JP2018123779A - Egrバルブとegrクーラの結合構造 - Google Patents

Egrバルブとegrクーラの結合構造 Download PDF

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伸二 河井
吉岡 衛
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Abstract

【課題】EGRバルブに加熱手段を設けることなく、冷間始動時にEGRクーラからEGRバルブへEGRガスが流れても、EGRバルブの流路にて凝縮水の発生を抑えること。【解決手段】EGRバルブ3とEGRクーラ4が一体的に結合される。EGRクーラ4は、ハウジング11、熱交換部12、熱交換部12より下流にてハウジング11に設けられる下流側流路11b、下流側流路11bからEGRガスを外部へ導出するEGRガス出口11cを含む。熱交換部12は、冷却水とEGRガスとの間で熱交換が行われる。EGRバルブ3は、EGRガスの流路23aと流量制御部24を含む。EGRバルブ3が下流側流路11bに直接結合される。EGRバルブ3は、流路23a及び流量制御部24が下流側流路11bの中に収容される。熱交換部12から下流側流路11bへ流れたEGRガスは、EGRバルブ3の流路23a及び流量制御部24を通過してから、EGRガス出口11dを介して外部へ流出する。【選択図】図3

Description

この発明は、EGRガス流量を調節するためのEGRバルブと、EGRガスを冷却するためのEGRクーラとに係り、EGRバルブとEGRクーラの結合構造に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される「排気用熱交換装置」が知られている。この装置は、EGR通路に設けられるEGRバルブとEGRクーラが一体に結合され、モジュール化されている。ここで、EGRクーラには、熱交換部で冷却されたEGRガスを導出する出口(クーラ出口)が流路(クーラ流路)の下流側端部(クーラ下流側端部)に設けられる。EGRバルブには、クーラ出口から導出されるEGRガスを導入する入口(バルブ入口)が流路の上流側端部(バルブ上流側端部)に設けられる。EGRクーラとEGRバルブは、これらクーラ下流側端部とバルブ上流側端部とにより結合される。この結合によりクーラ出口とバルブ入口が連通する。この装置は、一体化されたEGRバルブ及びEGRクーラの耐振強度を向上させるために、EGRバルブとEGRクーラが相対的に動くように結合されている。また、EGRクーラは、第1ブラケットを介してエンジンに固定され、EGRバルブは第2ブラケットを介してエンジンに固定される。また、第1ブラケット及び第2ブラケットは、EGRバルブとEGRクーラの結合部を跨いで一体に形成される。
特開2016−166548号公報
ところが、特許文献1に記載の装置では、エンジンの冷間始動後にEGRバルブが開弁され、EGRクーラからEGRバルブへEGRガスが流れるが、露点温度に達していないEGRバルブの流路においては、EGRガスが冷やされて凝縮水が発生するおそれがあった。このような凝縮水の発生を防止するために、EGRバルブの流路周りに温水通路や温水パイプなどの過熱手段を設けてEGRバルブを暖機することが考えられる。しかしながら、EGRバルブや装置が重量化、大型化、高コスト化する傾向がある。
一方、この装置では、バルブ上流側端部がクーラ下流側端部に結合されるので、装置長手方向の寸法が、EGRバルブ長手方向の寸法とEGRクーラ長手方向の寸法との合計となってしまう。そのため、装置が大型化するばかりでなく、装置の耐振性が悪化するおそれがあった。この耐振強度を得るために第1及び第2のブラケットが設けられるが、それらブラケットの分だけ装置の体格が更に大きくなり、コストアップにつながることになった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、EGRバルブに加熱手段を特に設ける必要がなく、エンジンの冷間始動時にEGRクーラからEGRバルブへEGRガスが流れても、EGRバルブの流路における凝縮水の発生を抑えることを可能としたEGRバルブとEGRクーラの結合構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、EGRバルブとEGRクーラを一体的に結合する結合構造であって、EGRクーラは、ハウジングと、ハウジングの中に設けられる熱交換部と、熱交換部より下流にてハウジングに設けられるEGRガスの下流側流路と、下流側流路に設けられ、EGRガスを外部へ導出するためのEGRガス出口とを含み、熱交換部は、エンジンの冷却水とEGRガスが通過して冷却水とEGRガスとの間で熱交換が行われるように構成され、EGRバルブは、EGRガスの流路と、流路に設けられ、EGRガスの流量を制御するための流量制御部とを含み、EGRバルブがEGRクーラの下流側流路に直接結合されるEGRバルブとEGRクーラの結合構造において、EGRバルブは、流路及び流量制御部の少なくとも一部が、EGRクーラの下流側流路の中に収容され、熱交換部を通過して下流側流路へ流れたEGRガスが、EGRバルブの流路及び流量制御部を通過してから、EGRガス出口を介して外部へ流出するように構成されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、EGRクーラでは、ハウジングの中に設けられる熱交換部にエンジンの冷却水が流れる。この冷却水は、エンジンが暖機されるのに伴い温められて温水となるので、ハウジングやその下流側流路が温水からの受熱により温められることになる。また、EGRバルブの流路及び流量制御部の少なくとも一部が、EGRクーラの下流側流路の中に収容されるので、EGRバルブの流路及び流量制御部の少なくとも一部が、下流側流路からの受熱により温められ、その温度が露点温度以上となる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、EGRバルブとEGRクーラが結合された状態で、EGRバルブの中心軸線がEGRクーラの中心軸線から上方へずれて配置されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、EGRバルブの中心軸線がEGRクーラの中心軸線から上方へずれて配置されるので、EGRクーラの下流側流路で凝縮水が発生したとしても、その凝縮水がEGRバルブの流路へ流れ下ることがない。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、EGRバルブは、流路及び流量制御部を含むバルブ部と、流量制御部を駆動するためのモータを含むモータ部とを備え、バルブ部とモータ部が直列に配置され、EGRバルブとEGRクーラが結合された状態で、バルブ部がEGRクーラの下流側流路の中に収容され、モータ部がEGRクーラの下流側流路の端部に直接結合されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、EGRバルブは比較的重量のあるモータ部がバルブ部に直列に配置される。ここで、バルブ部がEGRクーラの下流側流路の中に収容され、モータ部が下流側流路の端部に直接結合されるので、モータ部の重心が下流側流路(との結合部)に近付けられる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、EGRバルブは、バルブ部とモータ部との間の外周にバルブフランジを含み、EGRクーラは、下流側流路の端部にクーラフランジを含み、バルブフランジとクーラフランジが互いに接合されて締結されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項3に記載の発明の作用に加え、EGRバルブの外周に設けられるバルブフランジと、EGRクーラの下流側流路の端部に設けられるクーラフランジとが互いに接合されて締結されるので、EGRバルブがEGRクーラに強固に固定される。
請求項1に記載の発明によれば、EGRバルブに加熱手段を特に設ける必要がなく、エンジンの冷間始動時にEGRクーラからEGRバルブへEGRガスが流れても、EGRバルブの流路における凝縮水の発生を抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、EGRバルブを、EGRクーラで発生した凝縮水の侵入から保護することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、一体に結合されたEGRバルブとEGRクーラがエンジン等の振動を受けて振動しても、EGRバルブのモータ部の振幅を小さく抑えることができ、EGRバルブの耐振性を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、エンジン等の振動に対しEGRバルブとEGRクーラとの結合を安定的に保つことができ、モジュール化されたEGRバルブとEGRクーラとの耐振強度を高めることができる。
一実施形態に係り、EGRモジュールの吸気マニホールドに対する取り付け状態を示す斜視図。 一実施形態に係り、EGRモジュールの正面側を示す斜視図。 一実施形態に係り、EGRモジュールの一部を切断して示す正面図。 一実施形態に係り、図3のEGRモジュールの一部であって、EGRバルブとEGRクーラを分解して示す断面図。
以下、本発明のEGRバルブとEGRクーラの結合構造を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、EGRモジュール1の吸気マニホールド2に対する取り付け状態を斜視図により示す。このEGRモジュール1は、エンジンから排出される排気の一部をEGRガスとしてエンジンへ還流するためのEGR装置を構成する一要素である。EGRモジュール1は、EGRガス流量を調節するためのEGRバルブ3と、EGRガスを冷却するためのEGRクーラ4とを一体に結合して構成される。EGRモジュール1は、吸気マニホールド2の近傍に配置され、吸気マニホールド2及びエンジン(図示略)に対し支持される。EGRクーラ4の上流側(左側)端部には、上流側のクーラフランジ11eが設けられる。そのフランジ11eには、EGR通路5の下流側フランジ5aが接続される。EGR通路5の上流側端は、エンジンの排気通路(図示略)に接続される。そして、EGR通路5からEGRクーラ4へ流れて冷却されるEGRガスは、EGRバルブ3を通過してから分配通路6を介して吸気マニホールド2の各分岐通路7へ分配供給される。
図2に、EGRモジュール1の正面側を斜視図により示す。図3に、EGRモジュール1の一部を切断した正面図により示す。図4に、図3のEGRモジュール1の一部であって、EGRバルブ3とEGRクーラ4を分解して断面図により示す。図2〜図4に示すように、EGRクーラ4は、クーラハウジング11と、クーラハウジング11の中に設けられる熱交換部12と、熱交換部12より上流にてクーラハウジング11に設けられるEGRガスの上流側流路11aと、熱交換部12より下流にてクーラハウジング11に設けられるEGRガスの下流側流路11bと、下流側流路11bに設けられ、EGRガスを外部へ導出するためのEGRガス出口11c及び出口通路11dとを含む。上流側流路11aの端部には上流側のクーラフランジ11eが設けられ、下流側流路11bの端部には、下流側のクーラフランジ11fが設けられる。出口通路11dの端部には、出口フランジ11gが設けられる。図1に示すように、出口フランジ11gは分配通路6に接続される。周知のように、熱交換部12は、エンジンの冷却水とEGRガスが通過して冷却水とEGRガスとの間で熱交換が行われるように構成される。EGRバルブ3は、EGRクーラ4の下流側流路11bに直接結合される。そして、クーラハウジング11の外側には、熱交換部12へ冷却水を導入する導入管継手11hと、熱交換部12から冷却水を導出する導出管継手11iが設けられる。
図2〜図4に示すように、EGRバルブ3は、バルブ部21とモータ部22とを備え、バルブ部21とモータ部22とが直列に配置される。バルブ部21は、筒状のバルブハウジング23と、そのハウジング23に設けられるEGRガスの流路23aと、その流路23aに設けられ、EGRガス流量を制御するための流量制御部24とを含む。流量制御部24は、弁座25と、弁座25に着座可能(開閉可能)に設けられる弁体26と、弁体26から伸びる弁軸27とを含む。モータ部22は、流量制御部24を、すなわち弁体26を弁軸27を介して駆動するためのモータ28と、モータ28に接続される配線端子(図示略)を有するコネクタ29とを含む。ここで、モータ28は、周知の構成を有することから、詳しい説明を省略する。
図2〜図4に示すように、EGRバルブ3は、バルブ部21の大部分が、EGRクーラ4の下流側流路11bの中に収容される。すなわち、バルブ部21を構成するバルブハウジング23が、下流側流路11bの中に緩く嵌め入れられる(ドロップインされる)。この状態で、バルブハウジング23の流路23aに形成された出口23bが、EGRガス出口11cに連通する。これにより、EGRクーラ4にて、熱交換部12を通過して下流側流路11bへ流れたEGRガスが、EGRバルブ3の流路23a及び流量制御部24を通過してから、EGRガス出口11c及び出口通路11dを介して分配通路6へ流出するようになっている。
図2〜図4に示すように、EGRバルブ3のバルブ部21の大部分がEGRクーラ4の下流側流路11bの中に収容された状態で、モータ部22は下流側流路11bの端部に直接結合される。すなわち、EGRバルブ3は、バルブ部21とモータ部22との間のバルブハウジング23の外周にバルブフランジ23cが設けられる。そして、このバルブフランジ23cとクーラフランジ11fが、Oリング32を介して互いに接合されてボルト30により締結される。
ここで、図3、図4に示すように、EGRバルブ3のバルブハウジング23の端部と、EGRクーラ4の下流側流路11bとの間には、両者23,11bの間を封止するための筒状のシール部材31が設けられる。また、図1に示すように、EGRモジュール1が、吸気マニホールド2の近傍に配置された状態では、図2に示すように、EGRバルブ3の中心軸線L1がEGRクーラ4の中心軸線L2から上方へずれて配置される。
以上説明したこの実施形態におけるEGRバルブとEGRクーラの結合構造によれば、エンジンの始動が開始されると、EGRクーラ4では、クーラハウジング11の中に設けられる熱交換部12にエンジンの冷却水が流れる。この冷却水は、エンジンが暖機されるのに伴い温められて温水となるので、クーラハウジング11やその下流側流路11bが温水からの受熱により温められることになる。また、EGRバルブ3の流路23aと流量制御部24がEGRクーラ4の下流側流路11bの中に収容されるので、それら流路23a及び流量制御部24の両方が、下流側流路11bからの受熱により温められ、その温度が露点温度以上となる。ここで、通常、エンジンの冷間始動時には、EGRバルブ3は、エンジンの暖機が完了してから開弁されるようになっている。従って、エンジンの冷間始動時には、EGRクーラ4の下流側流路11bが温水からの受熱により温められ、EGRバルブ3の流路23a及び流量制御部24が下流側流路11bからの受熱により温められるようになってから、EGRクーラ4からEGRバルブ3へEGRガスが流れることになる。このため、エンジンの冷間始動時にEGRクーラ4からEGRバルブ3へEGRガスが流れても、EGRバルブ3の流路23aにおける凝縮水の発生を抑えることができる。
ここで、EGRバルブ3では、EGRクーラ4からの受熱により凝縮水の発生を抑えることができるので、EGRバルブ3に温水通路や温水パイプなどの加熱手段を特に設ける必要がなくなる。このため、EGRバルブ3及びEGRモジュール1の軽量化、コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
この実施形態の構成によれば、EGRモジュール1が吸気マニホールド2の近傍に配置された状態において、EGRバルブ3の中心軸線L1がEGRクーラ4の中心軸線L4から上方へずれて配置される。従って、EGRクーラ4の下流側流路11bで凝縮水が発生したとしても、その凝縮水がEGRバルブ3の流路23aへ流れ下ることがない。このため、EGRバルブ3を、EGRクーラ4で発生した凝縮水の侵入から保護することができる。
この実施形態の構成によれば、EGRバルブ3は比較的重量のあるモータ部22がバルブ部21に直列に配置される。ここで、バルブ部21がEGRクーラ4の下流側流路11bの中に収容され、モータ部22が下流側流路11bの端部に直接結合されるので、モータ部22の重心が下流側流路11b(との結合部)に近付けられる。このため、EGRモジュール1がエンジン等の振動を受けて振動しても、EGRバルブ3のモータ部22の振幅を小さく抑えることができ、EGRバルブ3の耐振性を確保することができる。また、EGRモジュール1の長手方向の寸法を短くすることができ、EGRモジュール1のコンパクト化を図ることができる。
この実施形態の構成によれば、EGRバルブ3の外周に設けられるバルブフランジ23cと、EGRクーラ4の下流側流路11bの端部に設けられるクーラフランジ11fとが互いに接合されて締結されるので、EGRバルブ3がEGRクーラ4に強固に固定される。このため、エンジン等の振動に対しEGRバルブ3とEGRクーラ4との結合を安定的に保つことができ、EGRモジュール1の耐振強度を高めることができる。この結果、従来例とは異なり、EGRモジュール1に対し、耐振強度を得るためのブラケットを設ける必要がない。
この実施形態の構成によれば、バルブハウジング23の端部と下流側流路11bとの間にシール部材31が設けられるので、下流側流路11bとEGRガス出口11cとの間が封止される。このため、下流側流路11bからEGRガス出口11cへのEGRガス漏れを防止することができ、EGRバルブ3によるEGRガス流量の制御性を確保することができる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
前記実施形態では、EGRバルブ3のバルブ部21の大部分(流路23a及び流量制御部24を含む。)をEGRクーラ4の下流側流路11bの中に収容したが、流路及び流量制御部の一部を下流側流路の中に収容するようにしてもよい。
この発明は、EGR通路にEGRクーラとEGRバルブを設けてなるEGR装置に利用することができる。
1 EGRモジュール
3 EGRバルブ
4 EGRクーラ
11 クーラハウジング(ハウジング)
11b 下流側流路
11c EGRガス出口
11d 出口通路
11f クーラフランジ
12 熱交換部
21 バルブ部
22 モータ部
23 バルブハウジング
23a 流路
23c バルブフランジ
24 流量制御部
25 弁座
26 弁体
27 弁軸
28 モータ
30 ボルト
L1 中心軸線(EGRバルブの)
L2 中心軸線(EGRクーラの)

Claims (4)

  1. EGRバルブとEGRクーラを一体的に結合する結合構造であって、
    前記EGRクーラは、ハウジングと、前記ハウジングの中に設けられる熱交換部と、前記熱交換部より下流にて前記ハウジングに設けられるEGRガスの下流側流路と、前記下流側流路に設けられ、前記EGRガスを外部へ導出するためのEGRガス出口とを含み、前記熱交換部は、エンジンの冷却水と前記EGRガスが通過して前記冷却水と前記EGRガスとの間で熱交換が行われるように構成され、
    前記EGRバルブは、前記EGRガスの流路と、前記流路に設けられ、前記EGRガスの流量を制御するための流量制御部とを含み、
    前記EGRバルブが前記EGRクーラの前記下流側流路に直接結合されるEGRバルブとEGRクーラの結合構造において、
    前記EGRバルブは、前記流路及び前記流量制御部の少なくとも一部が、前記EGRクーラの前記下流側流路の中に収容され、前記熱交換部を通過して前記下流側流路へ流れた前記EGRガスが、前記EGRバルブの前記流路及び前記流量制御部を通過してから、前記EGRガス出口を介して外部へ流出するように構成されることを特徴とするEGRバルブとEGRクーラの結合構造。
  2. 前記EGRバルブと前記EGRクーラが結合された状態で、前記EGRバルブの中心軸線が前記EGRクーラの中心軸線から上方へずれて配置されることを特徴とする請求項1に記載のEGRバルブとEGRクーラの結合構造。
  3. 前記EGRバルブは、前記流路及び前記流量制御部を含むバルブ部と、前記流量制御部を駆動するためのモータを含むモータ部とを備え、前記バルブ部と前記モータ部が直列に配置され、
    前記EGRバルブと前記EGRクーラが結合された状態で、前記バルブ部が前記EGRクーラの前記下流側流路の中に収容され、前記モータ部が前記EGRクーラの前記下流側流路の端部に直接結合される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のEGRバルブとEGRクーラの結合構造。
  4. 前記EGRバルブは、前記バルブ部と前記モータ部との間の外周にバルブフランジを含み、前記EGRクーラは、前記下流側流路の端部にクーラフランジを含み、前記バルブフランジと前記クーラフランジが互いに接合されて締結されることを特徴とする請求項3に記載のEGRバルブとEGRクーラの結合構造。
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