JP2018114662A - 折装置とこれを備えた製袋装置 - Google Patents

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英光 高村
Eiko Takamura
英光 高村
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Abstract

【課題】原反シートの蛇行を自動で修正して正確な二つ折りを行う折装置と、この折装置を備え、連続して安定的に袋を製造することができる製袋装置を提供する。【解決手段】本発明の折装置1を備えた製袋装置2は、原反シート3を長手方向に搬送する搬送部10と、搬送される原反シート3の蛇行を正常位置に修正する蛇行修正部20と、搬送される原反シート3を長手方向に二つ折りする折部30と、二つ折りされた原反シート3を所定間隔ごとに接着して切断する接着切断部40を備えて構成されており、搬送される原反シート3の蛇行を修正しながら原反シート3を二つ折りし、二つ折りされた原反シート3を所定間隔ごとに接着切断して、折り目3aとシール部3bと開口部3cが設けられた封筒型の袋4を連続して製造する。【選択図】図1

Description

本発明は、原反シートを二つ折りする折装置と、この折装置を備え、二つ折りされた原反シートを所定間隔ごとに接着切断して袋を製造する製袋装置に関する。
従来このような装置として、例えば下記の特許文献1に記載された製袋機が知られている。この製袋機は、三角板と一対の送りロールと一対のシールロールを備えており、送りロールでロール状の原反シートを送り出し、三角板で原反シートを二つ折りした後、シールロールで原反シートの端部を溶着溶断して袋を製造する装置である(特許文献1の図2を参照)。
特開2006−213011号公報
ところで、従来の製袋機によると、送りロールで原反シートを送り出していくうちに原反シートの走行が不安定になる、いわゆる蛇行が発生することがある。この蛇行が発生したまま運転を続けると、三角板で原反シートに折り目を付ける際に折り目が曲がって正確な二つ折りを行えず、不良品が発生してしまう。このため、運転中に原反シートの走行が安定するように手動で調整を行わなければならず、その作業が面倒であるという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、原反シートの蛇行を自動で修正して正確な二つ折りを行う折装置と、この折装置を備え、連続して安定的に袋を製造することができる製袋装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明の折装置は、原反シートを長手方向に搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される原反シートの蛇行を正常位置に修正する蛇行修正部と、前記搬送部により搬送される原反シートを長手方向に二つ折りする折部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の折装置において、前記蛇行修正部は、原反シートの幅方向の中心位置に旋回可能に取り付けられた修正キャスターを備えた構成を採用することができる。
また、本発明の製袋装置は、前記構成からなる折装置と、前記折部により二つ折りされた原反シートを所定間隔ごとに接着して切断する接着切断部を備えたことを特徴とする。
本発明の折装置によれば、搬送される原反シートの蛇行を自動で修正しながら正確な二つ折りを行うことができるため、この折装置を備えた製袋装置によれば、運転中に手動で調整を行う必要がなく、連続して安定的に袋を製造することができるという効果がある。
本発明の折装置を備えた製袋装置の正面図である。 本発明の折装置を備えた製袋装置の右側面図である。 本発明の折装置を備えた製袋装置における蛇行修正部の拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の折装置1を備えた製袋装置2は、搬送される原反シート3の蛇行を修正しながら原反シート3を二つ折りし、二つ折りされた原反シート3を所定間隔ごとに接着切断して封筒型の袋4を製造する装置である。この製袋装置2は、脚にキャスター5が設けられたテーブル6に、搬送部10と、蛇行修正部20と、折部30と、接着切断部40を備えて構成されている。以下、各部の構成を詳しく説明する。
(搬送部)
搬送部10は、原反シート3を長手方向に搬送する手段であり、繰り出しローラー11と、対向する一対の送り出しローラー12,12からなる。繰り出しローラー11は、回転しながらロール状の原反シート3を順次繰り出すローラーである。また、一対の送り出しローラー12,12は、互いに逆回転しながら原反シート3を下流の接着切断部40へ一定の寸法ずつ送り出すローラーである。
(蛇行修正部)
蛇行修正部20は、搬送部10により搬送される原反シート3の蛇行を正常位置に修正する手段であり、修正キャスター21と、位置ずれ感知レバー22と、取付ステー23からなる。修正キャスター21は、原反シート3の上を転がる車輪21aとそれを旋回可能に支える支持金具21bを有しており、図3に示すように支持金具21bが取付ステー23を介して位置ずれ感知レバー22のレバーロット22aの中心に固定されている。位置ずれ感知レバー22は、レバーロット22aの長さが原反シート3の幅と略同一に設定されているため、修正キャスター21は原反シート3の幅方向の中心位置に配置される。これにより、搬送される原反シート3が蛇行して左右にずれると、そのずれた方向に位置ずれ感知レバー22の舵が切られ、レバーロット22aの中心に固定された修正キャスター21の車輪21aが傾斜しながら転がり、この傾斜運動によって原反シート3を正常中心位置Cに戻すようになっている。
(折部)
折部30は、搬送部10により搬送される原反シート3を長手方向に二つ折りする手段であり、案内シュート31と、対向する一対の折り畳みガイドローラー32,32からなる。案内シュート31は、底面の幅が原反シート3の幅よりもやや大きい三角錐型の部材であり、頂点部31aが原反シート3の幅方向の中心位置に当接しながら斜辺部31b,31bに沿って原反シート3を案内する。また、一対の折り畳みガイドローラー32,32は、互いに逆回転しながら原反シート3を挟み付け、原反シート3の中心に折り目3aを形成して半分に折り畳む。
(接着切断部)
接着切断部40は、折部30により二つ折りされた原反シート3を所定間隔ごとに接着して切断する手段であり、本実施形態では溶着溶断ユニット41からなる。溶着溶断ユニット41は、横二列に並んだヒートシーラー41a,41aで原反シート3を挟み付けて加熱し、熱溶着によって原反シート3の端部を接着してシール部3bを形成する。また同時に、二列のヒートシーラー41a,41a間に設けられたヒーター線42で原反シート3を溶融させ、原反シート3を縦に溶断して袋4を切り離す。
本実施形態の折装置を備えた製袋装置は以上のように構成されており、以下その使用方法について説明する。
図1に示すように、まずテーブル6の下の繰り出しローラー11に原反シート3のロール芯を装着し、矢印の向きに繰り出されるようにセットする。はじめてセットする場合には、原反シート3の先端を予め二つ折りして送り出しローラー12,12で挟み付けるようにセットする。なお、原反シート3の素材としては、例えば紙幅が600〜700mmのPEクラフトロール紙を使用することができる。PEクラフトロール紙とは、PE(ポリエチレン)のラミネート加工を施したクラフト紙がロール状に巻かれた加工包装紙である。
次に製袋装置1の電源を投入し、モニタ画面(図示略)に、製造する袋4の幅(50〜350mm)、溶着温度(A〜L)、溶着時間(1〜20秒)、製造枚数(1〜999)を設定し、起動ボタンをONにする。これにより製袋装置2の運転が開始し、送り出しローラー12によって原反シート3が設定速度で搬送される。搬送された原反シート3は案内シュート31と折り畳みガイドローラー32によって二つ折りされ、二つ折りされた原反シート3は溶着溶断ユニット41によって設定幅で接着切断される。このようにして、折り目3aとシール部3bと開口部3cが設けられた封筒型の袋4が、1枚当たり8〜15秒で設定枚数になるまで連続して製造される。
なお、袋4の製造枚数が20〜30枚を超えると、原反シート3の折り畳み中心位置にずれが生じてくる。その原因は、繰り出しローラー11から案内シュート31までの距離が長く、送り出しローラー12で原反シート3を長い距離搬送しているうちに原反シート3の蛇行が発生するためである。しかし、本実施形態の製袋装置2によると、搬送される原反シート3が左右にずれた場合でも、蛇行修正部20の蛇行修正機能が発揮され、修正キャスター21の傾斜運動によって原反シート3が正常中心位置Cに戻される。図3に示すように、仮に原反シート3の幅Wに対して、ずれ幅dが左右10mm位生じたとしても、搬送距離が1m位の範囲内で、原反シート3のずれが自動的に修正されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態の折装置1を備えた製袋装置2によれば、搬送される原反シート3の蛇行を自動で修正しながら正確な二つ折りが行われるため、運転中に手動で調整を行う必要がなく、連続して安定的に袋4を製造することができる。
なお、上述した実施形態では原反シート3の素材としてPEクラフトロール紙を使用したが、使用できるシートはこれに限られず、ロール状に巻かれた様々な種類のシートを使用できる。また、折部30は原反シート3の幅方向の中心で二つ折りしているが、二つ折り部位は原反シート3の中心でなくても、その折り位置を維持することが可能である。また、接着切断部40として溶着溶断ユニット41を採用したが、二つ折りされた原反シート3を接着して切断することができれば、溶着以外の接着手段や溶断以外の切断手段を採用してもよい。さらに、上述した実施形態では折装置1を備えた製袋装置2の例を挙げて説明したが、この折装置1は製袋装置2でなくても他の用途として、例えば長い布や紙、不織布などを二つ折りする際に応用することが可能である。
1 :折装置
2 :製袋装置
3 :原反シート
3a:折り目
3b:シール部
3c:開口部
4 :袋
5 :キャスター
6 :テーブル
10 :搬送部
11 :繰り出しローラー
12 :送り出しローラー
20 :蛇行修正部
21 :修正キャスター
21a:車輪
21b:支持金具
22 :位置ずれ感知レバー
22a:レバーロット
23 :取付ステー
30 :折部
31 :案内シュート
31a:頂点部
31b:斜辺部
32 :折り畳みガイドローラー
40 :接着切断部
41 :溶着溶断ユニット
41a:ヒートシーラー
41b:ヒーター線

Claims (3)

  1. 原反シートを長手方向に搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される原反シートの蛇行を正常位置に修正する蛇行修正部と、
    前記搬送部により搬送される原反シートを長手方向に二つ折りする折部を備えたことを特徴とする折装置。
  2. 前記蛇行修正部は、前記原反シートの幅方向の中心位置に旋回可能に取り付けられた修正キャスターを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の折装置。
  3. 請求項1または2に記載の折装置と、
    前記折部により二つ折りされた原反シートを所定間隔ごとに接着して切断する接着切断部を備えたことを特徴とする製袋装置。
JP2017006553A 2017-01-18 2017-01-18 折装置とこれを備えた製袋装置 Pending JP2018114662A (ja)

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