JP2018109581A - 動作制御システム、ウェアラブル機器、動作制御方法及び動作制御プログラム - Google Patents

動作制御システム、ウェアラブル機器、動作制御方法及び動作制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の動作を適切に実行できる可能性を高められる動作制御システム、ウェアラブル機器、動作制御方法及び動作制御プログラムを提供すること。【解決手段】動作制御システムは、第1センサーを搭載したウェアラブル機器と、ウェアラブル機器とは別体として構成され、搭載された第2センサーによる計測結果をウェアラブル機器に送信する計測装置と、を備え、ウェアラブル機器は、計測装置から送信された第2センサーによる計測結果を取得する情報取得部と、取得された第2センサーによる計測結果、及び、第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する動作制御部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、動作制御システム、ウェアラブル機器、動作制御方法及び動作制御プログラムに関する。
従来、使用者の腕に装着可能な腕時計型に構成され、GPS(Global Positioning System)衛星から衛星データを受信して測位を行い、自己の位置を取得する測位装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の測位装置は、振動検出部を有し、当該振動検出部による検出結果に基づいて、測位装置が振動しない状態が一定時間続いた場合、すなわち、測位装置を装着した使用者が一定時間移動しないような場合においては、測位動作が停止される。
なお、上記特許文献1には、振動検出部に代えて、温度検出部、傾斜角検出部又は加速度検出部を有する測位装置が示されている。
これらのうち、温度検出部を有する測位装置は、当該温度検出部による検出結果と前回の検出結果との間の温度変化に基づいて、測位の実施又は停止を行う。すなわち、当該温度変化が上昇であれば、測位装置は、使用者の腕に装着された状態になったと判断して測位を実施し、当該温度変化が下降であれば、使用者の腕から取り外された状態になったと判断して測位を停止する。
また、傾斜角検出部を有する測位装置は、当該傾斜角検出部による検出結果に基づいて、所定時間の間に傾斜角度が継続して変化していると判定される場合には、使用者が測位装置を装着して歩き出した状態と判断して測位を実施し、傾斜角度が一定していると判定される場合には、使用者が測位装置を外したと判断して測位を停止する。
更に、加速度検出部を有する測位装置は、当該加速度検出部による検出結果に基づいて、加速度が継続して検出できていると判定される場合には測位を実施し、継続して検出できていなかったと判定される場合には、測位を停止する。
このようにして、測位装置は、測位が不要な状態での無駄な測位動作を省略して、電池寿命の長期化、及び、装置の小型化を図っている。
特開2012−189604号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の測位装置が衛星データを受信しようとしても、実際には受信しづらい状況に測位装置が置かれている場合がある。例えば、衛星データは、屋内には届きにくいため、屋内にて測位を実施しても衛星データを受信しづらい他、受信できたとしても、受信された衛星データの正確性及び信頼性に問題がある場合がある。
一方、当該測位装置のように、所定の情報を検出する検出部が内蔵され、当該検出部による検出結果に基づいて所定の動作を制御する電子機器では、衛星データの受信に限らず、周囲の環境や使用者の状態等によっては当該処理を正しく完了できない可能性がある。
このため、所定の動作を適切に実施できる可能性を高められる構成が要望されてきた。
本発明の目的は、所定の動作を適切に実施できる可能性を高められる動作制御システム、ウェアラブル機器、動作制御方法及び動作制御プログラムを提供することにある。
本発明の動作制御システムは、第1センサーを搭載したウェアラブル機器と、前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、搭載された第2センサーによる計測結果を前記ウェアラブル機器に送信する計測装置と、を備え、前記ウェアラブル機器は、前記計測装置から送信された前記第2センサーによる計測結果を取得する情報取得部と、取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する動作制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ウェアラブル機器の制御部は、当該ウェアラブル機器に搭載された第1センサーによる計測結果だけでなく、計測装置の第2センサーによる計測結果に基づいて、上記所定の動作を制御する。これによれば、計測結果が増える他、ウェアラブル機器では計測できない計測項目を、別体として構成された計測装置に計測させることができる。更に、第1センサー及び第2センサーが同じ計測項目を計測する場合であっても、当該計測項目の計測位置(計測点)を異ならせることができる。このため、複数の計測項目の計測結果や、異なる測定位置での計測結果に基づいて、上記所定の動作を制御できる。従って、ウェアラブル機器によって実行される当該所定の動作を適切に実行できる可能性を高めることができる。
本発明では、前記ウェアラブル機器は、外部から送信された電波を受信する受信部を有し、前記動作制御部は、前記所定の動作としての前記電波の受信を制御することが好ましい。
なお、外部から送信された電波としては、衛星信号や標準電波等の電波の他、無線通信規格に準拠した電波を例示できる。
本発明によれば、第1センサー及び第2センサーによって、例えば上記電波の受信可否を判定可能な計測項目が計測される場合に、これらセンサーによる計測結果に基づいて、当該電波を良好に受信できる場合に受信し、当該電波を受信しづらい場合には受信しないように制御できる。従って、良好に受信できる場合に電波を受信することにより、当該電波を正しく受信できる確率を高めることができる他、受信しづらい場合に電波を受信しないことにより、無駄な電力消費を抑制できる。
本発明では、前記ウェアラブル機器は、所定の情報を表示する表示部を有し、前記動作制御部は、前記所定の動作としての前記表示部による表示を制御することが好ましい。
本発明によれば、第1センサー及び第2センサーによる計測結果に基づいて、例えば表示部を非表示としても問題ないと判定される場合に、そのように動作させることによって、消費電力を抑制することができる。また、当該計測結果に基づいて、ウェアラブル機器及び計測装置の周囲環境や、当該ウェアラブル機器の使用者の状態に適した表示を実施できる。
本発明では、前記第1センサーは、前記ウェアラブル機器を装着する装着者の生体情報、前記装着者の体動情報、及び、前記ウェアラブル機器の周囲環境の少なくともいずれかを計測し、前記第2センサーは、前記計測装置の周囲環境を計測することが好ましい。
本発明によれば、第1センサー及び第2センサーが上記した計測項目を計測することにより、計測装置及びウェアラブル機器の周囲環境や、当該ウェアラブル機器の装着者の状態に応じて、上記所定の動作を制御できる。従って、ウェアラブル機器の使用環境や使用状態によって成功率が増減するような動作や、これら使用環境及び使用状態に適した動作を、適切に実行できる可能性を高めることができる。
本発明のウェアラブル機器は、第1センサーと、別体として構成され、第2センサーを搭載する外部機器から前記第2センサーによる計測結果を取得する情報取得部と、取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する動作制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、上記計測装置と組み合わせて利用されることにより、上記動作制御システムと同様の効果を奏することができる。
本発明の動作制御方法は、第1センサーを搭載し、使用者に装着されるウェアラブル機器により実施される動作制御方法であって、前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、第2センサーを搭載した計測装置から前記第2センサーによる計測結果を取得する取得ステップと、取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、計測装置と組み合わせて利用されるウェアラブル機器が、上記動作制御方法を実施することにより、上記動作制御システムや上記ウェアラブル機器と同様の効果を奏することができる。
本発明の動作制御プログラムは、第1センサーを搭載し、使用者に装着されるウェアラブル機器により実行される動作制御プログラムであって、前記ウェアラブル機器に、前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、第2センサーを搭載した計測装置から前記第2センサーによる計測結果を取得する取得ステップと、取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、計測装置と組み合わせて利用されるウェアラブル機器が、上記動作制御プログラムを実行することにより、上記動作制御システムや上記ウェアラブル機器と同様の効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態に係る動作制御システムの構成を示す模式図。 上記第1実施形態における時計の構成を示す模式図。 上記第1実施形態における時計の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における時計が有する制御部の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態における動作制御処理を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る動作制御システムの構成を示すブロック図。 上記第2実施形態における脈拍計の外観を示す図。 上記第2実施形態における脈拍計の構成を示すブロック図。 上記第2実施形態における脈拍計が有する制御部の構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る動作制御システムの時計を示す正面図。 上記第3実施形態における時計が有する制御部の構成を示すブロック図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[動作制御システムの構成]
図1は、本実施形態に係る動作制御システム1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る動作制御システム1は、図1に示すように、外部装置としての計測装置2と、ウェアラブル機器としての時計3と、を備え、これらが互いに通信可能に構成されている。この動作制御システム1は、計測装置2による計測結果と、時計3による検出結果とに基づいて、当該時計3が、予め設定された動作を制御する点に特徴の1つを有する。
以下、動作制御システム1の各構成について説明する。
[計測装置の構成]
計測装置2は、使用者によって携帯可能に構成されており、当該計測装置2の周囲の環境に関する情報(環境情報)を検出及び計測する。本実施形態では、後述する環境センサー211が温度センサーとして構成されていることから、計測装置2は、当該計測装置2の周囲環境の指標である温度を計測する。このような計測装置2は、図1に示すように、計測部21、通信部22及び制御部23を有する。
なお、計測装置2において携帯可能とは、使用者に直接装着可能であることの他、当該使用者によって装着或いは携行される物に取付可能であることも指す。特に、本実施形態においては、計測装置2は紫外線情報を計測するものであるため、使用時に少なくとも一部が外部に露出されることが好ましい。
計測部21は、計測装置2に搭載されて上記環境情報を計測する環境センサー211を含んで構成される。この環境センサー211は、本発明の第2センサーに相当し、本実施形態では、紫外線強度を計測する紫外線センサーにより構成されている。このような計測部21は、当該環境センサー211による計測結果を示す計測信号を、制御部23に出力する。なお、後述する時計3が環境情報を計測する場合を考慮し、計測装置2によって計測された環境情報を、計測装置側環境情報と区別して示す場合がある。
通信部22は、計測装置2にとっての外部機器である時計3と通信して、当該時計3との間にて情報を送受信する。このような通信部22は、例えば、例えばIEEE802.15等の近距離無線通信規格に応じた通信方式や、IEEE802.16及びLTE(Long Term Evolution)等の通信規格に応じた通信方式により、外部機器と通信可能な通信モジュールにより構成できる。なお、前者の通信方式としては、Bluetooth(登録商標)が挙げられ、本実施形態では、通信部22と時計3との間の通信は、Bluetoothにより行われるものとしている。
制御部23は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御回路を備えて構成され、計測装置2全体の動作を制御する。このような制御部23は、計測制御部231及び通信制御部232を有する。
計測制御部231は、計測部21の動作を制御する。この計測制御部231は、計測部21に上記環境情報(本実施形態では紫外線強度)を計測させる。
通信制御部232は、通信部22を制御して、時計3との通信を確立し、通信部22によって時計3から受信される要求情報を取得する。そして、通信制御部232は、当該要求情報が取得されると、計測制御部231によって計測部21に上記環境情報を計測させ、得られた環境情報(計測装置側環境情報)を時計3に送信する。
[時計の構成]
図2は、時計3の構成を示す模式図である。
時計3は、上記のように、使用者に装着又は携行されて利用されるウェアラブル機器である。この時計3は、時刻を表示する他、上記計測装置2から取得される環境情報と、当該時計3の内蔵センサー371(図3参照)による計測結果とに基づいて、所定の動作を制御する。具体的に、本実施形態では、時計3は、上記計測装置側環境情報に含まれる紫外線強度の計測結果と、当該内蔵センサー371による照度の計測結果とに基づいて、電波受信を制御し、ひいては、電力消費を制御する。
このような時計3は、図2に示すように、時計本体30と、当該時計本体30を使用者の身体(例えば手首)に装着させるバンドBNと、を備える。
時計本体30は、正面視略円形状の筐体301と、当該筐体301に設けられる円形状の文字盤302と、時針HH、分針MH及び秒針SHと、小窓303〜305と、指針P1及び機能針P2と、スイッチSW31〜SW34と、を有する。
時針HH及び分針MHは、それぞれの回動軸が文字盤302の略中央にて同軸となるように回転可能に設けられている。また、秒針SHは、文字盤302において略10時方向に配置された小窓303に回転可能に設けられている。これら時針HH、分針MH及び秒針SHの回転は、後述する表示制御部392(図4参照)によって制御される。
小窓304は、文字盤302において略6時方向に配置されている。この小窓304には、モード表示針3041及び電池残量表示針3042が、それぞれの回動軸が同軸となるように回動可能に配置されている。これら針3041,3042の回動は、表示制御部392によって制御される。
小窓305は、文字盤302における略2時方向に配置されている。この小窓305には、指針P1が、回動可能に配置されている。また、機能針P2は、回動軸が時針HH及び分針MHと同軸となるように文字盤302に回動可能に設けられている。これら指針P1及び機能針P2の回動は、表示制御部392によって制御される。
スイッチSW31〜SW34は、筐体301の側面に突没可能に設けられている。これらスイッチSW31〜SW34は、使用者が時計3に対して所定の動作を実行させる際に押下され、当該スイッチに応じた操作信号を、後述する制御部39に出力する。
具体的に、スイッチSW31は、筐体301において3時方向に位置し、スイッチSW32は、筐体301において2時方向に位置する。また、スイッチSW33は、筐体301において10時方向に位置し、スイッチSW34は、筐体301において8時方向に位置する。これらのうち、スイッチSW33は、時刻修正を実行させる際に押下されるスイッチである。
[時計の内部構成]
図3は、時計3の構成を示すブロック図である。
このような時計3は、上記構成の他、図3に示すように、発電部31、充電部32、二次電池BT、受信部33、計時部34、通信部35、駆動部36、計測部37、記憶部38及び制御部39を有する。
発電部31は、光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を有するソーラーパネルを備えて構成されている。しかしながら、これに限らず、発電部31は、回転錘が回転されることによって発電する構成であってもよい。
充電部32は、発電部31にて発電された電力によって二次電池BTを充電する。なお、充電部32は、外部から供給される電力によって二次電池BTを充電してもよい。
二次電池BTは、時計3全体に駆動電力を供給する。
受信部33は、制御部39による制御下にて、GPS(Global Positioning System)信号等の衛星信号や標準電波等に含まれる日時情報を受信する。本実施形態では、受信部33は、当該衛星信号を受信して日時情報を取得する。
計時部34は、現在日時を計時する。この現在日時は、受信部33によって取得された日時情報に基づいて、制御部39によって修正される。
通信部35は、制御部39の制御下にて計測装置2と通信して、当該計測装置2から上記計測装置側環境情報を受信する。このような通信部35は、上記通信部22と同様の構成とすることができる。
駆動部36は、制御部39による制御下にて上記針HH,MH,SH,4041,4042,P1,P2を回動(移動)させる。このような駆動部36は、本実施形態では、各針に応じて設けられて、当該制御部39から入力されるパルス信号に応じて駆動するステッピングモーターを備えて構成される。しかしながら、これに限らず、駆動部36は、圧電素子等のアクチュエーターを備える構成としてもよい。
計測部37は、時計3に内蔵された内蔵センサー371を有し、当該内蔵センサー371により、時計3(ひいては使用者)の周囲の環境に関する環境情報、使用者の生体情報及び体動情報の少なくともいずれかが含まれる使用者情報を計測する。このような内蔵センサー371は、本発明の第1センサーに相当し、本実施形態では、使用者情報に含まれる環境情報として照度を計測する照度センサーとして構成されている。なお、内蔵センサー371は、全てが上記筐体301内に収容されている構成に限らず、一部が筐体301から露出していてもよい。すなわち、内蔵センサー371は、時計3に外付けされる場合も含め、当該時計3に搭載されていればよい。
記憶部38は、例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーにより構成され、時計3の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。このようなプログラムとして、例えば記憶部38は、時計3が後述する動作制御処理を実施するために動作制御プログラムを記憶している。
図4は、制御部39の構成を示すブロック図である。
制御部39は、制御回路を備えて構成され、時計3全体の動作を制御する。例えば、制御部39は、スイッチSW31〜34の押下に応じて入力される操作信号に応じた処理を実行する。また、制御部39は、現在日時の修正を行う際に、計測装置2から取得される上記計測装置側環境情報と、計測部37によって計測された上記使用者情報とに基づいて、上記衛星信号の受信の可否を判定し、当該受信が可能と判定される場合に、上記衛星信号の受信、ひいては、現在日時の修正を行う。
このような制御部39は、上記記憶部38に記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれ機能する機能部として、図4に示すように、モード設定部391、表示制御部392、通信制御部393、情報送信部394、情報取得部395、条件判定部396、動作制御部397及び時刻修正部398を有する。
モード設定部391は、スイッチSW34から制御信号が入力されると、時計3の動作モードを設定する。このような動作モードとして、外部との通信を停止させる機内モードや、ストップウォッチ機能を有効にするクロノグラフモード等を例示できる。なお、現在の動作モードは、モード表示針3041(図2参照)によって指示される。
表示制御部392は、駆動部36の動作を制御して、上記針HH,MH,SH,3041,3042,P1,P2を回動させるものである。
具体的に、表示制御部392は、計時部34によって計時されている現在日時に応じて上記時針HH、分針MH及び秒針SHを回転させる。
また、表示制御部392は、時計3の状態を針3041,3042に指示させる。詳述すると、表示制御部392は、モード表示針3041を回動させて、現在の動作モードを指示させる他、電池残量表示針3042を回動させて、二次電池BTの電池残量を指示させる。このような電池残量は、二次電池BTから供給される駆動電力の電圧に基づいて検出できる。
更に、表示制御部392は、計測装置2から取得された計測装置側環境情報を表示する場合には、上記指針P1を回動させて、当該計測装置側環境情報を指示させる。本実施形態では、計測装置側環境情報は、上記紫外線強度を含むため、指針P1は、当該紫外線強度を指示する。なお、指針P1は、紫外線強度に基づいて算出されるUVインデックスの数値を指示する構成としてもよい。このUVインデックスは、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを1〜11までの整数値と、11以上の値を示す「11+」とによって指標化したものである。
また、表示制御部392は、上記計測部37の内蔵センサー371によって計測された使用者情報(照度)を表示する場合には、上記機能針P2を回動させて、当該使用者情報を指示させる。
なお、指針P1による計測装置側環境情報の指示、及び、機能針P2による使用者情報の指示は、実施しなくてもよい。
通信制御部393は、通信部35による外部機器との通信を制御する。例えば、通信制御部393は、通信部35による計測装置2との通信を確立し、当該計測装置2との接続情報を記憶部38に記憶させる。そして、通信制御部393は、当該接続情報に基づいて計測装置2と通信部35との間で、各種情報を送受信させる。
情報送信部394は、後述する動作制御部397の制御の下、上記計測装置側環境情報を要求する要求情報を、通信部35により当該計測装置2に送信する。また、情報送信部394は、所定時間毎に当該修正処理を実施する場合や、予め設定された定時に当該修正処理を実行する場合にも、動作制御部397の制御の下、上記要求情報を通信部35により計測装置2に送信する。
情報取得部395は、要求情報を受信した計測装置2から送信された計測装置側環境情報を通信部35に受信させ、当該環境情報を取得する。
条件判定部396は、情報取得部395によって取得された計測装置側環境情報と、計測部37による計測結果である使用者情報とに基づいて、所定の動作を実施可能か否かを判定する。本実施形態では、条件判定部396は、当該所定の動作として、受信部33による衛星信号の受信可否を判定し、これにより、当該受信の実施可否を判定する。
例えば、計測装置側環境情報に含まれる紫外線強度が高く、計測部37によって計測された使用者情報に含まれる照度が高い場合には、時計3は、上記衛星信号を受信可能な場所(例えば屋外)に位置する可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396は、上記衛星信号の受信は可能であると判定する。
また、当該紫外線強度が高く、照度が低い場合には、時計3は、衣服の袖等によって覆われている可能性があるものの、上記衛星信号を受信可能な場所に位置する可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396は、上記衛星信号の受信は可能であると判定する。
一方、当該紫外線強度が低く、照度が高い場合には、紫外線が窓ガラス等によってカットされている可能性があるものの、時計3は、上記衛星信号を受信可能な場所(例えば窓際)に位置する可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396は、上記衛星信号の受信が可能であると判定する。
他方、当該紫外線強度が低く、照度が低い場合には、時計3は、上記衛星信号を受信できない場所(例えば屋内)に位置する可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396は、上記衛星信号の受信が不可能であると判定する。
動作制御部397は、時計3の動作を制御する。
例えば、動作制御部397は、上記スイッチSW32から操作信号が入力されると、計時部34によって計時されている現在日時の修正処理を実施するために、上記情報送信部394に、上記要求情報を送信させる。この後、動作制御部397は、上記計測装置側環境情報及び上記使用者情報に基づいて、条件判定部396に上記判定処理を実施させる。
そして、条件判定部396によって上記所定の動作を実施可能であると判定された場合には、動作制御部397は、当該所定の動作を実行させ、実施不可能であると判定された場合には、当該所定の動作を実行しない。すなわち、本実施形態では、動作制御部397は、上記条件判定部396によって衛星信号の受信が可能であると判定されると、受信部33に衛星信号の受信を実施させ、不可能であると判定されると、当該衛星信号の受信を実施させずに、処理を終了する。
そして、時刻修正部398は、受信部33によって受信された衛星信号に含まれる日時情報に基づいて、計時部34によって計時されている現在日時を修正する。
[動作制御システムにおける動作制御処理]
図5は、動作制御システム1の計測装置2及び時計3により実行される動作制御処理を示すフローチャートである。
上記動作制御システム1においては、時計3の制御部39が、上記所定の動作を実施する際に、記憶部38に記憶された動作制御プログラムを実行することによって、以下の動作制御処理を実行する。なお、本実施形態においては、上記のように、時刻修正を実施させる上記スイッチSW33から操作信号が入力された場合や、当該時刻修正を実施する時刻に達した場合等に、時刻修正処理を実施するために、当該動作制御処理を実行する。
この動作制御処理では、図5に示すように、まず、当該制御部39の情報送信部394が、計測装置2に要求情報を送信する(ステップSB1)。
この要求情報を受信した計測装置2は、計測部21による計測結果に基づく計測装置側環境情報を時計3に送信する(ステップSA1)。
計測装置側環境情報が、通信部35によって受信されると、情報取得部395が、当該計測装置側環境情報を取得する(ステップSB2)。
この後、条件判定部396が、計測部37による計測結果である使用者情報を取得し(ステップSB3)、当該使用者情報及び計測装置側環境情報に基づいて上記判定処理を実行して、上記所定の動作の実施可否、すなわち、衛星信号の受信の可否を判定する(ステップSB4)。
このステップSB4の判定処理にて、所定の動作(衛星信号の受信)を実施できないと判定された場合(ステップSB4にてNO)、動作制御部397は、当該所定の動作を実施させずに、処理を終了する。
一方、ステップSB4の判定処理にて、所定の動作(衛星信号の受信)を実施可能であると判定された場合(ステップSB4にてYES)には、動作制御部397は、当該所定の動作を実施させる(ステップSB5)。すなわち、動作制御部397は、受信部33に衛星信号を受信させ、取得された日時情報に基づいて、時刻修正部398に現在日時を修正させる。
以上により、動作制御処理が終了される。なお、ステップSB1,SB2と、ステップSB3とは、実行順が逆でもよく、同時に行われてもよい。
このように、動作制御部397が、衛星信号の受信が可能な場合に限って、当該衛星信号の受信を受信部33に実施させることにより、消費電力を低減できる。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る動作制御システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
ウェアラブル機器である時計3の制御部39は、当該時計3に内蔵された第1センサーとしての内蔵センサー371による照度の計測結果だけでなく、計測装置2から取得される第2センサーとしての環境センサー211による紫外線強度の計測結果に基づいて、上記所定の動作としての電波受信を制御する。これによれば、照度を計測する内蔵センサー371では計測できない紫外線強度を、当該時計3とは別体として構成された計測装置2に計測させることができる。そして、これら紫外線強度及び照度の計測位置(計測点)を異ならせることができるので、一方のセンサーが計測しづらい場合でも、他方のセンサーの計測結果によって、当該一方のセンサーの計測結果を補完でき、上記のように、電波受信の可否の判定精度を向上させることができる。従って、上記電波受信を実施しやすい状態のときに当該電波受信を実施させることができるので、当該電波受信を適切に実施できる可能性を高めることができる。
時計3は、外部から送信された衛星信号や標準電波等の電波を受信する受信部33を有し、動作制御部397は、受信部33による電波受信を制御する。これによれば、環境センサー211及び内蔵センサー371による計測結果に基づいて、当該電波を良好に受信できる場合に受信し、当該電波を受信しづらい場合には受信しないように制御できる。従って、電波を正しく受信できる確率を高めることができる他、受信しづらい場合に電波を受信しないことにより、無駄な電力消費を抑制できる。
第1センサーとしての内蔵センサー371は、時計3の周囲環境を示す指標となる照度を計測し、第2センサーとしての環境センサー211は、計測装置2の周囲環境を示す指標となる紫外線強度を計測する。これによれば、計測装置2及び時計3の周囲環境に応じて、電波受信の可否判定の精度を確実に向上させることができる。従って、電波受信を適切に実施できる可能性を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る動作制御システムは、時計3に代えてウェアラブル機器である脈拍計を備える他、計測装置及び脈拍計のそれぞれが複数の計測項目を計測可能に構成されている。この点で、本実施形態に係る動作制御システムと、上記動作制御システム1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作制御システムの概略構成]
図6は、本実施形態に係る動作制御システム1Aの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る動作制御システム1Aは、図6に示すように、計測装置2Aと、ウェアラブル機器である脈拍計3Aと、を備え、これら計測装置2Aと脈拍計3Aとは、互いに通信可能に構成されている。この動作制御システム1Aは、上記動作制御システム1と同様に、計測装置2Aによって計測された計測装置側環境情報と、脈拍計3Aによって計測された使用者情報とに基づいて、脈拍計3Aの動作が制御される点を特徴の1つとしている。
以下、動作制御システム1Aの各構成について説明する。
[計測装置の構成]
計測装置2Aは、計測装置2と同様に、当該計測装置2Aの周囲の環境に関する環境情報を検出及び計測する。この計測装置2Aは、図6に示すように、計測部21に代えて計測部21Aを有する他は、上記計測装置2と同様の構成及び機能を有する。
計測部21Aは、本発明の第2センサーにそれぞれ相当する2つの環境センサー211,212を有し、これら環境センサー211,212によって異なる環境情報を計測する。本実施形態では、環境センサー211は、紫外線強度を検出する紫外線センサーにより構成され、環境センサー212は、照度を検出する照度センサーにより構成されている。そして、計測部21Aは、これら環境センサー211,212による計測結果を、制御部23に出力する。
そして、計測装置2Aの制御部23は、脈拍計3Aから要求情報が受信された場合に、計測部21Aによる紫外線強度及び照度の計測結果を含む計測装置側環境情報を、通信部22を介して脈拍計3Aに送信する。なお、制御部23は、計測装置側環境情報を所定間隔毎に送信する構成としてもよい。この場合の送信間隔は、例えば5分間隔とすることができるが、計測装置2Aの消費電力等に応じて適宜変更可能である。
[脈拍計の構成]
図7は、脈拍計3Aの外観を示す図である。
脈拍計3Aは、上記のように、使用者に装着されて利用されるウェアラブル機器であり、当該使用者の生体情報(例えば脈拍数)及び体動情報(例えば歩数)を計測して記録する。この他、脈拍計3Aは、上記計測装置2Aから取得される計測装置側環境情報と、当該脈拍計3Aの内蔵センサー371,372(図8参照)による計測結果を示す使用者情報とに基づいて、所定の動作を制御する。具体的に、本実施形態では、脈拍計3Aは、紫外線強度及び照度と、脈波及び加速度とに基づいて、表示部302Aの表示状態を制御し、ひいては、電力消費を制御する。
この脈拍計3Aは、図7に示すように、装置本体30A及びバンドBNを備える。
装置本体30Aは、正面視略矩形状の筐体301Aと、当該筐体301Aに設けられる表示部302A及び2つのスイッチSWと、を有する。
表示部302Aは、筐体301Aの正面に配設されている。この表示部302Aは、後述する制御部39Aによって表示内容が制御される。例えば、表示部302Aは、現在時刻を表示する他、後述する計測部37Aによる計測結果を表示する。この表示部302Aは、本実施形態では、液晶パネルを有する構成とされているが、有機ELパネル及び電気泳動パネル等の他の可変表示パネルを有する構成としてもよい。
2つのスイッチSWのそれぞれは、所定の処理を脈拍計3Aに実行させる際に入力(押下)されるものであり、これらスイッチSWは、入力操作に応じた操作信号を、制御部39Aに出力する。
図8は、脈拍計3Aの構成を示すブロック図である。
脈拍計3Aは、上記構成の他、図8に示すように、充電部32、二次電池BT、計時部34、通信部35、計測部37A、記憶部38A、制御部39A及び報知部40Aを有する。
これらのうち、充電部32は、外部から供給される電力により二次電池BTを充電し、当該二次電池BTは、脈拍計3Aに駆動電力を供給する。なお、充電部32は、脈拍計3Aに発電部31を設け、当該発電部31によって発電された電力により二次電池BTを充電してもよい。
また、報知部40Aは、所定の情報を報知する。この報知部40Aは、本実施形態では、振動を発生するモーターを有する他、音声を出力する音声出力装置を有するが、いずれか一方のみ有する構成としてもよい。
計測部37Aは、脈拍計3Aに内蔵された2つの内蔵センサー371,372を有し、これら内蔵センサー371,372により、上記使用者情報を計測する。本実施形態では、内蔵センサー371は、使用者情報に含まれる使用者の生体情報として脈波を検出する脈波センサーとして構成され、内蔵センサー372は、同じく使用者情報に含まれる使用者の体動情報として加速度を検出する加速度センサーとして構成されている。そして、計測部37Aは、内蔵センサー371によって検出される脈波に基づいて、使用者の脈拍数を算出する他、内蔵センサー372によって検出される加速度の変化に基づいて、使用者の歩数を算出する。これら脈拍数及び歩数は、表示部302Aに表示される。なお、上記のように、内蔵センサー371,372は、全てが上記筐体301A内に収容されている構成に限らず、一部が筐体301Aから露出していてもよい。
記憶部38Aは、例えば不揮発性メモリーにより構成され、脈拍計3Aの動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。この他、記憶部38Aは、計測部37Aによって検出された脈波及び加速度の他、算出された脈拍数及び歩数を、計時部34によって計時されている現在日時と関連付けて記憶する。
図9は、制御部39Aの構成を示すブロック図である。
制御部39Aは、制御回路を備えて構成され、脈拍計3A全体の動作を制御する。例えば、制御部39Aは、スイッチSWの押下に応じて入力される操作信号に応じた処理を実行する他、計測部37Aを用いて生体情報及び体動情報の計測を行う。更に、制御部39Aは、計測装置2Aから取得される上記計測装置側環境情報と、計測部37Aによって計測された上記使用者情報とに基づいて、動作モードの変更や報知動作を実施する。
このような制御部39Aは、上記記憶部38Aに記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれ機能する機能部として、図9に示すように、モード設定部391A、表示制御部392A、通信制御部393、情報送信部394、情報取得部395、条件判定部396A及び動作制御部397Aを有する。
モード設定部391Aは、脈拍計3Aの動作モードを設定する。このような動作モードとして、本実施形態では、外部との通信を停止させる機内モードの他、消費電力を低減させる省電力モードを例示できる。
表示制御部392Aは、表示部302Aによる表示内容を制御する。具体的に、表示制御部392Aは、当該表示部302Aによって表示される画像を生成し、当該画像を表示部302Aに出力することによって、当該表示部302Aによる表示内容を制御する。また、表示制御部392Aは、モード設定部391Aによって動作モードが省電力モードに変更された場合、表示部302Aを非表示として、消費電力の低減を図る。
条件判定部396Aは、上記条件判定部396と同様に、情報送信部394によって要求情報が送信された後に情報取得部395によって取得された計測装置側環境情報と、計測部37Aによって計測された使用者情報とに基づいて、所定の動作を実施可能か否かを判定する。本実施形態では、条件判定部396Aは、計測装置側環境情報に含まれる照度と、計測部37によって計測された脈波及び加速度とに基づいて、動作モードを省電力モードに変更する処理を実施可能か否かを判定する。更に、条件判定部396Aは、当該計測装置側環境情報に含まれる紫外線強度と、計測部37によって計測された脈波及び加速度とに基づいて、使用者を目覚めさせる報知動作を実施可能か否かを判定する。
例えば、条件判定部396Aは、動作モードの変更の可否を以下のように判定する。
計測部37Aによって計測された脈波を解析することにより、使用者がリラックスしているか否かを判定できる。また、当該計測部37Aによって計測された加速度を解析することにより、使用者が動いているか否かを判定できる。
これら判定結果に基づき、使用者が安静にしていると判定される状態で、上記計測装置側環境情報に含まれる照度が所定値より低い場合には、使用者が眠ろうとしているとき、或いは、睡眠中である可能性が高い。このような場合には、表示部302Aが非表示となった場合でも問題はないと考えられる。このため、当該場合においては、条件判定部396Aは、省電力モードに変更可能と判定する。
一方、脈波及び加速度の解析結果により、使用者が動いていると判定される場合では、使用者は覚醒状態にある可能性が高いと考えられる。また、照度が高い場合では、安静にしていたとしても、テレビや映画を鑑賞している場合等、使用者は覚醒状態にある可能性が高いと考えられる。このため、これらの場合においては、条件判定部396Aは、省電力モードに変更不可と判定する。
動作制御部397Aは、脈拍計3Aの動作を制御する。
例えば、動作制御部397Aは、所定間隔毎に、上記情報送信部394に、上記要求情報を送信させる他、上記条件判定部396Aに、取得された計測装置側環境情報及び上記使用者情報に基づく上記判定処理を実行させる。そして、動作制御部397Aは、当該条件判定部396Aによって上記所定の動作を実施可能であると判定された場合には、当該所定の動作を実行させ、実施不可能であると判定された場合には、当該所定の動作を実行しない。
すなわち、上記条件判定部396Aによって、省電力モードへの変更が可能と判定されると、動作制御部397Aは、モード設定部391Aによって、現在の動作モードを省電力モードに変更する。これにより、表示部302Aが非表示とされ、消費電力の低減が図られる。
一方、上記条件判定部396Aによって、省電力モードへの変更が不可と判定されると、動作制御部397Aは、動作モードを変更せずに、処理を終了する。
また、上記条件判定部396Aによって、上記報知動作の実施が可能と判定されると、動作制御部397Aは、振動を発生させたり、目覚しアラームを鳴らしたりする等の目覚し報知を報知部40Aに実施させる。また、動作制御部397Aは、当該報知動作の実施とともに、上記動作モードを通常モードに変更させる。
一方、上記条件判定部396Aによって、上記報知動作の実施が不可と判定されると、動作制御部397Aは、報知動作を実施させずに、処理を終了する。
[動作制御システムでの動作制御処理]
これらの動作モード変更処理及び報知動作実施処理は、上記動作制御処理と同様の処理を、計測装置2A及び脈拍計3Aが実行することによって行われる。この際、脈拍計3Aの制御部39Aは、上記動作制御プログラムを実行する。
本実施形態に係る動作制御システム1Aでは、図5に示したステップSB1にて、脈拍計3Aから要求情報が送信されると、計測装置2Aは、上記ステップSA1にて、上記計測装置側環境情報を送信する。
この後、脈拍計3Aは、上記ステップSB2にて、当該計測装置側環境情報を受信及び取得するとともに、上記ステップSB3にて、使用者情報を取得する。
そして、脈拍計3Aの条件判定部396Aが、上記ステップSB4にて、動作モード変更可否(省電力モードへの変更可否)を判定する他、報知動作実施可否を判定する。そして、動作モード変更及び報知動作のいずれかが実施可能と判定されると、動作制御部397Aが、実施可能と判定された処理を実行する。
なお、上記ステップSB4にて、動作モード変更及び報知動作のいずれも実施不可と判定されると、動作制御部397Aは、ステップSB5を経ずに、処理を終了させる。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る動作制御システム1Aによれば、上記動作制御システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
ウェアラブル機器としての脈拍計3Aは、脈拍数や歩数を表示する表示部302Aを有する。そして、動作制御部397Aは、内蔵センサー371,372による脈波及び加速度の計測結果と環境センサー212による照度の計測結果とに基づいて、現在の動作モードを省電力モードに変更する。これによれば、表示部302Aを非表示としても問題ないと判定される場合に、当該表示部302Aを非表示とする省電力モードに変更することによって、消費電力を抑制することができる。また、動作制御部397Aは、当該脈波及び加速度の計測結果と環境センサー212による紫外線強度の計測結果とに基づいて、上記報知動作を実施する。これにより、使用者の目覚めを良好にさせることができる。
第1センサーとしての内蔵センサー371,372は、脈拍計3Aを装着する使用者(装着者)の生体情報である脈波及び体動情報である加速度を計測し、第2センサーとしての環境センサー212は、計測装置2の周囲環境を示す指標である照度を計測する。また、第2センサーとしての環境センサー211は、当該周囲環境を示す指標である紫外線強度を計測する。これによれば、計測装置2Aの周囲環境、及び、使用者の状態に応じて、上記動作モードの変更や、報知動作を実施できる。従って、脈拍計3Aの消費電力の低減を図ることができる他、使用者を快適に目覚めさせることができるので、脈拍計3A、ひいては、動作制御システム1Aの利便性を高めることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る動作制御システムは、上記動作制御システム1と同様の構成を有するが、計測装置及び時計が有するセンサーの計測種別が当該動作制御システム1と異なる他、時計がデジタル時計である点で、当該動作制御システム1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作制御システムの概略構成]
本実施形態に係る動作制御システムは、時計3に代えて時計3B(図10参照)を備え、計測装置2が有する環境センサー211が、当該計測装置2の周囲の温度を計測し、計測された温度を環境情報(計測装置側環境情報)として送信する構成である他は、上記動作制御システム1における計測装置2と同様の構成及び機能を有する。
なお、本実施形態においても、計測装置2は、要求情報の受信に依らずに、計測装置側環境情報を時計3Bに所定間隔毎に送信する構成としてもよい。
[時計の構成]
図10は、時計3Bを示す正面図である。
時計3Bは、デジタル時計として構成されている。この時計3Bは、詳しくは後述するが、計測装置2から受信される計測装置側環境情報と、当該時計3Bにて計測された使用者情報とに基づいて、表示部302Bによって表示される内容を異ならせる点を特徴の1つとしている。
このような時計3Bは、図10に示すように、時計本体30に代えて時計本体30Bを有する他、バンドBNを有する。そして、時計本体30Bは、略矩形上の筐体301Bと、当該筐体301Bに設けられた表示部302Bと、を有する。
表示部302Bは、所定の情報を表示するものであり、筐体301Bの正面に配設されている。この表示部302Bは、液晶パネルや、有機ELパネル及び電気泳動パネル等の可変表示パネルにより構成され、後述する制御部39Bによって表示内容が制御される。
この他、時計3Bは、図示を省略するが、制御部39に代えて制御部39B(図11参照)を有し、上記内蔵センサー371が、使用者情報に含まれる環境情報として紫外線強度を計測する紫外線センサーである他は、上記時計3と同様の構成及び機能を有する。
なお、時計3Bが有する充電部32は、外部から供給された電力によって二次電池BTを充電する構成とすることもできる。この場合、発電部31を省略してもよい。更に、二次電池BTに代えて一次電池を採用してもよく、この場合には、充電部32は無くてもよい。
図11は、時計3Bが有する制御部39Bの構成を示すブロック図である。
制御部39Bは、制御回路を備えて構成され、上記制御部39と同様に、時計3Bの動作を制御する。この制御部39Bは、図11に示すように、表示制御部392、条件判定部396及び動作制御部397に代えて、表示制御部392B、条件判定部396B及び動作制御部397Bを有する他は、上記制御部39と同様の構成及び機能を有する。
表示制御部392Bは、表示部302Bによる表示内容を制御する。具体的に、表示制御部392Bは、当該表示部302Bによって表示される画像を生成し、当該画像を表示部302Bに出力することによって、当該表示部302Bによる表示内容を制御する。
条件判定部396Bは、上記条件判定部396と同様に、上記計測装置側環境情報と、計測部37による計測結果である使用者情報とに基づいて、所定の動作を実施可能か否かを判定する。本実施形態では、条件判定部396Bは、温度及び紫外線強度に基づいて、表示部302Bに表示させる表示内容を判定する。
例えば、計測装置側環境情報に含まれる温度が第1閾値(例えば30°)以上であり、使用者情報に含まれる紫外線強度が所定値以上である場合には、計測装置2及び時計3を装着した使用者は、比較的熱い屋外に居る可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396Bは、熱中症に注意すべき旨の画像を表示させる必要があると判定する。
また、当該温度が上記第1閾値以上であり、紫外線強度が所定値未満である場合には、使用者は、比較的熱い屋内に居る可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396Bは、冷房を利用すべき旨の画像を表示させる必要があると判断する。
一方、当該温度が上記第1閾値より小さい第2閾値(例えば10°)未満であり、紫外線強度が所定値以上である場合には、使用者は、比較的寒い屋外に居る可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396Bは、寒さに注意すべき旨の画像を表示させる必要があると判定する。
また、当該温度が上記第2閾値未満であり、紫外線強度が所定値未満である場合には、使用者は、比較的寒い屋内に居る可能性が高いと考えられる。この場合、条件判定部396Bは、暖房を利用すべき旨の画像を表示させる必要があると判定する。
他方、上記第1閾値未満で、かつ、上記第1閾値以上である温度範囲のうち、所定の範囲(例えば、18°以上22℃以下の範囲)内に、計測装置側環境情報の温度が含まれる場合には、上記紫外線強度に依らずに、条件判定部396Bは、使用者が快適な状態にある旨を示す画像を表示すべきと判定する。
なお、上記温度範囲のうち、上記所定の範囲内に、計測装置側環境情報の温度が含まれない場合には、条件判定部396Bは、当該温度及び紫外線強度に応じた画像を表示する必要はないと判定する。
動作制御部397Bは、動作制御部397と同様に、時計3の動作を制御する。
例えば、動作制御部397Bは、表示部302Bに所定の画像を表示させるために、所定のタイミング(例えば、予め設定された時刻)にて、上記情報送信部394に、上記要求情報を送信させる。そして、動作制御部397Bは、上記計測装置側環境情報及び上記使用者情報に基づいて、条件判定部396Bに上記判定処理を実行させる。
そして、動作制御部397Bは、当該条件判定部396Bによって表示する必要があると判定された画像を、表示制御部392Bにより表示部302Bに表示させる。
[動作制御システムでの表示制御処理]
このような画像表示制御は、上記動作制御処理と同様の処理を、計測装置2及び時計3Bが実行することによって行われる。この際、時計3Bは、上記動作制御プログラムを実行する。
本実施形態に係る動作制御システムでは、図5に示すように、上記ステップSB1にて、時計3Bから要求情報が送信されると、計測装置2は、上記ステップSA1にて、上記計測装置側環境情報を送信する。
この後、時計3Bは、上記ステップSB2にて、当該計測装置側環境情報を受信及び取得するとともに、上記ステップSB3にて、上記使用者情報を取得する。
そして、時計3Bの条件判定部396Bが、上記ステップSB4にて、これら計測装置側環境情報及び使用者情報に含まれる温度及び紫外線強度に基づいて、表示すべき画像を判定し、動作制御部397Bが、上記ステップSB5にて、条件判定部396Bによって表示する必要があると判定された画像を、表示制御部392Bにより表示部302Bに表示させる。
なお、上記ステップSB4にて、画像を表示する必要がないと判定された場合には、ステップSB5を経ずに、処理を終了させる。
[第3実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る動作制御システムによれば、上記動作制御システム1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
ウェアラブル機器としての時計3Bは、表示部302Bを有し、動作制御部397Bは、環境センサー211による温度の計測結果と、内蔵センサー371による紫外線強度の計測結果とに基づいて、表示部302Bによって表示される内容を制御する。これによれば、時計3Bの周囲環境に適した表示を実施できる。
第1センサーとしての内蔵センサー371は、時計3Bの周囲環境を示す指標である紫外線強度を計測し、第2センサーとしての環境センサー211は、計測装置2の周囲環境を示す指標である温度を計測する。ここで、使用者の周囲の温度は、当該使用者に装着されて利用されるウェアラブル機器である時計3Bの内蔵センサー371によって計測すると、当該使用者の体温がノイズとなり、当該周囲の温度を適切に計測できない可能性がある。これに対し、時計3Bとは別体として構成された計測装置2が温度を計測することにより、当該温度を適切に計測できる。従って、上記のように、計測装置2及び時計3Bの周囲環境に適した表示を実施できる可能性を高めることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、ウェアラブル機器として、時計3,3B及び脈拍計3Aを例示した。しかしながら、これに限らず、本発明の動作制御システムに、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display)等の他のウェアラブル機器を採用してもよい。
また、上記第1実施形態では、アナログ時計として構成された時計3を挙げた。しかしながら、これに限らず、時計3をデジタル時計として構成してもよい。また、上記第3実施形態では、デジタル時計として構成された時計3Bを挙げた。しかしながら、これに限らず、時計3Bをアナログ時計として構成してもよい。この場合、使用者に提示する情報を指針の位置にて示す構成としてもよい。
上記第1実施形態では、動作制御部397は、上記所定の動作として、受信部33による電波受信を制御した。また、上記第2実施形態では、動作制御部397Aは、上記所定の動作として、省電力モードへの変更、ひいては、表示部302Aによる表示を制御した他、報知動作を制御した。更に、上記第3実施形態では、動作制御部397Bは、上記所定の動作として、表示部302Bによる表示内容を制御した。しかしながら、これに限らず、動作制御部が制御する動作の内容は、適宜変更可能である。例えば、動作制御部は、ウェアラブル機器の電源のオン/オフを制御してもよい。また、計測装置及びウェアラブル機器の使用環境や使用状態に応じて成功確率が変化する動作や、これら使用環境及び使用状態に適した動作等、動作制御部が制御する動作の内容は適宜変更可能である。
上記第1実施形態では、計測装置2は、紫外線センサーである環境センサー211を有し、ウェアラブル機器である時計3は、照度センサーである内蔵センサー371を有するとした。また、上記第2実施形態では、計測装置2Aは、紫外線センサーである環境センサー211と、照度センサーである環境センサー212と、を有し、ウェアラブル機器である脈拍計3Aは、脈波センサーである内蔵センサー371と、加速度センサーである内蔵センサー372と、を有するとした。更に、上記第3実施形態では、計測装置2は、温度センサーである環境センサー211を有し、ウェアラブル機器である時計3Bは、紫外線センサーである内蔵センサー371を有するとした。しかしながら、これに限らず、他の計測項目を計測可能なセンサーを、環境センサー及び内蔵センサーとして採用してもよい。更に、環境センサー及び内蔵センサーは、それぞれ同じ計測項目を計測するセンサーであってもよい。加えて、計測装置及びウェアラブル機器の少なくともいずれかが、複数種類のセンサーを有する等して、複数の計測項目を計測可能に構成されていてもよい。この場合、第1〜第3実施形態にて示した計測装置2,2Aを組み合わせ、更に、時計3,3B及び脈拍計3Aを組み合わせてもよい。
なお、使用者の生体情報や体動情報は、内蔵センサーによって計測した方が、これら情報の精度が高まる。一方、計測装置が、周囲環境を計測する環境センサーを有する方が、使用者に装着されて利用されるウェアラブル機器より、使用者の生体や体動によるノイズの影響を受けにくくすることができる。
上記各実施形態では、計測装置2,2Aは、使用者に携帯可能に構成されていた。しかしながら、これに限らず、所定の位置に配置されていてもよい。例えば、上記第2実施形態に係る動作制御システム1Aにおいて示した計測装置2Aは、使用者が居る場所の照度及び紫外線強度を計測するものであるので、室内に配置されていてもよい。
上記各実施形態では、ウェアラブル機器としての時計3,3B及び脈拍計3Aの各制御部39,39A,39Bは、記憶部38,38Aに記憶された動作制御プログラムを読み取って実行することにより、上記動作制御処理を実施するとした。しかしながら、これに限らず、例えば、上記動作制御処理の実行時に、記録媒体から動作制御プログラムを読み取って実行する構成としてもよい。例えば、このような記録媒体としては、半導体メモリー等を採用できる。更に、上記動作制御プログラムは、ネットワーク上の機器から取得されて実行されることとしてもよい。
1,1A…動作制御システム、2,2A…計測装置、211,212…環境センサー(第2センサー)、3,3B…時計(ウェアラブル機器)、3A…脈拍計(ウェアラブル機器)、302A,302B…表示部、33…受信部、371,372…内蔵センサー(第1センサー)、395…情報取得部、397,397A,397B…動作制御部。

Claims (7)

  1. 第1センサーを搭載したウェアラブル機器と、
    前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、搭載された第2センサーによる計測結果を前記ウェアラブル機器に送信する計測装置と、を備え、
    前記ウェアラブル機器は、
    前記計測装置から送信された前記第2センサーによる計測結果を取得する情報取得部と、
    取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する動作制御部と、を有することを特徴とする動作制御システム。
  2. 請求項1に記載の動作制御システムにおいて、
    前記ウェアラブル機器は、外部から送信された電波を受信する受信部を有し、
    前記動作制御部は、前記所定の動作としての前記電波の受信を制御することを特徴とする動作制御システム。
  3. 請求項1に記載の動作制御システムにおいて、
    前記ウェアラブル機器は、所定の情報を表示する表示部を有し、
    前記動作制御部は、前記所定の動作としての前記表示部による表示を制御することを特徴とする動作制御システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の動作制御システムにおいて、
    前記第1センサーは、前記ウェアラブル機器を装着する装着者の生体情報、前記装着者の体動情報、及び、前記ウェアラブル機器の周囲環境の少なくともいずれかを計測し、
    前記第2センサーは、前記計測装置の周囲環境を計測することを特徴とする動作制御システム。
  5. 第1センサーと、
    別体として構成され、第2センサーを搭載する外部機器から前記第2センサーによる計測結果を取得する情報取得部と、
    取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する動作制御部と、を有することを特徴とするウェアラブル機器。
  6. 第1センサーを搭載し、使用者に装着されるウェアラブル機器により実施される動作制御方法であって、
    前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、第2センサーを搭載した計測装置から前記第2センサーによる計測結果を取得する取得ステップと、
    取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする動作制御方法。
  7. 第1センサーを搭載し、使用者に装着されるウェアラブル機器により実行される動作制御プログラムであって、
    前記ウェアラブル機器に、
    前記ウェアラブル機器とは別体として構成され、第2センサーを搭載した計測装置から前記第2センサーによる計測結果を取得する取得ステップと、
    取得された前記第2センサーによる計測結果、及び、前記第1センサーによる計測結果に基づいて、所定の動作を制御する制御ステップと、を実行させることを特徴とする動作制御プログラム。
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