JP2018112165A - エンジン排気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボチャージャー及びEGRの効率を高める。【解決手段】第一気筒101及び第四気筒104に連通される第一ガス流路11と、第二気筒102及び第三気筒103に連通される第二ガス流路12と、第一ガス流路11及び第二ガス流路12に連通されるターボチャージャー3と、を備え、ターボチャージャー3は、第一ガス流路11及び第二ガス流路12が合流されるターボ内流路31を有し、第一ガス流路11に連通される第一気筒101及び第四気筒104は、互いに排気時期が異なる気筒であり、第二ガス流路12に連通される第二気筒102及び第三気筒103は、互いに排気時期が異なる気筒であり、第一ガス流路11は、EGR4に連通されるEGR連通口11aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、四気筒エンジンのエンジン排気構造に関する。
四気筒エンジンに連通されるエキゾーストマニホールドは、エンジンの各気筒の排気ポートに接続される4本の枝管を備えている(例えば、特許文献1参照)。通常、直列四気筒のエンジンでは、第一気筒、第三気筒、第四気筒、第二気筒の順に爆発する。そして、エキゾーストマニホールドは、第一気筒、第二気筒、第三気筒及び第四気筒の各排気ポートから排出された排気ガスを合流させて下流側に排出する。
国際公開第2007/094251号
ところで、エンジンの各気筒からは、排気バスのパルス状の運動エネルギーであるパルスエネルギーが出力される。しかしながら、エキゾーストマニホールドでは、各気筒から排出される排気ガスが合流されるため、排気干渉が起こる。このため、エキゾーストマニホールドにターボチャージャー及びEGRが接続されている場合、ターボチャージャーを回転させるエネルギー及び排気ガスをEGRに供給するエネルギーが小さくなる。これにより、ターボチャージャー及びEGRの効率が不十分となるため、特にエンジンの回転数が小さい場合は、ターボチャージャーを十分に回転させながらEGRに排気ガスを十分に排出することができないという問題がある。
そこで、本発明は、ターボチャージャー及びEGRの効率を高めることができるエンジン排気構造を提供することを目的とする。
本発明に係るエンジン排気構造は、四気筒エンジンのエンジン排気構造であって、二気筒に連通される第一ガス流路と、残りの二気筒に連通される第二ガス流路と、第一ガス流路及び第二ガス流路に連通されるターボチャージャーと、を備え、ターボチャージャーは、第一ガス流路及び第二ガス流路が合流されるターボ内流路を有し、第一ガス流路に連通される二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒であり、第二ガス流路に連通される二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒であり、第一ガス流路は、EGRに連通されるEGR連通口を有する。
このエンジン排気構造では、エキゾーストマニホールドは、第一ガス流路及び第二ガス流路を備える。そして、第一ガス流路及び第二ガス流路には、それぞれ互いに排気時期が異なる気筒が連通されているため、第一ガス流路及び第二ガス流路内では排気干渉が起こらない。このため、ターボチャージャーに伝えられる各気筒からのパルスエネルギーが、排気干渉により低減されるのを抑制することができる。これにより、ターボチャージャーの効率を高めることができる。しかも、EGRには、排気干渉が生じない第一ガス流路にのみ連通されているため、各気筒からのパルスエネルギーを、排気干渉により減衰させることなく、そのままEGRに伝えることができる。これにより、EGRの効率を高めることができる。
第一ガス流路と第二ガス流路との合流部では、第一ガス流路の開口面積は、第二ガス流路の開口面積よりも小さくてもよい。このエンジン排気構造では、合流部における第一ガス流路の開口面積が第二ガス流路の開口面積よりも小さいため、第一ガス流路からターボチャージャーに流れる排気ガスの圧力損失が大きくなる。これにより、第一ガス流路からEGRに排気ガスが流れやすくなるため、EGRの効率を更に高めることができる。
ターボチャージャーは、可変ノズルにより排気ガスの流路面積を変えることができる可変ノズルターボであってもよい。このエンジン排気構造では、ターボチャージャーが可変ノズルターボであるため、エンジン回転数に応じた最適な過給圧を発生させることができる。しかも、可変ノズルターボには、減衰が抑制されたパルスエネルギーが伝達されるため、エンジンの回転数が小さい場合にも、可変ノズルを開いて、排気ガスの熱エネルギーを仕事に変換することができる。これにより、ターボチャージャーの効率を向上させることができる。
本発明によれば、ターボチャージャー及びEGRの効率を高めることができる。
実施形態に係るエンジン排気構造を模式的に示す破断面図である。 ターボ内流路からエキゾーストマニホールドを見た模式図である。 各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。 比較例のエンジン排気構造を模式的に示す破断面図である。 比較例のエンジン排気構造において排気ブレーキを作動させている状態を示す模式図である。 図5の状態における各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。 実施形態のエンジン排気構造において排気ブレーキを作動させている状態を示す模式図である。 図7の状態における各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。
以下、実施形態に係るエンジン排気構造について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、排気ガスの流れ方向における上流及び下流を、単に上流及び下流ともいう。
図1は、実施形態に係るエンジン排気構造を模式的に示す破断面図である。図1に示すように、本実施形態に係るエンジン排気構造1は、四気筒のエンジン100に接続されるエキゾーストマニホールド2と、ターボチャージャー3と、EGR4と、を備える。
エンジン100は、直列四気筒の4サイクルエンジンである。エンジン100は、第一気筒101、第二気筒102、第三気筒103及び第四気筒104を備える。第一気筒101、第二気筒102、第三気筒103及び第四気筒104は、この順に直列に配列されている。
図3は、各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。図3に示すように、エンジン100では第一気筒101、第三気筒103、第四気筒104、第二気筒102の順番で爆発する。そして、第一気筒101は、第二気筒102及び第三気筒103と排気時期が重複するが、第四気筒104とは排気時期が重複しない。第二気筒102は、第一気筒101及び第四気筒104と排気時期が重複するが、第三気筒103とは排気時期が重複しない。第三気筒103は、第一気筒101及び第四気筒104と排気時期が重複するが、第二気筒102とは排気時期が重複しない。第四気筒104は、第二気筒102及び第三気筒103と排気時期が重複するが、第一気筒101とは排気時期が重複しない。
図1に示すように、エキゾーストマニホールド2は、第一ガス流路11と、第二ガス流路12と、を備える。第一ガス流路11は、エンジン100の各気筒のうち、二気筒に連通されるガス流路であり、第二ガス流路12は、エンジン100の各気筒のうち、残りの二気筒に連通されるガス流路である。第一ガス流路11に連通される二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒であり、第二ガス流路12に連通される残りの二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒である。上述したように、第一気筒101と第四気筒104とは、互いに排気時期が異なるため、第一気筒101及び第四気筒104が第一ガス流路11に連通される。また、第二気筒102と第三気筒103とは、互いに排気時期が異なるため、第二気筒102及び第三気筒103が第二ガス流路12に連通される。
具体的に説明すると、第一ガス流路11は、第一気筒101の排気ポート(不図示)に連通される第一枝流路21と、第四気筒104の排気ポート(不図示)に連通される第四枝流路24と、第一枝流路21と第四枝流路24とが合流されてなる第一合流路25と、を備える。
第一枝流路21の排気ガスの流れ方向における上流端は、第一気筒101の排気ポートからエキゾーストマニホールド2に排気ガスが導入される第一導入口21aとなっている。第四枝流路24の排気ガスの流れ方向における上流端は、第四気筒104の排気ポートからエキゾーストマニホールド2に排気ガスが導入される第四導入口24aとなっている。第一合流路25の排気ガスの流れ方向における下流端は、エキゾーストマニホールド2から排気ガスが排出される第一排出口25aとなっている。
第二ガス流路12は、第二気筒102の排気ポート(不図示)に連通される第二枝流路22と、第三気筒103の排気ポート(不図示)に連通される第三枝流路23と、第二枝流路22と第三枝流路23とが合流されてなる第二合流路26と、を備える。
第二枝流路22の排気ガスの流れ方向における上流端は、第二気筒102の排気ポートからエキゾーストマニホールド2に排気ガスが導入される第二導入口22aとなっている。第三枝流路23の排気ガスの流れ方向における上流端は、第三気筒103の排気ポートからエキゾーストマニホールド2に排気ガスが導入される第三導入口23aとなっている。第二合流路26の排気ガスの流れ方向における下流端は、エキゾーストマニホールド2から排気ガスが排出される第二排出口26aとなっている。
ターボチャージャー3は、排気ガスが流通するターボ内流路31と、ターボ内流路31に配置されたタービン(不図示)と、を備える。タービンは、エンジン100の吸気流路に配置されたコンプレッサを回転させるためのものである。ターボチャージャー3としては、如何なるターボチャージャーを用いてもよいが、エンジン回転数に応じた最適な過給圧を発生させることができる観点から、ノズル可変ターボ(Variable Nozzle Turbo)を用いることが好ましい。ノズル可変ターボは、タービンに設けられた可変ノズル(不図示)により排気ガスの流路面積を変えることができるものである。なお、可変翼ターボ(Variable Geometry System)は、ノズル可変ターボの一種である。
ターボ内流路31は、エキゾーストマニホールド2の第一合流路25及び第二合流路26に連通される。具体的には、ターボ内流路31の排気ガスの流れ方向における上流端は、第一合流路25の第一排出口25a及び第二合流路26の第二排出口26aと接続されるターボ導入口31aとなっている。
ターボ内流路31は、第一合流路25と第二合流路26とを合流してなる。このため、ターボ導入口31aは、第一ガス流路11と第二ガス流路12とが合流する合流部となる。
図2は、ターボ内流路からエキゾーストマニホールドを見た模式図である。図2に示すように、ターボ導入口31aでは、第一ガス流路11の開口面積は、第二ガス流路12の開口面積よりも小さい。つまり、第一排出口25aの開口面積は、第二排出口26aの開口面積よりも小さい。第一排出口25a(第一ガス流路11)の開口面積と第二排出口26a(第二ガス流路12)の開口面積との割合は、特に限定されるものではない。
図1に示すように、EGR4は、エキゾーストマニホールド2に排気された排気ガスをエンジン100の吸気側に再循環させるシステムである。EGR4は、エキゾーストマニホールド2の第一ガス流路11とエンジン100の吸気流路(不図示)とを連通するEGR流路41を備える。第一ガス流路11のEGR流路41と連通されるEGR連通口11aは、第一ガス流路11の排気ガスの流れ方向における上流端と下流端との間であれば、如何なる位置に設けられてもよい。EGR連通口11aは、第一ガス流路11を短くする観点から、第一枝流路21又は第四枝流路24に設けられていることが好ましい。なお、本実施形態では、EGR連通口11aは、第一枝流路21に設けられている。
このように構成されるエンジン排気構造1では、第一気筒101及び第四気筒104の各排気ポートから排出された排気ガスは、第一ガス流路11に導入されて、第一ガス流路11からターボ内流路31及びEGR流路41に排出される。一方、第二気筒102及び第三気筒103の各排気ポートから排出された排気ガスは、第二ガス流路12に導入されて、第二ガス流路12からターボ内流路31に排出される。
具体的に説明すると、第一気筒101の排気ポートから排出された排気ガスは、第一導入口21aから第一枝流路21に導入される。また、第四気筒104の排気ポートから排出された排気ガスは、第四導入口24aから第四枝流路24に導入される。第一枝流路21及び第四枝流路24に導入された排気ガスは、第一合流路25で合流された後、第一排出口25aからターボ内流路31に排出される。更に、第一枝流路21に導入された排気ガスは、EGR連通口11aからEGR流路41に排出される。
一方、第二気筒102の排気ポートから排出された排気ガスは、第二導入口22aから第二枝流路22に導入される。また、第三気筒103の排気ポートから排出された排気ガスは、第三導入口23aから第三枝流路23に導入される。第二枝流路22及び第三枝流路23に導入された排気ガスは、第二合流路26で合流された後、第二排出口26aからターボ内流路31に排出される。
図4は、比較例のエンジン排気構造を模式的に示す破断面図である。図4に示すように、比較例のエンジン排気構造201のエキゾーストマニホールド202では、エンジン100の全ての気筒に連通される共通ガス流路203が設けられている。そして、共通ガス流路203は、ターボ内流路31に連通されるとともに、EGR流路41に連通されている。
エンジン100の各気筒からは、排気バスのパルス状の運動エネルギーであるパルスエネルギーが出力される。しかしながら、比較例のエンジン排気構造201では、エンジン100の全ての気筒が共通ガス流路203に連通されているため、共通ガス流路203において、各気筒から排出される排気ガスの排気干渉が起こる。その結果、各気筒からのパルスエネルギーは、排気干渉により低減されてターボチャージャー3及びEGR4に伝えられるため、ターボチャージャー3及びEGR4の効率が低下する。
これに対し、本実施形態に係るエンジン排気構造1では、エキゾーストマニホールド2は、第一ガス流路11及び第二ガス流路12を備える。そして、第一ガス流路11及び第二ガス流路12には、それぞれ互いに排気時期が異なる気筒が連通されているため、第一ガス流路11及び第二ガス流路12内では排気干渉が起こらない。このため、ターボチャージャー3に伝えられる各気筒からのパルスエネルギーが、排気干渉により低減されるのを抑制することができる。これにより、ターボチャージャー3の効率を高めることができる。しかも、EGR4には、排気干渉が生じない第一ガス流路11にのみ連通されているため、第一気筒101及び第四気筒104からのパルスエネルギーを、排気干渉により減衰させることなく、そのままEGR4に伝えることができる。これにより、EGR4の効率を高めることができる。
ところで、ある気筒の排気ポートから排気ガスが排出されると、この排気ガスのパルスエネルギーが、他の気筒の排気ポートに伝えられる。このとき、吸気ポートが開いている他の気筒では、当該パルスエネルギーにより排気ポートが僅かに開くため、ポンピングロスが発生する。排気ポートが開く時期と吸気ポートが開く時期との重複期間が短い場合は、ポンピングロスの影響は小さいが、排気ポートが開く時期と吸気ポートが開く時期との重複期間が長い場合は、ポンピングロスの影響が大きくなる。そして、排気ポートが開く時期と吸気ポートが開く時期との重複期間が長くなる気筒は、互いに排気時期の重複する気筒となる。
図5は、比較例のエンジン排気構造において排気ブレーキを作動させている状態を示す模式図である。図7は、実施形態のエンジン排気構造において排気ブレーキを作動させている状態を示す模式図である。図5及び図7に示すように、ターボチャージャー3から排出される排出流路5を開閉する排気ブレーキのバルブ6を閉じると、ある気筒の排気ポートから排出された排気ガスは、他の気筒の排気ポートに送られる。例えば、第二気筒102の排気ポートから排気ガスが排出される場合は、この排気ガスは、第一気筒101、第三気筒103及び第四気筒104の排気ポートに送られる。このとき、第三気筒103及び第四気筒104の吸気ポートが開いている。そして、第二気筒102の排気ポートが開く時期と第四気筒104の吸気ボートが開く時期との重複期間は短いが、第二気筒102の排気ポートが開く時期と第四気筒104の吸気ボートが開く時期との重複期間は長い。
図6は、図5の状態における各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。図5及び図6に示すように、比較例のエンジン排気構造201では、エキゾーストマニホールド202において全ての気筒が共通ガス流路203に連通されているため、第二気筒102の排気ポートから第四気筒104の排気ポートまでの距離が短い。このため、第二気筒102の排気ポートから排出された排気ガスのパルスエネルギーは、殆ど減衰されることなく第四気筒104の排気ポートに伝えられる。その結果、第四気筒104の排気ポートが大きく開いてしまい、大きなポンピングロスが発生する。
図8は、図7の状態における各気筒の吸排気時期を示すタイムチャートである。図7及び図8に示すように、本実施形態のエンジン排気構造1では、エキゾーストマニホールド2において互いに排気時期が異なる気筒が第一ガス流路11及び第二ガス流路12に連通されているため、第二気筒102の排気ポートから第四気筒104の排気ポートまでの距離が長い。つまり、第二気筒102の排気ポートから排出された排気ガスは、ターボ内流路31を経由しないと、第四気筒104の排気ポートに到達しない。このため、第二気筒102の排気ポートから排出された排気ガスのパルスエネルギーは、大きく減衰されて第四気筒104の排気ポートに伝えられる。その結果、第四気筒104の排気ポートは小さくしか開かないため、ポンピングロスを抑制することができる。これにより、燃費を向上することができる。
また、第一ガス流路11と第二ガス流路12との合流部であるターボ導入口31aにおいて、第一ガス流路11の開口面積が第二ガス流路12の開口面積よりも小さいため、第一ガス流路11からターボ内流路31に流れる排気ガスの圧力損失が大きくなる。これにより、第一ガス流路11からEGR流路41に排気ガスが流れやすくなるため、EGR4の効率を更に高めることができる。
また、ターボチャージャー3が可変ノズルターボである場合は、エンジン回転数に応じた最適な過給圧を発生させることができる。しかも、可変ノズルターボには、減衰が抑制されたパルスエネルギーが伝達されるため、エンジンの回転数が小さい場合にも、可変ノズルを開いて、排気ガスの熱エネルギーを仕事に変換することができる。これにより、ターボチャージャー3の効率を高めることができる。この場合、第一ガス流路11の開口面積を第二ガス流路12の開口面積よりも小さくすることで、可変ノズルターボの可変ノズルを開いても、EGR4に排気ガスを十分に排出することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。例えば、上記実施形態では、エンジンの各気筒における爆発順序を例示したが、各気筒における爆発順序は特に限定されるものではない。
1…エンジン排気構造、2…エキゾーストマニホールド、3…ターボチャージャー、4…EGR、5…排出流路、6…バルブ、11…第一ガス流路、11a…EGR連通口、12…第二ガス流路、21…第一枝流路、21a…第一導入口、22…第二枝流路、22a…第二導入口、23…第三枝流路、23a…第三導入口、24…第四枝流路、24a…第四導入口、25…第一合流路、25a…第一排出口、26…第二合流路、26a…第二排出口、31…ターボ内流路、31a…ターボ導入口、41…EGR流路、100…エンジン、101…第一気筒、102…第二気筒、103…第三気筒、104…第四気筒、201…エンジン排気構造、202…エキゾーストマニホールド、203…共通ガス流路。

Claims (3)

  1. 四気筒エンジンのエンジン排気構造であって、
    二気筒に連通される第一ガス流路と、
    残りの二気筒に連通される第二ガス流路と、
    前記第一ガス流路及び前記第二ガス流路に連通されるターボチャージャーと、を備え、
    前記ターボチャージャーは、前記第一ガス流路及び前記第二ガス流路が合流されるターボ内流路を有し、
    前記第一ガス流路に連通される前記二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒であり、
    前記第二ガス流路に連通される前記二気筒は、互いに排気時期が異なる気筒であり、
    前記第一ガス流路は、EGRに連通されるEGR連通口を有する、
    エンジン排気構造。
  2. 前記第一ガス流路と前記第二ガス流路との合流部では、前記第一ガス流路の開口面積は、前記第二ガス流路の開口面積よりも小さい、
    請求項1に記載のエンジン排気構造。
  3. 前記ターボチャージャーは、可変ノズルにより排気ガスの流路面積を変えることができる可変ノズルターボである、
    請求項1又は2に記載のエンジン排気構造。
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