JP2018112717A - 表示装置、テレビジョン受像機、表示方法、制御プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

表示装置、テレビジョン受像機、表示方法、制御プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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涼二 櫻井
Ryoji Sakurai
涼二 櫻井
鈴木 秀樹
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
智夫 西垣
Tomoo Nishigaki
智夫 西垣
吉山 和良
Kazuyoshi Yoshiyama
和良 吉山
茂樹 谷口
Shigeki Taniguchi
茂樹 谷口
靖 手塚
Yasushi Tezuka
靖 手塚
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Abstract

【課題】一連の画像を連続して見る場合における、映像のチラつきを抑制する
【解決手段】表示装置(1)は、複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライト(20)と、バックライト(20)を制御するバックライト制御部(12)とを備え、バックライト制御部(12)は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、対象画像の前の画像を表示したときの対象エリアの明るさ、及び、対象エリアにおける対象画像の輝度に応じて決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体映像を表示する表示装置などに関する。
近年、立体映像(以下、3D(3-Dimension)映像と称する)を表示するテレビジョン技術が開発され、実現されている。この種の3D技術としては、フレームパッキング(Frame Packing)方式、サイドバイサイド(Side By Side)方式、及びトップアンドボトム(Top And Bottom)方式が知られている。
フレームパッキング方式は、左目用の映像信号(L用映像信号)と右目用の映像信号(R用映像信号)とを交互に送信し、テレビジョン受信機(以下、単にTV受信機と称する)において、それら両映像信号を交互に表示するものである。
サイドバイサイド方式は、TV受信機の画面を左右に2分割するL用映像信号とR用映像信号とを使用するものである。具体的には、TV受信機において画面を左右に2分割し、L用映像信号とR用映像信号とを引き伸ばして交互に表示する。
トップアンドボトム方式は、TV受信機の画面を上下に2分割するTop用映像信号とBottom用映像信号とを使用するものである。具体的には、TV受信機において画面を上下に2分割し、Top用映像信号とBottom用映像信号とを引き伸ばして交互に表示する。
いずれの場合においても、3D映像を表示する時には、L用映像信号とR用映像信号とが交互に画面に表示される。画面の表示と3Dメガネとを連動させて、L用映像信号を左目のみ、R用映像信号を右目のみで見えるようにすることで、3D映像を見ることが可能になる。3Dメガネの主な例としては、液晶シャッターメガネが挙げられる。
一方、表示装置の表示領域を複数のエリアに区画し、エリアごとにバックライトの明るさを制御する、ローカルディミングと呼ばれる技術が開発されている。ローカルディミングによれば、表示画像において輝度の高い部分に対応するエリアを明るくし、輝度の低い部分に対応するエリアを暗くする。これにより、バックライトの消費電力を低減できるとともに、映像のコントラストを向上させることができる。
ところで、映像の隣接するフレーム間での、バックライトの明るさの変動が大きいと、映像にチラつきが発生する。チラつきを抑制する方法としては、上記の明るさの変動が小さくなるように当該明るさを調整することが挙げられる。
しかし、3D映像においては、隣接するフレームは、互いに異なるL用映像信号またはR用映像信号のフレームである。このため、3D映像においては、隣接するフレーム間での明るさの変動が小さくなるように調整することは適切ではない。
特許文献1には、ローカルディミングを行う表示装置により3D映像を表示する場合において、チラつきを低減し、かつ高コントラストを実現する技術が開示されている。当該技術においては、まず、処理対象の視差画像(L用映像信号またはR用映像信号の、あるフレーム)の画素値に基づいて、光源(バックライト)の第1の強度を求める。次に、処理対象の視差画像と同じ視点であり、処理対象の視差画像より前に表示される映像信号における光源強度と、第1の強度との変動が小さくなるように当該第1の強度を補正する。
WO2011/013175号公報(2011年2月3日公開)
しかしながら、3Dメガネを装着していない人物が3D映像を見る場合、その人物は、L用映像信号及びR用映像信号を、交互に連続して見ることとなる。特許文献1に開示されている技術では、3Dメガネを装着していない人物に対するチラつきは低減されない。このことについて以下に説明する。
3D映像を表示する表示装置がローカルディミングを行う場合において、
(i)画像の輝度が周囲の領域と比較して高く、かつ、
(ii)当該画像がL用映像信号とR用映像信号とで、上記複数の領域のうち互いに異なる領域に表示される、
といった場合には、バックライトが明るい領域が、3D映像のフレームごとに変化することとなる。3D映像を表示する表示装置において、視聴者の手前側に見えるように表示される物体の画像の、画面上における表示位置は、L用映像信号とR用映像信号とで大きく異なる。したがって、視聴者の手前側に見えるように表示される、輝度の高い物体の画像が3D映像に含まれている場合、上記の人物は激しく明滅する光を目にすることとなる。
また、表示画質を高画質化する技術の1つとして、HDR(High DynamicRange)技術がある。HDR技術において用いられるHDR信号は、10000nit(cd/m)程度の輝度情報を持つことができる。このため、HDR技術を用いることにより、画像の高輝度・高コントラスト化が可能となり、映像の迫力を増大させることが可能となる。例えば、Blu-ray(登録商標) DiscではHDR技術が採用されている。
このようなHDR技術を3D映像に適用した場合、輝度情報の上限が高くなることで、上述した、3Dメガネを装着していない人物が目にする明滅が更に激しくなる虞がある。このため、現在実用化されている、3D映像を表示可能な表示装置においては、3D映像を表示する場合にはHDR技術を適用しないなどの対策が取られている。
また、一般的な平面画像においても、例えば、白一面の画面から黒一面の画面になるときに、激しく明滅する光を視聴者は目にすることになり、当該激しく明滅する光に基づく映像のチラつきの抑制が求められている。
本発明の一態様は、一連の画像を連続して見る場合における、映像のチラつきを抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示装置において、複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライトと、上記バックライトを制御するバックライト制御部とを備え、上記バックライト制御部は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示方法は、一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示方法において、複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライトを制御するバックライト制御ステップを包含し、上記バックライト制御ステップは、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定するステップを含むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、一連の画像を連続して見る場合における、映像のチラつきを抑制することができるという効果を奏する。
実施形態1に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る液晶テレビの外観を示す図である。 (a)は、バックライトにおける複数のエリアの一例を示す図であり、(b)は、液晶パネルに表示される左目用画像の例を示す図であり、(c)は、液晶パネルに表示される右目用画像の例を示す図であり、(d)は、(b)に示した左目用画像に対応する、一般的な制御によるバックライトの各エリアの明るさを示す図であり、(e)は、(c)に示した右目用画像に対応する、一般的な制御によるバックライトの各エリアの明るさを示す図である。 実施形態1に係るバックライト制御部の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るバックライト制御部により制御されるバックライトの対象エリアの明るさを説明するための図である。 実施形態1に係るバックライト制御部における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係るバックライト制御部の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るバックライト制御部における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係るバックライト制御部の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
(液晶テレビ100の構成)
図2は、本実施形態に係る液晶テレビ(テレビジョン受像機)100の外観を示す図である。液晶テレビ100は、表示装置1及びチューナ(不図示)を備える。表示装置1は、左目用画像(一連の画像、第1視点用の一連の画像)及び右目用画像(一連の画像、第2視点用の一連の画像)を交互に表示することによって立体視可能な動画像を表示する表示装置である。表示装置1が表示する動画像は、例えばHDR規格に準拠した動画像であってよい。
図1は、本実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示装置1は、液晶パネル10と、バックライト20と、表示制御部11と、バックライト制御部12とを備える。
液晶パネル10は、複数の走査ラインを備えている。各走査ラインは複数の画素を備えている。走査ラインの本数及び各走査ラインにおける画素の個数は本実施形態を限定するものではない。例えば、所謂4Kテレビとして液晶テレビ100を実現する場合、走査ラインの本数は2160本であり、各走査ラインにおける画素の数は3840個である。
液晶パネル10は、図1に示すように、矩形の表示領域を有する。以下の説明では、液晶パネル10の長手方向を横方向、短手方向を縦方向と称する。横方向は、ユーザが液晶テレビ100を視聴する場合において想定される、両目の間を結ぶ方向と一致する。なお、本発明の一態様においては、表示領域は矩形以外の形状を有していてもよい。
バックライト20は、液晶パネル10に対して光を照射する、直下型のバックライトである。バックライト20は、複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能に構成されている。具体的には、バックライト20は、エリア毎に少なくとも1つの光源(例えばLED(Light Emitting Diode))を備えている。各光源の点灯タイミング及び光量は、バックライト制御部12によって制御される。以下の説明では、バックライト20が備える光源がLEDであるとして説明する。ただし、本発明の一態様において、バックライト20は、LED以外の光源を備えていてもよい。
図3の(a)は、バックライト20における複数のエリアの一例を示す図である。図3の(a)に示す例では、バックライト20は、縦に5行、横に5列の、同一の矩形形状を有する合計25のエリアから構成されている。なお、バックライト20は、25とは異なる数のエリアから構成されていてもよい。また、各エリアの形状は、矩形形状でなくてもよく、また互いに異なっていてもよい。
図3の(b)は、液晶パネル10に表示される左目用画像の例を示す図である。図3の(c)は、液晶パネル10に表示される右目用画像の例を示す図である。図3の(d)は、図3の(b)に示した左目用画像に対応する、一般的な制御によるバックライト20の各エリアの明るさを示す図である。図3の(e)は、図3の(c)に示した右目用画像に対応する、一般的な制御によるバックライト20の各エリアの明るさを示す図である。
図3の(b)及び(c)は、薄暗い室内における、火がついたロウソクの画像を示している。図3の(b)及び(c)に示す画像においては、ロウソクの火の部分の輝度が最も高く、ロウソクの本体の部分の輝度が次に高い。それ以外の部分の輝度は、ロウソクの火及び本体の部分の輝度と比較して低くなっている。
図3の(b)に示した左目用画像が液晶パネル10に表示される場合、一般的な制御によれば、図3の(d)に示すバックライト20において、ロウソクの火の部分に対応するエリアA1が最も明るく発光する。また、ロウソクの本体の部分に対応するエリアA2が、エリアA1の次に明るく発光する。エリアA1及びA2以外のエリアは、エリアA1及びA2よりも暗く発光する。
同様に、図3の(c)に示した右目用画像が液晶パネル10に表示される場合、一般的な制御によれば、図3の(e)に示すバックライト20において、ロウソクの火の部分に対応するエリアA3が最も明るく発光する。また、ロウソクの本体の部分に対応するエリアA4が、エリアA3の次に明るく発光する。エリアA3及びA4以外のエリアは、エリアA3及びA4よりも暗く発光する。
表示制御部11は、入力される映像信号に基づき、液晶パネル10が有する走査ライン毎に順次画像の書き込みを行う。ここで画像の書き込みとは、各走査ラインにおける画素に対して、当該画素における画像に対応したデータ信号を供給することを指す。
バックライト制御部12は、バックライト20を制御する。具体的には、バックライト制御部12は、バックライト20が有する各光源の点灯タイミング及び点灯周期等を制御する。
(バックライト制御部12の構成)
図4は、バックライト制御部12の構成を示すブロック図である。図4に示すように、バックライト制御部12は、点灯制御部5、電流算出部6、デューティ比算出部7、LEDコントローラ8、及び複数のLEDドライバ9を備えている。
点灯制御部5は、映像信号を参照し、バックライト20を構成する各エリアにおけるバックライト20の点灯周期を設定する。また、点灯制御部5は、表示制御部11から供給される、各走査ラインの書き込みタイミングを示す書き込みタイミング信号を参照し、各エリアにおけるバックライト20の点灯タイミングを設定する。
また、点灯制御部5は、入力される映像信号が3D映像の映像信号であるか判定する。入力される映像信号が3D映像の映像信号である場合には、点灯制御部5は、左目用画像に含まれる第1画像(対象画像)、及び、第1画像に対応する画像であって、右目用画像に含まれる第2画像(対象画像)のそれぞれについて、対象エリアを特定する。そして、点灯制御部5は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。そして、点灯制御部5は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさと、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとの変化量が所定の値以下となるように、当該対象エリアの明るさを制御する。
ここで、各LEDの明るさは、上記点灯周期に応じて変化する。本実施形態では、各LEDは、点灯周期が同じであれば同じ明るさにて発光するよう構成されている。したがって、上記の構成により、点灯制御部5は、対象エリアにおけるバックライト20の点灯周期を設定することにより、当該対象エリアの明るさを制御する。
点灯制御部5は、エリアごとのバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを示す信号を、電流算出部6、デューティ比算出部7、及びLEDコントローラ8に出力する。
電流算出部6は、点灯制御部5からエリアごとのバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを取得し、当該点灯周期及び点灯タイミングを参照して、エリアごとのバックライト20の電流値を算出する。ここで言う「電流値」とは、電流のパルス波形における高さのことであり、エリアごとに異なる。電流算出部6は、エリアごとのバックライト20の電流値を、デューティ比算出部7及びLEDコントローラ8に出力する。
デューティ比算出部7は、点灯制御部5からエリアごとのバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを取得し、電流算出部6からエリアごとのバックライト20の電流値を取得する。デューティ比算出部7は、当該点灯周期、当該点灯タイミング、及び、当該電流値を参照して、エリアごとのバックライト20のデューティ比を算出する。ここで言う「デューティ比」とは、電流のパルス波形におけるパルス幅の割合のことであり、エリアごとに異なる。100%のパルス幅は、予め決められている。デューティ比算出部7は、エリアごとのバックライト20のデューティ比をLEDコントローラ8に出力する。
LEDコントローラ8は、点灯制御部5からエリアごとのバックライト20の点灯周期、及び点灯タイミングを取得する。さらに、LEDコントローラ8は、電流算出部6からエリアごとのバックライト20の電流値を取得し、デューティ比算出部7からエリアごとのバックライト20のデューティ比を取得する。LEDコントローラ8は、当該点灯周期、当該点灯タイミング、当該電流値、及び、当該デューティ比を参照して、LEDドライバ9に供給するための駆動信号を生成する。
LEDドライバ9は、バックライト20のエリアごとにLEDコントローラ8から提供された駆動信号に基づき、エリアごとのLEDを駆動する。
バックライト制御部12は、以上の構成により、入力される映像信号が3D映像の映像信号である場合には以下の通り動作する。すなわち、バックライト制御部12は、一連の画像を表示することによって動画像を表示する場合において、対象画像を表示する場合のバックライト20の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。そして、バックライト制御部12は、上記対象画像を表示する場合の上記対象エリアの明るさと、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとの変化量が所定の値以下となるように、上記対象画像を表示する場合の上記対象エリアの明るさを制御する。
(対象エリアの明るさの制御)
図5は、実施形態1に係るバックライト制御部12により制御されるバックライト20の対象エリアの明るさを説明するための図である。液晶パネル10には、L画像とR画像とが交互に表示される。図5に示す例では、L画像1、R画像1、L画像2、R画像2、L画像3、R画像3の順番に表示される。また、バックライト20が2行3列の6個のエリアから構成され、各エリアの明るさを個別に制御可能である例が示されている。2行目の2列目のエリアが対象エリアであるとして説明する。
まず、比較例を説明する。
対象エリアは、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じた発光強度で発光する。図5に示す例では、まず、対象エリアは、L画像1を表示する時に、当該L画像1の対象エリアの輝度に応じた発光強度10で発光する。そして、R画像1を表示する時に、当該R画像1の対象エリアの輝度に応じた発光強度10で対象エリアが発光する。次に、L画像2を表示する時に、当該L画像2の対象エリアの輝度に応じた発光強度50で対象エリアが発光する。その後、R画像2を表示する時に、当該R画像2の対象エリアの輝度に応じた発光強度10で対象エリアが発光する。
そして、L画像3を表示する時に、当該L画像3の対象エリアの輝度に応じた発光強度90で対象エリアが発光する。次に、R画像3を表示する時に、当該R画像3の対象エリアの輝度に応じた発光強度10で対象エリアが発光する。
このように、R画像2からL画像3になるとき、対象エリアの発光強度が10から90と急激に変化する。このため、激しく明滅する光を視聴者は目にすることになる。
次に、本実施形態を説明する。
本実施形態では、図5に示すように、L画像3を表示する時に、L画像3(対象画像)の前のR画像2を表示したときの当該対象エリアの発光強度10、及び、当該対象エリアにおける当該L画像3(対象画像)の輝度に応じて、L画像3を表示する場合の対象エリアの発光強度を60に決定する。具体的には、L画像3を表示する場合の上記対象エリアの発光強度と、当該対象画像の前のR画像2を表示したときの当該対象エリアの発光強度10との間の変化量が所定の値以下となるように、点灯制御部5はL画像3の対象エリアの発光強度を制御する。図5に示す例では、発光強度の変化量が、発光強度の最大値の100の50%を超えたら、変化量が50%に制限され、L画像3の対象エリアの発光強度が60になる例が示されている。
そして、R画像3を表示する時に、当該R画像3の対象エリアの輝度に応じた発光強度10で対象エリアは発光する。
このように本実施形態では、交互に表示される左右の画像用のバックライト20の輝度のサブフレーム間の変化量が一定値以下に制限される。上記輝度のサブフレーム間の変化量は50%以下に制限することが好ましい。上記変化量を例えば25%以下のような低い値に制限すると、映像のコントラストが低下するので好ましくない。
(バックライト制御部12における処理)
図6は、バックライト制御部12における処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、バックライト制御部12において、点灯制御部5は、映像信号を参照し、バックライト20を構成する各エリアにおけるバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを設定する。(S1)。次に、点灯制御部5は、映像信号が3D映像の映像信号であるか判定する(S2)。
映像信号が3D映像の映像信号である場合(S2でYES)、点灯制御部5は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。そして、点灯制御部5は、対象画像を表示する場合の上記対象エリアの明るさと、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとの変化量が所定の値以下となるように、対象画像の対象エリアの明るさを制御する(S3)。
電流算出部6は、エリアごとのバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを参照して、エリアごとのバックライト20の電流値を算出する(S7)。デューティ比算出部7は、エリアごとのバックライト20の点灯周期、点灯タイミング、及び電流値を参照して、エリアごとのバックライト20のデューティ比を算出する(S8)。LEDコントローラ8は、エリアごとのバックライト20の点灯周期、点灯タイミング、電流値、及びデューティ比を参照して、LEDドライバ9に供給するための駆動信号を生成する(S9)。LEDドライバ9は、LEDコントローラ8が生成した駆動信号に基づき、エリアごとのLEDを駆動する(S10)。
一方、映像信号が3D映像の映像信号でない場合(S2でNO)、点灯制御部5は、ステップS3の処理をスキップする。この場合、電流算出部6、デューティ比算出部7、LEDコントローラ8、及びLEDドライバ9はそれぞれ、各エリアに対応する映像信号の輝度に基づいて設定された、バックライト20の点灯周期などに基づいて、ステップS7〜S10の処理を実行する。
なお、図6に示したフローチャートでは、点灯制御部5は、各エリアにおけるバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを設定し、その後に映像信号が3D映像のものであるか判定している。しかし、点灯制御部5は、映像信号が3D映像のものであるかを先に判定し、その後に各エリアにおけるバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを設定してもよい。
(効果)
本実施形態によれば、L画像3を表示する場合の対象エリアの発光強度と、L画像3の前のR画像2を表示したときの当該対象エリアの発光強度との間の変化量が所定の値以下となるように、L画像3の対象エリアの発光強度が制御される。この結果、一連の画像を連続して見る場合において、激しく明滅する光に基づく映像のチラつきを抑制することができる。
(変形例)
上述した実施形態では、本発明の一態様に係る表示装置1は、液晶テレビ100備えられていた。しかし、本発明の一態様に係る表示装置1は、例えばスマートフォンまたは他のモバイル端末といった、バックライトを備える画面を有する情報端末に備えられてもよい。
また、上述した実施形態では、上記変化量が所定の値以下となるようにL画像3の対象エリアの発光強度を制御する処理を、映像信号が3D信号である場合に実行する例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。上記L画像3の対象エリアの発光強度を制御する処理は、一般的な平面画像に対して実行しても良い。後述する実施形態も同様である。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図7及び図8を参照して以下に説明する。
(バックライト制御部12Bの構成)
図7は、本実施形態に係るバックライト制御部12Bの構成を示すブロック図である。バックライト制御部12Bは、バックライト制御部12の構成に加えて、判別部4を更に備える。
判別部4は、動画像を立体視するための3Dメガネ30をユーザが装着しているか否かを判別する。本実施形態では、3Dメガネ30は、動画像を立体視可能なオン状態と、動画像を立体視不可能なオフ状態とを切り換え可能である。また、3Dメガネ30は、オン状態またはオフ状態のいずれの状態であるかを示す信号を出力可能である。
判別部4は、3Dメガネが出力した信号を参照して、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか否かを判別する。具体的には、判別部4は、3Dメガネ30がオン状態であることを示す信号を受信部により受信した場合に、ユーザが3Dメガネ30を装着していると判別する。逆に、判別部4は、3Dメガネ30がオフ状態であることを示す信号を受信部により受信した場合に、ユーザが3Dメガネ30を装着していないと判別する。バックライト制御部12Bは、判別部4による判別結果に応じて、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。
(バックライト制御部12Bにおける処理)
図8は、バックライト制御部12Bにおける処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、バックライト制御部12Bにおける処理は、バックライト制御部12における処理と比較して、ステップS2の前にステップS11を実行する点で相違する。
バックライト制御部12Bにおいては、まず、バックライト制御部12における処理と同様、点灯制御部5がバックライト20を構成する各エリアにおけるバックライト20の点灯周期及び点灯タイミングを設定する(S1)。次に、判別部4が、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか否か判別する(S11)。
判別部4が、ユーザが3Dメガネ30を装着していないと判別した場合(S11でNO)、バックライト制御部12Bは、バックライト制御部12と同様に、ステップS2以降の処理を実行する。一方、判別部4が、ユーザが3Dメガネ30を装着していると判別した場合(S11でYES)、バックライト制御部12Bは、ステップS2〜S3の処理をスキップして、ステップS7〜S10の処理を実行する。
(効果)
ユーザが3Dメガネ30を装着している場合には、実施形態1などで説明したチラつき低減のための処理を実行しなくても、ユーザが見る映像にチラつきが発生する虞は小さい。そこで、バックライト制御部12Bは、ユーザが3Dメガネ30を装着していると判別部4が判別した場合には、3Dメガネ30を装着していないユーザに対するチラつき低減のための処理を実行しない。これにより、バックライト制御部12Bは、ユーザが3Dメガネ30を装着している場合における処理量を、バックライト制御部12における処理量と比較して削減できる。
(変形例)
上述した例では、判別部4は、3Dメガネ30のオン状態及びオフ状態を示す信号の両方を参照して、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか判別した。しかし、判別部4は、3Dメガネ30のオン状態及びオフ状態を示す信号のいずれか一方のみを参照して、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか判別してもよい。
例えば、判別部4が3Dメガネ30のオン状態を示す信号のみを参照する場合、判別部4は、3Dメガネ30のオン状態を示す信号を受信している場合にユーザが3Dメガネ30を装着していると判別する。一方、判別部4は、3Dメガネ30のオン状態を示す信号を受信していない場合にユーザが3Dメガネ30を装着していないと判別する。
また、上述した例では、判別部4は、3Dメガネ30のオン状態またはオフ状態を示す信号を参照して、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか判別した。しかし、本発明の一態様においては、判別部4は、上記信号とは別の情報を参照してユーザが3Dメガネ30を装着しているか判別してもよい。
例えば、判別部4は、ユーザの光学画像を参照してユーザが3Dメガネ30を装着しているか判別してもよい。この場合、判別部4を備える液晶テレビは、ユーザの光学画像を撮像する撮像装置を備えるか、またはユーザの光学画像を撮像する撮像装置と接続されている。判別部4は、上記撮像装置により撮像されたユーザの光学画像を参照し、画像認識により3Dメガネ30を装着しているか判別すればよい。
また、本実施形態に係る液晶テレビに、複数のユーザが存在することが考えられる。複数のユーザのうち一部が3Dメガネ30を装着していることを判別部4が判別した場合、他のユーザが3Dメガネ30を装着していない場合であっても、バックライト制御部12Bは、図8におけるステップS2以降の処理を実行しない虞がある。
そこで、本実施形態に係る液晶テレビは、近傍に存在する人物を検出する人感センサを更に備えていてもよい。この場合、判別部4は、人感センサによる人物の検出と、上述した信号または画像などによる、ユーザが3Dメガネ30を装着しているか否かの判別とを組み合わせることで、3Dメガネ30を装着していないユーザの有無を判別することができる。
また、上述したバックライト制御部12Bは、バックライト制御部12に判別部4が追加された構成を有する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図9を参照して以下に説明する。
(バックライト制御部12Cの構成)
図9は、本実施形態に係るバックライト制御部12Cの構成を示すブロック図である。バックライト制御部12Cは、バックライト制御部12の構成に加えて、操作受付部3(ユーザ操作受付部)をさらに備える。
操作受付部3は、ユーザからの操作を受け付ける。本実施形態では、操作受付部3が受け付ける操作は、実施形態1などで説明したステップS2〜S3までの処理をバックライト制御部12Cに実行させるか否かを選択する操作を含む。バックライト制御部12Cは、操作受付部3が受け付けたユーザ操作に応じて、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。
(効果)
バックライト制御部12Cによれば、3Dメガネ30を装着していないユーザに対するチラつき低減のための処理を実行するか否かを、ユーザが任意に決定することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
表示装置1の制御ブロック(特に表示制御部11及びバックライト制御部12、12B、12C)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置(1)は、一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示装置であって、複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライト(20)と、上記バックライト(20)を制御するバックライト制御部(12・12B・12C)とを備え、上記バックライト制御部(12・12B・12C)は、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定する。
上記の構成によれば、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさが、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定される。このため、激しく明滅する光を視聴者は目にすることがなくなり、当該激しく明滅する光に基づく映像のチラつきが抑制される。この結果、一連の画像を連続して見る場合における、映像のチラつきを抑制することができる表示装置を提供することができる。
本発明の態様2に係る表示装置(1)は、上記態様1において、上記バックライト制御部(12・12B・12C)は、上記対象画像を表示する場合の上記対象エリアの明るさと、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとの変化量が所定の値以下となるように制御してもよい。
上記の構成によれば、明るさの変化量が所定の値以下となるので、激しく明滅する光の発生を防止することができる。
本発明の態様3に係る表示装置(1)は、上記態様1または2において、上記一連の画像として、第1視点用の一連の画像及び第2視点用の一連の画像を交互に表示することによって立体視可能な動画像を表示するものであってもよい。
上記の構成によれば、3D映像を見るための3Dメガネを装着していない人物に対しても、映像のチラつきを抑制することができる。
本発明の態様4に係る表示装置(1)は、上記態様1から3の何れか1態様において、上記バックライト制御部(12)は、上記対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとして、上記対象画像の直前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさを参照してもよい。
上記の構成によれば、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさが、当該対象画像の直前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさに応じて決定される。このため、映像のチラつきをより一層抑制することができる。
本発明の態様5に係る表示装置(1)は、上記態様1から4の何れか1態様において、ユーザからの操作を受け付けるユーザ操作受付部(操作受付部3)を更に備え、上記バックライト制御部(12C)は、上記ユーザ操作に応じて、上記対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定してもよい。
上記の構成によれば、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定するか否かを、ユーザが選択できる。
本発明の態様6に係る表示装置(1)は、上記態様1から5の何れか1態様において、ユーザが3Dメガネを装着しているか否かを判別する判別部(4)を更に備え、上記バックライト制御部(12B)は、上記判別部(4)による判別結果に応じて、上記対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定してもよい。
上記の構成によれば、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定するか否かを、ユーザが選択する手間を省略できる。
本発明の態様7に係る表示装置(1)は、上記態様6において、上記判別部(4)は、上記3Dメガネが上記動画像を立体視可能なオン状態と、上記動画像を立体視不可能なオフ状態とのいずれの状態であるかを示す信号を参照して上記ユーザが上記3Dメガネを装着しているか否かを判別してもよい。
上記の構成によれば、判別部は、3Dメガネのオン状態またはオフ状態に基づいて、ユーザが3Dメガネを装着しているか否かを判別できる。
本発明の態様8に係る表示装置(1)は、上記態様6において、上記判別部(4)は、上記ユーザの画像を参照して上記ユーザが上記3Dメガネを装着しているか否かを判別してもよい。
上記の構成によれば、判別部は、ユーザの画像により、ユーザが3Dメガネを装着しているか否かを判別できる。
本発明の態様9に係る表示装置(1)は、上記態様1から8の何れか1態様において、上記一連の画像は、HDR(High Dynamic Range)規格に準拠した画像であってもよい。
上記の構成によれば、高輝度・高コントラストな動画像を立体視可能になる。
本発明の態様10に係るテレビジョン受像機(液晶テレビ100)は、態様1〜9の何れか1態様に記載の表示装置を備えている。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様11に係る表示方法は、一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示方法であって、複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライトを制御するバックライト制御ステップを包含し、上記バックライト制御ステップは、対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度に応じて決定するステップを含む。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 表示装置
3 操作受付部(ユーザ操作受付部)
4 判別部
12、12B、12C バックライト制御部
20 バックライト
100 液晶テレビ(テレビジョン受像機)

Claims (13)

  1. 一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示装置において、
    複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライトと、
    上記バックライトを制御するバックライト制御部と
    を備え、
    上記バックライト制御部は、
    対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、
    当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、
    当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度
    に応じて決定することを特徴とする表示装置。
  2. 上記バックライト制御部は、
    上記対象画像を表示する場合の上記対象エリアの明るさと、当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとの変化量が所定の値以下となるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 当該表示装置は、上記一連の画像として、第1視点用の一連の画像及び第2視点用の一連の画像を交互に表示することによって立体視可能な動画像を表示するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 上記バックライト制御部は、
    上記対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさとして、上記対象画像の直前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさを参照する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. ユーザからの操作を受け付けるユーザ操作受付部を更に備え、
    上記バックライト制御部は、上記ユーザ操作に応じて、
    上記対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、
    当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、
    当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度
    に応じて決定することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. ユーザが3Dメガネを装着しているか否かを判別する判別部を更に備え、
    上記バックライト制御部は、上記判別部による判別結果に応じて、
    上記対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、
    当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、
    当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度
    に応じて決定することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 上記判別部は、上記3Dメガネが上記動画像を立体視可能なオン状態と、上記動画像を立体視不可能なオフ状態とのいずれの状態であるかを示す信号を参照して上記ユーザが上記3Dメガネを装着しているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 上記判別部は、上記ユーザの画像を参照して上記ユーザが上記3Dメガネを装着しているか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  9. 上記一連の画像は、HDR(High Dynamic Range)規格に準拠した画像である
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の表示装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の表示装置を備えている
    ことを特徴とするテレビジョン受像機。
  11. 一連の画像を表示することによって動画像を表示する表示方法において、
    複数のエリアから構成され、当該複数のエリアの明るさを個別に制御可能なバックライトを制御するバックライト制御ステップを包含し、
    上記バックライト制御ステップは、
    対象画像を表示する場合の対象エリアの明るさを、
    当該対象画像の前の画像を表示したときの当該対象エリアの明るさ、及び、
    当該対象エリアにおける当該対象画像の輝度
    に応じて決定するステップを含むことを特徴とする表示方法。
  12. 請求項1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  13. 請求項12に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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