JP2018125471A - 電子部品の製造方法及びプリント配線板の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法及びプリント配線板の製造方法 Download PDF

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金子 昌弘
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
正志 粟津
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正志 粟津
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Abstract

【課題】 実装した基板との接続信頼性の高い電子部品の製造方法の提供【解決手段】 電子部品の製造方法では、研磨により樹脂絶縁層50及びビア導体60を薄くし、深さの浅くなったビア導体60bを除去し、貫通口51bを形成しているので、貫通口51bにより露出されるパッド68を、研磨された樹脂絶縁層50bの表面より低い位置に形成することができる。研磨された樹脂絶縁層50bの貫通口51bより下側にパッド68が配置されるため、貫通口51bがバリアとなり、パッド68へ第2基板80を実装する際に、半田バンプ84の半田流れによるショートが発生し難い。【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子等の部品を内蔵している電子部品の製造方法、及び、電子部品を構成するプリント配線板の製造方法に関する。
特許文献1には、支持板上に絶縁層を形成し、絶縁層上にパッドを形成すると共に、絶縁層を貫通するビア導体を形成し、絶縁層上に半田パッド又は金属ポストを形成し、パッド上にICチップを搭載後、ICチップ及び半田パッド又は金属ポストをモールド樹脂で封止してから、支持板を分離するプリント配線板の製造方法が開示されている。また、モールド樹脂を研磨し、プリント配線板の厚みを薄くすることが示されている。
特開2016−171287号公報
[特許文献1の課題]
特許文献1で、プリント配線板の厚みを更に薄くするために、モールド樹脂側のみで無く、絶縁層側を研磨し、パッドを露出させることが考えられる。この場合、研磨後、パッドと絶縁層との高さが同じになるため、パッドに基板を実装する時に半田流れによるショートが発生すると考えられる。
本発明に係る電子部品の製造方法は、剥離用の支持板上に樹脂絶縁層を形成することと、前記樹脂絶縁層上に導体層と、該導体層に接続し、前記支持板に至るビア導体とを形成することと、前記導体層上に金属ポストを形成することと、前記金属ポスト上に部品を搭載した基板を配置することと、前記基板と前記樹脂絶縁層との間に封止樹脂を充填し、前記部品と前記金属ポストとを封止することと、前記支持板を除去することと、前記樹脂絶縁層と前記ビア導体とを研磨することと、前記ビア導体を除去して、前記樹脂絶縁層を貫通し、前記導体層を露出させパッドを形成する貫通孔を形成することと、を有する。
[実施形態の効果]
本発明の実施形態によれば、樹脂絶縁層とビア導体とを研磨した後、ビア導体を除去して、樹脂絶縁層を貫通し導体層を露出させパッドを形成する貫通孔を形成する。研磨により樹脂絶縁層を薄くしているので、貫通口の深さを半田バンプを接続するのに適切な深さに調整することができる。深さの浅くなった研磨されたビア導体を除去し、貫通口を形成しているので、貫通口により露出されるパッドを、研磨された樹脂絶縁層の表面より低い位置に形成することができる。樹脂絶縁層の貫通口より下側にパッドが配置されるため、貫通口がバリアとなり、パッドへ基板を実装する際に、半田流れによるショートが発生し難い。径が露出部分側に向かって小さくなっているビア導体を除去して貫通口を露出させるので、露出された貫通口は、導体層側から樹脂絶縁層の露出面に向かって径を小さくすることができる。このため、樹脂絶縁層の研磨面での隣接する半田バンプの絶縁距離が広がり、半田バンプ間でショートが発生し難い。更に、導体層上に薄く樹脂絶縁層が残っているので、導体層の露出が無く、導体層の信頼性が高まる。
図1(A)は本発明の実施形態に係る電子部品の応用例の断面図であり、図1(B)、図1(C)は電子部品の製造工程図であり、図1(D)は電子部品の断面図である。 実施形態のプリント配線板の製造工程図 実施形態のプリント配線板と電子部品の製造工程図
図1(D)は実施形態の電子部品110を示す。
電子部品110は、研磨加工後のプリント配線板10bに第1のICチップ(部品)72を配置して成る。第1のICチップ72は第1基板70に第1半田バンプ74を介して搭載されている。研磨加工後のプリント配線板10bは、研磨された樹脂絶縁層50bと、該樹脂絶縁層50b上の導体層58と、導体層上に形成された金属ポスト66と、研磨された樹脂絶縁層50bに形成された貫通口51bとを有する。樹脂絶縁層50bの貫通口51bからの導体層58の露出部分がパッド68を構成する。貫通口51bの径は、導体層58から樹脂絶縁層50bの研磨面に向かって小さくなっている。金属ポスト66の樹脂絶縁層50b側との反対側の端面66cは第1基板70に接している。即ち、第1基板70は金属ポスト66に支持される。第1基板70と研磨加工後のプリント配線板10bとの間にはモールド樹脂90が充填されている。即ち、ICチップ72と金属ポスト66はモールド樹脂90により封止されている。
図1(A)は電子部品110の応用例120を示す。
電子部品110のパッド68上に第2のICチップ82を有する第2基板80が搭載されている。第2基板80は、パッド68上に第2半田バンプ84を介して搭載されている。第2基板80と第2のICチップ82とはボンディングワイヤ86を介して接続されている。
実施形態の電子部品では、研磨された樹脂絶縁層50bの貫通口51bが導体層58を露出させパッド68を形成する。研磨された樹脂絶縁層50bの貫通口51bより下側にパッド68が配置されるため、貫通口51bがバリアとなり、パッド68へ第2基板80を実装する際に、半田バンプ84の半田流れによるショートが発生し難い。特に、貫通口51bの径が、導体層58から研磨された樹脂絶縁層50bの研磨面に向かって小さくなっているため、研磨された樹脂絶縁層50bの研磨面(表面)での隣接する半田バンプ84の絶縁距離が広がり、半田バンプ間でショートが発生し難い。更に、導体層58上に薄く樹脂絶縁層50bが残っているので、導体層58の露出が無く、導体層の信頼性が高まる。
[実施形態のプリント配線板の製造方法]
図2、図3は実施形態のプリント配線板の製造方法を示す。
樹脂基板32の両面に銅箔34を形成した支持板30が用意される。支持板を構成する樹脂基板32の厚みT3は100μmで、銅箔34の厚みt2は12μmである。支持板30上に樹脂絶縁層50が形成される(図2(A))。樹脂絶縁層50は、粒子と樹脂で形成される。粒子は、シリカなどの無機粒子を含む。樹脂絶縁層50はガラスクロスなどの補強材を有していないため、研磨されても補強材が表面に露出することが無い。CO2ガスレーザにて樹脂絶縁層50に銅箔34へ至る開口51が形成される(図2(B))。開口51は銅箔34に向かって径が小さくなる台形状の円錐形状である。
樹脂絶縁層50上と開口51の内壁に無電解銅めっき膜52が形成される。無電解銅めっき膜52上にめっきレジストが形成される。めっきレジストから露出する無電解銅めっき膜52上に、電解銅めっき膜54が形成される。この時、開口51は電解銅めっき膜54で充填される。開口51に銅箔34と接続するビア導体60が形成される。めっきレジストが除去される。電解銅めっき膜54から露出する無電解銅めっき膜52が除去される。導体層58が形成される(図3(C))。ここで、導体層58の厚みt1は15μmで、支持板の銅箔34の厚みt2(12μm)よりも厚い。導体層58の厚みは基準の設定値よりも5〜15μm厚く形成することが望ましい。導体層58上に形成する金属ポストの信頼性が高くなる。
樹脂絶縁層50と導体層58の上に、金属ポスト形成用の開口62aを有するめっきレジスト62が形成され、電解銅めっきにより開口62a内に金属ポスト66を構成する銅めっき膜64が形成される(図2(D))。
めっきレジスト62が除去され、支持板30を有するプリント配線板10が完成する(図3(A))。ここで、導体層58及び金属ポスト66の露出面に黒化(酸化)一還元処理が施され、銅−ニッケルーリンからなる針状結晶67が形成されることも好適である(図3(B))。針状結晶によりモールド樹脂との密着性が向上する。
[実施形態の電子部品の製造方法]
プリント配線板10の金属ポスト66上に、金属ポストの端面66cが接するよう第1基板70が固定される。第1基板70には、第1半田バンプ74を介して第1のICチップ72が搭載されている(図3(C))。
第1基板70とプリント配線板10との間にモールド樹脂90が充填される。第1のICチップ72と金属ポスト66とがモールド樹脂90で封止される(図1(B))。
支持板が研磨され除去された後、引き続き、樹脂絶縁層50及びビア導体60が研磨され、研磨された樹脂絶縁層50bと研磨されたビア導体60bとを有する中間体210が完成する(図1(C))。なお、支持板は研磨では無く、機械的に分離することも可能である。ビア導体60bの径が、露出部分側に向かって小さくなっている。同様に、ビア導体60bの外周を形成する貫通口51bは、樹脂絶縁層の露出面に向かって径が小さくなっている。エッチングによりビア導体60bが除去され、貫通口51bにより露出される導体層58がパッド68を構成する電子部品110が完成する(図1(D))。研磨により樹脂絶縁層を薄くしているので、貫通口51bの深さを半田バンプを接続するのに適切な深さに調整することができる。深さの浅くなった研磨されたビア導体60bを除去し、貫通口51bを形成しているので、貫通口51bにより露出されるパッド68を、研磨された樹脂絶縁層50bの表面より低い位置に形成することができる。径が露出部分側に向かって小さくなっているビア導体60bを除去して貫通口51bを露出させるので、露出された貫通口51bは、導体層58側から樹脂絶縁層の露出面に向かって径を小さくすることができる。電子部品110では、導体層58上に薄く樹脂絶縁層50bが残っているので、導体層58の露出が無く、導体層の信頼性が高まる。
電子部品110に、パッド68を介して第2のICチップ82を有する第2基板80が搭載され、応用例120が完成する(図1(A))。電子部品110のパッド68上に第2半田バンプ84を介して第2基板80が搭載される。研磨された樹脂絶縁層50bの貫通口51bが導体層58を露出させパッド68を形成する。研磨された樹脂絶縁層50bの貫通口51bより下側にパッド68が配置されるため、貫通口51bがバリアとなり、パッド68へ第2基板80を実装する際に、半田バンプ84の半田流れによるショートが発生し難い。特に、貫通口51bの径が、導体層58から研磨された樹脂絶縁層50bの研磨面に向かって小さくなっているため、研磨された樹脂絶縁層50bの研磨面(表面)での隣接する半田バンプ84の絶縁距離が広がり、半田バンプ間でショートが発生し難い。
10 プリント配線板
30 支持板
34 銅箔
50 樹脂絶縁層
50b 研磨された樹脂絶縁層
51b 貫通口
58 導体層
60 ビア導体
66 金属ポスト
68 パッド
70 第1基板
72 第1のICチップ
80 第2基板
82 第2のICチップ
90 モールド樹脂
110 電子部品

Claims (7)

  1. 電子部品の製造方法であって、
    剥離用の支持板上に樹脂絶縁層を形成することと、
    前記樹脂絶縁層上に導体層と、該導体層に接続し、前記支持板に至るビア導体とを形成することと、
    前記導体層上に金属ポストを形成することと、
    前記金属ポスト上に部品を搭載した基板を配置することと、
    前記基板と前記樹脂絶縁層との間に封止樹脂を充填し、前記部品と前記金属ポストとを封止することと、
    前記支持板を除去することと、
    前記樹脂絶縁層と前記ビア導体とを研磨することと、
    前記ビア導体を除去して、前記樹脂絶縁層を貫通し、前記導体層を露出させパッドを形成する貫通孔を形成することと、を有する。
  2. 請求項1の電子部品の製造方法であって、
    前記貫通孔の径が、前記導体層から前記樹脂絶縁層の研磨面に向かって小さくなっている。
  3. 請求項1の電子部品の製造方法であって、
    前記支持板の除去を研磨により行う。
  4. 請求項1の電子部品の製造方法であって、
    前記パッド上に第2の部品を搭載することと、を有する。
  5. 請求項1の電子部品の製造方法であって、
    前記金属ポストの形成後に、前記導体層と前記金属ポストとの露出面に針状結晶を形成すること、を有する。
  6. 部品収容用のプリント配線板の製造方法であって、
    剥離用の支持板上に樹脂絶縁層を形成することと、
    前記樹脂絶縁層上に導体層と、該導体層に接続し、前記支持板に至るビア導体とを形成することと、
    前記導体層上に金属ポストを形成することと、を有する。
  7. 請求項6の部品収容用のプリント配線板の製造方法であって、
    前記支持板が銅箔を有し、
    前記導体層の厚みが、前記銅箔の厚みよりも厚い。
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