JP2018113545A - 操作制御方法、移動撮影装置、コントローラ、及びプログラム - Google Patents

操作制御方法、移動撮影装置、コントローラ、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】搭載される撮影手段のズーム機能を利用できるか否かに起因して移動撮影装置を操作し難くなるのを防止することができる操作制御方法を提供する。【解決手段】コントローラ201によって遠隔操作されるドローン100は、該ドローン100に設けられるカメラ103のズーム機能を利用できない場合、コントローラ201によって受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換え、該移動操作に対応する移動処理を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、操作制御方法、移動撮影装置、コントローラ、及びプログラムに関する。
カメラを搭載し、上空から静止画や動画を撮影する移動撮影装置としてのドローンが知られている。ドローンはコントローラによって遠隔操作可能である(例えば、特許文献1参照)。コントローラはドローンの移動方向の指示を行うレバー及びカメラのズーム操作を行うためのズームスライダを備える。コントローラはユーザによるレバー及びズームスライダの操作を受け付けると、受け付けた操作に対応する処理の実行を指示するコマンドをドローンに送信する。ドローンは受信したコマンドに基づいてユーザの所望する方向への移動や搭載されたカメラのズーム機能によるズーム制御を行う。
特開2005−117384号公報
しかしながら、従来では、ズーム操作の操作方法が変わってしまう場合があり、操作し難くなってしまうことがある。例えば。ドローンには様々な仕様のカメラが搭載され、ズーム機能を備えないカメラがドローンに搭載される場合がある。この場合、ユーザはコントローラのズームスライダによってズーム操作を行えず、代わりに、レバーの操作によって所望のズーム操作に相当する距離だけドローンを移動させてズーム制御を行う。すなわち、従来では、搭載されるカメラのズーム機能を利用できるか否かに応じてズーム操作方法が変わり、操作し難くなってしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、搭載される撮影手段のズーム機能を利用できるか否かに起因して移動撮影装置を操作し難くなるのを防止することができる操作制御方法、移動撮影装置、コントローラ、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の操作制御方法は、撮影手段及び移動手段を備える移動撮影装置をコントローラによって遠隔操作する操作制御方法であって、前記移動撮影装置におけるズーム操作及び移動操作を前記コントローラによって受け付ける受付ステップと、前記撮影手段のズーム機能を利用できるか否かを判別する判別ステップとを有し、前記撮影手段のズーム機能を利用できない場合、前記受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換えることを特徴とする。
本発明によれば、搭載される撮影手段のズーム機能を利用できるか否かに起因して移動撮影装置を操作し難くなるのを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る移動撮影装置としてのドローンの外観図である。 図1のドローンに各処理の実行を指示するコントローラの外観図である。 図1のドローン制御部及びカメラの各構成を概略的に示すブロック図である。 図2のコントローラの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のドローン制御部によって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。 図5のステップS511のズーム制御処理の手順を示すフローチャートである。 図5のステップS513の移動制御処理の手順を示すフローチャートである。 図2のコントローラによって実行されるコマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る移動撮影装置としてのドローン100の外観図であり、図1(a)はドローン100を上面側から眺めた場合を示し、図1(b)はドローン100を側面側から眺めた場合を示す。
図1(a)及び図1(b)において、ドローン100は、回転翼101a〜101d(移動手段)、ドローン制御部102、及びカメラ103(撮影手段)を備える。ドローン制御部102は回転翼101a〜101d及びカメラ103のそれぞれと接続されている。
ドローン100は無人飛行装置であり、ユーザは後述する図2のコントローラ201を操作してドローン100を遠隔操作可能である。回転翼101a〜101dは回転駆動を行ってドローン100を飛行させ、ドローン制御部102から出力される制御信号に基づいて回転数を制御してドローン100の上昇、下降、前進、後進、回転、左右の各移動を実現する。ドローン制御部102は後述するコントローラ201と通信するための図示しないアンテナを備える。ドローン制御部102は、後述するコントローラ201から受信した各処理の指示に応じて回転翼101a〜101d及びカメラ103を制御し、また、カメラ103から取得した撮影データを後述するコントローラ201に送信する。カメラ103は動画及び静止画を撮影し、撮影データをドローン制御部102に出力する。カメラ103における光軸は、ドローン100にカメラ103を固定する際に利用される図示しない台座の角度や向きに基づいて決定される。なお、本実施の形態では、ドローン100はカメラ103の光軸に沿って前進及び後進するように予め設定されている。
次に、ドローン100に各処理の実行を指示するコントローラ201について説明する。
図2は、図1のドローン100に各処理の実行を指示するコントローラ201の外観図である。
コントローラ201はドローン100と通信するための図示しないアンテナを備える。また、コントローラ201は、図2の表示部202、移動ズームインジケータ203、光学ズームインジケータ204、ズームスライダ205(受付手段)、レバー206,207(受付手段)、及び電源スイッチ208を備える。
表示部202はドローン100から受信した撮影データを表示する。移動ズームインジケータ203はドローン100におけるズーム動作モードが移動ズームに設定されたか否かを示す。ズーム動作モードが移動ズームに設定されると、ドローン100はカメラ103の光軸に沿って前進又は後進してズーム制御を行う。移動ズームインジケータ203において、オン通知(例えば、点灯)は、ズーム動作モードが移動ズームに設定されている旨を示し、オフ通知(例えば、消灯)はズーム動作モードが移動ズームに設定されていない旨を示す。光学ズームインジケータ204はドローン100におけるズーム動作モードが光学ズームに設定されたか否かを示す。ズーム動作モードが光学ズームに設定されると、ドローン100はカメラ103が備える光学ズーム機能によってズーム制御を行う。光学ズームインジケータ204において、オン通知(例えば、点灯)は、ズーム動作モードが光学ズームに設定されている旨を示し、オフ通知(例えば、消灯)はズーム動作モードが光学ズームに設定されていない旨を示す。
ズームスライダ205はカメラ103のズーム操作を受け付ける。コントローラ201の上下方向において、ユーザがズームスライダ205を初期位置から上に動かすと、ドローン100はズーム制御を行って拡大した撮影を行い、表示部202の撮影データが拡大表示される。また、ユーザがズームスライダ205を初期位置から下に動かすと、ドローン100はズーム制御を行って縮小した撮影を行い、表示部202の撮影データが縮小表示される。以下では、ズームスライダ205を上に動かす操作を拡大方向への操作と定義し、ズームスライダ205を下に動かす操作を縮小方向への操作と定義する。ズームスライダ205の初期位置はカメラ103の焦点距離の初期値に対応し、ユーザがズームスライダ205を動かした後にレバー206,207を操作すると、ズームスライダ205は初期位置に戻る。
レバー206,207はドローン100の移動操作を受け付ける。コントローラ201の上下方向において、ユーザがレバー206を上下に動かすとドローン100が上昇及び下降し、レバー206を左右に動かすとドローン100が左旋回及び右旋回する。また、ユーザがレバー207を上下に動かすと、ドローン100が前進及び後進し、レバー207を左右に動かすと、ドローン100が左右に移動する。電源スイッチ208はコントローラ201の電源のオン/オフ操作を受け付ける。ユーザが電源スイッチ208をオン操作すると、コントローラ201はドローン制御部102と通信を確立し、コントローラ201はドローン100を操作可能な状態となる。また、ユーザが電源スイッチ208をオフ操作すると、コントローラ201はドローン制御部102へ終了コマンドを送信してドローン制御部102と通信を終了する。
図3は、図1のドローン制御部102及びカメラ103の各構成を概略的に示すブロック図であり、図3(a)はドローン制御部102の構成を示し、図3(b)はカメラ103の構成を示す。
図3(a)において、ドローン制御部102は、制御部301、ROM302、RAM303、姿勢センサ304、位置センサ305、カメラ通信部306、及びコントローラ通信部307を備える。制御部301、ROM302、RAM303、姿勢センサ304、位置センサ305、カメラ通信部306、及びコントローラ通信部307はシステムバス308を介して互いに接続されている。
制御部301はドローン制御部102全体を制御する。ROM302は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納し、RAM303は図示しない外部装置等から取得したプログラムやデータを一時的に記憶する。姿勢センサ304はドローン100の姿勢を制御し、位置センサ305はドローン100の位置情報を定期的に取得するGPSセンサである。カメラ通信部306はカメラ103とデータ通信を行い、例えば、カメラ103から撮影データを取得する。コントローラ通信部307はコントローラ201とデータ通信を行い、例えば、カメラ103から取得した撮影データをコントローラ201に送信する。
図3(b)において、カメラ103は、制御部309、ROM310、RAM311、記憶装置312、撮像部313、及び通信部314を備える。制御部309、ROM310、RAM311、記憶装置312、撮像部313、及び通信部314はシステムバス315を介して互いに接続されている。
制御部309はカメラ103全体を制御する。ROM310は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納し、RAM311は図示しない外部装置等から取得したプログラムやデータを一時的に記憶する。記憶装置312はカメラ103に内蔵されたハードディスク及びフラッシュメモリ、又はカメラ103から着脱可能なメモリカード等であり、撮影データ等を格納する。撮像部313は静止画や動画を撮影する。通信部314はドローン制御部102とデータ通信を行い、例えば、コントローラ201から送信されたズームコマンドをドローン制御部102を介して取得する。
図4は、図2のコントローラ201の構成を概略的に示すブロック図である。
図4において、コントローラ201は、図2の表示部202、ズームスライダ−205、レバー206,207、及び電源スイッチ208の他に、制御部401、ROM402、RAM403、及び通信部404を備える。表示部202、ズームスライダ−205、レバー206,207、電源スイッチ208、制御部401、ROM402、RAM403、及び通信部404はシステムバス405を介して互いに接続されている。
制御部401はコントローラ201全体を制御する。ROM402は変更を必要としないプログラムやパラメータを格納し、RAM403は図示しない外部装置等から取得したプログラムやデータを一時的に記憶する。通信部404はドローン制御部102とデータ通信を行う。通信部404は、コントローラ201において受け付けた操作に対応する処理の実行を指示するコマンド、例えば、ズームコマンド、移動コマンド、及び終了コマンドをドローン100に送信する。ズームコマンドはズームスライダ205の操作に対応するズーム制御の実行を指示するコマンドである。移動コマンドはレバー206,207の操作に対応する移動処理の実行を指示するコマンドである。終了コマンドは電源スイッチ208のオフ操作に対応する通信終了処理の実行を指示するコマンドである。
図5は、図1のドローン制御部102によって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。
図5の処理は、制御部301がROM302及びRAM303に格納されたプログラムを実行することによって行われる。また、図5の処理は、コントローラ201の電源スイッチ208がオン操作されてドローン100及びコントローラ201の間の通信が確立していることを前提とする。
図5の処理において、まず、制御部301は、ドローン100においてドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行う構成であるか否かを判別する(ステップS501)。
ステップS501の判別の結果、ドローン100においてドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行う構成でないとき、制御部301は後述するステップS505以降の処理を行う。一方、ステップS501の判別の結果、ドローン100においてドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行う構成であるとき、制御部301はカメラ103にズーム機能確認コマンドを送信する(ステップS502)。ズーム機能確認コマンドはズーム機能を備えているか否かをカメラ103に問い合わせるコマンドである。次いで、制御部301はカメラ103からズーム機能確認コマンドの応答通知を受信し(ステップS503)、該応答通知に基づいてカメラ103がズーム機能を備えているか否かを判別する(ステップS504)。
ステップS504の判別の結果、カメラ103がズーム機能を備えていないとき、制御部301はカメラ103のズーム機能を利用できない旨をRAM303に設定する(ステップS505)。すなわち、本実施の形態では、ドローン100においてドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行わない構成である場合、又はカメラ103がズーム機能を備えていない場合、カメラ103のズーム機能を利用できない旨が設定される。その後、制御部301は後述するステップS507以降の処理を行う。一方、ステップS504の判別の結果、カメラ103がズーム機能を備えているとき、制御部301はカメラ103がズーム機能を利用できる旨をRAM303に設定し(ステップS506)、カメラ103から撮影データを受信する(ステップS507)。次いで、制御部301は撮影データをコントローラ201に送信する(ステップS508)。コントローラ201は受信した撮影データを表示部202に表示する。次いで、制御部301は、コントローラ201から該コントローラ201において受け付けた操作に対応する処理の実行を指示するコマンドを受信する(ステップS509)。コントローラ201は、例えば、ズームコマンド、移動コマンド、及び終了コマンドのいずれかを送信する。
次いで、制御部301は受信したコマンドがズームコマンドであるか否かを判別する(ステップS510)。
ステップS510の判別の結果、受信したコマンドがズームコマンドでないとき、制御部301は後述するステップS512以降の処理を行う。一方、ステップS510の判別の結果、受信したコマンドがズームコマンドであるとき、制御部301は後述する図6のズーム制御処理を実行し(ステップS511)、受信したズームコマンドに基づいてズーム制御を行う。次いで、制御部301は受信したコマンドが移動コマンドであるか否かを判別する(ステップS512)。
ステップS512の判別の結果、受信したコマンドが移動コマンドでないとき、制御部301は後述するステップS514以降の処理を行う。一方、ステップS512の判別の結果、受信したコマンドが移動コマンドであるとき、制御部301は後述する図7の移動制御処理を実行し(ステップS513)、受信した移動コマンドに基づいてドローン100の移動処理を行う。次いで、制御部301はズーム動作モードの設定値をコントローラ201に送信し(ステップS514)、受信したコマンドが終了コマンドであるか否かを判別する(ステップS515)。
ステップS515の判別の結果、受信したコマンドが終了コマンドでないとき、制御部301はステップS507の処理に戻る。すなわち、本実施の形態では、ドローン制御部102はコントローラ201から終了コマンドを受信するまでステップS507〜S515の処理を実行する。一方、ステップS515の判別の結果、受信したコマンドが終了コマンドであるとき、制御部301は本処理を終了する。
図6は、図5のステップS511のズーム制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、まず、制御部301はズーム動作モードが設定されているか否かを判別する(ステップS601)。
ステップS601の判別の結果、ズーム動作モードが設定されているとき、制御部301は後述するステップS607以降の処理を行う。一方、ステップS601の判別の結果、ズーム動作モードが設定されていないとき、制御部301は、ステップS505,506において設定された設定値に基づいてカメラ103のズーム機能を利用できるか否かを判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、カメラ103のズーム機能を利用できるとき、制御部301はズーム動作モードを光学ズームに設定し(ステップS603)、後述するステップS607以降の処理を行う。一方、ステップS602の判別の結果、カメラ103のズーム機能を利用できないとき、制御部301はズーム動作モードを移動ズームに設定する(ステップS604)。次いで、制御部301は位置センサ305によってドローン100の現在位置を取得し(ステップS605)、取得した現在位置を移動ズームの開始位置に設定する(ステップS606)。次いで、制御部301はズーム動作モードが移動ズーム及び光学ズームのいずれに設定されているかを判別する(ステップS607)。
ステップS607の判別の結果、ズーム動作モードが光学ズームに設定されているとき、制御部301はステップS509で受信したズームコマンドをカメラ103に転送する(ステップS608)。カメラ103はズームコマンドを取得すると、カメラ103のズーム機能によるズーム制御を開始する。その後、制御部301はステップS512以降の処理を行う。
ステップS607の判別の結果、ズーム動作モードが移動ズームに設定されているとき、制御部301はコントローラ201において受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換える置き換え処理を行う(ステップS609)。具体的に、制御部301は移動ズームの開始位置をコントローラ201のズームスライダ205の初期位置と対応付けする。これにより、コントローラ201におけるズームスライダ205の操作量が、移動ズームの開始位置を基準とするドローン100の移動距離と対応付けされる。その後、制御部301は移動ズームによるズーム制御においてドローン100が移動可能な範囲を示す移動許容値を取得する。移動許容値は、移動ズームによるズーム制御において、ドローン100がステップS606で設定された移動ズームの開始位置を基準に、カメラ103の光軸に沿って移動可能な距離であり、例えば、1m程度が予め設定されている。次いで、制御部301は受信したズームコマンドが拡大指示及び縮小指示のいずれであるかを判別する(ステップS610)。
ステップS610の判別の結果、受信したズームコマンドが縮小指示であるとき、制御部301は縮小度合いを示すズームスライダ205の操作量(以下、「縮小量」という。)をズーム量として設定する(ステップS611)。その後、制御部301は後述するステップS613以降の処理を行う。一方、ステップS610の判別の結果、受信したズームコマンドが拡大指示であるとき、制御部301は拡大の度合い示すズームスライダ205の操作量(以下、「拡大量」という。)をズーム量として設定する(ステップS612)。次いで、制御部301は設定されたズーム量を取得する(ステップS613)。次いで、制御部301は移動ズームの開始位置を基準に、取得したズーム量に相当するドローン100の必要移動距離を算出する(ステップS614)。制御部301は必要移動距離が移動許容値、例えば、1m以内であるか否かを判別する(ステップS615)。
ステップS615の判別の結果、必要移動距離が1mを超えるとき、制御部301はドローン100を移動させず、ステップS512以降の処理を行う。一方、ステップS615の判別の結果、必要移動距離が1m以内であるとき、制御部301は移動ズームの開始位置から必要移動距離だけドローン100を移動させる(ステップS616)。例えば、受信したズームコマンドが拡大指示である場合、ドローン100はカメラ103の光軸に沿い且つ対象物に近付く方向に必要移動距離だけ移動する。また、受信したズームコマンドが縮小指示である場合、ドローン100はカメラ103の光軸に沿い且つ対象物から離れる方向に必要移動距離だけ移動する。その後、制御部301はステップS512以降の処理を行う。
図7は、図5のステップS513の移動制御処理の手順を示すフローチャートである。
図7において、まず、制御部301はズーム動作モードの設定値に基づいてズーム制御中であるか否かを判別する(ステップS701)。ステップS701では、例えば、光学ズーム及び移動ズームのいずれかがズーム動作モードに設定されている場合、制御部301はズーム制御中であると判別する。一方、光学ズーム及び移動ズームのいずれもズーム動作モードに設定されていない場合、制御部301はズーム制御中でないと判別する。
ステップS701の判別の結果、ズーム制御中でないとき、制御部301は受信した移動コマンドに基づいてドローン100を移動させ(ステップS702)、ステップS514以降の処理を行う。一方、ステップS701の判別の結果、ズーム制御中であるとき、制御部301はズーム動作モードの設定を解除し(ステップS703)、カメラ103のズーム機能を利用できるか否かを判別する(ステップS704)。
ステップS704の判別の結果、カメラ103のズーム機能を利用できるとき、制御部301は焦点距離を初期値に戻す旨の指示を含むズーム終了コマンドをカメラ103に送信し(ステップS705)、ステップS514以降の処理を行う。一方、ステップS704の判別の結果、カメラ103のズーム機能を利用できないとき、制御部301はドローン100を移動ズームの開始位置に移動させ(ステップS706)、移動ズームの開始位置を初期化する。すなわち、本実施の形態では、ズーム動作モードの設定が解除されると、カメラ103のズーム機能を利用できるか否かに関わらず、ドローン100はズーム操作が行われる前の状態に戻る。その後、制御部301はステップS514以降の処理を行う。
次に、コントローラ201がドローン100に各処理のコマンドを送信する処理について説明する。
図8は、図2のコントローラ201によって実行されるコマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。
図8の処理は、図4の制御部401がROM402及びRAM403に格納されたプログラムを実行することによって行われる。また、図8の処理は、コントローラ201の電源スイッチ208がオン操作されてドローン100及びコントローラ201の間の通信が確立していることを前提とする。
図8において、まず、制御部401は撮影データをドローン100から受信し、受信した撮影データを表示部202に表示する(ステップS801)。次いで、制御部401はズームスライダ205の操作が行われたか否かを判別する(ステップS802)。
ステップS802の判別の結果、ズームスライダ205の操作が行われないとき、制御部401は後述するステップS806以降の処理を行う。一方、ステップS802の判別の結果、ズームスライダ205の操作が行われたとき、制御部401はズームスライダ205の操作が拡大方向への操作及び縮小方向への操作のいずれであるかを判別する(ステップS803)。
ステップS803の判別の結果、縮小方向への操作であるとき、制御部401は縮小指示を示すズームコマンドをドローン100に送信し(ステップS804)、後述するステップS806以降の処理を行う。一方、ステップS803の判別の結果、拡大方向への操作であるとき、制御部401は拡大指示を示すズームコマンドをドローン100に送信する(ステップS805)。次いで、制御部401はレバー206,207の操作が行われたか否かを判別する(ステップS806)。
ステップS806の判別の結果、レバー206,207の操作が行われないとき、制御部401は後述するステップS808以降の処理を行う。一方、ステップS806の判別の結果、レバー206,207の操作が行われたとき、制御部401はレバー206,207の操作に対応する移動コマンドをドローン100に送信する(ステップS807)。次いで、制御部401はズーム動作モードの設定値をドローン100から受信し(ステップS808)、ズーム動作モードが移動ズームであるか否かを判別する(ステップS809)。
ステップS809の判別の結果、ズーム動作モードが移動ズームであるとき、制御部401は移動ズームインジケータ203及び光学ズームインジケータ204のうち移動ズームインジケータ203のみをオン通知する(ステップS810)。その後、制御部401は後述するステップS815以降の処理を行う。一方、ステップS809の判別の結果、ズーム動作モードが移動ズームでないとき、制御部401はズーム動作モードが光学ズームであるか否かを判別する(ステップS811)。
ステップS811の判別の結果、ズーム動作モードが光学ズームであるとき、制御部401は移動ズームインジケータ203及び光学ズームインジケータ204のうち光学ズームインジケータ204のみをオン通知する(ステップS812)。その後、制御部401は後述するステップS815以降の処理を行う。一方、ステップS811の判別の結果、ズーム動作モードが光学ズームでないとき、制御部401は移動ズームインジケータ203及び光学ズームインジケータ204の両方をオフ通知する(ステップS813)。次いで、制御部401はズームスライダ205を初期位置に戻し(ステップS814)、電源スイッチ208がオフ操作されたか否かを判別する(ステップS815)。
ステップS815の判別の結果、電源スイッチ208がオフ操作されないとき、制御部401はステップS801の処理に戻る。一方、ステップS815の判別の結果、電源スイッチ208がオフ操作されたとき、制御部401は本処理を終了する。
上述した本実施の形態によれば、カメラ103のズーム機能を利用できない場合、受け付けたズーム操作が該ズーム操作に相当する移動操作に置き換わる。すなわち、カメラ103のズーム機能を利用できるか否かに関わらず、ドローン100におけるズーム操作方法が統一される。これにより、搭載されるカメラ103のズーム機能を利用できるか否かに起因してドローン100を操作し難くなるのを防止することができる。
また、上述した本実施の形態では、受信したズームコマンドが拡大指示である場合、ドローン100は該ドローン100の光軸に沿い且つ対象物に近付く方向に移動する。一方、受信したズームコマンドが縮小指示である場合、ドローン100は該ドローン100の光軸に沿い且つ対象物から離れる方向に移動する。これにより、受け付けたズーム操作を移動操作に置き換えても、ドローン100の移動によって該ズーム操作に相当するズーム制御を行うことができる。
さらに、上述した本実施の形態では、カメラ103がズーム機能を備えない場合、又はドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行わない構成である場合、カメラ103のズーム機能を利用できないと判別する。これにより、ドローン100において、カメラ103がズーム機能を備えない場合や、ドローン制御部102がカメラ103と撮影データ以外のデータの通信を行わない構成であっても、ドローン100を操作し難くなるのを防止することができる。
上述した本実施の形態では、移動ズームによるズーム制御を行う場合、ドローン100の移動範囲が制限される。これにより、移動ズームによるズーム制御において、意図しない程ドローン100がユーザから離れてしまうのを防止することができる。
また、上述した本実施の形態では、移動ズームによるズーム制御によって移動した後にズーム動作モードの設定が解除されると、ドローン100は移動ズームの開始位置に戻る。ここで、光学ズームによるズーム制御が行われた後にズーム動作モードの設定が解除された場合においても、ドローン100はズーム操作が行われる前の状態に戻る。すなわち、ズーム動作モードの設定が解除されると、カメラ103のズーム機能を利用できるか否かに関わらず、ドローン100はズーム操作が行われる前の状態に戻る。これにより、ズーム制御後のリセット処理に関し、カメラ103のズーム機能を利用できるか否かに起因して処理が異なるためにユーザが混乱するといった事態を回避することができる。
上述した本実施の形態では、ドローン100のズーム動作モードが移動ズームに設定されている場合、移動ズームインジケータ203がオン通知される。これにより、ズームスライダ205の操作によってドローン100が移動することでユーザが驚くといった事態を回避することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、ステップS615において、算出した必要移動距離が1mを超えた場合、ズーム操作を受け付けない旨を示す通知を行っても良い。
また、上述した本実施の形態では、位置センサ305はGPSセンサに限られず、例えば、ドローン100の高度や図示しない加速度センサがとらえた映像等に基づいてドローン100の位置を特定する装置であっても良い。
さらに、上述した本実施の形態では、カメラ103が搭載するズーム機能は光学ズームに限られず、デジタルズームであっても良い。
上述した本実施の形態では、コントローラ201が、受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換え、置き換えられた移動操作に対応する移動コマンドをドローン100に送信しても良い。このとき、カメラ103のズーム機能が利用できるか否かの判別処理は、コントローラ201がドローン100から取得した各情報に基づいて実行しても良く、また、該判別処理の実行結果をドローン100から受信しても良い。これにより、上述した本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 ドローン
101a〜101d 回転翼
102 ドローン制御部
103 カメラ
201 コントローラ
203 移動ズームインジケータ
205 ズームスライダ
206,207 レバー
301,401 制御部
307 コントローラ通信部
404 通信部

Claims (10)

  1. 撮影手段及び移動手段を備える移動撮影装置をコントローラによって遠隔操作する操作制御方法であって、
    前記移動撮影装置におけるズーム操作及び移動操作を前記コントローラによって受け付ける受付ステップと、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できるか否かを判別する判別ステップとを有し、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できない場合、前記受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換えることを特徴とする操作制御方法。
  2. 撮影手段及び移動手段を備える移動撮影装置であって、前記移動撮影装置におけるズーム操作及び移動操作を受け付けるコントローラによって遠隔操作される移動撮影装置において、
    前記コントローラから前記ズーム操作を受け付けた旨を示す通知を受信する受信手段と、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できるか否かを判別する判別手段とを備え、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できない場合、前記受信した通知に対応するズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換えることを特徴とする移動撮影装置。
  3. 前記受信した通知に対応するズーム操作が拡大指示である場合、前記撮影手段の光軸に沿い且つ対象物に近付く方向に移動し、
    前記受信した通知に対応するズーム操作が縮小指示である場合、前記撮影手段の光軸に沿い且つ前記対象物から離れる方向に移動することを特徴とする請求項2記載の移動撮影装置。
  4. 前記判別手段は、前記撮影手段が前記ズーム機能を備えていない場合、前記撮影手段のズーム機能を利用できないと判別することを特徴とする請求項2又は3記載の移動撮影装置。
  5. 前記撮影手段によって撮影したデータを前記コントローラに送信し、
    前記判別手段は、前記移動撮影装置において前記撮影したデータ以外のデータの通信を前記撮影手段と行わない構成である場合、前記撮影手段のズーム機能を利用できないと判別することを特徴とする請求項2又は3記載の移動撮影装置。
  6. 前記受信した通知に対応するズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換える場合、前記移動撮影装置の移動範囲が制限されることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の移動撮影装置。
  7. 前記受信した通知に対応するズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換える場合、当該移動操作に対応する移動処理を行う旨を示す設定値が設定され、
    前記置き換えられた移動操作に基づいて移動した後に前記設定値が解除されると、前記置き換えられた移動操作に基づいて移動を開始した位置に戻ることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の移動撮影装置。
  8. 撮影手段及び移動手段を備える移動撮影装置を遠隔操作するコントローラであって、
    前記移動撮影装置におけるズーム操作及び移動操作を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けたズーム操作に対応する通知を前記移動撮影装置に送信する送信手段とを備え、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できない場合、前記受け付けたズーム操作を当該ズーム操作に相当する移動操作に置き換え、前記送信手段は、前記置き換えられた移動操作に対応する通知を前記移動撮影装置に送信することを特徴とするコントローラ。
  9. 前記移動撮影装置において前記置き換えられた移動操作に対応する移動処理が実行される旨を示す通知を行う通知手段を更に備えることを特徴とする請求項8記載のコントローラ。
  10. 撮影手段及び移動手段を備える移動撮影装置をコントローラによって遠隔操作する操作制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記操作制御方法は、
    前記移動撮影装置におけるズーム操作及び移動操作を前記コントローラによって受け付ける受付ステップと、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できるか否かを判別する判別ステップとを有し、
    前記撮影手段のズーム機能を利用できない場合、前記受け付けたズーム操作を該ズーム操作に相当する移動操作に置き換えることを特徴とするプログラム。
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