JP2018116438A - 経営シミュレーションプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】将来における企業の経営状態を予測し、資金繰りに困らない安定した経営状態とするための改善策を提示可能なプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】コンピュータ装置を、事業体の収入及び支出に関するデータをもとに、将来発生する収入及び支出を推定する収支推定手段、推定された収入及び支出から求められる収支関連データが所定の条件を満たすか否かを判定する収支関連データ判定手段、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び/又は支出を補正する収支補正手段として機能させ、収支関連データ判定手段は、補正後の収支関連データについても、所定の条件を満たすか否かを判定し、さらに、コンピュータ装置を、補正前又は補正後の収支関連データが所定の条件を満たすと判定された場合に、該収入及び該支出を適正な将来の収入及び支出として確定する確定手段として機能させるプログラム。【選択図】 図2

Description

本発明は、経営シミュレーションプログラムに関する。
昨今、企業の経営において会計管理は不可欠である。出願人は、企業の黒字倒産を回避するために、財務情報及び会計情報に基づいて、将来の資金繰りに関する予想データを作成する経営支援プログラムを開発している(特許文献1を参照)。
また、実績の財務情報及び会計情報に基づいて、将来の貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)を予想し、予想された将来のB/Sを用いて将来のキャッシュフロー計算書(C/F)を作成する方法もある。
特開2016−110610号公報
特許文献1に記載された発明は、企業の資金繰りの実績データ、企業の特徴を表す定性的なデータ、及び、所定の係数を用いて、将来における企業の経営状態を予想する技術である。しかし、資金繰りに困らない安定した経営状態とするために、財務情報又は会計情報に含まれるいずれの科目の値を改善すべきか具体的に示すものではなかった。
また、将来のB/SやP/Lから予想された将来のC/Fに含まれる情報は、売掛金の回収が滞っている、あるいは、会計ルールの範囲内で利益を多めに見せかけることにより利益額が不正確である等の要因により、企業における資金の実態とは乖離した情報となっている。
本発明の少なくとも1つの実施の形態の目的は、将来における企業の経営状態を予測し、資金繰りに困らない安定した経営状態とするための改善策を示すことが可能なプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の少なくとも1つの実施の形態の目的は、企業における資金の実態に則した、将来の財務情報及び会計情報を算出するプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る経営シミュレーションプログラムは、コンピュータ装置において実行される経営シミュレーションプログラムであって、コンピュータ装置を、事業体の収入に関するデータ、及び、支出に関するデータをもとに、将来発生する収入及び支出を推定する収支推定手段、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び支出から求められる、収支に関連する収支関連データが所定の条件を満たすか否かを判定する収支関連データ判定手段、収支関連データが所定の条件を満たさないと判定された場合に、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び/又は支出を補正する収支補正手段として機能させ、収支関連データ判定手段は、収支補正手段により補正された、補正後の将来発生する収入、及び、補正後の将来発生する支出から求められる、補正後の収支関連データについても、所定の条件を満たすか否かを判定するものであり、さらに、コンピュータ装置を、補正前又は補正後の収支関連データが所定の条件を満たすと判定された場合に、所定の条件を満たすと判定された該収支関連データに対応する、補正前又は補正後の収入及び支出を適正な将来の収入及び支出として確定する適正収支確定手段として機能させる、経営シミュレーションプログラムに関する。
本発明に係る経営シミュレーションプログラムは、収支関連データ判定手段が、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び支出、及び、設備投資の予定額を含む企業維持費から求められる収支関連データが所定の条件を満たすか否かを判定するものであることが好ましい。
本発明に係る経営シミュレーションプログラムは、事業体の支出に関するデータが、事業体の固定費に関連する固定支出、及び、変動費に関連する変動支出を含むものであり、収支推定手段が、将来発生する固定支出及び変動支出を推定するものであり、
収支関連データが、式(1):
Figure 2018116438
から求められる、推定される収支の分岐点であることが好ましい。
本発明に係る経営シミュレーションプログラムは、コンピュータ装置を、事業体における、所定の期間中の収入と、期初における売掛金残高との比をもとに売掛債権回転期間を算定する売掛債権回転期間算定手段、事業体における、所定の期間中の支出と、期初における買掛金残高との比をもとに仕入債務回転期間を算定する仕入債務回転期間算定手段、売掛債権回転期間、及び、仕入債務回転期間を表示する回転期間表示手段として機能させることが好ましい。
本発明に係る経営シミュレーションプログラムは、コンピュータ装置において実行される経営シミュレーションプログラムであって、コンピュータ装置を、事業体の収入に関するデータ、及び、支出に関するデータをもとに、将来発生する収入及び支出を推定する収支推定手段、収支推定手段により推定された収入及び/又は支出を用いて、事業体の将来の一時点における資産及び/又は負債に関するデータを算定する資産負債データ算定手段として機能させる経営シミュレーションプログラムに関する。
本発明によれば、将来における企業の経営状態を予測し、資金繰りに困らない安定した経営状態とするための改善策を示すことができる。
本発明によれば、企業における資金の実態に則した、将来の財務情報及び会計情報を算出することができる。
本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、コンピュータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、回収支払サイト差を算出する表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、企業維持費を算出する表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、資金繰り分析を行う表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、改善シミュレーション処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。また、以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。なお、本発明において「企業」とは、営利目的のために事業活動を行う経済主体だけでなく、個人事業主やNPO法人、その他公企業等も含む概念であり、特別な主体に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、コンピュータ装置の構成を示すブロック図である。コンピュータ装置1は、制御部11と、RAM12と、記憶装置13と、入力装置15と、表示装置16と、通信インタフェース17と、インタフェース部18とを少なくとも備える。
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、記憶装置13に格納されたプログラムを実行し、コンピュータ装置1の制御を行う。RAM12は、制御部11のワークエリアである。記憶装置13は、プログラム、データ、及びデータベース等を保存するための記憶装置である。記憶装置13に格納されたプログラム及びデータはRAM12にロードされ、制御部11によりRAM12から読み出して処理を行う。
記憶装置13は、データを格納するためのデータベース14を有している。制御部11はデータ選択命令を出力し、データベース14からデータを選択する。表示装置16は表示画面16aを有している。制御部11は描画命令を出力し、表示画面16aに画像を表示するためのビデオ信号を出力する。入力装置15は、例えば、マウス、キーボード、あるいはタッチパネルから構成される。ユーザによる入力装置15からの入力情報はRAM12に格納され、制御部11は入力情報をもとに各種の演算処理を実行する。データベース14に含まれるデータに関しては後述する。
通信インタフェース17は、有線コネクタでも無線アンテナであってもよい。コンピュータ装置1は、通信インタフェース17を介して通信ネットワーク2に接続可能であり、外部のコンピュータ装置等へデータの送受信を行うことができる。通信インタフェース17を介して受信したデータはRAM12にロードされ、制御部11により演算処理が実行される。
インタフェース部18には外部メモリ19(例えば、SDカード等)が接続され得る。外部メモリ19から読み込まれたデータはRAM12にロードされ、制御部11により演算処理が実行される。
次に、本発明の実施の形態の少なくとも1つのプログラムに含まれる機能の概要について説明する。本発明のプログラムに含まれる機能は、コンピュータ装置単体で動作させてもよいし、サーバ装置において動作させ、いわゆるASP型のサービスとして提供するようにしてもよい。プログラムの実行に関しては、以下に詳述する具体的な態様に限定されるものではなく、コンピュータ装置を組合せて実行し得るものである。図2は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、プログラム実行処理のフローチャートの一例を示す図である。
まず、コンピュータ装置1において、実績データを入力する(ステップS1)。実績データとは、決算書を作成するためのデータであって、実際に発生した売上、売掛金、仕入、買掛金、資金繰りデータ等をいう。実績データは、月締めのタイミングで入力し、あるいは、一括で取り込んで、データベース14に登録するようにしてもよい。
次に、回収率を算出する(ステップS2)。回収率とは、売掛金の回収率であり、前期末の売掛金残額と今期中に回収した売掛金額とを比較して算出するものをいう。また、支払率を算出する(ステップS3)。支払率とは、買掛金の支払率であり、前期末の買掛金残額と今期中に支払った買掛金額とを比較して算出するものをいう。さらに、回収支払サイト差を算出する(ステップS4)。回収支払サイト差とは、回収日数と支払日数との差分から、企業が保有していなければならない運転資金を日数で表した値をいう。
回収率及び支払率は、すべての得意先及び仕入先からの売掛金及び買掛金を集計して算出してもよいし、得意先別又は仕入先別に算出するようにしてもよい。回収率及び支払率の算出の具体例に関しては、図3を使用して説明する。
図3は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、回収支払サイト差を算出する表示画面の一例を示す図である。図3(a)は、月別に集計された売掛金額の表示画面の一例を示す図である。売掛金集計表示画面20には、年月21に関連付けて、発生額22、回収額23、売掛残24、及び、回収日数25が表示される。発生額22は、年月21が示す年月において発生した売掛金の合計額を表す。回収額23は、年月21が示す年月において回収した売掛金(収入)の合計額を表す。
売掛残24は、前月末に残っていた売掛金の残額に、今月発生した発生額を足し、今月回収した回収額を引いた額である。例えば、2016年7月において、前月末の売掛残はおよそ71百万円、7月発生額はおよそ19百万円、7月回収額はおよそ53百万円であるから、7月売掛残は、71+19−53=37(百万)となる。なお、ステップS2において算出される回収率は、例えば、2016年7月において、前月末の売掛残がおよそ71百万円、7月の回収額はおよそ53百万円であるから、7月の回収率は、53÷71×100≒74.6(%)となる。
回収日数25は、前月末の売掛残を回収するにあたって、1か月(30日)に回収可能な額が今月の回収額であるとした場合に、何日かかるかを表す。例えば、2016年7月において、前月末の売掛残がおよそ71百万円、7月回収額がおよそ53百万円であるから、回収日数は、71÷53×30≒40.18(日)となる。
図3(b)は、月別に集計された買掛金額の表示画面の一例を示す図である。買掛金集計表示画面30には、年月31に関連付けて、発生額32、支払額33、買掛残34、及び、支払日数35が表示される。発生額32は、年月31が示す年月において発生した買掛金の合計額を表す。支払額33は、年月31が示す年月において支払った買掛金(支出)の合計額を表す。
買掛残34は、前月末に残っていた買掛金の残額に、今月発生した発生額を足し、今月支払った支払額を引いた額である。支払日数35は、前月末の買掛残を支払うにあたって、1か月(30日)に支払可能な額が今月の支払額であるとした場合に、何日かかるかを表す。例えば、2016年7月であれば、前月末の買掛残がおよそ12.6百万円、7月支払額がおよそ11.9百万円であるから、支払日数は、12.6÷11.9×30≒31.7(日)となる。なお、ステップS3において算出される支払率は、例えば、2016年7月において、前月末の買掛残がおよそ12.6百万円、7月の支払額はおよそ11.9百万円であるから、7月の支払率は、11.9÷12.6×100≒94.4(%)となる。算出された実績の回収率及び支払率を、将来の回収率及び支払率としてもよいし、改善する日数を勘案して、回収率を向上させ、支払率を減少させるようにしてもよい。
回収支払サイト差の算出について説明する。回収支払サイト差は、例えば、回収日数が年平均42日、支払日数が年平均38日の企業における回収支払サイト差は、42−38=4(日)となる。このように、金額ではなく日数で表示することで、経営者は自社の回収条件が適切でないことを認識し、回収条件を改めることができる。回収支払サイト差が適切でないと判断する閾値を予め設定し、回収条件を改めるように警告を表示するようにしてもよい。
次に、企業において保有すべき運転資金を算出する例について説明する。上述の例に挙げた企業において、月の売上が77百万であり、仕入が56百万である場合に、回収支払サイト差から必要な運転資金を算出することができる。企業において毎月必要な運転資金は、(77−56)/30(日)×4(日)=2.8(百万)となる。つまり、毎月2.8百万を保持していなければ、資金が不足して事業を継続できない可能性が高いということになる。経営者は、常に回収支払サイト差を意識し、さらに、回収支払サイト差を限りなく0に近づけるように売掛金を回収しなければならない。
図2に戻り、ステップS1において入力された実績データ、及び、ステップS2において算出された回収率を用いて、予想経常収入額を算出する(ステップS5)。予想経常収入額とは、将来の経常収入額であり、未達の期間の収入をいう。予想経常収入額は、例えば、前年同月の実績データに含まれる経常収入額と同じでもよいし、前年同月の経常収入額に、企業の特性や業界の特性、あるいは社会的な経済状況を表す等の所定の係数を乗じて算出してもよい。最初に年間の経常収入額を予想し、実績データの各月の売上額の比率に応じて、配分してもよい。あるいは、ステップS2において算出された回収率をもとに、将来の同月において同じ回収率を設定し、算出するようにしてもよい。また、ステップS5において算出された予想経常収入額を用いて、実績データの在庫高から予想在庫日数を算出するようにしてもよい。
同様に、ステップS1において入力された実績データ、及び、ステップS3において算出された支払率を用いて、予想変動支出額を算出する(ステップS6)。予想変動支出額とは、将来の変動支出額であり、未達の期間の仕入額、買掛金等をいう。予想変動支出額は、例えば、前年同月の実績データに含まれる変動支出額と同じでもよいし、前年同月の変動支出額に、企業の特性や業界の特性、あるいは社会的な経済状況を表す等の所定の係数を乗じて算出してもよい。最初に年間の変動支出額を予想し、実績データの各月の仕入額の比率に応じて、配分してもよい。あるいは、ステップS3において算出された支払率をもとに、将来の同月において同じ支払率を設定し、算出するようにしてもよい。
次に、予想固定支出額を算出する(ステップS7)。予想固定支出額とは、将来の固定支出額であり、未達の期間の人件費、光熱水費等をいう。固定支出額は、変動支出額と違い、人員の増減等が発生しない限り変動しない場合が多いため、前年同月の実績データに含まれる値と同じ値としてもよいし、人件費の微増を表す所定の係数を乗じるようにしてもよい。
次に、その他の予定支出額を入力する(ステップS8)。その他の予定支出額とは、企業維持費、借入金の返済額、あるいは予定外の支出等を指す。企業維持費とは、更新投資と増強投資を含む設備投資に関する費用であり、企業が存続成長していくために必要な費用をいう。更新投資を行わない企業は、設備の劣化から売上が低下する可能性が高いことが知られているため、企業維持費を入力させることで、企業維持費が企業にとって必須の支出であると経営者に認識させ、企業経営を存続させるためである。なお、更新投資は、後述する減価償却費を目安として行うとよい。
図4は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、企業維持費を算出する表示画面の一例を示す図である。企業維持費算出表示画面40の入力項目43は、老朽化した既存設備の入替え等のための投資である更新投資41と、主たる生産能力の増強を目的とする投資である増強投資42とに分けられて表示される。残高44は、既存設備の残存価額を表す。残存年数45は、既存設備の残存年数を表す。減価償却費46は、既存設備の減価償却費を表す。今後5年間47は、今後5年間に増強投資をする額を表す。1年当り48は、残高44を残存年数45で除した値である。
さらに、更新投資41の合計額と、増強投資42の合計額とが算出されて表示される。更新投資49は、1年当り48の合計値が表示される。減価償却の残存期間より短い期間で管理をすることで、性能の高い新しい設備に入れ替えることを前提とした企業維持費を算出することができる。
増強投資50には、更新投資49と同様に、1年当り48の合計額が表示される。そして、更新投資49と増強投資50との和を算出した結果が、年間企業維持費計51として表示される。上記月平均52には、年間企業維持費計51を12で除した、ひと月あたりの投資額が表示される。
続いて、ステップS5〜S8において算出又は入力した値を用いて、将来の資金繰り計画が妥当なものか否かを判断するための、改善シミュレーション処理を実行する(ステップS9)。改善シミュレーションは、資金繰りに関する分析である資金繰り分析を実行する機能にて行う。図5は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、資金繰り分析を行う表示画面の一例を示す図である。
図5(a)は、資金繰り実績の表示画面の一例である。資金繰り実績表示画面100には、前期の実績における資金繰り情報が表示される。経常収支104は、変動支出合計102及び固定支出合計103の和を、経常収入合計101から差し引いた値が表示される。経常外収支105とは、例えば、固定資産売却益等の経常外収入と、法人税等の経常外支出との差である。財務収支106とは、例えば、借入金収入等の財務収入と、借入金返済等の財務支出との差である。差引108とは、経常収支104、経常外収支105、及び、財務収支106の和から、その他107を差し引いた値である。その他107は、経常収入合計101〜財務収支106に含まれない科目に該当する費用をいう。
次に、実績の資金繰りに関する資金繰り分岐点の算出について説明する。年間の資金繰り分岐点109は、以下の式(2)により、算出することができる。
Figure 2018116438
資金繰り分岐点109とは、資金繰りが困らない経営状態を維持するための値である。分岐点比率110とは、資金繰り分岐点109を経常収入合計101で除して百分率表示した値である。分岐点比率110が100%となる企業の経営状態が、資金繰りにおける黒字と赤字との境である。図5(a)における分岐点比率110は195%であるから、資金繰りにおいて不足する可能性が非常に高いことがわかる。
図5(b)は、資金繰り計画の表示画面の一例である。資金繰り計画表示画面120には、将来の資金繰り情報が表示される。経常収入合計121には、ステップS5において算出された予想経常収入額が表示される。変動支出合計122には、ステップS6において算出された予想変動支出額が表示される。固定支出合計123には、ステップS7において算出された予想固定支出額が表示される。経常収支124は、変動支出合計122及び固定支出合計123の和を、経常収入合計121から差し引いた値が表示される。設備投資予定125には、ステップS8において入力された企業維持費、より具体的には、年間企業維持費計51が表示される。借入返済126には、銀行等から借り入れている金額の金利に応じた金額を入力する。図示しないが、借入返済に関する入力画面を別途用意して、金利情報を用いてシミュレーションできるように設計してもよい。差引128とは、設備投資予定125、借入返済126、及び、その他127の和を、経常収支124から差し引いた値である。その他127は、経常収入合計121〜借入返済126に含まれない科目に該当する費用をいう。
次に、資金繰り予想の改善シミュレーション処理について詳述する。図6は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、改善シミュレーション処理のフローチャートの一例を示す図である。改善シミュレーション処理は、最初に資金繰り分岐点を算出する(ステップS21)。年間の資金繰り分岐点129は、以下の式(3)により、算出することができる。
Figure 2018116438
資金繰り分岐点129とは、資金繰り分岐点109と同様に、将来的に資金繰りが困らない経営状態を維持するための値である。
次に、分岐点比率を算出する(ステップS22)。分岐点比率130は、資金繰り分岐点129を経常収入合計121で除して百分率表示した値である。
資金繰り予想のデータが算出されたところで、資金繰りの改善が必要か否か判断する。すなわち、分岐点比率130が100%を超過しているか否かにより判断する。分岐点比率が100%を超過している場合には、ステップS23からステップS30までの処理を繰り返し実行する。
まず、ユーザである経営者は、目標経常収支額を入力する(ステップS23)。図5(c)は、目標経常収支額の設定表示画面である。目標経常収支141とは、借入金の返済と企業維持費の設備投資ができる金額であり、キャッシュポジションの向上できる目標額を乗せて設定する金額である。経常収支が負の値であるということは、支出が多いということであり、不足する現金を借入れにより調達しなければならない。借入は原則金利が発生するものであるから、企業の経営者はなるべく借入金を減らすように経営するべきである。特に、借入金は企業の粗利程度まで減らすことが有効である。
経常収入合計144には、資金繰り予想に表示された経常収入合計121が表示される。変動支出合計145には、資金繰り予想に表示された変動支出合計122が表示される。経常収支147には、目標経常収支141に入力された値が表示される。
ここで、仮固定支出額が算出される(ステップS24)。仮固定支出額とは、固定支出合計146であり、変動支出合計145及び経常収支147の和を、経常収入合計144から差し引いた値である。固定支出削減142には、仮固定支出額である固定支出合計146から、資金繰り予想に表示された固定支出合計123を差し引いた値が表示される。固定支出削減142は、すなわち、ステップS23において入力された目標経常収支141を達成するための、固定支出の目標削減額を示すものである。シミュレーション143は、固定支出の削減率を百分率表示したものである。
次に、経営者は、目標固定支出額を入力する(ステップS25)。図5(d)は、目標固定支出額の設定表示画面である。目標固定支出額とは、図5(c)における固定支出削減142を確認したうえで、経営者が目標として設定する固定支出額である。実際に、固定支出削減142と同じ値だけ削減できることは稀であり、通常は、固定支出削減142よりも小さい値を目標削減額151として入力する。なお、説明の便宜上、図5(d)では目標削減額151を入力するが、目標固定支出額を入力するようにしてもよい。
経常収入合計154には、資金繰り予想に表示された経常収入合計121が表示される。固定支出合計156には、資金繰り予想に表示された固定支出合計123から目標削減額151を差し引いた値が表示される。経常収支157には、目標経常収支141にて入力された値が表示される。
ここで、仮変動支出額が算出される(ステップS26)。仮変動支出額とは、変動支出合計155であり、固定支出合計156及び経常収支157の和を、経常収入合計154から差し引いた値である。変動支出削減152には、仮変動支出額である変動支出合計155から、資金繰り予想に表示された変動支出合計122を差し引いた値が表示される。変動支出削減152は、すなわち、ステップS23において入力された目標経常収支141、及び、入力された目標削減額151を達成するための、変動支出の目標削減額を示すものである。シミュレーション153は、変動支出の削減率を百分率表示したものである。
次に、経営者は、目標変動支出額を入力する(ステップS27)。図5(e)は、目標変動支出額の設定表示画面である。目標変動支出額とは、図5(d)における変動支出削減152を確認したうえで、経営者が目標として設定する変動支出額である。実際に、変動支出削減152と同じ値だけ削減できることは稀であり、通常は、変動支出削減152よりも小さい値を目標削減額として入力する。なお、説明の便宜上、図5(e)では目標削減割合161を入力するが、目標変動支出額を入力するようにしてもよい。
固定支出合計166には、図5(d)における固定支出合計156が表示される。経常収支167には、図5(c)における目標経常収支141が表示される。変動支出合計165は、目標削減割合161を削減した変動支出が算出され、表示される。変動支出合計165は、以下の式(4)により算出される。
Figure 2018116438
「元の変動支出の割合」とは、図5(b)における変動支出合計122の経常収入合計121に対する割合200である。
ここで、仮経常収入額が算出される(ステップS28)。仮経常収入額とは、経常収入合計164である。経常収入合計164は、変動支出合計165、固定支出合計166、及び、経常収支167の和である。
上述の算出された各値を用いて、目標となる資金繰り予想画面を表示する。図5(f)は、目標となる資金繰り予想表示画面である。経常収入合計171、変動支出合計172、固定支出合計173、及び経常収支174には、図5(e)における経常収入合計164、変動支出合計165、固定支出合計166、及び経常収支167がそれぞれ表示される。設備投資予定175、借入返済177、及びその他178には、図5(b)における設備投資予定125、借入返済126、及びその他127がそれぞれ表示される。資金調達176は、新たに資金を調達する場合に入力される値である。差引179は、設備投資予定175、借入返済177及びその他178の和を、経常収支174及び資金調達176の和から差し引いた値である。
目標資金繰り予想に表示された値を用いて、式(3)により再度資金繰り分岐点を算出する(ステップS29)。そして、分岐点比率を算出する(ステップS30)。仮に、ステップS30において算出された分岐点比率が100%を超過していた場合には、アラートを表示して、ステップS23から再度実行させるように促す。あるいは、入力する値を自動で調整して、分岐点比率が100%以下となるようにプログラムにより算出させてもよい。分岐点比率が100%以下である場合には、改善シミュレーション処理は終了する。
経営者は、経営を拡大するために、企業維持費の増強投資を行いがちであるが、増強投資をした分だけ売上が増加するものではない。そこで、企業の費用構造を表す固定費と変動費を用いた、目標とする将来の資金繰り表を提示することにより、経営者に設備投資の効果が現実的なものであるか否か認識させることができ、無謀な投資を抑制することが可能となる。
図2のフローに戻り、改善シミュレーション処理が終了した後、資産負債情報を算出する(ステップS10)。資産負債情報とは、P/L計画及びB/S計画に含まれる科目に該当する情報である。
資産負債情報の算出には、改善シミュレーション処理において作成された目標資金繰り予想の値を用いる。具体的には、最初に、予想の金額には税が含まれて表示されているため、税を抜く処理を行う。資金繰り計画の経常収入に、消費税率/(100+消費税率)を乗じて、経常収入の消費税額を算出する。同様に、資金繰り計画の変動支出に、消費税率/(100+消費税率)を乗じて、経常収入の消費税額を算出する。固定支出は、人件費、租税公課、法人税等、利息等の非課税額を差し引いた額に、消費税率/(100+消費税率)を乗じることで、固定支出の消費税額を算出する。算出された経常収入の消費税額から、変動支出及び固定支出の消費税額を差し引いた額が予想の消費税納付額となる。さらに、予想の消費税額を抜いた金額に基づいて、資金繰り計画の経常収入をP/L計画の売上として、変動支出をP/L計画の売上原価として、固定支出をP/L計画の販管費として、支払利息をP/L計画の支払利息割引料として、経常外収入をP/L計画の経常外収入として、経常外支出をP/L計画の経常外支出として転記することができる。ここで、P/L計画に転記した値から算出した税引前利益に税率を乗じることにより、法人税等の計画値を算出することができる。さらに、当期利益の予想額を算出できるので、B/S計画の自己資本へ転記することができる。
次に、資金繰り計画の経常収入及び変動支出から、B/S計画の原材料、仕掛品、及び、製品・商品の価額を算出することができる。例えば、実際データの原材料費等の比率に応じて分配するようにしてもよい。
また、企業維持費における各項目の減価償却費をP/L計画の販管費として転記し、B/S計画の減価償却費累計額として転記する。さらに、企業維持費における更新投資額及び増強投資は、B/S計画の固定資産として転記する。P/L計画への転記は、期初にそれぞれの投資をしたものとして、減価償却費を計上するようにしてもよいし、減価償却費を予想しないものとしてもよい。
さらに、銀行等への借入金の調整を目的として、借入圧縮計画により資金を新たに調達したり、返済を猶予された場合には、B/S計画の長期借入金又は短期借入金に転記することができる。借入金の調整は、例えば、5年間で借入金を減らす計画を立てて調整することが考えられる。回収支払サイト差を確認しながら運転資金を減らし、借入金を圧縮しつつ、企業維持費と借入金とのバランスを考慮して計画することが重要である。このように借入金を減らすことで、企業経営の改善が達成できる。
ステップS10において算出した資産負債情報をもとに、予想の損益計算書を作成する(ステップS11)。そして、予想の貸借対照表を作成し(ステップS12)、終了する。
以上、望ましい実施形態を通じて本発明を詳しく説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明の範囲において多様に実施することができる。
1 コンピュータ装置
11 制御部
12 RAM
13 記憶装置
14 データベース
15 入力装置
16 表示装置
17 通信インタフェース
18 インタフェース部
19 外部メモリ
2 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. コンピュータ装置において実行される経営シミュレーションプログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    事業体の収入に関するデータ、及び、支出に関するデータをもとに、将来発生する収入及び支出を推定する収支推定手段、
    収支推定手段により推定された将来発生する収入及び支出から求められる、収支に関連する収支関連データが所定の条件を満たすか否かを判定する収支関連データ判定手段、
    収支関連データが所定の条件を満たさないと判定された場合に、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び/又は支出を補正する収支補正手段
    として機能させ、
    収支関連データ判定手段は、収支補正手段により補正された、補正後の将来発生する収入、及び、補正後の将来発生する支出から求められる、補正後の収支関連データについても、所定の条件を満たすか否かを判定するものであり、
    さらに、コンピュータ装置を、
    補正前又は補正後の収支関連データが所定の条件を満たすと判定された場合に、所定の条件を満たすと判定された該収支関連データに対応する、補正前又は補正後の収入及び支出を適正な将来の収入及び支出として確定する適正収支確定手段
    として機能させる、経営シミュレーションプログラム。
  2. 収支関連データ判定手段は、収支推定手段により推定された将来発生する収入及び支出、及び、設備投資の予定額を含む企業維持費から求められる収支関連データが所定の条件を満たすか否かを判定するものである、
    請求項1に記載の経営シミュレーションプログラム。
  3. 事業体の支出に関するデータは、事業体の固定費に関連する固定支出、及び、変動費に関連する変動支出を含むものであり、
    収支推定手段が、将来発生する固定支出及び変動支出を推定するものであり、
    収支関連データが、式(1):
    Figure 2018116438
    から求められる、推定される収支の分岐点である、
    請求項2に記載の経営シミュレーションプログラム。
  4. コンピュータ装置を、
    事業体における、所定の期間中の収入と、期初における売掛金残高との比をもとに売掛債権回転期間を算定する売掛債権回転期間算定手段、
    事業体における、所定の期間中の支出と、期初における買掛金残高との比をもとに仕入債務回転期間を算定する仕入債務回転期間算定手段、
    売掛債権回転期間、及び、仕入債務回転期間を表示する回転期間表示手段
    として機能させる、請求項1〜3のいずれかに記載の経営シミュレーションプログラム。
  5. コンピュータ装置において実行される経営シミュレーションプログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    事業体の収入に関するデータ、及び、支出に関するデータをもとに、将来発生する収入及び支出を推定する収支推定手段、
    収支推定手段により推定された収入及び/又は支出を用いて、事業体の将来の一時点における資産及び/又は負債に関するデータを算定する資産負債データ算定手段
    として機能させる経営シミュレーションプログラム。
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