JP2018123688A - エンジン燃焼室構造 - Google Patents

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圭祐 田中
Keisuke Tanaka
圭祐 田中
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Abstract

【課題】ピストン頂面の温度上昇を抑制しつつピストン頂面の遮熱膜を厚膜化する【解決手段】本発明のエンジン燃焼室構造は、ピストン頂面に形成された遮熱膜と、シリンダヘッドの、エンジン燃焼室の頂面を構成する面に配置されたガイド部とを備える。ガイド部は、シリンダヘッドに配置される吸気バルブの傘部に対向する面であるガイド面を有する。ガイド面は、傘部に対向する部分からピストン頂面に向けて傾斜している。【選択図】図1

Description

この発明は、エンジン燃焼室構造に関する。
例えば、特許文献1には、エンジン燃焼室の内壁面に遮熱膜を設けた構成が開示されている。より具体的に、特許文献1は、遮熱膜として、膜厚が20μmより大きく500μm以下であり空孔率が20%以上である陽極酸化皮膜を、エンジン燃焼室の内壁面に形成することを開示する。
特開2010−249008号公報
ピストン頂面に遮熱膜を有するピストンが用いられるエンジンにおいて、燃費領域での冷却損失低減を十分に確保するためには、ピストン頂面の遮熱膜の更なる厚膜化が望まれる。しかしながら、ピストン頂面の遮熱膜を厚膜化すれば、熱容量が増加し、ピストン表面温度が上昇する。その結果、吸気が加熱され、ノックの発生および体積効率の低下を招く恐れがある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、ピストン頂面の温度上昇を抑制しつつピストン頂面の遮熱膜を厚膜化することができるエンジン燃焼室構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のエンジン燃焼室構造は、以下のように構成される。即ち、本発明のエンジン燃焼室構造は、ピストン頂面に形成された遮熱膜と、シリンダヘッドの、エンジン燃焼室の頂面を構成する面に配置されたガイド部とを備える。ガイド部は、シリンダヘッドに配置される吸気バルブの傘部に対向する面であるガイド面を有する。ガイド面は、吸気バルブの傘部に対向する部分からピストン頂面に向けて傾斜している。
エンジン燃焼室に導入される吸気は、ガイド部の、ピストン頂面に向けて傾斜するガイド面によって、シリンダ壁面に衝突することなくピストン頂面に誘導される。これにより、ピストン頂面が吸気により効果的に冷却される。したがって、このエンジン構造によれば、ピストン頂面の温度上昇を抑制することができ、ピストン頂面に形成される遮熱膜を厚膜化することができる。
実施の形態のエンジン燃焼室の構造を模式的に示す図である。 実施の形態のエンジン燃焼室の他の構造例を模式的に示す図である。
図1は、実施の形態に係るエンジン10の燃焼室の構造を模式的に示す図である。図1には、エンジン10を構成する要素がクランク軸に垂直な1つの平面上に投影して描かれている。
エンジン10は、複数のシリンダ12を有する火花点火式の多気筒エンジン(以下、単にエンジンという)である。シリンダ12の数と配置に限定はない。エンジン10は、シリンダ12が形成されたシリンダブロック14と、シリンダブロック14上にガスケットを介して配置されるシリンダヘッド16とを有している。シリンダブロック14は、シリンダ12を形成するシリンダライナ17と、シリンダライナ17の外周部に形成され冷却水が流通するためのウォータジャケット18とを有している。
シリンダ12の内部にはシリンダ12の軸方向に往復動するピストン20が配置されている。ピストン20の頂面にはスイング遮熱膜(以下、単に「遮熱膜」とも称する)22が形成されている。
シリンダヘッド16の下面には、シリンダ12の上部空間である燃焼室24が形成されている。つまり、シリンダヘッド16の下面は、燃焼室24を構成する面となっている。シリンダヘッド16には、燃焼室24に連通する吸気ポート26及び排気ポート28が形成されている。吸気ポート26の燃焼室24に連通する開口部には、吸気バルブ30が設けられ、排気ポート28の燃焼室24に連通する開口部には、排気バルブ32が設けられている。
燃焼室24の頂部付近、即ち、シリンダヘッド16の燃焼室24を構成する面の、吸気ポート26と排気ポート28との間の部分には、ガイド部40が設置されている。ガイド部40は、ガイド面42を有している。ガイド面42は、吸気バルブ30の傘部34のバルブステム36側の面に対向する面であり、かつ、燃焼室24に流入する吸気のタンブル流が衝突する面である。ガイド面42は、吸気バルブ30の傘部34に対向する部分から、ピストン20の頂面(即ち、図1では下方)に向けて傾斜している。ガイド面42は、流入吸気の抵抗とならないように、曲面形状に形成されている。
図1の実線の矢印線Aは本実施の形態におけるタンブル流の流れを示し、比較のため、破線の矢印線Bにより従来の燃焼室構造におけるタンブル流の流れを示している。図1の矢印線Bに示されるように、ガイド部40を有しない従来の燃焼室構造では、吸気のタンブル流は、シリンダライナ17の排気ポート28側の側面に誘導される構造となっている。したがって吸気のタンブル流は、シリンダライナ17の排気ポート28側の側面で一度温められるため、ピストン20の頂面では吸気による十分な冷却効果が得られない。
しかし、本実施の形態のエンジン10においては、シリンダ12に流入した吸気のタンブル流は、ガイド部40のガイド面42によって、直接ピストン20の頂面に導かれる。したがって、冷却される前の吸気がピストン20の遮熱膜22に到達する。遮熱膜22は吸気により十分に冷却され、吸気加熱へのロバスト性が向上する。
またエンジン10の燃焼室構造によれば、吸気により遮熱膜22の冷却が可能となるため、遮熱膜22を厚膜化することができる。遮熱膜22の厚膜化により冷却損失の低減効果を更に高めることができる。
図2は、本実施の形態のエンジン燃焼室構造の他の構成例を模式的に示す図である。図2のエンジン焼室構造は、ガイド部50の形状が、図1のガイド部40と異なる点を除き、図1のエンジン燃焼室構造と同一である。
具体的に、図2におけるガイド部50のガイド面52は、断面がブーメラン形状に形成されており、図1のガイド部40のガイド面42と比べると、より深く凹んでいる。即ち、ガイド面52の変曲部付近の曲率は、実施の形態1のガイド面42の変曲部付近の曲率に比べて大きなものとなっている。
これにより、ガイド面52のピストン20の頂面側に向かう部分が、吸気ポート26開口部からより離れるように配置されている。したがって、吸気バルブ30とガイド部50とによる吸気の流入抵抗は、より小さく抑えられる。特に、吸気の流速が大きいときにも小さく抵抗をおさえることができる。
なお、以上の実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、この実施の形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかにそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
10 エンジン
12 シリンダ
14 シリンダブロック
16 シリンダヘッド
17 シリンダライナ
18 ウォータジャケット
20 ピストン
22 遮熱膜
24 燃焼室
26 吸気ポート
28 排気ポート
30 吸気バルブ
32 排気バルブ
34 傘部
36 バルブステム
40 ガイド部
42 ガイド面
50 ガイド部
52 ガイド面

Claims (1)

  1. ピストン頂面に形成された遮熱膜と、
    シリンダヘッドの、エンジン燃焼室の頂面を構成する面に配置されたガイド部と、
    を備え、
    前記ガイド部は、前記シリンダヘッドに配置される吸気バルブの傘部に対向する面であるガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記傘部に対向する部分から前記ピストン頂面に向けて傾斜していることを特徴とするエンジン燃焼室構造。
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