JP2018112660A - 現像剤補給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、現像剤補給量の低下を防止することができる現像剤補給装置を提供することを目的としている。【解決手段】 現像剤容器50の収容部50aの円筒部50a1内に収容された現像剤に圧力を付与して排出口52から排出するポンプ部51と、該円筒部50a1内に収容されている現像剤の量に応じてポンプ部51の圧力付与機能を変更する遮蔽部材70と、を有する。遮蔽部材70は、円筒部50a1と一体的に回転する切り欠き部70bと、固定部70aに設けられた切り欠き部70a1とを有して構成される。【選択図】 図7
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に設けられる現像剤補給装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、微粉末の現像剤が使用されている。このような画像形成装置では、画像形成に伴い消費されてしまう現像剤が現像剤補給容器から補給される。現像剤補給容器から現像剤を補給する機構において補給過多や補給不足による画像不良を防止するために現像剤の均一補給が求められている。特許文献1では、蛇腹状のポンプ部の伸縮による気流を利用して現像剤を補給する。
しかしながら、特許文献1では、ユーザの使用により現像剤補給容器内の現像剤が減少した場合、現像剤補給容器内の現像剤が無い空間の体積が増加する。蛇腹状のポンプ部により与えられる圧力は、現像剤が無い空間の体積と反比例する。このため蛇腹状のポンプ部の収縮により発生する圧力は、現像剤補給容器内に発生した現像剤が無い空間の体積の増加により減少してしまう。このため現像剤の排出力が減少してしまう。これにより現像剤が排出されない場合がある。
また、現像剤補給容器の回転により現像剤を排出口へ搬送する場合は、現像剤補給容器の回転数が増大することにより搬送力が増大する場合がある。このとき、現像剤が排出部に過剰に搬送され、排出口付近の現像剤が詰まる。現像剤補給容器内の現像剤が少なく、排出力の弱い状態で現像剤の詰まりが発生すると、現像剤の詰まりを解消できずに現像剤が排出されなくなる。
現像剤補給容器から現像剤が排出されないと、現像装置内に現像剤が補給されず、現像装置内にまだ現像剤があるにもかかわらず現像装置内の現像剤センサが現像剤無しを誤検出し、ユーザに現像剤補給容器の交換要請を通知してしまう。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、現像剤補給量の低下を防止することができる現像剤補給装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る現像剤補給装置の代表的な構成は、現像剤収容ユニットに収容された現像剤に圧力を付与して排出する圧力付与手段と、前記現像剤収容ユニットに収容されている現像剤の量に応じて前記圧力付与手段の圧力付与機能を変更する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤補給量の低下を防止することができる。
図により本発明に係る現像剤補給装置の一実施形態を具体的に説明する。
[第1実施形態]
先ず、図1〜図11を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第1実施形態の構成について説明する。
先ず、図1〜図11を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
先ず、図1及び図2を用いて本発明に係る現像剤補給装置12を備えた画像形成装置の構成について説明する。図1は、本発明に係る現像剤補給装置12を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図2は、本発明に係る現像剤補給装置12の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置6は、像担持体として有機感光体を有し、図1の反時計回り方向に回転する感光ドラム1を有する。更に、該感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電手段となる帯電ローラ2を有する。
先ず、図1及び図2を用いて本発明に係る現像剤補給装置12を備えた画像形成装置の構成について説明する。図1は、本発明に係る現像剤補給装置12を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図2は、本発明に係る現像剤補給装置12の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置6は、像担持体として有機感光体を有し、図1の反時計回り方向に回転する感光ドラム1を有する。更に、該感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電手段となる帯電ローラ2を有する。
一様に帯電した感光ドラム1の表面に対して画像読取部40により読み取った画像情報に基づいて像露光手段となるレーザスキャナ41からレーザ光を照射して図示しないポリゴンミラー及び反射ミラーを介して露光を行う。これにより感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
画像形成装置6は、更に、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナー(現像剤)を供給してトナー像(現像剤像)として現像する現像手段となる現像装置3を有する。更に、感光ドラム1の表面に形成されたトナー像を紙等の記録材7に転写する転写手段となる転写ローラ4を有する。更に、記録材7に転写されたトナー像を定着する定着手段となる定着装置5を有する。更に、転写後に感光ドラム1の表面上に残留した残トナーを掻き取って回収するクリーニング手段となるクリーニングブレード11とを有している。
感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像として現像する現像装置3には、現像剤担持体となる現像スリーブ8が設けられている。図示しない現像バイアス電源から現像スリーブ8に現像バイアスが印加される。これにより感光ドラム1の表面と、現像スリーブ8の表面との電位差により該現像スリーブ8の表面上に担持されたトナーが感光ドラム1の表面に向けて飛翔する。これにより感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーが供給されてトナー像として現像される。
<現像剤補給装置>
次に、図3〜図5を用いて本実施形態の現像剤補給装置12の構成について説明する。図3は、本実施形態の現像剤補給装置12の構成を示す側面説明図である。図4は、本実施形態の現像剤補給装置12の構成を示す平面説明図である。
次に、図3〜図5を用いて本実施形態の現像剤補給装置12の構成について説明する。図3は、本実施形態の現像剤補給装置12の構成を示す側面説明図である。図4は、本実施形態の現像剤補給装置12の構成を示す平面説明図である。
図5(a)は、第1実施形態のポンプ部51が使用上最大限に伸長された状態を示す側面説明図である。図5(b)は、第1実施形態のポンプ部51が使用上最大限に収縮された状態を示す側面説明図である。図5(c)は、第1実施形態のポンプ部51が使用上最大限に伸長された状態を示す平面説明図である。図5(d)は、第1実施形態のポンプ部51が使用上最大限に収縮された状態を示す平面説明図である。図3及び図4に示すように、本実施形態の現像剤補給装置12は、円筒状の現像剤容器50と現像装置3との間に搬送装置60が設けられている。
図3及び図4に示すように、現像剤補給装置12には、現像剤容器50の収容部50aを回転可能に支持する装着部9と、該収容部50aの円筒部50a1の外周面の全周に亘って設けられたギア53に噛合する駆動ギア10とが設けられている。収容部50a内(収容部内)には、現像剤が収容される。収容部50aの円筒部50a1は、現像剤収容ユニットとして構成される。図12に示す駆動源となるモータ22から駆動ギア10に回転駆動力が伝達されると、該駆動ギア10に噛合するギア53と一体的に収容部50aが回転する。現像剤容器50は、装着部9に着脱可能に装着される。
本実施形態の現像剤容器50は、図5(a)に示すように、収容部50aと排出部50bとに区分される。排出部50bは、収容部50a内の現像剤を排出口52から排出する。排出部50bは、収容部50aと排出部50bとの内圧を変化させるポンプ部51と、現像剤を排出する排出口52を有する。ポンプ部51は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容された現像剤に圧力を付与して排出口52から排出する圧力付与手段として構成される。ポンプ部51(圧力付与手段)は、収容部50aの円筒部50a1内に連通する円筒部15内の容積を変化させることで内圧を変化させる。
収容部50aの円筒部50a1の内周面には螺旋状突起50a2が該円筒部50a1の内側に突出して形成されている。収容部50a内に収容されたトナーは、該収容部50aの周方向の回転に伴って螺旋状突起50a2に沿って図5(a)の矢印a方向に撹拌されつつ搬送され、排出部50bに設けられたポンプ部51内に供給される。本実施形態で使用するトナーは、粉砕方式による磁性一成分現像剤で、現像剤粒径は、5μm〜10μm程度、現像剤帯電量は−5μC/g〜−20μC/g程度である。
<ポンプ部>
次に、図5を用いて往復動作に伴いその容積が可変なポンプ部51の構成について説明する。図5(a)〜(d)に示すように、本実施形態のポンプ部51は、図示しない開口が装着部9に設けられた貫通穴からなる排出口52に連通されており、該排出口52を介して該ポンプ部51内の吸気動作と排気動作とを交互に行なう。言い換えると、ポンプ部51は、排出口52を通して現像剤容器50の内部に向かう気流と、該現像剤容器50から外部に向かう気流とを交互に繰り返して発生させる。
次に、図5を用いて往復動作に伴いその容積が可変なポンプ部51の構成について説明する。図5(a)〜(d)に示すように、本実施形態のポンプ部51は、図示しない開口が装着部9に設けられた貫通穴からなる排出口52に連通されており、該排出口52を介して該ポンプ部51内の吸気動作と排気動作とを交互に行なう。言い換えると、ポンプ部51は、排出口52を通して現像剤容器50の内部に向かう気流と、該現像剤容器50から外部に向かう気流とを交互に繰り返して発生させる。
ポンプ部51は、円筒部50a1と一体的に回転する円筒部57の回転方向に自らが回転することがないように装着部9に伸縮可能に設けられている。本実施形態のポンプ部51は、樹脂製で蛇腹状に形成され、図5(a),(b)の左右方向の往復動作に伴って、該ポンプ部51内の容積が可変とされる。具体的には、図5(a),(b)に示すように、蛇腹状のポンプ部51は、山折り部と谷折り部とが周期的に交互に複数形成されている。本実施形態のポンプ部51の伸縮時の容積変化量は、17cm3(cc)である。また、ポンプ部51の収縮動作の周期は0.3(sec)に設定されている。
このようなポンプ部51を採用することにより、現像剤容器50内の容積を可変とすることができるとともに、所定の周期で交互に繰り返し変化させることができる。即ち、図5(a)に示すように、ポンプ部51が伸長した場合には、現像剤容器50内の容積が大きくなる。ポンプ部51が一番伸びた場合に現像剤容器50内は最大容積となる。
逆に、図5(b)に示すように、ポンプ部51が収縮した場合には、現像剤容器50内の容積は小さくなる。ポンプ部51が一番縮んだ場合に現像剤容器50内は最小容積となる。このように、ポンプ部51の伸縮動作に伴って現像剤容器50内の容積が変化する。その結果、直径が約2mm程度の小径の排出口52からトナー(現像剤)を効率良く排出することが可能である。
<駆動変換部>
次に、図5(a)〜(d)を用いて現像剤容器50の駆動変換部の構成について説明する。本実施形態では、駆動変換部の一例としてカム機構を用いた場合について説明する。本実施形態の現像剤容器50には、図示しない駆動源により回転駆動される駆動ギア10に噛合するギア53が受けた回転駆動力により円筒部50a1,57が一体的に回転する。
次に、図5(a)〜(d)を用いて現像剤容器50の駆動変換部の構成について説明する。本実施形態では、駆動変換部の一例としてカム機構を用いた場合について説明する。本実施形態の現像剤容器50には、図示しない駆動源により回転駆動される駆動ギア10に噛合するギア53が受けた回転駆動力により円筒部50a1,57が一体的に回転する。
円筒部57の外周面上には、該円筒部57の軸方向に変化するカム溝55が該円筒部57の全周に亘って連続して形成されている。該カム溝55には、一対の往復部材54のそれぞれの一端部に突出して設けられた係合突起56がカム溝55に沿って摺動可能に設けられている。一対の往復部材54は、装着部9により図5(c),(d)の左右方向に移動可能に支持されている。
一対の往復部材54のそれぞれの他端部は、連結部54aにより連結されており、該連結部54aに設けられた係止部54bによりポンプ部51の一端部が係止されている。該ポンプ部51の他端部は、回転する円筒部57に対して停止した状態で内部空間が連通される円筒部15の一端部に内部空間が連通された状態で設けられている。
駆動ギア10に噛合するギア53が受けた回転駆動力により円筒部50a1,57が一体的に回転すると、該円筒部57と一体的に回転するカム溝55に沿って一対の往復部材54が図5(c),(d)の左右方向に往復移動する。これによりポンプ部51が図5(c),(d)の左右方向に伸縮動作を繰り返す。円筒部50a1の回転により螺旋状突起50a2に沿ってトナー(現像剤)が図5(a)の矢印a方向に搬送され、ポンプ部51の伸長動作により円筒部50a1内のトナー(現像剤)が負圧により円筒部57内部を経て円筒部15内に吸引されて搬送される。その後、ポンプ部51の収縮動作により円筒部15内に連通された排出口52からトナー(現像剤)が排出される。
本実施形態では、収容部50aの回転動作を行うための駆動力と、ポンプ部51の往復動作を行うための駆動力とを駆動ギア10に噛合する一つの駆動受入れ部となるギア53で受ける。そして、該ギア53が受けた回転駆動力を現像剤容器50側でポンプ部51の往復動作を行うための駆動力に変換する。これは、現像剤容器50に駆動受入れ部を二つ別々に設ける場合と比べて現像剤容器50への駆動入力部の構成を簡易化できる。
本実施形態では、収容部50aの回転動作を行うための回転駆動力を、ポンプ部51の往復動作を行うための駆動力に変換するために駆動伝達部材となる往復部材54を用いている。具体的には、駆動ギア10から回転駆動力を受けた駆動受入れ部となるギア53と一体的に回転する円筒部57の外周面上の全周に亘って連続するカム溝55が設けられている。カム溝55は、円筒部57と一体的に回転する。
このカム溝55には、往復部材54の一端部からカム溝55に対向して突出した係合突起56が摺動可能に係合している。本実施形態では、往復部材54は、円筒部57の回転方向に自らが回転することがないように装着部9により支持されている。尚、ガタ程度は許容する。
このように、往復部材54は、円筒部57の回転方向への移動が規制されることで、カム溝55に沿って図5(c),(d)の左右方向に往復動作する。一対の往復部材54のそれぞれの一端部に設けられた係合突起56は、カム溝55に対して複数の係合突起56が摺動可能に係合する。本実施形態では、円筒部57の外周面上に形成されたカム溝55に対して二つの係合突起56が該円筒部57の回転方向において約180°の角度を持って互いに対向するように設けられている。
尚、往復部材54の一端部からカム溝55に対向して突出した係合突起56の配置個数については、少なくとも一つ設けられていれば良い。但し、ポンプ部51の伸縮時の抗力により駆動変換部等にモーメントが発生し、往復部材54のスムーズな往復動作が行われない恐れがあるためカム溝55の形状との関係が破綻しないように係合突起56を複数個設けることが好ましい。
駆動ギア10から入力された回転駆動力により円筒部57の外周面上に形成されたカム溝55が回転する。これによりカム溝55に沿って係合突起56が図5(c),(d)の左右方向に往復移動する。これにより図5(a)に示すように、ポンプ部51が伸長した状態と、図5(b)に示すように、ポンプ部51が収縮した状態とを交互に繰り返す。これにより現像剤容器50内の容積可変を達成することができる。これにより現像剤容器50内に収容されたトナー(現像剤)をポンプ部51の伸縮動作により排出口52から搬送装置60を介して現像装置3内に補給することができる。
<搬送装置>
次に、図6を用いて搬送装置60の構成について説明する。図6(a)は、搬送装置60を搬送スクリュー13の回転軸13aに沿った方向から見た断面説明図である。図6(b)は、搬送装置60を搬送スクリュー13の回転軸13aと直交する方向から見た断面説明図である。図6(a),(b)において、搬送装置60には、現像剤容器50に設けられた排出口52と連結している供給口61が設けられている。
次に、図6を用いて搬送装置60の構成について説明する。図6(a)は、搬送装置60を搬送スクリュー13の回転軸13aに沿った方向から見た断面説明図である。図6(b)は、搬送装置60を搬送スクリュー13の回転軸13aと直交する方向から見た断面説明図である。図6(a),(b)において、搬送装置60には、現像剤容器50に設けられた排出口52と連結している供給口61が設けられている。
また、搬送装置60の内部には、現像装置3に現像剤を搬送するための現像剤搬送手段となる搬送スクリュー13が設けられている。搬送スクリュー13は、回転軸13aの外周面に螺旋状羽根13bが設けられている。搬送スクリュー13の近傍で供給口61の略真下には、現像剤検出手段となる現像剤センサ14が設けられている。搬送装置60に設けられた現像剤センサ14は、現像剤容器50の排出部50bに設けられた排出口52から排出される現像剤の排出量を検出する検出手段として構成される。図2に示すように、搬送装置60の排出口62は、現像装置3の供給口18に接続されている。
<遮蔽部材>
次に、図7及び図8を用いて現像剤容器50の収容部50aと排出部50bとの間に設けられ、弁として作用する遮蔽部材70の構成について説明する。図7(a)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図7(b)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。図8(a)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図8(b)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。尚、図7及び図8では、カム溝55が形成された円筒部57は、省略している。。
次に、図7及び図8を用いて現像剤容器50の収容部50aと排出部50bとの間に設けられ、弁として作用する遮蔽部材70の構成について説明する。図7(a)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図7(b)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。図8(a)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図8(b)は、第1実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。尚、図7及び図8では、カム溝55が形成された円筒部57は、省略している。。
図7及び図8に示すように、現像剤容器50の収容部50aと排出部50bとの間に設けられる遮蔽部材70は、ポンプ部51の内圧の変化に応じて該収容部50aと排出部50bとの間を遮蔽する。本実施形態の遮蔽部材70は、図5(a)に示す収容部50aと排出部50bとの間に配置され、装着部9側に固定されている扇形状の固定部70aと、ギア53と一体的に回転する回転部70cとを有して構成されている。遮蔽部材70は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量に応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を変更する制御手段として構成される。遮蔽部材70(制御手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量が少なくなることに応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を高める。本実施形態のポンプ部51(圧力付与手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容された現像剤に吸引し排出口52から排出する。遮蔽部材70は、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を排出する際に円筒部50a1側(現像剤収容ユニット側)に圧力が付与されるのを規制する規制作用を行い、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内から吸引する際に前記規制作用が行われないようにする規制手段を構成する。
図7(b)及び図8(b)に示すように、収容部50aの円筒部50a1と一体的に回転する回転部70cの表面と、装着部9側の円筒部15の端部に固定されている固定部70aの表面とは近接して設けられている。回転部70cには収容部50aから現像剤を排出部50bへ搬送するための貫通穴からなる扇形状の切り欠き部70bが設けられている。
本実施形態の遮蔽部材70は、現像剤容器50の収容部50aと排出部50bとの間の現像剤の補給量を規制する開口部となる切り欠き部70bと、該切り欠き部70bを遮蔽する遮蔽部となる固定部70aとを有する。固定部70a(遮蔽部)の円盤の一部には扇形状の切り欠き部70a1が設けられている。回転部70cの円盤の一部を貫通する扇形状の切り欠き部70b(開口部)により供給口が構成される。
そして、収容部50aの円筒部50a1と一体的に回転部70c(第二の円盤)が回転する。これにより切り欠き部70b(第二の切り欠き部)と、固定部70a(遮蔽部)の切り欠き部70a1(第一の切り欠き部)とが対向して開口(連通)する。或いは、回転部70c(第二の円盤)の切り欠き部70b(第二の切り欠き部)と、固定部70a(遮蔽部)の扇形状部とが対向して遮蔽される。
遮蔽部材70は、ポンプ部51の駆動動作を伝えるギア53と連動し、切り欠き部70bが設けられた回転部70cのみ回転する。これにより収容部50aと排出部50bとの間が図7(a),(b)に示す開口状態と、収容部50aと排出部50bとの間が図8(a),(b)に示す閉塞状態とを交互に繰り返すようになっている。
ギア53を介してポンプ部51と遮蔽部材70とを連動させ、ポンプ部51の圧縮により内圧が上昇した場合にのみ遮蔽部材70の切り欠き部70bを閉塞状態にする。切り欠き部70bを閉塞状態にすることで現像剤容器50内の現像剤の量が減少しても遮蔽部材70により収容部50aと排出部50bとを連通する切り欠き部70bが遮断されている。これによりポンプ部51により圧力がかかる空気21の体積が増えることが無く、現像剤容器50内の内圧を一定に保つことができる。
ポンプ部51の圧縮により圧力がかかる空気21の体積を収容部50a内の現像剤の残量によらずに現像剤容器50内の内圧を一定に保つことができる。このため収容部50a内の現像剤残量に影響されることなく排出口52への現像剤の排出圧力を加えることができる。このため排出口52への現像剤の排出圧力を安定させることができる。更に、常に排出口52への排出力が高い状態でポンプ部51による排出を行うことができる。これにより排出口52付近で現像剤が凝集して詰まっても高い排出力で排出口52から現像剤を排出することができる。
また、ポンプ部51により収容部50a内を吸引するときに遮蔽部材70の切り欠き部70bを閉塞状態にした場合には、排出部50b内の吸引力を向上する。これのより排出口52に現像剤が詰まってしまっても現像剤を排出部50b内に吸引することができ、排出口52での現像剤の詰まりを防止することができる。
<変形例>
次に、図10及び図11を用いて変形例の遮蔽部材71の構成について説明する。図10(a),(b)は、遮蔽部材71の変形例の構成を示す分解斜視図である。図11(a),(b)は、変形例の遮蔽部材71の動作を説明する断面説明図である。変形例の収容部50aと排出部50bとの間には遮蔽部71aが設けられる。本実施形態の遮蔽部71aは、装着部9側に固定されている。図10(a),(b)は、遮蔽部材71の分解斜視図であるが、実際には、回転する収容部50aの円筒部50a1の端部と、遮蔽部材71とは近接して配置される。尚、図10では、カム溝55が形成された円筒部57は、省略している。遮蔽部材71は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量に応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を変更する制御手段として構成される。遮蔽部材71(制御手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量が少なくなることに応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を高める。遮蔽部材71は、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を排出口52から排出する際に円筒部50a1側(現像剤収容ユニット側)に圧力が付与されるのを規制する規制作用を行い、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を円筒部50a1(現像剤収容ユニット)から吸引する際に前記規制作用が行われないようにする規制手段として構成される。本実施形態の遮蔽部材71(制御手段;規制手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)とポンプ部51(圧力付与手段)との間に設けられる弁部を有する。弁部は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)とポンプ部51(圧力付与手段)との間に設けられる供給口71a1(開口部)と、該供給口71a1(開口部)を遮蔽する弁部材71b(遮蔽部)とを有する。弁部材71b(遮蔽部)は供給口71a1(開口部)に対向して回動軸71cを中心に回動可能に設けられている。
次に、図10及び図11を用いて変形例の遮蔽部材71の構成について説明する。図10(a),(b)は、遮蔽部材71の変形例の構成を示す分解斜視図である。図11(a),(b)は、変形例の遮蔽部材71の動作を説明する断面説明図である。変形例の収容部50aと排出部50bとの間には遮蔽部71aが設けられる。本実施形態の遮蔽部71aは、装着部9側に固定されている。図10(a),(b)は、遮蔽部材71の分解斜視図であるが、実際には、回転する収容部50aの円筒部50a1の端部と、遮蔽部材71とは近接して配置される。尚、図10では、カム溝55が形成された円筒部57は、省略している。遮蔽部材71は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量に応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を変更する制御手段として構成される。遮蔽部材71(制御手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)内に収容されている現像剤の量が少なくなることに応じてポンプ部51(圧力付与手段)の圧力付与機能を高める。遮蔽部材71は、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を排出口52から排出する際に円筒部50a1側(現像剤収容ユニット側)に圧力が付与されるのを規制する規制作用を行い、ポンプ部51(圧力付与手段)が現像剤を円筒部50a1(現像剤収容ユニット)から吸引する際に前記規制作用が行われないようにする規制手段として構成される。本実施形態の遮蔽部材71(制御手段;規制手段)は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)とポンプ部51(圧力付与手段)との間に設けられる弁部を有する。弁部は、円筒部50a1(現像剤収容ユニット)とポンプ部51(圧力付与手段)との間に設けられる供給口71a1(開口部)と、該供給口71a1(開口部)を遮蔽する弁部材71b(遮蔽部)とを有する。弁部材71b(遮蔽部)は供給口71a1(開口部)に対向して回動軸71cを中心に回動可能に設けられている。
該遮蔽部71aには貫通穴からなる供給口71a1が設けられている。また、遮蔽部71aには、回動軸71cを中心に回動可能な弁部材71bが設けられている。弁部材71bは、ポンプ部51の圧縮と伸長動作による吸排気に連動して回動軸71cを中心に回動して供給口71a1を開閉可能に設けられている。遮蔽部材71の弁部材71bは、ポンプ部51の圧縮と伸長動作に連動して供給口71a1の閉塞状態と開口状態とを交互に繰り返す。
本実施形態の遮蔽部材71は、収容部50aと排出部50bとの間の現像剤の補給量を規制する開口部となる供給口71a1と、該供給口71a1を遮蔽する遮蔽部となる弁部材71bを有する。弁部材71b(遮蔽部)は、供給口71a1(開口部)に対向して回動軸71cを中心に回動可能に設けられている。このような弁部材71bを設けた遮蔽部材71を用いても前述したと同様の効果が得られる。
図10(a),(b)に示す変形例の遮蔽部材71は、収容部50aと排出部50bとの間に固定されている。現像剤が通過する供給口71a1が設けられた遮蔽部71aに対して弁部材71bは、回動軸71cを中心に排出部50b側の方向にのみ開閉可能に設けられている。弁部材71bの回動角度により収容部50aと排出部50bとの間の開口面積が変更できる。
図11(a)に示すように、ポンプ部51が圧縮した場合には、排出部50b内に発生する圧力により空気21が供給口71a1から図11(a)の左方向に排気される。これにより弁部材71bは、回動軸71cを中心に図11(a)の時計回り方向に回動して供給口71a1を閉塞状態にする。
図11(b)に示すように、ポンプ部51が伸長した場合には、ポンプ部51による空気21の吸引により空気21が供給口71a1から図11(b)の右方向に吸気される。更に、回転する円筒部50a1の内周面に突出して設けられた螺旋状突起50a2により現像剤が搬送される。その際の現像剤の搬送力により弁部材71bは、回動軸71cを中心に図11(b)の反時計回り方向に回動して供給口71a1を開口状態とする。これにより収容部50aから排出部50bに向けて現像剤の搬送が行われる。
このようにポンプ部51の圧縮と伸長動作による吸排気に連動して弁部材71bが開閉動作する。図11(a)に示すように、ポンプ部51の圧縮により排出部50b内の内圧が上昇した場合にのみ弁部材71bにより供給口71a1が閉塞状態になる。弁部材71bにより供給口71a1を閉塞状態にすることで現像剤容器50内の現像剤の量が減少しても弁部材71bにより収容部50aと排出部50bとを連通する供給口71a1が閉塞される。これによりポンプ部51の圧縮により圧力がかかる空間の体積が増えること無く、現像剤容器50内の内圧を一定に保つことができる。
ポンプ部51の圧縮により圧力がかかる空間の体積を収容部50a内の現像剤の残量によらずに一定に保つことができる。これにより収容部50a内の現像剤残量に影響されることなく、排出口52へ排出圧力を加えることができる。これにより排出口52への現像剤の排出圧力を安定させることができる。更に、常に排出口52への現像剤の排出圧力が高い状態でポンプ部51による現像剤の排出を行うことができる。これにより排出口52付近で現像剤が凝集して詰まっても現像剤を排出することができる。
このようにポンプ部51の伸縮動作により現像剤容器50内の内圧変化を行う際に収容部50aと排出部50bとを連通する供給口71a1を閉塞する。これにより収容部50a内の現像剤量によらず排出口52への現像剤の排出圧力を一定に保つことが可能となる。これにより排出口52から現像剤を安定して排出することができる。このため収容部50a内の現像剤が減少してもポンプ部51の圧縮による空気21の排出力の減少を抑え、現像剤を排出口52から安定して排出することができる。
[第2実施形態]
次に、図12〜図18を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
次に、図12〜図18を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
<制御部>
先ず、図12を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の制御系の構成について説明する。図12は、本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の制御系の構成を示すブロック図である。図12において、制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)30には、電源26が接続されている。CPU30は、それぞれ駆動源となるモータ22〜24,27を駆動制御する。モータ22は、現像剤容器50の円筒部50a1の外周面に設けられたギア53に噛合する駆動ギア10を回転駆動する。これにより現像剤容器50の収容部50aが回転駆動される。
先ず、図12を用いて本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の制御系の構成について説明する。図12は、本発明に係る現像剤補給装置の第2実施形態の制御系の構成を示すブロック図である。図12において、制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)30には、電源26が接続されている。CPU30は、それぞれ駆動源となるモータ22〜24,27を駆動制御する。モータ22は、現像剤容器50の円筒部50a1の外周面に設けられたギア53に噛合する駆動ギア10を回転駆動する。これにより現像剤容器50の収容部50aが回転駆動される。
図17(b)及び図18(b)に示すように、回転部70cの軸方向の一端部には、リブ70c2が設けられている。該リブ70c2は、現像剤容器50の円筒部50a1の内周面側に設けられたガイド溝50a3内に摺動自在に嵌合されている。図12に示すモータ24は、遮蔽部材70の回転部70cの外周面に設けられたギア70c1に噛合する駆動ギア25を回転駆動する。これにより遮蔽部材70の回転部70cが回転駆動される。図17(b)及び図18(b)に示すように、回転する収容部50aの円筒部50a1の端部に設けられた回転部70cと、装着部9側に設けられた固定部70aとは近接して配置されている。
モータ23は、図6(a),(b)に示す搬送装置60内に設けられた搬送スクリュー13を回転駆動する。モータ27は、図2に示す現像装置3内に設けられた搬送スクリュー17、撹拌部材19、現像剤担持体となる現像スリーブ8を回転駆動する。
また、CPU30には、図6(a),(b)に示す搬送装置60内に設けられた現像剤センサ14と、図2に示す現像装置3内に設けられた現像剤センサ16とが接続されている。また、CPU30には、記憶手段となる空カウンタ記憶部28が接続されている。
図14は、第2実施形態の現像剤補給装置の構成を示す断面説明図である。図15は、第2実施形態の現像剤補給装置の構成を示す平面説明図である。図17及び図18は、第2実施形態の遮蔽部材の構成を示す分解斜視図である。
図14及び図15に示す現像剤を補給するための円筒状の現像剤容器50は、装着部9に対して着脱可能に装着される。図16(a)に示す現像剤容器50の収容部50aが装着部9により回転可能に支持される。収容部50aの円筒部50a1の外周面上に連続して設けられたギア53に噛合する駆動ギア10を回転駆動する。これによりギア53を介して収容部50aが回転する。
図16(a)に示すように、現像剤容器50は、収容部50aと排出部50bとに区分けされる。収容部50aの円筒部50a1の内周面には、内側に突出する螺旋状突起50a2が形成されている。駆動ギア10を回転駆動してギア53を介して収容部50aが回転すると、該収容部50a内に収容された現像剤は、螺旋状突起50a2に沿って収容部50aから排出部50bに向けて搬送される。
次に、図16を用いて往復動作に伴いその容積が可変なポンプ部51の構成について説明する。図16(a)は、本実施形態のポンプ部51が使用上最大限に伸長された状態を示す側面説明図である。図16(b)は、本実施形態のポンプ部51が使用上最大限に収縮された状態を示す側面説明図である。図16(c)は、本実施形態のポンプ部51が使用上最大限に伸長された状態を示す平面説明図である。図16(d)は、本実施形態のポンプ部51が使用上最大限に収縮された状態を示す平面説明図である。
図16(a),(b)に示すように、本実施形態のポンプ部51は、排出口52を介して吸気動作と排気動作とを交互に行なう。言い換えると、ポンプ部51は、排出口52を通して現像剤容器50の内部に向かう気流と、現像剤容器50から外部に向かう気流とを交互に繰り返し発生させる。
ポンプ部51は、円筒部57の回転方向へ自らが回転することがないように装着部9により支持されている。本実施形態では、ポンプ部51として、往復動作に伴い、その容積が可変な樹脂製の容積可変型ポンプ部(蛇腹状ポンプ)を採用している。
具体的には、図16(a),(b)に示すように、蛇腹状のポンプ部51を採用しており、山折り部と谷折り部とが周期的に交互に複数形成されている。ポンプ部51は、前記第1実施形態と同様に、駆動ギア10から受けた駆動力により、圧縮と伸長とを交互に繰り返し行うことができる。尚、本実施形態のポンプ部51の伸縮時の容積変化量は、17cm3(cc)で、収縮の周期は0.3(sec)に設定されている。
このようなポンプ部51を採用することにより、現像剤容器50内の容積を可変させるとともに、所定の周期で交互に繰り返し変化させることができる。即ち、図16(a)に示すように、ポンプ部51が伸びた場合には現像剤容器50内の容積が大きくなる。ポンプ部51が一番伸びた場合に現像剤容器50内の容積が最大となる。
逆に、図16(b)に示すように、ポンプ部51が縮んだ場合には現像剤容器50内の容積は小さくなる。ポンプ部51が一番縮んだ場合に現像剤容器50内の容積が最小となる。このように、ポンプ部51の伸縮に伴い現像剤容器50内の容積が変化する構成となっている。その結果、直径が約2mm程度の小径の排出口52から現像剤を効率良く排出することが可能である。
次に、現像剤容器50の駆動変換部の構成について説明する。尚、本実施形態では、駆動変換部の一例としてカム機構を用いた場合について説明する。本実施形態の現像剤容器50には、駆動ギア10からギア53が受けた回転駆動力により収容部50aを回転させる。また、その回転駆動力をポンプ部51を往復動作させる方向の力に変換する駆動変換部として機能するカム機構が設けられている。
本実施形態では、収容部50aの回転と、ポンプ部51を往復動作するための駆動力とを一つの駆動受入れ部となるギア53で受ける構成とする。そして、ギア53が受けた回転駆動力を現像剤容器50側で往復動作を行うための駆動力に変換する。これは、現像剤容器50に駆動受入れ部を二つ別々に設ける場合に比べて現像剤容器50の駆動入力機構の構成を簡易化できる。
駆動ギア10からギア53が受けた回転駆動力をポンプ部51の往復動作を行うための駆動力に変換するために往復部材54を用いている。具体的には、駆動ギア10から回転駆動力を受けた駆動受入れ部となるギア53と一体的に回転する円筒部57の外周面には、全周に亘って連続するカム溝55が設けられている。
このカム溝55には、往復部材54の一端部からカム溝55に対向して突出した係合突起56が摺動自在に係合している。本実施形態の往復部材54は、図16に示す円筒部57の回転方向へ自らが回転することがないように装着部9により支持されている。尚、ガタ程度は許容するように設定されている。
往復部材54は、円筒部57の回転方向への移動が規制されることでカム溝55に沿って図16の左右方向に往復動作するように規制されている。係合突起56は、カム溝55に複数係合するように設けられている。具体的には、円筒部57の外周面に二つの係合突起56が円筒部57の回転方向において約180°対向するように設けられている。
係合突起56の配置個数については、少なくとも一つ設けられていれば良い。但し、ポンプ部51の伸縮時の抗力により駆動変換部等にモーメントが発生し、スムーズな往復動作が行われない恐れがあるためカム溝55の形状との関係が破綻しないよう複数個設けるのが好ましい。
駆動ギア10からギア53に入力された回転駆動力により円筒部57と一体的にカム溝55が回転する。これによりカム溝55に沿って係合突起56が円筒部57の軸方向(図16(a)〜(d)の左右方向)に往復動作する。これにより図16(a)に示すように、ポンプ部51が伸長した状態と、図16(b)に示すように、ポンプ部51が収縮した状態とを交互に繰り返す。これにより現像剤容器50内の容積可変を達成することができる。
図6に示して前述したように本実施形態の搬送装置60にも現像剤容器50の排出口52と連結している供給口61を備えている。また、搬送装置60の内部には、現像装置3へ現像剤を搬送するための現像剤搬送手段となる搬送スクリュー13が設けられている。搬送スクリュー13の近傍と、供給口61の略真下には、現像剤検出手段となる現像剤センサ14が配置されている。一方、図2に示す現像装置3内には、現像剤センサ16が配置されている。
次に、図9(a),(b)を用いて現像剤センサ14,16の構成について説明する。図9(a)は、現像剤センサ14,16の構成を示す斜視説明図である。図9(b)は、現像剤センサ14,16の出力電圧の一例を示す図である。本実施形態の現像剤センサ14,16として図9(a)に示す磁気ブリッジセンサ20を用いている。図9(a)に示す磁気ブリッジセンサ20は、本体部20aの上に検出ヘッド20bが設けられている。検出ヘッド20bは、入出力用の信号線20cを介して画像形成装置6本体との間で検出信号の授受を行う。
検出ヘッド20bの内部には、図示しない検出トランスが埋め込まれている。この検出トランスは、一つの一次巻線と、基準巻線と検出巻線とから成る二つの二次巻線との合計で三つの巻線を有して構成されている。尚、検出巻線は、検出ヘッド20bの天面側に設けられ、基準巻線は、一次巻線を挟んで検出ヘッド20bの裏面側にそれぞれ位置している。
磁気ブリッジセンサ20の本体部20a内に設けられた図示しない発信器から一定波形の信号を持つ電流が一次巻線に入力される。すると、基準巻線と検出巻線とから成る二つの二次巻線にも電磁誘導により、所定の波形の信号を持つ電流が流れる。このときの発信器からの一定波形の信号と、検出巻線から電磁誘導により流れた電流の所定の波形の信号とを本体部20a内に設けられた比較回路で判定する。これにより検出ヘッド20bの天面側に、どの程度の密度の磁性体が有るかを検出することができる。
これにより検出ヘッド20bの天面側に磁性体が有る場合と無い場合とで磁気ブリッジセンサ20の出力が異なる。磁気ブリッジセンサ20は、検出しようとする磁性体の磁性密度等の違いに対応するため検出トランスの中心部にフェライト製のネジコアを移動可能に設けてある。このネジコアの位置を調節することにより適正な検出が可能である。
<現像剤残量検出手段>
次に、現像剤残量検出手段の構成について説明する。現像剤残量検出手段は、図6(a),(b)に示す搬送装置60及び図2に示す現像装置3内にそれぞれ収容された現像剤の残量を図9(a)に示す磁気ブリッジセンサ20により検出する。
次に、現像剤残量検出手段の構成について説明する。現像剤残量検出手段は、図6(a),(b)に示す搬送装置60及び図2に示す現像装置3内にそれぞれ収容された現像剤の残量を図9(a)に示す磁気ブリッジセンサ20により検出する。
磁気ブリッジセンサ20の検出ヘッド20bによる現像剤の検出範囲は、図6(a),(b)に示す搬送装置60及び図2に示す現像装置3内にそれぞれ収容された現像剤の最大充填時から空になるまでの範囲よりも大きく設定されている。
図9(b)は、搬送装置60内の現像剤(トナー)の残量Tと、磁気ブリッジセンサ20のアナログ出力電圧V(検出信号)との関係を示す。図9(b)に示すように、磁気ブリッジセンサ20は、搬送装置60内の現像剤残量が最大充填時(図9(b)の横軸上のTf時)には、最も高い出力電圧Vhを示す。また、搬送装置60内の現像剤残量が空の時(図9(b)の横軸上のTe時)には、最も低い出力電圧Vlを示す。
そして、最大充填時と空の時との間の現像剤残量では、磁気ブリッジセンサ20の出力電圧は、現像剤残量に対して一対一で対応し、磁気ブリッジセンサ20の出力電圧と、現像剤残量との関係は一対一で対応する直線、若しくは曲線で表される。これにより磁気ブリッジセンサ20では、現像剤残量に応じた出力電圧を得ることができる。
このとき、磁気ブリッジセンサ20により得られた出力電圧が、所定の値以上であった場合には、現像剤が有ると判定することができる。搬送装置60内に設けられた現像剤センサ14により現像剤有りを検出する。そのとき、図12に示す制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)30により駆動ギア10を回転駆動する駆動源となるモータ22を停止して現像剤容器50から搬送装置60への現像剤の供給を停止する。
また、現像装置3内に設けられた現像剤センサ16により現像剤有りを検出すれば、図12に示すCPU30により搬送スクリュー13を回転駆動する駆動源となるモータ23を停止して搬送装置60から現像装置3への現像剤の補給を停止する。
また、磁気ブリッジセンサ20により得られた出力電圧が、所定の値よりも小さい場合には、現像剤が無いと判定することができる。図12に示すCPU30は、各モータ22,23を回転駆動して現像剤容器50から搬送装置60への現像剤の供給、或いは、搬送装置60から現像装置3への現像剤の補給をそれぞれ開始する。
次に、図17及び図18を用いて本実施形態の遮蔽部材70の構成について説明する。図17(a)は、第2実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図17(b)は、第2実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。図18(a)は、第2実施形態の遮蔽部材70の構成を示す分解斜視図である。図18(b)は、第2実施形態の遮蔽部材70の構成を示す断面説明図である。尚、図17及び図18では、カム溝55が形成された円筒部57は、省略している。。
図17及び図18に示すように、本実施形態の遮蔽部材70は、収容部50aの円筒部50a1の端部に回転部70c(第二の円盤)が回転自在に設けられている。図17(b)及び図18(b)に示すように、回転部70cの軸方向端部には、現像剤容器50の円筒部50a1の端部内周面の全周に亘って連続して設けられた円形のガイド溝50a3に摺動自在に嵌合されるリブ70c2が設けられている。また、回転部70cは、排出部50bの円筒部15の端部に設けられた固定部70aに対向して回転自在に設けられている。
回転部70cには、貫通穴からなる切り欠き部70bが設けられている。回転部70cの外周面上には、全周に亘って連続するギア70c1が設けられている。ギア70c1には、画像形成装置6本体側に設けられた図12に示す駆動ギア25が噛合されている。該駆動ギア25からの回転駆動力がギア70c1を介して回転部70cに伝達されて該回転部70cが回転する。
本実施形態の遮蔽部材70の回転部70cには、収容部50aと排出部50bとの間の現像剤の補給量を規制する開口部となる切り欠き部70bが設けられている。更に、固定部70aの扇形状部により切り欠き部70b(開口部)を遮蔽する遮蔽部が構成される。本実施形態の遮蔽部となる固定部70aは、円盤の一部に切り欠き部70a1(第一の切り欠き部)を設けた扇形状で構成される。
回転部70cに設けられた切り欠き部70b(開口部)は、円盤の一部を貫通する扇形状の切り欠き部70b(第二の切り欠き部)により構成される。そして、回転部70c(第二の円盤)が回転して図17(a),(b)に示すように、切り欠き部70b(第二の切り欠き部)と、固定部70aの切り欠き部70a1(第一の切り欠き部)とが対向して開口する。或いは、図18(a),(b)に示すように、回転部70cの切り欠き部70b(第二の切り欠き部)と、固定部70aの扇形状部とが対向して遮蔽される。
図17(a),(b)に示すように、回転部70cに設けられた切り欠き部70bが固定部70aの扇形状の切り欠き部70a1に対向する位置まで回転する。すると、該切り欠き部70bと切り欠き部70a1を介して現像剤を収容部50aの円筒部50a1から排出部50bに搬送することができる。
本実施形態では、切り欠き部70bが設けられた回転部70cのみをギア70c1を介して回転することで図17(a),(b)に示すように、収容部50aと排出部50bとの間を開口状態とすることができる。また、図18(a),(b)に示すように、収容部50aと排出部50bとの間を閉塞状態とすることができる。そして、回転部70cの回転により図17(a),(b)に示す開口状態と、図18(a),(b)に示す閉塞状態とを交互に繰り返すことができる。
図6に示す現像剤センサ14により搬送装置60内の現像剤無しを検出したとき、CPU30は、モータ22を駆動制御して駆動ギア10を回転駆動し、ポンプ部51の伸縮動作により現像剤が排出口52から排出されて搬送装置60内に補給される。
しかしながら現像剤の排出時に現像剤容器50内の現像剤量の減少による排出圧力不足や現像剤が排出部50bへ過剰に搬送されて排出口52付近で現像剤の詰まりが発生し、現像剤が排出口52から排出されない場合がある。
ポンプ部51の伸縮動作により現像剤が搬送装置60内に補給される。それにもかかわらず、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14が現像剤有りを検出しない場合を考慮する。その場合は、CPU30は、駆動源となるモータ24を駆動制御して駆動ギア25を回転駆動してギア70c1を介して回転部70cを回転させる。そして、図18(a),(b)に示すように、切り欠き部70bを固定部70aにより覆って収容部50aと排出部50bとの間を閉塞状態とする。その後、ポンプ部51の伸縮動作を行って現像剤を排出口52から排出する動作を行う。
このように収容部50aと排出部50bとの間を遮蔽部材70により遮蔽してから現像剤を排出口52から排出する動作を行う。これによりポンプ部51の圧縮により現像剤容器50内の内圧が上昇したときに排出部50bが閉塞状態になる。これによりポンプ部51による圧力が加わる空気21の体積を小さくすることができる。これにより遮蔽部材70の切り欠き部70bが開口状態のときよりも排出口52から現像剤を排出する際の排出圧力を高くすることができる。排出口52から現像剤を排出する際の排出圧力を高くすることで、排出口52の近傍での現像剤の詰まりや排出力不足による現像剤の補給量の減少を改善することができる。
また、ポンプ部51により吸引するときに遮蔽部材70の切り欠き部70bを閉塞状態にした場合には排出部50b内の吸引力を向上することができる。これにより排出口52の近傍に現像剤が詰まってしまっても詰まった現像剤を吸引することができ、現像剤の詰まりを防止することができる。
次に、図13を用いて本実施形態の現像剤補給装置の動作について説明する。図13は、第2実施形態の現像剤補給装置の動作を説明するフローチャートである。図12に示すCPU30は、モータ24を駆動制御して駆動ギア25を回転駆動する。そして、ギア70c1を介して回転部70cを回転させて図18(a),(b)に示すように、切り欠き部70bを固定部70aにより覆って収容部50aと排出部50bとの間を閉塞状態とする。
その後、CPU30は、モータ22を駆動制御して駆動ギア10を回転駆動する。そして、ギア53を介して現像剤容器50の収容部50aを回転させて円筒部57の外周面に設けられたカム溝55に摺動可能に係合する係合突起56を介して往復部材54を往復移動させてポンプ部51の伸縮動作を行う。これにより現像剤を排出口52から排出する動作を行う。
図13のステップS1において、CPU30は、画像形成装置6の画像形成動作中に図6(a),(b)に示す搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果に基づいて該搬送装置60内の現像剤の有無を判定する。前記ステップS1において、CPU30により搬送装置60内の現像剤が無いと判定した場合には、ステップS2に進んで、CPU30は、モータ22を駆動制御して駆動ギア10を回転駆動し、現像剤容器50を回転させる。これにより現像剤容器50から搬送装置60内に現像剤を供給する。
前記ステップS2において、現像剤容器50から搬送装置60内に現像剤を供給した後、ステップS3に進み、CPU30は、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果に基づいて、搬送装置60内に現像剤が補給されたか否かを判定する。
前記ステップS3において、CPU30により搬送装置60内に現像剤が有ると判定した場合には、ステップS4に進んで、CPU30は、印刷が終了したか否かを判定する。印刷が続く場合には、前記ステップS1に戻る。前記ステップS4において、CPU30が印刷が終了したと判定した場合には、ステップS5に進んで、印刷動作を終了する。
前記ステップS2において、現像剤容器50を回転させて搬送装置60内に現像剤を供給する。それでも前記ステップS3において、CPU30により搬送装置60内に現像剤が無いと判定した場合を考慮する。その場合には、ステップS6に進んで、CPU30は、モータ24を駆動制御して駆動ギア25を回転駆動してギア70c1を介して回転部70cを回転させる。そして、図18(a),(b)に示すように、切り欠き部70bを固定部70aにより覆って収容部50aと排出部50bとの間を閉塞状態とする。
即ち、本実施形態では、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14(検出手段)により検出した現像剤の排出量に応じて遮蔽部材70は、収容部50aと排出部50bとの間を遮蔽する。その後、ステップS7に進んで、CPU30は、モータ22を駆動制御して駆動ギア10を回転駆動し、現像剤容器50を回転させる。これにより現像剤容器50から搬送装置60内に現像剤を供給する。
次に、ステップS8に進み、CPU30は、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果に基づいて、搬送装置60内に現像剤が補給されたか否かを判定する。前記ステップS8において、CPU30により搬送装置60内に現像剤が有ると判定する。その場合には、ステップS9に進んで、CPU30は、モータ24を駆動制御して駆動ギア25を回転駆動してギア70c1を介して回転部70cを回転させる。そして、図17(a),(b)に示すように、切り欠き部70bを固定部70aの切り欠き部70a1に対向させて収容部50aと排出部50bとの間を開口状態とする。その後、ステップS4に進んで、前述したと同様の動作を行う。
前記ステップS8において、CPU30により搬送装置60内に現像剤が無いと判定した場合には、ステップS10に進む。前記ステップS10において、CPU30は、現像剤容器50内の現像剤が少なくなっていると判定する。そして、図12に示す空カウンタ記憶部28に記憶された現像剤容器50の空カウント値に「+1」を加算する。新品の現像剤容器50の空カウント値は「0」に設定されている。また、現像剤容器50の空カウント値の最大値は「36」に設定されている。
次に、ステップS11に進んで、CPU30は、図12に示す空カウンタ記憶部28に記憶された現像剤容器50の空カウント値の合計が「36」に到達したか否かを判定する。前記ステップS11において、図12に示す空カウンタ記憶部28に記憶された現像剤容器50の空カウント値の合計が「36」に到達した場合には、ステップS12に進む。前記ステップS12において、CPU30は、現像剤容器50内に現像剤が無いと判定する。そして、画像形成装置6に設けられた図示しない操作パネルに現像剤容器50内に現像剤が無い旨を表示してユーザに通知する。その後、前記ステップS5に進んで印刷動作を終了する。
前記ステップS11において、図12に示す空カウンタ記憶部28に記憶された現像剤容器50の空カウント値の合計が「36」に到達していない場合には、前記ステップS7に戻る。前記ステップS7において、再び、遮蔽部材70による閉塞状態を維持したままでCPU30は、モータ22を駆動制御して駆動ギア10を回転駆動し、現像剤容器50を回転させる。これにより現像剤容器50から搬送装置60内に現像剤を供給する補給動作を開始する。
前記ステップS7において、CPU30は、遮蔽部材70を閉塞状態で、現像剤容器50から搬送装置60に現像剤を供給する。その後、ステップS8において、CPU30は、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果を用いて現像剤容器50から搬送装置60に現像剤の補給動作が行われたか否かを判定する。現像剤センサ14の検出結果により搬送装置60内に現像剤が有ることを検出した場合には、CPU30は、現像剤容器50から搬送装置60に現像剤を補給する動作が終了したと判定し、ステップS9において遮蔽部材70の開口動作を開始する。
その後、ステップS4において、CPU30は、印刷が終了したか否かを判定し、印刷が続かない場合には、ステップS5に進んで印刷動作を終了する。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
尚、前記各実施形態では、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果に基づいて収容部50aと排出部50bとの間を遮蔽部材70,71により閉塞状態とする構成について説明した。他に、搬送装置60に設けられた現像剤センサ14の検出結果に基づいてポンプ部51の駆動速度を速くしたり、ポンプ部51の軸方向のストロークを長くすることも出来る。
50…現像剤容器
50a…収容部
50a1…円筒部(現像剤収容ユニット)
51…ポンプ部(圧力付与手段)
52…排出口
70…遮蔽部材(制御手段;規制手段)
70a…固定部(遮蔽部;第一の円盤)
70a1…切り欠き部(開口部;第一の切り欠き部)
70b…切り欠き部(開口部;第二の切り欠き部)
50a…収容部
50a1…円筒部(現像剤収容ユニット)
51…ポンプ部(圧力付与手段)
52…排出口
70…遮蔽部材(制御手段;規制手段)
70a…固定部(遮蔽部;第一の円盤)
70a1…切り欠き部(開口部;第一の切り欠き部)
70b…切り欠き部(開口部;第二の切り欠き部)
Claims (9)
- 現像剤収容ユニットに収容された現像剤に圧力を付与して排出する圧力付与手段と、
前記現像剤収容ユニットに収容されている現像剤の量に応じて前記圧力付与手段の圧力付与機能を変更する制御手段と、
を有することを特徴とする現像剤補給装置。 - 前記制御手段は、前記現像剤収容ユニットに収容されている現像剤の量が少なくなることに応じて前記圧力付与手段の圧力付与機能を高めることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
- 現像剤収容ユニットに収容された現像剤に吸引し排出する圧力付与手段と、
前記圧力付与手段が現像剤を排出する際に現像剤収容ユニット側に圧力が付与されるのを規制する規制作用を行い、前記圧力付与手段が現像剤を現像剤収容ユニットから吸引する際に前記規制作用が行われないようにする規制手段と、
を有することを特徴とする現像剤補給装置。 - 前記圧力付与手段は、容積を変化させることで内圧を変化させるポンプ部であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の現像剤補給装置。
- 前記制御手段は、前記現像剤収容ユニットと前記圧力付与手段との間に設けられる弁部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤補給装置。
- 前記規制手段は、前記現像剤収容ユニットと前記圧力付与手段との間に設けられる弁部であることを特徴とする請求項3に記載の現像剤補給装置。
- 前記弁部は、
前記現像剤収容ユニットと前記圧力付与手段との間に設けられる開口部と、
前記開口部を遮蔽する遮蔽部と、
を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の現像剤補給装置。 - 前記遮蔽部は、前記開口部に対向して回動可能に設けられることを特徴とする請求項7に記載の現像剤補給装置。
- 前記遮蔽部は、第一の円盤の一部に第一の切り欠き部を設けた扇形状で構成され、
前記開口部は、第二の円盤の一部を貫通する扇形状の第二の切り欠き部により構成され、
前記第二の円盤が回転して前記第二の切り欠き部と前記第一の切り欠き部とが対向して開口し、前記第二の切り欠き部と前記扇形状部とが対向して遮蔽されることを特徴とする請求項8に記載の現像剤補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002984A JP2018112660A (ja) | 2017-01-12 | 2017-01-12 | 現像剤補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2018112660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11815830B2 (en) | 2019-09-17 | 2023-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner cartridge having a variable volume pump and a feeding path from the pump portion to a discharge opening |
-
2017
- 2017-01-12 JP JP2017002984A patent/JP2018112660A/ja active Pending
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