JP2018119666A - 車両用ブリーザ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トランスミッションケース内のオイルがエアと共にブリーザ装置から外部へ流出することを防止する。
【解決手段】トランスミッションケースの内部空間に連通させられたブリーザ通路18が、内圧調整部32の大気開放室38を介して大気に開放されるため、トランスミッションケース内の内圧の変化が抑制される。一方、内圧調整部32には、大気開放室38とは別に分離壁42を挟んでオイル分離室40が設けられており、ブリーザ通路18からエアと共に内圧調整部32に流入したオイルは、矢印Fで示すように分離壁42によってオイル分離室40側へ流入させられ、戻し油路50等を介してトランスミッションケースのオイルパンに戻されるため、エアと共にブリーザ装置10内へ流入したオイルがブリーザ装置10から外部へ流出することが防止される。
【選択図】図4
【解決手段】トランスミッションケースの内部空間に連通させられたブリーザ通路18が、内圧調整部32の大気開放室38を介して大気に開放されるため、トランスミッションケース内の内圧の変化が抑制される。一方、内圧調整部32には、大気開放室38とは別に分離壁42を挟んでオイル分離室40が設けられており、ブリーザ通路18からエアと共に内圧調整部32に流入したオイルは、矢印Fで示すように分離壁42によってオイル分離室40側へ流入させられ、戻し油路50等を介してトランスミッションケースのオイルパンに戻されるため、エアと共にブリーザ装置10内へ流入したオイルがブリーザ装置10から外部へ流出することが防止される。
【選択図】図4
Description
本発明は車両用ブリーザ装置に係り、特に、そのブリーザ装置からエアと共にオイルが流出することを防止する技術に関するものである。
ブリーザ通路が設けられた接続部材を介してトランスミッションケースに接続され、そのトランスミッションケースの内部空間を大気に開放することにより、内部空間の圧力(内圧)の変化を抑制する車両用ブリーザ装置が知られている。特許文献1に記載の装置はその一例である。この特許文献1では、トランスミッションケースの内部空間に連通するホース(接続部材)の開口部に開閉弁が設けられ、水圧によって開口部を閉塞することにより水等の異物がトランスミッションケース内に侵入することを防止している。
しかしながら、このような従来の車両用ブリーザ装置は、水圧が存在しない通常時にはトランスミッションケースの内部空間が大気に開放されているため、内圧の上昇時等にエアと共にブリーザ装置内に流入したオイルがそのまま外部へ流出する可能性がある。
なお、オイルは必ずしも液体状である必要はなく、ミスト等の気体に近い状態であっても良く、流出には噴出や放出を含む。また、流入についても、噴出や放出による流入を含む。
なお、オイルは必ずしも液体状である必要はなく、ミスト等の気体に近い状態であっても良く、流出には噴出や放出を含む。また、流入についても、噴出や放出による流入を含む。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、トランスミッションケースからエアと共にブリーザ装置内に流入したオイルが、そのまま外部へ流出することを防止することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、ブリーザ通路が設けられた接続部材を介してトランスミッションケースに接続され、そのトランスミッションケースの内部空間を大気に開放する車両用ブリーザ装置において、(a) 前記接続部材が連結されたブリーザケースと、(b) そのブリーザケース内に設けられ、前記ブリーザ通路を介して前記トランスミッションケースの内部空間に連通させられる内圧調整部と、(c) その内圧調整部を、大気に連通させられた大気開放室とオイル分離室とに区分けするとともに、内圧調整部の上部に設けられたエア通路を介して大気開放室とオイル分離室との間のエアの流通を許容しつつ、前記ブリーザ通路から内圧調整部にエアと共に流入したオイルを前記オイル分離室側へ流入させる分離壁と、(d) 前記オイル分離室に連通させられ、そのオイル分離室内のオイルが重力に従って流下させられることにより前記トランスミッションケースに設けられたオイル貯留部へ戻されるように案内する戻し油路と、を有することを特徴とする。
このような車両用ブリーザ装置においては、トランスミッションケースの内部空間に連通させられたブリーザ通路が、内圧調整部の大気開放室を介して大気に開放されるため、トランスミッションケース内の内圧の変化が抑制される。一方、内圧調整部には大気開放室とは別に分離壁を挟んでオイル分離室が設けられており、ブリーザ通路から内圧調整部にエアと共に流入したオイルは、分離壁によってオイル分離室側へ流入させられ、戻し油路を介してトランスミッションケースのオイル貯留部に戻されるため、エアと共にブリーザ装置内へ流入したオイルがブリーザ装置から外部へ流出することが防止される。
本発明は、例えば(a) 前記大気開放室は大気連通路を介して大気に連通させられている一方、(b) 上下方向の移動可能に配設され、常には重力によって下降位置に保持されて前記大気連通路による大気との連通を許容するが、水圧によって上方へ押圧されることにより前記大気連通路を遮断する開閉弁部材(弁体など)を備えて構成される。また、(c) 上記大気開放室の底板に大気連通孔が設けられ、該大気連通孔を介して該大気開放室と前記大気連通路とが連通させられており、(d) 前記開閉弁部材は前記底板の下方に配設され、水圧によって上方へ押圧されることにより該底板に当接させられて前記大気連通孔を閉塞するように構成される。この場合は、水路走行時や車両浸水時、エンジンルーム洗浄時等に、雨水や洗浄水、泥水、その他の異物がブリーザ装置を介してトランスミッションケース内に侵入することが防止される。なお、本発明の実施に際しては、上記開閉弁部材を省略することも可能である。
本発明はまた、(a) 前記ブリーザ装置は筒状のブリーザケースを備えており、該ブリーザケースの中心線が上下方向の成分を有する姿勢で前記トランスミッションケースに取り付けられるとともに、(b) 前記ブリーザケースには、中心線と平行な方向の中間位置に仕切り壁が設けられて該仕切り壁の上側に前記内圧調整部が設けられ、該仕切り壁の下側に開閉弁部材を収容するとともに大気に連通させられた弁室が設けられており、(c) 前記仕切り壁に、前記内圧調整部の前記大気開放室と前記弁室とを連通させる大気連通孔が設けられる。仕切り壁は前記底板に相当し、水圧によって開閉弁部材が上方へ押圧されて仕切り壁に当接させられることにより大気連通孔が閉塞される。この場合は、内圧調整部および開閉弁部材が、単一の筒状のブリーザケース内に仕切り壁を挟んで上下位置に配置されるため、その内圧調整部および開閉弁部材を備えるブリーザ装置をコンパクトに構成することができる。
ブリーザケースは、接続部材を介してトランスミッションケースに所定の姿勢で固定することができるが、接続部材として可撓性のホース等を用いる場合には、ブリーザケースをブラケット(取付具)等を用いてトランスミッションケースに直接固定するようにしても良い。ブリーザケースは円筒形状が適当であるが、角筒形状等のブリーザケースを採用することもできる。また、例えばブリーザケースの上端壁部に前記接続部材が連結されてブリーザ通路が開口させられ、エアと共に内圧調整部に流入したオイルが重力に従って流下する際に分離壁によりオイル分離室側へ流入するように構成されるが、ブリーザケースのオイル分離室側の側壁部分にブリーザ通路の開口部を設けることもできる。ブリーザケースの下端部は大気に開放されているとともに、前記弁室の側壁の一部は、中心線と平行な成分を有する方向(中心線と平行な方向を含む)にビード状に外周側へ膨出させられ、開閉弁部材の外周面との間に大気連通路が形成されるが、弁室の側壁に開放穴を設けて大気に開放することもできる。開閉弁部材を省略する場合には、大気開放室の側壁部分に大気に開放する開放穴を設けることもできる。
オイル分離室内のオイルをオイル貯留部に案内する戻し油路は、例えばブリーザケースの下端部に達するようにブリーザケースの外側に一体に、或いは一体的に設けられ、その下端部の開口部がオイル貯留部等に直接接続され、或いは接続ホース等の戻し部材を介してオイル貯留部等に接続されるが、オイル分離室の側壁部分に設けられた連結部に、戻し油路として機能する戻し部材を連結するようにしても良い。オイル貯留部は、例えばトランスミッションケースの下端部に取り付けられたオイルパンなどであるが、トランスミッションケースの底部がそのままオイル貯留部として用いられる場合でも良い。戻し油路は、例えば接続ホース等の戻し部材を介してオイルパン等のオイル貯留部に接続されるが、オイル分離室内のオイルが最終的にオイル貯留部に戻されれば良く、トランスミッションケースの側壁に接続しても良いなど、その接続位置は適宜定められる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両用ブリーザ装置10(以下、単にブリーザ装置10という)の斜視図で、図2は、ブリーザ装置10を上方から見た平面図である。また、図3〜図5は、それぞれ図2における III− III矢視断面図、IV−IV矢視断面図、V−V矢視断面図であり、図6および図7は、それぞれ図3におけるVI−VI矢視断面図、VII −VII 矢視断面図である。
図1は、本発明の一実施例である車両用ブリーザ装置10(以下、単にブリーザ装置10という)の斜視図で、図2は、ブリーザ装置10を上方から見た平面図である。また、図3〜図5は、それぞれ図2における III− III矢視断面図、IV−IV矢視断面図、V−V矢視断面図であり、図6および図7は、それぞれ図3におけるVI−VI矢視断面図、VII −VII 矢視断面図である。
ブリーザ装置10は、円筒形状のブリーザケース12と、そのブリーザケース12の上端壁部14に一体的に固定された接続部材16とを備えている。接続部材16は、筒状の部材で内部にブリーザ通路18が設けられているとともに、略直角に曲げられたL字形状を成しており、短軸側がブリーザケース12の中心線Sと平行になる姿勢で同心に上端壁部14に固定され、ブリーザ通路18の一端部がブリーザケース12の内部空間に開口している。L字形状の接続部材16の長軸側の先端部には、スリットによって周方向に分離された複数の掛止爪20を有するコネクタ22が一体に設けられており、そのコネクタ22を介してトランスミッションケース24に一体的に接続され、ブリーザ通路18の他端部がトランスミッションケース24の内部空間に開口している。これにより、ブリーザケース12の中心線Sが略垂直(車両の上下方向)になる姿勢でブリーザ装置10がトランスミッションケース24に一体的に取り付けられ、ブリーザ通路18を介してトランスミッションケース24の内部空間とブリーザケース12の内部空間とが連通させられる。ブリーザケース12および接続部材16は、例えば金属材料や合成樹脂材料などで構成される。
ブリーザケース12には、中心線Sと平行な方向の中間位置に中心線Sと略直角に仕切り壁30が設けられており、その仕切り壁30の上側に内圧調整部32が設けられ、仕切り壁30の下側に開閉弁部材34を収容する弁室36が設けられている。前記ブリーザ通路18は内圧調整部32に連通させられている。内圧調整部32には、大気開放室38とオイル分離室40とに区分けする分離壁42が略垂直、すなわち中心線Sと略平行に設けられている。この分離壁42は、中心線Sに対して大気開放室38側へオフセットした位置に設けられており、ブリーザ通路18からエアと共に内圧調整部32に流入したオイルは、下方への噴出や重力に従って流下させられることによりオイル分離室40内に流入する。分離壁42は、仕切り壁30およびブリーザケース12の側壁に一体的に固設されているが、上端部は上端壁部14との間に隙間44があり、その隙間44を介してオイル分離室40と大気開放室38との間のエアの流通が許容される。隙間44の大きさは、例えばミスト状のオイルであってもオイル分離室40から大気開放室38側へ流動することを制限乃至は阻止し、エアだけが流通できるように定められる。この隙間44はエア通路に相当し、内圧調整部32はエアに混入したオイルを分離するオイル分離部の機能を有する。ブリーザケース12は、図3〜図7の断面図では共通の断面で示されているが、必要に応じて複数の部材にて構成され、接着剤や溶着、溶接、嵌め合い、かしめ、或いはボルト等の接合手段により一体的に接合される。
オイル分離室40には戻し油路50が連通させられており、オイル分離室40内のオイルが重力に従って流下させられることにより、戻し油路50を介して、トランスミッションケース24の下端部に設けられたオイルパン52へ戻されるようになっている。戻し油路50は、ブリーザケース12の下端部に達するようにブリーザケース12の外側に中心線Sと平行に一体的に設けられており、その下端部には略直角に曲げられて外側へ突き出す連結部54が設けられている。戻し油路50および連結部54は、接続部材16の突出方向から中心線Sまわりに90°隔てた位置に設けられているが、接続部材16の突出方向と同じ位置に設けることもできるなど、その配設位置は適宜定められる。そして、その連結部54とオイルパン52とを接続するように接続ホース等の戻し部材56(図1参照)が設けられる。この戻し部材56も戻し油路として機能する。図4の矢印Fは、ブリーザ通路18からエアと共に内圧調整部32に流入したオイルが、重力等に従ってオイル分離室40から戻し油路50を経て連結部54へ導かれる流通経路を表しており、分離壁42は、オイル分離室40内に流下したオイルを戻し油路50へ案内するガイド壁として機能している。なお、連結部54がトランスミッションケース24或いはオイルパン52に直接接続されるようにして、戻し部材56を省略することも可能である。
前記大気開放室38は、底板である仕切り壁30に設けられた大気連通孔60を介して弁室36と連通させられている。弁室36内に収容されている開閉弁部材34は、弁室36よりも僅かに小径の円柱形状を成しているとともに、高さ寸法は弁室36の高さ寸法よりも小さく、弁室36内を上下方向へ移動可能とされている。弁室36の下端部、すなわちブリーザケース12の下端の開口部には、エアの流通を許容しつつ異物の侵入を防止するためにフィルター62が固定されており、開閉弁部材34は、通常は重力によりフィルター62上に載置される下降位置に保持され、弁室36の上部に、大気連通孔60を介して大気開放室38に連通させられた上部空間64が形成される。弁室36の側壁の一部、すなわち中心線Sまわりにおいて前記戻し油路50が設けられた位置からずれた位置(本実施例では90°隔てた位置で、接続部材16の突出方向と反対側)には、中心線Sと平行な方向にビード状に外周側へ膨出させられた膨出部66が設けられ、開閉弁部材34の外周面との間に、弁室36の上部空間64をブリーザケース12の下端開口部に連通させる大気連通路68が設けられている。大気連通路68は、下降位置の開閉弁部材34の上端部よりも上方へ突き出す長さ寸法を有し、上部空間64に達するように設けられている。これにより、大気開放室38が大気連通孔60、弁室36の上部空間64、および大気連通路68を介して大気に開放される。すなわち、トランスミッションケース24の内部空間が、ブリーザ装置10を介して大気に開放され、トランスミッションケース24の内部空間の圧力である内圧の変化が抑制される。
一方、ブリーザケース12の下端開口部に水圧が掛かると、図8に示されるように、開閉弁部材34は上方へ移動させられて仕切り壁30に押圧され、大気連通孔60が閉塞される。これにより、水路走行時や車両浸水時、エンジンルーム洗浄時等に、雨水や洗浄水、泥水、その他の異物がブリーザ装置10を介してトランスミッションケース24内に侵入することが防止される。水圧が無くなれば、開閉弁部材34が自重で下降位置まで下降させられることにより、図4に示す通常状態に戻り、トランスミッションケース24の内部空間がブリーザ装置10を介して大気に開放される。開閉弁部材34および大気連通孔60によって、大気開放室38を大気に開放したり、大気開放室38を大気から遮断して閉塞したりする開閉弁機構が構成されており、開閉弁部材34は、大気連通孔60を開閉する弁体として機能する。開閉弁部材34は、例えば水よりも比重が小さい合成樹脂材料等にて構成される。
このように、本実施例のブリーザ装置10によれば、トランスミッションケース24の内部空間に連通させられたブリーザ通路18が、内圧調整部32の大気開放室38を介して大気に開放されるため、トランスミッションケース24内の内圧の変化が抑制される。一方、内圧調整部32には、大気開放室38とは別に分離壁42を挟んでオイル分離室40が設けられており、ブリーザ通路18からエアと共に内圧調整部32に流入したオイルは、図4に矢印Fで示すように分離壁42によってオイル分離室40側へ流入させられ、戻し油路50、戻し部材56を介してトランスミッションケース24のオイルパン52に戻されるため、エアと共にブリーザ装置10内へ流入したオイルがブリーザ装置10から外部へ流出することが防止される。
また、仕切り壁30の下側に設けられた弁室36内に開閉弁部材34が上下方向の移動可能に配設され、常には重力によって下降位置に保持されることにより、大気開放室38が大気連通孔60および大気連通路68を介して大気に開放されるが、ブリーザケース12の下端開口部に水圧が掛かると、図8に示されるように開閉弁部材34が上方へ移動させられて仕切り壁30に押圧され、大気連通孔60が閉塞されるため、水路走行時や車両浸水時、エンジンルーム洗浄時等に、雨水や洗浄水、泥水、その他の異物がブリーザ装置10を介してトランスミッションケース24内に侵入することが防止される。
また、内圧調整部32および開閉弁部材34が、単一の円筒形状のブリーザケース12内に仕切り壁30を挟んで上下位置に配置されるため、その内圧調整部32および開閉弁部材34を備えるブリーザ装置10をコンパクトに構成することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両用ブリーザ装置 12:ブリーザケース 16:接続部材 18:ブリーザ通路 24:トランスミッションケース 32:内圧調整部 38:大気開放室 40:オイル分離室 42:分離壁 44:隙間(エア通路) 50:戻し油路 52:オイルパン(オイル貯留部) 56:戻し部材(戻し油路)
Claims (1)
- ブリーザ通路が設けられた接続部材を介してトランスミッションケースに接続され、該トランスミッションケースの内部空間を大気に開放する車両用ブリーザ装置において、
前記接続部材が連結されたブリーザケースと、
該ブリーザケース内に設けられ、前記ブリーザ通路を介して前記トランスミッションケースの内部空間に連通させられる内圧調整部と、
該内圧調整部を、大気に連通させられた大気開放室とオイル分離室とに区分けするとともに、該内圧調整部の上部に設けられたエア通路を介して該大気開放室と該オイル分離室との間のエアの流通を許容しつつ、前記ブリーザ通路から該内圧調整部にエアと共に流入したオイルを前記オイル分離室側へ流入させる分離壁と、
前記オイル分離室に連通させられ、該オイル分離室内のオイルが重力に従って流下させられることにより前記トランスミッションケースに設けられたオイル貯留部へ戻されるように案内する戻し油路と、
を有することを特徴とする車両用ブリーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017013626A JP2018119666A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 車両用ブリーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017013626A JP2018119666A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 車両用ブリーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018119666A true JP2018119666A (ja) | 2018-08-02 |
Family
ID=63043741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017013626A Pending JP2018119666A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 車両用ブリーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018119666A (ja) |
-
2017
- 2017-01-27 JP JP2017013626A patent/JP2018119666A/ja active Pending
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