JP2018122445A - 印刷色評価システム及び印刷色評価方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、新聞業界においては、印刷される新聞紙面の印刷色の管理を行なうため、新聞紙面の所定の位置にレイアウトされている管理用パッチを用いて行なっている。この管理用パッチが複数の色のインキで印刷された印刷色から構成されており、印刷色を専用測定機器で測定し、新聞紙面における印刷色の変動の管理を、複数の管理項目(濃度、ドットゲイン、トラッピングなど)を観察することにより行なっている。
また、使用している専用測定機器が生産中止になった際、測定される管理項目の情報の基準及び精度などが異なり、新たに測定した管理項目と履歴情報としての管理項目とが比較できなくなり、変動の管理が中断して印刷色の安定した品質を保てなくなる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態による印刷色評価システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による印刷色評価システムの構成例を示す概略ブロック図である。
図1において、印刷色評価システム10は、評価制御部101、カラープロファイル作成部102、RGB値抽出部103、三刺激値変換部104、インキ傾き係数算出部105、比色トーン算出部106、印刷濃度算出部107、評価値算出部108、画像記憶部109、参照印刷色データベース110及び印刷色履歴データベース111の各々を備えている。この印刷色評価システム10は、例えばスマートフォンにインストールされたアプリケーションのプログラムが起動され、スマートフォンのメモリ上において構成される機能部である。
カラープロファイル作成部102は、撮像されたカラーチェッカーを基に、印刷色評価システム10に撮像画像を撮像する画像撮像装置のカラープロファイルを作成する。このカラープロフィアルは、例えば、ICC(International Color Consortium)プロファイルであり、画像撮像装置の供給するRGB値を絶対基準の三刺激値(X,Y,Z)に変換するために用いる。また、カラープロファイル作成部102は、求めたカラープロファイルを参照印刷色データベース110に対して書き込んで記憶させる。
撮像画像識別情報は、撮像画像の各々を識別するための識別情報である。撮像画像データインデックスは、印刷色履歴データベース111における撮像画像のデータが書き込まれている領域のアドレスを示す情報である。対象印刷装置識別情報は、撮像画像に撮像されている管理用パッチを印刷した、印刷色の変動の管理を行なう対象の印刷装置の各々を識別する識別情報である。撮像日時は、撮像画像識別情報の示す撮像画像を撮像した日時を示す情報である。
例えば、RGB値抽出部103は、撮像画像における網点面積率が100%のシアン(Cyan100%)が印刷された領域のRGB値を抽出する。そして、RGB値抽出部103は、この領域の印刷色である網点面積率が100%のシアンを識別する対象印刷色識別情報に対応させ、抽出したRGB値を印刷色履歴テーブルに対して書き込んで記憶させる。
対象印刷色識別情報は、管理用パッチ500の各印刷色パッチにおける印刷色(網点面積率が100%のシアン(Cyan100%)など)を識別する識別情報である。対象三刺激値(X2,Y2,X2)は、撮像画像に撮像された管理用パッチ500における各色彩色パッチの印刷色のRGB値(R,G,B)を,カラープロファイルを用いて変換して求めた三刺激値である。対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)は、対象三刺激値を所定の関係式により変換して求めた係数である。
参照印刷色識別情報は、管理用パッチ500の印刷色の変動を管理する際に標準値として用いる、参照用に紙に印刷された管理用パッチ500の各印刷色に対応した印刷色それぞれ(例えば、網点面積率が100%のシアン(Cyan100%)など)を識別する識別情報である。印刷色濃度は、上述した実際に印刷された印刷色の各々を濃度計で測定した濃度値である。参照三刺激値(X1,Y1,Z1)は、例えば、印刷された各印刷色の印刷部分からの反射光を分光感度別に抽出して求めた三刺激値である。測定光源は、印刷色濃度及び参照三刺激値を測定した際の、光源環境を示している。例えば、本実施形態においては、D50の光源を用いている。
インキ傾き係数算出部105は、以下の(1)式を用いて、対象三刺激値(X2,Y2,Z2)及び参照三刺激値(X1,Y1,Z1)の各々から、対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)、参照インキ傾き係数(Lx1,Ly1,Lz1)それぞれを算出する。すなわち、インキ傾き係数算出部105は、対象三刺激値(X2,Y2,Z2)及び参照三刺激値(X1,Y1,Z1)の各々を、(1)式の変数X、Y、Zに対して代入することで、対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)、参照インキ傾き係数(Lx1,Ly1,Lz1)それぞれを算出する。(1)式については、「A Regression-Based Model of Colorimetric Tone Reproduction for Use in Print Standards、WB Birkett, C Spontelli -TAGA Proceedings, 2005」を参照している。
ステップS101:
上記起動操作により、評価制御部101は、図7(a)に示す操作画面を、携帯端末機器の表示画面に表示する。
作業者が操作画面におけるアイコン701を操作する(例えば、タッチする)ことにより、評価制御部101は、携帯端末機器のカメラ機能(画像撮像装置)を操作し、図7(b)に示すように、表示画面700において、撮像対象のカラーチェッカーの確認を行いつつ、カラーチェッカーの撮像画像の撮像を行なう。このとき、作業者が撮像した撮像画像(図7(c))を、表示画面700において確認し、撮像された撮像画像にカラーチェッカーの画像が完全に含まれているか、あるいはピントが合っていないかなどの判定を行なう。確認の結果、撮像された撮像画像にカラーチェッカーの画像が完全に含まれていない場合、またはピントが合っていない場合、再度撮像を行なう。
カラープロファイル作成部102は、撮像されたカラーチェッカーを基に、印刷色評価システム10に撮像画像を撮像する画像撮像装置のカラープロファイルを作成する。そして、カラープロファイル作成部102は、求めたカラープロファイルを参照印刷色データベース110に対して書き込んで記憶させる。
カラープロファイル作成部102は、作成したカラープロファイルの精度が十分か否かの判定を、階調再現の滑らかさや色相の変化する位置での連続性などを判定することで行なう。このとき、カラープロファイル作成部102は、カラープロファイルの精度が十分であると判定した場合、処理をステップS104へ進める。一方、カラープロファイル作成部102は、カラープロファイルの精度が十分でないと判定した場合、処理をステップS101へ戻して、図7(a)の操作画面を表示画面700に表示して再撮影を促す。
作業者は、新聞紙において所定の位置に印刷されている管理用パッチ500の撮像を行なう際、例えば、図7(d)の操作画面において、表示画面700の操作画面において対象印刷装置識別情報記入欄702に対して、評価対象の管理用パッチ500を新聞紙に印刷した印刷装置の対象印刷装置識別情報を入力する。また、作業者は、印刷付け日記入欄703に対して、評価対象の管理用パッチ500を新聞紙に印刷した日時を入力する。
これにより、作業者は、図7(e)に示すように、表示画面700において、管理用パッチ500の印刷されている領域704を参照しつつ、新聞紙における管理用パッチ500が印刷されている所定の領域の画像を撮像する。評価制御部101は、撮像した管理用パッチ500の撮像画像を画像記憶部109に対して、一旦、書き込んで記憶させる。このとき、作業者が撮像した撮像画像(図7(f))を表示画面700において確認し、撮像された撮像画像に管理用パッチ500の画像が完全に含まれているか、あるいはピントが合っていないかなどの判定を行なう。確認の結果、撮像された撮像画像に管理用パッチ500の画像が完全に含まれていない場合、またはピントが合っていない場合、再度撮像を行なう。
作業者は、操作画面において、管理用パッチ500の評価処理を開始するアイコン(不図示)を操作する。
評価制御部101は、評価処理を開始するアイコンが操作されることにより、画像記憶部109から撮像画像を読み出し、印刷色履歴データベース111に書き込んで記憶させ、撮像画像に対して付与した撮像画像識別情報とともに、撮像画像データインデックス、対象印刷装置識別情報、撮像日時の各々を、撮像画像テーブルに対して書き込んで記憶させる。
RGB値抽出部103は、印刷色履歴データベース111から管理用パッチ500の撮像画像を読み出し、読み出した撮像画像の管理用パッチ500の撮像された領域において、各パッチの印刷色のRGB値を求める。そして、RGB値抽出部103は、抽出したRGB値を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
三刺激値変換部104は、RGB値抽出部103の抽出した各パッチの印刷色のRGB値である対象RGB値を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルから読み出す。そして、三刺激値変換部104は、読み出した対象RGB値を、対象三刺激値(X2,Y2,Z2)に変換する。三刺激値変換部104は、変換した対象三刺激値(X2,Y2,Z2)を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
インキ傾き係数算出部105は、三刺激値変換部104が変換した各パッチの対象印刷色の対象三刺激値(X2,Y2,Z2)を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルから読み出す。そして、インキ傾き係数算出部105は、読み出した対象三刺激値(X2,Y2,Z2)を、対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)に(1)式を用いて変換する。インキ傾き係数算出部105は、変換した対象三刺激値(X2,Y2,Z2)を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
そして、インキ傾き係数算出部105は、参照印刷色の参照三刺激値(X1,Y1,Z1)を、参照インキ傾き係数(Lx1,Ly1,Lz1)に(1)式を用いて変換する。インキ傾き係数算出部105は、変換した参照インキ傾き係数(Lx1,Ly1,Lz1)を、参照印刷色データベース110の参照用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
比色トーン算出部106は、インキ傾き係数算出部105が変換した各パッチの対象印刷色の対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)を、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルから読み出す。そして、比色トーン算出部106は、読み出した対象インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)を、対象比色トーン値PrintColorValueに(2)式を用いて変換する。比色トーン算出部106は、変換した対象比色トーン値PrintColorValueを、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
印刷濃度算出部107は、比色トーン算出部106が変換した各パッチのである対象印刷色の対象比色トーン値PrintColorValueを、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルから読み出す。また、印刷濃度算出部107は、比色トーン算出部106が変換した各参照印刷色の参照比色トーン値RefColorValueを、参照印刷色データベース110の参照用評価テーブルから読み出す。
そして、印刷濃度算出部107は、読み出した対象比色トーン値PrintColorValue及び参照比色トーン値RefColorValueの各々を(4)式に代入し、管理用パッチ500におけるパッチの各々の対象印刷色の対象印刷色濃度Densityを求める。
評価値算出部108は、管理用パッチ500におけるパッチの各々の対象印刷色の対象印刷色濃度Densityを用い、(5)式及び(6)式の各々により、ドットゲイン、トラッピング値Tそれぞれを算出する。
そして、評価値算出部108は、ドットゲイン、トラッピング値Tそれぞれを、対象印刷色評価値として、印刷色履歴データベース111の印刷用評価テーブルに対して書き込んで記憶させる。
また、評価制御部101は、表示画面700において、管理用パッチ500の各パッチの印刷濃度、ドットゲイン、トラッピング値などを表示する。
また、各印刷工場における印刷装置の各々を集中的に管理する、技術センターなどの管理サーバに、各携帯端末装置から管理用パッチ500のパッチの各々の印刷色の印刷色濃度及び対象印刷色評価値を送信し、この管理サーバにより集中して管理する構成としても良い。
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態による印刷色評価システムについて説明する。図8は、本発明の第2の実施形態による印刷色評価システムの構成例を示す概略ブロック図である。
図8において、印刷色評価システム10Aは、評価制御部101、カラープロファイル作成部102、RGB値抽出部103、三刺激値変換部104、インキ傾き係数算出部105、比色トーン算出部106、印刷濃度算出部107、評価値算出部108、画像記憶部109、参照印刷色データベース110、印刷色履歴データベース111A、空間的色知覚モデル変換部112、Lab色空間変換部113及び修正三刺激値変換部114の各々を備えている。図8の第2の実施形態の構成において、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してある。以下、第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる構成及び動作の各々を説明する。
しかしながら、CIE1976L*a*b*の表色系は、人間の感覚が、色を正確に表した数値と、実際に見て感じ取った色とにずれがある。このため、近年、CIE1976L*a*b*より人間の感覚に近い、すなわち人間が見て感じ取った色に近い色を数値として表すCIECAM02が用いられる。
そして、インキ傾き係数算出部105は、(1)式における対象三刺激値(X2,Y2,Z2)を、擬似三刺激値(X02,Y02,Z02)に換えて、インキ傾き係数(Lx2,Ly2,Lz2)を算出する。
以降の処理については、第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。
対象印刷色識別情報と、対象RGB値と、対象三刺激値と、対象インキ傾き係数と、対象比色トーン値と、対象印刷色濃度と、対象印刷色評価値との各々については、第1の実施形態における図4の印刷色履歴データベース111における印刷用評価テーブルの構成と同様である。CIECAM02パラメータは、すでに述べたQ(明るさ)、J(明度)、H(色相成分)、h(色相角)M(カラフルネス)、C(クロマ)及び飽和度sの各々である。擬似Lab値は、L02、a02及びb02の各々である。擬似三刺激値(X02,Y02,Z02)である。
また、本実施形態によれば、一旦、人間の見ている感覚と近い色の数値表現ができるCIECAM02に変換した後、対象印刷色濃度を算出しているため、第1の実施形態に比較して、より人間の見ている感覚に近い色の数値を用いて、印刷色の変動の管理を行なうことが可能であるため、人間の見ている感覚での印刷色の変動を管理することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
101…評価制御部
102…カラープロファイル作成部
103…RGB値抽出部
104…三刺激値変換部
105…インキ傾き係数算出部
106…比色トーン算出部
107…印刷濃度算出部
108…評価値算出部
109…画像記憶部
110…参照印刷色データベース
111,111A…印刷色履歴データベース
112…空間的色知覚モデル変換部
113…Lab色空間変換部
114…修正三刺激値変換部
Claims (5)
- 色管理の対象物の所定の場所に設けられた、複数の印刷色の色パッチから構成される管理用パッチが撮像された撮像画像から、前記複数の印刷色の各々におけるRGB値を抽出するRGB値抽出部と、
前記印刷色毎の前記RGB値を対象三刺激値に変換する三刺激値変換部と、
環境光の三刺激値に対する前記対象三刺激値の比を変数として所定の式により、前記印刷色毎の対象インキ傾き係数、前記三刺激値に対する予め設定された参照三刺激値の比を変数として所定の関数により参照インキ傾き係数の各々を算出するインキ傾き係数算出部と、
前記対象インキ傾き係数及び参照インキ傾き係数の各々から、対象比色トーン値、参照比色トーン値を所定の式により、算出する比色トーン算出部と、
前記対象比色トーン値と、前記参照比色トーン値と、印刷した紙の比色トーン値とを用いて、前記色パッチそれぞれの印刷色の濃度を、所定の式により算出する印刷色濃度算出部と
を備えることを特徴とする印刷色評価システム。 - 前記対象三刺激値から、CIECAM02の空間的色知覚モデルのパラメータに変換する空間的色知覚モデル変換部と、
前記空間的色知覚モデルからLab色空間に変換するLab色空間変換部と、
Lab色空間から擬似三刺激値に変換する修正三刺激値変換部と
をさらに備え、
インキ傾き係数算出部が、前記対象インキ傾き係数を求める際、前記擬似三刺激値を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷色評価システム。 - 前記インキ傾き係数算出部が、前記対象三刺激値と前記予め印刷した前記印刷色を測定して求めた前記参照三刺激値との各々から、前記印刷色毎の対象インキ傾き係数、参照インキ傾き係数それぞれを求め、
比色トーン算出部が、対象インキ傾き係数及び前記参照インキ傾き係数の各々を用い、対象比色トーン値、参照比色トーン値それぞれを求め、
前記印刷色濃度算出部が、参照比色トーン値に対する比色トーン値の比と、前記予め印刷した印刷色の印刷を測定して求めた測定濃度とを用いて、前記印刷色の各々の濃度を求める
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷色評価システム。 - 前記印刷色の濃度を、印刷装置毎に履歴を取り、印刷色の濃度の変動を管理する履歴管理部を
さらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷色評価システム。 - RGB値抽出部が、色管理の対象物の所定の場所に設けられた、複数の印刷色の色パッチから構成される管理用パッチが撮像された撮像画像から、前記複数の印刷色の各々におけるRGB値を抽出するRGB値抽出過程と、
三刺激値変換部が、前記印刷色毎の前記RGB値を対象三刺激値に変換する三刺激値変換過程と、
インキ傾き係数算出部が、環境光の三刺激値に対する前記対象三刺激値の比を変数として所定の式により、前記印刷色毎の対象インキ傾き係数、前記三刺激値に対する予め設定された参照三刺激値の比を変数として所定の関数により参照インキ傾き係数の各々を算出するインキ傾き係数算出過程と、
比色トーン算出部が、前記対象インキ傾き係数及び参照インキ傾き係数の各々から、対象比色トーン値、参照比色トーン値を所定の式により、算出する比色トーン算出過程と、
印刷色濃度算出部が、前記対象比色トーン値と、前記参照比色トーン値と、印刷した紙の比色トーン値とを用いて、前記色パッチそれぞれの印刷色の濃度を、所定の式により算出する印刷色濃度算出過程部と
を含むことを特徴とする印刷色評価方法。
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