JP2018108013A - モータ及びこれを利用する応用装置 - Google Patents

モータ及びこれを利用する応用装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ及び応用装置を提供する。
【解決手段】モータは、ステータコア及びステータコアに巻き付けたステータ巻線を有するステータと、ロータと、ロータの磁界極性を検出して、対応する信号を出力するように構成された磁気センサと、磁気センサから出力された信号に基づきロータを駆動して、ステータに対して回転させるように構成されたモータ駆動回路とを含む。ロータの休止位置にて、磁気センサは、ロータの極性軸線に対して進角で配置されてモータに高い始動トルクをもたらす。
【選択図】図1

Description

[0001] この本開示は、モータに、より詳しくは始動トルクが高いモータ、及びモータを使用する応用装置に関する。
[0002] 同期モータの始動プロセスの間、ステータの電磁石は、交番磁界を発生させ、永久磁石式ロータを引きずって振動させる。ロータが十分な運動エネルギを得れば、ロータの振動振幅は増加し続け、最終的にロータの回転速度は、急速に加速してステータの交番磁界と同期する。
[0003] 実際には、モータが休止位置から始動するとき、ステータ巻線内の電流は、ステータ巻線の物理的性質のせいで突然に変化せず、そのためステータ巻線の電流はゆっくり増える。モータへの入力電力Pinputもゆっくり増え、VBemfを逆起電力とし、Imotorをステータ巻線内の電流とすると、入力電力Pinputは、入力電力Pinput=VBemfxImotorで表現できる。入力電力Pinputが、モータのシャフトとシャフトスリーブとの間の始動摩擦、及びポンプ又はファンのようなモータ負荷の慣性に打ち勝つほど十分に大きくなければ、モータは、給電されても静止状態のままであり、正常に始動することができない。
[0004] 従って、モータ及びモータを採用する応用装置に対する要望がある。
[0005] 1つの態様によれば、モータが提供され、モータは、ステータ、ロータ、磁気センサ、及びモータ駆動回路を含む。ステータは、ステータコアと、ステータコアに巻き付けたステータ巻線とを含む。磁気センサは、ロータの磁界極性を検出して、対応する信号を出力するように構成される。モータ駆動回路は、磁気センサから出力された信号に基づきロータを駆動して、ステータに対して回転させるように構成される。ロータの休止位置にて、磁気センサは、ロータの極性軸線に対して進角で配置される。
[0006] ロータが反時計方向に回転する場合、磁気センサは、ロータの極性軸線に対して反時計方向のオフセットで配置されて進角を形成し、ロータが時計方向に回転する場合、磁気センサは、ロータの極性軸線に対して時計方向のオフセットで配置されて進角を形成することが好ましい。
[0007] Nをロータの対の磁極の数とすると、進角の電気角は90/N度未満であることが好ましい。
[0008] 進角の電気角は、15度以上かつ45度以下であることが好ましい。
[0009] 進角の電気角は、15度、20度、25度、30度、35度又は40度であることが好ましい。
[0010] モータ駆動回路は、制御可能な双方向交流スイッチ及び切換制御回路を備え、制御可能な双方向交流スイッチ及びステータ巻線は、交流電源の2つの端子間に直列に接続され、切換制御回路は、磁気センサから出力された信号及び交流電源の現在の電圧極性に基づき、制御可能な双方向交流スイッチを制御してオン又はオフさせ、それによりモータを制御して所定方向に回転させるように構成されることが好ましい。
[0011] 切換制御回路は、交流電源が正の半周期にあり、ロータの磁界は第1の極性であることを磁気センサが検出した場合、又は交流電源が負の半周期にあり、ロータの磁界は第1の極性とは反対の第2の極性であることを磁気センサが検出した場合、制御可能な双方向交流スイッチをオンさせ、及び交流電源が負の半周期にあり、ロータの磁界は第1の極性であることを磁気センサが検出した場合、又は交流電源が正の半周期にあり、ロータの磁界は第2の極性であることを磁気センサが検出した場合、制御可能な双方向交流スイッチをオフさせるように構成されることが好ましい。
[0012] 磁気センサに直流電圧を供給するために少なくとも構成された整流回路をさらに備え、整流回路は、第1のノード及び第2のノードにそれぞれ接続された2つの入力端子を備え、ステータ巻線及び制御可能な双方向交流スイッチは、第1のノードと第2のノードとの間に直列に接続され、交流電源は、第1のノードと第2のノードとの間に接続されることが好ましい。
[0013] 磁気センサに直流電圧を供給するために少なくとも構成された整流回路をさらに備え、整流回路は、第1のノード及び第2のノードにそれぞれ接続された2つの入力端子を備え、交流電源及びステータ巻線は、第1のノードと第2のノードとの間に直列に接続され、制御可能な双方向交流スイッチは、第1のノードと第2のノードとの間に接続されることが好ましい。
[0014] モータはブラシレス直流モータであることが好ましい。
[0015] 別の態様によれば、応用装置が提供され、応用装置は上述したモータを備える。
[0016] 応用装置はファン、水ポンプ、又は電気自動車であることが好ましい。
[0017] 本開示の実施形態では、磁気センサは、ロータの極性軸線に対して進角で配置されるため、位置センサがロータの磁界を検出する時間が延び、電流は、ステータ巻線内に早く又はより長い時間の間流れ、従ってモータへの入力電力を高める。そのため、モータは、モータの始動摩擦及び負荷の慣性に打ち勝つ高い始動トルクを発生して、うまく始動する。それに応じてモータ効率が向上する。
[0018] 以下に、発明の好ましい実施形態が、添付図面の各図を参照して、ほんの一例として説明される。各図において、2つ以上の図に現われる同一の構造、要素又は部品には、それらが現われる全ての図で一般に同じ参照符号が付される。各図に示す構成部品及び機能の寸法は、一般に表現の便宜及び明確性のために選ばれ、必ずしも一定の縮尺で示さない。各図を以下に列挙する。
本開示の好ましい典型的な実施形態によるモータの概略図である。 本開示の第1の実施形態による図1のモータのモータ駆動回路のブロック図である。 本開示の第2の実施形態による図1のモータのモータ駆動回路のブロック図である。 本開示の好ましい典型的な実施形態による図2のモータ駆動回路の回路図である。 ある実施形態による図2の切換制御回路の代替回路図である。 別の実施形態による図3の切換制御回路の代替回路図である。 さらに別の実施形態による図4の切換制御回路の代替回路図である。 従来の技術によるモータの入力電力の比較図である。 本開示の実施によるモータの入力電力の比較図である。 モータのロータが4つの磁極を有する、ある実施形態によるモータの磁気センサの位置を示す図である。 モータのロータが8つの磁極を有する、別の実施形態によるモータの磁気センサの位置を示す図である。
[0027] 主題が、添付図面及び好ましい実施形態と併せて説明される。説明した実施形態は、本開示の実施形態のほんの一部に過ぎず、全てではない。本開示の実施形態に基づき、当業者によって創造的作業なしに得られる他の全ての実施形態は、本開示の保護範囲内に属する。図面は、参考を提供することのみを意図し、発明を限定することを意図しないことを理解されたい。図面に示した寸法は、単に説明の便利のためであり、限定することを意図しない。
[0028] ある構成部品が別の構成部品に「固定された」ことを考えるとき、ある構成部品は、別の構成部品に直接固定することができ、又は中間の構成部品を有し得ることにも注意されたい。本明細書で用いる全ての技術用語及び科学用語は、別段の定めがない限り、当業者によって通常理解されるのと同じ意味を有する。本開示の明細書で用いる用語は、特定の実施形態を説明することを目的とし、発明を限定することを意図しない。
[0029] 図1は、本開示の実施形態によるモータ10を概略的に示す。モータ10は同期モータを例に挙げる。モータ10は、ステータと、ステータの磁極内に回転可能に配置された永久磁石式ロータ14とを含む。ステータは、ステータコア12と、ステータコア12上に巻き付けたステータ巻線16とを含む。ロータ14は永久磁石式ロータである。
[0030] この実施形態では、ロータ14は、例として2つの磁極を有する。各磁極は、希土類元素から抽出したネオジム磁石原料から作り、又はゴムでさらに包装してより耐久性を持たせることができる。ロータ14の極性軸線Rは、ロータ14の直径に沿った2つの対称な磁極(この実施形態では2つの磁石)の2つの中央を通過する仮想接続線を指す。ステータの中央軸線は、ステータの直径に沿った2つの対称な磁極の2つの中心を通過する仮想接続線を指す。ステータ極の極弧面は、ロータと同心であり、一定の主空隙を形成することが好ましい。極弧面は内向きにくぼんだ始動溝(図示しない)を定め、その結果始動溝とロータ14の外側面との間に不均一な空隙が定まる。そのため、ロータ14の休止時、ロータ14の極性軸線Rは、ステータの中央軸線に対して角度的にオフセットしており、従ってステータ巻線16が通電されるごとに、ロータ14は一定の始動位置をとる。他の実施形態では、ロータは4つ又は6つの磁極のような、2つよりも多い磁極も有し得ることを理解されたい。ステータは、2つ、4つ、6つ又はそれよりも多い磁極を有することができる。
[0031] ステータ上に/及び内でロータ14に近い位置に磁気センサ20が配置される。磁気センサ20は、ロータ14の磁界極性及び磁界極性の変化を検出するために構成される。ロータ14の休止位置にて、磁気センサ20は、ロータ14の極性軸線Rに対してオフセットで配置されて進角αを形成する。ロータ14が反時計方向に回転するのであれば、磁気センサ20は、ロータ14の極性軸線Rに対して反時計方向にオフセットして配置される。ロータ14が時計方向に回転するのであれば、磁気センサ20は、ロータ14の極性軸線Rに対して時計方向にオフセットして配置される。ロータ14の磁極の対の数をNとすると、進角αの電気角は、90/N度以下にすることができる。Nはロータ14の磁極の数であることが好ましい。この実施形態では、進角αの電気角は、90度よりも小さくかつ0度よりも大きい。進角αの電気角は、15度以上かつ45度以下であることが好ましい。進角αの電気角は、15度、20度、25度、30度、35度又は40度であることがより好ましい。
[0032] 図2は、本開示の第1の実施形態によるモータ10のモータ駆動回路のブロック図である。モータ駆動回路19は、磁気センサ20、整流回路28、制御可能な双方向交流スイッチ26、及び切換制御回路30を含む。モータ10のステータ巻線16、モータ10を始動又は停止するための電源スイッチ25、及び交流電源24は、第1のノードAと第2のノードBとの間に直列に接続される。制御可能な双方向交流スイッチ26の2つの端子が、第1のノードA及び第2のノードBにそれぞれ接続される。整流回路28の第1の入力端I1及び第2の入力端I2が、第1のノードA及び第2のノードBにそれぞれ接続される。第1の入力端I1は、抵抗器R0を介して第1のノードAに接続されることが好ましい。
[0033] 整流回路28は、交流電力を低電圧直流電力に変換するために構成される。磁気センサ20は、低電圧直流電源によって給電され、ロータ14の磁界極性を検出するために構成され、その出力端子にて対応する信号を出力する。ロータ14の検出された磁界極性は、ロータ14の磁極の位置を反映することができ、そのために磁気センサ20は、位置センサと呼ぶこともできる。切換制御回路30は、整流回路28及び磁気センサ20に接続される。切換制御回路30の出力端子Poutは、制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子に接続される。切換制御回路30は、磁気センサ20によって検出されたロータ14の磁界極性及び交流電源24の電圧極性に基づき、制御可能な双方向交流スイッチ26を制御して、スイッチオン状態とスイッチオフ状態との間で所定の様式で切り換えるように構成される。その結果、ステータ巻線16は、ロータ14を引きずって所定の始動方向に回転させる。図1に示す実施形態では、ロータ14は反時計方向に回転する。
[0034] 交流電源24は、例えば220V又は230Vである商用交流電源、又はインバータから出力された交流電源にすることができる。磁気センサ20はホールセンサであることが好ましい。
[0035] 他の実施形態では、図3を参照して、ステータ巻線16及び制御可能な双方向交流スイッチ26は、第1のノードAと第2のノードBとの間に直列に接続される。交流電源24の第1の端子は、電力スイッチ25を介して第1のノードAに接続され、交流電源24の第2の端子は、第2のノードBに接続される。このように、ステータ巻線16及び制御可能な双方向交流スイッチ26は、依然として交流電源24の第1の端子と第2の端子との間に接続されている。
[0036] 図4を参照すると、それは、本開示の好ましい典型的な実施形態による、図2のモータ駆動回路19の回路図である。整流回路28は、4つのダイオードD2、D3、D4及びD5を含む。ダイオードD2の陰極は、ダイオードD3の陽極に接続される。ダイオードD3の陰極は、ダイオードD4の陰極に接続される。ダイオードD4の陽極は、ダイオードD5の陰極に接続される。ダイオードD5の陽極は、ダイオードD2の陽極に接続される。ダイオードD2の陰極は、整流回路28の第1の入力I1であり、抵抗器R0を介してモータ10のステータ巻線16に接続される。ダイオードD4の陽極は、整流回路28の第2の入力端子I2であり、交流電源24に接続される。ダイオードD3の陰極は、整流回路28の第1の出力端O1であり、ホールセンサ22及び切換制御回路30に接続される。ダイオードD5の陽極は、整流回路28の第2の出力端O2であり、ホールセンサ22に接続される。第1の出力端O1は、比較的高い直流動作電圧を出力する。第2の出力端O2は、比較的低い直流動作電圧を出力する。整流回路28の第1の出力端O1と第2の出力端O2との間にツェナーダイオードZ1のような電圧安定化回路が接続されることが好ましい。ツェナーダイオードZ1の陽極は、第2の出力端O2に接続され、ツェナーダイオードZ1の陰極は、第1の出力端O1に接続される。
[0037] この実施形態では、ホールセンサ22は、電力端子VCC、接地端子GND及び出力端子H1を含む。電源端子VCCは、整流回路28の第1の出力端O1に接続される。接地端子GNDは、整流回路28の第2の出力端O2に接続される。出力端子H1は、切換制御回路30に接続される。ホールセンサ22が正常に給電された場合、すなわち、電力端子VCCは比較的高電圧を受け取り、接地端子GNDは比較的低電圧を受け取る場合、ホールセンサ22の出力端子H1は、ロータ14の磁界がN極であることを検出したとき論理ハイレベルを出力し、ロータ14の磁界がS極であることを検出したとき論理ローレベルを出力する。
[0038] 切換制御回路30は、制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子Gへの電流が流れる第1の電流路と、制御端子Gからの電流が流れる第2の電流路とを含む。第1の電流路は、制御端子Gと整流回路28の第1の出力端O1との間に接続される。第2の電流路は、制御端子Gと整流回路28の第2の出力端O2との間に接続される。切換制御回路30は、第1のスイッチ及び第2のスイッチをさらに含む。第1のスイッチは第1の電流路に接続される。第2のスイッチは第2の電流路に接続される。
[0039] この実施形態では、制御可能な双方向交流スイッチ26は、トリオード交流半導体スイッチ(トライアック)である。トライアックの2つの陽極T1、T2は、第1のノードA及び第2のノードBにそれぞれ接続される。切換制御回路30は、第1の端子と、第2の端子と、切換制御回路30の出力端子Poutである第3の端子とを含む。第1の端子は、整流回路28の第1の出力端O1に接続され、第2の端子は、ホールセンサ22の出力端子H1に接続され、第3の端子は、トライアックの制御端子Gに接続される。切換制御回路30は、抵抗器R2と、第1のスイッチとしてのNPNトランジスタQ1と、第2のスイッチとしてのダイオードD1と、抵抗器R1とを含む。ダイオードD1及び抵抗器R1は、ホールセンサ22の出力端子H1とトライアックの制御端子Gとの間に直列に接続される。ダイオードD1の陰極は、切換制御回路30の第2の端子であり、ホールセンサ22の出力端子H1に接続される。抵抗器R2の一方の端子は、整流回路28の第1の出力端O1に接続され、抵抗器R2の他方の端子は、ホールセンサ22の出力端子H1に接続される。NPNトランジスタQ1のベースは、ホールセンサ22の出力端子H1に接続され、NPNトランジスタQ1のエミッタは、ダイオードD1の陽極に接続され、NPNトランジスタQ1のコレクタは、切換制御回路30の第1の端子としての整流回路28の第1の出力端O1に接続される。トライアックの制御端子Gに接続された抵抗器R1の端部は、切換制御回路30の第3の端子である。
[0040] 制御可能な双方向交流スイッチ26はまた、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ、シリコン制御整流器、双方向トリオードサイリスタ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、バイポーラ接合トランジスタ、サイリスタ、及び光カプラのうちの1つ以上によって形成できることを理解されたい。実施例は以下を含み、すなわち、2つの金属酸化膜半導体電界効果トランジスタが制御可能な双方向交流スイッチを形成でき、2つのシリコン制御整流器が制御可能な双方向交流スイッチを形成でき、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタが制御可能な双方向交流スイッチを形成でき、2つのバイポーラ接合トランジスタが制御可能な双方向交流スイッチを形成できる。
[0041] 図5を参照して、実施形態では、第1のスイッチ31及び第2のスイッチ32は、一対の相補的な半導体スイッチである。第1のスイッチ31はローレベルによってオンすることができ、第2のスイッチ32はハイレベルによってオフすることができる。第1のスイッチ31及び切換制御回路30の出力端子Poutは、第1の電流路で接続される。第2のスイッチ32及び切換制御回路30の出力端子Poutは、第2の電流路で接続される。2つのスイッチ31、32の制御端子は、両方とも磁気センサ20に接続される。第1のスイッチ31の電流入力端子は、比較的高電圧に接続されて、整流回路28の第1の出力端O1に接続されることが好ましい。第1のスイッチ31の電流出力端子は、第2のスイッチ32の電流出力端子に接続される。第2のスイッチ32の電流出力端子は、比較的低電圧に接続され、整流回路28の第2の出力端O2に接続されることが好ましい。磁気センサ20が論理ローレベルを出力する場合、第1のスイッチ31がオンし、第2のスイッチ32がオフし、電流は、第1のスイッチ31を介して比較的高電圧から切換制御回路30の出力端子Poutに流れる。磁気センサ20が論理高レベルを出力する場合、第2のスイッチ32がオンし、第1のスイッチ31がオフし、電流は、第2のスイッチ32を介して切換制御回路30の出力端子Poutから比較的低電圧に流れる。第1のスイッチ31は、正チャネルのMOSFETにできる。第2のスイッチ32は、負チャネルのMOSFETにできる。他の実施形態では、2つのスイッチ31、32は、接合型電界効果トランジスタ(JFET)のような他のタイプの半導体スイッチにもできることを理解されたい。
[0042] 代替実施形態では、切換制御回路30は、ただ1つのスイッチと、上述した第1の電流路及び第2の電流路とを備えることもできる。スイッチは、第1の電流路及び第2の電流路の一方に配置される。スイッチは、第1の電流路及び第2の電流路が選択的にオンするように、磁気センサ20によって制御される。
[0043] 図6を参照して、この実施形態では、切換制御回路33は、一方向伝導スイッチ33及び抵抗器R4を含む。一方向伝導スイッチ33はダイオードであることが好ましい。磁気センサ20の出力端子は、ダイオードの陽極及び陰極を介して、切換制御回路30の出力端子Poutに接続される。抵抗器R4は、一方向伝導スイッチ33と並列に接続される。一方向伝導スイッチ33及び出力端子Poutは、第1の電流路で接続される。抵抗器R4及び出力端子Poutは、第2の電流路で接続される。磁気センサ20が論理ハイレベルを出力する場合、一方向伝導スイッチ33がオンし、磁気センサ20から出力端子Poutに電流が流れる。磁気センサ20が論理ローレベルを出力する場合、一方向伝導スイッチ33がオフし、電流は、抵抗器R4を介して出力端子Poutから磁気センサ22に流れる。代替実施形態では、抵抗器R4は、一方向伝導スイッチ33と逆並列に接続された別の一方向伝導スイッチにすることもできる。このように、出力端子Poutから流れ出る電流と、出力端子Poutに流れ込む電流とは、比較的平衡を保つ。
[0044] 図7を参照して、この実施形態では、切換制御回路30は、磁気センサ20の出力端子と出力端子Poutとの間に逆直列に接続されたダイオード34及びダイオード35と、磁気センサ20の出力端子と出力端子Poutとの間に接続された抵抗器R5と、電源とダイオード34及び35の共通のノードとの間に接続された抵抗器R6とを含む。ダイオード34の陰極は、磁気センサ20の出力端子に接続される。電源は、整流回路28の第1の出力端O1から得ることが好ましい。ダイオード34は、磁気センサ20によって制御される。磁気センサ20が論理ハイレベルを出力する場合、ダイオード34はオフし、電流は、抵抗器R6及びダイオード35を介して電源から出力端子Poutに流れる。磁気センサ20が論理ローレベルを出力する場合、電流は、抵抗器R5を介して出力端子Poutから磁気センサ20に流れる。
[0045] 上記実施形態では、切換制御回路30は、交流電源が正の半周期にあり、ロータ14の磁界は第1の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、又は交流電源が負の半周期にあり、ロータ14の磁界は第1の極性とは反対の第2の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、制御可能な双方向交流スイッチ26をオンさせ、及び交流電源が負の半周期にあり、ロータ14の磁界は第1の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、又は交流電源が正の半周期にあり、ロータ14の磁界は第2の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、制御可能な双方向交流スイッチ26をオフさせるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の極性はN極であり、第2の極性はS極である。他のいくつかの実施形態では、第1の極性はS極とし、第2の極性はN極にすることができる。
[0046] 制御可能な双方向交流スイッチ26がオン状態である場合、切換制御回路30は、電流方向を制御して、整流回路28の第1の出力端O1から制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子に流れる第1の状態と、制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子から整流回路28の第2の出力端子O2に流れる第2の状態との間で切り換える。いくつかの実施形態では、第1の状態は、直ちに第2の状態に切り換えることができる。いくつかの好ましい実施形態では、第1の状態と第2の状態との間に時間間隔を定める。時間間隔中に、制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子を電流が流れない。
[0047] 具体的には、交流電源24が正の半周期にあり、ロータ14の磁界は第1の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、電流は、整流回路28の第1の出力端O1から制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子に流れる。交流電源24が負の半周期にあり、ロータ14の磁界は第2の極性であることを磁気センサ20が検出した場合、電流は、制御可能な双方向交流スイッチ26の制御端子から整流回路28の第1の出力端O2に流れる。
[0048] 図8A及び図8Bを参照して、曲線S1は逆起電力を表し、曲線S2はステータ巻線中の電流を表し、曲線S3は磁気センサによって出力された信号を表し、図中の影はモータの入力電力Pinputを表す。
[0049] モータが始動するとき、電力スイッチ25がオンしてモータは給電される。磁気センサ20は、ロータの磁界がN極であり、交流電源24は正の半周期にあることを検出する。結果として、切換制御回路30は、信号を出力して制御可能な双方向交流スイッチ26をオンするので、ステータ巻線16中の電流は徐々に増加する。磁気センサ20は、ロータ14の極性軸線Rに対して反時計方向のオフセットで配置されて進角を形成するので、位置センサ20がN極を検出する時間は、磁気センサがロータの極性軸線Rに配置された(図8Aに示す)従来技術によるデザインのそれと比較して延びる。図8Aと図8Bとの比較から分かるように、図8Bの影の領域、すなわち入力電力Pinput(入力電力Pinput=VBemfxImotorであり、式中VBemfは逆起電力、Imotorはステータの巻線電流である)は、図8A中の影の領域と比べて大幅に増加している。入力電力Pinputは、それによってモータが機械的仕事を発生する手段である。入力電力Pinputが増加したので、モータの始動摩擦、及びポンプ又はファンのようなモータ負荷の慣性に打ち勝つほどの大きな始動トルクがもたらされ、その結果モータは、うまく始動して加速することができる。
[0050] ロータ14は複数の磁極を有し得ることを理解されたい。例えば、図9に示すように、ロータ14は、4つの磁極及び2つの磁性軸線R91、R92を有することができる。図10に示すように、ロータ14は、8つの磁極と、4つの磁性軸線R101、R102、R103、及びR104とを有することもできる。これらの実施形態では、ロータ14の休止位置にて、磁気センサ20は、何れか1つのロータ14の磁性軸線に対してオフセットで配置して進角αを形成することができ、それによって磁気センサ20がロータ14の電流磁界を検出する時間が延び、従って高い始動トルクをもたらすことができる。
[0051] ロータ14は、フェライト、ネオジム鉄ホウ素、及びアルニコのような他の材料でも作り得ることを理解されたい。逆起電力VBemfの波形は、異ならせて例えば正弦波形にすることもできる。
[0052] 上記実施形態では、整流回路28はフルブリッジ整流回路である。他の実施形態では、ハーフブリッジ整流回路、全波整流回路、半波整流回路又は同様なものを採用できる。実施形態では、整流された電圧は、ツェナーダイオードZ1を介して安定される。他の実施形態では、電圧は、3つの端子電圧安定器のような他の電子部品によって安定することができる。
[0053] モータ駆動回路19は、集積回路内に全体的に又は部分的に統合でき、それは、例えば単一の特定用途向け集積回路チップによって達成でき、それによって回路のコストを下げ、しかも回路の信頼度を上げることを理解されたい。集積回路は、ハウジングと、ハウジングから延びる複数のピンと、ハウジング内にカプセル化された半導体基板とを含む。モータ駆動回路19のうち集積回路内にカプセル化された部分は、半導体基板上に配置される。モータ駆動回路19は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ゲートアレイ論理(GAL)、プログラム可能なアレイ論理(PAL)、プログラム可能論理デバイスなど(PLD)のような、プログラム可能な集積回路にすることができる。
[0054] いくつかの実施形態では、整流回路28、磁気センサ20及び切換制御回路30は、集積回路に統合される。他のいくつかの実施形態では、磁気センサ20及び切換制御回路30は、集積回路内で統合され、整流回路28及び制御可能な双方向交流スイッチ26は、集積回路の外部に配置される。科学及び技術の発展につれて、切換制御回路30及びモータ駆動回路19内のより機能的な回路が、FPGAのようなプログラム可能な集積回路によって実施できることも理解されたい。
[0055] 本開示の実施形態に説明されたモータは、ファン、水ポンプ、及び電気自動車(電気自動車は、低電圧又は高電圧の交流電源を含み、そうでなければ、永久磁石式交流モータを駆動するためにインバータが必要となる)を駆動するのに適することを理解されたい。本開示の実施形態によるモータは、同期モータ及びブラシレス直流(BL直流)モータのような永久磁石式ロータを備えた交流モータである。本開示の実施形態によるモータは、単相同期モータ及び単相BL直流モータのような、永久磁石ロータを持つ単相交流モータであることが好ましい。モータが同期モータであるとき、交流電源は、商用交流電源にすることができる。モータがBL直流モータであるとき、交流電源は、インバータによって供給できる。
[0056] 本開示の実施形態では、磁気センサ20は、ロータ14の極性軸線に対してオフセットで配置されて進角αを形成するため、位置センサ20がロータの磁界を検出する時間が延び、電流は、ステータ巻線16内に早く又はより長い時間の間流れ、従ってモータ10への入力電力Pinputを高める。そのため、モータは、モータの始動摩擦及び負荷の慣性に打ち勝つ高い始動トルクを発生して、うまく始動する。それに応じてモータ効率が向上する。
[0057] 上記説明は、本開示の好ましい実施形態に過ぎず、本開示を限定することを意図しない。本開示の精神及び原理内でなされるあらゆる変更点、均等物、修正点及び同様なものは、本開示の保護範囲内に属するものとする。
10 モータ
12 ステータコア
14 ロータ
16 ステータ巻線
20 磁極センサ
R 磁性軸線
α 進角

Claims (9)

  1. モータであって、
    ステータコア及び前記ステータコアに巻き付けたステータ巻線を備えるステータと、
    ロータと、
    前記ロータの磁界極性を検出して、対応する信号を出力するように構成された磁気センサと、
    前記磁気センサから出力された前記信号に基づき前記ロータを駆動して、前記ステータに対して回転させるように構成されたモータ駆動回路とを備え、
    前記ロータの休止位置にて、前記磁気センサは、前記ロータの極性軸線に対して進角で配置されることを特徴とするモータ。
  2. 前記ロータが反時計方向に回転する場合、前記磁気センサは、前記ロータの前記極性軸線に対して反時計方向のオフセットで配置されて前記進角を形成し、前記ロータが時計方向に回転する場合、前記磁気センサは、前記ロータの前記極性軸線に対して時計方向のオフセットで配置されて前記進角を形成する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ロータの対の磁極の数をNとすると、前記進角の電気角は90/N度未満である、請求項1に記載のモータ。
  4. 前記モータ駆動回路は、制御可能な双方向交流スイッチ及び切換制御回路を備え、前記制御可能な双方向交流スイッチ及び前記ステータ巻線は、交流電源の2つの端子間に直列に接続され、前記切換制御回路は、前記磁気センサから出力された信号及び前記交流電源の現在の電圧極性に基づき、前記制御可能な双方向交流スイッチを制御してオン又はオフさせ、それにより前記モータを制御して所定方向に回転させるように構成される、請求項1に記載のモータ。
  5. 前記切換制御回路は、前記交流電源が正の半周期にあり、前記ロータの前記磁界は第1の極性であることを前記磁気センサが検出した場合、又は前記交流電源が負の半周期にあり、前記ロータの前記磁界は前記第1の極性とは反対の第2の極性であることを前記磁気センサが検出した場合、前記制御可能な双方向交流スイッチをオンさせ、及び前記交流電源が負の半周期にあり、前記ロータの前記磁界は第1の極性であることを前記磁気センサが検出した場合、又は前記交流電源が正の半周期にあり、前記ロータの前記磁界は前記第2の極性であることを前記磁気センサが検出した場合、前記制御可能な双方向交流スイッチをオフさせるように構成される、請求項4に記載のモータ。
  6. 前記磁気センサに直流電圧を供給するために少なくとも構成された整流回路をさらに備え、前記整流回路は、第1のノード及び第2のノードにそれぞれ接続された2つの入力端子を備え、前記ステータ巻線及び前記制御可能な双方向交流スイッチは、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に直列に接続され、前記交流電源は、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続される、請求項5に記載のモータ。
  7. 前記磁気センサに直流電圧を供給するために少なくとも構成された整流回路をさらに備え、前記整流回路は、第1のノード及び第2のノードにそれぞれ接続された2つの入力端子を備え、前記交流電源及び前記ステータ巻線は、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に直列に接続され、前記制御可能な双方向交流スイッチは、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続される、請求項5に記載のモータ。
  8. 前記モータはブラシレス直流モータである、請求項1に記載のモータ。
  9. 請求項1に記載のモータを備えることを特徴とする応用装置。
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