JP2018108875A - 搬送距離検出機構 - Google Patents

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【課題】搬送される印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係を安定化させることによって、印字媒体の搬送距離の検出精度を向上させる。【解決手段】印字装置の印字媒体Pの搬送経路に設けられ、印字媒体の搬送距離を検出する搬送距離検出機構175であって、印字媒体の搬送距離を検出する送り量検出ローラ125と、送り量検出ローラの印字媒体の搬送方向の前段側に設けられ、印字媒体を送り量検出ローラに案内する前段側ガイド部176と、送り量検出ローラの印字媒体の搬送方向の後段側に設けられ、印字媒体を送り量検出ローラの後段に誘導する後段側ガイド部177と、を備え、送り量検出ローラは、前段側ガイド部と前記後段側ガイド部との双方に接触する共通接触面に対して、オフセットした位置に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、印字装置の搬送経路におけるプラテンローラの上流側に設けられ、印字媒体の搬送距離を検出する搬送距離検出機構に関する。
従来より、印字装置としてサーマルヘッドが用いられる熱転写型のプリンタでは、インクリボンカセットが着脱可能に装着されるプリンタが提案されている。インクリボンカセットが装着されるプリンタは、印字媒体を搬送するプラテンローラと、印刷を行うサーマルヘッドが対向配置される構成となっており、印字媒体の装着時は、プラテンローラ又はサーマルヘッドを退避させて、プラテンローラとサーマルヘッドの間に印字媒体を装着するような構成となっている。
このような熱転写型の印字装置のうち、チューブ、テープ、又は記名板等の長尺状の印字媒体を選択的にセットして印刷を行う印字装置では、印字媒体の所望の位置での全切りや半切り等のカット処理や、印字処理が行われる必要がある。特許文献1には、印字後のチューブの印字を印字センサで検知して、その検知した実際の印字位置に基づいて全切りや半切りする位置を決定する印字装置について開示されている。また、特許文献2には、被印字物を印字部に案内するためのガイド手段を設けることによって、被印字物のセンターからずれた位置に印字が行われてしまうのを抑制する印字装置が開示されている。
特開2005−324404号公報 特開2005−297356号公報
このような印字装置において、チューブ、テープ、又は記名板等の長尺状の印字媒体を搬送するプラテンローラと、当該印字媒体との間には、すべりが発生することから、各印字媒体に合わせた補正量で距離精度を確保する必要がある。しかしながら、かかるすべり量は、一定でなく、印字媒体における印字距離のズレが大きくなり、特に、印字媒体が記名板の場合では、ガイドとなる端子台とのズレが問題となっていた。
また、記名板を所定の位置にガイドするためのガイド部材と、回転検出により印字媒体の搬送距離となる送り量を検出する送り量検出ローラを印字装置本体に搭載することによって、プラテンローラと印字媒体との間のすべり量を検出して、印字媒体の送り量を制御することで印字媒体における印字距離のズレを低減させることが行われていた。しかしながら、印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係がセット毎、印字毎で変化して、検出される印字媒体の搬送距離が変化して、印字距離がばらつくことが課題となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、搬送される印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係を安定化させることによって、印字媒体の搬送距離の検出精度を向上させることの可能な、新規かつ改良された搬送距離検出機構を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、印字装置の印字媒体の搬送経路に設けられ、該印字媒体の搬送距離を検出する搬送距離検出機構であって、前記印字媒体の搬送距離を検出する送り量検出ローラと、前記送り量検出ローラの前記印字媒体の搬送方向の前段側に設けられ、前記印字媒体を前記送り量検出ローラに案内する前段側ガイド部と、前記送り量検出ローラの前記印字媒体の搬送方向の後段側に設けられ、前記印字媒体を前記送り量検出ローラの後段に誘導する後段側ガイド部と、を備え、前記送り量検出ローラは、前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部との双方に接触する共通接触面に対して、オフセットした位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、送り量検出ローラに導入される印字媒体の曲率半径が一定の大きさに規定されるので、印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係が安定化されて、送り量検出ローラによる搬送距離の検出精度が向上するようになる。
このとき、本発明の一態様では、前記送り量検出ローラの前記共通接触面を介した対向側には、前記前段側ガイドと前記後段側ガイドとの双方に接触するように案内される前記印字媒体を前記送り量検出ローラの外周面に向けて押圧する押圧手段が設けられることとしてもよい。
このようにすれば、押圧手段によって印字媒体が送り量検出ローラ側に押圧されることによって、送り量検出ローラに導入される印字媒体の曲率半径が一定の大きさに規定されるようになるので、送り量検出ローラによる搬送距離を安定して検出ができるようになる。
また、本発明の一態様では、前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部は、前記印字装置に着脱自在に設けられて前記印字媒体を所望の位置に誘導する誘導用アタッチメントに設けられることとしてもよい。
このようにすれば、誘導用アタッチメントを取り付けた際に、送り量検出ローラに導入される印字媒体の曲率半径が一定の大きさに規定されるようになるので、送り量検出ローラによる搬送距離の検出精度が向上するようになる。
また、本発明の一態様では、前記誘導用アタッチメントは、前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部との間に、前記送り量検出ローラを収容する収容部が設けられ、該収容部の頂部には、該送り量検出ローラの回転軸が嵌合する孔部が設けられることとしてもよい。
このようにすれば、誘導用アタッチメントを取り付けた際における印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係が安定化されて、送り量検出ローラによる搬送距離の検出精度が向上するようになる。
また、本発明の一態様では、前記誘導用アタッチメントを前記印字装置に取り付けた際に、該誘導用アタッチメントをロックするロック機構が更に設けられることとしてもよい。
このようにすれば、誘導用アタッチメントを取り付けた際にロックをかけることによって、印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係が安定化した状態が維持されるので、送り量検出ローラによる搬送距離の検出精度が向上するようになる。
以上説明したように本発明によれば、送り量検出ローラに導入される印字媒体の曲率半径が一定の大きさに規定されるので、印字媒体と送り量検出ローラとの位置関係が安定化されて、送り量検出ローラによる搬送距離の検出精度が向上するようになる。
本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる印字装置の一例を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材の構成の一例を示す斜視図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材が印字装置に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(B)は、図3(A)の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材が印字装置にロックされた状態の一例を示す断面図である。 (A)乃至(C)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の動作の一例を示す説明図である。 (A)及び(B)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の一変形例の動作の一例を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の他の変形例の動作の一例を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の他の変形例の動作の一例を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の他の変形例の動作の一例を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の他の変形例の動作の一例を示す動作説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る記名板用ガイド部材が設けられる印字装置の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る記名板用ガイド部材が設けられる印字装置の一例を示す斜視図である。
本実施形態の印字装置100は、図1に示すように、表示部102と操作部104を備えた筐体106の内部に、選択的にセットされるチューブ又はテープ、記名板等の長尺状の印字媒体に印刷を行う機構を備える。表示部102は、液晶等の表示画面からなり、操作部104で入力した文字等を表示する機能を有する。操作部104は、複数の操作ボタンを有するキーボードから構成され、印字媒体への文字や数字、符号の入力等の印字装置100の各種操作をする機能を有する。筐体106には、インクリボンカセット110や印字媒体を取り付ける際に開閉可能な蓋部108が設けられている。
印字装置100は、印字媒体に所定の印刷処理を行う機構として、図1に示すように、印字媒体となるチューブとテープカセットが選択的にセットされるカセットホルダ部120と、インクリボンカセット110がセットされるリボンホルダ部121を備える。カセットホルダ部120とリボンホルダ部121は、樹脂等からなる一体成形品であり、例えば、金属板で構成されるロアプレート124に取り付けられる。また、カセットホルダ部120は、印字媒体が所定内径以下のチューブや記名板の場合には、当該印字媒体を所望の位置に誘導するための誘導用アタッチメントが設置可能に構成されている。
印字装置100は、カセットホルダ部120にセットされたチューブ、テープカセットから繰り出されたテープ、又は記名板等の長尺状の印字媒体を搬送するプラテンローラ122と、プラテンローラ122で搬送されるチューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体に印字を行うサーマルヘッド123を備える。
プラテンローラ122は、搬送手段の一例で、不図示のモータの駆動力が伝達されて回転する。ここで、プラテンローラ122を駆動するモータの駆動力は、インクリボンカセット110のインクリボンを巻き取る不図示の巻取側リボンコアを駆動する巻取り軸にも伝達され、プラテンローラ122の回転とインクリボンの送りが同期して行われる。
サーマルヘッド123は、印字手段の一例であり、発熱体が設けられる部位がプラテンローラ122の円周面に対向して配置される。印字装置100は、サーマルヘッド123のスライド動作又は回転動作等により、サーマルヘッド123がプラテンローラ122に対して近づく方向と離れる方向に移動可能な構成となっている。本実施形態では、印字装置100は、枠部123aに支持されるサーマルヘッド123が軸部123bを支点とした回転動作によって、プラテンローラ122の円周面に対して近づく方向と離れる方向に移動可能に構成されている。
本実施形態では、サーマルヘッド123は、軸部123bを支点とした回転動作でプラテンローラ122の円周面に対して近づく方向に移動する。これにより、サーマルヘッド123とプラテンローラ122との間に、インクリボンとチューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体が挟持されて、当該チューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体に印刷が可能な状態となる。また、サーマルヘッド123は、軸部123bを支点とした回転動作によって、プラテンローラ122の円周面に対して離れる方向に移動して退避し、チューブ、テープ、又は記名板等の印字媒体のセットが可能な状態となる。
また、本実施形態の印字装置100は、サーマルヘッド123をプラテンローラ122に押圧させると共に、サーマルヘッド123をプラテンローラ122から退避させるヘッド移動機構130を備える。
さらに、本実施形態の印字装置100は、サーマルヘッド123の上流側には、案内部128から案内された印字媒体となるチューブや記名板の搬送距離を検出する送り量検出ローラ125と、案内部128から導入された印字媒体を押さえるために、当該送り量検出ローラ125に対向する位置に設けられる押さえローラ126が設けられている。
送り量検出ローラ125は、搬送される印字媒体の移動に伴って回転することによって、不図示のロータリエンコーダ等の計測手段により印字媒体の送り量をパルス信号に変換して、印字媒体の送り量を検出している。送り量検出ローラ125と押さえローラ126は、不図示の押さえローラ移動機構によって、押さえローラ126が送り量検出ローラ125から退避して、押さえローラ126と送り量検出ローラ125との間に印字媒体となる記名板やチューブのセット用の空間が形成される。
また、送り量検出ローラ125及び押さえローラ126の上流側には、案内部128から案内された印字媒体がチューブの場合に当該チューブへの印字が擦れることを防止するために、チューブを暖めるチューブウォーマ129が設けられている。一方、サーマルヘッド123の下流側には、印刷媒体をハーフカットするための不図示のハーフカット機構が設けられている。
次に、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材の構成について、図面を使用しながら説明する。図2(A)及び図2(B)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材の構成の一例を示す斜視図である。また、図3(A)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材が印字装置に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図3(B)は、図3(A)の要部拡大図である。なお、図2(B)は、記名板用ガイド部材の蓋部を外した状態を示す。
本発明の一実施形態に係る記名板用ガイド部材170は、印字装置100(図1参照)の搬送経路におけるプラテンローラ123(図1参照)の上流側に設けられ、印字媒体となる記名板Pを所定の位置に誘導する誘導用アタッチメントとしての機能を有する。本実施形態では、記名板用ガイド部材170は、プラテンローラ123の上流側に配置されるカセットホルダ部120内に取り付け可能となるように構成されるアタッチメント方式の部材となっている。
本実施形態の記名板用ガイド部材170は、図3(B)に示すように、印字装置本体106(図1参照)のカセットホルダ部120に支持されている。本実施形態では、図2(B)に示すように、記名板用ガイド部材170は、記名板Pの一方の側部P1が案内される案内路171aを有する支持部となるケーシング171内に、ケーシング171に対して回動軸174(図3(A)参照)を介して回転移動可能となっている押圧ガイド部172と、ケーシング171と押圧ガイド部172との距離を調整する距離調整機構となる付勢部材の押圧バネ173が設けられている。
ケーシング171は、通常時には、図2(A)に示すように、蓋部171cで覆われている。なお、本実施形態では、ケーシング171は、蓋部171cで覆われているが、蓋部171cを設けずに、直接、押圧ガイド部172を押圧できるようにしてもよい。
本実施形態では、押圧ガイド部172は、不図示の回動軸を介してケーシング171に取り付けられている。そして、押圧ガイド部172の一方の端部側が記名板Pの他方の側部P2を押圧し、押圧ガイド部172の回動軸を介した他方の側部側に有する係止部172bと、ケーシング171内に設けられた不図示の凸部との間に押圧バネ173が取り付けられている。
押圧バネ173は、安定した記名板Pの搬送をするために、搬送させる記名板Pをぶれないように安定化させられる大きさ以上、かつ、ポリ塩化ビニル(PVC:Poly Vinyl Chloride)等の硬質な樹脂から構成され、厚さが0.3~0.5mm程度の記名板Pを潰さない程度の大きさ以下の付勢力を付与可能なバネ定数Kを有していることが好ましい。
このような押圧バネ173を押圧ガイド部172の係止部172bとケーシング171内に設けられた凸部との間に取り付けることによって、ケーシング171に対して押圧ガイド部172の係止部172bを離隔する方向に付勢する。このため、押圧ガイド部172の先端部172aに押圧力が付与されて、記名板Pの他方の側部P2を押圧して、記名板Pが押圧ガイド部172の先端部172aとケーシング171の案内路171aとの間に把持されるようになる。
このように、押圧ガイド部172の先端部172aで記名板Pの他方の側部P2が押圧されると、ケーシング171の案内路171aと押圧ガイド部172の先端部172aとの間に記名板Pが所定の大きさの押圧力によって把持されるようになる。
また、本実施形態では、図2(B)に示すように、押圧ガイド部172の先端部172aは、送り量検出ローラ125を迂回するように、第1の先端部172a1と第2の先端部172a2の2つに分かれた構成となっている。このように、押圧ガイド部172の先端部172aを2つに分かれた構成とすることによって、記名板Pの搬送を安定化させることができる。
さらに、本実施形態では、印字装置100の搬送経路となる記名板用ガイド部材170の案内路171aには、印字媒体Pの搬送距離を検出する搬送距離検出機構175が設けられていることを特徴とする。搬送距離検出機構175は、送り量検出ローラ125の印字媒体Pの搬送方向の前段側に設けられ、印字媒体Pを送り量検出ローラ125に案内する前段側ガイド部176と、送り量検出ローラ125の印字媒体Pの搬送方向の後段側に設けられ、印字媒体Pを送り量検出ローラ125の後段に誘導する後段側ガイド部177とを備える。前段側ガイド部176と後段側ガイド部177は、案内路171aに対して凸状に形成されている。
このように、本実施形態では、送り量検出ローラ125の前段側及び後段側に、ガイド部176、177が設けられているので、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pの曲率半径Rが一定の大きさに規定されるようになるので、印字媒体Pと送り量検出ローラ125との位置関係が安定化される。このため、送り量検出ローラ125による搬送距離の検出精度が向上するようになる。
また、記名板用ガイド部材170の前段側ガイド部176及び後段側ガイド部177間には、図2(A)及び図2(B)に示すように、送り量検出ローラ125を収容する収容部171bが設けられている。そして、当該収容部171bの頂部側には、送り量検出ローラ125の回転軸125aが嵌合する孔部171dが設けられている。
このように、ケーシング171に送り量検出ローラ125を収容する収容部171bを設けて、当該収容部171bの頂部側に有する蓋部171cに送り量検出ローラ125の回転軸125aが嵌合する孔部171dが設けられることによって、記名板用ガイド部材170を取り付けた際における印字媒体Pと送り量検出ローラ125との位置関係が安定化されて、送り量検出ローラ125による搬送距離の検出精度が向上するようになる。なお、本実施形態の搬送距離検出機構175の構成及び動作の詳細については、後述する。
次に、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が備わる設けられる記名板用ガイド部材を印字装置に着脱ロック・解除の動作をする印字媒体用着脱ロック移動機構160について、図面を使用しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構が設けられる記名板用ガイド部材が印字装置にロックされた状態の一例を示す断面図である。
印字媒体用着脱ロック移動機構160は、カセットホルダ部120(図1参照)に取り付けるテープカセット又は印字媒体の誘導用アタッチメントとなる記名板用ガイド部材170の着脱のロック・解除の動作をさせる機能を有する。印字媒体用着脱ロック移動機構160は、図4に示すように、棒状の往復移動部材161と、往復移動部材161に回動可能に軸支された係止部材162と、往復移動部材161の先端側に取り付けられる押圧バネ163とを備える。
往復移動部材161は、不図示の押さえローラ移動機構による送り量検出ローラ125に対する押さえローラ126の押圧・退避の動作に連動して長さ方向に沿って往復運動することによって、記名板用ガイド部材170の着脱のロック・解除の動作をする係止部材162が回転運動するための動力を伝達する機能を有する。往復移動部材161は、図4に示すように、基端側が押さえローラ移動機構の第2の回転部材152に連結され、先端側が押圧バネ163に連結されている。押圧バネ163は、ロアプレート124から起立して設けられる不図示の支持部に基端側が取り付けられている。
係止部材162は、往復移動部材161の往復運動に連動して回転運動することによって、記名板用ガイド部材170の着脱のロック・解除の動作をさせる機能を有する。係止部材162は、先端側にフック部162aが設けられ、基端側がロアプレート124から起立して設けられる支持部124cに軸支されている。かかるフック部162aが記名板用ガイド部材170の底面側に設けられる係止受部170bに係止されることによって、記名板用ガイド部材170を装着時にロックがかかるようになる。
このように、本実施形態では、印字媒体用着脱ロック移動機構160は、押さえローラ移動機構による送り量検出ローラ125に対する押さえローラ126の押圧・退避の動作に連動して往復移動部材161が往復運動して、かかる往復運動に連動して係止部材162が回転運動するので、記名板用ガイド部材170の着脱のロック・解除の動作が行われるように構成される。
すなわち、本実施形態では、誘導用アタッチメントとなる記名板用ガイド部材170を印字装置100のカセットホルダ部120に取り付けた際に、記名板用ガイド部材170をロックするロック機構となる印字媒体用着脱ロック移動機構160が更に設けられている。このため、印字装置100のカセットホルダ部120に取り付けた記名板用ガイド部材170が同じ位置に確実に固定されるようになるので、印字媒体Pと送り量検出ローラ125との位置関係が安定化した状態で維持されて、送り量検出ローラ125による搬送距離の検出精度が向上する。
次に、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の動作について、図面を使用しながら説明する。図5(A)乃至図5(C)は、本発明の一実施形態に係る搬送距離検出機構の動作の一例を示す説明図である。
本実施形態の搬送距離検出機構175は、図5(A)に示すように、送り量検出ローラ125と、前段側ガイド部176と、後段側ガイド部177と、及び押さえローラ126とを備える。
送り量検出ローラ125は、搬送される印字媒体Pの移動に伴って回転することによって、不図示の計測手段により印字媒体の送り量をパルス信号に変換して、印字媒体Pの搬送距離を検出する機能を有する。
前段側ガイド部176は、送り量検出ローラ125の印字媒体Pの搬送方向の前段側に設けられ、印字媒体Pを送り量検出ローラ125に案内する機能を有する。後段側ガイド部177は、送り量検出ローラ125の印字媒体Pの搬送方向の後段側に設けられ、印字媒体Pを送量検出ローラ125の後段に誘導する機能を有する。前段側ガイド部176及び後段側ガイド部177は、記名板用ガイド部材170のケーシング171に設けられる送り量検出ローラ125の収容部171bの両脇に配置されている。
押さえローラ126は、前段側ガイド176及び後段側ガイド177に接するように案内される印字媒体Pを送り量検出ローラ125の外周面に向けて押圧する押圧手段としての機能を有しており、送り量検出ローラ125の共通接触面S1を介した対向側に設けられている。
本実施形態では、搬送距離検出機構175は、図5(A)に示すように、送り量検出ローラ125が前段側ガイド部176と後段側ガイド部177との双方に接触する共通接触面S1に対して、オフセットした位置に配置されていることを特徴とする。すなわち、図5(A)に示すように、送り量検出ローラ125の外周面が前段側ガイド部176及び後段側ガイド部177に接触する共通接触面S1からずれて、離間した配置となっている。
このため、案内路171a(図2(A)参照)に印字媒体Pが導入されると、図5(B)に示すように、印字媒体Pが共通接触面S1に沿って誘導されるので、印字媒体Pが送り量検出ローラ125の外周面から離間した配置となる。
その後、押さえローラ126を送り量検出ローラ125の方向に移動させることによって、押さえローラ126で印字媒体Pを送り量検出ローラ125の外周面に向けて押圧するので、図5(C)に示すように、導入された印字媒体Pの曲率半径R1が一定の大きさに規定されるようになる。すなわち、印字媒体Pが送り量検出ローラ125に対して、常に一定の値となる曲率半径R1で導入されるようになる。このため、印字媒体Pと送り量検出ローラ125との位置関係が安定化されて、送り量検出ローラ125による搬送距離の検出精度が向上するようになる。
従来では、送り量検出ローラ125の前段側及び後段側に案内路171aに対して凸状に形成されるガイド部176、177が設けられていないので、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pが水平方向であったり、水平方向に対して上側又は下側に曲がった状態で案内されることがあった。このため、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pの導入される角度が搬送される印字媒体Pごとに一定に定まっていなかったため、送り量検出ローラ125によって検出される印字媒体Pの搬送距離にバラツキが発生してしまい、印字媒体Pの送り量の検出精度が良好でなかった。
これに対して、本実施形態では、記名板用ガイド部材170のケーシング171に設けられる送り量検出ローラ125の収容部171bの両脇に、案内路171aに対して凸状に形成される前段側ガイド部176及び後段側ガイド部177を設けて、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pの曲率半径R1が一定の大きさに規定されるようにしている。
すなわち、送り量検出ローラ125の前段側及び後段側にガイド部176、177を設けることによって、送り量検出ローラ125が双方のガイド部176、177の共通接触面S1に対してオフセットした位置に配置されるようになる。このため、押さえローラ126で共通接触面S1に導入された印字媒体Pを押圧することによって、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pの曲率半径R1を一定の大きさに規定できるようになる。
このように、送り量検出ローラ125に導入される印字媒体Pの曲率半径R1を一定の大きさに規定することによって、送り量検出ローラ125による印字媒体Pの搬送距離の検出精度が向上するので、印字距離がばらつくことを抑制して、印字装置100の印字精度を良好なものとすることができる。また、送り量検出ローラ125による印字媒体Pの搬送距離の検出精度を向上させることによって、送り量検出ローラ125の小径化を図ることができるので、印字装置100の小型化も実現できる。
すなわち、極めて簡素な構成の搬送距離検出機構175を印字装置の搬送経路に設けることによって、送り量検出ローラ125による印字媒体Pの搬送距離の検出精度を向上させて、装置の小型化も図れるので、極めて大きな工業的価値を有する。
なお、本実施形態では、搬送距離検出機構175によって、印字媒体Pが送り量検出ローラ125側の方に凸状となるような曲率半径R1となるように、印字媒体Pの搬送経路が規定されるが、曲率半径R1が一定の大きさとなれば、他の態様としてもよい。
例えば、図6(A)に示すように、搬送距離検出機構275を構成する送り量検出ローラ225が前段側ガイド部276及び後段側ガイド部277に接触する共通接触面S2に対して、オフセットした位置に配置されていれば、送り量検出ローラ225を押さえローラ226に向けて移動させることによって、印字媒体Pを押さえローラ226側の方に凸状となるような一定の曲率半径R2となるようにしてもよい。
また、図7に示すように、搬送距離検出機構375を構成する前段側ガイド部376及び後段側ガイド部377が記名板用ガイド部材のケーシング371側でなく、印字装置の装置本体側に設けられていてもよい。その際に、前段側ガイド部376及び後段側ガイド部377が例えば、一方が鉄で構成され、他方が樹脂で構成されるように、別素材で構成してもよい。
さらに、送り量検出ローラ425が大きい場合には、図8に示すように、搬送距離検出機構475に押さえローラを設けずに、送り量検出ローラ425と、前段側ガイド部476と、後段側ガイド部477のみで構成してもよい。このように、搬送距離検出機構475を構成することによって、送り量検出ローラ425の外周面に印字媒体Pを巻き付けるように、前段側ガイド部476と後段側ガイド部477でガイドされるので、印字媒体Pの曲率半径が一定になり、送り量検出ローラ425で検出する印字媒体Pの搬送距離の精度が向上するようになる。
また、図9に示すように、搬送距離検出機構575に備わる前段側ガイド576及び後段側ガイド577に接するように案内される印字媒体Pを送り量検出ローラ525の外周面に向けて押圧する押圧手段526が押さえローラでなく、他の部材としてもよい。例えば、送り量検出ローラ525の前段側及び後段側に対向する部位に凸部576、577を有する押圧部材526をアタッチメントで規定してもよい。
さらに、図10に示すように、搬送距離検出機構675を構成する前段側ガイド676と後段側ガイド677が送り量検出ローラ625に対して非対称に設けられていてもよい。また、このとき、印字媒体Pの曲率半径が一定の大きさに規定されていれば、送り量検出ローラ625に対して押さえローラ626がオフセットに押圧するようにしてもよい。
なお、上記のように本発明の各実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、記名板用ガイド部材、及び印字装置の構成、動作も本発明の各実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
100 印字装置、102 表示部、104 操作部、106 筐体、108、208 蓋部、110 インクリボンカセット、120 カセットホルダ部、121 リボンホルダ部、122 プラテンローラ、123 サーマルヘッド、124 ロアプレート、125、225、325、425、525、625 送り量検出ローラ、126、226、326、426、526、626 押さえローラ(押圧手段)、128 案内部、129 チューブウォーマ、130 ヘッド移動機構、132 ヘッド移動レバー、170 誘導用アタッチメント(記名板用ガイド部材)、171 ケーシング、171a 案内路、171b 収容部、171c 蓋部、171d 孔部、172 押圧ガイド部、173 押圧バネ(距離調整機構)、175、275、375、475、575、675 搬送距離検出機構、176、276、376、476、576、676 前段側ガイド部、177、277、377、477、577、677 後段側ガイド部

Claims (5)

  1. 印字装置の印字媒体の搬送経路に設けられ、該印字媒体の搬送距離を検出する搬送距離検出機構であって、
    前記印字媒体の搬送距離を検出する送り量検出ローラと、
    前記送り量検出ローラの前記印字媒体の搬送方向の前段側に設けられ、前記印字媒体を前記送り量検出ローラに案内する前段側ガイド部と、
    前記送り量検出ローラの前記印字媒体の搬送方向の後段側に設けられ、前記印字媒体を前記送り量検出ローラの後段に誘導する後段側ガイド部と、を備え、
    前記送り量検出ローラは、前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部との双方に接触する共通接触面に対して、オフセットした位置に配置されていることを特徴とする搬送距離検出機構。
  2. 前記送り量検出ローラの前記共通接触面を介した対向側には、前記前段側ガイドと前記後段側ガイドとの双方に接触するように案内される前記印字媒体を前記送り量検出ローラの外周面に向けて押圧する押圧手段が設けられることを特徴とする請求項1に記載の搬送距離検出機構。
  3. 前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部は、前記印字装置に着脱自在に設けられて前記印字媒体を所望の位置に誘導する誘導用アタッチメントに設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送距離検出機構。
  4. 前記誘導用アタッチメントは、前記前段側ガイド部と前記後段側ガイド部との間に、前記送り量検出ローラを収容する収容部が設けられ、該収容部の頂部には、該送り量検出ローラの回転軸が嵌合する孔部が設けられることを特徴とする請求項3に記載の搬送距離検出機構。
  5. 前記誘導用アタッチメントを前記印字装置に取り付けた際に、該誘導用アタッチメントをロックするロック機構が更に設けられることを特徴とする請求項3又は4に記載の搬送距離検出機構。
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