JP2018113954A - 魚類の捕獲装置、および魚類の捕獲方法 - Google Patents
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まず、図5(a)に示すように、陸上Gにおいて容器本体2に網状部材3、パイプ部材4、錘部材5を設置した状態の捕獲装置1の係止部材6に、揚重機8に取り付けられたワイヤー9を固定した状態で、揚重機8にて捕獲装置1を吊り上げる。
次に、図5(b)に示すように揚重機8で吊り上げた捕獲装置1は、仕掛け位置となる海底(川底)に設置するため、水中Wに投入される。
水中Wに投入され、仕掛け位置となる海底(川底)に到達したことを確認した上で、図5(c)に示すように揚重機8からワイヤー9を切り離すとともに、切り離したワイヤー9は陸上Gに設置されている留め具10に巻着等して固定され、一定期間保持(放置)する。
海底(川底)に設置した捕獲装置1は、一定期間経過した後に、再び揚重機8にワイヤー9を接続し、水中Wから吊り上げられ陸上Gへと移動させる。なお、海底から捕獲装置1を吊り上げるに際しては、例えば作業者による目視等により捕獲装置1に捕獲対象となる鰻やシラスウナギが捕獲されていることを確認した上で吊り上げることが好ましい。
陸上Gに移動した捕獲装置1においては、基本的にはパイプ部材4には鰻、網状部材3にはシラスウナギがそれぞれ捕獲されている。まず、パイプ部材4を捕獲装置1から取り外したうえで、パイプ部材4に捕獲されている鰻を取り出し、図示しない水槽等に移動させる。さらに、網状部材3を捕獲装置1から取り外し、網状部材3に捕獲されているシラスウナギを、同じく図示しない水槽に移動させる。
2 容器本体
21 底面部
22 側面部
22a 前面部
22b 背面部
22c 左面部
22d 右面部
23 排水溝
23a 水抜き孔
23b スリット溝
3 網状部材
31 結束バンド
4、4a、4b パイプ部材
5 錘部材
51 石材
6 係止部材
61 フック部材
62 角材
7 滑動部材
71 キャスター
72 平滑板
8 揚重機
9 ワイヤー
10 留め具
11 船
W 水中
G 陸上
Claims (18)
- 所定形状の排水部が形成された底面部、該底面部の周縁に立設された側面部を有し、上面開口された容器本体と、
該容器本体に覆設され、所定の大きさの目合いが形成された網状部材と、
該網状部材に載置され、少なくとも一端、または他端の何れかが開口された中空状のパイプ部材と、
前記網状部材に載置された錘部材と、を備える
魚類の捕獲装置。 - 前記側面部は、前面部、背面部、左面部、および右面部から構成され、
前記パイプ部材は、
一端が前記前面部に当接され、他端が前記背面部から所定の距離だけ離間するように載置された第1のパイプ部材と
一端が前記背面部に当接され、他端が前記前面部から所定の距離だけ離間するように載置された第2のパイプ部材と、を有する
請求項1に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記側面部は、前面部、背面部、左面部、および右面部から構成され、
前記パイプ部材は、
一端が前記右面部に当接され、他端が前記左面部から所定の距離だけ離間するように載置された第1のパイプ部材と
一端が前記左面部に当接され、他端が前記右面部から所定の距離だけ離間するように載置された第2のパイプ部材と、を有する
請求項1に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記錘部材は、前記パイプ部材に着設されている
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記容器本体の底面部に形成された前記排水部は、所定の方向に形成された複数のスリット溝である
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記容器本体の底面部に形成された前記排水部は、所定の位置に形成された複数の水抜き孔である
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記錘部材は、
所定の大きさの隙間を形成して前記容器本体の鉛直方向に堆積された石材である
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記容器本体の底面には、設置面に対して前記容器本体を滑動させるためのキャスターを有する
請求項1から請求項7の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記容器本体の底面には、設置面に対して前記容器本体を滑動させるための平滑板を有する
請求項1から請求項8の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 前記容器本体の所定の位置には、前記容器本体を懸吊する場合に用いられる紐状部材を係止するための係止部を有する
請求項1から請求項9の何れか一項に記載の魚類の捕獲装置。 - 上面開口した容器本体を網状部材で覆設するとともに、該網状部材に載置された錘部材、および中空状のパイプ部材を有する捕獲装置を水中において一定期間保持する工程と、
前記捕獲装置を水中から吊り上げる工程と、
水中から吊り上げた前記捕獲装置から魚類を取り出す工程と、を備える
魚類の捕獲方法。 - 上面開口した容器本体を有する捕獲装置に網状部材を覆設する工程と、
該網状部材に錘部材、および中空状のパイプ部材を載置する工程と、
前記捕獲装置に紐状部材を係止して前記捕獲装置を吊り上げ、陸上から水中に投入する工程と、
水中に投入した前記方角装置を水中において一定期間保持する工程と、
前記捕獲装置を水中から吊り上げる工程と、
水中から吊り上げた前記捕獲装置から魚類を取り出す工程と、を備える
魚類の捕獲方法。 - 上面開口した容器本体を有する捕獲装置に網状部材を覆設する工程と、
該網状部材で覆設した前記容器本体に紐状部材を係止して前記捕獲装置を吊り上げ、陸上から水中に投入する工程と、
水中に投入した前記捕獲装置の網状部材に錘部材、および中空状のパイプ部材を載置する工程と、
前記捕獲装置を水中において一定期間保持する工程と、
前記捕獲装置を水中から吊り上げる工程と、
水中から吊り上げた前記捕獲装置から魚類を取り出す工程と、を備える
魚類の捕獲方法。 - 上面開口の容器本体を有する捕獲装置に紐状部材を係止して前記捕獲装置を吊り上げ、陸上から水中に投入する工程と、
水中に投入した前記捕獲装置に網状部材を覆設する工程と、
前記網状部材に錘部材、および中空状のパイプ部材を載置する工程と、
前記捕獲装置を水中において一定期間保持する工程と、
前記捕獲装置を水中から吊り上げる工程と、
水中から吊り上げた前記捕獲装置から魚類を取り出す工程と、を備える
魚類の捕獲方法。 - 前記パイプ部材を載置する工程は、
前記捕獲装置を水中に設置した場合において、
水中の水流れ方向に沿って載置する
請求項12から請求項14の何れか一項に記載の魚類捕獲方法。 - 前記捕獲装置から魚類を取り出す工程は、
前記パイプ部材を前記捕獲装置から取り外し、前記パイプ部材から魚類を取り出す工程を有する
請求項11から請求項15の何れか一項に記載の魚類の捕獲方法。 - 前記捕獲装置から魚類を取り出す工程は、
前記網状部材を前記捕獲装置から取り外し、前記網状部材から魚類を取り出す工程を有する
請求項11から請求項16の何れか一項に記載の魚類の捕獲方法。 - 前記捕獲装置を水中において一定期間保持する工程は、
前記紐状部材の一端を陸上に設置した留め具に固定する工程を有する
請求項11から請求項17の何れか一項に記載の魚類の捕獲方法。
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