JP2018119632A - 締結構造 - Google Patents

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飯田 真
Makoto Iida
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【課題】耐久性を上げ、かつ、作業性を上げることができる締結構造を提供すること。
【解決手段】締結構造は、第1孔を有する複数の板状部材が二層以上に重ねられて締結される被締結部の締結構造において、第1孔に対応する第2孔がそれぞれ穿設され、被締結部の積層方向における上方向に配置される上層側の補強部および被締結部の積層方向における下方向に配置される下層側の補強部と、上層側および下層側の補強部により被締結部を挟むように、上層側および下層側の補強部同士を接続する接続部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、締結構造に関する。
従来、例えば、内燃機関における排気管のうち複数の排気経路を一つにまとめるものとして、エキゾーストマニホールドがある。エキゾーストマニホールドには遮熱板が締結されている。遮熱板として、例えば、薄板を二層以上に重ねたものが用いられている。
実開平2−26721号公報
しかしながら、二層以上の遮熱板は、0.5mm前後の薄板を重ねた構造であるため、剛性が低く、遮熱板の振動が大きくなる傾向があり、また、遮熱板の被締結部の付近に応力が集中して、亀裂が発生するおそれがあるという問題点があった。
なお、高強度の補強板を被締結部の上下面に追加することが可能であるが、補強板を被締結部に合わせながらボルトを差し込んで締結することは、手袋を付けた状態での作業工法として好ましくなく、作業性が低下する。
本開示の目的は、耐久性を上げ、かつ、作業性を上げることができる締結構造を提供することである。
本開示の締結構造は、
第1孔を有する複数の板状部材が二層以上に重ねられて締結される被締結部の締結構造において、
前記第1孔に対応する第2孔がそれぞれ穿設され、前記被締結部の積層方向における上方向に配置される上層側の補強部および前記被締結部の積層方向における下方向に配置される下層側の補強部と、
前記上層側および下層側の補強部により前記被締結部を挟むように、前記上層側および下層側の補強部同士を接続する接続部と、
を備える。
本開示によれば、耐久性を上げ、かつ、作業性を上げることができる。
本開示の一実施の形態に係る締結構造の一例を示す図 補強部材の一例を示す斜視図 締結構造の一例を示す斜視図 変形例1にかかる締結構造の一例を示す平面図 図4のA−A線断面図 変形例2にかかる締結構造の一例を示す平面図 図6のB−B線断面図
以下、本開示の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本開示の一実施の形態では、遮熱板1の締結構造100を一例に挙げて説明する。
図1は、本開示の一実施の形態に係る遮熱板1の締結構造100の一例を示す図である。なお、図1には、L軸及びR軸が描かれている。以下の説明では、図1における上下方向をL方向又は積層方向といい、上方向を「+L方向」又は「上層側」、下方向を「−L方向」又は「下層側」という。また、図1における左右方向をR方向又は孔径方向といい、孔中心から離間する方向を「+R方向」又は「遠心方向」、孔中心に近接する方向を「−R方向」又は「向心方向」という。
図1に示すように、遮熱板1は、遮熱材2と、遮熱材2の上層側(+L方向)に配置された板状部材3と、遮熱材2の下層側(−L方向)に配置された板状部材4とが、三層に重ね合わされたものである。板状部材3には、締結用のボルト22を通す第1孔3hが設けられている。また、板状部材4には、ボルト22を通す第1孔4hが設けられている。
遮熱板1の被締結部5は、板状部材3,4が二層以上に重ねられて締結される部分である。
締結構造100は、被締結部5の積層方向(L方向)における上方向に配置される上層側の補強部6および被締結部5の積層方向における下方向に配置される下層側の補強部7を備えている。上層側および下層側の補強部6、7には、第1孔3h,4hに対応する第2孔6h、7hがそれぞれ穿設されている。
なお、上層側の補強部6における第2孔6hの周縁部を、下層側(−L方向)に円筒状にフランジアップして、フランジアップした先端部を下層側の板状部材4に沿わせるように延在し、これを下層側の補強部7とすることが考えられる。しかし、板状部材4に沿わせるように延在した先端部に亀裂が発生する場合があるため、製品として実現性に乏しい。
本実施の形態における締結構造100は、補強部6,7により被締結部5を挟むように、補強部6,7における外周縁同士を接続する接続部8を備えている。
図2は、補強部材10の一例を示す斜視図である。
上層側および下層側の補強部6,7並びに接続部8は、一体的に成形され、図2に示すように、一つの補強部材10を構成している。補強部材10は、弾性力を有するU字形断面形状のばね部材である。補強部材10は、補強部6,7によりその弾性力で被締結部5を挟み込むように、被締結部5の積層方向の厚みより狭い幅の溝口9を有している。
図3は、締結構造100の一例を示す斜視図である。
遮熱板1の被締結部5は、図1に示すように、エキゾーストマニホールド20にボルト22で締結されるものである。
遮熱板1の締結作業においては、作業者等(作業者又は作業ロボット)は、補強部材10の溝口9に遮熱板1の側縁1aを差し込み、図3に示すように、補強部材10を被締結部5に挿着する。上述したように、補強部材10は、補強部6,7の弾性力により被締結部5を積層方向(L方向)における両側から挟み込む。これにより、遮熱板1および補強部材10は、一体化するため、遮熱板1の締結作業時において、取り扱いし易い部品となる。
<本実施の形態の効果>
以上のように、本実施の形態に係る締結構造100によれば、上層側の補強部6と、下層側の補強部7と、補強部6,7により被締結部5を挟むように、補強部6,7同士を接続する接続部8と、を備えている。遮熱板1および補強部材10が一体化するため、遮熱板1の締結作業性を上げることができる。なお、耐久性を上げるために、例えば、被締結部5にステンレス製のメッシュ部材を設けることが考えられるが、コストが嵩むという問題がある。本実施の形態では、メッシュ部材等を設けないで耐久性を上げることができるため、コストを抑えることができる。
また、上層側および下層側の補強部6,7と接続部8とにより一つの補強部材10が構成されている。これにより、手袋を付けた状態での作業工法に好適な構成となるため、遮熱板1の締結作業性を上げることができる。
また、上記実施の形態に係る締結構造100によれば、遮熱板1の側縁1a近傍に被締結部5が設けられる場合に、その被締結部5の補強に容易に用いることができるという利点がある。
<本実施の形態の変形例1>
次に、本実施の形態の変形例1に係る締結構造100について図4および図5を参照して説明する。
なお、変形例1の説明において、上記実施の形態と同じ構成についてはその説明を省略し、上記実施の形態と異なる構成について主に説明する。図4は、変形例1にかかる締結構造100の一例を示す平面図である。また、図5は、図4のA−A線断面図である。
上記実施の形態に係る補強部材10が一体に成形されているのに対し、変形例1に係る補強部材10Aは、図5に示すように、それぞれ別体に成形された上層側および下層側の補強部6A,7Aと、補強部6A,7Aにおける第2孔6h,7hの周縁部同士を接続した接続部8と、を備えている。
図4および図5に示すように、上層側の補強部6Aにおける第2孔6hの周縁部には、第2孔6hを中心として対称的な位置に下層側(−L方向)に窪んだ上層側の窪み部61が設けられている。
下層側の補強部7Aにおける第2孔6hの周縁部には、第2孔6hを中心として対称的な位置に上層側(+L方向)に窪んだ下層側の窪み部71が設けられている。
接続部8は、図5に示すように、窪み部61,71同士をスポット溶接する溶接部8Aである。
上層側の板状部材3には、溶接部8Aを収容するように、第1孔3hから遠心方向(+R方向)に凹入する上層側の第1凹部31が設けられている。下層側の板状部材4には、溶接部8Aを収容するように、第1孔4hから遠心方向(+R方向)に凹入する下層側の第1凹部41が設けられている。第1凹部31,41が設けられることにより、窪み部61,71同士を、互いに直接的に溶接することができる。
変形例1にかかる締結構造100によれば、遮熱板1の側縁1a(図3参照)近傍に被締結部5が設けられていない場合においても、その被締結部5の補強に用いることができる。
<本実施の形態の変形例2>
次に、本実施の形態の変形例2に係る締結構造100について図6および図7を参照して説明する。
なお、変形例2の説明において、上記実施の形態又上記変形例1と同じ構成についてはその説明を省略し、上記実施の形態と異なる構成について主に説明する。図6は、変形例2にかかる締結構造100の一例を示す平面図である。また、図7は、図6のB−B線断面図である。
上記変形例1では、上層側および下層側の補強部6A,7Aにおける第2孔6h,7hの周縁部同士を溶接部8Aにより接続したが、本変形例2では、上層側および下層側の補強部6B,7Bにおける第2孔6h,7hの周縁部同士を係合部8Bにより接続する。
上層側の第2孔6hの周縁部には、第2孔6hを中心として対称的な位置に舌片状部62が設けられている。舌片状部62は、第2孔6hの周縁部に遠心方向(+Z方向)へ互いに平行な二つの切り込みを入れることにより、形成される。
上層側および下層側の板状部材3,4の少なくとも一方(ここでは、下層側の板状部材4)には、係合部8Bを収容するように、第1孔4hから遠心方向に凹入する第2凹部41Bが設けられている。
下層側の第2孔7hの周縁部には、舌片状部62に対応して上層側(+L方向)に窪んだ下層側の窪み部71Bが設けられている。変形例2において、接続部8は、下層側に折り曲げられた舌片状部62の先端部と窪み部71Bとを積層方向(L方向)にかしめることで係合させた係合部8Bである。なお、係合部8Bは、かしめによるものに限定されず、締結作業を行う時まで、第2孔6h,7hの周縁部同士を係合させるものであればどのようなものであってもよい。
変形例2にかかる締結構造100によれば、変形例1と同様に、遮熱板1の側縁1a(図3参照)近傍に被締結部5が設けられていない場合においても、その被締結部5の補強に用いることができる。
また、変形例2によれば、第2凹部41Bに係合部8Bが収容されるため、被締結部5の積層方向における厚みを増やさないで済むという利点がある。
上記実施の形態又は各変形例においては、締結される部品として遮熱板1を一例に挙げたが、本開示はこれに限らず、複数の板状部材が二層以上に重ねられて締結される部品であればよい。
本開示の締結構造100は、耐久性を上げ、かつ、作業性を上げることが要求される遮熱板の締結構造として有用である。
1 遮熱板
2 遮熱材
3 上層側の板状部材
3h 第1孔
4 下層側の板状部材
4h 第1孔
5 被締結部
6 上層側の補強部
6A 上層側の補強部
6B 上層側の補強部
6h 第2孔
7 下層側の補強部
7A 下層側の補強部
7B 下層側の補強部
7h 第2孔
8 接続部
8A 溶接部
8B 係合部
10 補強部材
10A 補強部材
20 エキゾーストマニホールド
22 ボルト
31 上層側の第1凹部
41 下層側の第1凹部
41B 第2凹部
61 上層側の窪み部
62 舌片状部
71 下層側の窪み部
71B 下層側の窪み部
100 締結構造

Claims (7)

  1. 第1孔を有する複数の板状部材が二層以上に重ねられて締結される被締結部の締結構造において、
    前記第1孔に対応する第2孔がそれぞれ穿設され、前記被締結部の積層方向における上方向に配置される上層側の補強部および前記被締結部の積層方向における下方向に配置される下層側の補強部と、
    前記上層側および下層側の補強部により前記被締結部を挟むように、前記上層側および下層側の補強部同士を接続する接続部と、
    を備える締結構造。
  2. 前記接続部は、前記上層側および下層側の補強部における外周縁同士を接続する、請求項1に記載の締結構造。
  3. 前記接続部は、前記上層側および下層側の補強部における前記第2孔の周縁部同士を接続する、請求項2に記載の締結構造。
  4. 前記接続部は、前記第2孔の周縁部同士を溶接する溶接部である、請求項3に記載の締結構造。
  5. 前記溶接部は、前記複数の板状部材における前記第1孔から遠心方向に凹入するように設けられた第1凹部に収容されている、請求項4に記載の締結構造。
  6. 前記接続部は、前記第2孔の周縁部同士を係合する係合部である、請求項2に記載の締結構造。
  7. 前記係合部は、前記複数の板状部材の少なくとも一つにおける前記第1孔から遠心方向に凹入するように設けられた第2凹部に収容されている、請求項5に記載の締結構造。
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