JP2018108028A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ内のマグネットを固定する簡易で信頼性の高い技術を提供する。【解決手段】ロータ12は、ロータコア26と、複数のマグネット28と、マグネット28をロータコア26に固着する接着剤50と、を備える。マグネット28は、隣接する他のマグネットと同じ磁極同士がロータコアの周方向において対向するようにマグネット収容部26bに収容されている。接着剤50は、マグネット収容部26bの周方向の2つの内面26eと収容されたマグネット28との間を接着し、マグネットの軸方向の一方の端部まで到達している第1接着部50aと、ロータコア26の軸方向の一方の端面側において、ロータコアの端面26fとマグネットの軸方向の端面28cとを接着するとともに、第1接着部50aとつながっている第2接着部50bと、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、ロータおよびブラシレスモータに関する。
従来、様々な装置や製品の駆動源としてモータが用いられている。例えば、プリンタや複写機等の事務機器、様々な家電製品、自動車や電動自転車等の車両のアシストを含めた動力源の用途で採用されている。特に、動作頻度の高い可動部品の駆動源として、耐久性や電気ノイズの観点からブラシレスモータが使われる場合がある。
ブラシレスモータの一種として、ロータに永久磁石を埋め込んだ埋込磁石型(Interior Permanent Magnet)が知られている。また、永久磁石をロータコアの孔に固定するために接着剤が用いられているモータが考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−269804号公報
しかしながら、上述のモータでは、ロータコア内にある永久磁石の固定や脱落を防止するために接着剤以外に複数のプレートを用いており、部品点数が多く製造工程も複雑なものとなっている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロータ内のマグネットを固定する簡易で信頼性の高い技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のロータは、ロータコアと、複数のマグネットと、マグネットをロータコアに固着する接着剤と、を備える。ロータコアは、回転軸が挿入される孔部の周囲の環状部と、環状部から放射状に形成された複数の磁極片と、隣接する磁極片同士の間に放射状に配置された複数のマグネット収容部と、を有する。マグネットは、隣接する他のマグネットと同じ磁極同士がロータコアの周方向において対向するようにマグネット収容部に収容されている。接着剤は、マグネット収容部の周方向の2つの内面とマグネットとの間を接着し、該マグネットの軸方向の一方の端部まで到達している第1接着部と、ロータコアの軸方向の一方の端面側において、該ロータコアの端面とマグネットの軸方向の端面とを接着するとともに、第1接着部とつながっている第2接着部と、を有する。
この態様によると、マグネットの周方向の2つの面が第1接着部によってマグネット収容部の内面と接着固定されているとともに、第2接着部によってマグネットの軸方向の動きが更に規制される。そのため、接着剤以外の他の部材を用いずにマグネットをマグネット収容部の所定の位置にしっかり固定できる。
磁極片は、隣接する他の磁極片と外周部が分離されていてもよい。この場合、各磁極片は中心軸側端部しか環状部と連結していないため、磁極片が変位しやすい。しかしながら、この態様によると、磁極片と隣接している磁極片とがマグネットを介して接着剤で一体的に固定されているため、各磁極片の変位が抑制されるとともに、ロータ自体の剛性を向上できる。
マグネットは、主面の磁力が8MGOe以上であってもよい。このようなマグネットが、隣接する他のマグネットと同じ磁極同士がロータコアの周方向において対向するようにマグネット収容部に収容されていると、大きな反発力によって互いにロータの軸方向へ移動しようとする。しかしながら、第2接着部によってその移動を規制できるため、第1接着部のみしかない場合と比較して、マグネットが強固に固定される。
本発明の他の態様は、ブラシレスモータである。このブラシレスモータは、ロータと、ロータが配置される空間を中央部に有するステータと、ロータおよびステータを収容する収容部材と、ロータの回転に伴う磁界の変動に基づいて該ロータの回転位置に応じた信号を検出する検出部と、を備えている。検出部は、第2接着部が存在するロータコアの一方の端面とは反対側にある他方の端面と対向する位置に配置されている。
この態様によると、マグネットの軸方向の端面と検出部との間に第2接着部がないため、第2接着部と検出部が干渉したり、検出部の検出精度に第2接着部が影響を及ぼしたりすることを防止できる。
第1接着部は、マグネットの軸方向の全長をLとすると、軸方向における塗布範囲が0.5〜0.9Lであってもよい。これにより、マグネットの他方の端面から接着剤がはみ出ることが抑制され、接着剤が検出部と干渉したり検出精度に影響を及ぼしたりするといったことが防止できる。
本発明の別の態様は、ロータである。このロータは、ロータコアと、複数のマグネットと、マグネットをロータコアに固着する接着剤と、を備える。ロータコアは、回転軸が挿入される孔部の周囲の環状部と、環状部から放射状に形成された複数の磁極片と、隣接する磁極片同士の間に放射状に配置された複数のマグネット収容部と、を有する。磁極片は、隣接する他の磁極片と外周部が分離されており、マグネットは、隣接する他のマグネットと同じ磁極同士がロータコアの周方向において対向するようにマグネット収容部に収容されており、接着剤は、マグネット収容部の周方向の2つの内面とマグネットとの間を接着している接着部を有する。
この態様によると、ロータ周方向に交互に配置されるマグネットと磁極片が全周に渡り相互に接着固定される。そのため、磁極片の外周部が分離されて強度が不足するロータコアにおいてもロータ全体の剛性を向上させることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を部品、製造方法、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、マグネットの固定について簡易で信頼性の高いロータを実現できる。
本実施の形態に係るブラシレスモータの全体斜視図である。 本実施の形態に係るブラシレスモータの側面図である。 本実施の形態に係るブラシレスモータの分解斜視図である。 本実施の形態に係るブラシレスモータの側方断面図である。 図5(a)は、本実施の形態に係るロータコアの上面図、図5(b)は、図5(a)に示すロータコアにマグネットを嵌め込んだ状態を示す上面図である。 図4に示す矢印Xの方向から見たロータの一部の上面図である。 図6に示すロータのA−A断面を見た図である。 図7に示すロータのB−B断面図である。 本実施の形態に係るロータの製造方法の一部の工程を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。以下では、インナーロータタイプのブラシレスモータを例に説明する。
(ブラシレスモータ)
図1は、本実施の形態に係るブラシレスモータの全体斜視図である。図2は、本実施の形態に係るブラシレスモータの側面図である。図3は、本実施の形態に係るブラシレスモータの分解斜視図である。図4は、本実施の形態に係るブラシレスモータの側方断面図である。
本実施の形態に係るブラシレスモータ(以下、「モータ」と称する場合がある。)10は、マグネットを有する円柱状のロータ12と、ロータ12が配置される空間を中央部に有するステータ14と、フロントベル16と、ハウジング本体18と、給電部19と、を備える。
フロントベル16は、板状の部材であり、中央に回転シャフト20が貫通できるように孔16aが形成されているとともに、孔16aの近傍に軸受22を保持する凹部16bが形成されている。そして、フロントベル16は、ロータ12の回転シャフト20の一部を軸受22を介して支持する。また、ハウジング本体18は、円筒状の部材であり、基部18aの中央に孔18bが形成されているとともに、孔18bの近傍に軸受24を保持する凹部18cが形成されている。そして、ハウジング本体18は、ロータ12の回転シャフト20の他部を軸受24を介して支持する。本実施の形態では、フロントベル16およびハウジング本体18は、ロータ12およびステータ14を収容する収容部材を構成する。
図4に示す検出部30は、ロータ12の回転に伴う磁界の変動に基づいてロータ12の回転位置に応じた信号を検出する。具体的には、ホール素子、ホールIC及びMR(Magnetic Resistance)素子などの検出素子32を基板34に搭載したものである。なお、本実施の形態に係る検出部30は、検出素子32を3つ備えている。
フロントベル16は、基部16cと、基部16cの中央に形成され、回転シャフト20を軸受22を介して支持する支持部16dと、支持部16dの周囲に一体に形成され、検出部30が取り付けられる載置部16eと、を有する。載置部16eは、図4に示すように、基部16cからロータ12の端面12aに向かい、ステータ巻線43に干渉しない位置に突出している。
(ロータ)
図5(a)は、本実施の形態に係るロータコアの上面図、図5(b)は、図5(a)に示すロータコアにマグネットを嵌め込んだ状態を示す上面図である。
ロータ12は、円形のロータコア26と、複数のマグネット28と、を備える。ロータコア26の中心には、回転シャフト20が挿入された状態で固定される貫通孔26aが形成されている。また、ロータコア26は、回転シャフト20が挿入される貫通孔26aの周囲の環状部26cと、環状部26cから放射状に形成された複数の扇形の磁極片26dと、マグネット28が挿入され固定される複数のマグネット収容部26bと、を有する。マグネット28は、マグネット収容部26bの形状に対応した板状の部材である。また、マグネット収容部26bは、隣接する2つの磁極片26dの間に放射状に配置されている。
そして、これら各部材を順に組み立てる。具体的には、複数(14個)のマグネット28のそれぞれを、後述する接着剤を用いて、対応するマグネット収容部26bに嵌め込み、そのロータコア26の貫通孔26aに回転シャフト20を挿入する。そして、軸受22および軸受24は、回転シャフト20に取り付けられる。
(ロータコア)
図5(a)に示すロータコア26は、複数の板状の部材を積層したものである。複数の板状の部材のそれぞれは、無方向性電磁鋼板(例えばケイ素鋼板)からプレス加工によって図5(a)に示すような所定の形状で打ち抜くことで作製される。そして、マグネット収容部26bは、ロータコア26の回転軸を中心に放射状に配置されている。なお、ロータコア26は、上記以外に圧粉磁性体で任意の形状に構成することも可能である。
マグネット28は、図5(b)に示すように、隣接するマグネットと同じ磁極同士がロータコア26の周方向において対向するようにマグネット収容部26bに収容されている。つまり、マグネット28は、略直方体の6つの面のうち表面積の広い2つの主面28a,28bがそれぞれN極とS極となるように構成されている。これにより、マグネット28の主面28aから出た磁力線は、2つのマグネット28の間の領域からロータコア26の外に向かう。その結果、本実施の形態に係るロータ12は、その外周部に、N極とS極が交互に7極ずつ計14極ある磁石として機能する。
なお、マグネット28は、例えば、ボンド磁石や焼結磁石である。ボンド磁石は、ゴムや樹脂などに磁性材を練り込んで射出成形または圧縮成型した磁石である。一方、焼結磁石は、粉末状の磁性材を高温で焼き固めた磁石であり、ボンド磁石よりも残留磁束密度を向上させやすい。
(マグネットの固定構造)
本実施の形態に係るロータ12のように、マグネット28が、隣接する他のマグネット28と同じ磁極同士がロータコア26の周方向において対向するようにマグネット収容部26bに収容されていると、ロータ12の回転軸方向へ互いに離間するような反発力が発生する。特に、マグネット28の磁力が高い場合、反発力も大きくなるため、マグネット28の固定には更なる工夫が必要である。
本実施の形態に係るロータ12は、この点を考慮した接着剤による固定構造を実現している。図6は、図4に示す矢印Xの方向から見たロータ12の一部の上面図である。図7は、図6に示すロータ12のA−A断面を見た図である。図8は、図7に示すロータ12のB−B断面図である。
図6乃至図8に示すように、ロータ12は、複数のマグネット28をロータコア26に固着する接着剤50を備える。接着剤50は、マグネット収容部26bの周方向の2つの内面26eとマグネット28との間を接着し、マグネット28の軸方向Axの一方の端面28c(図7参照)まで到達している第1接着部50aを有する。また、接着剤50は、ロータコア26の軸方向Axの一方の端面26f側において、ロータコア26の端面26fとマグネット28の軸方向Axの一方の端面28cとを接着する第2接着部50bを有する。また、第1接着部50aは、第2接着部50bとつながっている。
このような構成のロータ12では、マグネット28の周方向の2つの主面28a,28bが第1接着部50aによってマグネット収容部26bに接着されているとともに、第2接着部50bによってマグネット28の軸方向の動きが更に規制される。そのため、接着剤以外の他の部材を用いずにマグネット28をマグネット収容部26bの所定の位置にしっかり固定できる。
接着剤50としては、アクリル系やエポキシ系等、様々な種類の接着剤を適用可能であるが、好ましくは、アクリル系の材料を有してもよい。これにより、比較的低温での接着が可能となり、例えば、接着剤の加熱処理によるマグネットの減磁の影響を低減できる。
なお、本実施の形態に係る磁極片26dは、隣接する他の磁極片26dと外周部が分離されている(図5(a)参照)。この場合、各磁極片26dは中心軸側端部の環状部26cへの連結のみでしかロータコアとして固定されていないため、磁極片26dが変位しやすい。しかしながら、本実施の形態に係るロータ12は、磁極片26dと隣接している磁極片26dとがマグネット28を介して接着剤50で一体的に固定されているため、各磁極片26dの変位が抑制される。
また、ロータ周方向に交互に配置されるマグネット28と磁極片26dを全周に渡り相互に接着することにより、ロータ12全体の剛性を向上させることができ、モータの振動やノイズを低減させられると共にモータの品質向上と性能安定化が実現できる。
また、本実施の形態に係るロータにおけるマグネットの固定方法は、マグネット28の磁力によらず適用可能であるが、例えば、主面の磁力が8MGOe以上のマグネットを用いた場合に効果が顕著である。前述のように、磁力の大きなマグネット28がマグネット収容部26bに収容されていると、大きな反発力によって互いに離間しようとする。マグネット28の移動は、ロータコア26の形状により、径方向と周方向に対しては機械的に固定されていることから、結果的にロータの軸方向へ移動しようとする。しかしながら、本実施の形態に係る第2接着部50bによってその移動を規制できるため、第1接着部50aのみしかない場合と比較して、マグネット28が強固に固定される。
具体的には、マグネット28に、図7に示す矢印X1方向に力が加わった場合、ロータコア26の一方の端面26fとマグネット28の一方の端面28cとが第2接着部50bを介して互いに連結されており、マグネット28がロータコア26に対して相対的に移動することを規制している。一方、マグネット28に、図7に示す矢印X2方向に力が加わった場合、第2接着部50bが係止部となって、マグネット28がロータコア26に対して相対的に移動することを規制している。このように、接着剤50は、第1接着部50aに加えて、第2接着部50bによってもマグネット28が軸方向Axに移動することを防止している。
特に、第2接着部50bが第1接着部50aと一体につながって構成されていることにより、接着剤が硬化した際には、マグネット28の軸方向Axへの移動を特に強固に規制することが可能となる。
また、本実施の形態に係るモータ10において、検出部30は、第2接着部50bが存在するロータコア26の一方の端面26fとは反対側にある他方の端面26gと対向する位置に配置されている。検出部30をこのように配置することで、マグネット28の軸方向Axの他方の端面28dと検出部30との間に第2接着部50bがないため、第2接着部50bと検出部30が干渉したり、検出部30の検出精度に第2接着部50bが影響を及ぼしたりすることを防止できる。
また、第1接着部50aは、マグネットの軸方向の全長をLとすると、軸方向における塗布範囲Rが0.5L以上であるとよい。これにより、第1接着部50aによる接着力において所望の固定力を得ることができる。一方、塗布範囲Rが0.9L以下であれば、製造時のばらつきや接着剤の浸みだし等で、第1接着部50aがマグネット28の検出部30側の他方の端面28dから接着剤50がはみ出ることが抑制され、接着剤50が検出部30と干渉したり検出精度に影響を及ぼしたりするといったことが防止できる。
また、第1接着部50aがマグネット28の主面28a,28bの両方にあるため、マグネット収容部26bの内部でマグネット28がロータの周方向に変位することが防止できる。その結果、モータの振動や騒音の発生を低減できる。
なお、本実施の形態では、放射状に配置した複数のマグネット28として、マグネット28をI字に配置した構成にて説明をしたが、他にマグネット28をV字に配置した構成などでも同様のことが言える。
(マグネットの接着方法)
図9は、本実施の形態に係るロータの製造方法の一部の工程を説明するための模式図である。図9に示す工程は、マグネット28をロータコア26のマグネット収容部26bに接着剤50を用いて固定するものである。はじめに、マグネット収容部26bの2つの内面26eの所定位置に所定量の接着剤50をポッティングする。ここで、所定位置は、所望の塗布範囲Rの端部である。次に、マグネット28を塗布範囲Rとは反対側から挿入し、マグネット28の一方の端面28cで接着剤50を塗布しながら、一方の端面28cがロータコア26の端面26fとほぼ一致するところまで押し込む。これにより、前述の第1接着部50aおよび第2接着部50bが形成される。
以下に、本願発明を好適に用いることができるブラシレスモータの諸元について説明する。本実施の形態に係るブラシレスモータは、外径が30〜140mm程度、好ましくは35〜80mm程度である。また、ステータの溝(ティース)の数は例えば12である。また、マグネットの数は10または14が好ましい。また、マグネットの磁力(エネルギー積)は、8MGOe以上、好ましくは10MGOe以上、より好ましくは30MGOe以上である。また、ロータの直径は、20〜70mm程度が好ましい。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 モータ、 12 ロータ、 12a 端面、 18 ハウジング本体、 20 回転シャフト、 26 ロータコア、 26a 貫通孔、 26b マグネット収容部、 26c 環状部、 26d 磁極片、 26e 内面、 26f,26g 端面、 28 マグネット、 28a 主面、 28c,28d 端面、 30 検出部、 50 接着剤、 50a 第1接着部、 50b 第2接着部。

Claims (4)

  1. ロータと、
    前記ロータが配置される空間を中央部に有するステータと、
    前記ロータおよび前記ステータを収容する収容部材と、
    前記ロータの回転に伴う磁界の変動に基づいて該ロータの回転位置に応じた信号を検出する検出部と、を備え、
    前記ロータは、
    ロータコアと、
    複数のマグネットと、
    前記マグネットを前記ロータコアに固着する接着剤と、を備え、
    前記ロータコアは、
    複数のマグネット収容部を有し、
    前記マグネットは、前記マグネット収容部に収容されており、
    前記接着剤は、
    前記マグネット収容部の内面と前記マグネットとの間を接着し、該マグネットの軸方向の一方の端部まで到達している第1接着部と、
    前記ロータコアの軸方向の一方の端面側において、該ロータコアの端面と前記マグネットの軸方向の端面とを接着するとともに、前記第1接着部とつながっている第2接着部と、を有し、
    前記検出部は、前記第2接着部が存在する前記ロータコアの一方の端面とは反対側にある他方の端面と対向する位置に配置されている、
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記ロータコアは、
    回転軸が挿入される孔部の周囲の環状部と、
    前記環状部から放射状に形成された複数の磁極片と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記複数のマグネット収容部は、隣接する前記磁極片同士の間に放射状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスモータ。
  4. 前記マグネットは、隣接する他のマグネットと同じ磁極同士がロータコアの周方向において対向するように前記マグネット収容部に収容されていることを特徴とする請求項3に記載のブラシレスモータ。
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