JP2018121432A - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Yasuaki Tahara
安晃 田原
典昭 野中
Noriaki Nonaka
典昭 野中
木村 豪
Takeshi Kimura
豪 木村
雅也 道下
Masaya Michishita
雅也 道下
旭洋 槙野
Akihiro Makino
旭洋 槙野
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Abstract

【課題】端子台の接続端子が油没することを防止することができる車両用駆動装置を提供すること。
【解決手段】リアトランスアクスル10は、トランスアクスルケース20の内部において端子台41に対して鉛直方向にて下側に位置し、且つ、トランスアクスルケース20の内部に向けて開口するように設けられて、車両が平坦路に位置している場合におけるトランスアクスルケース20に貯留されたオイルの油面である平坦時油面OL1が、車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合におけるオイルの油面であって平坦時油面OL1に対して端子台41に近づくように角度を有する傾斜時油面OL2となったときに、オイルによって満たされる油溜まり部50を備え、複数の接続端子42が、オイルの傾斜時油面OL2に対して鉛直方向にて上側に離間するように、端子台41に設けられるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、駆動力を発生する電動機を備えた車両用駆動装置に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に開示されているような電動機を備えた車両用駆動装置が知られている。この従来の車両用駆動装置は、ケーシングに収容された電動機に対して電力を入力及び出力するパワーケーブルを接続するための端子台を備えている。そして、この従来の車両用駆動装置においては、端子台が電動機のコイルの端部から軸線の方向に離間した位置に設けられる。これにより、この従来の車両用駆動装置では、端子台の位置を電動機のコイルの位置に制約されることなく設定することができ、装置の外径を小さくすることができるようになっている。
特開2004−120961号公報
ところで、上記従来の車両用駆動装置では、車両に搭載された状態において、車両が勾配を有する傾斜路に位置する場合、端子台に電気的に接続される非絶縁性の接続端子がケーシング内に貯留されたオイルに油没する可能性がある。一般に、ケーシング内に貯留されたオイルは、車両用駆動装置を構成するギア対の潤滑性を確保したり電動機を冷却したりすることにより、金属粉等の異物を含む可能性が高い。このため、接続端子がオイルに油没した場合、オイルに含まれた異物によって絶縁性能が損なわれる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。即ち、本発明の目的は、端子台の接続端子が油没することを防止することができる車両用駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る車両用駆動装置の発明は、車両に固定され、且つ、底部にてオイルを貯留するケーシングと、ケーシングに収容されて駆動力を発生する電動機と、ケーシングに回転可能に収容されて電動機の駆動力により回転駆動される回転部材と、ケーシングに設けられて、電源に接続されたパワーケーブルと電気的に接続されるとともに電動機を構成するコイルと電気的に接続される接続端子を有する端子台と、を備え、電動機による駆動力を、回転部材を介して伝達して車両の駆動輪を駆動する車両用駆動装置であって、ケーシングの内部において端子台に対して鉛直方向にて下側に位置し、且つ、ケーシングの内部に向けて開口するように設けられて、車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合に流れ込んだオイルを貯留する空間を有する油溜まり部を備えるように構成される。
これによれば、車両が傾斜路に位置して、端子台に設けられた接続端子が油没しやすくなる場合において、油溜まり部の空間にケーシングに貯留されたオイルが流れ込んで貯留される。油溜まり部の空間にオイルが貯留されることにより、ケーシングの内部に貯留されたオイルの傾斜時油面は、油だまり部が設けられていない場合と比較して、ケーシングの内部にて鉛直方向にて下側に下がる。これにより、接続端子がオイルに油没することを防止することができる。従って、接続端子における絶縁性能を良好に維持することができる。
本発明の実施形態に係り、車両用駆動装置であるリアトランスアクスルの構成を示すスケルトン図である。 端子台、複数の接続端子及び油溜まり部の構成を示す図である。 オイルの油面が傾斜時油面となったときの状態を説明するための図である。 実施形態の変形例に係る油溜まり部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、以下の実施形態及び変形例の相互において、互いに同一又は均等である部分には、図中、同一の符号を付してある。又、説明に用いる各図は、概念図であり、各部の形状は必ずしも厳密なものではない場合がある。
本実施形態の駆動装置は、電気式四輪駆動車両において、電動機を内蔵した二軸型の車両用電動式駆動装置であるリアトランスアクスル10に適用される。リアトランスアクスル10は、図1に示すように、電動機としての電動モータ11と、車両の幅方向にて左右に延在する電動モータ11の出力軸12と、出力軸12に平行なカウンタ軸13と、を有している。又、リアトランスアクスル10は、出力軸12とカウンタ軸13との間に設けられた第一減速ギア対14と、カウンタ軸13と電動モータ11に対して同軸となるデファレンシャルケース15との間に設けられた第二減速ギア対16と、を有している。デファレンシャルケース15内には差動機構17が設けられており、差動機構17は電動モータ11から第一減速ギア対14及び第二減速ギア対16を介して伝達されたトルクにより駆動車軸としての一対の後方車軸18を回転駆動する差動歯車装置19を構成している。
更に、リアトランスアクスル10は、ケーシングとしてのトランスアクスルケース20を備えている。トランスアクスルケース20は、図示を省略する車両に固定され、且つ、底部にてオイルを貯留するものである。トランスアクスルケース20内には、電動モータ11と、回転部材を構成する出力軸12、カウンタ軸13、第一減速ギア対14、デファレンシャルケース15、第二減速ギア対16、差動機構17、及び、差動歯車装置19と、が収容されるようになっている。
電動モータ11は、三相交流モータであり、後述するように電気接続部40と電気的に接続されて駆動力を発生する。電動モータ11は、図1に示すように、ロータ11aが出力軸12の略中央部分に連結される。ロータ11aの外周に対向するようにコイルとしてのステータ巻線部11bが設けられており、ステータ巻線部11bはトランスアクスルケース20(より詳しくは、後述の第一分割ケース20a及び第三分割ケース20c)に固定部11cを介して固定される。固定部11cは、図2に示すように、ステータ巻線部11bの周方向にて、等間隔となるように三か所設けられている。
出力軸12は、両端に一対の軸受21が組み付けられている。出力軸12は、一対の軸受21により、トランスアクスルケース20に対して回転可能に支持されている。第一減速ギア対14は、小径側のカウンタドライブギア22と、大径側のカウンタドリブンギア23と、から構成される。カウンタドライブギア22は、出力軸12の先端側に一体回転可能に固定されている。カウンタドリブンギア23は、カウンタドライブギア22と噛み合った状態でカウンタ軸13の一端側に一体回転可能に固定されている。
カウンタ軸13は、それぞれ同軸となるように設けられた出力軸12及びデファレンシャルケース15や後方車軸18よりも車両の前後方向にて前側に設けられている。カウンタ軸13は、両端に一対の軸受24が組み付けられている。カウンタ軸13は、一対の軸受24により、出力軸12に平行且つトランスアクスルケース20に対して回転可能に支持されている。
第二減速ギア対16は、図1に示すように、第一減速ギア対14の回転軸方向に離間して配置される。第二減速ギア対16は、小径側のファイナルドライブギア25と、大径側のファイナルドリブンギア26と、から構成される。ファイナルドライブギア25は、カウンタ軸13の他端部に一体回転可能に固定されている。ファイナルドリブンギア26は、カウンタドライブギア22とは出力軸12の軸方向(即ち、車両の幅方向)にて離間して配置され、ファイナルドライブギア25と噛み合った状態でデファレンシャルケース15の外周部に一体回転可能に固定されている。
デファレンシャルケース15の回転軸の軸方向(即ち、車両の幅方向)にて両端の外周部には、一対の軸受27が組み付けられている。これにより、デファレンシャルケース15及びファイナルドリブンギア26は、一対の軸受27を介してトランスアクスルケース20に回転可能に支持される。
差動機構17は、周知の傘歯車式である。差動機構17は、デファレンシャルケース15内において、デファレンシャルケース15の回転軸上で互いに対向する一対のサイドギア28を有している。又、差動機構17は、デファレンシャルケース15内において一対のサイドギア28間に配置され、デファレンシャルケース15の回転軸に直交する状態でデファレンシャルケース15に固定されたピニオンシャフト29を有している。更に、差動機構17は、デファレンシャルケース15内において、ピニオンシャフト29により回転可能に支持されるとともに、一対のサイドギア28とそれぞれ噛合する一対のピニオンギア30を有している。
一対の後方車軸18は、一対のサイドギア28に一体回転可能に連結されとともに、駆動輪としての左右の後輪31にドライブシャフト(不図示)を介して連結されている。これにより、デファレンシャルケース15及び差動機構17を備えて構成される差動歯車装置19は、電動モータ11から第一減速ギア対14及び第二減速ギア対16を介して伝達されたトルクにより、後方車軸18の回転速度差を許容しつつ後方車軸18を回転駆動する。尚、一対の後方車軸18の一方は、図1に示すように、中空円筒状に形成された出力軸12を挿通するようになっている。
トランスアクスルケース20は、後方車軸の軸方向(即ち、車両の幅方向)において三分割されており、第一分割ケース20a、第二分割ケース20b及び第三分割ケース20cから構成されている。第一分割ケース20aは、主として、第一減速ギア対14及び電動モータ11の一部を収容するように筒状に形成されている。第二分割ケース20bは、主として第二減速ギア対16及び差動歯車装置19(デファレンシャルケース15及び差動機構17)を収容するように蓋状に形成されている。第三分割ケース20cは、主として電動モータ11の他部を収容するように蓋状に形成されている。
第一分割ケース20a、第二分割ケース20b及び第三分割ケース20cは、それぞれ、鋳造軽合金、例えば、アルミダイカスト等により形成されており、図示を省略するボルト及びナットによって相互に油密に締結される。尚、図1に示すトランスアクスルケース20において、第一分割ケース20aは車両の幅方向にて中央部に配置され、第二分割ケース20bは第一分割ケース20aに対して車両の幅方向にて右側に連結され、第三分割ケース20cは第一分割ケース20aに対して車両の幅方向にて左側に連結される。
リアトランスアクスル10においては、大径側のカウンタドリブンギア23及び大径側のファイナルドリブンギア26が回転することにより、トランスアクスルケース20の底部に貯留されたオイルを掻き上げて潤滑部位に供給するようになっている。即ち、リアトランスアクスル10は、トランスアクスルケース20内の底部に貯留されるオイルを掻き上げて潤滑部位及び発熱部位に供給する、掻き上げ潤滑方式を採用する。尚、潤滑部位としては、第一減速ギア対14及び第二減速ギア対16の噛合部分、差動機構17のギア噛合部分及び回転摺動部分、及び、軸受21,24,27である。又、リアトランスアクスル10においては、掻き上げられたオイルにより、主として電動モータ11の発熱部位であるステータ巻線部11bの内周部が冷却されるようになっている。
トランスアクスルケース20には、車両の車速が上昇するにつれて増加するカウンタドリブンギア23によるオイルの攪拌抵抗を低減するために、トランスアクスルケース20内の底部に貯留されるオイルの油面位置を下げるようにキャッチタンク32が設けられる。キャッチタンク32は、図1に示すように、第一分割ケース20a、第二分割ケース20b及び第三分割ケース20cに亘って設けられる。又、キャッチタンク32は、図2に示すように、鉛直方向に対して後述する油溜まり部50と対向する側(即ち、車両前後方向にて後側)に設けられる。キャッチタンク32は、掻き上げられたオイルの一部を、車両が平坦路に位置している場合におけるトランスアクスルケース20に貯留されたオイルの油面である平坦時油面OL1よりも高い位置で貯留する。尚、後方車軸18の車両の前後方向にて前側には、燃料タンク(図示省略)が配置される。このため、後方車軸18の車両前後方向にて後側には剛性の高い部品を配設しない所定の緩衝ゾーンが設けられるようになっており、キャッチタンク32は緩衝ゾーンに配置される。
トランスアクスルケース20の第一分割ケース20aには、図1に示すように、電動モータ11に対する電力を入力及び出力する電気接続部40が設けられる。電気接続部40は、電源としてのバッテリBに電気的に接続されたパワーケーブルPと接続される端子台41を有している。パワーケーブルPは、電磁遮蔽及び絶縁被覆を施した大容量のケーブルであり、バッテリB(電源)から電力を供給する。端子台41は、図1に示すように、出力軸12に対してキャッチタンク32とは反対側となる車両の前後方向にて前側にて、第一分割ケース20aに形成された窓部20a1に組み付けられる。
窓部20a1に組み付けられた端子台41は、図2に示すように、車両に搭載された状態のリアトランスアクスル10において、鉛直方向にて上側、より具体的には、平坦時油面OL1よりも上側となるように設けられている。即ち、端子台41は、第一分割ケース20aに設定された水平方向と鉛直方向とによって決定される座標(以下、「基準座標」と称呼する。)において、トランスアクスルケース20を構成する第三分割ケース20c側から見て第二象限に位置するように第一分割ケース20aに組み付けられる。ここで、電動モータ11は、コイルであるステータ巻線部11bの周方向にて等間隔を有するように設けられた三つの固定部11cを有している。端子台41を基準座標における第二象限に設けた場合、図2に示すように、端子台41は二つの固定部11cの間に配置され、その結果、残りの一つの固定部11cは第四象限に位置するようになる。これにより、第四象限に位置する固定部11cは基準座標の鉛直方向の軸から図2における反時計回り方向に離間して配置されるので、トランスアクスルケース20における鉛直方向の寸法を小さくすることができる。
端子台41は、一部が第一分割ケース20aの内部に収容されて固定されるようになっている。端子台41において、第一分割ケース20aの内部に収容された側には、図2に示すように、端子台41から第一分割ケース20a(トランスアクスルケース20)の内部に突出する非絶縁性の三つの接続端子42が設けられている。三つの接続端子42は、銅等の高導電性金属からなる平板状の丸端子である。三つの接続端子42は、それぞれ、電動モータ11のステータ巻線部11bに設けられた三つの電極に対してリード線43を介して電気的に接続される。ここで、以下の説明において、三つの接続端子42のうち、最もオイルの液面に近い接続端子42を「最近接接続端子42」と称呼する。
最近接接続端子42の先端は、車両が下り勾配を有する傾斜路に位置しているときのトランスアクスルケース20に貯留されたオイルの油面である傾斜時油面OL2よりも鉛直方向にて上側となるように設けられる。傾斜時油面OL2は、図2に示すように、平坦時油面OL1に対して所定角度θを有する。所定角度θは、車両が走行可能な勾配に基づいて決定される角度であり、例えば、0度よりも大きく且つ30度未満の角度、より好ましくは、0度よりも大きく且つ20度未満の角度に設定される。
これにより、最近接接続端子42の先端は、車両が下り勾配に位置してトランスアクスルケース20内に貯留されたオイルの油面が所定角度θを有して端子台41に近づく場合であっても、常に傾斜時油面OL2よりも鉛直方向にて上側に位置する。即ち、最近接接続端子42は、トランスアクスルケース20内に貯留されたオイルに油没することがなく、従って、最近接接続端子42以外の接続端子42もオイルに油没することがない。尚、図2、後述する図3及び図4においては、第三分割ケース20cを省略した状態で、理解を容易とするために平坦時油面OL1及び傾斜時油面OL2を図示している。
そして、このように、最近接接続端子42が傾斜時油面OL2よりも鉛直方向にて上側となるように設けられる限りにおいて、第一分割ケース20aに組み付けられる端子台41の組み付け位置が基準座標においてより第三象限に近づく位置に設けられる。即ち、端子台41は、鉛直方向にて下側にマウントボス部20a2に近づく位置に設けられる。
又、リアトランスアクスル10は、図1に示すように、第一分割ケース20a及び第三分割ケース20cに亘って設けられた油溜まり部50を有している。油溜まり部50は、第一分割ケース20aに設けられた中実突部であるマウントボス部20a2及び第三分割ケース20cに設けられた中実突部であるマウントボス部20c1に対して設けられている。油溜まり部50は、図2にて第一分割ケース20aの場合を示すように、第一分割ケース20a及び第三分割ケース20cの内部に向けて、即ち、貯留されたオイルに向けて開口するように設けられている。油溜まり部50は、図2に示すように、基準座標における第二象限にて(即ち、鉛直方向に対してキャッチタンク32と対向するように)、電気接続部40と平坦時油面OL1との間に設けられている。即ち、本実施形態における油溜まり部50は、リアトランスアクスル10が車両に搭載された状態において、鉛直方向おける底面50aの位置が平坦時油面OL1よりも鉛直方向にて上側となるように設けられる。
更に、リアトランスアクスル10は、図2に示すように、第一分割ケース20aの鉛直方向にて上側にブリーザプラグ60を有している。ブリーザプラグ60は、トランスアクスルケース20内の圧力を適正に維持するための弁である。ブリーザプラグ60は、電気接続部40の端子台41よりも、基準座標の鉛直方向の軸即ちリアトランスアクスル10の中心に近い位置に設けられる。これにより、トランスアクスルケース20内に貯留されたオイルがブリーザプラグ60を介して外部に漏れ出ることが防止できるとともに、例えば、端子台41にパワーケーブルPを接続する接続作業においてブリーザプラグ60がパワーケーブルPと干渉することを防止できる。従って、接続作業において、ブリーザプラグ60を一旦取り外す作業が不要となり、接続作業の作業効率を向上させることができる。
このように構成されたリアトランスアクスル10においては、図3に示すように、車両が下り勾配を有する傾斜路に位置する場合であっても、電気接続部40の最近接接続端子42は、傾斜時油面OL2に対して常に鉛直方向にて上側に位置するので、オイルに油没することがない。ところで、リアトランスアクスル10は、油溜まり部50を有しているので、車両が下り勾配を有する傾斜路に位置する場合、トランスアクスルケース20内に貯留されたオイルが油溜まり部50の内部に進入し、油溜まり部50はオイルによって満たされる。即ち、油溜まり部50は、車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合にトランスアクスルケース20内に貯留されたオイルが流れ込んでオイルを貯留する空間(容積)を有している。
従って、図3にて二点鎖線により示す油溜まり部50を有していない場合に比して、図3にて太い実線により示す油溜まり部50を有する場合には、油溜まり部50の空間内に流れ込んだオイルの容積分だけ、傾斜時油面OL2は鉛直方向にて下側に下がる。傾斜時油面OL2が鉛直方向にて下側に下がる場合、最近接接続端子42の先端の位置を鉛直方向にて下側に下げても、傾斜時油面OL2を有するオイルに対して最近接接続端子42が油没することがない。換言すれば、第一分割ケース20aに組み付けられる端子台41の組み付け位置が基準座標においてより第三象限に近づく位置、即ち、マウントボス部20a2に近づく位置に設けられても、最近接接続端子42がオイルに油没することがない。従って、第一分割ケース20aにおける端子台41の組み付け位置を、第一分割ケース20aの周方向にてマウントボス部20a2に近づけて(即ち、図2において反時計回りの方向に)配置することが可能となる。その結果、第一分割ケース20aの鉛直方向における外形寸法が小さくなる。
以上の説明からも理解できるように、上記実施形態の車両用駆動装置であるリアトランスアクスル10は、車両に固定され、且つ、底部にてオイルを貯留するケーシングであるトランスアクスルケース20と、トランスアクスルケース20に収容されて駆動力を発生する電動機である電動モータ11と、トランスアクスルケース20に回転可能に収容されて電動モータ11の駆動力により回転駆動される回転部材を構成する出力軸12、カウンタ軸13、第一減速ギア対14、デファレンシャルケース15、第二減速ギア対16、差動機構17及び駆動車軸である後方車軸18と、トランスアクスルケース20に設けられて、電源であるバッテリBに接続されたパワーケーブルPと電気的に接続されるとともに電動モータ11を構成するコイルであるステータ巻線部11bと電気的に接続される接続端子42を有する端子台41と、を備え、電動モータ11による駆動力を、回転部材を介して伝達して車両の駆動輪である左右の後輪31を駆動する車両用駆動装置である。
リアトランスアクスル10は、トランスアクスルケース20の内部において端子台41に対して鉛直方向にて下側に位置し、且つ、トランスアクスルケース20の内部に向けて開口するように設けられて、車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合にオイルが流れ込んでオイルを貯留する空間を有する油溜まり部50を備えるように構成される。
この場合、より具体的に、油溜まり部50は、車両が平坦路に位置している場合におけるトランスアクスルケース20に貯留されたオイルの油面である平坦時油面OL1が、車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合におけるオイルの油面であって平坦時油面OL1に対して端子台41に近づくように所定角度θを有する傾斜時油面OL2となったときに、空間にオイルが流れ込むように構成される。
これらによれば、車両が傾斜路に位置して、端子台41に設けられた複数の接続端子42が油没しやすくなる場合において、油溜まり部50の空間にトランスアクスルケース20に貯留されたオイルが流れ込む。油溜まり部50の空間にオイルが流れ込んで貯留されることにより、トランスアクスルケース20の内部に貯留されたオイルの傾斜時油面OL2は、油溜まり部50が設けられていない場合と比較して、トランスアクスルケース20の内部にて鉛直方向にて下側に下がる。加えて、複数の接続端子42、特に、最近接接続端子42が傾斜時油面OL2から鉛直方向にて上側に離間するように端子台41に設けられる。これらにより、複数の接続端子42がオイルに油没することを防止することができる。従って、接続端子42における絶縁性能を良好に維持することができる。
又、傾斜時油面OL2を鉛直方向にて下側に下げることができるので、複数の接続端子42が油没することを防止した上で、トランスアクスルケース20に対して端子台41を組み付ける位置、即ち、窓部20a1を鉛直方向にて下側に下げることができる。その結果、車両用駆動装置であるリアトランスアクスル10の外形寸法、特に、鉛直方向における寸法を小さくすることができる。これにより、リアトランスアクスル10の車両への搭載性を向上させることができる。又、リアトランスアクスル10の小型化を達成することができるので、車両に搭載されたときの車両の前後方向にて後側における最下点と路面との間の距離である最低地上高を高く確保することができる。
尚、リアトランスアクスル10は、上述したように、電動モータ11の固定部11cのうち、鉛直方向にて下側の固定部11cが第四象限に位置し、図2に示すように、第一分割ケース20aと第三分割ケース20cとを連結するボルト孔20a3,20a4が鉛直方向に対して互いに対向するように設けられる。これらによっても、リアトランスアクスル10の鉛直方向における寸法を小さくすることができ、その結果、リアトランスアクスル10が車両に搭載されたときの車両の前後方向にて後側における最下点と路面との間の距離である最低地上高を高く確保することができる。
又、この場合、油溜まり部50は、トランスアクスルケース20に貯留されたオイルの油面が平坦時油面OL1であるときに、底面50aが平坦時油面OL1よりも鉛直方向にて上側に位置するように設けられる。
これによれば、車両が平坦路に位置する場合、即ち、オイルの油面が平坦時油面OL1である場合には、油溜まり部50はオイルで満たされない。換言すれば、車両が平坦路に位置する場合には、オイルの油面が平坦時油面OL1から鉛直方向にて下側に下がらない。これにより、車両が平坦路に位置する(平坦路を走行する)場合には、第一減速ギア対14及び第二減速ギア対16がオイルを確実に掻き上げて、回転部材の潤滑部位及び電動モータ11の冷却部位に対してオイルを確実に供給することができる。
又、これらの場合、傾斜路は、前後方向にて前側が前後方向にて後側に比して鉛直方向にて下側となる下り勾配を有し、この場合、端子台41及び油溜まり部50は、トランスアクスルケース20が車両に搭載された状態において車両の前後方向にて前側となるようにトランスアクスルケース20に設けられる。
これらによれば、車両が下り勾配の傾斜路に位置し、傾斜時油面OL2が端子台41に設けられた複数の接続端子42に近づく場合であっても、油溜まり部50がオイルで満たされることにより、傾斜時油面OL2を鉛直方向にて下側に確実に下げることができる。
又、端子台41をトランスアクスルケース20に対して車両の前後方向にて前側に設けることにより、例えば、平坦路及び傾斜路に拘わらず車両が発進する場合において、トランスアクスルケース20に貯留されたオイルが複数の接続端子42に掛かりにくくなる。従って、複数の接続端子42の絶縁性能をより良好に確保することができる。
又、これらの場合、油溜まり部50は、トランスアクスルケース20を車両に固定するためにトランスアクスルケース20の外周部から突出する中実突部であるマウントボス部20a2,20c1の内部に設けられる。
これによれば、元々存在するマウントボス部20a2,20c1を利用して油溜まり部50を設けることができる。換言すれば、油溜まり部50を設けるためにトランスアクスルケース20の外形寸法、特に、トランスアクスルケース20の径方向寸法を変更する必要がない。従って、トランスアクスルケース20の小型化を達成することができる。
(上記実施形態の変形例)
上記実施形態においては、油溜まり部50が、電気接続部40の端子台41と平坦時油面OL1との間、より詳しくは、油溜まり部50の底面50aが平坦時油面OL1よりも鉛直方向にて上側に位置するようにした。この場合、図4に示すように、油溜まり部50の底面50aが平坦時油面OL1よりも鉛直方向にて下側に位置するようにすることも可能である。
この場合においては、車両が平坦路に位置している場合であって、トランスアクスルケース20のオイルの油面が平坦時油面OL1であっても、図4に示すように、油溜まり部50の一部がオイルで満たされる。従って、この場合には、上記実施形態の場合に比して、平坦時油面OL1が鉛直方向にて下側に下がるものの、オイルの油面が傾斜時油面OL2となった場合には、上記実施形態の場合と同様に、油溜まり部50の全部がオイルで満たされるので、傾斜時油面OL2を鉛直方向にて下側に下げることができる。これにより、この変形例においても、上記実施形態と同様に、端子台41に設けられた複数の接続端子42が油没することを確実に防止することができるので、接続端子42の絶縁性能を良好に維持することができる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形例を採用することが可能である。
例えば、上記実施形態及び上記変形例においては、車両の前後方向にて前側が前後方向にて後側に比して鉛直方向にて下側となる下り勾配を有する傾斜路に車両が位置する場合を想定した。従って、この場合には、リアトランスアクスル10が車両に搭載された状態において、トランスアクスルケース20における車両の前後方向にて前側に設けられる電気接続部40の複数の接続端子42がオイルに油没しないように、油溜まり部50を車両の前後方向にて前側に設けるようにした。
これに対して、車両の前後方向にて前側が前後方向にて後側に比して鉛直方向にて上側となる上り勾配を有する傾斜路に車両が位置する場合を想定することも可能である。この場合、例えば、キャッチタンク32が車両の前後方向にて前側に設けられ、電気接続部40の複数の接続端子42が車両の前後方向にて後側に設けられた場合には、複数の接続端子42がオイルに油没しないように、油溜まり部50が車両の前後方向にて後側に設けられる。従って、この場合においても、上記実施形態及び上記変形例と同様の効果が期待できる。
10…リアトランスアクスル(車両用駆動装置)、11…電動モータ(電動機)、11a…ロータ、11b…ステータ巻線部(コイル)、11c…固定部、12…出力軸、13…カウンタ軸、14…第一減速ギア対、15…デファレンシャルケース、16…第二減速ギア対、17…差動機構、18…後方車軸(駆動車軸)、19…差動歯車装置、20…トランスアクスルケース、20a…第一分割ケース、20a1…窓部、20a2…マウントボス部、20b…第二分割ケース、20c…第三分割ケース、20c1…マウントボス部、21…軸受、22…カウンタドライブギア、23…カウンタドリブンギア、24…軸受、25…ファイナルドライブギア、26…ファイナルドリブンギア、27…軸受、28…サイドギア、29…ピニオンシャフト、30…ピニオンギア、31…後輪、32…キャッチタンク、40…電気接続部、41…端子台、42…接続端子、43…リード線、50…油溜まり部、50a…底面、60…ブリーザプラグ、OL1…平坦時油面、OL2…傾斜時油面、B…バッテリ(電源)、P…パワーケーブル、θ…所定角度

Claims (8)

  1. 車両に固定され、且つ、底部にてオイルを貯留するケーシングと、
    前記ケーシングに収容されて駆動力を発生する電動機と、
    前記ケーシングに回転可能に収容されて前記電動機の前記駆動力により回転駆動される回転部材と、
    前記ケーシングに設けられて、電源に接続されたパワーケーブルと電気的に接続されるとともに前記電動機を構成するコイルと電気的に接続される接続端子を有する端子台と、を備え、
    前記電動機による前記駆動力を、前記回転部材を介して伝達して前記車両の駆動輪を駆動する車両用駆動装置であって、
    前記ケーシングの内部において前記端子台に対して鉛直方向にて下側に位置し、且つ、前記ケーシングの内部に向けて開口するように設けられて、
    前記車両が勾配を有する傾斜路に位置している場合に流れ込んだ前記オイルを貯留する空間を有する油溜まり部を備えるように構成される車両用駆動装置。
  2. 前記油溜まり部は、
    前記車両が平坦路に位置している場合における前記ケーシングに貯留された前記オイルの油面である平坦時油面が、前記傾斜路に位置している場合における前記オイルの前記油面であって前記平坦時油面に対して前記端子台に近づくように所定角度を有する傾斜時油面となったときに、前記空間に前記オイルが流れ込むように構成される請求項1に記載の車両用駆動装置。
  3. 前記油溜まり部は、
    前記ケーシングに貯留された前記オイルの前記油面が前記平坦時油面であるときに、前記平坦時油面よりも鉛直方向にて上側に位置するように設けられる請求項2に記載の車両用駆動装置。
  4. 前記傾斜路は、
    前記車両の前後方向にて前側が前記前後方向にて後側に比して鉛直方向にて下側となる下り勾配を有する請求項1乃至請求項3のうちの何れか一項に記載の車両用駆動装置。
  5. 前記端子台及び前記油溜まり部は、
    前記ケーシングが前記車両に搭載された状態において前記前後方向にて前記前側となるように前記ケーシングに設けられる請求項4に記載の車両用駆動装置。
  6. 前記油溜まり部は、
    前記ケーシングを前記車両に固定するために前記ケーシングの外周部から突出する中実突部の内部に設けられる請求項1乃至請求項5のうちの何れか一項に記載の車両用駆動装置。
  7. 前記回転部材は、
    前記電動機の出力軸に平行で前記ケーシングに回転可能に設けられたカウンタ軸と、
    前記出力軸と前記カウンタ軸との間に設けられた第一減速ギア対と、
    前記車両の前記駆動輪に連結された一対の駆動車軸と、
    前記カウンタ軸に平行で前記一対の前記駆動車軸を回転駆動する差動機構を収容したデファレンシャルケースと前記カウンタ軸との間に設けられた第二減速ギア対と、から構成される請求項1乃至請求項6のうちの何れか一項に記載の車両用駆動装置。
  8. 前記ケーシングの内部において鉛直方向に対して前記油溜まり部と対向する側に設けられ、前記第一減速ギア対及び前記第二減速ギア対により掻き上げられて前記回転部材の潤滑部位及び前記電動機の発熱部位に供給される前記オイルの一部を貯留するキャッチタンクを有する請求項7に記載の車両用駆動装置。
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