JP2018118409A - 成形品加飾用シート、及び加飾成形品 - Google Patents

成形品加飾用シート、及び加飾成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】合成樹脂系基材、木質基材、無機質系基材、金属系基材等の基材を用いた各種成形品の表面に、高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を与えることができる成形品加飾用シート、及びその成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品を提供する。【解決手段】第1の面及び第2の面を有する繊維布帛からなる布帛層と、前記布帛層の第2の面に積層された、感熱性樹脂を含む感熱性接着剤層とを有する成形品加飾用シート、及び、当該成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾された加飾成形品。【選択図】なし

Description

本発明は、成形品加飾用シート、及び加飾成形品に関する。
スマートフォンやパーソナルコンピューターなどのデジタル機器、自動車のインストルメントパネル、ドアトリムなどの内装材に意匠性を付与するため、印刷や蒸着などで意匠性を付与したフィルムを成形品の曲面に貼り付ける技術が開発されている。
一例として、特許文献1では、基材フィルム、離型層、インクジェット印刷で形成された像を有する受像層、及びヒートシール層を積層した転写フィルムを成形品に熱転写する方法が開示されている。
別の例として、特許文献2では、チャンバー内の圧力制御により加飾シートを成形品に密着させて成型する真空成型装置及び真空成型方法が開示されている。
特開2009−255322号公報 特開2002−067137号公報
近年、加飾シートを用いた見た目だけの美しさだけではなく、より高い素材感や、肌で触れた際のより心地よい触感を要望する声が高まってきた。
従って、本発明は、合成樹脂系基材、木質基材、無機質系基材、金属系基材等の基材を用いた各種成形品の表面に、高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を与えることができる成形品加飾用シート、及びその成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品を提供することを課題とする。
本発明の成形品加飾用シートは、第1の面及び第2の面を有する繊維布帛からなる布帛層と、布帛層の第2の面に積層された、感熱性樹脂を含む感熱性接着剤層とを有する。
本発明の成形品加飾用シートは、感熱性接着剤層に含まれる感熱性樹脂の軟化点が、50〜250℃であることが好ましい。
本発明の成形品加飾用シートは、通気性を有さないことが好ましい。
本発明の成形品加飾用シートは、布帛層の第2の面と、感熱性接着剤層との間に、無孔質の樹脂からなる無孔質樹脂層が積層されていてもよい。
本発明の成形品加飾用シートは、JIS L1096(2010)JIS法 A法(ストリップ法)に準じて測定した破断伸度が経方向、緯方向の少なくとも一方が30%以上であることが好ましい。
本発明の成形品加飾用シートは、布帛層の第1の面が露出しており、布帛層の第1の面のJIS L1092(2009)に記載のはっ水度試験(スプレー法)に準じて測定した撥水度が3級以上であることが好ましい。
本発明の成形品加飾用シートは、布帛層の第1の面が露出しており、布帛層の第1の面のAATCC(American Association of Textile Chemists and Colorists) 118(1999)に記載の方法に準じて測定した撥油性能が3級以上であることが好ましい。
本発明の成形品加飾用シートは、布帛層の第1の面が露出しており、布帛層の第1の面が、社団法人繊維評価技術協議会の制菌加工 一般用途(橙)に合格する抗菌性能を有することが好ましい。
また、本発明の加飾成形品は、本発明の成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾された加飾成形品である。
本発明の成形品加飾用シートは、各種成形品の表面に、高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を与えることができる。
また、そのため、本発明の成形品加飾用シートを用いて加飾された、本発明の加飾成形品は、高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を有する。
以下、本発明の成形品加飾用シート及び本発明の加飾成形品について説明する。以下の態様は、本発明を説明するための単なる例示であって、本発明をこの態様にのみ限定することは意図されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、様々な態様で実施することが可能である。
[成形品加飾用シート]
本発明の成形品加飾用シートは、第1の面及び第2の面を有する繊維布帛からなる布帛層と、布帛層の第2の面に積層された、感熱性樹脂を含む感熱性接着剤層とを有する。
(布帛層)
第1の面及び第2の面を有する繊維布帛からなる布帛層は、繊維布帛により形成されている、第1の面及び第1の面の反対側に位置する第2の面を有する層を言う。
繊維布帛が用いられることにより、本実施態様の成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品は、従来の加飾シートを用いて加飾された加飾成形品とは異なり、高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を有する。
繊維布帛としては、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン、及びアセテート、ビスコースなどのレーヨンなどが挙げられ、これらの他にも、ポリ乳酸、芳香族ポリアミド、ポリイミド及びポリフェニレンサルファイドなどの化学繊維、綿、麻、絹及び羊毛などの天然繊維、ガラス繊維、炭素繊維、バサルト繊維、スチール繊維などの無機繊維、並びに、これらの素材の混繊、混紡、交織及び交編品を挙げることができる。
繊維布帛としては特に限定されるものではないが、水や湿気に対する寸法安定性の観点からポリエステルが好ましくい。また、伸縮性の観点からポリウレタンやポリエステルを用いる場合には、ポリトリメチレンテレフタレートが好ましい。
繊維布帛は、織物、編物、不織布などであってよく、限定されない。
織物の組織は、平織、綾織、朱子織、変わり織物などであってよく、限定されない。
編物の組織は、経編、緯編などであってよく、限定されない。
繊維布帛は、あらかじめ着色されていてもよく、着色されていなくてもよい。
繊維布帛をあらかじめ着色する場合は、分散染料、カチオン染料、酸性染料、直接染料、反応染料、建染染料、硫化染料などの染料、あるいは、蛍光増白剤、顔料などを用いて着色することができる。また、酸性染料を用いてナイロンを染色した場合に実施されている合成タンニンなどを用いてのフィックス処理など、通常着色時に行われている各種処理を行ってもよい。なお、繊維布帛を着色するために用いられる材料は、前述のものに限定されるものではなく、繊維布帛の素材に合わせて適切なものを選択することができる。
着色方法は、原着、浸染、捺染などであってよく、限定されない。
布帛層の平均厚さは、30μm〜10000μmが好ましく、50μm〜5000μmがより好ましく、100μm〜1000μmがさらに好ましい。
布帛層の平均厚さが前記下限値以上であれば、強度に優れ、前記上限値以下であれば、成形品の三次元曲面に加飾用シートを貼り合せたときにその形状に追従し皺などの発生を抑制し外観品位に優れる。
なお、平均厚さは、株式会社尾崎製作所製のPEACOCK 形式Hにて布帛の任意の5カ所の厚みを測定し、その平均値より求めたものである。
(感熱性接着剤層)
感熱性接着剤層は、布帛層の一方の面(第2の面)に積層されており、感熱性樹脂を含む層である。
本明細書において感熱性樹脂とは、加熱により接着性を発揮する樹脂を言い、具体的には、加熱により樹脂を軟化させた後、冷却することにより成形品と繊維布帛とを接着するものや、加熱により樹脂を反応させ、樹脂を硬化したり、樹脂と成形品及び樹脂と繊維布帛の一方又は両方とを化学結合せしめたりすることにより、成形品と繊維布帛とを接着するものが挙げられる。例えば、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が好適に用いられ、熱可塑性樹脂が特に好ましい。
熱可塑性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリブチレンテレフタレート、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、芳香族ポリエステル等が挙げられる。これらの中でも、感熱性接着剤層による成形品加飾シートの伸縮性の低下を抑制する観点から、ポリウレタンが好ましい。
感熱性接着剤層に含まれる感熱性樹脂は感圧性を有していてもよい。感圧性を有する樹脂とは、加圧により接着性を発揮する樹脂を言い、具体的には、感圧性を有するアクリル樹脂やシリコーン樹脂などが挙げられる。
感熱性樹脂の軟化点は50℃〜250℃であることが好ましく、80℃〜200℃がより好ましく、100℃〜150℃がさらに好ましい。
感熱性樹脂の軟化点が前記下限値以上であれば、自動車内の気温の上昇や、スマートフォンなどの電子機器からの発熱による、成形品からの成形品加飾用シートの剥がれを抑制することができ、前記上限値以下であれば、成形品と成形品加飾用シートの貼着時間を短縮でき、貼り合わせ時の加熱温度を低く抑えられるため、成形品の耐熱性を必要以上に高める必要性がなくなる。
なお、軟化点は、JIS K6863(1994) ホットメルト接着剤の軟化点試験方法に準じて測定される。
布帛層の一方の面(第2の面)に積層された感熱性接着剤層は、布帛層の全面に隙間なく積層されていてもよく、布帛層の端部周辺を除く略全面に隙間なく積層されていてもよい。感熱性接着剤層が布帛層に隙間なく積層されることにより、成形品と成形品加飾用シートとのズレや剥がれを抑制することができる。
別の態様として、布帛層の一方の面(第2の面)に積層された感熱性接着剤層は、布帛層の全面に点状、線状、格子状などの任意のパターンを有する形状、若しくはパターンを有さないランダムな形状を有して積層されていてもよい。感熱性接着剤層が形状を有して布帛層に積層される場合、例えば点状や線状の形状のように、布帛層の端部周辺まで空気の通り道を有する形状であることが、成形品と成形品加飾用シートとの間に挟み込まれた空気を残存させずに排出させることが容易となるため好ましい。
また、感熱性接着剤層を隙間なく布帛層に積層する場合であっても、感熱性接着剤層の布帛層と接していない側の面の表面に、感熱性樹脂を用いて点状や線状の形状のような凹凸を設けることにより、成形品と、布帛層若しくは感熱性接着剤層との間に空気の通り道を確保して、成形品と成形品加飾用シートとの間に挟み込まれた空気を残存させずに排出することができる。
また、感熱性接着剤層が形状を有して布帛層に積層される場合、感熱性接着剤層が積層された面積は、布帛層の面積(100%)に対して、40〜100%が好ましく、60〜100%がより好ましく、80〜100%がさらに好ましい。
感熱性接着剤層の厚さは、繊維布帛や成形品の状態によって任意に設定することができ、3μm〜1000μm程度であり、7μm〜500μmが好ましく、15μm〜200μmがより好ましい。
なお、本明細書においては、感熱性接着剤層が形状を有して布帛層に積層される場合、あるいは、感熱性接着剤層を隙間なく布帛層に積層する場合であっても、感熱性接着剤層の布帛層と接していない側の面の表面に、感熱性樹脂を用いて点状や線状の形状のような凹凸を設けて布帛層に積層される場合には、凹凸を有する感熱性接着剤層の凸部の部分の高さを感熱性接着剤層の厚さとする。
感熱性接着剤層の厚さは、電子顕微鏡を用いて加飾シートの断面を観察し任意の5カ所の厚みを測定し、その平均値より求めたものである。なお、凹凸を有する感熱性接着剤層の場合は、加飾シートの断面を観察し、任意の5カ所の凸部の厚みを測定し、その平均値より求める。
(成形品加飾用シートの通気性)
成形品加飾用シートを用いて成形品を加飾する際に、例えば、手作業で成形品加飾用シートを成形品に貼着するなど、圧力差を用いずに加飾する場合は、成形品加飾用シートと成形品との間に空気を残存させることなく貼着できることから、成形品加飾用シートが通気性を有していることが好ましい。
一方、成形品加飾用シートを用いて成形品を加飾する際に、例えば、真空成型によって成形品加飾用シートを成形品に貼着するなど、圧力差を用いて加飾する場合は、成形品加飾用シートが通気性を有さないことが好ましい。
本明細書において、通気性を有さないとは、空気透過度(通気度)が100秒以上であることを言い、500秒以上が好ましく、1000秒以上がより好ましく、2500秒以上がさらに好ましい。
なお、通気度は、JIS L1096(2010) 通気性B法(ガーレ法)に準じて測定される。
通気性を有さない成形品加飾用シートは、布帛層の一方の面(第2の面)に積層された感熱性接着剤層を、布帛層の全面に隙間なく積層するか、布帛層の端部周辺を除く略全面に隙間なく積層することにより製造することができる。
別の態様として、通気性を有さない成形品加飾用シートは、布帛層の一方の面(第2の面)と感熱性接着剤層との間に、無孔質の樹脂からなる無孔質樹脂層を積層することにより製造することができる。
(無孔質樹脂層)
無孔質樹脂層は、布帛層の第2の面と感熱性接着剤層との間に積層された、無孔質の樹脂からなる層である。
感熱性接着剤層を布帛層の全面若しくは略全面に隙間なく積層することにより通気性を有さない成形品加飾用シートとする場合、感熱性接着剤層の感熱性樹脂が加熱により流動し、成形品への貼着に際して、成形品加飾用シートの通気度を変化させるおそれがある。また、感熱性接着剤層の感熱性樹脂が加熱により流動し、成形品への貼着に際して、感熱性樹脂が布帛層の外側表面まで移動し、加飾成形品の高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を阻害するおそれがある。
従って、通気度の安定性等の観点から、布帛層の一方の面(第2の面)と感熱性接着剤層との間に無孔質樹脂層を積層することにより、通気性を有さない成形品加飾用シートとすることが好ましい。
通気性を有さない成形品加飾用シートとすることにより、真空成型によって成形品加飾用シートを成形品に貼着するなど、圧力差を用いて成形品を加飾する際に、安定的な貼着を達成でき、安定した接着性を有する加飾成形品、また、安定した高い素材感や、肌で触れた際の心地よい触感を得ることができる。
本明細書において、無孔質の樹脂とは、通気性を有さない無孔質樹脂膜である。通気性を有さない、即ち、空気透過度(通気度)が100秒以上であるものであれば、例えば、電子顕微鏡で観察した際に、直径100μm未満程度の孔が確認できるものであってもよい。無孔質樹脂膜としては、目視にて孔が確認できないものが好ましく、電子顕微鏡を用いて1000倍程度の倍率下で観察しても孔が確認できないものがより好ましい。
無孔質樹脂層を構成する無孔質の樹脂は、感熱性接着剤層に含まれる感熱性樹脂の軟化点よりも高い軟化点を有し、無孔質の樹脂の軟化点が感熱性樹脂の軟化点よりも10℃以上高いことが好ましく、20℃以上高いことがより好ましく、30℃以上高いことがさらに好ましい。
無孔質の樹脂の軟化点が感熱性樹脂の軟化点よりも高いことにより、感熱性樹脂が加熱により接着性を発揮する温度であっても、無孔質の樹脂を軟化させずに、成形品加飾用シートの通気度を変化させることなく、成形品加飾用シートを成形品に貼着することができる。
無孔質の樹脂としては、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂などのうち、感熱性樹脂の軟化点よりも軟化点が高い樹脂が挙げられる。また、通気性を有さない、即ち、空気透過度(通気度)が100秒以上であるものであれば、延伸した多孔質のポリテトラフルオロエチレン膜等が無孔質樹脂膜として用いられてもよい。
成形品加飾用シートの柔軟性を確保できることから、無孔質樹脂膜としては、ウレタン樹脂を用いて得られる、伸縮性を有するポリウレタン樹脂膜が好ましい。
無孔質樹脂層の平均厚さは、繊維布帛や成形品の状態によって任意に設定することができ、3μm〜1000μm程度であり、7μm〜500μmが好ましく、15μm〜200μmがより好ましい。
無孔質樹脂層の平均厚さが前記下限値以上であれば、部分的な通気性の発生が抑制できることで成形品加飾用シートの成形品への安定的な貼着が達成でき、前記上限値以下であれば、得られる加飾成形品が重くなりすぎず、また、成形品加飾用シートが必要以上に硬くなりすぎないことで成形品加飾用シートの成形品への安定的な貼着が達成できる。
なお、無孔質樹脂層の平均厚さは、電子顕微鏡を用いて加飾シートの断面を観察し、任意の5カ所の厚みを測定して、その平均値より求めたものである。
無孔質樹脂層の布帛層と接していない側の面に積層される感熱性接着剤層の態様としては、布帛層の一方の面(第2の面)に積層される感熱性接着剤層の態様と同様である。
(成形品加飾用シートの製造方法)
成形品加飾用シートの製造方法は特に制限されないが、布帛層の一方の面(第2の面)に感熱性接着剤層が積層された本発明の成形品加飾用シートは、例えば、加熱溶融させた感熱性樹脂、又は溶剤に溶解させた感熱性樹脂、あるいはパウダー状の感熱性樹脂を繊維布帛の一方の面に公知の方法を用いて製膜することにより製造することができる。
感熱性樹脂を製膜する方法としては、キャストフィルムの転写法やダイレクトコーティング法等が挙げられる。
布帛層上に感熱性接着剤層が形状を有して積層されている場合には、加熱溶融させた感熱性樹脂や、溶剤に溶解させた感熱性樹脂を、グラビアコータ等を用いて直接布帛層上に付与したり、凹凸を有する離型紙に付与した後、布帛層上に転写し、感熱性樹脂を冷却して硬化させたり、溶媒を除去することにより成膜させたりして製造することができる。
また、製膜された感熱性接着剤層上に、さらに感熱性樹脂を用いて凹凸を設ける場合にも同様の方法を用いて製造することができる。
成形品加飾用シートに無孔質樹脂層が積層されている場合には、例えば、繊維布帛の一方の面に接着剤を介して無孔質樹脂膜を積層し、さらに加熱溶融させた感熱性樹脂、又は溶剤に溶解させた感熱性樹脂、あるいはパウダー状の感熱樹脂を公知の方法を用いて無孔質樹脂膜上に製膜する、あるいは、製膜された感熱性樹脂を、加熱下及び加圧下の少なくとも一方の条件下で無孔質樹脂膜上に積層することにより、製造することができる。
具体的には、例えば、剥離容易な工程紙上に無孔質樹脂膜を製膜し、接着剤を介して繊維布帛を積層した布帛積層体を準備し、別途、剥離容易な工程紙上に感熱性樹脂を製膜し、布帛積層体の工程紙を剥離して露出する無孔質樹脂層に製膜された感熱性樹脂層を加熱及び/又は加圧下で積層して、不要な工程紙を剥離することにより製造することができる。
繊維布帛と無孔質樹脂膜を積層する際に用いる接着剤は公知のものを使用することができ、接着性及び使用する繊維布帛や無孔質樹脂膜の材質等に応じて選択することができる。具体的には、2液型ポリウレタン系接着剤を用いることができる。
繊維布帛と無孔質樹脂膜を積層する際の接着剤の塗布は、布帛層への感熱性接着剤層の積層と同様の方法で行うことができる。
(成形品加飾用シートの性質)
本発明の成形品加飾用シートは、破断伸度が経方向及び緯方向の少なくとも一方、好ましくは経方向及び緯方向の両方について、30%以上であることが好ましく、50%以上がより好ましく、100%以上がさらに好ましい。
成形品加飾用シートの破断伸度が前記下限値以上であれば、成形品に曲面など三次元の曲面を有する場合であっても、成形品加飾用シートを貼着する際に皺などが発生しにくく、外観品位や手で触った際の触感が優れた加飾成形品を得ることができる。
破断強度は、JIS L1096(2010) JIS法 A法(ストリップ法)に準じて測定される。
本発明の成形品加飾用シートは、感熱性接着剤層が積層されていない側の布帛層の他方の面(第1の面)が露出しており、露出する布帛層の面の撥水度が3級以上であることが好ましく、4級以上がより好ましく、5級以上がさらに好ましい。
成形品加飾用シートの撥水度が前記下限値以上であれば、成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品の最表面における、しょうゆなどの水系の汚れの付着を抑制することができ、降雨時においても最表面で雨水をはじき、加飾成形品の内部への水の浸入を抑制することができる。
なお、露出する布帛層の面、即ち布帛層の第1の面は、成形品加飾用シートが成形品に貼着されると、加飾成形品の外装となる面である。
撥水度は、JIS L1092(2009)に記載のはっ水度試験(スプレー試験)に準じて測定される。
本発明の成形品加飾用シートは、感熱性接着剤層が積層されていない側の布帛層の他方の面(第1の面)が露出しており、露出する布帛層の面の撥油性能が3級以上であることが好ましく、4級以上がより好ましく、5級以上がさらに好ましく、6級以上が特に好ましい。
成形品加飾用シートの撥油性能が前記下限値以上であれば、成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品の最表面における、ラー油や手垢などの油系の汚れの付着を抑制することができる。
撥油性能は、AATCC 118(1999)に記載の方法に準じて測定される。
本発明の成形品加飾用シートは、感熱性接着剤層が積層されていない側の布帛層の他方の面(第1の面)が露出しており、露出する布帛層の面が抗菌性能を有していることが好ましい。
成形品加飾用シートが抗菌性能を有していることにより、成形品加飾用シートを用いて加飾された加飾成形品の表面での菌の増殖を抑制することができ、より清潔で衛生的な加飾成形品とすることができる。
抗菌性能に関しては、社団法人繊維評価技術協議会の制菌加工 一般用途(橙)に合格するものを、抗菌性能を有すると判断する。
<加飾成形品>
本発明の加飾成形品は、本発明の成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾されたものである。本発明の加飾成形品は、本発明の成形品加飾用シートの感熱性接着剤層が成形品の表面と貼着されることにより、本発明の成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾されている。
(成形品)
本発明の成形品加飾用シートを用いて加飾される成形品としては、スマートフォン、携帯電話、パソコンなどの電化製品の筺体やカバーケース;テーブル、扉などの住宅用部材;バンパー、カール、ドアノブなどの外装部品、トリム、インナーパネル、ハンドルなどの内装材などの二輪車を含む自動車用部品;おもちゃ;ヘルメット、バット、ラケットなどのスポーツ用品;などであってよく、限定されない。
成形品に用いられる素材としては、合成樹脂系基材、木質基材、無機質系基材、金属製基材などが挙げられる。具体的には、ポリプロピレン、ポリウレタンなどの合成樹脂;紙、木材などの天然素材;などであってよく、限定されない。
(加飾成形品の製造方法)
本発明の加飾成形品の製造方法、即ち、本発明の成形品加飾用シートを用いた成形品の加飾方法としては、加飾シートとして本発明の成形品加飾用シートを用いること以外は、加飾シートを用いた成形品の加飾方法として公知の方法を用いることができる。例えば、真空成型による貼着、型を用いたプレス法による貼着、手作業による貼着などが挙げられる。
貼着に際しては、感熱性接着剤層に含まれる感熱性樹脂の接着性を発揮させるため、加熱して行うことが好ましい。
加熱は、感熱性接接着剤層に含まれる感熱性樹脂の軟化点よりも−20℃以上高い温度に加熱することが好ましく、−10℃〜50℃高い温度がより好ましく、−5℃〜30℃高い温度がさらに好ましい。
貼着に際しての加熱温度が前記下限値以上であれば、充分に感熱性樹脂の接着性を発揮させることにより、成形品加飾用シートと成形品との安定した貼着が可能となり、前記上限値以下であれば、成形品の耐熱性を必要以上に高める必要性がなくなり、また、成形品加飾用シートが無孔質樹脂層を含む場合には、無孔質樹脂層を構成する無孔質の樹脂の選択の幅を広げることができる。
貼着に際しては、成形品加飾用シートと成形品との貼着を安定化できる点から、圧力差を用いて行うことが好ましい。
貼着に際して圧力差を用いる方法としては、真空成型装置内に気圧差を生じさせることにより、成形品加飾用シートを真空成型によって成形品に貼着する方法、プレス法などにより加圧して成形品加飾用シートを成形品に貼着する方法などが挙げられる。
成形品加飾用シートと成形品とを貼着させる際には、加熱条件下、圧力差を用いて行うことが好ましい。
[作用機序]
本発明の成形品加飾用シート及び本発明の加飾成形品は、布帛層の他方の面(第1の面)が露出している。従って、本発明の成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾された本発明の加飾成形品は、繊維布帛そのものの高い素材感を有し、肌で触れた際の触感にも優れる。
また、本発明の成形品加飾用シートのうち、通気性を有さない成形品加飾用シートは、特に、圧力差を用いて成形品加飾用シートと成形品とを貼着する際の、成形品加飾用シートの成形品への接着性に優れ、加飾成形品の表面に皺などが発生しにくいため、得られる加飾成形品の外観品位にも優れ、かつ、成形品加飾用シートによる加飾に際しての生産安定性にも優れる。
また、本発明の成形品加飾用シートのうち、特定の破断強度を有する成形品加飾用シートは、成形品の複雑な曲面にも追従することができ、成形品加飾用シートと成形品との貼着の際に皺などが発生しにくいため、得られる加飾成形品の外観品位に優れる。
以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の記載によって限定されるものではない。
[各層の厚みの測定]
(布帛層)
株式会社尾崎製作所製のPEACOCK 形式Hにて布帛の任意の5カ所の厚みを測定し、その平均値より求めたものである。
(感熱性接着剤層、無孔質樹脂層)
電子顕微鏡を用いて加飾シートの断面を観察して任意の5カ所の厚みを測定し、その平均値より求めたものである。
[通気度の測定]
通気度は、JIS L1096:2010 B法(ガーレ形法)に準じて測定した。
[破断伸度の測定]
破断伸度は、JIS L1096(2010) JIS法 A法(ストリップ法)に準じて測定した。
[撥水度、撥油性能の測定]
撥水度は、JIS L1092(2009)に記載のはっ水度試験(スプレー法)に準じて測定した。
また、撥油性能は、AATCC 118(1999)に記載の方法に準じて測定した。
[抗菌性能の評価]
抗菌性能は、社団法人繊維評価技術協議会の制菌加工 一般用途(橙)に合格したものについて抗菌性能を有する、合格しないものについて抗菌性能を有さないと評価した。
(実施例1)
布帛層に用いる繊維布帛として、経糸、緯糸とも83デシテックスのポリエステル糸を用いて製造された、厚さ270μmのポリエステルタフタ(A)(経破断伸度:28%、緯破断伸度:35%)を用いた。感熱性接着剤層として、ホットメルトウレタン樹脂(軟化点温度:約110℃)溶液を用い、コーティングにより布帛層の片面の全面に隙間なくホットメルトウレタン樹脂からなる感熱性樹脂を積層し、成形品加飾用シート1を作製した。成形品加飾用シート1における感熱性接着剤層の厚みは60μmであった。
成形品加飾用シート1の通気度は5000秒以上であり、破断伸度は経方向29%、緯方向37%であった。
成形品加飾用シート1の感熱性接着剤層と成形品M(ポリプロピレン、厚さ3mm)とを対面させ、120℃で加熱加圧することで、成形品Mを成形品加飾用シートにより加飾し、加飾成形品1を作製した。
加飾成形品1は繊維布帛特有の心地よい触感があり、成形品と成形品加飾用シートとのズレや剥がれなどの不具合も発生しなかった。
(実施例2)
工程紙上に、無孔質の樹脂層として、厚さ10μmのポリウレタンフィルムを、キャスト法により製膜した。得られたポリウレタンフィルム上に、2液型ポリウレタン系接着剤を、厚み20μmになるように、全面に配置した。次に、布帛層として実施例1で用いたポリエステルタフタ(A)を用いて、上記の2液型ポリウレタン系接着剤を介してポリウレタンフィルムを積層した。工程紙を剥離し、布帛と無孔質の樹脂層との積層体を得た。この積層体のポリウレタンフィルムを、電子顕微鏡を用い1000倍で観察したところ孔は確認されなかった。
別の工程紙上に、感熱性接着剤層として、ホットメルトポリウレタン樹脂溶液を用いて、厚さ60μmのホットメルトポリウレタンフィルム(軟化点110℃)を、キャスト法により製膜した。ホットメルトウレタンフィルムと、布帛と無孔質の樹脂層との積層体の無孔質の樹脂層とを対面させ、120℃で加圧加熱して、冷却後に工程紙を剥離して、無孔質の樹脂層が布帛層と感熱性接着剤層の間に積層された成形品加飾用シート2を作製した。成形品加飾用シート2における感熱性接着剤層の厚みは60μmであった。
成形品加飾用シート2の通気度は5000秒以上であり、破断伸度は経方向28%、緯方向37%であった。
成形品加飾用シート2の感熱性接着剤層と実施例1で用いた成形品Mとを対面させ、120℃の温度で加熱、及び加圧と減圧とによる圧力調整を行うことにより、成形品Mを加飾成形品加用飾シート2により加飾し、加飾成形品2を作製した。
成形品加飾用シート2は、成形品加飾用シート1と比べて、成形品Mの曲面や凹凸によりいっそう追従しており、ラミネートの品位がより高かった。加えて、繊維布帛特有の心地よい触感があり、成形品と成形品加飾用シートとのズレや剥がれなどの不具合も発生しなかった。
(実施例3)
布帛層として、56デシテックスのポリエステル糸を用いて製造された、ポリエステル天竺(B)(経破断伸度:103%、緯破断伸度:205%)を用いた以外は、実施例2に記載の方法で成形品加飾用シート3及び加飾成形品3を作製した。
成形品加飾用シート3の通気度は5000秒以上であり、破断伸度は経方向105%、緯方向204%であった。
成形品加飾用シート3は、成形品加飾用シート2と比べて、成形品Mの曲面や凹凸にさらに深くまで追従しており、ラミネートの品位がさらに高かった。加えて、繊維布帛特有の心地よい触感があり、成形品と成形品加飾用シートとのズレ、皺や剥がれなどの不具合も発生しなかった。
(実施例4)
実施例3で用いたポリエステル天竺(B)をフッ素系の撥水・撥油剤(旭硝子株式会社製、商品名「アサヒガードAG−E081」、以下、撥水剤と言う)を含む水溶液に浸漬し、マングルロールで余分な撥水剤を除去後、170℃のオーブンで乾燥し、ポリエステル天竺(B)を撥水撥油処理した。
この撥水撥油処理したポリエステル天竺(B)の撥水度は4級であり、撥油性能は5級であった。
布帛層として、この撥水撥油処理したポリエステル天竺(B)を用いた以外は、実施例2に記載の方法で成形品加飾用シート4及び加飾成形品4を作製した。
成形品加飾用シート4の露出した布帛層表面の撥水度は4級であり、撥油性能は5級であった。
また、成形品加飾用シート4の通気度は5000秒以上であり、破断伸度は緯方向106%、緯方向203%であった。
加飾成形品4における成形品加飾用シート4で加飾された部分は、手洗いや食べこぼしなど、日常生活を送る上で十分な撥水、撥油性を有していた。加えて、繊維布帛特有の心地よい触感があり、成形品と成形品加飾用シートとのズレ、皺や剥がれなどの不具合も発生しなかった。
(実施例5)
実施例3で用いたポリエステル天竺(B)をジンクピリチオン系の抗菌剤(大阪化成株式会社製、商品名「マルカサイドYP−DP」)を含む水溶液に浸漬し、マングルロールにて余分な抗菌剤を除去後、170℃のオーブンで熱処理し、ポリエステル天竺(B)を抗菌処理した。
この抗菌処理したポリエステル天竺(B)は、抗菌性能を有していた。
布帛層として、この抗菌処理したポリエステル天竺(B)を用いた以外は、実施例2に記載の方法で成形品加飾用シート5及び加飾成形品5を作製した。
成形品加飾用シート5の露出した布帛層表面は、抗菌性能を有していた。
また、成形品加飾用シート5の通気度は5000秒以上であり、破断伸度は経方向101%、緯方向203%であった。
加飾成形品5は抗菌性能を有しており、衛生面で優れる。また、成形品加飾用シート5は、成形品加飾用シート2と比べて、成形品Mの曲面や凹凸にさらに深くまで追従しており、ラミネートの品位がさらに高かった。加えて、繊維布帛特有の心地よい触感があり、成形品と成形品加飾用シートとのズレ、皺や剥がれなどの不具合も発生しなかった。

Claims (9)

  1. 第1の面及び第2の面を有する繊維布帛からなる布帛層と、前記布帛層の第2の面に積層された、感熱性樹脂を含む感熱性接着剤層とを有する成形品加飾用シート。
  2. 前記感熱性樹脂の軟化点が50〜250℃である、請求項1に記載の成形品加飾用シート。
  3. 通気性を有さない、請求項1または2に記載の成形品加飾用シート。
  4. 前記布帛層の第2の面と、前記感熱性接着剤層との間に、無孔質の樹脂からなる無孔質樹脂層が積層されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の成形品加飾用シート。
  5. JIS L1096(2010)JIS法 A法(ストリップ法)に準じて測定した破断伸度が経方向、緯方向の少なくとも一方が30%以上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の成形品加飾用シート。
  6. 前記布帛層の第1の面が露出しており、前記布帛層の第1の面のJIS L1092(2009)に記載のはっ水度試験(スプレー法)に準じて測定した撥水度が3級以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の成形品加飾用シート。
  7. 前記布帛層の第1の面が露出しており、前記布帛層の第1の面のAATCC 118(1999)に記載の方法に準じて測定した撥油性能が3級以上である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の成形品加飾用シート。
  8. 前記布帛層の第1の面が露出しており、前記布帛層の第1の面が、社団法人繊維評価技術協議会の制菌加工 一般用途(橙)に合格する抗菌性能を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の成形品加飾用シート。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の成形品加飾用シートを用いて成形品が加飾された加飾成形品。
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