JP2018122535A - ヘッドユニット、液体吐出装置及びヘッドユニットの組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドユニットの組み立てを容易に行う。
【解決手段】液体を吐出可能なヘッド4が取り付けられているプレート部16と、着脱方向に沿ってプレート部16が着脱可能に取り付けられる本体部6と、着脱方向と交差する交差方向から本体部6及びプレート部16に係合させることで本体部6にプレート部16を固定可能な固定部15と、を備えるヘッドユニット14。このような構成のヘッドユニット14とすることで、該ヘッドユニット14の組み立てを容易に行うことが可能になる。
【選択図】図4
【解決手段】液体を吐出可能なヘッド4が取り付けられているプレート部16と、着脱方向に沿ってプレート部16が着脱可能に取り付けられる本体部6と、着脱方向と交差する交差方向から本体部6及びプレート部16に係合させることで本体部6にプレート部16を固定可能な固定部15と、を備えるヘッドユニット14。このような構成のヘッドユニット14とすることで、該ヘッドユニット14の組み立てを容易に行うことが可能になる。
【選択図】図4
Description
本発明は、ヘッドユニット、液体吐出装置及びヘッドユニットの組み立て方法に関する。
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。そして、様々な液体吐出装置に対応して様々なヘッドユニットが使用されている。このうち、ヘッドが取り付けられているプレート部と、該プレート部が着脱可能に取り付けられる本体部と、を備えるヘッドユニットがある。
例えば、特許文献1には、ヘッドが取り付けられているプレート部としてのヘッドプレートと本体部としてのキャリッジとを備えたヘッドユニットが開示されている。
例えば、特許文献1には、ヘッドが取り付けられているプレート部としてのヘッドプレートと本体部としてのキャリッジとを備えたヘッドユニットが開示されている。
ヘッドが取り付けられているプレート部と、該プレート部が着脱可能に取り付けられる本体部と、を備える従来のヘッドユニットにおいては、プレート部と本体部とが本体部に対するプレート部の着脱方向に沿って固定される構成であった。しかしながら、このような構成の場合、プレート部に取り付けられているヘッドやその他の構成部材などが邪魔になりヘッドユニットの組み立てを容易に行うことができない場合があった。
そこで、本発明は、ヘッドユニットの組み立てを容易に行うことを目的にする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様のヘッドユニットは、液体を吐出可能なヘッドが取り付けられているプレート部と、着脱方向に沿って前記プレート部が着脱可能に取り付けられる本体部と、前記着脱方向と交差する交差方向から前記本体部及び前記プレート部に係合させることで前記本体部に前記プレート部を固定可能な固定部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、着脱方向と交差する交差方向から本体部及びプレート部に固定部を係合させることで本体部にプレート部を固定可能である。プレート部に取り付けられているヘッドやその他の構成部材は、一般的にプレート部の着脱方向に沿う側の面に形成されるので、ユーザーはヘッドやその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニットの組み立てを行うことができる。したがって、ヘッドユニットの組み立てを容易に行うことができる。
本発明の第2の態様のヘッドユニットは、前記第1の態様において、前記固定部は、前記本体部に対する前記交差方向の位置を変えることで、前記本体部に前記プレート部を着脱可能な着脱位置と前記本体部に前記プレート部を固定する固定位置とに変位可能であることを特徴とする。
本態様によれば、固定部は本体部に対する交差方向の位置を変えることで着脱位置と固定位置とに変位可能であるので、固定部は本体部に対する交差方向の位置を変えることで簡単に本体部に対してプレート部を着脱できる。
本発明の第3の態様のヘッドユニットは、前記第2の態様において、前記プレート部及び前記固定部のうちの少なくとも一方には、前記着脱位置において前記本体部に前記プレート部を装着した状態から、前記本体部に前記プレート部を装着した状態を保ったまま前記固定位置へ前記固定部を変位させた際に、前記プレート部が前記本体部に向かって付勢するように力が加わる傾斜面が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、傾斜面により、本体部にプレート部を装着した状態で着脱位置から固定位置へ固定部を変位させるという簡単な動作で、プレート部を本体部に確りと固定することができる。
本発明の第4の態様のヘッドユニットは、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記着脱方向は、前記ヘッドからの前記液体の吐出方向に沿う方向であり、前記本体部は、該本体部に前記プレート部を装着した際における前記吐出方向の下流側に開口部が設けられており、前記プレート部は、前記開口部に対して前記吐出方向の下流側から着脱されるように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、本体部は該本体部にプレート部を装着した際における吐出方向の下流側に開口部が設けられており、プレート部は開口部に対して吐出方向の下流側から着脱される。本体部の吐出方向の下流側には一般的に構成部材などは形成されないので、本体部を分解などすることなく、簡単に本体部に対してプレート部を着脱できる。
本発明の第5の態様のヘッドユニットは、前記第4の態様において、前記本体部は、前記液体を前記ヘッドに供給する液体供給部と、前記ヘッドを駆動する電力を該ヘッドに供給する電力供給部と、を有し、前記プレート部が前記開口部に装着されることに伴って、前記液体供給部と前記電力供給部とが前記ヘッドに接続されるよう構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、プレート部が開口部に装着されることに伴って液体供給部と電力供給部とがヘッドに接続されるので、プレート部を開口部に装着するだけで簡単に液体供給部と電力供給部とをヘッドに接続できる。
本発明の第6の態様のヘッドユニットは、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記本体部は、少なくとも第1プレート部及び該第1プレート部とは構成の異なる第2プレート部を含む複数種類の前記プレート部を、任意に装着可能であることを特徴とする。
本態様によれば、本体部は構成の異なる複数種類のプレート部を任意に装着可能である。このため、ヘッドユニットを様々な用途に対応させることができる。
本発明の第7の態様のヘッドユニットは、前記第6の態様において、前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、取り付けられている前記ヘッドの位置、数及び大きさのうちの少なくともいずれか1つが異なっていることを特徴とする。
本態様によれば、取り付けられているヘッドの位置、数及び大きさのうちの少なくともいずれか1つが異なっているプレート部を任意に装着可能である。このため、ヘッドユニットを様々な用途に対応させることができる。
本発明の第8の態様のヘッドユニットは、前記第6又は第7の態様において、前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、形成している素材が異なっていることを特徴とする。
本態様によれば、形成している素材が異なっているプレート部を任意に装着可能である。このため、ヘッドユニットを様々な用途に対応させることができる。
本発明の第9の態様のヘッドユニットは、前記第6から第8のいずれか1つの態様において、前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、前記ヘッド以外に取り付けられている付属部品の構成が異なっていることを特徴とする。
本態様によれば、ヘッド以外に取り付けられている付属部品の構成が異なっているプレート部を任意に装着可能である。このため、ヘッドユニットを様々な用途に対応させることができる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1から第9のいずれか1つの態様のヘッドユニットを備えることを特徴とする。
本態様によれば、着脱方向と交差する交差方向から本体部及びプレート部に固定部を係合させることで本体部にプレート部を固定可能である。プレート部に取り付けられているヘッドやその他の構成部材は、一般的にプレート部の着脱方向に沿う側の面に形成されるので、ユーザーはヘッドやその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニットの組み立てを行うことができる。したがって、ヘッドユニットの組み立てを容易に行うことができる。
本発明の第11の態様のヘッドユニットの組み立て方法は、液体を吐出可能なヘッドが取り付けられているプレート部を本体部に対して着脱可能なヘッドユニットにおける、ヘッドユニットの組み立て方法であって、前記プレート部を着脱方向に沿って前記本体部に対して取り付け、前記着脱方向と交差する交差方向から前記本体部及び前記プレート部に固定部を係合させることで前記本体部に前記プレート部を固定することを特徴とする。
本態様によれば、着脱方向と交差する交差方向から本体部及びプレート部に固定部を係合させることで本体部にプレート部を固定する。プレート部に取り付けられているヘッドやその他の構成部材は、一般的にプレート部の着脱方向に沿う側の面に形成されるので、ユーザーはヘッドやその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニットの組み立てを行うことができる。したがって、ヘッドユニットの組み立てを容易に行うことができる。
以下に、本発明の一実施例に係る液体吐出装置としてのインクジェットプリンター(印刷装置1)について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の一実施例に係る印刷装置の概要について説明する。
図1は、本実施例に係る印刷装置1の概略側面図である。
最初に、本発明の一実施例に係る印刷装置の概要について説明する。
図1は、本実施例に係る印刷装置1の概略側面図である。
本実施例の印刷装置1は、印刷を行うためのロール状の媒体MのロールR1を支持する支持軸2を備えている。そして、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを搬送方向Aに搬送する際、支持軸2は回転方向Cに回転する。なお、本実施例では印刷面が外側になるように巻かれているロール状の媒体Mを使用しているが、印刷面が内側になるように巻かれているロール状の媒体Mを使用する場合は、支持軸2の回転方向Cとは逆回転してロールR1を送り出すことが可能である。
また、本実施例の印刷装置1は媒体Mとしてロール状の媒体を使用しているが、このようなロール状の媒体を使用する印刷装置に限定されない。例えば、単票式の媒体を用いてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は媒体Mとしてロール状の媒体を使用しているが、このようなロール状の媒体を使用する印刷装置に限定されない。例えば、単票式の媒体を用いてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、媒体Mを支持する支持部3などからなる媒体Mの搬送経路において該媒体Mを搬送方向Aに搬送するための、駆動ローラー7と従動ローラー8とからなる搬送ローラー対5を備えている。
なお、本実施例の印刷装置1では、駆動ローラー7は媒体Mの搬送方向Aと交差する走査方向Bに延びる1本のローラーで構成されており、従動ローラー8は駆動ローラー7と対向する位置において走査方向Bに複数並べて設けられている。
なお、本実施例の印刷装置1では、駆動ローラー7は媒体Mの搬送方向Aと交差する走査方向Bに延びる1本のローラーで構成されており、従動ローラー8は駆動ローラー7と対向する位置において走査方向Bに複数並べて設けられている。
なお、支持部3の下部には、後述するヘッド4よりも媒体Mの搬送方向Aにおける下流側において、支持部3に支持された媒体Mを加熱可能な加熱部としてのヒーター12が設けられている。このように、本実施例の印刷装置1は、加熱部として、支持部3側から媒体Mを加熱可能なヒーターを備えているが、支持部3と対向する位置に設けられる赤外線ヒーター等を備えていてもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、筐体部11の内部に、複数のノズルが設けられたノズル形成面の該ノズルから液体であるインクを吐出して印刷するインクジェットヘッドであるヘッド4と、該ヘッド4を搭載してガイド軸13に沿って走査方向Bに往復移動可能な本体部としてのキャリッジ6と、を備えている。ここで、ヘッド4及びキャリッジ6などで構成される本実施例の印刷装置1の要部であるヘッドユニット14(図2〜図5参照)の詳細については後述する。
なお、本実施例の印刷装置1では、支持部3上のヘッド4(ノズル形成面)と対向する位置における媒体Mの搬送方向Aは水平方向である方向Yに沿う方向であり、ヘッド4の走査方向Bは水平方向であって方向Yと直交する方向Xに沿う方向であり、インクの吐出方向は鉛直方向である方向Zに沿う方向(鉛直下方向)である。
なお、本実施例の印刷装置1では、支持部3上のヘッド4(ノズル形成面)と対向する位置における媒体Mの搬送方向Aは水平方向である方向Yに沿う方向であり、ヘッド4の走査方向Bは水平方向であって方向Yと直交する方向Xに沿う方向であり、インクの吐出方向は鉛直方向である方向Zに沿う方向(鉛直下方向)である。
ここで、上記のように、ヘッド4は、媒体Mの搬送方向Aと交差する走査方向Bに往復移動しながら、搬送される媒体Mに不図示のノズルから方向Zに沿う方向にインクを吐出して印刷することが可能な構成である。このような構成のヘッド4を備えていることにより、本実施例の印刷装置1は、所定量(1パス分)媒体Mを搬送方向Aに搬送させることと、媒体Mを停止した状態でヘッド4を走査方向Bに移動させながらインクを吐出させることと、を繰り返すことで、媒体Mに所望の画像を形成可能である。すなわち、本実施例の印刷装置1は、媒体Mの搬送とヘッド4の走査とを交互に繰り返して印刷を行う所謂シリアルプリンターである。しかしながら、ヘッドを備えたプレート部を本体部に固定する構成であれば、媒体Mの幅方向に沿ってライン状にノズルが形成されたラインヘッドを使用して連続的に媒体Mを搬送しながら連続的に印刷を行う所謂ラインプリンターであってもよい。
また、ヘッド4の媒体Mの搬送方向Aにおける下流側には、媒体MをロールR2として巻き取り可能な巻取軸10が備えられている。なお、本実施例では印刷面が外側になるように媒体Mを巻き取るので、媒体Mを巻き取る際、巻取軸10は回転方向Cに回転する。一方、印刷面が内側になるように巻き取る場合は、回転方向Cとは逆回転して巻き取ることが可能である。
また、支持部3における媒体Mの搬送方向Aにおける下流側の端部と、巻取軸10と、の間には、媒体Mとの接触部が走査方向Bに延設され、媒体Mに所望のテンションを付与することが可能なテンションバー9が設けられている。
次に、本実施例の印刷装置1の要部であるヘッドユニット14について説明する。
ここで、図2〜図5はヘッドユニット14の概略斜視図であり、図2はヘッド4を備えたプレート部16をキャリッジ6に固定するための固定部15が固定位置にある状態、図3は固定部15が着脱位置にある状態、図4はプレート部16をキャリッジ6から離脱させた状態、図5は図4の状態において異なる角度から見た状態、を表している。
また、図6はプレート部16をキャリッジ6から離脱させた状態における概略斜視図である。
また、図7は固定部15の概略斜視図である。
また、図8及び図9は固定部15の固定機構31を表す概略拡大図であり、図8は固定部15が固定位置にある状態(図2に対応)、図9は固定部15が着脱位置にある状態(図3に対応)、を表している。
ここで、図2〜図5はヘッドユニット14の概略斜視図であり、図2はヘッド4を備えたプレート部16をキャリッジ6に固定するための固定部15が固定位置にある状態、図3は固定部15が着脱位置にある状態、図4はプレート部16をキャリッジ6から離脱させた状態、図5は図4の状態において異なる角度から見た状態、を表している。
また、図6はプレート部16をキャリッジ6から離脱させた状態における概略斜視図である。
また、図7は固定部15の概略斜視図である。
また、図8及び図9は固定部15の固定機構31を表す概略拡大図であり、図8は固定部15が固定位置にある状態(図2に対応)、図9は固定部15が着脱位置にある状態(図3に対応)、を表している。
図2〜図5で表されるように、本実施例のヘッドユニット14は、キャリッジ6と、ヘッド4を備えたプレート部16と、プレート部16をキャリッジ6に固定するための固定部15と、を備えている。そして、図1で表されるように、キャリッジ6は、走査方向B(方向Xに沿う方向)に延設されるガイド軸13に取り付けられ、ガイド軸13に沿って走査方向Bに移動可能な構成になっている。
本実施例のヘッドユニット14は、キャリッジ6に対してプレート部16を着脱可能な構成になっている。ここで、図4〜図6で表されるように、プレート部16にはキャリッジ6に対する位置決めピン24が形成されているとともに、図5及び図6で表されるようにキャリッジ6には該位置決めピン24と嵌合する位置決め溝25が形成されている。なお、プレート部16がキャリッジ6に装着された状態(図2及び図3参照)では、位置決めピン24と位置決め溝25とが嵌合している。そして、固定部15は、プレート部16がキャリッジ6に装着された状態で両者を固定することが可能な構成になっている。
固定部15は、図7で表されるように、コの字型(対向する側壁27と、該側壁27の間に位置する前壁28と、で構成されている)をしている。そして、両側の側壁27に形成される方向Yに延びる凸部22がキャリッジ6の両側の側壁29に形成される方向Yに延びる凹部23に嵌合して、キャリッジ6に対して方向Yに移動並びに方向Yに沿って装着及び離脱可能な構成になっている。
このように、固定部15は、凸部22と凹部23とを嵌合させてキャリッジ6に対して取り付けられる。一方、固定部15は、図7などで表されるように側壁27に切欠き部18が設けられており、該切欠き部18をプレート部16の側面30に形成された突起部17に嵌合させることにより、キャリッジ6に対してプレート部16を固定させることができる。
このように、固定部15は、凸部22と凹部23とを嵌合させてキャリッジ6に対して取り付けられる。一方、固定部15は、図7などで表されるように側壁27に切欠き部18が設けられており、該切欠き部18をプレート部16の側面30に形成された突起部17に嵌合させることにより、キャリッジ6に対してプレート部16を固定させることができる。
ここで、キャリッジ6に装着されたプレート部16をキャリッジ6から離脱させる場合について説明する。
図2で表されるように、プレート部16がキャリッジ6に装着されて、固定部15によってプレート部16がキャリッジ6に固定されている状態では、突起部17及び切欠き部18からなる固定機構31により、固定部15がプレート部16をキャリッジ6に固定している。図2と同様、図8は固定部15が固定位置にある状態を表しているが、図8で表されるように、固定部15が固定位置にある状態においては、突起部17の斜面部17aが切欠き部18の斜面部18aに嵌合されることで、プレート部16は上方向(キャリッジ6に向けて付勢する方向)に押し付けられている。つまり、斜面部17a及び斜面部18aは、固定部15が着脱位置にある状態から固定位置にある状態に変位することによって、プレート部16がキャリッジ6に向かう方向に移動するよう斜面の向きが決められている。
図2で表される状態から固定部15を手前側(方向Y)に引っ張ると、固定部15は着脱位置に移動する(図3及び図9参照)。この状態では、図9で表されるように、突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとの嵌合は解除される。したがって、プレート部16を下側(キャリッジ6のある方向とは反対方向)から離脱させることができる(図4及び図5参照)。なお、本実施例のヘッドユニット14におけるキャリッジ6に対するプレート部16の着脱方向は、上下方向(方向Zに沿う方向)である。
図2で表されるように、プレート部16がキャリッジ6に装着されて、固定部15によってプレート部16がキャリッジ6に固定されている状態では、突起部17及び切欠き部18からなる固定機構31により、固定部15がプレート部16をキャリッジ6に固定している。図2と同様、図8は固定部15が固定位置にある状態を表しているが、図8で表されるように、固定部15が固定位置にある状態においては、突起部17の斜面部17aが切欠き部18の斜面部18aに嵌合されることで、プレート部16は上方向(キャリッジ6に向けて付勢する方向)に押し付けられている。つまり、斜面部17a及び斜面部18aは、固定部15が着脱位置にある状態から固定位置にある状態に変位することによって、プレート部16がキャリッジ6に向かう方向に移動するよう斜面の向きが決められている。
図2で表される状態から固定部15を手前側(方向Y)に引っ張ると、固定部15は着脱位置に移動する(図3及び図9参照)。この状態では、図9で表されるように、突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとの嵌合は解除される。したがって、プレート部16を下側(キャリッジ6のある方向とは反対方向)から離脱させることができる(図4及び図5参照)。なお、本実施例のヘッドユニット14におけるキャリッジ6に対するプレート部16の着脱方向は、上下方向(方向Zに沿う方向)である。
一方、キャリッジ6にプレート部16を装着する場合は上記と逆の手順となる。
最初に図4及び図5で表される状態(固定部15を手前側に位置させることにより突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとが干渉しない状態)から、位置決めピン24と位置決め溝25とが嵌合するように、キャリッジ6にプレート部16を嵌める(図3及び図9参照)。
そして、図3及び図9で表される状態から、固定部15を奥側(方向Yとは逆方向)に押し込み、突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとを嵌合させる。
このような手順により、キャリッジ6にプレート部16を装着することができる。なお、本実施例のヘッドユニット14は、ネジ(雄ネジ)19で固定部15のネジ穴20を介してキャリッジ6のネジ穴(雌ネジ)21にネジ止めすることで固定部15とキャリッジ6とを固定することも可能な構成になっている。
なお、上記のように、本実施例のヘッドユニット14においては、キャリッジ6に対してプレート部16を着脱する際、固定部15をキャリッジ6から取り外す必要はない。ただし、図6で表されるように、本実施例のヘッドユニット14ではキャリッジ6から固定部15を取り外し可能になっている。
最初に図4及び図5で表される状態(固定部15を手前側に位置させることにより突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとが干渉しない状態)から、位置決めピン24と位置決め溝25とが嵌合するように、キャリッジ6にプレート部16を嵌める(図3及び図9参照)。
そして、図3及び図9で表される状態から、固定部15を奥側(方向Yとは逆方向)に押し込み、突起部17の斜面部17aと切欠き部18の斜面部18aとを嵌合させる。
このような手順により、キャリッジ6にプレート部16を装着することができる。なお、本実施例のヘッドユニット14は、ネジ(雄ネジ)19で固定部15のネジ穴20を介してキャリッジ6のネジ穴(雌ネジ)21にネジ止めすることで固定部15とキャリッジ6とを固定することも可能な構成になっている。
なお、上記のように、本実施例のヘッドユニット14においては、キャリッジ6に対してプレート部16を着脱する際、固定部15をキャリッジ6から取り外す必要はない。ただし、図6で表されるように、本実施例のヘッドユニット14ではキャリッジ6から固定部15を取り外し可能になっている。
ここで、本実施例のヘッドユニット14についてまとめると、本実施例のヘッドユニット14は、インクを吐出可能なヘッド4が取り付けられているプレート部16と、着脱方向(方向Zに沿う方向)に沿ってプレート部16が着脱可能に取り付けられるキャリッジ6と、着脱方向と交差する交差方向(方向Yに沿う方向)からキャリッジ6及びプレート部16に係合させることでキャリッジ6にプレート部16を固定可能な固定部15と、を備えている。
プレート部16に取り付けられているヘッド4やその他の構成部材は、一般的にプレート部16の着脱方向に沿う側の面に形成される。このため、本実施例のヘッドユニット14のような構成とすることで、ユーザーはヘッド4やその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニット14の組み立てを行うことができる。したがって、本実施例のヘッドユニット14は、組み立てを容易に行うことができる構成になっている。
プレート部16に取り付けられているヘッド4やその他の構成部材は、一般的にプレート部16の着脱方向に沿う側の面に形成される。このため、本実施例のヘッドユニット14のような構成とすることで、ユーザーはヘッド4やその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニット14の組み立てを行うことができる。したがって、本実施例のヘッドユニット14は、組み立てを容易に行うことができる構成になっている。
別の表現をすると、本実施例の印刷装置1は、このような構成のヘッドユニット14を備えていることで、ユーザーはヘッド4やその他の構成部材などに邪魔されることなくヘッドユニット14の組み立てを行うことができる。すなわち、印刷装置1においては、ユーザーがヘッド4やその他の構成部材などに邪魔されることなく、キャリッジ6を印刷装置1に搭載した状態でヘッドユニット14の組み立てを行うことができるようになっている。したがって、ヘッドユニット14の組み立てを容易に行うことができる構成になっている。また、このような構成であれば、印刷装置1の保守や仕様変更等でプレート部16を交換することも容易に行うことができる。
さらに別の表現をすると、本実施例のヘッドユニット14の組み立て方法は、インクを吐出可能なヘッド4が取り付けられているプレート部16をキャリッジ6に対して着脱可能なヘッドユニット14における、ヘッドユニット14の組み立て方法である。そして、プレート部16を着脱方向に沿ってキャリッジ6に対して取り付け、着脱方向と交差する交差方向からキャリッジ6及びプレート部16に固定部15を係合させることでキャリッジ6にプレート部16を固定する。
このようなヘッドユニット14の組み立て方法を実行することで、ヘッドユニット14の組み立てを容易に行うことができる。
このようなヘッドユニット14の組み立て方法を実行することで、ヘッドユニット14の組み立てを容易に行うことができる。
また、上記のように、本実施例のヘッドユニット14の固定部15は、キャリッジ6に対する交差方向の位置を変えることで、キャリッジ6にプレート部16を着脱可能な着脱位置(図3及び図9)とキャリッジ6にプレート部16を固定する固定位置(図2及び図8)とに変位可能である。このため、固定部15は、キャリッジ6に対する交差方向の位置を変えることで簡単にキャリッジ6に対してプレート部16を着脱できる。
また、上記のように、本実施例のヘッドユニット14は、着脱位置(図3及び図9)においてキャリッジ6にプレート部16を装着した状態から、キャリッジ6にプレート部16を装着した状態を保ったまま固定位置(図2及び図8)へ固定部15を変位させた際に、プレート部16がキャリッジ6に向かって付勢するように力が加わる傾斜面(斜面部17a及び斜面部18a)が設けられている。このため、斜面部17a及び斜面部18aにより、キャリッジ6にプレート部16を装着した状態で着脱位置から固定位置へ固定部15を変位させるという簡単な動作で、プレート部16をキャリッジ6に確りと固定することができる構成になっている。
なお、本実施例のヘッドユニット14は、プレート部16(突起部17)及び固定部15(切欠き部18)の両方に傾斜面を設ける構成であるが、プレート部16及び固定部15のうちの少なくとも一方に傾斜面を設ける構成であってもよい。プレート部16及び固定部15のうちの少なくとも一方に傾斜面を設ける構成であれば、キャリッジ6にプレート部16を装着した状態で着脱位置から固定位置へ固定部15を変位させるという簡単な動作で、プレート部16をキャリッジ6に確りと固定することができるためである。
なお、本実施例のヘッドユニット14は、プレート部16(突起部17)及び固定部15(切欠き部18)の両方に傾斜面を設ける構成であるが、プレート部16及び固定部15のうちの少なくとも一方に傾斜面を設ける構成であってもよい。プレート部16及び固定部15のうちの少なくとも一方に傾斜面を設ける構成であれば、キャリッジ6にプレート部16を装着した状態で着脱位置から固定位置へ固定部15を変位させるという簡単な動作で、プレート部16をキャリッジ6に確りと固定することができるためである。
また、上記のように、本実施例のヘッドユニット14における着脱方向は、ヘッド4からのインクの吐出方向に沿う方向(方向Zに沿う方向)である。また、図5及び図6で表されるように、キャリッジ6は、該キャリッジ6にプレート部16を装着した際における吐出方向(方向Zとは逆方向)の下流側に開口部32が設けられている。そして、図4〜図6などで表されるように、プレート部16は、開口部32に対して吐出方向の下流側から着脱されるように構成されている。
キャリッジ6の吐出方向の下流側には一般的に構成部材などは形成されない。このため、このような構成とすることで、キャリッジ6を分解などすることなく、簡単にキャリッジ6に対してプレート部16を着脱できる。
キャリッジ6の吐出方向の下流側には一般的に構成部材などは形成されない。このため、このような構成とすることで、キャリッジ6を分解などすることなく、簡単にキャリッジ6に対してプレート部16を着脱できる。
また、本実施例のヘッドユニット14は、キャリッジ6に、インクをヘッド4に供給する液体供給部33と、ヘッド4を駆動する電力を該ヘッド4に供給する電力供給部34と、を有している。そして、プレート部16が開口部32に装着されることに伴って、ワンタッチで、液体供給部33と電力供給部34とがヘッド4に接続されるよう構成されている(具体的には、キャリッジ6の液体供給部33とプレート部16の不図示の液体供給口とが接続され、キャリッジ6の電力供給部34とプレート部16のソケット26とが接続される)。このため、プレート部16を開口部32に装着するだけで簡単に液体供給部33と電力供給部34とをヘッド4に接続できる構成になっている。
また、本実施例のヘッドユニット14のキャリッジ6は、構成の異なる複数種類のプレート部16を任意に装着可能である。別の表現をすると、本実施例のキャリッジ6は、少なくとも第1プレート部16a及び該第1プレート部16aとは構成の異なる第2プレート部16b、16c及び16dを含む複数種類のプレート部16を、任意に装着可能である。このため、ヘッドユニット14を様々な用途に対応させることができる。
以下に、第2プレート部16b、16c及び16dについて説明する。
ここで、図10はプレート部16としての第1プレート部16aの概略平面図である。また、図11はプレート部16としての第2プレート部16bの概略平面図である。また、図12はプレート部16としての第2プレート部16cの概略平面図である。また、図13はプレート部16としての第2プレート部16dの概略平面図である。そして、図14はプレート部16としての第2プレート部16eの概略平面図である。
なお、ここでは、第1プレート部をプレート部16aとし、第2プレート部をプレート部16b、16c、16d及び16eとしたが、その対応関係を異ならせてもよい。例えば、第1プレート部をプレート部16b、16c、16d及び16e(或いは、そのうちの何れか1つ)などとし、第2プレート部をプレート部16aなどとしてもよい。
ここで、図10はプレート部16としての第1プレート部16aの概略平面図である。また、図11はプレート部16としての第2プレート部16bの概略平面図である。また、図12はプレート部16としての第2プレート部16cの概略平面図である。また、図13はプレート部16としての第2プレート部16dの概略平面図である。そして、図14はプレート部16としての第2プレート部16eの概略平面図である。
なお、ここでは、第1プレート部をプレート部16aとし、第2プレート部をプレート部16b、16c、16d及び16eとしたが、その対応関係を異ならせてもよい。例えば、第1プレート部をプレート部16b、16c、16d及び16e(或いは、そのうちの何れか1つ)などとし、第2プレート部をプレート部16aなどとしてもよい。
図10〜図13で表されるように、本実施例のヘッドユニット14は、第1プレート部16aと第2プレート部16b、16c及び16dとは、取り付けられているヘッド4の位置、数及び大きさのうちの少なくともいずれか1つが異なっている。このため、ヘッドユニット14を様々な用途に対応させることができるようになっている。複数種類のプレート部16について、以下に説明する。
第1プレート部16aは、第1サイズのヘッド4が1つ取り付けられている。第1プレート部16aにおいて、ヘッド4は中央部分に取り付けられている。
第2プレート16b及び16cは、それぞれ、第1サイズより小さい第2サイズのヘッド4が2つ取り付けられている。ここで、第1プレート16aと第2プレート16b及び16cとを比較すると、少なくともヘッド4の数及び大きさが異なっている。
第2プレート16b及び16cは、それぞれ、走査方向Bから見た場合に2つのヘッド4が重複する重複領域を有するようにヘッド4が配置されている。ここで、第2プレート16bと第2プレート16cとを比較すると、少なくともヘッド4の位置が異なっている。別な表現をすれば、第2プレート16bと第2プレート16cとは、重複領域の大きさ(搬送方向Aにおける長さ)が異なっている。第2プレート16bの重複領域の搬送方向Aにおける長さは、第2プレート16cの重複領域の搬送方向Aにおける長さより長い。このように、複数のヘッド4に重複領域を持たせる構成のプレート部16を用意する際、重複領域の大きさを複数パターン用意することで、ヘッドユニット14を様々な用途に対応させることができるようになっている。
また、第2プレート部16dは、第2サイズのヘッド4が1つ取り付けられている。第2プレート部16dにおいて、ヘッド4はX方向の下流側かつY方向の上流側に偏った位置に取り付けられている。ここで、第1プレート16aと第2プレート16dとを比較すると、少なくともヘッド4の位置及び大きさが異なっている。
第2プレート16b及び16cは、それぞれ、第1サイズより小さい第2サイズのヘッド4が2つ取り付けられている。ここで、第1プレート16aと第2プレート16b及び16cとを比較すると、少なくともヘッド4の数及び大きさが異なっている。
第2プレート16b及び16cは、それぞれ、走査方向Bから見た場合に2つのヘッド4が重複する重複領域を有するようにヘッド4が配置されている。ここで、第2プレート16bと第2プレート16cとを比較すると、少なくともヘッド4の位置が異なっている。別な表現をすれば、第2プレート16bと第2プレート16cとは、重複領域の大きさ(搬送方向Aにおける長さ)が異なっている。第2プレート16bの重複領域の搬送方向Aにおける長さは、第2プレート16cの重複領域の搬送方向Aにおける長さより長い。このように、複数のヘッド4に重複領域を持たせる構成のプレート部16を用意する際、重複領域の大きさを複数パターン用意することで、ヘッドユニット14を様々な用途に対応させることができるようになっている。
また、第2プレート部16dは、第2サイズのヘッド4が1つ取り付けられている。第2プレート部16dにおいて、ヘッド4はX方向の下流側かつY方向の上流側に偏った位置に取り付けられている。ここで、第1プレート16aと第2プレート16dとを比較すると、少なくともヘッド4の位置及び大きさが異なっている。
なお、第1プレート部16a及び第2プレート部16b、16c及び16dは、何れも電力供給部34に接続されるソケット26が同様に形成されているが、このような構成に限定されない。例えば、図14で表される第2プレート部16eには、ソケット26のほかに、媒体Mの幅(走査方向Bにおける長さ)を検出する幅検出器35が設けられている。
すなわち、第1プレート部と第2プレート部とで、ヘッド4以外に取り付けられている付属部品の構成が異なっていてもよい。このような構成とすることで、ヘッドユニット14を特に様々な用途に対応させることができる。
なお、「ヘッド4以外に取り付けられている付属部品」とは、ソケット26や幅検出器35のほか、例えば、インクで形成されたマークを検出する検出器、カメラ、UV光源(UVインク使用時など)、イオナイザーなどが挙げられる。そして、その「構成」とは、その位置、数及び大きさなどを意味する。すなわち、付属部品の種類、その位置、数及び大きさなどの違いの少なくともいずれかが第1プレート部と第2プレート部との間にあればよい。
すなわち、第1プレート部と第2プレート部とで、ヘッド4以外に取り付けられている付属部品の構成が異なっていてもよい。このような構成とすることで、ヘッドユニット14を特に様々な用途に対応させることができる。
なお、「ヘッド4以外に取り付けられている付属部品」とは、ソケット26や幅検出器35のほか、例えば、インクで形成されたマークを検出する検出器、カメラ、UV光源(UVインク使用時など)、イオナイザーなどが挙げられる。そして、その「構成」とは、その位置、数及び大きさなどを意味する。すなわち、付属部品の種類、その位置、数及び大きさなどの違いの少なくともいずれかが第1プレート部と第2プレート部との間にあればよい。
また、本実施例のヘッドユニット14においては、第1プレート部16a及び第2プレート部16b、16c、16d及び16eを用いて異なる種類のインクを使用可能である。したがって、使用するインクに対応して、第1プレート部16aと第2プレート部16b、16c、16d及び16eとは、形成している素材が異なっている。このため、ヘッドユニット14を特に様々な用途に対応させることができるようになっている。
例えば、溶剤インクを用いる場合、プレート部16は耐溶剤性が高い素材で形成することが好ましい。また、紫外線硬化型インクを用いる場合、プレート部16は耐光性が高い素材で形成することが好ましい。また、加熱定着されるインクを用いる場合、プレート部16は耐熱性が高い素材で形成することが好ましい。
例えば、溶剤インクを用いる場合、プレート部16は耐溶剤性が高い素材で形成することが好ましい。また、紫外線硬化型インクを用いる場合、プレート部16は耐光性が高い素材で形成することが好ましい。また、加熱定着されるインクを用いる場合、プレート部16は耐熱性が高い素材で形成することが好ましい。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
1…印刷装置、2…支持軸、3…支持部、4…ヘッド、5…搬送ローラー対、
6…キャリッジ(本体部)、7…駆動ローラー、8…従動ローラー、
9…テンションバー、10…巻取軸、11…筐体部、12…ヒーター、
13…ガイド軸、14…ヘッドユニット、15…固定部、16…プレート部、
16a…第1プレート部、16b…第2プレート部、16c…第2プレート部、
16d…第2プレート部、16e…第2プレート部、17…突起部、
17a…斜面部(傾斜面)、18…切欠き部、18a…斜面部(傾斜面)、19…ネジ、
20…ネジ穴、21…ネジ穴、22…凸部、23…凹部、24…位置決めピン、
25…位置決め溝、26…ソケット、27…固定部15の側壁、
28…固定部15の前壁、29…キャリッジ6の側壁、30…プレート部16の側面、
31…固定機構、32…開口部、33…液体供給部、34…電力供給部、
35…幅検出器、M…媒体、R1…媒体Mのロール、R2…媒体Mのロール
6…キャリッジ(本体部)、7…駆動ローラー、8…従動ローラー、
9…テンションバー、10…巻取軸、11…筐体部、12…ヒーター、
13…ガイド軸、14…ヘッドユニット、15…固定部、16…プレート部、
16a…第1プレート部、16b…第2プレート部、16c…第2プレート部、
16d…第2プレート部、16e…第2プレート部、17…突起部、
17a…斜面部(傾斜面)、18…切欠き部、18a…斜面部(傾斜面)、19…ネジ、
20…ネジ穴、21…ネジ穴、22…凸部、23…凹部、24…位置決めピン、
25…位置決め溝、26…ソケット、27…固定部15の側壁、
28…固定部15の前壁、29…キャリッジ6の側壁、30…プレート部16の側面、
31…固定機構、32…開口部、33…液体供給部、34…電力供給部、
35…幅検出器、M…媒体、R1…媒体Mのロール、R2…媒体Mのロール
Claims (11)
- 液体を吐出可能なヘッドが取り付けられているプレート部と、
着脱方向に沿って前記プレート部が着脱可能に取り付けられる本体部と、
前記着脱方向と交差する交差方向から前記本体部及び前記プレート部に係合させることで前記本体部に前記プレート部を固定可能な固定部と、
を備えることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項1に記載のヘッドユニットにおいて、
前記固定部は、前記本体部に対する前記交差方向の位置を変えることで、前記本体部に前記プレート部を着脱可能な着脱位置と前記本体部に前記プレート部を固定する固定位置とに変位可能であることを特徴とするヘッドユニット。 - )
請求項2に記載のヘッドユニットにおいて、
前記プレート部及び前記固定部のうちの少なくとも一方には、前記着脱位置において前記本体部に前記プレート部を装着した状態から、前記本体部に前記プレート部を装着した状態を保ったまま前記固定位置へ前記固定部を変位させた際に、前記プレート部が前記本体部に向かって付勢するように力が加わる傾斜面が設けられていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドユニットにおいて、
前記着脱方向は、前記ヘッドからの前記液体の吐出方向に沿う方向であり、
前記本体部は、該本体部に前記プレート部を装着した際における前記吐出方向の下流側に開口部が設けられており、
前記プレート部は、前記開口部に対して前記吐出方向の下流側から着脱されるように構成されていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項4に記載のヘッドユニットにおいて、
前記本体部は、前記液体を前記ヘッドに供給する液体供給部と、前記ヘッドを駆動する電力を該ヘッドに供給する電力供給部と、を有し、
前記プレート部が前記開口部に装着されることに伴って、前記液体供給部と前記電力供給部とが前記ヘッドに接続されるよう構成されていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のヘッドユニットにおいて、
前記本体部は、少なくとも第1プレート部及び該第1プレート部とは構成の異なる第2プレート部を含む複数種類の前記プレート部を、任意に装着可能であることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項6に記載のヘッドユニットにおいて、
前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、取り付けられている前記ヘッドの位置、数及び大きさのうちの少なくともいずれか1つが異なっていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項6又は7に記載のヘッドユニットにおいて、
前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、形成している素材が異なっていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項6から8のいずれか1項に記載のヘッドユニットにおいて、
前記第1プレート部と前記第2プレート部とは、前記ヘッド以外に取り付けられている付属部品の構成が異なっていることを特徴とするヘッドユニット。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載のヘッドユニットを備えることを特徴とする液体吐出装置。
- 液体を吐出可能なヘッドが取り付けられているプレート部を本体部に対して着脱可能なヘッドユニットにおける、ヘッドユニットの組み立て方法であって、
前記プレート部を着脱方向に沿って前記本体部に対して取り付け、
前記着脱方向と交差する交差方向から前記本体部及び前記プレート部に固定部を係合させることで前記本体部に前記プレート部を固定することを特徴とするヘッドユニットの組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017017312A JP2018122535A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | ヘッドユニット、液体吐出装置及びヘッドユニットの組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017017312A JP2018122535A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | ヘッドユニット、液体吐出装置及びヘッドユニットの組み立て方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018122535A true JP2018122535A (ja) | 2018-08-09 |
Family
ID=63110757
Family Applications (1)
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JP2017017312A Pending JP2018122535A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | ヘッドユニット、液体吐出装置及びヘッドユニットの組み立て方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2018122535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11345152B2 (en) | 2020-01-10 | 2022-05-31 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus and carriage |
-
2017
- 2017-02-02 JP JP2017017312A patent/JP2018122535A/ja active Pending
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