JP2018111427A - 車体骨格構造 - Google Patents

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【課題】クラッシュボックスを骨格部材に締結する構成に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストロークを長くすることができる車体骨格構造を得る。【解決手段】車体骨格構造20は、第1板部32と第2板部34とを備えたサイドレール14を有する。第1板部32は、板厚が第1板厚d1に設定されると共に車両前後方向に延在されている。第2板部34は、板厚が第1板厚d1よりも厚い第2板厚d2に設定されると共に第1板部32との結合部位に段差38が形成されるように第1板部32の後端に結合され車両前後方向に延在されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車体骨格構造に関する。
特許文献1には、車両前後方向に延びるフロントサイドメンバと、フロントサイドメンバの前端部に連結されたクラッシュボックスとを有する車体骨格構造が開示されている。
特開2015−63243号公報
クラッシュボックスとフロントサイドメンバは、クラッシュボックス側のプレートと、フロントサイドメンバ側のプレートとを車両前後方向にボルトで締結することで、連結される。この2枚のプレートが連結された部位は、車両前後方向に衝突荷重が作用した場合に変形し難い。言い換えると、2枚のプレートが連結された部位は、衝突エネルギーの吸収にほとんど寄与しないデッドスペースとなっている。このように、限られた大きさの車体において、前面衝突時におけるクラッシュストロークを長くするには、改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、クラッシュボックスを骨格部材に締結する構成に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストロークを長くすることができる車体骨格構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車体骨格構造は、板厚が第1板厚に設定されると共にバンパリインフォースメントに結合され車両前後方向に延在された第1板部と、板厚が前記第1板厚よりも厚い第2板厚に設定されると共に前記第1板部との結合部位に段差が形成されるように前記第1板部の後端に差厚結合され車両前後方向に延在された第2板部と、を備えた骨格部材を有する。
差厚結合とは、いわゆるテーラードブランク溶接のことであり、板厚が異なる複数の鋼板又は板厚及び材質が異なる複数の鋼板をプレス成形前にレーザ溶接等にて溶接(接合)し、1つの鋼板とするものである。
請求項1に記載の本発明に係る車体骨格構造では、板厚が薄い第1板厚の第1板部と、板厚が厚い第2板厚の第2板部とで、入力された衝突荷重に対する耐力が異なっている。このため、前面衝突において骨格部材に衝突荷重が入力された場合には、第1板部が圧縮変形すると共に衝突エネルギーを吸収し、第2板部が衝突荷重に抵抗する。ここで、第1板部と第2板部が直接、差厚結合されており、これらの結合部位には他の部材が介在しない。このため、第1板部が、第1板部と第2板部との結合部まで変形が可能となるので、クラッシュボックスを有する構成に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストロークを長くすることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車体骨格構造によれば、クラッシュボックスを骨格部材に締結する構成に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストロークを長くすることができるという効果を有する。
本実施形態に係る車体骨格構造が適用された車両の骨格部分の平面図である。 本実施形態に係る車体骨格構造の側面図である。 (A)本実施形態に係る第1板部と第2板部との結合部を示す横断面図(図2のA−A線断面)であり、(B)第1比較例に係る第1板部と第2板部との結合部を示す横断面図である。 (A)本実施形態の変形例に係る車体骨格構造の側面図であり、(B)本実施形態の変形例に係るフロントサイドメンバとブラケットとの結合部(図4(A)の一点鎖線Mの内側)を示す説明図である。 第2比較例に係るフロントサイドメンバとクラッシュボックスとの結合部を示す部分側面図である。
〔全体構成〕
図1には、本実施形態に係る車両10の骨格部分が示されている。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方(進行方向)を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、OUTは車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車体前後方向の前後、車体上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の左右を示すものとする。
車両10は、一例として、フレーム構造の車両(フレーム車)として構成されている。また、車両10には、本実施形態に係る車体骨格構造20が適用されている。車体骨格構造20は、車幅方向両側に設けられた骨格部材の一例としての一対のサイドレール14を有する。
一対のサイドレール14は、車両前部12の車幅方向両外側に車両前後方向に沿って延在されている。サイドレール14の前部14A側における車幅方向両外側には、図示しないフロントタイヤが配設される。このため、サイドレール14の前部14A側では、このフロントタイヤとの干渉を考慮して、サイドレール14の車両前後方向中間に位置する中間部14B側よりも車幅方向の寸法が短くなるように設定されている。サイドレール14の車両前後方向の前部14Aと中間部14Bとの間には、サイドレール14の車両前方から車両後方へ向かって車幅方向外側へ屈曲された屈曲部15が設けられている。
一対のサイドレール14の前端部には、後述するエクステンション22が形成されている。言い換えると、エクステンション22は、サイドレール14の一部である。一対のエクステンション22の前端23には、車幅方向に沿ってバンパリインフォースメント16が架け渡されている。一対のサイドレール14の間でかつバンパリインフォースメント16よりも車両後方側には、複数のクロスメンバ18A、18B、18Cが車幅方向に沿って延在されている。これにより、車両前部12には、はしご形のフレームが形成されている。なお、クロスメンバ18A及びクロスメンバ18Bは、サイドレール14の前部14Aに架け渡されている。クロスメンバ18Cは、屈曲部15付近に架け渡されている。
サイドレール14におけるクロスメンバ18Bとクロスメンバ18Cとの間の部位には、車幅方向外側に突出したサスペンションマウントブラケット19が配設されている。サスペンションマウントブラケット19には、図示しないサスペンションマウントが取付けられるようになっている。このサスペンションマウント及びサスペンションマウントブラケット19を介して、サスペンションユニットがサイドレール14に連結できるように構成されている。
屈曲部15の後側には、キャブマウントブラケット17が配設されている。キャブマウントブラケット17は、屈曲部15から車両幅方向外側へ突出されている。そして、キャブマウントブラケット17を介して、図示しないキャビン(ボデー)をサイドレール14に連結できるように構成されている。
〔要部構成〕
次に、エクステンション22について説明する。
図2に示すように、エクステンション22は、サイドレール14の前部において車体前方に向けて延在された部位である。また、エクステンション22は、サイドレールインナパネル24と、サイドレールインナパネル24に対して車幅方向の外側から接合された図示しないサイドレールアウタパネルとで構成されている。さらに、エクステンション22は、車両前後方向から見た場合に略矩形状の閉断面構造とされている。
サイドレールインナパネル24は、車両前後方向から見た場合に車幅方向外側へ開口した断面ハット形状に形成されている。具体的には、サイドレールインナパネル24は、車両上下方向に直立し車両前後方向に延在された縦壁26と、縦壁26の上端及び下端から車幅方向外側へ延在されると共に車両前後方向に延在された一対の横壁28とを有する。
また、サイドレールインナパネル24は、前端部を構成する第1板部32と、第1板部32よりも板厚が厚く、第1板部32の車両前後方向の後端に差厚結合された第2板部34とを備える。具体的には、サイドレールインナパネル24は、薄い鋼板部と厚い鋼板部とを備えた差厚鋼板をプレス成形することにより形成されている。
差厚結合とは、いわゆるテーラードブランク溶接のことであり、板厚が異なる複数の鋼板(ブランク材)又は板厚及び材質が異なる複数の鋼板(ブランク材)をプレス成形前にレーザ溶接等にて溶接(接合)し、1つの鋼板とするものである。差厚結合を用いて異種鋼板をつなぎ合わせることにより、1枚の素材の特性を部分的に変えることができる。なお、図示しないサイドレールアウタパネルは、サイドレールインナパネル24と同様に第1板部32及び第2板部34を有するが、ここではサイドレールインナパネル24について説明し、サイドレールアウタパネルの説明を省略する。
<第1板部>
図2に示す第1板部32の車両前後方向の前端面は、バンパリインフォースメント16の一部の後端にボルト35により締結されている。そして、第1板部32は、バンパリインフォースメント16の後端位置から車両後方に向けて、車両前後方向の長さL1で延在されている。また、第1板部32には、車幅方向外側に向けて開口するように内側に窪んだビード33が形成されている。
ビード33は、車両10の前面衝突時にエクステンション22(サイドレール14)の変形(折れ曲がり)を誘発させるために、第1板部32の他の部位に比べて車両前後方向の荷重に対する強度が低下された脆弱部として形成されている。図3(A)に示すように、第1板部32は、板厚が第1板厚d1に設定されている。また、第1板部32は、一例として、軟質の鋼板で構成されている。このように、第1板部32は、軟質の鋼板で構成されており、車両10の前面衝突時に入力される衝突荷重に対する耐力が低くなるように第1板厚d1が設定されている。
<第2板部>
図2に示す第2板部34の車両前後方向の前端面は、既述の差厚結合により、第1板部32の後端に結合されている。そして、第2板部34は、第1板部32の後端位置から車両後方に向けて、車両前後方向の長さL2(>L1)で延在されている。なお、第2板部34は、第1板部32よりも硬い(硬質の)鋼板により構成されている。
図3(A)に示すように、第2板部34は、板厚が第1板部32の第1板厚d1よりも厚い第2板厚d2に設定されている。これにより、第1板部32と第2板部34との差厚結合による結合部36(境界部分)には、後述する段差38が形成されている。なお、本実施形態では、一例として、結合部36を車幅方向から見た場合に、結合部36が車両上下方向に沿った直線状に形成されている。ここで、サイドレール14の閉断面空間側を裏側、外側を表側と称する。一例として、第1板部32の表側(車幅方向内側)の側面32Aと、第2板部34の表側(車幅方向内側)の側面34Aとは、同一面上に配置されている。つまり、側面32Aと側面34Aは、車両前後方向に面が揃えられている。
一方、第1板部32の裏側(車幅方向外側)の側面32Bと、第2板部34の裏側(車幅方向外側)の側面34Bとは、車幅方向にずれて配置されている。つまり、第1板部32の側面32Bと第2板部34の側面34Bとの間には、車幅方向にd2−d1の幅に相当する段差38が形成されている。このように、第2板部34は、第1板部32に比べて硬質の鋼板で構成されかつ第2板厚d2が第1板厚d1に比べて厚い。このため、車両10の前面衝突時に入力される衝突荷重に対する耐力は、第2板部34の方が第1板部32に比べて高く設定されている。
なお、第1板部32と第2板部34との結合において形成された溶接ビード42は、段差38を覆って形成されている。つまり、溶接ビード42は、第1板部32及び第2板部34に対して裏側(閉断面空間側)に形成されている。このため、第1板部32及び第2板部34の結合部36を車幅方向から見た場合に、溶接ビード42は見えない(隠れている)。
<第1比較例>
図3(B)には、本実施形態に対する第1比較例の車体骨格構造200として、第1板部32と第2板部34との結合部をアーク溶接によって形成した状態が示されている。車体骨格構造200では、第1板部32の後端部と第2板部34の前端部とが、車両前後方向に重ねられて(ラップされて)いる。車両前後方向のラップ代はW1となっている。このため、ラップ代W1に相当する部分の材料が余分に必要となり、軽量化が難しい。また、車体骨格構造200では、アーク溶接によるビード202が結合部の表側(外側)に形成されている。このため、エクステンション22の周辺に配置される取付部品とアーク溶接によるビードとの干渉が生じる可能性がある。
<第2比較例>
図5には、本実施形態に対する第2比較例の車体骨格構造210として、車両前後方向に延在されたフロントサイドメンバ212と、フロントサイドメンバ212の前端部に結合されたクラッシュボックス214との結合部が示されている。車体骨格構造210では、フロントサイドメンバ212の前端で車幅方向に張り出されたフランジ212Aと、クラッシュボックス214の後端で車幅方向に張り出されたフランジ214Aとが、車両前後方向に重ねられ、ボルト216で締結されている。また、フランジ212Aの一部とフランジ214Aの一部とが、溶接により車両前後方向に結合されている。
2箇所の溶接ビードA、Bの車両前後方向の合計長さをLa+Lbとし、フランジ212A、フランジ214Aの車両前後方向の合計長さをLc+Ldとする。ここで、車体骨格構造210では、前面衝突時においてクラッシュボックス214に衝突荷重が入力された場合に、合計の長さLa+Lb+Lc+Ldに相当する範囲が、クラッシュストロークとして機能しない範囲となる。言い換えると、車体骨格構造210では、合計の長さLa+Lb+Lc+Ldに相当する範囲がデッドスペースとなるため、限られたスペースを有効活用しにくい。
〔作用及び効果〕
次に、本実施形態の車体骨格構造20の作用及び効果について説明する。
図3(A)に示す車体骨格構造20では、板厚が薄い第1板厚d1の第1板部32と、板厚が厚い第2板厚d2の第2板部34とで、入力された衝突荷重に対する耐力が異なっている。言い換えると、エクステンション22の前部と後部で耐力差をつけることにより、衝突性能がコントロールされている。このため、図2に示す車両10の前面衝突時において、サイドレール14の前部に衝突荷重が入力された場合には、耐力の低い第1板部32が第2板部34よりも先に圧縮変形すると共に衝突エネルギーを吸収し、耐力の高い第2板部34が衝突荷重に抵抗する。
ここで、車体骨格構造20では、第1板部32と第2板部34が直接、結合されており、結合部36には他の部材が介在しない。言い換えると、既述の第2比較例(図5参照)におけるクラッシュボックス214とフロントサイドメンバ212との結合部が廃止されるので、変形し難いデッドスペースが第2比較例に比べて縮小されている。このため、衝突荷重が入力された場合に、第1板部32が結合部36まで変形可能となる。これにより、車体骨格構造20では、クラッシュボックスを骨格部材に締結する既述の第2比較例に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストローク(変形長さ)を長くすることができる。言い換えると、車両10の限られたスペースを有効活用することができる。さらに、結合部36では、ボルト及びナットが無いため、衝突性能がボルト及びナットによる締結性能に依存しない。
また、車体骨格構造20では、既述の第2比較例(図5参照)におけるクラッシュボックス214とフロントサイドメンバ212との結合部が廃止されることにより、結合のためのプレート、ボルト及びナットが不要となる。これにより、第2比較例に比べて、車両10を軽量化することができる。そして、ボルト及びナットが不要となることで、部品点数を削減することができる。
さらに、車体骨格構造20では、既述の第1比較例(図3(B)参照)のラップ代W1が不要となっている。このため、ラップ代W1に相当する部分の軽量化やクラッシュストロークのデッドスペースを削減することができる。また、第1板部32の後端部と第2板部34の前端部とが車両前後方向にラップされていないことにより、第1比較例に比べて、錆が生じ難い。
加えて、車体骨格構造20では、結合部36において溶接により形成された溶接ビードが表側に浮き出ないため、車両10においてエクステンション22の周辺に配置される取付部品と溶接ビードとの干渉を抑制することができる。
(変形例)
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
図4(A)には、本実施形態の変形例として、エクステンション22にキャブマウントブラケット52が溶接された車体骨格構造20が示されている。キャブマウントブラケット52は、エクステンション22の結合部36の上面を覆うように、エクステンション22に対して車両上下方向の上側から重ねられ溶接されている。この構成における車両前後方向のクラッシュストロークは、第1板部32の前端からキャブマウントブラケット52の溶接部位の前端までの長さL3となる。
図4(B)に示す変形例の車体骨格構造20では、エクステンション22へのキャブマウントブラケット52の溶接により、溶接ビード54が形成されている。ここで、キャブマウントブラケット52の前端から溶接ビード54の前端までの長さL4の部分は、クラッシュストロークとして機能し難い部分となる。しかし、長さL4は、既述の第2比較例の合計の長さLa+Lb+Lc+Ld(図5参照)に比べて短くなっている。このため、変形例の車体骨格構造20においても、第2比較例に比べて、前面衝突時におけるクラッシュストローク(変形長さ)を長くすることができる。
(他の変形例)
第1板部32、第2板部34は、第2板厚d2が第1板厚d1よりも厚い関係を満たす構成であれば、車両前後方向において車幅方向の板厚が異なっていてもよい。また、第1板部32及び第2板部34は、第2板部34が第1板部32に比べて硬質のものに限らず、同じ材料で形成されていてもよい。さらに、第1板部32と第2板部34との結合部36は、サイドレールインナパネル24に形成されるものに限らず、サイドレールアウタパネルに形成されていてもよい。
結合部36は、車幅方向から見た場合に、車両上下方向に沿った直線状の部位に限らず、上部が下部に対して車両前後方向の前側又は後側に位置する傾斜方向に沿った直線状の部位であってもよい。また、結合部36は、直線状に限らず、円弧状や階段状に形成されていてもよい。さらに、結合部36は、車両上下方向から見た場合に車幅方向に沿った直線状の部位に限らず、左側端部が右側端部に対して車両前後方向の前側又は後側に位置する傾斜方向に沿った直線状の部位であってもよい。
車体骨格構造が適用される車両は、車両10のようなフレーム車に限らず、キャビンと骨格部材とが一体とされたモノコック構造の車両(モノコック車)であってもよい。モノコック車では、既述のサイドレール14がフロントサイドメンバに置き換わる。つまり、モノコック車のフロントサイドメンバを骨格部材の一例として、該フロントサイドメンバに差厚結合を適用してもよい。
以上、本発明の実施形態及び変形例に係る車体骨格構造について説明したが、これらの実施形態及び変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
14 サイドレール(骨格部材の一例)
16 バンパリインフォースメント
20 車体骨格構造
32 第1板部
34 第2板部
38 段差
d1 第1板厚
d2 第2板厚

Claims (1)

  1. 板厚が第1板厚に設定されると共にバンパリインフォースメントに結合され車両前後方向に延在された第1板部と、板厚が前記第1板厚よりも厚い第2板厚に設定されると共に前記第1板部との結合部位に段差が形成されるように前記第1板部の後端に差厚結合され車両前後方向に延在された第2板部と、を備えた骨格部材を有する車体骨格構造。
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