JP2017118362A - 遠隔操作システム、遠隔操作方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】処理を行う装置と遠隔操作を行う装置のいずれの装置においてパラメータが設定された場合であっても、利用者の利便性を損なうことなく、適切な処理を行うことを目的とする。【解決手段】第1の情報処理装置は、利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定手段と、第2の情報処理装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信手段と、利用者の操作に応じて処理の実行指示を受け付けた場合に、設定手段により設定された設定値を利用して処理を実行するよう制御し、第2の情報処理装置から設定値と共に実行指示を受信した場合に、実行指示と共に受信した設定値を利用して処理を実行するよう制御する実行制御手段とを有し、第2の情報処理装置は、記処理のパラメータの設定値と共に、実行指示を送信する送信手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔操作システム、遠隔操作方法及びプログラムに関する。
近年、無線通信機能を搭載したデジタルカメラが増えている。無線通信機能を搭載したデジタルカメラを利用することにより、デジタルカメラに接続された外部装置にデジタルカメラのライブビュー画像を表示させ、外部装置からデジタルカメラを制御して遠隔撮影や各種設定を行うことができる。ただし、外部装置及びデジタルカメラの両方において、設定変更を可能とする場合には、一方の装置での設定変更を他方の装置に反映する、すなわち同期することが重要となる。
しかし、デジタルカメラ側のダイアル等の機械的自己保持型スイッチで変更する内容が外部装置側で変更された場合には、外部装置側で行った設定変更を自動的にスイッチに反映することはできない。スイッチによる設定については、外部装置側では設定を変更できないようなシステムも存在するが、利用者のできることを制限することになるため、望ましくない。特許文献1には、デジタルカメラ側で、スイッチの物理的状態が示す設定値とは別に、外部装置により設定された設定値を記憶しておく技術が開示されている。
特開平11−266383号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、デジタルカメラは、2つの設定値を保持することとなるため、いずれの設定値を用いて撮影を行うかを判断する処理が必要となる、利用者を混乱させてしまう場合があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、処理を行う装置と遠隔操作を行う装置のいずれの装置においてパラメータが設定された場合であっても、利用者の利便性を損なうことなく、適切な処理を行うことを目的とする。
そこで、本発明は、第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置を遠隔操作可能な第2の情報処理装置と、を有する遠隔操作システムであって、前記第1の情報処理装置は、利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定手段と、前記第2の情報処理装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信手段と、利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記設定手段により設定された前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御し、前記第2の情報処理装置から前記設定値と共に前記実行指示を受信した場合に、前記実行指示と共に受信した前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御する実行制御手段とを有し、前記第2の情報処理装置は、前記処理のパラメータの設定値と共に、前記実行指示を送信する送信手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、処理を行う装置と遠隔操作を行う装置のいずれの装置においてパラメータが設定された場合であっても、利用者の利便性を損なうことなく、適切な処理を行うことができる。
遠隔操作システムを示す図である。 初期化処理を示すフローチャートである。 第1の撮影処理を示すフローチャートである。 第2の撮影処理を示すシーケンス図である。 第1の撮影モード更新処理を示すシーケンス図である。 第2の撮影モード更新処理を示すシーケンス図である。 第1のISO感度更新処理を示すシーケンス図である。 第2のISO感度更新処理を示すシーケンス図である。 ズーム制御処理を示すフローチャートである。 ズーム制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る遠隔操作システム100を示す図である。遠隔操作システム100は、デジタルカメラ110と、携帯端末130と、を有している。ここで、デジタルカメラ110は、遠隔操作の対象となる処理を行う情報処理装置の一例である。なお、ここで、情報処理装置は、遠隔操作の対象となる処理を行う装置であればよい。本実施形態においては、遠隔操作の対象の処理が画像の撮影と撮影に係る処理であり、遠隔操作の対象となる処理を行う情報処理装置が、撮影装置としてのデジタルカメラ110である場合を例に説明する。携帯端末130は、デジタルカメラ110を遠隔操作可能な情報処理装置の一例である。遠隔操作システム100と携帯端末130は、ネットワークを介して接続している。遠隔操作システム100は、自装置への利用者の操作に応じて画像の撮影を行うことができるのに加えて、携帯端末130からの撮影指示に応じて画像の撮影を行うことができる。
デジタルカメラ110は、CPU111と、フラッシュメモリ112と、RAM113と、通信部114と、撮影部115と、ズームレンズ116と、レンズ駆動部117と、を有している。デジタルカメラ110は、また利用者インタフェースとして、モードダイアル118と、レリーズボタン119と、速度SW120と、タッチパネル122と、を有している。CPU111は、フラッシュメモリ112に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、後述するデジタルカメラ110の機能や処理は、CPU111がフラッシュメモリ112に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
通信部114は、ネットワークを介して携帯端末130等の外部装置との通信処理を行う。なお、ネットワークとしては、イーサネット(登録商標)が挙げられる。また、他の例としては、通信部114は、例えばWi−Fi通信等の無線により外部装置との通信を行ってもよい。
撮影部115は、画像を撮影する。レンズ駆動部117は、ズームレンズ116を駆動する。具体的には、レンズ駆動部117は、ズームレンズ116に内蔵されている複数のレンズの位置を制御する。これにより、入力される光の範囲を変える(ズーム)ことができる。モードダイアル118は、ハードウェアとして設けられた操作部である。モードダイアル118は、撮影モードの選択指示を受け付けるため機械的自己保持型のダイアル式の操作部である。利用者は、モードダイアル118を物理的に動かすことにより、撮影モードを選択することができる。撮影モードとしては、ポートレートモード、マクロモード、HDR撮影モード等が挙げられる。
レリーズボタン119は、撮影指示を入力するためのボタンであり、ハードウェアとして設けられた操作部である。レリーズボタンが押下された場合に、CPU111の制御の下、撮影部115による撮影が行われる。速度SW120は、ハードウェアとして設けられた操作部である。速度SW120は、ズームレンズ116の移動速度(ズーム速度)の変更指示を受け付けるための機械的自己保持型のスイッチ式の操作部である。すなわち、利用者は、速度SW120を物理的に切り替えることで値を設定でき、また速度SW120の位置に応じて、設定値を確認することができる。本実施形態においては、速度SW120において、ズーム速度を「速い」と「遅い」の二段階のいずれかに設定することができる。記録形式SW121は、出力する撮影画像のデータ形式を静止画及び動画から選択するための、機械的自己保持型のスイッチ式の操作部である。
タッチパネル122は、表示部と操作部とが一体に設けられたユーザインタフェースである。タッチパネル122には、利用者の操作を受け付けるために設けられたソフトウェアの操作部が表示されている。本実施形態においては、タッチパネル122には、ISO感度SW123と、ズームインボタン124と、ズームアウトボタン125と、が表示される。ISO感度SW123は、ISO感度の設定を受け付けるための操作部である。本実施形態においては、タッチパネル122において、ISO100、200、400、800、1600の設定値を設定可能である。ズームインボタン124及びズームアウトボタン125は、レンズ駆動部117を動作させるための操作部である。
利用者によりレリーズボタン119が押下されると、CPU111は、利用者がモードダイアル118、ISO感度SW123により設定した値を撮影部115に送信する。撮影部115では、ズームレンズ116を経由して、外部からの光を受光し、その結果を電気信号に変換しCPU111に出力する。CPU111は、入力信号を処理し、最終的な撮影画像を得る。記録形式SW121において静止画が設定されている場合には、レリーズボタン119を押した瞬間に入力された映像から、静止画が生成される。記録形式SW121において動画が設定されている場合には、レリーズボタン119を一度押してから、再度押すまでの間に入力された映像から、動画が生成される。
デジタルカメラ110には、利用者が、撮影に係るパラメータの設定値を変更するための手段として、上述のモードダイアル118、速度SW120、記録形式SW121及びISO感度SW123が存在する。本実施形態において、モードダイアル118、速度SW120及び記録形式SW121は、機械式自己保持型の操作部である。すなわち、速度SW120、記録形式SW121、ISO感度SW123は、利用者が物理的にダイアルやボタンを切り替えることで値を設定でき、また、ボタンの物理的位置により、現在の設定値を確認できる操作部である。これらの操作部は、利用者の操作以外にスイッチの位置を切り替えるための手段を持たない。そのため、CPU111からの信号により、操作部の設定位置を切り替えることはできない。
一方、ISO感度SW123は、タッチパネル122上に実装されている。ISO感度SW123は、ISO感度記憶部として機能するフラッシュメモリ112に保存されている設定内容を表示・変更するための電子的な仮想スイッチである。そのため、利用者がISO感度SW123の操作を行わなくても、CPU111はISO感度記憶部の内容を変更することにより、ISO感度SW123の表示を変更することができる。
次に、携帯端末130について説明する。携帯端末130は、CPU131と、フラッシュメモリ132と、RAM133と、通信部134と、タッチパネル135と、を有している。CPU131、フラッシュメモリ132、RAM133及び通信部134は、それぞれデジタルカメラ110のCPU111、フラッシュメモリ112、RAM113及び通信部114と同様である。
タッチパネル135は、ソフトウェアの操作部として、モードSW136と、ISO感度SW137と、速度SW138と、ズームインボタン139と、ズームアウトボタン140と、レリーズボタン141と、同期SW142と、が表示されている。さらに、タッチパネル135には、デジタルカメラ110の撮影設定が表示される。
モードSW136は、撮影モードの選択指示を受け付けるためのスイッチである。ISO感度SW137は、ISO感度の設定を受け付けるためのスイッチである。速度SW138は、ズームレンズ116のズーム速度の変更指示を受け付けるためのスイッチである。ズームインボタン139及びズームアウトボタン140は、レンズ駆動部117を動作させるためのズーム指示を受け付けるためのスイッチである。レリーズボタン141は、撮影指示を入力するためのボタンである。
同期SW142は、不整合解消処理を行うか否かの設定を受け付けるためのスイッチである。ここで、不整合とは、デジタルカメラ110の機械式自己保持型の操作部の物理的な設定位置に対応する設定値と、携帯端末130のタッチパネル135に表示される、対応する設定値と、が一致しないことである。本実施形態においては、デジタルカメラ110の機械式自己保持型の操作部は、モードダイアル118及び速度SW120であり、タッチパネル135のモードSW136及び速度SW138の表示がそれぞれ対応する。不整合解消処理とは、このような不整合が生じた場合に、デジタルカメラ110と携帯端末130のパラメータの設定を同期させ、タッチパネル135のスイッチの表示を修正する処理である。同期SW142がONに設定されると、不整合解消処理が行われパラメータの設定が自動的に同期される。同期SW142がOFFに設定されると、不整合が生じても不整合解消処理は行われない。
利用者は、タッチパネル135の表示から、デジタルカメラ110に設定されている、撮影に係る各種パラメータの設定を確認することができる。利用者はまた、これらのスイッチ等を用いて、撮影に係るパラメータの変更指示や撮影の指示等、デジタルカメラ110を遠隔操作するための指示を入力することができる。
CPU131は、タッチパネル135を用いた利用者の操作を、通信部134を通じてデジタルカメラ110に送信し、デジタルカメラ110を遠隔から操作できる。また、CPU131は、デジタルカメラ110の設定を、通信部134を通じて受信し、タッチパネル135の表示に反映することができる。
本実施形態における携帯端末のフラッシュメモリ132は、モード記憶部及び速度記憶部としても機能する。モードSW136の設定値がモード記憶部に記憶されることにより、撮影モードが設定される。また、モードSW136の操作に応じて、モード記憶部に記憶された撮影モードが書き替えられる。すなわち、モードSW136の操作に応じて、モード記憶部に記憶された撮影モードが更新される。逆に、モード記憶部の値が書き換えられると、モードSW136の表示に反映され、モードSW136の設定値の表示が変更される。
また、速度SW138の設定値が速度記憶部に記憶されることにより、ズーム速度が設定される。また、速度SW138の操作に応じて、速度記憶部に記憶されたズーム速度が書き替えられる。逆に、速度記憶部の値が書き換えられると、速度SW138の表示に反映され、速度SW138の設定値の表示が変更される。なお、撮影モード、撮影画像の記録形式、ISO感度、ズームレンズ116のズーム速度は、いずれも撮影に係るパラメータの一例である。
次に、デジタルカメラ110と携帯端末130の接続形態について説明する。デジタルカメラ110と携帯端末130は、通信部114,134を介して無線接続され、双方向の通信を行う。具体的には、デジタルカメラ110が簡易アクセスポイント(簡易AP)として動作し、無線LANネットワークを形成する。デジタルカメラ110は簡易APとして動作すると、ビーコン信号の定期的な送信を開始する。携帯端末130はビーコン信号を検知し、デジタルカメラ110が形成した無線LANネットワークに参加する。互いの機器発見、機器の能力取得等を経て無線LANによるデータの送受信が可能な状態となる(機器間の通信を確立する)。
なお、デジタルカメラ110と携帯端末130の接続形態は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、外部アクセスポイントが形成する無線LANネットワークにデジタルカメラ110及び携帯端末130が参加し、その無線LANネットワーク上で両者が通信するようになされてもよい。さらにデジタルカメラ110と携帯端末130は無線接続である必要はなく、USBケーブルを介して有線接続されてもよい。
上述の通り通信を確立した後、所定のやりとりを行うことにより、携帯端末130からデジタルカメラ110の遠隔撮影が行える。例えば、デジタルカメラ110の状態を携帯端末130が取得し、携帯端末130からデジタルカメラ110に対し適切な設定や撮影命令を送信することで、デジタルカメラ110での遠隔撮影が可能となる。
図2は、携帯端末130による初期化処理を示すフローチャートである。初期化処理は、デジタルカメラ110との接続を行った際に実行される。S201において、CPU131は、通信部134を介してデジタルカメラ110に対し、撮影に係るパラメータの設定値の取得要求を送信する。本実施形態においては、取得要求に係るパラメータは、撮影モード、ISO感度及びズーム速度であり、それぞれモードダイアル118の物理的位置、速度SW120の物理的位置、ISO感度記憶部に記憶されている設定値により特定される。
次に、S202において、CPU131は、通信部134を介してデジタルカメラ110から受信した設定値を確認する。CPU131は、設定値が撮影モードの設定値である場合には(S202で撮影モード)、処理をS203へ進める。CPU131は、設定値がISO感度の設定値である場合には(S202でISO感度)、処理をS205へ進める。CPU131は、設定値がズーム速度の設定値である場合には(S202でズーム速度)、処理をS206へ進める。
S203において、CPU131は、受信した設定値で、モード記憶部の値を上書きする。次に、S204において、CPU131は、更新後のモード記憶部の値に応じて、モードSW136の表示を更新し、その後処理をS202へ進める。S205において、CPU131は、受信した設定値に従い、ISO感度SW137の表示を更新し、その後処理をS202へ進める。S206において、CPU131は、受信した設定値で、速度記憶部の値を上書きする。次に、S207において、CPU131は、更新後の速度記憶部の値に応じて、速度SW138の表示を更新し、その後処理をS202へ進める。
図3は、第1の撮影処理を示すフローチャートである。第1の撮影処理は、デジタルカメラ110のレリーズボタン119の押下を契機に実行される処理である。S301において、CPU111は、レリーズボタン119が押下されたか否かを確認する。CPU111は、レリーズボタン119が押下されるまで待機し(S301でNo)、レリーズボタン119が押下され、撮影指示を受け付けると(S301でYes)、処理をS302へ進める。S302において、CPU111は、モードダイアル118の物理的位置により定まる撮影モードの設定値を取得する。次に、S303において、CPU111は、ISO感度記憶部に記憶されているISO感度の設定値を取得する。なお、これらのパラメータの設定値は、CPU111が、利用者によるモードダイアル118の操作、ISO感度SW123の操作に応じて設定する(設定処理)。
次に、S304において、CPU111は、これらの設定値を用いた撮影を行うよう撮影部115を制御する。次に、S305において、CPU111は、撮影画像を出力するよう制御する。以上で、撮影処理が完了する。ここで、S304及びS305の処理は、利用者の操作に応じて設定されたパラメータの設定値を利用して、撮影処理を実行する実行制御処理の一例である。
図4は、第2の撮影処理を示すシーケンス図である。第2の撮影処理は、携帯端末130のレリーズボタン141の押下を契機に実行される処理であり、遠隔操作処理の一例である。S401において、携帯端末130のCPU131は、レリーズボタン141が押下されたか否かを確認する。CPU131は、レリーズボタン141が押下されるまで待機し(S401でNo)、レリーズボタン141が押下され、撮影指示を受け付けると(S401でYes)、処理をS402へ進める。S402において、CPU131は、モード記憶部に記憶されている撮影モードの設定値を取得する。
次に、S403において、CPU131は、S402において取得した撮影モードの設定値と共にレリーズ指示をデジタルカメラ110に送信する(送信処理)。ここで、レリーズ指示は、処理の実行指示の一例である。本処理に対応し、デジタルカメラ110は、撮影モードの設定値と共にレリーズ指示を受信する。本処理は、パラメータと共に実行指示を受信する受信処理の一例である。
次に、S404において、デジタルカメラ110のCPU111は、ISO感度記憶部に記憶されているISO感度の設定値を取得する。続く、S405及びS406の処理は、図3を参照しつつ説明したS304及びS305の処理と同様である。このように、デジタルカメラ110は、自装置への利用者からの操作だけでなく、携帯端末130への操作に応じて受信したレリーズ指示に応じて、撮影を行うことができる。
図5は、第1の撮影モード更新処理を示すシーケンス図である。第1の撮影モード更新処理は、デジタルカメラ110のモードダイアル118の操作を契機に実行される処理である。S501において、デジタルカメラ110のCPU111は、モードダイアル118の物理的な設定位置が変更されたか否かを確認する。CPU111は、モードダイアル118の設定位置が変更されるまで待機し(S501でNo)、モードダイアル118の設定位置が変更されると(S501でYes)、処理をS502へ進める。S502において、CPU111は、モードダイアル118の設定位置により定まる撮影モードの設定値、すなわち変更後の設定値を取得する。次に、S503において、CPU111は、S502において取得した撮影モードの設定値を、通信部114を介して携帯端末130に送信する。
次に、S504において、携帯端末130のCPU131は、デジタルカメラ110から受信した撮影モードの設定値をモード記憶部の値に上書きして記憶する。すなわち、CPU131は、モード記憶部の設定値を、新たに受信した設定値に更新する。本処理は、設定値管理処理の一例である。次に、S505において、CPU131は、モード記憶部の設定値の更新に応じて、モードSW136の表示を更新する。以上で、第1の撮影モード更新処理が終了する。
上述のように、デジタルカメラ100でモードダイアル118が動かされた場合、変更後の撮影モードが自動的に携帯端末130に反映される。そのため、デジタルカメラ100と携帯端末130との間で、撮影モードの不整合は基本的に生じない。
図6は、第2の撮影モード更新処理を示すシーケンス図である。第2の撮影モード更新処理は、携帯端末130のモードSW136の操作を契機に実行される処理である。S601において、携帯端末130のCPU131は、モードSW136の設定値が変更されたか否かを確認する。CPU131は、モードSW136の設定値が変更されるまで待機し(S601でNo)、モードSW136の設定値が変更され、撮影モードの変更指示を受け付けると(S601でYes)、処理をS602へ進める。S602において、CPU131は、モードSW136の値を取得し、モード記憶部に記憶されている値を、モードSW136の値に書き替える(設定値管理処理)。
この時点においては、デジタルカメラ110のモードダイアル118の位置と、携帯端末130のモードSW136の設定に不整合が生じている。また、モードダイアル118は、機械式自己保持型の操作部であるため、その位置をCPU111によって変更することはできない。そこで、携帯端末130のCPU131は、一定の条件のもと不整合を解消する処理を行う。具体的には、S603以降の処理を行う。
まず、S603において、CPU131は、デジタルカメラ110に、記録形式の設定値の取得要求を送信する。次に、S604において、デジタルカメラ110のCPU111は、記録形式SW121の位置に対応する記録形式の設定値を取得する。次に、S605において、CPU111は、記録形式の設定値(動画又は静止画)を携帯端末130に送信する。次に、S606において、携帯端末130のCPU131は、受信した記録形式の設定値を確認する。CPU131は、記録形式が静止画である場合には(S606で静止画)、処理をS607へ進める。CPU131は、記憶形式が動画である場合には(S660で動画)、処理を終了する。このように、CPU131は、記録形式が動画の場合には、撮影モードの不整合の解消を行うことなく、処理を終了する。これにより、動画データの生成中、利用者が意図しないタイミングにおいて撮影モードが変更されるのを避けることができる。
S607において、CPU131は、同期SW142の設定値を確認する。CPU131は、同期の設定値がONの場合には(S607でON)、処理をS608へ進める。CPU131は、同期の設定値がOFFの場合には(S607でOFF)、処理を終了する。このように、CPU131は、同期設定がOFFの場合には、撮影モードの不整合の解消を行うことなく処理を終了する。このように、携帯端末130においては、利用者が不整合解消処理を行うか否かを予め設定することができる。
S608において、CPU131は、S601において、モード操作に応じた変更指示を受け付けたタイミングから、一定時間が経過したか否かを確認する。CPU131は、所定時間が経過するまで待機し(S608でNo)、所定時間経過後に(S608でYes)、処理をS609へ進める。このように、所定時間経過するまで待機することにより、利用者がモードSW136の値を変更して、すぐに自動解消処理が実行されるのを防ぐことができる。これにより、すぐに自動解消処理が実行され、利用者の行った操作が無効になるような事態を避けることができる。なお、所定時間は、任意の値であり、例えば管理者等が適切な値を予め設定しておくものとする。
S609において、CPU131は、撮影モードの設定値の取得要求を、通信部134を介してデジタルカメラ110に送信する。次に、S610において、デジタルカメラ110のCPU111は、取得要求に応じて、モードダイアル118の物理的位置により定まる撮影モードの設定値を取得する。次に、S611において、CPU111は、S610において取得した、撮影モードの設定値を、通信部114を介して携帯端末130に送信する。次に、S612において、携帯端末130のCPU131は、S611において受信した撮影モードの設定値で、モード記憶部の値を上書きする。次に、S613において、CPU131は、モード記憶部の設定値の更新に応じて、モードSW136の表示を更新する。以上で、第2の撮影モード更新処理が終了する。
以上のように、携帯端末130のモードSW136の操作が行われた場合には、一時的に、携帯端末130の撮影モードの設定値のみを変更する。ただし、携帯端末130は、この変更を速度SW120の撮影モードの設定値に反映するための処理は行わない。したがって、速度SW120において異なる設定値を持つといった不整合が生じるのを避けることができる。
一方で、携帯端末130において撮影モードが変更されているタイミング(S612またはS613の実行前)において、ユーザがレリーズボタン141を押下したとする。この場合には、図4を参照しつつ説明した第2の撮影処理により、変更された撮影モードを指定した撮影指示(レリーズ指示)がデジタルカメラ110に送られる。そして、デジタルカメラ110は、携帯端末130において変更された撮影モードでの撮影を行うことができる。
なお、本実施形態においては、所定時間が経過したことを条件に、デジタルカメラ110の設定値に戻すこととした。このデジタルカメラ110の設定値に戻すための条件は、ユーザが、携帯端末130において設定した値での撮影指示を可能とするような条件であればよく、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、レリーズボタンが押下されるまでとしてもよい。
図7は、第1のISO感度更新処理を示すシーケンス図である。第1のISO感度更新処理は、デジタルカメラ110のISO感度SW123の操作を契機に実行される処理である。S701において、デジタルカメラ110のCPU111は、ISO感度SW123の設定値が変更されたか否かを確認する。CPU111は、ISO感度SW123の設定値が変更されるまで待機し(S701でNo)、ISO感度SW123の設定値が変更されると(S701でYes)、処理をS702へ進める。S702において、CPU111は、ISO感度SW123の設定値を取得する。次に、S703において、CPU111は、S702において取得した設定値を、ISO感度記憶部の値に上書きして記憶する。すなわち、CPU111は、ISO感度記憶部の値を更新する。
次に、S704において、CPU111は、更新後のISO感度の設定値に基づいて、ISO感度SW123の表示を更新する。次に、S705において、CPU111は、更新後の設定値を携帯端末130に送信する。なお、S704及びS705の処理順序は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、S704とS705の処理は同時に行われてもよく、S705の処理の後にS704の処理が行われてもよい。次に、S706において、携帯端末130のCPU131は、受信したISO感度の設定値に基づいて、ISO感度SW137の表示を更新する。以上で、第1のISO感度更新処理が終了する。
図8は、第2のISO感度更新処理を示すシーケンス図である。第2のISO感度更新処理は、携帯端末130のISO感度SW137の操作を契機に実行される処理である。S801において、携帯端末130のCPU131は、ISO感度SW137の設定値が変更されたか否かを確認する。CPU131は、ISO感度SW137の設定値が変更されるまで待機し(S801でNo)、ISO感度SW137の設定値が変更されると(S801でYes)、処理をS802へ進める。
S802において、CPU131は、ISO感度SW137の設定値を取得する。次に、S803において、CPU131は、取得したISO感度の設定値に基づいて、ISO感度SW137の表示を更新する。次に、S804において、CPU131は、更新後の設定値をデジタルカメラ110に送信する。なお、S803及びS804の処理順序は実施形態に限定されるものではない。次に、S805において、デジタルカメラ110のCPU111は、受信したISO感度の設定値を、ISO感度記憶部の値に上書きして記憶する。次に、S806において、CPU111は、受信したISO感度の設定値に基づいて、ISO感度SW123の表示を更新する。以上で、第2のISO感度更新処理が終了する。
図1の説明で前述した通り、ISO感度SW123は物理的なスイッチではなく、デジタルカメラ110のタッチパネル122上に表示される、スイッチの役割を果たすアイテムである。したがって、携帯端末130側の操作でISO感度が変更された場合、自動的にその値がデジタルカメラ110に反映される。したがって、前述した撮影モードのような不整合は基本的には生じない。したがって図4のS404に示すように、デジタルカメラ100は携帯端末130からのレリーズ指示であっても、ISO感度についてはデジタルカメラ100側に記憶された設定値を用いればよい。
なお、上述の説明では撮影モードとISO感度を例に説明したが、本実施形態が適用可能なパラメータはこれらに限定されない。携帯端末130は、デジタルカメラ110において、機械的自己保持型の操作部により設定される特定パラメータについては、第2の撮影モード更新処理(図6)と同様の処理を行うようにしてもよい。すなわち、携帯端末130は、一定期間の間だけ、デジタルカメラ110のパラメータの設定値と異なる設定値を記憶するようにしてもよい。これにより、携帯端末130は、携帯端末130の設定値と異なる設定値に応じたレリーズ指示を行うことができる。
一方で、携帯端末130は、特定パラメータ以外のパラメータについては、第2のISO感度更新処理(図8)と同様の処理を行ってもよい。すなわち、携帯端末130は、自装置の設定値の表示を更新すると共に、デジタルカメラ110に対し、設定値の変更を指示するようにしてもよい。このように、遠隔操作システム100は、デジタルカメラ110及び携帯端末130のパラメータの設定値を自動的に同期させることのできるパラメータについては、自動的に設定値を同期させることができる。
図9は、携帯端末130によるズーム制御処理を示すフローチャートである。本処理は、ズームレンズの移動制御処理の一例である。また、ズームレンズのズーム速度は、ズーム連像の移動制御に係るパラメータの一例である。S901において、携帯端末130のCPU131は、ズームインボタン139、ズームアウトボタン140又は速度SW138が操作されるまで待機する。CPU131は、ズームインボタン139の操作に応じてズームイン指示を受け付けると(S901でズームイン)、処理をS902へ進める。CPU131は、ズームアウトボタン140の操作に応じてズームアウト指示を受け付けると(S901でズームアウト)、処理をS904へ進める。CPU131は、速度SW138の操作に応じてズーム速度変更指示を受け付けると(S901でズーム速度変更)、処理をS906へ進める。
S902において、CPU131は、速度記憶部に記憶されているズーム速度の設定値を取得する。次に、S903において、CPU131は、ズーム速度の設定値と共に、ズームイン指示をデジタルカメラ110に送信する。S904において、CPU131は、速度記憶部に記憶されているズーム速度の設定値を取得する。次に、S905において、CPU131は、ズーム速度の設定値と共に、ズームアウト指示をデジタルカメラ110に送信する。
S906において、CPU131は、速度SW138の設定値を、速度記憶部に記憶されている値に上書きして記憶する。次に、S907において、CPU131は、不整合解消処理を行う。なお、本処理は、図6を参照しつつ説明した、S603〜S613の処理と同様である。なお、本処理においては、撮影モードの設定値に替えて、ズーム速度の設定値の不整合を解消する。
図10は、デジタルカメラ110によるズーム制御処理を示すフローチャートである。S1001において、デジタルカメラ110のCPU111は、ズームインボタン124、ズームアウトボタン125が操作されるか、またはズームイン指示又はズームアウト指示を受信するまで待機する。CPU111は、ズームインボタン124の操作に応じてズームイン指示を受け付けると(S1001でズームイン操作)、処理をS1002へ進める。CPU111は、ズームアウトボタン125の操作に応じてズームアウト指示を受け付けると(S1001でズームアウト操作)、処理をS1004へ進める。CPU111は、通信部114を介して、ズームイン指示を受信すると(S1001でズームイン受信)、処理をS1006へ進める。CPU111は、ズームアウト指示を受信すると(S1001でズームアウト受信)、処理をS1007へ進める。
S1002において、CPU111は、速度SW120の物理的位置に対応する設定値を取得する。次に、S1003において、CPU111は、ズーム速度と共に、ズームイン指示をレンズ駆動部117に送信し、その後、処理をS1001へ進める。その結果、レンズ駆動部117は、ズームレンズ116を、指示されたズーム速度でズームインするように駆動する。S1004において、CPU111は、速度SW120の物理的位置に対応する設定値を取得する。次に、S1005において、CPU111は、ズーム速度と共に、ズームアウト指示をレンズ駆動部117に送信し、その後、処理をS1001へ進める。その結果、ズームレンズ116は、指示されたズーム速度でズームアウトされる。
また、S1006において、CPU111は、ズームイン指示と共に受信したズーム速度と共に、ズームイン指示をレンズ駆動部117に送信し、その後、処理をS1001へ進める。S1007において、CPU111は、ズームアウト指示と共に受信したズーム速度と共に、ズームアウト指示をレンズ駆動部117に送信し、その後、処理をS1001へ進める。
以上のように、本実施形態においては、デジタルカメラ110側でレリーズ操作が行われた場合には、デジタルカメラ110のモードダイアル118、ISO感度SW123の設定に従って撮影が行われる。一方、携帯端末130でレリーズ操作が行われた場合には、携帯端末130のモードSW136、ISO感度設定スイッチ203の設定に従って撮影が行われる。また、デジタルカメラ110でズームイン・ズームアウト操作が行われた場合には、デジタルカメラ110の速度SW120の位置に従った速度でズームイン・ズームアウトが行われる。一方、携帯端末130でズームイン・ズームアウト操作が行われた場合には、携帯端末130のズーム速度スイッチ204に従った速度でズームイン・ズームアウトが行われる。
本実施形態においては、デジタルカメラ110に、スイッチと内部設定値の二つの異なる設定を持つことがないため、デジタルカメラ110の内部で設定値の不整合が生じることがない。そのため、デジタルカメラ110に、設定の不整合を解消するための手段を設けなくてよい。さらに、デジタルカメラ110と携帯端末130との間で、設定値の不整合が生じた場合には、自動的にこの不整合を解消することができる。したがって、利用者が、デジタルカメラ110と携帯端末130の両方を交互に使って撮影を行う場合であっても、利用者の混乱を避けることができる。
以上のように、本実施形態の遠隔撮影システムは、処理を行う装置と遠隔操作を行う装置のいずれの装置においてパラメータが設定された場合であっても、利用者の利便性を損なうことなく、適切な処理を行うことができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 遠隔操作システム
110 デジタルカメラ
130 携帯端末

Claims (20)

  1. 第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置を遠隔操作可能な第2の情報処理装置と、を有する遠隔操作システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定手段と、
    前記第2の情報処理装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信手段と、
    利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記設定手段により設定された前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御し、前記第2の情報処理装置から前記設定値と共に前記実行指示を受信した場合に、前記実行指示と共に受信した前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御する実行制御手段と
    を有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記処理のパラメータの設定値と共に、前記実行指示を送信する送信手段を有することを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定手段と、
    外部装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信手段と、
    利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記設定手段により設定された前記設定値を利用して処理を実行するよう制御し、前記受信手段が前記実行指示を受信した場合に、前記実行指示と共に受信した前記設定値を利用して処理を実行するよう制御する実行制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記受信手段は、前記外部装置から、前記パラメータの設定値の変更指示をさらに受信し、
    前記設定手段は、前記変更指示に従い、前記パラメータの設定値を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定手段は、利用者の操作に応じて前記パラメータの設定値の変更指示を受け付けた場合に、前記変更指示に従い前記設定値を変更し、
    前記利用者の操作に応じて前記設定値が変更された場合に、前記変更後の設定値を前記外部装置に送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記パラメータは、撮影に係るパラメータであり、
    前記処理は、画像の撮影であることを特徴とする請求項2乃至4何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記パラメータは、撮影モードであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記パラメータは、ISO感度であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記パラメータは、ズームレンズの移動制御に係るパラメータであり、
    前記処理は、前記ズームレンズの移動制御であることを特徴とする請求項2乃至5何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記パラメータは、前記ズームレンズの移動速度であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 外部装置を遠隔操作する情報処理装置であって、
    前記外部装置に設定されている、前記外部装置が実行する処理のパラメータの設定値を受信する受信手段と、
    利用者の操作に応じてパラメータの設定値の変更指示を受け付け、かつ前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記変更指示に係る前記設定値と供に、前記実行指示を前記外部装置に送信し、前記変更指示を受け付けることなく、利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記外部装置に設定されている前記設定値と共に、前記実行指示を前記外部装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記受信手段が受信した前記設定値を記憶手段に記録し、前記変更指示を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶されている前記設定値を、前記変更指示に係る設定値に更新する設定値管理手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記設定値と共に、前記実行指示を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記受信手段は、前記外部装置において前記パラメータの設定値が変更された場合に、前記パラメータの前記設定値を受信し、
    前記設定値管理手段は、前記受信手段が前記設定値を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記設定値を、新たに受信した前記設定値に更新することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記受信手段は、前記変更指示に係る設定値への更新後、所定時間経過後に前記外部装置に設定されている前記設定値をさらに受信し、
    前記設定値管理手段は、前記変更指示に係る設定値への更新後、所定時間経過後に、前記記憶手段に記憶されている設定値を、前記外部装置に設定されている前記設定値に更新することを特徴とする請求項11又は12に記載の情報処理装置。
  14. 前記設定値管理手段は、前記パラメータが、予め設定された特定パラメータである場合に、前記変更指示に係る設定値への更新後、所定時間経過後に、前記記憶手段に記憶されている設定値を前記外部装置に設定されている前記設定値に更新することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記特定パラメータは、前記外部装置において機械的自己保持型の操作部において設定されるパラメータであることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記送信手段は、前記パラメータが前記特定パラメータでない場合に、前記変更指示に係る設定値への変更指示を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項14又は15に記載の情報処理装置。
  17. 第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置を遠隔操作可能な第2の情報処理装置と、を有する遠隔操作システムが実行する遠隔操作処理であって、
    前記第1の情報処理装置が、利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定ステップと、
    前記第1の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信ステップと、
    前記第1の情報処理装置が、利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記設定ステップにおいて設定された前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御し、前記第2の情報処理装置から前記設定値と共に前記実行指示を受信した場合に、前記実行指示と共に受信した前記設定値を利用して前記処理を実行するよう制御する実行制御ステップと、
    前記第2の情報処理装置が、前記処理のパラメータの設定値と共に、前記実行指示を送信する送信ステップと
    を含む遠隔操作方法。
  18. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    利用者の操作に応じてパラメータの設定値を設定する設定ステップと、
    外部装置から、パラメータの設定値と共に処理の実行指示を受信する受信ステップと、
    利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記設定ステップにおいて設定された前記設定値を利用して処理を実行するよう制御し、前記受信ステップにおいて前記実行指示を受信した場合に、前記実行指示と共に受信した前記設定値を利用して処理を実行するよう制御する実行制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 外部装置を遠隔操作する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記外部装置に設定されている、前記外部装置が実行する処理のパラメータの設定値を受信する受信ステップと、
    利用者の操作に応じてパラメータの設定値の変更指示を受け付け、かつ前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記変更指示に係る前記設定値と供に、前記実行指示を前記外部装置に送信し、前記変更指示を受け付けることなく、利用者の操作に応じて前記処理の実行指示を受け付けた場合に、前記外部装置に設定されている前記設定値と共に、前記実行指示を前記外部装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  20. コンピュータを、請求項2乃至16何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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