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段により設定された前記焦点検出用信号の生成行が、前フレームから読出しタイミングが変わる最大の変化量より、読み出しタイミングとリセットタイミングが重ならないブランキングタイムをフレーム間に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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