JP2018125369A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Hitoshi Sannomiya
仁 三宮
浩一 上遠野
Koichi Katono
浩一 上遠野
金子 昌弘
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
憲司 平田
Kenji Hirata
憲司 平田
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】高い耐湿性と耐絶縁性を維持しながら、低コストの太陽電池モジュール及び製造方法を提供する。
【解決手段】バックシート17よりも縦横の長さがともに短い金属箔シート15を、第一の接着層141、第二の接着層142を介してそれぞれ、配線シート132、バックシートに接着させた太陽電池モジュール1の構造とする。
【選択図】図1

Description


本発明は太陽電池モジュールおよびその製造方法に関する。
太陽光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する太陽電池は、近年、特に地球環境問題の観点からエネルギー源としての期待が急速に高まっている。太陽電池は、化石燃料を代替する最も有望な代替エネルギー源の1つである。
一般的に太陽電池モジュールは、電気的に接続された太陽電池セルを透光性絶縁基板とバックシートとの間に封止材で封入することで形成される。透光性絶縁基板としてはガラス基板が多く用いられ、バックシートとしては耐環境性を向上させるため複数層から構成される樹脂シートが用いられている。また、封止材としてはEVA(エチレンビニルアセテート)樹脂やオレフィン系樹脂が広く用いられている。
特許文献1に、複数の光電変換素子(本明細書における太陽電池セル)を配線シートに形成された配線によって電気的に接続した太陽電池モジュールの一例が開示されている。受光面側から、透明受光面基板、封止材、光電変換素子を載置した配線シート、バックシートが配置されており、バックシートは配線シートの裏面側に接着層を介して接着されている。このような構成とすることにより、封止材を薄くすることが可能となり、太陽電池モジュール本体の側面の防湿性を向上させることが可能となる。さらに、バックシートの例として、アルミニウム箔の両面をPET樹脂などでラミネートしたものが開示されている。このような構造とすることにより、太陽電池モジュール本体の裏面側の防湿性を向上させることが可能となることが知られている。
特許文献2に、プラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合わせたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏前面にプラスチックフィルムを貼り合わせてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜く太陽電池バックシートの製造方法について開示されている。このような製造方法を用いることにより、金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止された太陽電池パックシートを形成することが可能となり、シート端部の金属の露出による短絡等の障害を防止することが可能となることが開示されている。
特開2015−177169号公報 特開2010−27714号公報
しかしながら、特許文献2に開示されたバックシートの場合、構造、製造方法が複雑になるため、バックシートのコストがアップするという問題があった。
太陽電池モジュールをより広く普及させるためにも、同じ機能を有しながら低コスト化が可能となる構造、製造方法が求められている。
本発明に係る太陽電池モジュールは、透光性絶縁基板と、封止材と、複数の裏面電極型太陽電池セルを配線シートに形成された配線によって電気的に接続した太陽電池ストリングと、バックシートとを有する太陽電池モジュールであって、太陽電池ストリングと前記バックシートとの間に金属箔シートを有し、配線シートと金属箔シートとは第一の接着層を介して接着され、金属箔シートとバックシートとは第二の接着層を介して接着され、透光性絶縁基板の周縁部とバックシートの周縁部とは封止材を介して接着されていることを特徴とする。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、透光性絶縁基板、封止材、太陽電池ストリング、受光面側及び裏面側に接着層が配置された金属箔シート、バックシートとをこの順に載置する工程と、
加熱加圧する工程とを有することを特徴とする。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、透光性絶縁基板、封止材、太陽電池ストリング、受光面側に接着層が形成された金属箔シート、受光面側に接着層が形成されたバックシートとをこの順に載置する工程と、加熱加圧する工程とを有することを特徴とする。
上記の手段を用いることにより、高い防湿性を保持しながら、短絡のしにくい太陽電池モジュール及び製造方法を低コストで提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュールの断面構成図である。 本発明の第1の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュール本体の構成部材の断面模式図である。 比較例を表す図であって、太陽電池モジュールの断面模式図である。 本発明の第1の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュール本体を裏面側からみた模式図である。 本発明の第2の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュール本体の構成部材の断面模式図である。 本発明の第3の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュール本体の構成部材の断面模式図である。 本発明の第4の実施形態を表す図であって、太陽電池モジュール本体の構成部材の断面模式図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の太陽電池モジュールを示す断面図である。太陽電池モジュール本体10の周縁部に、緩衝材19と枠18とを配置したものである。
図2は、太陽電池モジュール本体10の構成部材を示す断面図である。太陽電池モジュール本体10は、受光面側から透光性絶縁基板11、封止材12、裏面電極型太陽電池セル131と配線シート132とから構成される太陽電池ストリング13、第一の接着層141と金属箔シート15と第二の接着層142とから構成される接着層付金属箔シート16、バックシート17とからなる。各構成部材を真空引きしながら加熱加圧することにより、太陽電池モジュール本体10を形成する。
透光性絶縁基板11としてガラス基板を用い、封止材12として厚さ約400μmのE
VAからなる樹脂シートを用いた。EVAではなくオレフィン系樹脂などの樹脂シートを用いても良く、複数枚重ねても良い。
太陽電池ストリング13は、複数の裏面電極型太陽電池セル131を配線シート132上の配線により電気的に接続したものである。裏面電極型太陽電池セル131は、シリコン基板の受光面と反対側の面にn電極およびp電極を配置した光電変換素子である。配線シート132はPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂シート上に銅箔をパターニングした配線を配置したものである。裏面電極型太陽電池セル131のn電極およびp電極は、配線シート13の銅配線とはんだなどで電気的に接続される。
接着層付金属箔シート16は、金属箔シート15の両面に接着層を60〜200μm程度塗布することにより形成した接着層を配置したシートである。接着層を他の接着剤を用いて貼り合わせてもよい。金属箔シート15の受光面側に第一の接着層141を配置し、裏面側に第二の接着層142を配置した。第一の接着層141及び第二の接着層142はオレフィン系接着剤を主成分とする。オレフィン系接着剤は、EVAと比較して化学的安定性および防湿性に優れているという特徴を有する。他にエポキシ系、ウレタン系、アクリル系樹脂などを用いることができる。第一の接着層141と第二の接着層142は同じ材料を用いても良く、別の材料を用いても良い。オレフィン系、エポキシ系、ウレタン系、アクリル系の何れかの接着剤を主成分とすることにより、常温では接着せず、加熱加圧工程において接着することができる。よって、太陽電池モジュールの製造工程における一般的なプロセスをそのまま用いることが可能となる。また、常温では接着しないので、接着層付金属箔シートを積層、又はロール状にまくことで保管することができるという利点も有する。
第一の接着層141及び第二の接着層142の厚みは100μmから200μmが好ましい。太陽電池ストリング13を構成する配線シート132の裏面側は滑らかな平面であるため、接着層の厚さが60〜200μm程度であっても隙間を生じることなく、十分な接着強度を得ることが可能となる。
また、接着層は接着する材料により接着力が低い場合もある為、接着層と接着する部材に合わせてプライマー層を形成しておくことが望ましい。金属箔シート15としてはアルミニュウム、銅、ニッケルやその合金等を用いることができるが、水蒸気透過率の最も低いアルミニュウムが望ましい。
バックシート17は、耐候性PET樹脂からなるシートである。接着層付金属箔シート16及びバックシート17は平面視略長方形である。接着層付金属箔シート16は、縦横の長さともにバックシート17の縦横の長さよりも短い。より具体的には、接着層付金属箔シート16とバックシート17とを載置した場合に、バックシート17の端部よりも接着層付金属箔シート16の端部の方が約5〜10mm内側になることを特徴としている。このような構造とすることにより、接着層付金属箔シート16と金属からなる枠18とが電気的に接触しないことになる。また、バックシート上に接着層、金属箔シート、接着層と積層していくのではなく、バックシート17に接着層付金属箔シート16とを配置するため、作業工程を少なくすることが可能となる。
図3に、比較例として、従来技術として説明した特許文献2に開示の金属箔がでないように端面処理した太陽電池バックシートを用いた場合の断面図を示す。バックシート1010は、基材となるプラスチックフィルム1001の片面に金属箔1002を接着剤1003で貼り合わせたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルム1004、1005を接着剤1006、1007で貼り合わせてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜くことにより形成されたものである。バック
シート1010は、接着剤も含めると7層構造となる。また、複数の裏面電極型太陽電池
セル1013を配線シート1014上の配線によって接続した太陽電池ストリング1012を封止するためには、裏面側の封止材1011も必要となる。すなわち、比較例は、太陽電池ストリングの裏面側に8層あることとなる。図1を用いて説明した本実施形態の構造であれば、太陽電池ストリングの裏面側は4層であり、比較例と比べて、半分の構成部材で同等の機能を得ることが可能となる。
太陽電池モジュール1に耐圧試験として、枠18と出力端子間に6000Vの高電圧を5秒間印加したところ、基準値である50μA以上の電流は流れず、絶縁不良と判定されなかった。十分に高い絶縁性能が得られていることがわかる。
これは、接着層付金属箔シート16の縦横ともに、バックシート17よりも短くすることにより、太陽電池モジュール本体10の側面に金属箔シート15が露出することを安定的に防ぐことができたためと考えらえる。より詳しくは、金属箔シート15が枠18と接触することはなく、配線シート132上の配線部分と金属箔シート11との間がコンデンサになるため電荷が蓄積されてしまうという現象は発生しなかったためと考えられる。
図4は、本実施形態の太陽電池モジュールを示す裏面側からみた平面図である。バックシートは省略している。配線シート132の受光面側に並べられた裏面電極型太陽電池セル131は、配線シート131の受光面側に形成された銅配線によって、隣設する裏面電極型太陽電池セルと電気的に直列接続されている。また、太陽電池ストリング13の周縁部において、銅などの金属をリボン状に形成したバスバー101が配線シート132の受光面側に配置されており、バスバー101は裏面電極型太陽電池セル131の接続方向を180度回転させる機能を有する。
太陽電池ストリングの正極側及び負極側の両端のバスバーには、リード線102が接続されている。リード線102は、配線シート132に設けられた開口部103を通って、配線シート132の裏面側に導かれる。
配線シート132の裏面側に樹脂シート104、PETフィルム105がこの順に配置されている。配線シート132の裏面側に導かれたリード線102は、接着層付金属箔シート16、樹脂シート104、PETフィルム105、バックシートに設けられた開口部を通って、太陽電池モジュールの裏面側に配置された端子ボックスに接続される。バックシート、端子ボックスについては、図中の記載を省略している。
樹脂シート104は140mn×110mmの略矩形であって、厚さは約560μmである。PETフィルム105は120mn×80mmの略矩形であって、厚さは約500μmである。樹脂シート104は、加温加圧を行うラミネート工程において、リード線の厚さによって生じる段差によって、局所的に裏面電極型太陽電池セルに圧力がかかり破損することを防ぐという機能を有する。
受光面側から太陽電池モジュールを目視した際に、開口部から構成部材が目立たないようにPETフィルム105はバックシートと同じ色であることが望ましい。PETフィルム105に変えて、バックシートと同じ色調に着色した樹脂シートを使用してもよい。また、樹脂シート104そのものをバックシートと同じ色調に着色しておけば、PETフィルム105を用いなくてもよい。
尚、本実施形態においては、バックシートだけでなく、接着層付金属箔シートにもリード線引き出し用の開口部を設ける必要がある。バックシートと接着層付金属箔シートを配置する際の作業精度を考慮すると、一方の開口部の直径を他方の開口部の直径よりも1m
m程度、大きくしておくことが望ましい。このようにすることにより、配置位置がずれた場合にもリード線を引きだすことができる。太陽電池モジュールの防湿性を考慮すると、バックシートの開口部を接着層付金属箔シートの開口部よりも大きくすることが望ましい。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態である太陽電池モジュール本体20の構成を示す断面図である。実施の形態1と異なる点は、接着層を配置した部材である。太陽電池モジュール本体20は、受光面側から透光性絶縁基板21、封止材22、裏面電極型太陽電池セル231と配線シート232から構成される太陽電池ストリング23、金属箔シート25、バックシート27とからなる。太陽電池ストリング23の裏面側には、受光面側接着層241が配置されており、バックシート27の受光面側には裏面側接着層242が配置されている。このような構成部材の配置により、金属箔シート25の受光面側及び裏面側は接着層と接することになる。受光面側接着層241及び裏面側接着層242の厚さは60〜200μm程度が望ましく、より望ましくは100μm〜200μmである。
図5を用いて説明した各構成部材を真空引きしながら加熱加圧することにより、太陽電池モジュール本体20を形成する。太陽電池モジュール本体20の周縁部に、緩衝材と枠とを配置することにより、実施の形態1において図2を用いて説明したものと同様の太陽電池モジュールを得ることができる。
第1の実施形態では金属箔シートの両面に接着剤を配置した接着層付金属箔シートを用いたが、本実施形態では配線シート232とバックシート27の片面に、それぞれ第一の接着層241、第二の接着層242が形成されている。バックシート27は、厚さ約5〜20μmの金属箔シートよりも厚いので、接着層の形成プロセスが容易になるという利点がある。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態である太陽電池モジュール本体30の構成を示す断面図である。実施の形態1と異なる点は、接着層を配置した部材である。
太陽電池モジュール本体30は、受光面側から透光性絶縁基板31、封止材32、裏面電極型太陽電池セル331と配線シート332から構成される太陽電池ストリング33、裏面側接着層342と金属箔シート35とからなる接着層付金属箔シート、バックシート37とからなる。太陽電池ストリング33の裏面側には、受光面側接着層341が配置されている。このような構成部材の配置により、金属箔シート35の受光面側及び裏面側は接着層と接することになる。
図6を用いて説明した各構成部材を真空引きしながら加熱加圧することにより、太陽電池モジュール本体30を形成する。太陽電池モジュール本体30の周縁部に、緩衝材と枠とを配置することにより、実施の形態1において図2を用いて説明したものと同様の太陽電池モジュールを得ることができる。
第1の実施形態では金属箔シートの両面に接着剤を配置した接着層付金属箔シートを用いたが、本実施形態では配線シート332と金属箔シート35の片面に、それぞれ第一の接着層341、第二の接着層342が形成されている。両面ではなく片面のみの接着層配置となるため、接着層の形成プロセスが容易になるという利点がある。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態である太陽電池モジュールの構成40を示す断面図である。実施の形態1と異なる点は、接着層を配置した部材である。太陽電池モジュール本
体40は、受光面側から透光性絶縁基板41、封止材42、裏面電極型太陽電池セル431と配線シート432から構成される太陽電池ストリング43、受面側接着層441と金属箔シート45とからなる接着層付金属箔シート、裏面側接着層443が形成されたバックシート47とからなる。このような構成部材の配置により、金属箔シート45の受光面側及び裏面側は接着層と接することになる。
図7を用いて説明した各構成部材を真空引きしながら加熱加圧することにより、太陽電池モジュール本体40を形成する。太陽電池モジュール本体40の周縁部に、緩衝材と枠とを配置することにより、実施の形態1において図2を用いて説明したものと同様の太陽電池モジュールを得ることができる。
第2の実施形態および第3の実施形態では、配線シートの裏面に接着層を配置した部材を使用したが、本実施形態では配線シートには接着層を形成していない。配線シートの裏面に接着層を配置する場合、製造工程としては、配線シートの配線パターンを形成した後に接着層を形成することになる。接着層の製造工程において、配線パターン形成面に異物が付着する可能性がある。配線パターンに異物が付着すると短絡等の原因となるが、本実施形態で説明した部材を用いれば、異物付着の可能性が非常に低くなる。
以上、第1の実施形態から第4の実施形態について具体的に説明を行ったが、本発明はそれらに限定されるものではない。上述した4つの実施形態それぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 太陽電池モジュール
10、20、30、40 太陽電池モジュール本体
11、21、31、41 透光性絶縁基板
12、22、32、42 封止材
13、23、33、43 太陽電池ストリング
131、231、331、431 裏面電極型太陽電池セル
132、232、332.432 配線シート
141、241、341、441 第一の接着層
142、242、342、442 第二の接着層
15、25、35、45 金属箔シート
16 接着層付金属箔シート
17、27、37、47 バックシート
18 枠
19 緩衝材
101 バスバー
102 リード線
103 開口部
104 樹脂シート
105 PETフィルム

Claims (5)

  1. 透光性絶縁基板と、封止材と、複数の裏面電極型太陽電池セルを配線シートに形成された配線によって電気的に接続した太陽電池ストリングと、バックシートとを有する太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池ストリングと前記バックシートとの間に金属箔シートを有し、
    前記配線シートと前記金属箔シートとは第一の接着層を介して接着され、
    前記金属箔シートと前記バックシートとは第二の接着層を介して接着され、
    前記透光性絶縁基板の周縁部と前記バックシートの周縁部とは前記封止材を介して接着されている太陽電池モジュール。
  2. 前記第一の接着層及び前記第二の接着層は、オレフィン系、エポキシ系、ウレタン系、又はアクリル系のいずれかの接着剤を主成分とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記バックシートの裏面側に端子ボックスを配置しており、
    前記配線シートの配線と端子ボックスとはリード線を介して電気的に接続されており、
    前記金属箔シート及び前記バックシートに前記リード線が通る開口部が設けられている請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 透光性絶縁基板、封止材、太陽電池ストリング、受光面側及び裏面側に接着層が配置された金属箔シート、バックシートとをこの順に載置する工程と、
    加熱加圧する工程とを有する太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 透光性絶縁基板、封止材、太陽電池ストリング、受光面側に接着層が形成された金属箔シート、受光面側に接着層が形成されたバックシートとをこの順に載置する工程と、
    加熱加圧する工程とを有する太陽電池モジュールの製造方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021162009A1 (ja) * 2020-02-12 2021-08-19 株式会社カネカ 太陽電池モジュール

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WO2021162009A1 (ja) * 2020-02-12 2021-08-19 株式会社カネカ 太陽電池モジュール

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